JPS608661Y2 - コンバインにおける結束排藁の立体放出装置 - Google Patents
コンバインにおける結束排藁の立体放出装置Info
- Publication number
- JPS608661Y2 JPS608661Y2 JP1980053670U JP5367080U JPS608661Y2 JP S608661 Y2 JPS608661 Y2 JP S608661Y2 JP 1980053670 U JP1980053670 U JP 1980053670U JP 5367080 U JP5367080 U JP 5367080U JP S608661 Y2 JPS608661 Y2 JP S608661Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- straw
- dimensional
- waste straw
- combine harvester
- starting end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自走自説式のコンバインにおいて、刈取脱穀
後の排藁を適宜量づつ結束して圃場に放出するに当り、
排藁束を、その株元部を下向きにして圃場面に起立させ
るように放出する立体放出装置に関するものである。
後の排藁を適宜量づつ結束して圃場に放出するに当り、
排藁束を、その株元部を下向きにして圃場面に起立させ
るように放出する立体放出装置に関するものである。
最近のコンバインにおいては、刈取脱穀後の排藁を早期
に乾燥させて利用を図る等のために、排藁束を圃場に横
倒しにすることなく、株元部を下に起立して放出するよ
うにすることが行なわれている。
に乾燥させて利用を図る等のために、排藁束を圃場に横
倒しにすることなく、株元部を下に起立して放出するよ
うにすることが行なわれている。
この種の立体放出装置においては、コンバイン後部の結
束機構からの排藁束を立体搬送機構に受は継いで上方に
持ち上げ搬送し、該搬送機構の終端から株元部を下にし
て落下させるようにするため、圃場面に起立する率を高
めるには、立体搬送機構による排藁束の搬送に際して株
元部が出来る丈広がるようにすることが必要であり、ま
た、前記結束機構から立体搬送機構への排藁束の受は継
ぎ部における排藁束の受継ぎ不円滑さを防止する必要が
ある。
束機構からの排藁束を立体搬送機構に受は継いで上方に
持ち上げ搬送し、該搬送機構の終端から株元部を下にし
て落下させるようにするため、圃場面に起立する率を高
めるには、立体搬送機構による排藁束の搬送に際して株
元部が出来る丈広がるようにすることが必要であり、ま
た、前記結束機構から立体搬送機構への排藁束の受は継
ぎ部における排藁束の受継ぎ不円滑さを防止する必要が
ある。
本考案は、この種の立体放出装置において、排藁束にお
ける結束部の近傍を立体搬送機構によって挾持して搬送
するようにして、株元部を広がり易くする一方、立体搬
送機構における挾扼杆の先端を、前記結束機構における
放出アームの運動軌跡にオーバーラツプさせることによ
り排藁束の受は継ぎが円滑にできるようにしたものであ
る。
ける結束部の近傍を立体搬送機構によって挾持して搬送
するようにして、株元部を広がり易くする一方、立体搬
送機構における挾扼杆の先端を、前記結束機構における
放出アームの運動軌跡にオーバーラツプさせることによ
り排藁束の受は継ぎが円滑にできるようにしたものであ
る。
以下、図面の実施例について説明すると、図においては
１は従来公知の自走自説式のコンバイン本体を示し、そ
の後部に設けたカバーケース２内には、フィートチエン
（図示せず）につながる排藁チェノ３からの排藁を、適
宜量づつ集束したのちその穂先部を結束して放出部５か
ら後方に送り出すようにした従来公知の排藁結束機構４
が設けられている。
１は従来公知の自走自説式のコンバイン本体を示し、そ
の後部に設けたカバーケース２内には、フィートチエン
（図示せず）につながる排藁チェノ３からの排藁を、適
宜量づつ集束したのちその穂先部を結束して放出部５か
ら後方に送り出すようにした従来公知の排藁結束機構４
が設けられている。
この排藁結束機構４は、側面視り型の伝動ケース６、該
伝動ケース６の側面上部に取付く結節部７及び伝動ケー
ス６の側面下部に取付く集束部８とからなり、前記排藁
チェノ３の終端部から放出部５にかけて傾斜状に設けた
デツキ板９上を滑り落ちて来る排藁を、前記集束部８に
おけるパッカー１０の軌跡１１の運動によって適宜量集
束すると、集束部８におけるニードル１２が前記結節部
７に向って運動することにより、排藁を平面視の線１３
の穂先部において結束し、この結束が終ると結節部７に
おける２又状放出アーム１４．１５が軌跡１４′のよう
に運動して、結束排藁を放出部５から送り出すようにな
っている。
伝動ケース６の側面上部に取付く結節部７及び伝動ケー
ス６の側面下部に取付く集束部８とからなり、前記排藁
チェノ３の終端部から放出部５にかけて傾斜状に設けた
デツキ板９上を滑り落ちて来る排藁を、前記集束部８に
おけるパッカー１０の軌跡１１の運動によって適宜量集
束すると、集束部８におけるニードル１２が前記結節部
７に向って運動することにより、排藁を平面視の線１３
の穂先部において結束し、この結束が終ると結節部７に
おける２又状放出アーム１４．１５が軌跡１４′のよう
に運動して、結束排藁を放出部５から送り出すようにな
っている。
１６はコンバイン本体１の後方に位置する立体搬送機構
で、該立体搬送機構１６は、両端の鎖車１７．１８に巻
掛けしたチェノ等の無端搬送体１９と、該無端搬送体の
上側辺に沿って設けた挾扼杆２０とからなり、この立体
搬送機構１６を、その始端が前記排藁束放出部５にのぞ
み、終端が放出部より上方で且つコンバイン本体１の側
方に位置するように側面視及び平面視のいずれにおいて
も傾斜状に配設されている。
で、該立体搬送機構１６は、両端の鎖車１７．１８に巻
掛けしたチェノ等の無端搬送体１９と、該無端搬送体の
上側辺に沿って設けた挾扼杆２０とからなり、この立体
搬送機構１６を、その始端が前記排藁束放出部５にのぞ
み、終端が放出部より上方で且つコンバイン本体１の側
方に位置するように側面視及び平面視のいずれにおいて
も傾斜状に配設されている。
そして、前記立体搬送機構１６の始端における鎖車１７
の中心点１７′等の始端中心を、平面視において前記結
束機構４の結節部７における結節線１３上に略位置する
一方、前記立体搬送機構１６における挾扼杆２０の始端
２０′を上向きに湾曲しつつ延長して、前記２又状放出
アーム１４゜１５の間に当該放出アーム１４．１５の運
動軌跡１６に対してオーバーラツプするように挿入して
成るものである。
の中心点１７′等の始端中心を、平面視において前記結
束機構４の結節部７における結節線１３上に略位置する
一方、前記立体搬送機構１６における挾扼杆２０の始端
２０′を上向きに湾曲しつつ延長して、前記２又状放出
アーム１４゜１５の間に当該放出アーム１４．１５の運
動軌跡１６に対してオーバーラツプするように挿入して
成るものである。
この構成において、結束機構４で穂先部が結束された排
藁束は、その放出部において立体搬送機構１６に受は継
がれ、その穂先部が無端搬送体１９と挾扼杆２０との間
に挾持された状態の下で順次後方上部に送られる途次、
株元ガイド杆２１にて株元部が下になるように姿勢が次
第に変化し、やがて挾扼杆２０の終端から離れて挾持が
解かれると、株元部を下にして落下することにより、圃
場面に起立する。
藁束は、その放出部において立体搬送機構１６に受は継
がれ、その穂先部が無端搬送体１９と挾扼杆２０との間
に挾持された状態の下で順次後方上部に送られる途次、
株元ガイド杆２１にて株元部が下になるように姿勢が次
第に変化し、やがて挾扼杆２０の終端から離れて挾持が
解かれると、株元部を下にして落下することにより、圃
場面に起立する。
この立体搬送機構１６による排藁束の搬送に際して、排
藁束をその結節位置より更に穂先部りにおいて挾持する
と、排藁が束から抜けることになり、また、結節位置よ
り株元部寄りにおいて挾持すると、搬送中において株元
部が広がらず、圃場面に対して起立する割合が低下する
ことになる。
藁束をその結節位置より更に穂先部りにおいて挾持する
と、排藁が束から抜けることになり、また、結節位置よ
り株元部寄りにおいて挾持すると、搬送中において株元
部が広がらず、圃場面に対して起立する割合が低下する
ことになる。
これに対して、本考案は、立体搬送機構１６における無
端搬送体１９の始端部の中心を平面視において結束機構
４の結節線１３上に略位置したから、排藁束はその結節
箇所の近くで立体搬送機構１６に挾持される。
端搬送体１９の始端部の中心を平面視において結束機構
４の結節線１３上に略位置したから、排藁束はその結節
箇所の近くで立体搬送機構１６に挾持される。
従って排藁の抜けを生じたり、或いは株元部の広がりを
阻害することなく、株元部を大きく円錐形に広げながら
搬送できて、圃場面に対して確実に安定して起立できる
ようになり、立体率が著しく向上するのである。
阻害することなく、株元部を大きく円錐形に広げながら
搬送できて、圃場面に対して確実に安定して起立できる
ようになり、立体率が著しく向上するのである。
また、本考案は、立体搬送機構１６において無端搬送体
１９に沿って設けた挾扼杆２０の始端２０を、結束機構
４における放出アーム１４．１５の運動軌跡１６にオー
バーラツプするように結束機構４側に延長したから、排
藁束は、放出アーム１４．１５による放出の途中から挾
扼杆２０の始端部２０′のガイド作用を受けて、挾扼杆
２０と無端搬送体１９との間に送り込まれる。
１９に沿って設けた挾扼杆２０の始端２０を、結束機構
４における放出アーム１４．１５の運動軌跡１６にオー
バーラツプするように結束機構４側に延長したから、排
藁束は、放出アーム１４．１５による放出の途中から挾
扼杆２０の始端部２０′のガイド作用を受けて、挾扼杆
２０と無端搬送体１９との間に送り込まれる。
従って放出アーム１４．１５による放出と、挟持ガイド
との継がりが連続的で、中断の区間がないから、排藁束
の受は継ぎが円滑にできるのであり、その結果、当該受
は継ぎ部における排藁束の詰りの発生が著しく低減し、
排藁束の詰りによる結束機構の破損を確実に回避できる
効果を有する。
との継がりが連続的で、中断の区間がないから、排藁束
の受は継ぎが円滑にできるのであり、その結果、当該受
は継ぎ部における排藁束の詰りの発生が著しく低減し、
排藁束の詰りによる結束機構の破損を確実に回避できる
効果を有する。
図面は本考案の実施例を示し、第１図はコンバイン後部
の側面図、第２図は結束機構部の拡大側面図、第３図は
第２図の■−■視断面断面図４図は第２図のＩＶ−ＩＶ
視断面図である。 １・・・・・・コンバイン本体、４・・・・・・排藁結
束機構、７・・・・・・結節部、８・・・・・・集束部
、５・・・・・・排藁放出部、１６・・・・・・立体搬
送機構、１９・・・・・・無端搬送体、２０・・・・・
・挾扼杆。
の側面図、第２図は結束機構部の拡大側面図、第３図は
第２図の■−■視断面断面図４図は第２図のＩＶ−ＩＶ
視断面図である。 １・・・・・・コンバイン本体、４・・・・・・排藁結
束機構、７・・・・・・結節部、８・・・・・・集束部
、５・・・・・・排藁放出部、１６・・・・・・立体搬
送機構、１９・・・・・・無端搬送体、２０・・・・・
・挾扼杆。
Claims (1)
- コンバインに、無端搬送体とこれに沿わせた挾扼杆とか
らなる立体搬送機構を、その始端がコンバインにおける
結束機構における排藁束放出部にのぞむように配設する
において、前記立体搬送機構における無端搬送体の始端
を平面視において前記結束機構における結節位置に略位
置する一方、立体搬送機構における挾扼杆の始端部を、
前記結束機構における放出アームの運動軌跡にオーバー
ラツプするように延長して成るコンバインにおける結束
排藁の立体放出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980053670U JPS608661Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | コンバインにおける結束排藁の立体放出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980053670U JPS608661Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | コンバインにおける結束排藁の立体放出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56157938U JPS56157938U (ja) | 1981-11-25 |
| JPS608661Y2 true JPS608661Y2 (ja) | 1985-03-28 |
Family
ID=29648470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980053670U Expired JPS608661Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | コンバインにおける結束排藁の立体放出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608661Y2 (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5250099U (ja) * | 1975-10-07 | 1977-04-09 | ||
| JPS52154751A (en) * | 1976-06-12 | 1977-12-22 | Sato Zoki Co Ltd | Binding and discharging device of straw |
| JPS5411870B2 (ja) * | 1973-03-22 | 1979-05-18 | ||
| JPS5545720B2 (ja) * | 1977-07-25 | 1980-11-19 | ||
| JPS5545716B2 (ja) * | 1975-03-05 | 1980-11-19 | ||
| JPS608661A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-17 | 三洋電機株式会社 | 冷凍装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5812589Y2 (ja) * | 1977-06-27 | 1983-03-10 | 井関農機株式会社 | コンバイン用排藁結束機 |
| JPS5545716U (ja) * | 1978-09-18 | 1980-03-25 | ||
| JPS5545720U (ja) * | 1978-09-18 | 1980-03-25 | ||
| JPS5545719U (ja) * | 1978-09-18 | 1980-03-25 | ||
| JPS5697929U (ja) * | 1979-12-27 | 1981-08-03 |
-
1980
- 1980-04-18 JP JP1980053670U patent/JPS608661Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5411870B2 (ja) * | 1973-03-22 | 1979-05-18 | ||
| JPS5545716B2 (ja) * | 1975-03-05 | 1980-11-19 | ||
| JPS5250099U (ja) * | 1975-10-07 | 1977-04-09 | ||
| JPS52154751A (en) * | 1976-06-12 | 1977-12-22 | Sato Zoki Co Ltd | Binding and discharging device of straw |
| JPS5545720B2 (ja) * | 1977-07-25 | 1980-11-19 | ||
| JPS608661A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-17 | 三洋電機株式会社 | 冷凍装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56157938U (ja) | 1981-11-25 |
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