JPS6088243A - バランサ装置 - Google Patents
バランサ装置Info
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- JPS6088243A JPS6088243A JP19450483A JP19450483A JPS6088243A JP S6088243 A JPS6088243 A JP S6088243A JP 19450483 A JP19450483 A JP 19450483A JP 19450483 A JP19450483 A JP 19450483A JP S6088243 A JPS6088243 A JP S6088243A
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- balancer
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Links
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/22—Compensation of inertia forces
- F16F15/26—Compensation of inertia forces of crankshaft systems using solid masses, other than the ordinary pistons, moving with the system, i.e. masses connected through a kinematic mechanism or gear system
- F16F15/264—Rotating balancer shafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
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- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は農用トラクタ用エンジン等に適シタバランサ装
置に関する。
置に関する。
(従来技術)
従来例を第1図により説明する。直列4気筒エンジンの
縦断側面部分図である第1図において、パランサシャフ
トlは両端部がバフンサケース2の軸受ポス3.4によ
り第2気筒及び第3気筒(中心をA2.A3で示す)の
下方で支持されており、一方のポス3から突出したジャ
7)1の端部に固定したバランサ被動ギヤ6が第3気筒
(A3)のクランクアーム7に設けたバランサ駆動ギヤ
8と噛み合っている。又パランサウェイト9は両ボス3
.4間においてシャフトlに設けである。ところが上記
構造によるとウェイト9の全長L″が短く、気筒間間隔
Sよりも小さくなるので、ウェイト9により充分なバラ
ンス力を発生させるためには、ウェイト9の回転半径R
′を大きく設定する必要があり、次のような不具合が生
じる。
縦断側面部分図である第1図において、パランサシャフ
トlは両端部がバフンサケース2の軸受ポス3.4によ
り第2気筒及び第3気筒(中心をA2.A3で示す)の
下方で支持されており、一方のポス3から突出したジャ
7)1の端部に固定したバランサ被動ギヤ6が第3気筒
(A3)のクランクアーム7に設けたバランサ駆動ギヤ
8と噛み合っている。又パランサウェイト9は両ボス3
.4間においてシャフトlに設けである。ところが上記
構造によるとウェイト9の全長L″が短く、気筒間間隔
Sよりも小さくなるので、ウェイト9により充分なバラ
ンス力を発生させるためには、ウェイト9の回転半径R
′を大きく設定する必要があり、次のような不具合が生
じる。
すなわちケース2の下側のオイルパン10には潤滑油が
溜めてあり、潤滑油の油面はロス馬力の低減等を図るた
めにギヤ6よりも下側に設定する必要がある。従ってオ
イルパンエ0に充分な鰍の潤滑油を溜めるにはケース2
からオイルパン10の底壁までの距@hを大きく設定す
る必要がある。一方、従来品では回転半径R′が大きい
のでケース2の上下幅も大きくなり、クランクアーム7
等との干渉を防止するにはケース2を低い位@に設置し
なければならない。従ってオイルパンlOの底壁は低い
位置にあるケース2から更に下方へ大きく離れて位置す
ることになり、そのような構造を農用トラクタ等に採用
すると、オイルパン10部分での車体最低地上高が小さ
くなるという問題が生じる。又第1図のVl −VI矢
視略図である第6図の如く、 オイルパンlOの下方に
プロペラシャフト11を通した前輪駆動式の農用トラク
タでは、充分な潤滑油容量を確保するだめにシャフトl
lの両側においてオイルパンlOを下方へ張り出させる
必要があり、オイルパンlOの形状が複雑になって加工
が難しいという問題がある。
溜めてあり、潤滑油の油面はロス馬力の低減等を図るた
めにギヤ6よりも下側に設定する必要がある。従ってオ
イルパンエ0に充分な鰍の潤滑油を溜めるにはケース2
からオイルパン10の底壁までの距@hを大きく設定す
る必要がある。一方、従来品では回転半径R′が大きい
のでケース2の上下幅も大きくなり、クランクアーム7
等との干渉を防止するにはケース2を低い位@に設置し
なければならない。従ってオイルパンlOの底壁は低い
位置にあるケース2から更に下方へ大きく離れて位置す
ることになり、そのような構造を農用トラクタ等に採用
すると、オイルパン10部分での車体最低地上高が小さ
くなるという問題が生じる。又第1図のVl −VI矢
視略図である第6図の如く、 オイルパンlOの下方に
プロペラシャフト11を通した前輪駆動式の農用トラク
タでは、充分な潤滑油容量を確保するだめにシャフトl
lの両側においてオイルパンlOを下方へ張り出させる
必要があり、オイルパンlOの形状が複雑になって加工
が難しいという問題がある。
更に第1図の如く軸受ボス3.4の内径がウェイト9の
直径よりも小さくなるので、シャフト9をケース2Iこ
嵌め込むためにケース2を2個の部分13.14に分け
て合せ面12で組み合わせる必要があり、ケース2の加
工や組立て1こ手間が掛かり、特に両方のポス3.4を
同志に組み立てる作業が難しくなる。
直径よりも小さくなるので、シャフト9をケース2Iこ
嵌め込むためにケース2を2個の部分13.14に分け
て合せ面12で組み合わせる必要があり、ケース2の加
工や組立て1こ手間が掛かり、特に両方のポス3.4を
同志に組み立てる作業が難しくなる。
(発明の目的)
本発明は上記従来の不具合を解決することを目(発明の
構成) 本発明は気筒の下方にバランサウェイトを設け、コネク
ティングロッド大端部の移動範囲とバランサウェイトの
移動範囲を部分的に重複させ、上記大端部が上記重複移
動範囲を通過する時期とバランサウェイトが上記重複移
動範囲を通過する時期とを互にずらせたことを特徴とし
ている。
構成) 本発明は気筒の下方にバランサウェイトを設け、コネク
ティングロッド大端部の移動範囲とバランサウェイトの
移動範囲を部分的に重複させ、上記大端部が上記重複移
動範囲を通過する時期とバランサウェイトが上記重複移
動範囲を通過する時期とを互にずらせたことを特徴とし
ている。
(実施例)
第2図においてN1− N4は直列に配置された第1〜
第4気筒の中心で、第1気筒(Nl ) が図示されて
いないフライホイールに最も近い位置にある。o−0は
クランク軸30の中心、M−Mは4気f@(Nx−N4
)全体の中心である。31,32゜33は第1〜第4気
筒(J−N4)間に設けた主軸受台で、それぞれ軸受メ
タル35を介してクランク軸30を下方から支持してお
り、ポルl−361こよりシリンダグロックの軸受部(
図示せず)の下面に固定されている。
第4気筒の中心で、第1気筒(Nl ) が図示されて
いないフライホイールに最も近い位置にある。o−0は
クランク軸30の中心、M−Mは4気f@(Nx−N4
)全体の中心である。31,32゜33は第1〜第4気
筒(J−N4)間に設けた主軸受台で、それぞれ軸受メ
タル35を介してクランク軸30を下方から支持してお
り、ポルl−361こよりシリンダグロックの軸受部(
図示せず)の下面に固定されている。
40はクランク軸30と平行なバランサシャフトで、両
端近傍に設けた大径部41.42がブツシュ43ヲ介シ
てバランサケース45の軸受ポス46.47に支持され
ている。大径部41及びポス46は主軸受台31の下方
、すなわち第1気筒(Nz )と第2気筒(N2)の間
の主軸受台31の下方に設けである。大径部42及びポ
ス47は主軸受台33の下方、すなわち第3気筒(N3
)と第4気筒(N4)の間の主軸受台33の下方に設け
である。バランサウェイト49はシャフト400両大径
部41.42の間の部分に形成されており、第2気筒(
N2)及び第3気筒(N3)の下方に位置して全体重心
が気筒全体の中心M−Mと一致している。
端近傍に設けた大径部41.42がブツシュ43ヲ介シ
てバランサケース45の軸受ポス46.47に支持され
ている。大径部41及びポス46は主軸受台31の下方
、すなわち第1気筒(Nz )と第2気筒(N2)の間
の主軸受台31の下方に設けである。大径部42及びポ
ス47は主軸受台33の下方、すなわち第3気筒(N3
)と第4気筒(N4)の間の主軸受台33の下方に設け
である。バランサウェイト49はシャフト400両大径
部41.42の間の部分に形成されており、第2気筒(
N2)及び第3気筒(N3)の下方に位置して全体重心
が気筒全体の中心M−Mと一致している。
シャフト40は大径部41.42から突出した小径端部
50.51を備え、端部50にバランサ被動ギヤ52が
位置決めビン53を利用して嵌合され、端部50の先端
ねじ部に嵌合したナツト55により固定されている。被
動ギヤ52は大径部41の端面fこ押し付けられた状態
でナラ)551こより固定されており、ポス46の端面
に対しては隙間lを隔てている。被動ギヤ52は上方の
バランサ駆動ギヤ56と噛み合っている。駆動ギヤ56
はクランクアーム57の外周に設けられており、 より
正確には第1気筒(Nl)の両クランクアーム57(一
方のみ図示)の内、第2気筒(N2)側のクランクアー
ム57の外周に設けである。
50.51を備え、端部50にバランサ被動ギヤ52が
位置決めビン53を利用して嵌合され、端部50の先端
ねじ部に嵌合したナツト55により固定されている。被
動ギヤ52は大径部41の端面fこ押し付けられた状態
でナラ)551こより固定されており、ポス46の端面
に対しては隙間lを隔てている。被動ギヤ52は上方の
バランサ駆動ギヤ56と噛み合っている。駆動ギヤ56
はクランクアーム57の外周に設けられており、 より
正確には第1気筒(Nl)の両クランクアーム57(一
方のみ図示)の内、第2気筒(N2)側のクランクアー
ム57の外周に設けである。
他方の小径部51に゛は位置決めピン59を利用して連
結ギヤ60が例えば焼嵌めにより固定されており、ポス
47のギヤ60側の端面には板状のスラスト受61が第
3図のポル)6;?+こより固定されている。第2図の
如くスラスト受61はシャフト40と嵌合する孔を備え
、内周寄りの部分の両端面63.64が大径部42の端
部及びギヤ60の端部に隣接して対向している。又スラ
スト受61の孔に嵌合するシャフト部分(65)は小径
部51よりもやや大径で、この中径部65の端面にギヤ
60が着座している。
結ギヤ60が例えば焼嵌めにより固定されており、ポス
47のギヤ60側の端面には板状のスラスト受61が第
3図のポル)6;?+こより固定されている。第2図の
如くスラスト受61はシャフト40と嵌合する孔を備え
、内周寄りの部分の両端面63.64が大径部42の端
部及びギヤ60の端部に隣接して対向している。又スラ
スト受61の孔に嵌合するシャフト部分(65)は小径
部51よりもやや大径で、この中径部65の端面にギヤ
60が着座している。
第2図の■−■矢視図である第3図において、P−Pは
各気筒の中心を含む中心面で、バランサには中心面P−
Pを挾んで2本のバランサシャツ) 40が互に平行か
つ対称に設けてあり、両シャフト40のギヤ60が互に
噛み合っている。スラス) 受61は個々のシャフト4
0毎に別体のものが使用されており、各スラスト受61
が2本のポルト62でケース45に固定されている。
各気筒の中心を含む中心面で、バランサには中心面P−
Pを挾んで2本のバランサシャツ) 40が互に平行か
つ対称に設けてあり、両シャフト40のギヤ60が互に
噛み合っている。スラス) 受61は個々のシャフト4
0毎に別体のものが使用されており、各スラスト受61
が2本のポルト62でケース45に固定されている。
第2図の一部切欠きiv −■矢視図である第4図の如
く、一方のシャフト40にはギヤ52が固定されている
が、他方のシャフト40にはギヤ52が固定されておら
ず、又ギヤ52取付用の小径端部も設けられていない。
く、一方のシャフト40にはギヤ52が固定されている
が、他方のシャフト40にはギヤ52が固定されておら
ず、又ギヤ52取付用の小径端部も設けられていない。
両シャフト40の構造は上記ギヤ52取付部を除いて一
致しており、両バヲンサウェイト49により生じるバラ
ンスノJの中心が気筒全体の中心M−Mと一致するよう
になっている。
致しており、両バヲンサウェイト49により生じるバラ
ンスノJの中心が気筒全体の中心M−Mと一致するよう
になっている。
ケース45は箱状で、底壁68には孔68′が設けてあ
り、両側壁69 iこ設けた合計6個のボス70がポル
ト711こより第5図の如くシリンダブロック72の下
面に固定されている。
り、両側壁69 iこ設けた合計6個のボス70がポル
ト711こより第5図の如くシリンダブロック72の下
面に固定されている。
第5図は第2図の一部切欠きv−■断面図で、この第5
図の如くシリンダブロック72の下面外周部にはポルト
73によりオイルパン75が固定されている。図示のエ
ンジンは前輪駆動式の農用トラクタに塔載されたもので
、クランク軸中心O−0の真下においてオイルパン75
の下側をグロベヲシャフト76が車体前後方向に通って
おり、オイルパン75の底壁77は第5図の右側部分7
8だけがシャフト76の側方まで下向きに張り出してい
る。
図の如くシリンダブロック72の下面外周部にはポルト
73によりオイルパン75が固定されている。図示のエ
ンジンは前輪駆動式の農用トラクタに塔載されたもので
、クランク軸中心O−0の真下においてオイルパン75
の下側をグロベヲシャフト76が車体前後方向に通って
おり、オイルパン75の底壁77は第5図の右側部分7
8だけがシャフト76の側方まで下向きに張り出してい
る。
第2図においてクランクピン80に連結するコネクティ
ングロッド81の大端部82はバランサウェイト49の
上方近傍を移動するようになっており、より詳細には大
端部82とウェイト49の移動範囲が次のように設定さ
れている。
ングロッド81の大端部82はバランサウェイト49の
上方近傍を移動するようになっており、より詳細には大
端部82とウェイト49の移動範囲が次のように設定さ
れている。
すなわち第2図の■、−■断面略図である第7図におい
て、83は分割体構造の大端部82を一体に固定するだ
めのボルトであり、ボルト83や大端部82本体の下端
は軌跡Eを描きながら移動し、軌跡Eよりも上方の空間
が大端部82の移動範囲eとなっている。一方、両バラ
ンサウェイト49は半円形の断面を有し、その円弧状断
面の外周部49a。
て、83は分割体構造の大端部82を一体に固定するだ
めのボルトであり、ボルト83や大端部82本体の下端
は軌跡Eを描きながら移動し、軌跡Eよりも上方の空間
が大端部82の移動範囲eとなっている。一方、両バラ
ンサウェイト49は半円形の断面を有し、その円弧状断
面の外周部49a。
が描く円形の軌跡Fよりも内側の空間がウェイト49の
移動範囲fとなっている。又1点鎖線gはクランク軸中
心O−0とクランクピン8o(第2図)の中心8叫をむ
すんでおり、角度αは気筒中心面P−P+こ対する線g
の角度、すなわちクランクピン80の角度位置を示して
いる。K−には両方のバランサ軸中心40a、 40a
をむすぶ水平面で、角度りは水平面に−Kに対するウェ
イト49の外周平坦面49bの角度、すなわちウェイト
49の回転角度位置を示している。
移動範囲fとなっている。又1点鎖線gはクランク軸中
心O−0とクランクピン8o(第2図)の中心8叫をむ
すんでおり、角度αは気筒中心面P−P+こ対する線g
の角度、すなわちクランクピン80の角度位置を示して
いる。K−には両方のバランサ軸中心40a、 40a
をむすぶ水平面で、角度りは水平面に−Kに対するウェ
イト49の外周平坦面49bの角度、すなわちウェイト
49の回転角度位置を示している。
そして本発明によると、大端部移動範囲eの下端部とバ
ランサウェイト移動範囲fの上端部とが重複している。
ランサウェイト移動範囲fの上端部とが重複している。
この重複範囲J+こおいてウェイト49が大端部82や
ボルト83と衝突することを防止するために、大端部8
2が重複範囲Jを通過する際には、 ウェイト49が移
動範囲fの下部を移動するようになっている。又より詳
細には、大端部82が最下端の位置を占めて角度d=g
の場合、両ウェイト49も平坦面49bが水平となって
角度D=0となる。又第7図の如く大端部82が最下端
位置の平目IJに達すると、両ウェイト49は気筒中心
面P−P側の部分が重複範囲Jから下向きに離れるよう
になっている。なおウェイト49はクランク軸30の2
倍の回転数で回転するので、角度α、DはD=2住の関
係にある。
ボルト83と衝突することを防止するために、大端部8
2が重複範囲Jを通過する際には、 ウェイト49が移
動範囲fの下部を移動するようになっている。又より詳
細には、大端部82が最下端の位置を占めて角度d=g
の場合、両ウェイト49も平坦面49bが水平となって
角度D=0となる。又第7図の如く大端部82が最下端
位置の平目IJに達すると、両ウェイト49は気筒中心
面P−P側の部分が重複範囲Jから下向きに離れるよう
になっている。なおウェイト49はクランク軸30の2
倍の回転数で回転するので、角度α、DはD=2住の関
係にある。
(作用)
エンジン運転状態においてクランク軸300回転力はギ
ヤ56.52を介して一方のシャフト40に伝わり、シ
ャフト40から第3図の1対のギヤ60を介して他方の
シャフト40に伝わる。従って両シャフ) 40は逆方
向に同一速度で回転し、両ウェイト49がバランス力を
発生させる。 この動作中に第2図のシャフト40に加
わった矢印X方向のスラストは大径部42がスラスト受
端部63に当接することfこより支持され、逆方向(矢
印Y方向)のスラストはギヤ60が他方のスラスト受端
面64に当接することにより支持される。
ヤ56.52を介して一方のシャフト40に伝わり、シ
ャフト40から第3図の1対のギヤ60を介して他方の
シャフト40に伝わる。従って両シャフ) 40は逆方
向に同一速度で回転し、両ウェイト49がバランス力を
発生させる。 この動作中に第2図のシャフト40に加
わった矢印X方向のスラストは大径部42がスラスト受
端部63に当接することfこより支持され、逆方向(矢
印Y方向)のスラストはギヤ60が他方のスラスト受端
面64に当接することにより支持される。
(輛の効果)
以上説明したように本発明によると、大端部移動範囲e
とバランサウェイト移動範囲fとを重複させたので、
ウェイト49を高い位置に設置することができ、 ギヤ
52も高い位置に設けることができる。そのために底壁
77を比較的高い位置に設置しても、ウェイト49やギ
ヤ52よりも下側において(すなわち潤滑油の攪拌を防
止した状態で)オイルパン75jこ充分な量の潤滑油を
溜めることができる。従って底壁77部分における車体
の最低地上高を大きく設定でき、又第5図の如くプロペ
ラシャフト76を設置する場合でも、例えば底壁770
片側だけを下方へ張り出させればよく、底壁77の形状
を単純化して製造を容易化できる。
とバランサウェイト移動範囲fとを重複させたので、
ウェイト49を高い位置に設置することができ、 ギヤ
52も高い位置に設けることができる。そのために底壁
77を比較的高い位置に設置しても、ウェイト49やギ
ヤ52よりも下側において(すなわち潤滑油の攪拌を防
止した状態で)オイルパン75jこ充分な量の潤滑油を
溜めることができる。従って底壁77部分における車体
の最低地上高を大きく設定でき、又第5図の如くプロペ
ラシャフト76を設置する場合でも、例えば底壁770
片側だけを下方へ張り出させればよく、底壁77の形状
を単純化して製造を容易化できる。
図示の実施例では第1〜第4の4個の気筒(Nl−N4
)を直列に有する機関において、第1気筒(Nl )の
両クランクアーム57の内、第2気M (N2)側のク
ランクアーム57にバランサ駆動ギヤ56を設け、第2
及び第3気筒(N2.N3)の下方にバランサウェイト
49を設け、バランサウェイト49のシャフト40の一
端部に駆動ギヤ56と噛み合うバランサ被動ギヤ52を
設けている。従ってバランサウェイト49の全長りを大
きく設定でき、 ウェイト49に充分なバランス力を発
生させ得るだけの重量を与えても、ウェイト49の回転
半径Rを小さくすることができる。このように半径Rを
小さくできるのでケース45の全高Hも小さくでき、ケ
ース45とオイルパン底壁77の間に広い空間を残すこ
とができる。従って前記本発明の効果を一層高めること
ができる。しかもウェイト49の半径Rをボス46.4
7の内径(半径)よりも小さくできるので、ケース45
を2割構造にする必要はなく、ケース45の製造を容易
化でき、又組立時に両ボス46.47の芯合せに手間が
掛かる恐れもない。
)を直列に有する機関において、第1気筒(Nl )の
両クランクアーム57の内、第2気M (N2)側のク
ランクアーム57にバランサ駆動ギヤ56を設け、第2
及び第3気筒(N2.N3)の下方にバランサウェイト
49を設け、バランサウェイト49のシャフト40の一
端部に駆動ギヤ56と噛み合うバランサ被動ギヤ52を
設けている。従ってバランサウェイト49の全長りを大
きく設定でき、 ウェイト49に充分なバランス力を発
生させ得るだけの重量を与えても、ウェイト49の回転
半径Rを小さくすることができる。このように半径Rを
小さくできるのでケース45の全高Hも小さくでき、ケ
ース45とオイルパン底壁77の間に広い空間を残すこ
とができる。従って前記本発明の効果を一層高めること
ができる。しかもウェイト49の半径Rをボス46.4
7の内径(半径)よりも小さくできるので、ケース45
を2割構造にする必要はなく、ケース45の製造を容易
化でき、又組立時に両ボス46.47の芯合せに手間が
掛かる恐れもない。
(変形例)
前記移動範囲e、fは必ずしも立体的な空間において重
複させる必要はなく、両方の軌跡E、Fだけを重複させ
ることもできる。
複させる必要はなく、両方の軌跡E、Fだけを重複させ
ることもできる。
第4気筒(N4)のクランクアーム57′にバランサ駆
動ギヤを設けることもできる。又第2図において第1気
筒(Nl )の右側のクランクアーム(図示せず)や、
第4気筒(N4)の左側のクランクアーム(図示せず)
にバランサ駆動ギヤを設けることもできる。但し図示の
如くフライホイール側の気筒(Nl )からバランサ駆
動力を取り出すようfこする方が、バランサに起因する
クランク軸30の捩り振動を小さくできる。
動ギヤを設けることもできる。又第2図において第1気
筒(Nl )の右側のクランクアーム(図示せず)や、
第4気筒(N4)の左側のクランクアーム(図示せず)
にバランサ駆動ギヤを設けることもできる。但し図示の
如くフライホイール側の気筒(Nl )からバランサ駆
動力を取り出すようfこする方が、バランサに起因する
クランク軸30の捩り振動を小さくできる。
第1図は従来例の縦断側面部分図、第2図は本発明実施
例の縦断側面図、第3図は第2図の■−■矢視図、第4
図は第2図の一部切欠きIV−■矢視図、第5図は第2
図の一部切欠き■−■断面図、第6図は第1図のVl
−Vl矢視略図、第7図は第2図の■−■断面略図であ
る。 49・・・バランサウェイト、81・・・コネク
ティングロッド、132・・・大端部、e・・・大端部
移動範囲、f・・・バランサウェイト移動範囲、G・・
・重複移動範囲 第3図 イ5 第5図
例の縦断側面図、第3図は第2図の■−■矢視図、第4
図は第2図の一部切欠きIV−■矢視図、第5図は第2
図の一部切欠き■−■断面図、第6図は第1図のVl
−Vl矢視略図、第7図は第2図の■−■断面略図であ
る。 49・・・バランサウェイト、81・・・コネク
ティングロッド、132・・・大端部、e・・・大端部
移動範囲、f・・・バランサウェイト移動範囲、G・・
・重複移動範囲 第3図 イ5 第5図
Claims (1)
- 気筒の下方にバランサウェイトを設け、コネクティング
ロッド大端部の移動範囲とパランサウェイトの移動範囲
を部分的に重複させ、上記大端部が上記重複移動範囲を
通過する時期とパランサウェイトが上記重複移動範囲を
通過する時期とを互−こずらせたことを特徴とするバラ
ンサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19450483A JPS6088243A (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | バランサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19450483A JPS6088243A (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | バランサ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6088243A true JPS6088243A (ja) | 1985-05-18 |
Family
ID=16325613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19450483A Pending JPS6088243A (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | バランサ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6088243A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02306162A (ja) * | 1989-05-19 | 1990-12-19 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 電線探傷装置 |
KR101417489B1 (ko) * | 2012-12-17 | 2014-07-09 | 현대자동차주식회사 | 밸런스샤프트 모듈 |
-
1983
- 1983-10-18 JP JP19450483A patent/JPS6088243A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02306162A (ja) * | 1989-05-19 | 1990-12-19 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 電線探傷装置 |
KR101417489B1 (ko) * | 2012-12-17 | 2014-07-09 | 현대자동차주식회사 | 밸런스샤프트 모듈 |
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