JPS6085060A - 車両の圧力流体制御装置 - Google Patents

車両の圧力流体制御装置

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JPS6085060A
JPS6085060A JP19301583A JP19301583A JPS6085060A JP S6085060 A JPS6085060 A JP S6085060A JP 19301583 A JP19301583 A JP 19301583A JP 19301583 A JP19301583 A JP 19301583A JP S6085060 A JPS6085060 A JP S6085060A
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pressure fluid
vehicle
pressure
steering
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Koji Shibahata
康二 芝端
Yasumasa Tsubota
坪田 康正
Takaaki Uno
高明 宇野
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Nissan Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、ステアリングホイールの操舵感覚の制御と
各種車両用機構の制御とを別個に行うことのできる車両
の圧力流体制御装置に関する。
(従来技術) 近年の車両においては、旋回性能の向上を図るために、
パワーステアリング装置の圧力流体を用いて車輪のコン
プライアンスステアあるいは車体のロール等を車両用機
構により制御することのできる圧力流体制御装置が提案
されている。
従来のこの種の車両の圧力流体制御装置としては、例え
ば、特開昭57−99470号公報に示されたようなも
のが知られている。この特開昭57−99470号公報
に示された車両の圧力流体制御装置は、流体を加圧して
圧力流体を発生する圧力流体発生手段と、圧力流体発生
手段が発生した圧力流体をステアリングホイールの操舵
に応して制御する圧力制御弁と、圧力制御弁によって制
御された圧力流体により、前輪をステアリングホイール
の操舵方向に偏倚させる補助力を発生しステアリングホ
イールの操舵力を軽減するパワーシリンダと、圧力制御
弁によって制御された圧力流体によって作動するアクチ
ュエータと、アクチブエータの作動によって後輪をステ
アリングホイールの操舵方向に偏倚させる後輪作動機構
と、を備え、旋回走行時に後輪に働(サイドフォースに
よって発生する後輪のトーアウト化を減少さ一已、j所
速旋回走行時の車両の安定化を図ろうとするものである
ところで、一般に、低速走行時にあっては、大きな路面
抵抗に打ち勝つためにパワーシリンダに供給される流体
の圧力は高く、サイドフォースが小さいためにアクチュ
エータに供給される流体の圧力を低くすることによって
後輪の切れ角を小さくすることが好ましく、逆に、高速
走行時にあっては、路面抵抗が小さくなるためにパワー
シリンダに供給される流体の圧力は低く、サイドフォー
スが大きくなるためアクチュエータに供給される流体の
圧力は高いことが好ましい。さらに、パワーシリンダに
流体を供給する圧力制御弁は、適正な操舵感を得るため
に微小操舵力範囲において不感帯領域を有し、逆に、ア
クチュエータに流体を供給する圧力制御弁はサイドフォ
ースにより生じる後輪のl・−アウト化に対して敏感に
応答するために不感帯を有していないことが好ましい。
したがって、パワーステアリング系の圧力流体と後輪系
の圧力流体とは別個に制御されることが好ましい。この
ことは、車体のロールを制御する場合も同様である。
しかしながら、前述の従来の車両の圧力流体制御装置に
あっては、圧力制御弁によって制御された同一の圧力流
体をパワーシリンダおよびアクチュエータに供給してい
るため、パワーステアリング系の流体回路と後輪系の流
体回路とを別個に制御することができないという問題点
があった。このような問題点を解決するために、パワー
シリンダおよびアクチュエータに別個に圧力流体を供給
する第1および、第2バルブ部がピニオンギヤの軸線方
向に直列に配列されたロータリ一式圧力制御弁を、ステ
アリングシャフトとピニオンギヤとの間に設けた車両の
圧力流体制御装置が考えられる。しかしながら、このよ
うな車両の圧力流体制御装置にあっては、ロータリー弐
↓力制御弁に連結されたステアリングシャフトの下端部
が高い位置に配設されるようになるため、ステアリング
シャフトの中間に介装された自在継手の折れ角が大きく
なる。
このため、一般に用いられているフック形軸継手では周
知のように、ステアリングホイールの回転に伴い、ステ
アリングホイールの操作力に変動を生しるという問題点
があった。
(発明の目的) この発明は、前述の問題点に着目してなされたもので、
圧力制御弁がパワーシリンダに供給される圧力流体とア
クチュエータに供給される圧力流体とを別個に制御でき
しかも比較的余裕のある車中方向の空間を利用して配設
された、車両の圧力流体制御装置を提供することを目的
とする。
(発明の構成) この目的を達成するための本発明の構成は、流体を加圧
して圧力流体を発生ずる圧力流体発生手段と、圧力流体
発生手段が発生した圧力流体をステアリングホイールの
操舵に応じて制御する圧力制御弁と、圧力制御弁によっ
て制御された圧力流体により、前輪をステアリングホイ
ールの操舵方向に偏倚させる補助力を発生しステアリン
グホイールの操舵力を軽減するパワーシリンダと、圧力
制御弁によって制御された圧力流体により各種車両機構
を作動させるアクチュエータと、を備えた車両の圧力流
体制御装置において、前記圧力制御弁が、irI記パワ
ーノリングおよびアクチュエータにそれぞれ接続された
第1バルブ部および第2バルブ部を備え、第1バルブ部
および第2バルブ部が、それぞれ車中方向に延在し前記
ステアリングホイールの操舵に応して車中方向に作動し
前記パワーシリンダに供給する圧力流体を制御する第1
バルブスプールおよび前記アクチュエータに供給する圧
力流体を制御する第2バルブスプールを有するものであ
る。
(実施例) 以下、この発明の第1実施例を図面に基づいて説明する
第1.2.3図において、1は車体2に取り付けられた
ギヤハウジングであり、このギヤハウジング1には、車
rp方向に摺動可能のラック3と、ラック3に噛み合う
ピニオンギヤ4とが収納されている。ギヤハウジング1
の一端にはう・7り3の一端部をピストンロノ1,5と
するパワーシリンダ6が取付けられている。ピストン口
・/ド5の一端およびラック3の他端はそれぞれサイド
ロッド7、ナックルアーム8を介して前輪9に連結され
ている。ピニオンギヤ4の前端部には第1ボールヘアリ
ング10の内軸がナツト]1によって固定され、う・/
り3より後方のピニオンギヤ4には第2ボールヘアリン
グ12が嵌合されている。第1および第2ボールヘアリ
ング10.12の各外輪は、それぞれ、ギヤハウジング
1に形成され横断面形状がラック3と平行方向に延在す
る長軸を有する楕円形である長孔13および14に嵌合
され、ギヤハウジング1に取イ」りられたプラグ15お
よび止め輪16によって車中方向に微小変位可能に支持
されている。この結果、ピニオンギヤ4は車中方向に微
小変位可15F=に支持されたことになる。ピニオンギ
ヤ4の先端には反力スプリング17が圧入されており、
この反力スプリング17の先端はプラグ15に形成され
た支持穴18に回動可能に支持されている。
】1〕はラック3の下面を支持するラック押えであり、
このラック押え19とギヤハウジング2の下端開口を閉
止するカバープレート20との間にはスプリング2】が
介装されている。このスプリング21は、ランク押え1
9を介してラック3をピニオンギヤ4に押圧し、ラック
3とピニオンギヤ4との間のハソクラソシを無くしてい
る。カバープレー1−20にねし込まれたストッパボル
トは、ロックナツト23によってカバープレート20に
固定され、ラック3がピニオンギヤ4から外れないよう
にランク押え19を所定位置に支持可能である。25は
車中方向に延在する後輪ダースペンションメンバであり
、この後輪ザスペンソヨンメンハ25の両端部はインシ
ュレータラバー26を介してピン27により車体2に弾
性的に支持されている。後輪サスペンノヨンメンハ25
の中間部にはディファレンン中ルギャハウジング2日が
固定されており、このディファレンンヤルギャハウジン
ク28の後端部はインシュレークラバー29を介してビ
ン30により車体2に弾性的しこ支持されている。ディ
ファレンシ中ルギャハウジング28から左右に突出する
11”ライブシャフト31は、それぞれ、後輪32に連
結されている。25aばセミ]・レーリングアームであ
る。後輪ザスペンシ」ンメンハ25、インシュレータラ
バー26.29、ヒン27.30、ディファレンシャル
ギヤハウジング28、ドライブシャフト31ば全体とし
て車両用機構としての後輪作動機構33を構成する。後
輪ザスベンションノンハ25と車体2との間にはアクチ
ュエータとしての油圧シリンダα、β、T、δが介装さ
れており、各油圧シリンダα、β、γ、δのヘッド側お
よび口、り側先端は、それぞれ、車体2および後輪サス
ペンンヨンメンハ25にビンジョインI・を介して連結
されている。
前記ギヤハウジング]の後端には圧力制御弁34のスプ
ールハウジング35が固定されており、スプールハウジ
ング35より後方に突出するピニオンギヤ4とステアリ
ングホイール36とは、中間に図外のボールジヨイント
が介装されたステアリングシャフト37によって連結さ
れている。スプールハウジング35には車中方向に延在
する貫通孔38が形成され、この貫通孔38には車rl
+方向に延在するバルブスプール39が摺動可能に挿入
されている。貫通孔38の一端開口および他端間[」は
、それぞれ、ロックナツト40によっ一ζスプールハウ
ジング35に固定されたアジャストねし41およびボル
ト42によって閉止されている。アジャストねじ41と
バルブスプール39との間およびポルI・42とバルブ
スプール39との間には、バルブスプール39を中立位
置にイ」勢するセンタリングスプリング43が介装され
ている。バルブスプール39は、−刃側に位置する第1
バルブスプール部44と、第1バルブスプール部44の
他端に直列に連続する第2バルブスプール部45とを有
する。スプールハウジング35は、第1バルブスプール
部44を収納する第1ハウジング部46と、第1ハウジ
ング部46の他αj14に直列に連続し第2バルブスプ
ール部45を収納する第2ハウジング部47とを有する
。48はピニオンギヤ4とバルブスプール39とを連係
する駆動レバーであり、この駆動レバー48は、ピニオ
ンギヤ4に外嵌されたリング部49と、リング部49か
ら上方および下方に突出する駆動ピン部50および支持
ビン部51とを有する。駆動ピン部50の上端部は第1
バルブスプール部44に形成されたビン孔52に回動可
能に嵌合され、支持ピン部51の下端部は第1ハウジン
グ部46に圧入された支持部材54に回動可能に支持さ
れている。第1ハウジング部46にば八、B、P、T、
、T2ボートが形成されよ第1ハウジング部46と第1
バルブスプール部44との間には第1バルブスプール部
44の摺動によっ不開口の大きさが変化する可変オリフ
ィスa、b、c、dが形成されている。PボートとAボ
ートとは可変オリフィスbによって、PボートとBボー
トとは可変オリフィスCによって、T、ボー1−とAボ
ートとは可変オリフィスaによって、T2ボ゛−トとB
ボートとは可変オリフィスdによって、それぞれ、連通
可能である。第2ハウジング部47にはA′、B′、P
′、Tl′、′r2′ホードが形成され、第2ハウジン
グ部47と第2バルブスプール部45との間には第2バ
ルブスプール部45の摺動によって開口の大きさが変化
する可変オリフィスa′、b′、C′・d′が形成され
ている。P′ボー1−とA′ボートとは可変オリフィス
b′によって、1)′ボートとB′ボートとは可変オリ
フィスC′によって、Tl ′ポートとA′ボートとは
可変オリフィスa′によって、T2 ′ボーl・とB′
ボートとは可変オリフィスd′によって、それぞれ、連
通可能である。Bボート、Aボートはそれぞれパワーシ
リンダ6の一刃側油室eおよび他方側油室fに接続され
ており、B′ボート、A′ボー1・はそれぞれ油圧シリ
ンダα、γ、および油圧シリンダβ、δに接続されてい
る。第1バルブスプール部44および第1ハウジング部
46はハワ−シIJンダ6に接続された第1ハルフ部5
5を構成し、第2バルブスプール部45および第2ハウ
ジング部47は油圧シリンダα、β、γ、δに接続され
た第2バルブ部56を構成する。第1バルブ部55は、
第6図に示すように、微小操舵トルクの範囲において不
感帯領域を有し、第2バルブ部56は、第7図に示すよ
うに、不感帯領域を有さないものである。57は第1バ
ルブ部55に圧力流体を供給する第1ポンプであり、こ
の第1ポンプ57の吸入口は第1リザーバタンク58に
接続され、吐出口はPポートに接続されている。前記T
1、T2ボートは第1リザーバタンク58に接続されて
いる。第1ポンプ57は、第4図に示すように、車速ま
たはエンジン回転速度が遅いときはポンプ吐出量が多く
、車速またはエンジン回転速度が速くなるとポンプ吐出
量が少なくなるという特性を有する。59は第2バルブ
部56に油圧を供給する第2ポンプであり、この第2ポ
ンプ59の吸入口は第2リザーバタンク60に接続され
、吐出口はP′ボートに接続されている。前記T、’、
T2 ’ボートは第2リザーバタンク60に接続されて
いる。第2ポンプ59は、第5図に示すように、車速ま
たはエンジン回転速度が遅いときはポンプ吐出量が少な
く、車速またはエンジン回転速度が速くなるとポンプ吐
出量が多くなるという特性を有する。第1ポンプ57お
よび第2ポンプ59は流体を加圧して圧力流体を発生す
る圧力流体発生手段61を構成する。
次に、この発明の一実施例の作用について説明する。
まず、車両を直進走行させている場合、ピニオンギヤ4
およびバルブスプール39は車中方向の中立位置にある
。ところで、第1バルブ部55は微小操舵トルクの範囲
において不感帯領域ををするので、バルブスプール39
が中立位置にあるときは、各可変オリフィスa、b、c
、dの開口の大きさは等しい。したがって、第1ポンプ
57が発生した圧力流体は、Pボートから第1バルブ部
44内に流入し、パワーシリンダ6に供給されずにT、
 、T2ボートがら第1リザーバタンク58に排出され
る。また、第2バルブ部56は不感帯領域を有さないの
で、バルブスプール39が中立位置にあるときは、可変
オリフィスa′、b′、C′、d′は閉止されている。
したがって、第2ポンプ59が発生した圧力流体は可変
オリフィスb′、C′によって阻止される。
次に、車両を旋回走行させるためにステアリングホイー
ル36を回転させると、ラック3はピニオンギヤ4によ
って駆動される。このとき、ピニオンギヤ4はラック3
によって車中方向の反力を受け車中方向に微小に変位す
る。したがって、駆動レバー48は支持ピン部51を支
持として回動し、バルブスプール39はいずれか一方の
センタリングスプリング48を圧縮しながら駆動ビン部
50によって車中方向に駆動される。ここで、第1ポン
プ57が発生した圧力流体は、第1バルブスプール部4
4が前記不惑帯領域内にある間はパワーシリンダ6へ供
給されず、不感帯領域から外れるとパワーシリンダ6の
一刃側油室e又は他方側油室fに供給される。このため
、第1バルブスプール部44が前記不感帯領域にある間
は、パワーシリンダ6は、前輪9をステアリングホイー
ル36の操舵方向に偏倚させる補助力を発生することが
なくステアリングホイール36の操舵力を軽減すること
もない。また、第1バルブスプール部44が前記不感帯
領域から外れると、パワーシリンダ6は、前記補助力を
発生し前記操舵力を軽減する。したがって、適正な操舵
感が確保される。一方、第2バルブ部56は不感帯領域
を有さないので、第2ポンプ59が発生した圧力流体は
、第2バルブスプール部45が駆動されると同時に、油
圧シリンダα、γまたは油圧シリンダβ、δに供給され
る。このため、後輪作動機構33は、第2バルブスプー
ル部45が駆動されると同時に、ビン30を支点としイ
ンシュレータラバー26.29を変形させながら回動し
、後輪32をステアリングホイール36の操舵方向に偏
倚させる。したがって、車両の旋回時に後輪に働くサイ
ドフォースによって発生ずる後輪のトーアウト化をステ
アリングホイールの操舵と同時に敏感に減少さセ、特に
、高速旋回走行時の車両の安定化を図ることができる。
ごの結果、第1バルブスプール部44および第2バルブ
スプール部45は、それぞれ、ステアリングホイール3
6の操舵に応じて車rIJ方向に作動しパワーンリンダ
6および油圧シリンダα、β、T、δに供給する圧力流
体を制御したことになる。
次に、低速にて旋回走行した場合、第1ポンプ57の吐
出量は多い。しかもラック3によってピニオンギヤ4の
受ける前記反力が大きいことにより可変オリフィスb又
はCの開口が大きくなるので、パワーシリンダ6に供給
される流体の圧力は高くなる。したがって、パワーシリ
ンダ6は、大きな前記補助力を発生し、前記操舵力を大
きく軽減する。また、第2ポンプ59の吐出量は少ない
ので、油圧シリンダα、γ又はβ、δばわずかに作動す
るのみであり、後輪作動機構33が後輪32を偏倚させ
る量も少ない。このため、小さなサイドフォースによっ
て発生ずる後輪32のトーアウト化を適度に減少させる
連に、高速にて旋回走行した場合、第1ポンプ57の吐
出量は少ない。しかもピニオンギヤ4の受りる前記反力
が減少することにより可変オリフィスb又はCの開口が
小さくなるので、パワーシリンダ6に供給される流体の
圧力は低くなる。したかって、前記補助力は小さくなり
、前記1栗舵力は小さく軽減される。また、第2ポンプ
の吐出量は多くなるので、油圧シリンダα、γ又はβ、
δ(,1人きく作動し、後輪32の切れ角は大きくなる
。、−のため、大きなサイドフォースによっ゛ζ発生ず
る後輪32の1・−アウト化を適度に減少さゼる。この
結果、適正な操舵感を得ることができるとともに、重両
の安定化を図ることができる。
このように、第1ポンプ57が発生した圧力流体を第1
ハルゾ部55にて制御してパワーシリンダ6に供給し、
第2ポンプ59が発生した圧力流体を第2バルブ部56
にて制御して油圧シリンダα、β、T、δに供給したの
で、パワーステアリング系および後輪系の流体回路を別
個に制御できる。しかも、バルブスプール39を車中方
向に延在させたので、圧力制御弁34は比較的余裕のあ
る車+lJ方向に配設される。したがって、ステアリン
グシャフト37の配設状態を変える必要がない。このた
め、ステアリングシャフト37の中間に介装されたボー
ルジヨイントの使用可能な折れ角を確保することができ
る。
第8図はこの発明に係る車両用パワーステアリングに使
われている油圧調整弁の第2実施例を示している。尚、
第1実施例と同一部分については同一符号を付し説明を
省略する。同図において、65は前記ギヤハウジング1
に固定された圧力制御弁66のスプールハウジングであ
り、このスプールハウジング65は、下方に位置するf
fs 1ハウジング部67と、第1ハウジング部67の
上面に並列に取付けられた第2ハウジング部6日とを有
する。第1ハウジング部67および第2ハウジング部6
8にはそれぞれ車中方向に延在する第1貫通孔69およ
び第2貫通孔70が形成され、’a’、lx通孔69お
よび第2貫通孔70にはそれぞれバルブスプール71の
第1バルブスプール部72および第2バルブスプール部
73が分離して摺動可能に挿入されている。この結果、
第1バルブスプール部72および第2バルブスプール郁
73は並列となる。第1ハウジング部67および第1バ
ルブスプール部71は第1バルブ01X74を構成し、
第2ハウジング部68オよび第2バルブスプール部73
は第2バルブ部75を構成する。76は第1ハウジング
部67に収納されたピニオンギヤ4と第1、第2バルブ
スプール部72.73とを連係する駆動レバーであり、
この駆動レバー76は、ピニオンギヤ4に外嵌されたリ
ング部77と、リング部77から上方および下方に突出
する駆動ピン部78および支持ピン部79を有する。駆
動ピン部7Bは、リング部77に連続する第1駆動ピン
部80と、第1駆動ピン部80の上端に連続する第2駆
動ピン部81とを有する。第1駆動ピン部80の上端部
は第1バルブスプール部72に形成されたビン孔82に
回動可能に嵌合され、第2駆動ビン部81の上端部は第
2バルブスプール部73に形成されたビン孔83に回動
可能に嵌合されている。この実施例の場合、駆動ピン部
78の長さが長くなるの゛で、fA2バルブスプール部
73がピニオンギヤ4の車中方向の微小変位に対して敏
感に作動する。このため、後輪32のトーアウト化に対
して、第1実施例の場合よりも敏感に、すなわち、実質
的に不感帯のない状態で対処することができるという効
果が得られる。
(発明のすJ果) 以上説明したように、この発明によれば、圧力制御弁が
、パワーシリンダおよびアクチュエータにそれぞれ接続
された第1バルブ部および第2バルブ部を備え、第1バ
ルブ部および第2バルブ部が、それぞれ車rJJ方向に
延在しステアリングホイールの操舵に応じて車中方向に
作動し前記パワーシリンダに供給する圧力流体を制御す
る第1バルブスプールおよび前記アクチュエータに供給
する圧力流体を制御する第2バルブスプールを有するよ
うにしたので、パワーステアリング系の流体回路の制御
と各種狩猟用機構系の流体回路の制御とを別個に行うこ
とができ、さらに、ステアリングシャフトに介装された
ボールジヨイントの使用可能な折れ角を確保することが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る車両の圧力流体制御装置の第1
実施例を示す平面図、第2図は前記第1実施例に使われ
ている圧力制御弁の断面図、第3図は第2図のI[l−
1[1矢視断面図、第4図は前記第1実施例に使われて
いる第1ポンプの吐出量と車速若しくはエンジン回転数
との関係を示すグラフ、第5図は前記第1実施例に使わ
れている第2ポンプの吐出量と車速若しくはエンジン回
転数との関係を示すグラフ、第6図は前記第1実施例に
使われている圧力制御弁の第1バルブ部の特性を示すグ
ラフ、第7図は前記第1実施例に使われている圧力制御
弁の第2バルブ部の特性を示すグラフ、第8図はこの発
明に係る車両の圧力流体制御装置に使われている圧力制
御弁の第2実施例を示す断面図である。 6−−−−−−パワーシリンダ、 9−−−−一前輪、 33−−−−車両用機構(後輪作動機構)、34.46
−−−−−圧力制御弁、 36−・−ステアリングホイール、 44.72−−−一第1バルブスプール、45.73−
−−一第2バルブスプール、55.74〜−−一一一第
1バルブ部、56.75−−−一第2バルブ部、 57−−一第1ポンプ、 59−−−−−第2ポンプ、 61−−−一・・圧力流体発生手段、 α、β、γ、δ−−−−−−アクチュエータ(油圧シリ
ンダ)。 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人弁理士 有我軍一部 第1図 第4図 第5図 尋 卑ガF、ハゴエンシン1!J卑シ 第6図 第7図 ! ヤP覇之ト1シフ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 fil 流体を加圧して圧力流体を発生する圧力流体発
    生手段と、圧力流体発生手段が発生した圧力流体をステ
    アリングホイールの操舵に応じて制御する圧力制御弁と
    、圧力制御弁によって制御された圧力流体により、前輪
    をステアリングホイールの操舵方向に偏倚させる補助力
    を発生しステアリングホイールの操舵力を軽減するパワ
    ーシリンダと、圧力制御弁によって制御された圧力流体
    により各種車両用機構を作動させるアクチュエータと、
    を備えた車両の圧力流体制御装置において、前記圧力制
    御弁が、前記パワーシリンダおよびアクチュエータにそ
    れぞれ接続された第1バルブ部および第2バルブ部を備
    え、第1バルブ部および第2バルブ部が、それぞれ車中
    方向に延在し前記ステアリングホイールの操舵に応じて
    車中方向に作動し前記パワーシリンダに供給する圧力流
    体を制御する第1バルブスプールおよび前記アクチュエ
    ータに供給する圧力流体を制御する第2バルブスプール
    を有することを特徴とする車両の圧力流体制御装置。 (2) 前記第1バルブスプールおよび第2バルブスプ
    ールが直列に並ぶように前記第1バルブ部および第2バ
    ルブ部を配設したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の車両の圧力流体制御装置。 (3)前記第1バルブスプールおよび第2バルブスプー
    ルが並列に並ぶように前記第1バルブ部および第2バル
    ブ部を配設したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の車両の圧力流体制御装置。 (4)前記圧力流体発生手段が、前記第1バルブ部に圧
    力流体を供給する第1ポンプと前記第2バルブ部に圧力
    流体を供給する第2ポンプとを有することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の車両の圧力流体制御装置。 (5)前記車両用機構が後輪を前記ステアリングホイー
    ルの操舵方向に偏倚させる後輪作動機構であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両の圧力流体制
    御装置。
JP19301583A 1983-10-15 1983-10-15 車両の圧力流体制御装置 Granted JPS6085060A (ja)

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US06/658,604 US4586581A (en) 1983-10-15 1984-10-09 Vehicle control system
DE19843437071 DE3437071A1 (de) 1983-10-15 1984-10-09 Fahrzeuglenksystem

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60206775A (ja) * 1984-03-29 1985-10-18 Kayaba Ind Co Ltd パワ−ステアリング装置
JPS61182374U (ja) * 1985-05-07 1986-11-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60206775A (ja) * 1984-03-29 1985-10-18 Kayaba Ind Co Ltd パワ−ステアリング装置
JPS61182374U (ja) * 1985-05-07 1986-11-13

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