JPS6087321A - 改良感光性マイクロカプセルおよびその製法 - Google Patents

改良感光性マイクロカプセルおよびその製法

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JPS6087321A
JPS6087321A JP19649084A JP19649084A JPS6087321A JP S6087321 A JPS6087321 A JP S6087321A JP 19649084 A JP19649084 A JP 19649084A JP 19649084 A JP19649084 A JP 19649084A JP S6087321 A JPS6087321 A JP S6087321A
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capsules
radiation
capsule
microns
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チヤールズ・ピーター・マラベツラ
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Mead Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/002Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor using materials containing microcapsules; Preparing or processing such materials, e.g. by pressure; Devices or apparatus specially designed therefor

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、感放射性組成物を含有するマイクロカプセル
層を使用したタイプの感光性造像物質に関1−る。その
ような造像物質は、アメリカ特許164.399.20
9およびアメリカ出願特許、+6320643(198
1,11,12フアイル)に開示されている。
他のタイプの光活性マイクロカプセルを使用した造像物
質は、以下のアメリカ特許に記載されている。
Bermann社によるアメリカ特許43.219.4
46に、ブルーブラック染料が光架橋性ポリマーあるい
は光重合性モノマと共に別々のマイクロカプセルのフィ
ルムあるいは層の中にカプセル化されている転写造像法
が開示されている。このシステムにおいては、カプセル
化物質層Z電磁放射線に露光させてポリマーを架橋する
かあるいはモノマーを重合する造像法により造像″1−
るものである。これは、カプセルの破壊の際に非露光カ
プセルからの染料のみが造像される受像シートへ転写さ
れるように露光カプセル中の液体を非液性の硬化状態に
するためによるものと云われている。
Phlllips社によるアメリカ特許渇3.700.
439には、Michlerのケトンが一般的な方法で
カプセル化され支持層として供されていることが記載さ
れている。Michlerのケトンはカラー生成体では
ないが、ケトンへの照射により無色の酸着色性の染料先
駆体に転換する。従って、Ph1llipsの物質を活
性放射線へ露光させた後、酸性クレ一層のような酸展色
層と接触させてカプセル乞破壊する造像法により、ケト
ンが照射勝により酸着色性に転換される場所に可視像が
得られるのである。
Phlllips社は、更に、酸展色剤が、Mi cb
l e rのケトン乞含有するカプセルと同じ支持体に
存″1″る独立システムについて開示している。
Levy社によるアメリカ特許、%4,149.887
は、RF域で露光される光伝導内相を有するカプセル含
有物質に関するものである。露光は内相の伝導度ビ増大
させてカプセルを露光域で加熱、膨潤後破壊を生じさせ
、それにより内容物を放出し造像するのである。カプセ
ルには展色剤との反応により造像するカラー先駆体が含
まれている、松下電気産業K Kによる日本公開特許、
166212(1974年)は、光架橋性ポリマー壁を
有するマイクロカプセルが、極性溶剤中に無色のあるい
は実質上無色の先駆体、および場合により酸性染料展色
剤を含有するレコーディング物質に関する。
極性溶剤は、カラー先駆体が酸性染料展色剤と反応しカ
ラー造像すること乞防止する。造像は、その物質を活性
放射性へ露光させ、非露光域のカプセルを破壊させて極
性溶剤を蒸発させカラー発色させる造像法によりおこな
われる。
KKリコーによる日本公開特許49519および952
0(,1978年)は、カプセルが染料先駆体である放
射線キュア性内相を含有する造像システムに関1−る。
造像は、カプセル層を光へ露光後、カプセルン非露光域
から受像シートへ選択転写させる造像法によりおこなわ
れる。カプセルは、破壊されない。その後で染料展色剤
により転写シートラ湿潤展色処理して、カプセル中の染
色先駆体をカラー生成体へ転換させ、像が得られる。
Dupont社によるイギリス特許A61.001.8
32 ;1.058.798 : 1.141.475
および1.193.923は、その中に分散された重合
性エチレン性不飽和化合物を有する固形バインダーから
成る光重合性基層を用いた造像物質に関する。造像は、
活性放射組へ該物質を露光する造像法によりおこなわれ
る。
露光により光重合性基層内外への展色剤の拡散速度をコ
ントロールする。特許′798では、染料およびカラー
先駆体が、カプセル中に存在しており、造像は、平紙あ
るいはコート紙のような受像シートを基層に接触させた
後、その2枚を組合せて加熱し、染料を基層の非露光域
から受像シートへ拡散させるものである。特許′475
の場合においては、カラー生成体、展色剤および酸化剤
のうちの少な(とも一つが分散相中に存在しており、基
層中への外部使用反応剤の拡散速度を変えることにより
、基層が露光域中で硬化されるのである。
前述の一般的な応用では、感光性カプセル層を活性放射
肪へ造像露光させた後、主として加圧ニップを通してカ
プセル含有造像シートを通過させることによりカプセル
を破壊させて造像する。感放射性組成物は、露光の際粘
度が変化する光硬化性あるいは光軟化性の物質を含有し
ている。例えば代表的な態様においては、感放射性組成
物は、露光により重合してカプセルの内相を硬化させる
ポリエチレン性不飽和モノマーを含有している。
露光域と非露光域におけるカプセル硬度の差異により、
あるカプセルだけが破壊しその内容物な放出する。もし
内容物が染料先駆体音含有しておれば、先駆体が造像放
出され発色層へ転写された時にカラー像が生成する。上
述の開示態様において、展色層は、カプセル層と同じ支
持体にあるかあるいは別々の支持体にある。展色剤が同
じ支持体上にあるならばそのような独立造像シートが一
構成単位として発色しうるために有料である。
独立造像シートに関連する問題の一つは、シートの貯蔵
のための取扱い、包装あるいは積み重ねの場合に生ずる
しみ汚れおよびビンポイントである。これは、不注意な
取扱いによりカプセルが破壊されて染料先駆体を放出し
シート上の展色剤と反応するためである。カプセルが太
き過ぎる場合に問題が太き(なり、カプセル径を小さく
すれば問題がなくなるかあるいは実質上小さくなる。し
かしながら従来は、ある種の染料先駆体を用いて□ だ
け所望の一定の小径カプセルを得ることが可能であった
。しかし他の色の像をつくるためあるいは色調を改良1
−るためカプセル中に他の染料先駆体を使用することが
しばしば必要となるのでこのことは問題の一般的な解決
とはならない。
従って独立造像シートを提供する上で有用な均一で小粒
径の改良されたマイクロカプセルが必要とされる。
本発明の感光性カプセには、感放射性物質ン水性媒体中
で乳化することによりつくられる。ペクチンな水性媒体
中に溶解後一般的な方法でカプセル壁をつくると、均一
で小径のカプセルが得られる。前述の一般的な応用で述
べたような造像シートYつくるのにこれらのカプセルを
使用した場合、しばしば印画ガンマが増加する、 本発明により得られる感光性カプセルは、平均粒径が約
4〜8ミクロンでありかつ90係以上のカプセルが、1
0ミクロンより小さい粒子を有することを特徴とするも
のである。これらのカプセルは、均一で小粒径であるた
めに、粒径が大きいカプセルが存在することによりしみ
よごれやあるいは裏面着色を生じ慎重さを欠いた時期尚
早の開発に終らせた独立造像シートをつ(るのに特に有
用である。
本発明で使用される乳化安定剤の主な例は、ペクチンで
あるが、他のメチル化ポリガラクツロン酸もまた使用す
ることができる。
本発明による独立造像シートは、支持体、前述のカプセ
ル層、および好ましくはカプセル層と支持体との間には
さんだカラー展色層から成る。転写シートは、一般に支
持体上のカプセル層から成る。これらのシートは別々に
露光し、ついで展色のため表面に染料展色剤を含有する
シートと組合わされる。
カプセルは、感放射性物質として、光硬化性あるいは元
軟化性物質ヶ含有している。最も代表的なケースでのカ
プセルは、ポリエチレン性不飽和モノマー、光開始剤お
よび染料先駆体を含有している。本発明による造像は、
前述の特許および後述の文献の応用において記載されて
いるようにして実施される。
従って、本発明は、一つの態様としては、別々のカプセ
ル壁を有しかつ内相に感放射性組成物ン含有するマイク
ロカプセルであって、該カプセルが、水相中に乳化安定
剤としてメチル化ポリガラクツロンe’;r: 含有’
fる0/w型エマルションからつくられ、該カプセルが
約4〜8ミクロンの平均粒径を有しかつ90係以上の4
該カプセルが10ミクロンより小さい径であることを特
徴とするマイクロカプセルを提供するものである。
本発明の第二の態様は、その上に前述のカプセル層を有
する支持体から成る造像シートについてである。
本発明の第三の態様は、該支持体が更に染料展色剤乞含
む層を有する独立造像シートについてである。
本発明の第四の態様は、50係を越えるメチル化度を有
するメチル化ポリガラクツロン酸が乳化剤として使用さ
れている感光性マイクロカプセルの製造法についてであ
る。
本発明の第五の態様はオイル相が分散した感放射性物質
を含有しかつ水相がメチル化ポリガラクツロン酸を含有
する、感光性マイクロカプセルの製造に有用なO/W型
エマルジョンπついてである。
ここで用し・られる゛°メチル化度″と云う語は、化合
物中の全酸基数に対してメチル化されている化合物中の
酸基の割合であり、パーセントとして表わす。
本発明の感光性マイクロカプセルは、水相中ニメチル化
ポリガラクツロン敵ヲ含有する感放射性組成物の水性ペ
ースエマルジョンからつくられる。
メチル化ポリガラクツロン酸は、一般に約50〜75係
のメチル化度のものが有用である。好適なポリガラクツ
ロン酸は、約50’ZY越えるメチル化度のものであり
、更に好ましくは約60〜75係のものである。しかし
メチル化度が50qb未満および75係を越える酸もま
た有用と思われる。
有用な酸の最も代表的な例は、一般にペクチンとして知
られている。ポリガラクツロン酸は、一般に外相中の水
量に基き約土O〜8係、好ましくは約2〜4%を水相へ
添加する。
乳化は、そのエマルジョンの平均粒径が約8〜12ミク
ロンになる条件下で実施するのが好ましい。エマルジョ
ンの粒径は、本発明によりつくられたカプセルの粒径よ
りや又大きい。主にエマルジョンは、水相を攪拌しなが
らメチル化ポリガラクツロン酸を含有する水相へ感放射
性組成物を含有するオイル相を添加することによっつ(
られ。
所望のエマルジョン粒径を得る。水相には、更に文献で
公知な他のカプセル壁生成物質を含有していてもよい。
カプセル壁は、ニアセルベーション、 界面x合等の多
(の公知の壁生成法を用いてエマルジョン中の感放射性
油滴の周囲につくることができる。
例えば、ゼラチンカプセル生成は、Green等による
アメリカ特許層2.730.456および2.800.
457;レゾルシン−ホルムアルデヒドカプセルは、l
−1arL等によるアメリカ特許A 3.7・55.1
90;イソシアネートカフ”セルは、Vassilia
des ItCよるアメリカ特許165.914.51
1 ;尿素−レゾルシン−ホルムアルデヒドカプセルは
、 Kiritani等によるアメリカ特許A3.79
6.669 ;メラミン−ホルムアルデヒドカプセルは
、Forris等によるアメリカ特許a64.001.
140.4.087.376およヒ4.0.89.80
2 ;ヒドロキシプロピルセルローズカプセルは、5h
ackle によるアメリカ特許164.025.45
5Yそれぞれ参照すればよい。
本発明は、前述の方法により、オイルの乳化に先立って
水相にペクチンを添加することによっつ(られる。本発
明で使用するために好適な壁土成剤は、尿素−ホルムア
ルデヒドコーポリマーあるいは、尿素−レゾルシン−ホ
ルムアルデヒドコーポリマーである、本発明の後者の態
様によれば、カプセルは、先ずペクチン含有水相をつく
った後PHを約4.0に調整し、ついで感放射性組成物
含有オイル相を添加することによりつくられる。この場
合両相ともあらかじめ約60’Cに加温しておく。攪拌
は、エマルジョンの平均粒径が約10ミクロンになる迄
継続する。その後エマルジョンへ尿素、レゾルシンおよ
びホルマリンの溶液ン添加(2、カプセル壁を徐々に生
成させる。
本発明で使用される感放射性組成物は、活性放射線へ露
光した際粘度が変化する、゛活性放射線“は全電磁スペ
クトル(例えば、紫外、赤外、可視スペクトルである)
、X−線およびイオンビーム放射線である。これらの組
成物は、ポジ作用あるいはネガ作用である。例えば、感
放射性組成物が光重合性あるいは光架橋性物質のような
光硬化性物質を含有する場合、露光域の内相は固化する
かあるいは粘度が増加し、このためカプセルが破壊する
のを防止し、カプセルに配合されている造像生成剤(例
えばカラー先駆体)を放出するのを妨げる、非露光域の
内相は、液体のままであり、カプセルが破壊され、造像
剤が流動化する。この場合ポジ像がつくられる。一方、
カプセルが、光解重合性物質のような光架橋性物質を含
有する場合、露光により内相の粘度が低下し、造像法に
おいて活性なエレメントが露光域に放出されこのためネ
ガ像がつくられる。
代表的なポジー作用感放射性組成物は、光開始剤、およ
び高分子量化合物へ重合されるモノマー、ダイマーある
いはオリゴマーあるいは露光時架橋するポリマービ含有
している。エチレン性不飽和有様化合物が特に有用であ
る。これらの化合物は1分子あたり少な(とも1個の末
端エチレン基を含有している。主としてこれらは液体で
あり、内相のための希釈オイルとしての働きもある。1
分子あたり2個以上の末端エチレン基を有するエチレン
性不飽和化合物が好適である。例えば、トリノチロール
プロパント リアクリレー) (TMPTA)のような
多価アルコールのエチレン性不飽和酸エステルが好適で
ある。
他の適当な感放射性組成物は、アクリル酸あるいはアク
リル酸エステルとペンタエリスリットとの部分エステル
から誘導されるアクリレートプレポリマーである。約2
個〜6個のアクリレート官能基を有するプレポリマーベ
ースの感光性組成物は、Richardson Com
pany社(Melrose park。
111inois)からツーパッケージシステムで市販
されている。
感放射性組成物として有用な他のグループのものは、多
価アルコールのイソシアネート改質アクリル酸、メタク
リル酸およびイタコン酸エステルである、これらは、C
arlick 等によるアメリカ特許a63,783.
151 : 3.759.809および3.825.4
79に開示されている。イソシア、t−−ト改質エステ
ルおよび反卯性希釈剤を含有する放射線キュア性組成物
は、Sun Chemical Corp社(Carl
stat New Jersey )から商品名”5u
nCure Re5in”でオーバープリントフェスと
して市販されている。
本発明において有用である坏ガ作用放射想解重合性物質
の例は、紫外線露光時、主鎖分熱する6−オキシイミノ
−2−ブタノンメタアクリレートおよびポリ4′−アル
キルアシロフェノンである、これらはReichman
is、E、による: #n、Chem、Soc。
243−251およびLuKac、Iによる: Che
melas。
Int 、Conf 、on Modif 、Poly
m、5th 、 Bratislave 。
Czech、July3 6 + 1979 e I 
、U、P、A、C,0xford。
England 1979.1 176 182.に記
載されている。
光開始剤もまた、一般に感光性組成物中に含有1−るこ
とか所望される。適当な造像開始剤の例は、文献に数多
(記載されている。本発明、で有用な光開始剤の例は、
ジアリールケトン誘導体およびベンゾインアルキルエー
テルである。紫外線感応性が所望される場合に適当な光
開始剤は、アルコキシフェニルケトン、0−アシル化オ
キシミノケトン、多環式キノン、ベンゾフェノンおよび
置換ベンゾフェノン、キサントン、チオキサントン、ク
ロロスルホニルおよびクロロメチル多環式芳香族化合物
、クロロスルホニルおよびクロロメチル複素環式化合物
、クロロスルホニルおよびクロロメチルベンゾフェノン
およびフルオレノンのようなハロゲン化化合物およびハ
ロアルカンである。
多くの場合、造像光開始剤と併用するのが有利である。
紫外線感応性のために望ましい配合は、Mi ch l
 e r’sケトンとベンゾインメチルエーテルとの(
好ましくは2:50比)配合である。他に有用なものは
、2.2′−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン
、イソプロピルキサントンおよびエチルパラジメチルア
ミノ−ベンゾエートの配合である。感放射性組成物を提
供するためには、後者がTMI’TAと併用されるのが
好適である。
感放射性組成物中の光開始剤の量は、選択される個々の
感光性組成物に依存する。これらは短い露光時間内に重
合開始しあるいは架橋するだめの充分な量でなければな
らない。
感放射性組成物は、露光にまり造像剤の放出を効率的に
コントロールするために内相のう゛らのがなりの割合を
占める必要がある。このことは、一般に、感放射性物質
が、カプセルの内相のうちの約40〜99重量係を占め
ねばならないことを意味する。
最も代表的なケースでは、カラー像は、カプセルからカ
ラー先駆体を造像放出することにより形成される。この
ケースでは、一般に内相は、感放射性組成物の他に、カ
ラー先駆体を含有している。
本発明に有用なカラー先駆体の代表的な例は、無色の電
子供与タイプの化合物である。そのようなカラー生成体
の代表的な例は、トリアリールメタン化合物、ビスフェ
ニルメタン化合物、キサンチン化合物、フルオラン、チ
アジン化合物、スピロピラン化合物等のようなラクトン
、ラクタム、サルトン、スピロピラン、エステルあるい
はアミド構造をそれらの部分骨格中に有する実質上無色
の化合物である。本発明のカラー先駆体として、Cry
stal Violet LactonおよびCopi
kem IVおよびXI(これらはHi l ton 
−Davis Co社の製品である)が単独使用される
かあるいは併用される。他の多くの例は、1−カーボン
紙関連の文献に記載されている。
カラー先駆体は、本発明のカプセル中に配合されるある
いはカプセルと併用される造像剤の一つのタイプにすぎ
ない。造像物質の性質により、他の造像剤例えばカラー
染料、顔料、金属塩およびキレート剤ンカプセルに配合
することができる。
造像剤は、カプセル中の代わりに、造像シートの別の層
に添加され、内相がカプセルから放出されることにより
活性化される。例えば、放出された内相は、カプセルと
併用されている造像剤の溶剤として1動らくのである、 本発明の独立シート製造のために有用なカラー展色剤は
、酸性白土、活性白土、アタパルゾャイト等のような白
土鉱物;タンニン酸、没食子酸、没食子酸プロピルのよ
うな有機酸;フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、フェ
ノールアセチレン縮合樹脂、少な(とも−個のヒドロキ
シルを有する有機カルボン酸とホルムアルデヒドとの縮
合物等のような酸のポリマー;サルチル酸亜鉛、サルチ
ル酸塩、2−ヒドロキシナフトエ酸亜鉛、6,5ジ−タ
ーシャリイブチルサルチル酸亜鉛、のような芳香族カル
ボン酸の金属塩;アメリカ特許Δ63.732.120
に記載されている亜鉛改質油溶性フェノール−ホルムア
ルデヒド樹脂のようなフェノール−ホルムアルデヒドノ
ボラック樹脂の油溶性金属塩(例えばアメリカ特許/I
g3.672.9 ′55 ;3.732.120およ
び3.737.410に記載);炭酸亜鉛等およびそれ
らの混合物である。これらの化合物は、一般に電子受体
タイプの化合物である。
本発明の造像シートラつ(るために、いかなる通常のコ
ーティング法もあるいは印刷法も使用できる。アメリカ
特許A4.[:110.292記載の方法が、独立シー
トをつくるのに有用である。
カプセルが抜力される基材は、紙(例えば市販の衝撃性
原紙、キャストコート紙、クロムロール紙等)、ホイル
、あるいはグラスチック(例えばI)ET フィルム)
である。上質紙は、本発明のカプセルの径が小さく、材
料ファイバ中に入り込んで露光および展色の際に破壊防
止されるので好適である。内相冗は、感放射性組成物お
よびカラー先駆体に加へて、造像シート(即ち転写シー
トあるいは独立シート)の色あい性を調整するため、希
釈オイル2更に含有することもできる。有用な希釈オイ
ルの代表的な例は、アルキル化ビフェニル(例えばモノ
イソプロピルビフェニル)、ポリ塩化ビフェニル、カス
ターオイル、ミイラルオイル、脱臭ケロセン、ナフテン
ミネラルオイル、ジブチルフタレート、シフチルフマレ
ート、ブロム化パラフィンおよびそれらの混合物である
。アルキル化ビフェニルが一般に毒性が少な(、好適で
ある。
カプセルの製造の際に性能同上のため、他の保護コロイ
ドをペクチンあるいは他のメチル化ポリガラクツロン酸
との配合で使用することができる。
例えば無水マレイン酸コーポリマーのようなアニオン性
コロイドを、尿素−ホルムアルデヒド、メラミン−ホル
ムアルデヒド等が壁土成剤として使用されているカプセ
ル化工程の改質剤として使用することができる。インブ
チレン−無水マレイン減コーポリマー(例えばIsob
am i610 )とペクチンとを併用するのが特に有
利である。
本発明の感光性カプセル化工程する造像シートは、活性
放射線へ造像露光しカプセルを破壊することにより使用
される。前述の一般的な応用において説明したように、
造像物質がポジ作用物質かあるいはネガ作用物質かによ
って、露光あるいは非露光域で多くのカプセルが破壊し
た後、破壊したカプセルが露光度に比例してその内容物
を放出するメカニズムの組合せにより像がつくられると
考えられる。造像メカニズム論は、5ander等によ
るアメリカ特許s 4.399.209 K記載されて
いる。カプセルは、通常、加圧(例えば、加圧ロールに
より露光シートを通過させること〕により破壊されるが
、更に溶剤蒸気、超音波、摩擦等のような他の方法によ
っても破壊づ−ることかできる。
本発明を以下の限定されない実施例により更に詳細に説
明する。
(実施例1) 水3Dガロンへ攪拌しながらゆっくりとIsobam−
10パウダー44ポンドを添加した。充分に分散させた
後苛性ソーダ(パウダー)16ポンドをゆっくり〃uえ
、生成したサスペンションを96°Cで2時間加熱した
。最終に溶液を室温まで冷却した(20%固形分)。
2、連続相の製造 変速ミキサー2備えた容器へ、前述の加水分解I so
bam−10*浴a90.0.9、ペクチンの5.5q
b水溶液255.0.9および水200.C1g’に仕
込んだ。
ついでPHを4.0に;i+Iil整した。
3、内相の製造 トリメチロールプロパントリアクリレート200111
へ、ゆっくり加熱しなからCopikem IV 12
0g、Irgacure 651 48.0.!i’、
 Quanticure ITX 4.0gおよびQu
anticure EPD 4.0.9を加えた。生成
溶液を冷却後、充分に攪拌させた連続相へゆっくりと添
加し、10ミクロンの範囲内の油滴を得た。
4、 カプセルの製造 上述の工程で得られたエマルションへ、水50m1に溶
解した尿素33.2g、水25m1に溶解したレゾルシ
ン3.2g、37%ホルムアルデヒド水溶N85.6g
および水25m1に溶解した硫酸アンモニウム2.49
’f加えた。混合物を65℃に加温後、2時間保持した
。加熱を中止し、スラリーのP Hを9.0に調整した
後、重亜硫酸ナトリウム(水25m1に11.2g溶解
)?:力「−えて0.5時間後、攪拌を中止した。この
製造法により平均直径が4〜8ミクロンのマイクロカプ
セルが一定に得られ、96%以上のマイクロカプセルが
10ミクロンより小さい径であった。
連続相において、ペクチン水溶aya−10’%のアラ
ビアゴλ溶液(t23.og)に置換えたことを除いて
実施例1の操作を繰返した。この製造法では、平均直径
が15ミクロンより小さいマイクロカプセルが得られず
粒径分布はサブミクロン(微小)からiooミクロンと
広範囲であった。
これまで本発明を詳細にかつ個々の態様乞引用すること
により記述してきたが、特許請求の範囲の各項に限定さ
れる本発明の範囲から離脱することなく、多くの改良お
よび変化させることが可能であることは明白であろう。
特許出願人 ザ・ミード・コーポレーション(外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 カプセルが水相中に乳化安定剤としてメチル化ポ
    リガラクツロン酸乞含有する水中油型エマルションから
    つくられ、該カプセルが約4〜8ミクロンの平均粒径を
    有し、かつ904以上の該カプセルが10ミクロンより
    小さい粒径を有することを特徴とする、別々のカプセル
    壁を有しかつ内相として、感放射性組成物を含有するマ
    イクロカプセル。 2、該別々のカプセル壁が尿素−ホルムアルデヒド樹脂
    からつくられる特許請求の範囲第1項記載のマイクロカ
    プセル。 6、該感放射性組成物が、ポリエチレン性不飽和モノマ
    ーおよび光開始剤を含有する特許請求の範囲第1項記載
    のマイクロカプセル。 4、該カプセルが更に染料先駆体を含有する特許請求の
    範囲第4項記載のマイクロカプセル。 5、該ポリガラクツロン酸がペクチンである特許請求の
    範囲第1項記載のマイクロカプセル(6、マイクロカプ
    セルが内相に感放射性物質を含有し、かつ水相中に乳化
    安定剤としてメチル化ポリガラクツロンR’zt含有す
    る水中油型エマルジョンからり(られ、該カプセルが約
    4〜8ミクロンの平均粒径な有し、かつ90%以上の該
    カプセルが10ミクロンより小さい粒径な有することを
    特徴とする、別々のカプセル壁を有するマイセルカプセ
    ル層をその一つの表面に含[する支持体からなる造像シ
    ート。 Z 該シートが、カラー展色剤物質を含有する層から成
    る特許請求の範囲第6項記載の造像シート。 8、鮫カプセル壁が、尿素−ホルムアルデヒド樹脂から
    つくられる特許請求の範囲第7項記載の造像シート。 9 該感放射性物質が、ポリエチレン性不飽和化合物お
    よび光開始剤ビ含有する特許請求の範囲第8項記載の造
    像シート。 10、該ポリガラクツロン酸が、ペクチンである特許請
    求の範囲第9項記載の造像シート。 11、エマルジョンの水相中に乳化安定剤としてメチル
    化ポリガラクツロン酸を使用すること、およびそれによ
    り約4〜8ミクロンの平均粒径欠有するカプセルおよび
    10ミクロンより小さい粒径を有する904以上の該カ
    プセルを得ることから成る改良乞特徴とする、水中で感
    放射性組成物のエマルジョンをつくる工程および該エマ
    ルジョン中の感放射性物質の液滴の周囲に別々のカプセ
    ル壁をつくる工程から成る、カプセル壁を有しかつ内相
    に感放射性物質を含有するマイクロカプセルの製造方法
    。 12、該別々のカプセル壁が、尿素−ホルムアルデヒド
    樹脂である特許請求の範囲第11項記載の方法。 1ろ、該感放射性物質が、ポリエチレン性不飽和モノマ
    ーおよび光開始剤から成る特許請求の範囲第12項記載
    の方法。 14、該ポリガラクツロン酸がペクチンである特許請求
    の範囲第16項記載の方法。 15 エマルジョンのオイル相が感放射性組成物乞含有
    し、エマルジョンの水相がメチル化ポリガラクツロン酸
    な含有する感光性マイクロカプセルの製造に有用な水中
    油型エマルジョン。 16、該ポリガラクツロン酸がペクチンである特許請求
    の範囲第15項記載のエマルジョン、17 該感放射性
    組成物が、ポリエチレン性不飽和化合物および光開始剤
    から成る特許請求の範囲第16項記載のエマルジョン。 18、該オイル相が更に染料先駆体を含有する特許請求
    の範囲第17項記載のエマルジョン、
JP19649084A 1983-09-19 1984-09-19 改良感光性マイクロカプセルおよびその製法 Pending JPS6087321A (ja)

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