JPS608536B2 - 光学式記録再生装置における光ビ−ム制御装置 - Google Patents
光学式記録再生装置における光ビ−ム制御装置Info
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- JPS608536B2 JPS608536B2 JP5377076A JP5377076A JPS608536B2 JP S608536 B2 JPS608536 B2 JP S608536B2 JP 5377076 A JP5377076 A JP 5377076A JP 5377076 A JP5377076 A JP 5377076A JP S608536 B2 JPS608536 B2 JP S608536B2
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- light beam
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光学式記録再生装置における自動フオーカシン
グ装置のように、被制御量をそのピーク値を制御目標と
してピーク値に自動的に保持するようにする光ビーム制
御装置に関するものである。
グ装置のように、被制御量をそのピーク値を制御目標と
してピーク値に自動的に保持するようにする光ビーム制
御装置に関するものである。
レンズ系の焦点ずれの情報には、レンズから物体までの
距離の関数としてピーク値を有するものが幾つかある。
距離の関数としてピーク値を有するものが幾つかある。
しかもこのピーク値が焦点の合っている状態である。例
えば、光学的に高密度に記録された記録担体上の信号ト
ラックに照明光を没射し「記録担体から反射された光を
レンズを介して読み出す場合に、反射して戻ってきた光
の焦点面にピンホールを設け、ピンホールを通過した光
の量を検出する方法とか「反射して戻ってきた光に含ま
れる物体像の高周波成分を抜き出す方法とかにおいては
「 レンズの焦点が記録担体の信号トラック上に合って
いる時それぞれ前記の光量及び高周波成分は極大となる
。しかし、これらの情報には焦点ずれの方向に関する成
分が含まれていないため、制御方向を決めることができ
ない。そのため従来の方法では、レンズを振動させたり
ピンホールを振動させたりして制御方向の情報を得ると
か、制御する位置をピーク位置より多少ずらしてピーク
値に近づく方向かあるいはその逆の方向かという方向の
情報を得るようなことをせねばならない。前者は振動さ
せる機構が面倒であるし、後者は光量の変化等の影響が
あって不安定である。本発明の目的は、上述したような
欠点を除去し、特別の振動機構を設けることなく、光ビ
ームを光学的記銭担体の所定の位置に制御する光ビーム
制御装置を提供せんとするものである。
えば、光学的に高密度に記録された記録担体上の信号ト
ラックに照明光を没射し「記録担体から反射された光を
レンズを介して読み出す場合に、反射して戻ってきた光
の焦点面にピンホールを設け、ピンホールを通過した光
の量を検出する方法とか「反射して戻ってきた光に含ま
れる物体像の高周波成分を抜き出す方法とかにおいては
「 レンズの焦点が記録担体の信号トラック上に合って
いる時それぞれ前記の光量及び高周波成分は極大となる
。しかし、これらの情報には焦点ずれの方向に関する成
分が含まれていないため、制御方向を決めることができ
ない。そのため従来の方法では、レンズを振動させたり
ピンホールを振動させたりして制御方向の情報を得ると
か、制御する位置をピーク位置より多少ずらしてピーク
値に近づく方向かあるいはその逆の方向かという方向の
情報を得るようなことをせねばならない。前者は振動さ
せる機構が面倒であるし、後者は光量の変化等の影響が
あって不安定である。本発明の目的は、上述したような
欠点を除去し、特別の振動機構を設けることなく、光ビ
ームを光学的記銭担体の所定の位置に制御する光ビーム
制御装置を提供せんとするものである。
本発明は光ビームを、ビーム指向手段を介して光学的記
鏡担体に照射し、この記録担体からの光ビームを受光し
てフオーカシング制御などの制御を行なうために、目標
とするところで極大値または極小値となる情報量を得る
手段と「現在の情報量と△t時間前の情報量の大小を判
定し「現在情報量が増大または減少している場合には制
御方向をそのまま持続し、情報量が減少または増大して
いる場合には制御方向を反転する手段とを設け、制御量
として情報量の大きさを前記ビーム指向手段に印加して
常に極大値または極小値を保持するようにして光ビーム
を常に記録担体の所定の位置に照射するように構成する
ことを特徴とするものである。
鏡担体に照射し、この記録担体からの光ビームを受光し
てフオーカシング制御などの制御を行なうために、目標
とするところで極大値または極小値となる情報量を得る
手段と「現在の情報量と△t時間前の情報量の大小を判
定し「現在情報量が増大または減少している場合には制
御方向をそのまま持続し、情報量が減少または増大して
いる場合には制御方向を反転する手段とを設け、制御量
として情報量の大きさを前記ビーム指向手段に印加して
常に極大値または極小値を保持するようにして光ビーム
を常に記録担体の所定の位置に照射するように構成する
ことを特徴とするものである。
次に図面を参照して本発明をさらに詳細に説明する。
第1図aは焦点ずれとしンズの制御方向を示す図である
。
。
照射光1をレンズ2を介して記録担体3に焦点を結ぶよ
うに投射し、記録担体3で反射された光4は、レンズ2
を介して受光素子(図示せず)へ進む。記録担体3上で
反射された光4のレンズ2による結像面にピンホール(
図示せず)を設け「 このピンホールを通過した光を前
記受光素子で受光し、焦点ずれの情報f(d)とする。
dは記録担体3としンズ2間の距離としL距離d。の時
照明光1がレンズ2によって話鏡担体3上に焦点を結ぶ
。d、d‐はしンズの移動方向を示し、d十方向に移動
すればdは増加しもd‐方向に移動すればdは減少する
。第竃図bは第1図aにおいて焦点ずれ情報f(d)と
しンズと誼銭挺体間の距離dとの関係を示すものである
。距離d。においてf(d)は最大f(d)maxとな
り「 d。から離れるに従ってf(d)は減少する。第
2図aは本発明の光ビーム制御装置の一例を示すブロッ
ク線図である。情報f(d)を増幅回路21の入力側に
供給し〜増幅回路2軍で増幅された出力をサンプリング
ホールド回路23、比較回路24、2個のIJレー27
Aおよび27Bのそれぞれ1接点に接続する。サンプリ
ングパルス発生回路22において生じたサンプリングパ
ルスで前記増幅回路21の出力をサンプリングし、サン
プリングホールド回路23は前記サンプリングした増幅
器の出力を次のサンプリングパルスが来るまでホールド
する。サンプリングはリレーによって行なってもよいし
、応答の速さが要求される場合にはホトカプラ等によっ
て行なうこともできる。比較回路24の一方の入力様子
にはサンプリングホールドされた出力が供給され、他方
の入力端子には増幅器21からの出力が直接供給され、
この出力電圧値とサンプリング時間間隔△tだけホール
ドされた前記出力電圧値との大づ・を次のサンプリング
パルスが来るまで比較する。サンプリングホールド回路
23、比較回路24は次々に発せられるサンプリングパ
ルスによって、それぞれ次々に増幅器21の出力のホー
ルド、ホールドされた出力電圧と増幅器21からの直接
の出力電圧との比較をくり返す。今例えば、この△t時
間中にレンズをd+方向あるいはd−方向のどちらかへ
移動してみたときにt比較回路の出力が負であればピー
ク位置に近づいており、正であればピーク位置から離れ
て行くとする。
うに投射し、記録担体3で反射された光4は、レンズ2
を介して受光素子(図示せず)へ進む。記録担体3上で
反射された光4のレンズ2による結像面にピンホール(
図示せず)を設け「 このピンホールを通過した光を前
記受光素子で受光し、焦点ずれの情報f(d)とする。
dは記録担体3としンズ2間の距離としL距離d。の時
照明光1がレンズ2によって話鏡担体3上に焦点を結ぶ
。d、d‐はしンズの移動方向を示し、d十方向に移動
すればdは増加しもd‐方向に移動すればdは減少する
。第竃図bは第1図aにおいて焦点ずれ情報f(d)と
しンズと誼銭挺体間の距離dとの関係を示すものである
。距離d。においてf(d)は最大f(d)maxとな
り「 d。から離れるに従ってf(d)は減少する。第
2図aは本発明の光ビーム制御装置の一例を示すブロッ
ク線図である。情報f(d)を増幅回路21の入力側に
供給し〜増幅回路2軍で増幅された出力をサンプリング
ホールド回路23、比較回路24、2個のIJレー27
Aおよび27Bのそれぞれ1接点に接続する。サンプリ
ングパルス発生回路22において生じたサンプリングパ
ルスで前記増幅回路21の出力をサンプリングし、サン
プリングホールド回路23は前記サンプリングした増幅
器の出力を次のサンプリングパルスが来るまでホールド
する。サンプリングはリレーによって行なってもよいし
、応答の速さが要求される場合にはホトカプラ等によっ
て行なうこともできる。比較回路24の一方の入力様子
にはサンプリングホールドされた出力が供給され、他方
の入力端子には増幅器21からの出力が直接供給され、
この出力電圧値とサンプリング時間間隔△tだけホール
ドされた前記出力電圧値との大づ・を次のサンプリング
パルスが来るまで比較する。サンプリングホールド回路
23、比較回路24は次々に発せられるサンプリングパ
ルスによって、それぞれ次々に増幅器21の出力のホー
ルド、ホールドされた出力電圧と増幅器21からの直接
の出力電圧との比較をくり返す。今例えば、この△t時
間中にレンズをd+方向あるいはd−方向のどちらかへ
移動してみたときにt比較回路の出力が負であればピー
ク位置に近づいており、正であればピーク位置から離れ
て行くとする。
このとき、ピ−ク位置に近づいていく場合、すなわち比
較回路の出力が負である場合はその方向へレンズを移動
し続けてよいが〜ピーク位置から離れて行く場合、すな
わち比較回路の出力が正である場合は制御方向を逆転さ
せる。この結果系としては常にピーク位置を目指して制
御することになる。こうしたシステムを得るために「正
パルス抽出回路25で比較回路24の出力の正パルスの
み抽出し、正パルスが出てくる度に制御方向を逆転させ
ればよい。
較回路の出力が負である場合はその方向へレンズを移動
し続けてよいが〜ピーク位置から離れて行く場合、すな
わち比較回路の出力が正である場合は制御方向を逆転さ
せる。この結果系としては常にピーク位置を目指して制
御することになる。こうしたシステムを得るために「正
パルス抽出回路25で比較回路24の出力の正パルスの
み抽出し、正パルスが出てくる度に制御方向を逆転させ
ればよい。
正パルス抽出回路25で抽出した正パルスはフリップフ
ロップ26に供給し、フリップフロップ26の出力Q,
Qは2個のりレー27A,27Bをそれぞれ駆動させる
ように接続する。従ってリレー27A,27Bはフリッ
プフロップ26の出力Q.Qによってゲートされ、一方
のリレーの穣点がON時には、他方のリレーの接点はO
FFとなる。これによって制御方向を正パルスが出る度
に逆転させることができる。ドライバー28の各入力に
は増幅回路21の出力側を共にリレー接点を介して接続
し、これによって制御量の絶対値を供給することができ
る。高速な応答速度が要求される場合にはリレーの代り
にホトカプラー等を使用すればよく、またリレー等を使
用しない場合には「フリツプフロツプ26の出力Qまた
はQを増幅器21の出力の大きさに応じて変化させ、そ
れをドライバー28に直接通じてもよい。ドライバー2
8からは制御する方向に応じてd十方向移動信号、ある
し、はd‐方向移動信号が出力され、これをレンズ等の
被制御物を駆動する装置に加えてやればよい。今、正パ
ルス抽出回路25において正パルスが1個抽出されたと
し、フリッブフロツプ出力Qが1、Qが0となったとす
る。
ロップ26に供給し、フリップフロップ26の出力Q,
Qは2個のりレー27A,27Bをそれぞれ駆動させる
ように接続する。従ってリレー27A,27Bはフリッ
プフロップ26の出力Q.Qによってゲートされ、一方
のリレーの穣点がON時には、他方のリレーの接点はO
FFとなる。これによって制御方向を正パルスが出る度
に逆転させることができる。ドライバー28の各入力に
は増幅回路21の出力側を共にリレー接点を介して接続
し、これによって制御量の絶対値を供給することができ
る。高速な応答速度が要求される場合にはリレーの代り
にホトカプラー等を使用すればよく、またリレー等を使
用しない場合には「フリツプフロツプ26の出力Qまた
はQを増幅器21の出力の大きさに応じて変化させ、そ
れをドライバー28に直接通じてもよい。ドライバー2
8からは制御する方向に応じてd十方向移動信号、ある
し、はd‐方向移動信号が出力され、これをレンズ等の
被制御物を駆動する装置に加えてやればよい。今、正パ
ルス抽出回路25において正パルスが1個抽出されたと
し、フリッブフロツプ出力Qが1、Qが0となったとす
る。
その結果リレー27Aが作動し、そのリレー接点がON
となり、ドライバー28を作動させてレンズのd十方向
移動信号を出す。次に再び正パルス抽出回路25におい
て正パルスが抽出されると、フリツプフロツプ26の出
力Qは0、Qは1となり、これら出力Q,Qはそれぞれ
リレーを作動させてリレー27Aの接点はOFF、リレ
ー27Bの接点はONとなる。リレー27Bの接点力の
Nとなった結果ドライバー28はしソズd‐方向移動信
号を出す。このようにして正パルスが抽出される度ごと
に制御方向は反転される。第2図bは第1図bと同様に
dとf(d)との関係を示す。
となり、ドライバー28を作動させてレンズのd十方向
移動信号を出す。次に再び正パルス抽出回路25におい
て正パルスが抽出されると、フリツプフロツプ26の出
力Qは0、Qは1となり、これら出力Q,Qはそれぞれ
リレーを作動させてリレー27Aの接点はOFF、リレ
ー27Bの接点はONとなる。リレー27Bの接点力の
Nとなった結果ドライバー28はしソズd‐方向移動信
号を出す。このようにして正パルスが抽出される度ごと
に制御方向は反転される。第2図bは第1図bと同様に
dとf(d)との関係を示す。
この図面を用いて本発明の光ビーム制御装置の働きを説
明する。図中の付号1,2,3,………,17,1′,
2′,………はサンプリングホールド時間との対応を示
す。今例えば、最初のホールド時間中1にd‐方向へレ
ンズを移動させたとすると、比較回路の出力は正となる
ため制御方向は反転させられ、が方向移動信号が発せら
れ以後2,3,4,…・・…−と続いて比較回路の出力
が負となり制御方向を反転せずにd十方向ヘビーク値を
目指して制御する。li番目のホールド時には、ピーク
位置を越してしまうために再び比較回路の出力は正とな
り今度はd‐方向へ制御する。以後、1気費目のホール
ド時、15蚤目のホ−ルド時、・…・・・・・と比較回
路の出力が正となるため制御方向を反転しピーク位置を
保持することができる。第2図cは第2図bのサンプリ
ングホールド時間1,2,3,・・……・,17…・…
・・に対応するサンプリングパルス、比較回路出力、正
パルス列、Q(d十ゲート)、Q(d‐ゲート)の各波
形を示す。
明する。図中の付号1,2,3,………,17,1′,
2′,………はサンプリングホールド時間との対応を示
す。今例えば、最初のホールド時間中1にd‐方向へレ
ンズを移動させたとすると、比較回路の出力は正となる
ため制御方向は反転させられ、が方向移動信号が発せら
れ以後2,3,4,…・・…−と続いて比較回路の出力
が負となり制御方向を反転せずにd十方向ヘビーク値を
目指して制御する。li番目のホールド時には、ピーク
位置を越してしまうために再び比較回路の出力は正とな
り今度はd‐方向へ制御する。以後、1気費目のホール
ド時、15蚤目のホ−ルド時、・…・・・・・と比較回
路の出力が正となるため制御方向を反転しピーク位置を
保持することができる。第2図cは第2図bのサンプリ
ングホールド時間1,2,3,・・……・,17…・…
・・に対応するサンプリングパルス、比較回路出力、正
パルス列、Q(d十ゲート)、Q(d‐ゲート)の各波
形を示す。
サンプリングホールド時間1,11,13,15,17
の各時間に比較回路出力は正であり、2,3,…・・・
・・・,10,12,14,16の各時間で負である。
従って1,11,13,15,17の各時間に正パルス
を生ずる。フリップフロップの出力はQはサンプリング
ホールド時間1の時0であり、この時正パルスが発生し
ているので次のサンプリングパルスが発生するとQは1
となり、以後正パルス列が発生するまで1を維持し、サ
ンプリングホールド時間11において正パルス列が見ら
れるので次のサンプリングパルス発生時にQは0となる
。以後正パルスが生じる度にQは0と1の切り換えをく
り返す。QはQの波形とは逆にQが0のときQは1、Q
が1のときQは0である。第3図aは本発明の光ビーム
制御装置の他の1例を示すブロック線図である。
の各時間に比較回路出力は正であり、2,3,…・・・
・・・,10,12,14,16の各時間で負である。
従って1,11,13,15,17の各時間に正パルス
を生ずる。フリップフロップの出力はQはサンプリング
ホールド時間1の時0であり、この時正パルスが発生し
ているので次のサンプリングパルスが発生するとQは1
となり、以後正パルス列が発生するまで1を維持し、サ
ンプリングホールド時間11において正パルス列が見ら
れるので次のサンプリングパルス発生時にQは0となる
。以後正パルスが生じる度にQは0と1の切り換えをく
り返す。QはQの波形とは逆にQが0のときQは1、Q
が1のときQは0である。第3図aは本発明の光ビーム
制御装置の他の1例を示すブロック線図である。
本例ではサンプリングホールドの代わりに遅延線を用い
ている。情報f(d)を増幅回路31で増幅し、その出
力を遅延回路32に供給する。比較回路33は遅延回路
で遅延された遅延時間△t前の増幅回路出力電圧値と現
在の出力電圧値との大小を比較する。比較回路の出力は
第2図aと同様に正信号抽出回路34に供給され、正信
号抽出回路34で抽出した正信号はフリツプフロツブ3
5へ供給する。フリップフロップ35の出力Q,Qは各
々リレー36A,36Bを駆動し、これら2個のりレー
に接続したドライバーからが方向移動信号、d−方向移
動信号を発することができる。比較回路33以後の各回
路の働きは第2図aの例と同様である。遅延線を使用し
た場合は、連続的に遅延時間△t前の電圧値と現在の電
圧値との大小を比較しているのでサンプリングパルスは
不必要であるが、遅延線を通すための変調及び復調回路
が必要となる。第3図bは第2図bと同様にdとf(d
)と制御方向の各関係を示す図である。図中の符号1に
おいてd‐方向へレンズを移動させると比較回路33の
出力は正となり制御方向を反転する。以後ピーク値を目
指して制御するが、サンプリングホールドを使用した場
合と異なり、連続的に制御する。ピーク値を越えると再
び比較回路33の出力は正となり制御方向を逆転する。
第3図cは第3図aの回路の第3図bの動作に対応する
比較回路出力、正信号抽出回路、Q,Qの各出力波形を
示すものである。
ている。情報f(d)を増幅回路31で増幅し、その出
力を遅延回路32に供給する。比較回路33は遅延回路
で遅延された遅延時間△t前の増幅回路出力電圧値と現
在の出力電圧値との大小を比較する。比較回路の出力は
第2図aと同様に正信号抽出回路34に供給され、正信
号抽出回路34で抽出した正信号はフリツプフロツブ3
5へ供給する。フリップフロップ35の出力Q,Qは各
々リレー36A,36Bを駆動し、これら2個のりレー
に接続したドライバーからが方向移動信号、d−方向移
動信号を発することができる。比較回路33以後の各回
路の働きは第2図aの例と同様である。遅延線を使用し
た場合は、連続的に遅延時間△t前の電圧値と現在の電
圧値との大小を比較しているのでサンプリングパルスは
不必要であるが、遅延線を通すための変調及び復調回路
が必要となる。第3図bは第2図bと同様にdとf(d
)と制御方向の各関係を示す図である。図中の符号1に
おいてd‐方向へレンズを移動させると比較回路33の
出力は正となり制御方向を反転する。以後ピーク値を目
指して制御するが、サンプリングホールドを使用した場
合と異なり、連続的に制御する。ピーク値を越えると再
び比較回路33の出力は正となり制御方向を逆転する。
第3図cは第3図aの回路の第3図bの動作に対応する
比較回路出力、正信号抽出回路、Q,Qの各出力波形を
示すものである。
第4図は本発明の光ビーム制御装置のさらに別の一例を
示すブロック線図である。
示すブロック線図である。
本例ではサンプリングホールドの代わりにA‐D変換器
、シフトレジスタを使用する。増幅回路41で増幅され
て情報f(d)はA−D変換回路42によってディジタ
ル量化される。ディジタル化された増幅回路出力を、ク
ロックパルス発生器49からのクロックパルスで動作す
るシフトレジスタ43により△t時間遅らせ、減算回路
44では△t時間前のディジタル化された増幅回路出力
から現在のディジタル化された増幅回路出力を減算しト
正符号抽出回路45で正符号を抽出してフリップフロツ
プ46へ供給する。フリツプフロツプ46の出力Q,Q
はそれぞれIJレ−47A,478を駆動することによ
ってドライバーよりが方向移動信号、d−方向移動信号
を発する。正符号抽出回路45以後の各回路の機能は第
2図または第3図の例と同様である。本例の場合増幅回
路出力をA−D変換しているため、前例の様に比較回路
の2つの入力の利得を等しくする手段は必要なく、しか
もドリフト等の影響を受けにくい。第5図は第2図に示
すサンプリングホールド回路23の具体的な回路例を示
す。
、シフトレジスタを使用する。増幅回路41で増幅され
て情報f(d)はA−D変換回路42によってディジタ
ル量化される。ディジタル化された増幅回路出力を、ク
ロックパルス発生器49からのクロックパルスで動作す
るシフトレジスタ43により△t時間遅らせ、減算回路
44では△t時間前のディジタル化された増幅回路出力
から現在のディジタル化された増幅回路出力を減算しト
正符号抽出回路45で正符号を抽出してフリップフロツ
プ46へ供給する。フリツプフロツプ46の出力Q,Q
はそれぞれIJレ−47A,478を駆動することによ
ってドライバーよりが方向移動信号、d−方向移動信号
を発する。正符号抽出回路45以後の各回路の機能は第
2図または第3図の例と同様である。本例の場合増幅回
路出力をA−D変換しているため、前例の様に比較回路
の2つの入力の利得を等しくする手段は必要なく、しか
もドリフト等の影響を受けにくい。第5図は第2図に示
すサンプリングホールド回路23の具体的な回路例を示
す。
第5図aはサンプリング回路を有するホールド回路でサ
ンプリングパルスSPによってサンプリングスイッチS
Wを駆動する。サンプリングスイッチSWは例えばリレ
ー、ホトカプラ、ダイオードブリッジスイッチ、FET
等を使用する。第5図bはサンプリングにFETを使用
した回路の1例である。コンデンサCはサンプリング時
の入力電圧einの瞬時値を保持し出力電圧eoを発生
するものである。第6図は比較回路24または33の具
体的な回路例の一例で、入力電圧壬,,e2はそれぞれ
サンプリングホールド回路23または遅延回路32の出
力、増幅回路の出力である。CPアンプは例えばテキサ
スィンストルメンツ社のSN75107A、SN751
0導等を使用する。第7図は正パルス列抽出回路25の
具体的な一例を示す。
ンプリングパルスSPによってサンプリングスイッチS
Wを駆動する。サンプリングスイッチSWは例えばリレ
ー、ホトカプラ、ダイオードブリッジスイッチ、FET
等を使用する。第5図bはサンプリングにFETを使用
した回路の1例である。コンデンサCはサンプリング時
の入力電圧einの瞬時値を保持し出力電圧eoを発生
するものである。第6図は比較回路24または33の具
体的な回路例の一例で、入力電圧壬,,e2はそれぞれ
サンプリングホールド回路23または遅延回路32の出
力、増幅回路の出力である。CPアンプは例えばテキサ
スィンストルメンツ社のSN75107A、SN751
0導等を使用する。第7図は正パルス列抽出回路25の
具体的な一例を示す。
入力einが負となった場合はダイオード71によって
入力がカットされ、正の場合だけアンプ72から出力e
のミ供給される。第8図は第3図に示す遅延回路32の
具体的な1例を示す。
入力がカットされ、正の場合だけアンプ72から出力e
のミ供給される。第8図は第3図に示す遅延回路32の
具体的な1例を示す。
本例では昭和電線社製のP−DL−641B型遅延線8
1を使用し、入力電圧e,nにより、変調回路82にお
いて、発振器83からの4.43M比のキャリアを変調
した後に遅延線81に通し△t=64山secの遅延時
間を与えた後、復調回路84で復調し、遅延した出力電
圧主oを発生する。第9図はリレーとドライバ−回路の
具体的な1例を示す。
1を使用し、入力電圧e,nにより、変調回路82にお
いて、発振器83からの4.43M比のキャリアを変調
した後に遅延線81に通し△t=64山secの遅延時
間を与えた後、復調回路84で復調し、遅延した出力電
圧主oを発生する。第9図はリレーとドライバ−回路の
具体的な1例を示す。
Q,Qは、例えば第2図に示すフリップフロツプ26の
出力であり、Qに関する回路とQに関する回路とは対称
になっている。今フリップフロツプの出力Qが1になる
と、トランジスタ91がONとなり、これに接続したり
レー27AがONとなり、トランジスタ92,93.9
4がONとなり、従って被制御物、例えば自動焦点装置
において、対物レンズを光軸方向に移動させる磁石装置
のコイル98においてAからBへ電流が流れる。一方Q
が1となればトランジスタ92がONとなり、これに接
続したりレー27BがONとなり、トランジスタ95,
96,97がONとなって被制御物93においてBから
Aへ電流が流れ、制御方向を反転することができる。本
発明は自動焦点装置に限定されるものではなく、光ビー
ムを光学的記銀挺体の所定の位置に自動的に保持するた
めに適用可能である。また、上述した例においては情報
量を極大ピーク値に保持するものとしたが、情報量を極
小ピーク値に保持することもできる。ただし、この場合
には現在情報量が減少しているときにはそのままの制御
方向を持続させ、反対に情報量が増大しているときには
制御方向を反転させればよい。
出力であり、Qに関する回路とQに関する回路とは対称
になっている。今フリップフロツプの出力Qが1になる
と、トランジスタ91がONとなり、これに接続したり
レー27AがONとなり、トランジスタ92,93.9
4がONとなり、従って被制御物、例えば自動焦点装置
において、対物レンズを光軸方向に移動させる磁石装置
のコイル98においてAからBへ電流が流れる。一方Q
が1となればトランジスタ92がONとなり、これに接
続したりレー27BがONとなり、トランジスタ95,
96,97がONとなって被制御物93においてBから
Aへ電流が流れ、制御方向を反転することができる。本
発明は自動焦点装置に限定されるものではなく、光ビー
ムを光学的記銀挺体の所定の位置に自動的に保持するた
めに適用可能である。また、上述した例においては情報
量を極大ピーク値に保持するものとしたが、情報量を極
小ピーク値に保持することもできる。ただし、この場合
には現在情報量が減少しているときにはそのままの制御
方向を持続させ、反対に情報量が増大しているときには
制御方向を反転させればよい。
第1図は焦点ずれとしンズの制御方向及び焦点ずれ情報
f(d)とdとの関係を示す図、第2図は本発明の光ビ
ーム制御装置の1例のブロック線図と各回路の出力波形
を示す図、第3図は本発明の光ビーム制御装置の他の1
例のブロック線図と各回路の出力波形を示す図、第4図
は本発明の光ビーム制御装置の更に他の1例のブロック
線図、第5図は本発明の光ビーム制御装置に用いるサン
プリングホールド回路の具体的な回路例を示す図、第6
図は本発明の光ビーム制御装置に用いる比較回路の具体
的な回路例を示す図、第7図は本発明の光ビーム制御装
置に用いる正パルス列抽出回路の具体的な回路例を示す
図、第8図は本発明の光ビーム制御装置に用いる遅延回
路の具体的な回路例を示す図、第9図は本発明の光ビー
ム制御装層に用いるリレ−及びドライバー回路の具体的
な回路例を示す図である。 23・・・・・・サンプリングホールド回路、24,3
3・・・・・・比較回路、32・・・・・・遅延回路、
42・・・…A−○変換回路、43・・・・・・シフト
レジスタ、44・・・・・・減算回路「 25・・・・
・・正パルス抽出回路、34・・・…正信号抽出回路、
45…・・・正符号抽出回路、26,35,46……フ
リツプフロツプ、27A,27B,36A,36B,4
7A,478・・・・・・リし−、28,37,48…
…ドライバー。 豹1図 節2図 節3図 鞠4図 簾5図 蔓は6図 節7図 節8図 館9図
f(d)とdとの関係を示す図、第2図は本発明の光ビ
ーム制御装置の1例のブロック線図と各回路の出力波形
を示す図、第3図は本発明の光ビーム制御装置の他の1
例のブロック線図と各回路の出力波形を示す図、第4図
は本発明の光ビーム制御装置の更に他の1例のブロック
線図、第5図は本発明の光ビーム制御装置に用いるサン
プリングホールド回路の具体的な回路例を示す図、第6
図は本発明の光ビーム制御装置に用いる比較回路の具体
的な回路例を示す図、第7図は本発明の光ビーム制御装
置に用いる正パルス列抽出回路の具体的な回路例を示す
図、第8図は本発明の光ビーム制御装置に用いる遅延回
路の具体的な回路例を示す図、第9図は本発明の光ビー
ム制御装層に用いるリレ−及びドライバー回路の具体的
な回路例を示す図である。 23・・・・・・サンプリングホールド回路、24,3
3・・・・・・比較回路、32・・・・・・遅延回路、
42・・・…A−○変換回路、43・・・・・・シフト
レジスタ、44・・・・・・減算回路「 25・・・・
・・正パルス抽出回路、34・・・…正信号抽出回路、
45…・・・正符号抽出回路、26,35,46……フ
リツプフロツプ、27A,27B,36A,36B,4
7A,478・・・・・・リし−、28,37,48…
…ドライバー。 豹1図 節2図 節3図 鞠4図 簾5図 蔓は6図 節7図 節8図 館9図
Claims (1)
- 1 光ビームを、ビーム指向手段を介して光学的記録担
体に照射し、この記録担体からの光ビームを受光してフ
オーカシング制御などの制御を行なうために、目標とす
るところで極大値または極小値となる情報量を得る手段
と、現在の情報量とΔt時間前の情報量の大小を判定す
る回路と、現在情報量が増大または減少している場合に
は制御方向をそのまま持続し、情報量が減少または増大
している場合には制御方向を反転する回路とを具え、制
御量として情報量の大きさを前記ビーム指向手段に印加
して常に極大値または極小値を保持するようにして光ビ
ームを常に記録担体の所定の位置に照射するように構成
したことを特徴とする光学式記録再生装置における光ビ
ーム制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5377076A JPS608536B2 (ja) | 1976-05-13 | 1976-05-13 | 光学式記録再生装置における光ビ−ム制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5377076A JPS608536B2 (ja) | 1976-05-13 | 1976-05-13 | 光学式記録再生装置における光ビ−ム制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52137330A JPS52137330A (en) | 1977-11-16 |
JPS608536B2 true JPS608536B2 (ja) | 1985-03-04 |
Family
ID=12952039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5377076A Expired JPS608536B2 (ja) | 1976-05-13 | 1976-05-13 | 光学式記録再生装置における光ビ−ム制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608536B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63193136U (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-13 | ||
JPH0527374U (ja) * | 1991-09-24 | 1993-04-09 | オカモト株式会社 | 自動車用板ばねの防錆塗装膜 |
JPH0527375U (ja) * | 1991-09-24 | 1993-04-09 | オカモト株式会社 | 自動車用板ばねの防錆塗装膜 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57189352A (en) * | 1981-05-13 | 1982-11-20 | Mitsubishi Electric Corp | Tracking device |
JPS57189351A (en) * | 1981-05-13 | 1982-11-20 | Mitsubishi Electric Corp | Tracking device |
JPS5858505A (ja) * | 1981-10-05 | 1983-04-07 | Hitachi Ltd | ビデオカメラのオ−トフオ−カス装置 |
JPH0771209B2 (ja) * | 1986-06-13 | 1995-07-31 | 三洋電機株式会社 | オ−トフォ−カス回路 |
JP5972857B2 (ja) | 2013-12-25 | 2016-08-17 | 三菱重工業株式会社 | 排気ダクト及びボイラ |
-
1976
- 1976-05-13 JP JP5377076A patent/JPS608536B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63193136U (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-13 | ||
JPH0527374U (ja) * | 1991-09-24 | 1993-04-09 | オカモト株式会社 | 自動車用板ばねの防錆塗装膜 |
JPH0527375U (ja) * | 1991-09-24 | 1993-04-09 | オカモト株式会社 | 自動車用板ばねの防錆塗装膜 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52137330A (en) | 1977-11-16 |
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