JPS60874Y2 - ロ−ルプレス機 - Google Patents

ロ−ルプレス機

Info

Publication number
JPS60874Y2
JPS60874Y2 JP2961982U JP2961982U JPS60874Y2 JP S60874 Y2 JPS60874 Y2 JP S60874Y2 JP 2961982 U JP2961982 U JP 2961982U JP 2961982 U JP2961982 U JP 2961982U JP S60874 Y2 JPS60874 Y2 JP S60874Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
pressure
press machine
iron
iron body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2961982U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58133096U (ja
Inventor
英夫 伊藤
Original Assignee
株式会社東京洗染機械製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東京洗染機械製作所 filed Critical 株式会社東京洗染機械製作所
Priority to JP2961982U priority Critical patent/JPS60874Y2/ja
Publication of JPS58133096U publication Critical patent/JPS58133096U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS60874Y2 publication Critical patent/JPS60874Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シーツ等の布をプレス仕上げするために用い
られるロールプレス機に関するものである。
ロールプレス機は一般に、円弧状の凹面を有するこて体
の凹面に体して圧迫ロールを押し当て、両者の間にシー
ツ等の布を巻き込んで送りながらアイロンプレスを行う
ように構成され、上記のこて体と圧迫ロールとが一対の
ものもあり、複数対のものもある。
第1図は上記ロールプレス機の一例を不味本例はこ、パ
て体と圧迫プレスとを3対備えた3連型のロールプレス
機である。
1 al 1 by 1 cは半割円筒状のこて体
で、凹面を上に向けて水平にし、平行に列設されている
2a、2b、2cは圧迫ロールで、それぞれ駆動装置(
図示せず)により矢印A、 A’、 A”方向に回転駆
動される。
各こて体1a、1b、1cはそれぞれ蒸気によって加熱
されるようになっており、かつ、エアーシリンダ3 a
、 3 by 3 cによって押し上げ方向の力を与
えられて圧迫ロールに向けて押しっけられる構造である
上記のエアシリンダ3a、3bt 3cに対して、適
宜に調圧された圧縮空気6が多岐管7を介して供給され
る。
被加工物である布4は送りコンベア5によってこて体1
aと圧迫ロール2aとの間に送りこまれる。
一般に、こて体も圧迫ロールも共に鉄鋼材料で形成され
るが、こて体の内面はバフ仕上げされて滑らかであり、
圧迫ロールの外周には金属又はスプリングパッドを介し
てフランネル等のパッティングが巻きつけられている。
このため、被加工物である布4は圧迫ロール2aと共に
矢印A方向に送られて、こて体1aに対して摺触し、こ
のとき加熱と加圧とを受けて皺を伸ばされる。
以上のようにして矢印A方向に送られた布4は、順次に
こて体1aと圧迫ロール2bとの間、およびこて体1c
と圧迫ロール2cとの間を通過して矢印Bのごとく送り
出される。
上述のごとく行なわれるプレス加工の際、皺を完全に無
くして仕上がり品質を良くするため、被加工物である布
の送り込み側の圧迫ロール2aの周速よりも、送り出し
側の圧迫ロール2Cの周速を僅かに大きくすることが必
要であるとされている。
送り出し側の圧迫ロールの周速を僅かに大きくすること
により布4は縦方向(送り方向)に張力を生じて奇麗に
仕上げられる。
上述の原理は3連のロールプレス機に限らず、複数連の
ロールプレス機のすべてについて当てはまる。
一般的に複数個の圧迫ロールを設置した場合、送り込み
側から送り出し側まで順次に周速を大きくするように設
定される。
複数個の圧迫ロールの周速に差をつけるため、従来一般
に次記いずれかの構成が用いられている。
(イ)各圧迫ロールは等径とし、各圧迫ロール毎に回転
速度を異にする構成。
(ロ)各圧迫ロールは等速とし、各圧迫ロール毎に径を
異にする構成。
しかし、上記の(イ)の如く、各圧迫ロール毎に異なる
回転速度とするには、複雑な構造の駆動装置を用いなけ
れはならなにので、ロールプレス機全体が大形、大重量
となり、製造コストが高価になる。
また、前記(ロ)の如く、各圧迫ロールの径を変えて形
成すると、構成部品点数が多くなる上に構成部品の互換
性が低下するので、製造における管理コストが高くなり
、部品補給性も悪くなる。
本考案は以上の事情に鑑みて為され、各圧迫ロールの製
作寸法及び回転速度を互いに等しくし、簡単な構成で圧
迫ロールの実効周速を調節し得るロールプレス機を提供
することを目的とする。
上記の目的を遠戚すするため、本考案は、複数個のこて
体を列設するとともに、上記のこて体に対してそれぞれ
圧迫ロールを摺接せしめ、各圧迫ロールの製作寸法及び
回転速度を互いに等しからしめ、かつ、上記の複数個の
こて体に対してそれぞれシリンダ手段を設け、該こて体
圧迫ロールに向けて押圧してなるロールプレス機におい
てミこて体に与える押圧力を送り込み側から送り出し側
まで順次に低くなるように設定したことを特徴とする。
次に、本考案の一実施例を第2図について説明する。
本実施例は第1図に示した3連型のロールプレス機に本
考案を適用して、各こて体1a、1b、1cに与える押
圧力を個々に調節し得る上うに構成したものであり、第
1図と同一の図面参照番号を付した部材は従来装置にお
けると同様の構成部材である。
各エアーシリンダ3a、3b、3cに供給スべき圧縮空
気6′を各エアーシリンダに連通する多岐管7′を設け
、その各枝管7a、7b、7cに、それぞれ圧力調整弁
8a、8b、8cを介装接続する。
本実施例は、圧力調整弁8aを3.2ko/al!、同
8bを3.Okg/c1ft1同8cを2.8kp/c
y#ちいうように、送り込み側のこて体1aを加圧する
エアーシリンダ3aの調圧圧力を高くし、送り出し側の
こて体1cを加圧するエアーシリンダ3cの調圧圧力を
低くする。
各圧迫ロール2a、2b9 2cはそれぞれフランネル
等のパッディングを巻きつけであるが、送り込み側の圧
迫ロール2aに巻きつけたパッディングは未仕上げの布
4に触れるので比較的湿潤した状態となり、送り出し側
の圧迫ロール2cに巻きつけたパッディングはプレス仕
上がり状態に近い布4に触れているので比較的乾燥した
状態となる。
このため、送り込み側の圧迫ロール2aのパッディング
は湿潤によって緊縮し、その外径が小さくなろうとする
その上、圧迫ロール2aは3.2kqXScJに相当す
る力でこて体1aに押圧されるので、有効外径が減少す
る。
ただし上記のSはエアーシリンダ3a、3b、3cのピ
ストン面積である。
一方、送り出し側の圧迫ロール2cのパッディングは乾
燥によって嵩高となり、その上、圧迫ロール2cは2.
8kp/cmX 5CFI!に相当する力てしかこて体
1cに押圧されないので、その有効径は圧迫ロール2a
の有効径のようには小さくならない。
本考案者の行なった実験によれば、上記の実施例のロー
ルプレス機において各圧力調整弁8a。
8bt8cの調圧値をそれぞれ3.2に9/c71!、
3−0kg/C71!、 2.8kp/at!に設定し
たとき、圧迫ロール2cの有効径は同2bの有効径より
も数咽小さくなり、圧迫ロール2aの有効径は更に数耽
小さくなることが確認された。
上記の直径差により各圧迫ロールの周囲長はそのπ倍の
差を生じ、これによって各圧迫ロールの周速に差を生じ
るので、被加工物である布4は長さ方向に適度の張力を
受けて良好な仕上がり品質が得られる。
その上、従来形のロールプレス機においては、一旦各圧
迫ロールの周速差を設定して圧迫ロール及びその伝動装
置を構成するとその後上記の周速差を容易に変更できな
かったが、本実施例のロールプレス機においては、各こ
て体に与える押圧力を個々に調節し、被加工物である布
の種類等の諸条件に応じて適宜に各圧迫ロールの有効径
を調節してその周速を調節することができる。
以上説明したように、本考案のロールプレス機は、複数
個のこて体を列設するとともに、上記のこて体に対して
それぞれ圧迫ロールを摺接せしめ、各圧迫ロールの製作
寸法及び回転速度を互いに等しからしめ、かつ、上記の
複数個のこて体に対してそれぞれシリンダ手段を設け、
該こて体を圧迫ロールに向けて押圧してなるロールプレ
ス機において、こて体に与える押圧力を送り込み側から
送り出し側まで順次に低くなるように設定することによ
り上記複数個のこて体に摺接せしめる各圧迫ロールの製
作寸法及び回転速度を互いに等しくし、簡単な構成で各
圧迫ロールの実効周速を調節することができるという優
れた実用的効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来形ロールプレス機の正面図、第2図は本考
案の一実施例に係るロールプレス機の正面図にエアー配
管を付記した図である。 la、lb、1c・・・こて体、2a、2b、2c・・
・圧迫ロール、3a、3b、3c・・・エアーシリンダ
、4・・・被加工物の布、5・・・送りコンベア、6゜
6 ’−・・圧縮空気、7. 7’−・・多岐管、7a
、7bt7c・・・多岐管の枝管、8a、8b、8c・
・・圧力調整弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個のこて体を列設するとともに、上記のこて体に対
    してそれぞれ圧迫ロールを摺接せしめ、各圧迫ロールの
    製作寸法及び回転速度を互いに等しからしめ、かつ、上
    記の複数個のこて体に対してそれぞれシリンダ手段を設
    け、該こて体を圧迫ロールに向けて押圧してなるロール
    プレス機において、こて体に与える押圧力を送り込み側
    から送り出し側まて順次に低くなるように設定したこと
    を特徴とするロールプレス機。
JP2961982U 1982-03-04 1982-03-04 ロ−ルプレス機 Expired JPS60874Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2961982U JPS60874Y2 (ja) 1982-03-04 1982-03-04 ロ−ルプレス機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2961982U JPS60874Y2 (ja) 1982-03-04 1982-03-04 ロ−ルプレス機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58133096U JPS58133096U (ja) 1983-09-07
JPS60874Y2 true JPS60874Y2 (ja) 1985-01-11

Family

ID=30041400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2961982U Expired JPS60874Y2 (ja) 1982-03-04 1982-03-04 ロ−ルプレス機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60874Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58133096U (ja) 1983-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6410636B2 (ja)
CN212152754U (zh) 一种纺织面料用除皱装置
CN206170822U (zh) 一种面料、膜的贴合机
CN106427177A (zh) 一种面料、膜的贴合机
JPS60181396A (ja) 製紙装置の乾燥セクションにおける横方向のウエブ収縮を防止する方法
US4908918A (en) Method and apparatus for compressive shrinkage of tubular fabric
JPS60874Y2 (ja) ロ−ルプレス機
JPS6190956A (ja) 繊維機械の移送ロ−ル装置
US5787603A (en) Pressing the web to the dryer in a dryer section
US3826016A (en) Apparatus for improving printing surface of printing material
JPS61103425U (ja)
US4102643A (en) Decatizing of fabrics
JPS5853105B2 (ja) オリモノ アミモノトウノ レンゾクジヨウジユウソウチ
JP3991133B2 (ja) 板厚圧下方法及び設備
JPS60873Y2 (ja) ロ−ルプレス機
US5704102A (en) Apparatus for finishing a fabric web
JPS588799Y2 (ja) 製紙機におけるプレスパ−トからドライパ−トへの湿紙中継装置
US3340132A (en) Laminating process and apparatus
US20080203212A1 (en) Web-handling apparatus including guide roller assembly with resiliently deformable outer layer
JPS6058020B2 (ja) エンボス紙の加工方法
JPS6336059Y2 (ja)
US3532584A (en) Machine for laminating textile fabrics
JPS6136363Y2 (ja)
JPH0436920Y2 (ja)
JPS6010547Y2 (ja) シ−ツ等のロ−ルプレス装置