JPS6086192A - 伝熱促進剤およびその使用方法 - Google Patents

伝熱促進剤およびその使用方法

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JPS6086192A
JPS6086192A JP58195808A JP19580883A JPS6086192A JP S6086192 A JPS6086192 A JP S6086192A JP 58195808 A JP58195808 A JP 58195808A JP 19580883 A JP19580883 A JP 19580883A JP S6086192 A JPS6086192 A JP S6086192A
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    • C09K5/04Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to vapour or vice versa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は伝熱促進剤およびその使用方法に係り、さらに
詳しくは、気液凝縮系に用いられる伝熱管の伝熱性能を
向上させるための伝熱促進剤とその使用方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年、省エネルギー、省資源の観点から熱交換器の性能
向上に関して様々な研究がなされている。
一般に、蒸気タービンプラントの復水器や冷凍機の凝縮
器のような気液凝縮系の熱交換器においては、熱交換器
に用いられている伝熱管の伝熱性能によって凝縮性能が
大きくE右されるので、伝熱性能の向上は極めて重要な
問題である。たとえば、蒸気タービンプラントの表面復
水器に用いられている伝熱管の伝熱性能が悪いと復水器
の凝縮性?4Eおよび真空度が低下し、これによってシ
ラメト全体の熱効率が低下する。
一般に凝縮器の冷却性能を向上させるためには、伝熱管
の伝熱面積を大きくしたり、凝縮器に送る冷却水の流速
を増大させることが考えられる。しかしながら、伝熱管
の長さを長くしたり、フィンをつけることによって伝熱
面積ヲ大さくすることは構造の複雑化とコストの増大を
もたらす。また、凝縮器に循環させる冷却水の流速を上
げると冷却水の圧力損失が著しく増大するため(圧力損
失は流速の二乗に比例する)、ポンプの動力費が増大す
るばかりか、伝熱管の腐食速度も流速とともに増大する
という問題が生ずる。
伝熱管の伝熱性能を改善する他の有力な方法として、伝
熱管表面における凝縮状態をC膜状凝縮にするという方
法がある。
一般に、蒸気がその飽オロ温度よりも低い伝熱面に接触
した場合の凝縮機構としては膜状凝縮と滴状凝縮がある
。膜状凝縮では、凝、陥液が伝熱管表面を膜状におおっ
て流下し、放出した凝縮潜熱が凝縮液膜を通して伝熱管
に伝わるものであり、滴状凝縮では、凝縮液が伝熱管表
面で滴状に凝縮流下する。滴状凝縮は、膜状凝縮のよう
な、伝熱管表面に形成される凝縮液膜による伝熱抵抗が
ないため伝熱特性が極めて良いことが知られている。
たとえば、滴状凝縮時の熱伝達係数は、膜状凝縮時にく
らべてはるかに大きく、10倍あるいはそれ以上の値に
達することもある。
金属製の伝熱管表面においては、通常膜状凝縮が起こる
ため、これを滴状凝縮にすることは伝熱性能を向上させ
る上で極めて効果的であり、魅力ある課題である。従来
、滴状凝縮を促進する促進剤に関する多くの研究がなさ
れているが、いまだ実際の凝縮器に適用し得る促進剤が
開発されるには至っていない。
たとえば、銅および銅合金製冷却管に対する促進剤とし
て、チオシアンオクチル、ベンジルメルカプタンなどが
あり、これらの物質で管の表面を処理することによって
滴状凝縮が起こることが知られている。しかしながら、
上述したような物質は金属との結合力が弱く、管衣面か
ら容易に離脱してしまうという欠点がある。また、伝熱
管表面を4フッ化エチレン樹脂(テフロン)のような撥
水性の良い物質の膜で被覆することにより滴状凝縮を促
進することが考えられるが、この場合は逆にテフロン膜
により伝熱抵抗が増大するという問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、良
好な滴状凝縮を発現させ、しかも伝熱管表面に強く結合
して耐久性にもすぐれた伝熱促進剤、およびその使用方
法を提供することを目的とする。
〔発明の4既要〕 本発明者らは、良好な撥水性を有し、がっ、金属表面に
強く結合して容易に脱1隻[Lせず、化学的安定性、安
全性にすぐれた伝熱促進剤を得るべく鋭意研究した結果
、特足のトリアジンジチオール誘導体が極めてすぐれた
伝熱促進特性を有していることを見出した。
すなわち、本発明の伝熱促進剤は、一般式%式% (上式中、Rは−NHR’、−NR′2を表わし、R′
は炭化水素基、Mは水素、アルカリ金属およびアルカリ
土類金属から選ばれ、Mの少なくとも一つはアルカリ金
属またはアルカリ土類金属である。)で示されるトリア
ジンジチオール誘導体を含有すること&%徴とするもの
である。
また、本発明の伝熱管の伝熱促進方法は、一般式 %式% (上式中、Rは−NHR′、−NR′2 を表わし、R
′は炭化水素基、Mは水素、アルカリ金属およびアルカ
リ土類金属から選ばれ、Mの少なくとも一つはアルカリ
金属またはアルカリ土類金属である。)で示されるトリ
アジンジチオール誘導体をぎ有する伝熱促進剤を、気液
凝縮系に用いられる伝熱管の、凝縮される気体が接触す
る曲に処理することを特徴とするものである。
〔発明の詳細な説明〕
伝熱促進剤 本発明の伝熱促進剤は、下記の一般式で表わされるトリ
アジンジチオール誘導体を有効成分とする。
M8・0〜N;〜8M 上式中、Rは−NHR’、−NR2’ を表わし、R′
は炭化水素基であり、好1しくけ炭素数4以上の炭化水
素基であり、さらに好ましくは炭素数4〜18の炭化水
素基である。たとえば、R′は、オクチル基、Pデシル
基などの脂肪族飽和炭化水素基の他にオレイル基などの
脂肪族不飽和炭化水素基であってもよく、さらにはメチ
ルベンジル基などの炭素e7以上の芳香族炭化水素基、
アミノフェニル基なとの1素含有炭化水素基であっても
よい。また、Mは、水素、アルカリ金属およびアルカリ
土類金属から選ばれ、Mの少なくとも一つはアルカリ金
属またはアルカリ土類金属でち9好ましくはLi、 N
a、 K、 1/2 Mg、 l/2 Caまたはl/
2Baである。
上記本発明の伝熱促進剤の成分であるトリアジンジチオ
ール誘導体の具体例としては、たとえば、2−ジブチル
アミノ−4,6−ジメルカプト−S−トリアジンモノナ
トリウム、2−オレイルアミノ−4,6−ジメルカプト
−S−トリアジンモノナトリウム、2−−、’デフルア
ミノー4,6−ジメルカブトーS−トリアジンモノナト
リウム、2−ジドデシルアミノ−4,6−ジメルカプト
−S−トリアジンモノナトリウムなどを21げることが
できる。
本発明のトリアジンジチオール誘導体は、以下のような
すぐれた性質を有している。
(a) 金属表面に結合して良好な1發水性を41して
いる。すなわち、金属表向における水などの液体の接触
角を太きくシ、これによって良好な滴状凝縮が発現する
(b) 金属と強く結合し、蒸気などの流れによって容
易に脱離しない。したがって長期間の使用に耐え得る耐
久性にすぐれている。このように、本発明の伝熱促進剤
が耐久性にすぐれる理由は必ずしも明らかではないが、
伝熱促進剤で金属表向を処理することによって、金属と
伝熱促進剤との間に化学結合ないしそれと同等の比較的
強い結合が形成されることによシ、金属表面からの伝熱
促進剤の脱離が容易に起こらないためと推測される。
(C)化学的安定性、安全性にすぐれ取扱いが容易でか
つ安価である。すなわち上述し7ζトリアジンジチオ一
ル誘導体のアルカリ金属ないしアルカリ土類金属塩は、
水に可溶であり、酸化剤に対して安定であるばかりでな
く、無色、無臭で毒性が極めて低いという利点を有して
いる。また、本発明のトリアジンジチオール誘導体は、
常温から200℃以上にも及ぶ通常の復水器ないし凝縮
器の温度条件下においても充分安定に使用し得る。
なお本発明の伝熱促進剤は複数種数のトリアジンジチオ
ール誘導体を複合して含有していてもよく、溶媒、腐食
防止剤などの他の付随的成分を含有することもできる。
トリアジンジチオール誘導体の製法 本発明の伝熱促進剤の有効成分であるトリアジンジチオ
ール誘導体は、たとえば次の要領で合成し得る。
すなわち、塩化シアヌルに低温下でアミン類(R−H)
を作用させることにより、まず2−R−4,6−ジクロ
ル−1,3,5−)リアジンを生成し、次いでこのジク
ロライド−に有機溶媒中でNaH8を反応させることに
よって2−R−1,3゜5−トリアジン−4,6−ジチ
オールが得られる。
さらにこのジチオールに所望のアルカリ金属ないしアル
カリ土類金属の水酸化物を作用させて4位ないし6位の
水素を上記金属で置換することによってトリアジンジチ
オール誘導体を合成し得る。
トリアジンジチオール誘導体の製法については、たとえ
ば、J、 Polymer Set、 Vol 16+
 2055、2062 (1978)に記載されている
伝熱促進剤の使用方法 伝熱促進剤による伝熱管の処理は、上記トリアジンジチ
オール誘導体の水溶液を伝熱管の外表面に接触させるこ
とにより行なわれる。たとえば上記水溶液中に伝熱管を
浸漬させfc、!1l11 あるいは伝熱管表面に上記
水溶液を塗布することにより処理し得る。
上記処理は、伝熱管表面にトリアジンジチオール誘導体
の単分子層膜が形成される程度で足りる。
また、上記した伝熱促進剤の処理の前に、常法に従い、
脱脂処理や酸処理による酸化被膜の除去を行うことが好
ましい。
用途 本発明の伝熱促進剤は、蒸気タービンプラントの復水器
、冷凍機の凝縮器などの気液凝縮系に用いられる熱交換
器の伝熱管に広く使用し得る。また、近年、峰洋温度差
発電プラントなどにおけるフロンタービンの凝縮器用伝
熱管としてチタン管が多く採用されているが、本発明の
伝熱促進剤はこのチタン管にも適用することができ、す
ぐれた伝熱促進効果を得ることができる。
〔発明の実施例〕
例1 以下の要領でトリアジンジチオール誘導体を合成した。
まず、塩化シアヌル(18,4g、 0.1mol)の
アセトン溶液300m1に、アミン類(R−H、’0 
、105mo l)を−5〜θ℃で(9)〜ω分をかけ
て滴加する。滴加終了後、Na 2 CO3(s −3
g)の水溶液100m1 ft−5〜0℃でやはり30
〜60分をかけて滴加した。10℃に昇温後、120分
間かくはんし、多量の水に投入すると2−R−4,6−
ジクロル−1,3,5−トリアジンが白色粉末、又はオ
イル状で定量的収率で得られた。
上記ジクロライ)’ (0,1mol)を有機溶剤(メ
タノール、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミr
など) 300m1に溶解、または分散し、40〜50
℃に昇温後、NaH8(0、3mo l )の水溶液(
100ml )を滴加する。反応溶液を分取し、多量の
水に入れて、透明になれば反応完結。これに、0.1N
HC1を加えると2−R−1,3,5−)リア・ジン−
4゜6−ジチオールが90チ以上の収率で得られた。
上記ジチオール(0,1mol)とNaOH(0,1m
ol)f:メタノール200m1にとかし、メタノール
を留去すると下式で示されるトリアジンジチオール誘導
体を得た。
例2 例1で得られた伝熱促進剤の撥水性を評価するために、
伝熱促進剤で処理された金属表面における水の接触角を
測定した。
下記第1表に示すトリアジンジチオール誘導体、および
比較例としてのベンゾトリアゾールを用意し、各々につ
いて濃度10””3mo l/ l 、温度(資)℃の
水溶液を作成した。次いで、これら各水溶液中に銅板を
(9)分間浸漬した。このようにして伝熱促進剤で処理
された各銅板について銅板六回における水の接触角を測
定した。エルマゴニオメータ一式接触角測定器を用い、
加℃下で測定した。測定回数10回の平均値を下記第1
表に示す。
第1表 上記測定結果から明らかなように、本発明の伝熱促進剤
で処理した銅板は濡れが小さく、シたがって撥水性にす
ぐれている。
例3 金属との結合性を評価するため、伝熱促進剤で処理され
た金属表面の摩耗試験を行なった。
上記例1と同様にして、下記第2表に示す伝熱促進剤の
各々について濃度10 mol/l、温度80℃の水溶
液を作成した。これら各水溶液中に加分間浸漬処理され
た銅板について摩耗試験を行ない、摩耗により銅板表面
の伝熱促進剤が除去されて金属面があられれるまでの時
間(耐久時間)を測定した。ぎン・ディスク型摩耗試験
機を用い、荷重50g1すべυ速度5 am/ min
 の条件で行った。
測定結果を下記第2表に示す。
第2表 上記摩耗試験の結果から明らかなように、本発明の伝熱
促進剤、特に2−オクチルアミノ−4,6−ジメルカプ
ト−S−トリアジンモノナトリウム、2−ジオクチルア
ミノ−4,6−ジメルカプト−S−トリアジンモノナト
リウム、2−ジドデシルアミノ−4゜6−ジメルカプト
−S−トリアジンモノナトリウム、2−オレイルアミノ
−4,6−ジメルカプト−S−トリアジンモノナトリウ
ムは、耐久時間が長く、シたがって、実際の凝縮器に適
用された場合にも蒸気流ないし凝縮液流に対する耐侵食
性にすぐれていることがわかる。
例4 滴状凝縮による伝熱促進効果を確認するために、蒸気タ
ービン発電プラントの復水器冷却管として使用されてい
るアルミニウム黄銅管を用いて熱貫流率の測定を行なっ
た。
まず、下記第3表に示すトリアジンジチオール誘導体の
水溶液(10−3mo、1/ 73 、80℃)を用意
し、アルミニウム黄銅管をこの水溶液中に30分間浸漬
する処理を行なったのち、管の熱貫流率を測定した。測
定は、管の外表面に100℃の飽和蒸気を接触させ、管
の内部に冷却水(工業用水)を2m/leeの流速で流
した状態で行なった。比較のために、伝熱促進剤を処理
していない管についても熱貫流率を測定した。測定結果
を下記第3表に示す。
なお、添付図面は、熱貝流率測定時の管表面における水
蒸気の凝縮状態を表わしたものである。
第1図は、伝熱促進剤を処理していない管の凝縮状態を
示すものであり、伝熱管1の表面全体が凝縮液2によっ
て膜状に覆われている。一方、第2図は、伝熱促進剤と
して2−ジデシルアミノ−4゜6−ジメルカブトーs−
hリアジンモノナトリウムを処理した管の凝縮状態を示
すものであり、良好な滴状凝縮が起こっていることが観
察された。
第 3 表 例5 滴状凝縮による伝熱促進効果を確認するために、海洋温
度差発電プラントの凝縮器の冷却゛1として使用されて
いるチタン管を用いて熱貫流率を測定した。
下記第4表に示すトリアジンジチオール誘導体の水溶液
(10−”、mol、%7180℃)を用意し、上記チ
タン管を各々、上記水溶液中に加分間浸漬する処理を行
なったのち、管の熱貫流率を測定した。
測定は、管の外表面に30℃のフロン蒸気を接触させ、
管の内部に冷却水(工業用水)を2m/seeの流速で
流した状態で行なった。比較のために、伝熱促進剤を処
理していない管についても熱貫流率を測定した。測定結
果を下記第4表に示す。
なお、本発明の伝熱促進剤で処理したチタン管について
は、いずれも良好な滴状凝縮が覗察された。
第4表 〔発明の効果〕 上記実施例め結果から明らかなように、本発明の伝熱促
進剤は、伝熱管の表面に強く結合して長期間にわたる良
好な滴状凝縮を発現させるトリアジンジチオール誘導体
が含有されているので、気液凝縮系の熱交換器の伝熱管
表面にこの伝熱促進剤を処理することにより、伝熱管の
熱伝達率を著しく向上させることができる。また、本発
明の伝熱促進剤によれば、復水器や凝縮器などの伝熱性
能、凝縮性能を簡単かつ低コストで改善することができ
るので工業上すこぶる有用でめる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、伝熱管表面における蒸気の凝縮
状態を表わす図である。 1・・・伝熱管、2・・・凝縮液。 出願人代理人 猪 股 清

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の一般式で示されるトリアジンジチオール誘導
    体を含有することを特徴とする伝熱促進剤。 MS””N88M (上式中、Rは−NHR′、−NR’ 2を表わし、R
    ′は炭化水素基、Mは水素、アルカリ金属およびアルカ
    リ土類金属から選ばれ、Mの少なくとも一つけアルカリ
    金属またはアルカリ土類金属である。) 2、一般式 (上式中、Rは−NHR’、−NR’2を表わし、R′
    は炭化水素基、Mは水素、アルカリ金属およびアルカリ
    土類金属から選ばれ、Mの少なくとも一つはアルカリ金
    属またはアルカリ土類金属でおる。)で示されるトリア
    ジンジチオール誘導体を含有する伝熱促進剤を、気液凝
    縮系に用いられる伝熱管の、凝縮される気体が接触する
    面に処理することを特徴とする、伝熱管の伝熱促進方法
JP58195808A 1983-10-19 1983-10-19 伝熱促進剤およびその使用方法 Granted JPS6086192A (ja)

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