JPS60878B2 - ミシンの針位置検出装置 - Google Patents
ミシンの針位置検出装置Info
- Publication number
- JPS60878B2 JPS60878B2 JP6991177A JP6991177A JPS60878B2 JP S60878 B2 JPS60878 B2 JP S60878B2 JP 6991177 A JP6991177 A JP 6991177A JP 6991177 A JP6991177 A JP 6991177A JP S60878 B2 JPS60878 B2 JP S60878B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewing machine
- position detection
- detection device
- magnetic
- needle position
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は工業用ミシンの針位置検出装置に係り、特に、
ミシン針の上下位置検出装置の改良に関するものである
。
ミシン針の上下位置検出装置の改良に関するものである
。
第1図は従来の針位置検出装置の縦断面図であり、第2
図は第1図のカバーを取除いたときの右側面図であるが
本発明の対象となる要部のみを示したものである。
図は第1図のカバーを取除いたときの右側面図であるが
本発明の対象となる要部のみを示したものである。
ロータシヤフト1はミシンプーリーを介してミシン上軸
に直結されたもので、このロータシャフト1にはミシン
上軸の回転数を険出する速度発電気2の多極マグネット
3および上下位置検出用マグネット4a、4bが固定さ
れている。一方、ミシン本体に固定されたハウジング5
は玉軸受6によってロータシャフト1を支持すると共に
、上下位置検出用磁気感能素子7a「 7bを取付けて
いる。
に直結されたもので、このロータシャフト1にはミシン
上軸の回転数を険出する速度発電気2の多極マグネット
3および上下位置検出用マグネット4a、4bが固定さ
れている。一方、ミシン本体に固定されたハウジング5
は玉軸受6によってロータシャフト1を支持すると共に
、上下位置検出用磁気感能素子7a「 7bを取付けて
いる。
この上下位置検出用磁気感熊素子7a、7bは位置検出
用マグネット4a、4bと薄い合成樹脂板を介して対向
して第2図に示すごとく並置されているがその感能面の
表裏を逆にしてマグネットのN極或いはS極のみで作動
するように設置されている。また、位置検出用マグネッ
ト4a、4bも極性が反対になるように設置されている
。したがって、ロータシャフト1が1回転するごとに下
記位置検出用磁気感熊素子7a、下位層検出用磁気感能
素子7bはそれぞれ専用のマグネット4a、4bによっ
て独立に一回づつ作動させられる。その動作ゾーンはそ
れぞれの磁気感館素子を通過するマグネットの長さ寸法
によって決定される。上記のように構成された針位置検
出装置は、2個の磁気感館素子が同一平面上に設置され
ているので回転軸方向の寸法を小さくすることができる
という利点があるが、下記のような欠点をもっている。
用マグネット4a、4bと薄い合成樹脂板を介して対向
して第2図に示すごとく並置されているがその感能面の
表裏を逆にしてマグネットのN極或いはS極のみで作動
するように設置されている。また、位置検出用マグネッ
ト4a、4bも極性が反対になるように設置されている
。したがって、ロータシャフト1が1回転するごとに下
記位置検出用磁気感熊素子7a、下位層検出用磁気感能
素子7bはそれぞれ専用のマグネット4a、4bによっ
て独立に一回づつ作動させられる。その動作ゾーンはそ
れぞれの磁気感館素子を通過するマグネットの長さ寸法
によって決定される。上記のように構成された針位置検
出装置は、2個の磁気感館素子が同一平面上に設置され
ているので回転軸方向の寸法を小さくすることができる
という利点があるが、下記のような欠点をもっている。
(1) マグネ、ソトの樋性を判定できる磁気感熊素子
だけが使用可能であり、現状ではホール素子に限定され
る。
だけが使用可能であり、現状ではホール素子に限定され
る。
例えば磁気感能素子等の安価な極性を選ばない磁気感能
素子を使用することができないので高価となる。(2)
位置検出用マグネットを2個必要とするので高価である
。
素子を使用することができないので高価となる。(2)
位置検出用マグネットを2個必要とするので高価である
。
マグネットは稀土類金属より作られた比較的高価なもの
である。(3)マグネ・ソトを回転させているので検出
ゾーンはその長さで決まる。
である。(3)マグネ・ソトを回転させているので検出
ゾーンはその長さで決まる。
したがって、検出ゾ−ンを広くするにはそれに見合った
寸法の大きいマグネットが必要となり高価なものとなる
。更にミシンの種類によって検出ゾーンを変更する場合
は取付け部材を変更しなければならない。本発明は「安
価で汎用性あるミシン針位置検出装置を提供することを
目的とし、その特徴とするところは、2個の磁気感能素
子の間に1個のマグネットを固定設置し、各々の磁気感
熊素子とマグネットの間にロータシャフトに位相を異し
て取付けた磁気遮蔽板を回転させて交互に検出するよう
にしたことにある。第3図は本発明の一実施例である針
位置検出装置の縦断面図であり、第4図は第3図のA−
B断面図である。
寸法の大きいマグネットが必要となり高価なものとなる
。更にミシンの種類によって検出ゾーンを変更する場合
は取付け部材を変更しなければならない。本発明は「安
価で汎用性あるミシン針位置検出装置を提供することを
目的とし、その特徴とするところは、2個の磁気感能素
子の間に1個のマグネットを固定設置し、各々の磁気感
熊素子とマグネットの間にロータシャフトに位相を異し
て取付けた磁気遮蔽板を回転させて交互に検出するよう
にしたことにある。第3図は本発明の一実施例である針
位置検出装置の縦断面図であり、第4図は第3図のA−
B断面図である。
第1図と同一部材には同じ付号を付してあるが、磁気感
能素子7a、7bは間隔を置いて取付金具9に取付けら
れその間にマグネット4を設置している。この取付金具
9はハウジング5に固定されている。一方磁気遮蔽板1
0aはロータシャフト川こ固定した回転金具11に磁気
感熊素子7aに近接するように設置され、磁気遮蔽板1
0bは回転金具の磁気感能素子7bに近接するように設
置されている。上記磁気遮蔽板10a、10bは一部を
外部に突起させた環状の鉄板で、1800位相を異にし
て回転金具11の外周に設置されたものである。上記の
ごとく構成された針の上下位置検出装置において、ロ−
タシャフト1が回転すると磁気遮蔽板10aト10bが
回転し、各々の突起部でマグネット4で発生した磁力線
を遮断する。
能素子7a、7bは間隔を置いて取付金具9に取付けら
れその間にマグネット4を設置している。この取付金具
9はハウジング5に固定されている。一方磁気遮蔽板1
0aはロータシャフト川こ固定した回転金具11に磁気
感熊素子7aに近接するように設置され、磁気遮蔽板1
0bは回転金具の磁気感能素子7bに近接するように設
置されている。上記磁気遮蔽板10a、10bは一部を
外部に突起させた環状の鉄板で、1800位相を異にし
て回転金具11の外周に設置されたものである。上記の
ごとく構成された針の上下位置検出装置において、ロ−
タシャフト1が回転すると磁気遮蔽板10aト10bが
回転し、各々の突起部でマグネット4で発生した磁力線
を遮断する。
したがって、ロ岬夕シャフト1が1回転するごとに2回
磁気感能素子7よりの信号が遮断され、この位置が針位
置の上下端に位置する時を示すことになる。本実施例の
針位置検出装置は次のような効果をもっている。
磁気感能素子7よりの信号が遮断され、この位置が針位
置の上下端に位置する時を示すことになる。本実施例の
針位置検出装置は次のような効果をもっている。
(1)磁気感能素子は有極性のものでも無極性のもので
も2個組合わせて使用することができ、ホール素子でも
安価な磁気抵抗素子でも良い。
も2個組合わせて使用することができ、ホール素子でも
安価な磁気抵抗素子でも良い。
(2) マグネ、ソト1個で良いので安価である。また
、そのマグネットの寸法は磁気感能素子を作動させる最
小寸法のもので良い。磁気遮蔽板は2枚必要であるが、
これは冷間圧延鋼板をプレス打抜きしたもので安価に量
産可能である。(3)針位置検出装置の動作ゾーンは磁
気遮蔽板の突起部の円周角度を変えるだけで任意に設定
できるので比較的簡単に変更できる。したがって動作ゾ
ーンの異なる種々の型式のミシンにもプレス型を変更す
るだけですみ汎用性がある。以上のように本発明の針位
置検出装置は、安価で汎用性があるという効果がある。
、そのマグネットの寸法は磁気感能素子を作動させる最
小寸法のもので良い。磁気遮蔽板は2枚必要であるが、
これは冷間圧延鋼板をプレス打抜きしたもので安価に量
産可能である。(3)針位置検出装置の動作ゾーンは磁
気遮蔽板の突起部の円周角度を変えるだけで任意に設定
できるので比較的簡単に変更できる。したがって動作ゾ
ーンの異なる種々の型式のミシンにもプレス型を変更す
るだけですみ汎用性がある。以上のように本発明の針位
置検出装置は、安価で汎用性があるという効果がある。
第1図は従来の針位置検出装置の縦断面図、第2図は第
1図の本発明の対象となる部分を示す右側面図、第3図
は本発明の一実施例である針位置検出装置の縦断面図、
第4図は第3図のA−B断面図である。 1…o−タシャフト、4…マグネット、7…磁気感熊素
子、10・・・磁気遮蔽板。 髪ー図 第2図 第3図 第4図
1図の本発明の対象となる部分を示す右側面図、第3図
は本発明の一実施例である針位置検出装置の縦断面図、
第4図は第3図のA−B断面図である。 1…o−タシャフト、4…マグネット、7…磁気感熊素
子、10・・・磁気遮蔽板。 髪ー図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ミシンの針を上下に駆動させるロータシヤフトと、
このロータシヤフトの回転数と上記ミシン針の上下回転
角位置とを検出するための磁気部材および磁気感能素子
を備えたミシンの針位置検出装置において、1個の上記
磁気部材を挾んで一対の磁気感能素子を固定部に配置し
、上記磁気部材と一対の上記磁気感能素子との間に上記
ロータシヤフトに位相を異にして取付けた一対の磁気遮
蔽板を挿入回転させることによつて検出することを特徴
とするミシンの針位置検出装置。 2 上記磁気遮蔽板が、円周方向の一定角度範囲に1つ
の突起部を有する磁気遮蔽材よりなる板であることを特
徴とする前記特許請求の範囲第1項記載のミシンの針位
置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6991177A JPS60878B2 (ja) | 1977-06-15 | 1977-06-15 | ミシンの針位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6991177A JPS60878B2 (ja) | 1977-06-15 | 1977-06-15 | ミシンの針位置検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS546644A JPS546644A (en) | 1979-01-18 |
JPS60878B2 true JPS60878B2 (ja) | 1985-01-10 |
Family
ID=13416342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6991177A Expired JPS60878B2 (ja) | 1977-06-15 | 1977-06-15 | ミシンの針位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60878B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6292990B1 (en) | 1998-04-06 | 2001-09-25 | Aichi Co., Ltd. | Method of spreading a sheet on a frame member and method of manufacturing a chair by the sheet spreading method |
JP3200409B2 (ja) * | 1998-04-06 | 2001-08-20 | 愛知株式会社 | シート張設方法、椅子の座、および背凭 |
-
1977
- 1977-06-15 JP JP6991177A patent/JPS60878B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS546644A (en) | 1979-01-18 |
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