JPS608502Y2 - 電線引留具 - Google Patents
電線引留具Info
- Publication number
- JPS608502Y2 JPS608502Y2 JP1975049234U JP4923475U JPS608502Y2 JP S608502 Y2 JPS608502 Y2 JP S608502Y2 JP 1975049234 U JP1975049234 U JP 1975049234U JP 4923475 U JP4923475 U JP 4923475U JP S608502 Y2 JPS608502 Y2 JP S608502Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- main body
- electric wire
- shaped
- side plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電線を家屋へ切込み施工する際、その電線を仮
止めするために使用する電線引留具に関する。
止めするために使用する電線引留具に関する。
電線引留具の構造は従来、電線を巻付けする主体と被取
付面に係合させる吊金とが一体に即ち、主体に吊金の一
部をモールドさせているため、主体と吊金とが分離する
ことができず、そのため、いずれか一方が破損すると、
その破損側の交換を行なうことができなかった。
付面に係合させる吊金とが一体に即ち、主体に吊金の一
部をモールドさせているため、主体と吊金とが分離する
ことができず、そのため、いずれか一方が破損すると、
その破損側の交換を行なうことができなかった。
また主体と吊金とが分離可能とする電線引留具もあるが
主体と吊金との取付けが極めて不便であったり、主体と
吊金とを分離させる場合も同様の欠点を有していた。
主体と吊金との取付けが極めて不便であったり、主体と
吊金とを分離させる場合も同様の欠点を有していた。
また、実公昭35−2493峰公報にありでは、1枚の
板状の引留板の両面に複数の引留柱を形成したものであ
るから、殊に合成樹脂製の引留具では使用中、天候の変
化および張力により引留板に反りと歪みを生じて電線が
引留柱から外れたり、破損するおそれがある。
板状の引留板の両面に複数の引留柱を形成したものであ
るから、殊に合成樹脂製の引留具では使用中、天候の変
化および張力により引留板に反りと歪みを生じて電線が
引留柱から外れたり、破損するおそれがある。
そこで本考案はこれらの欠点を無くすためになされたも
ので本考案は主体と吊金の取付け、取外しを簡単且つ容
易になし得るようにし、且ついずれか一方が破損した場
合に、その破損側の交換を容易に行なえるようにすると
共に使用時において主体と吊金とが絶対にはずれること
がないようにした電線引留具を提供するものである。
ので本考案は主体と吊金の取付け、取外しを簡単且つ容
易になし得るようにし、且ついずれか一方が破損した場
合に、その破損側の交換を容易に行なえるようにすると
共に使用時において主体と吊金とが絶対にはずれること
がないようにした電線引留具を提供するものである。
また、本考案引留具はプラスチック、特に電気絶縁性、
耐衝撃性、耐候性、引張強度等にすぐれ、熱変形温度は
高く、吸水率は低い、プラスチック素材を用いて成型し
たものを本体とするもので、特に長年に亘り連続する引
張り荷重下の使用、加うるに夏期の高温、冬期の寒冷の
影響に依る反り歪みを解決したH型中心軸を構造の基調
とし、電線引留方法に就いては、強力な引張り規格であ
る300kg−1分間に対しても充分の余裕を以て対応
できる強度を有し、一度装着した電線は如何なる激動に
も絶対に離脱することのない完全なるバインドレス引留
を廉価に提供することを目的とするものである。
耐衝撃性、耐候性、引張強度等にすぐれ、熱変形温度は
高く、吸水率は低い、プラスチック素材を用いて成型し
たものを本体とするもので、特に長年に亘り連続する引
張り荷重下の使用、加うるに夏期の高温、冬期の寒冷の
影響に依る反り歪みを解決したH型中心軸を構造の基調
とし、電線引留方法に就いては、強力な引張り規格であ
る300kg−1分間に対しても充分の余裕を以て対応
できる強度を有し、一度装着した電線は如何なる激動に
も絶対に離脱することのない完全なるバインドレス引留
を廉価に提供することを目的とするものである。
本考案の実施例を図面につき説明する。
第1図は本考案の斜視図、第2図は一部を切欠した側面
図、第3図は一部を切欠した他例の側面図であって、吊
金2との結合部6は電線装着の使用状態では全抗張力が
集中する部分であり、吊金2との接点には細い一点に全
張力が集中するため、第2図に示す如く充分肉厚を具へ
ている。
図、第3図は一部を切欠した他例の側面図であって、吊
金2との結合部6は電線装着の使用状態では全抗張力が
集中する部分であり、吊金2との接点には細い一点に全
張力が集中するため、第2図に示す如く充分肉厚を具へ
ている。
中心基板1並びにその両側に沿ってH型の両側面板4並
びに4′に連結して抗張力の主軸を形成している。
びに4′に連結して抗張力の主軸を形成している。
4および4′の側面板にはそれぞれの外側面に電線係合
突出部IA、IB、IC,IDを具えているが、この電
線係合部の各々交互に係合する部分の反対側背面には張
力に依って、この部分に当る4並びに4′の側面板は両
側面の内側に歪みを生ずる。
突出部IA、IB、IC,IDを具えているが、この電
線係合部の各々交互に係合する部分の反対側背面には張
力に依って、この部分に当る4並びに4′の側面板は両
側面の内側に歪みを生ずる。
このため上面、裏面共に補強板として、上面と裏面には
それぞれ、5A、5B。
それぞれ、5A、5B。
5Cの側面板を、両側面板4,4′間に架してあり4並
びに4′の両側面板の歪みを防止すると共に併せて中心
基板7、両側面板4,4′による中心主軸の捩れを防止
する作用を併せ持っている。
びに4′の両側面板の歪みを防止すると共に併せて中心
基板7、両側面板4,4′による中心主軸の捩れを防止
する作用を併せ持っている。
次に電線装着に就いて説明する。
電線係合突出部1Aには最も強い張力がかかり震動等に
依り離脱防止上も重要な部分である。
依り離脱防止上も重要な部分である。
このため、電線、 a/は電線係合突出部1Aの懐に深
く抱く様に設けてあり電線係合突出部1Aの巾も広く取
っである。
く抱く様に設けてあり電線係合突出部1Aの巾も広く取
っである。
途中の電線係合部IB、ICに至る間は電線 、 a/
を交互に掛けて行きIDを経てアームの切込み溝7に密
着して外側下方に曲げる。
を交互に掛けて行きIDを経てアームの切込み溝7に密
着して外側下方に曲げる。
この方法に依り完全なバインドレス装着が完成する。
中央基板8にあけた数個の穴6A、6Bは、3相電線引
込の際第3の電線を挿し入れ仮り止して次段の接続点に
つなぐ、これに依り美しく確かな3相引込工事ができる
。
込の際第3の電線を挿し入れ仮り止して次段の接続点に
つなぐ、これに依り美しく確かな3相引込工事ができる
。
吊金(フック)2には強力な抗張力と剛性並びに耐蝕性
を有するステンレス線を採用している。
を有するステンレス線を採用している。
すなわちフックとの結合部6の厚さに適合する巾を保持
する様に定めた中央部をU字型に曲げた係合部2bより
所定の長さに定めた両端の取付部2aおよび2aの如く
互に反対方向にU字状に曲げこのU字状部の外側の巾を
本体の結合部6に適合してU字型の屈曲部の両辺は結合
部6の収容孔1′に密着する。
する様に定めた中央部をU字型に曲げた係合部2bより
所定の長さに定めた両端の取付部2aおよび2aの如く
互に反対方向にU字状に曲げこのU字状部の外側の巾を
本体の結合部6に適合してU字型の屈曲部の両辺は結合
部6の収容孔1′に密着する。
吊金を電線巻付主体1に結合する際にはC形固定具3を
U字型に曲げた保合部分2bの方向に戻すと先端のU字
状部は開くから次に収容孔1′に容れて固定具3を結合
部6附近迄スライド移動して止める丈で簡単に結合でき
る。
U字型に曲げた保合部分2bの方向に戻すと先端のU字
状部は開くから次に収容孔1′に容れて固定具3を結合
部6附近迄スライド移動して止める丈で簡単に結合でき
る。
本考案の吊金の両端にU字状の取付部を設けて該取付部
を主体の結合部の収容孔に挿入し固定具を吊金の上下線
間に橋架する簡単な構造で主体と吊金とを接続でき、ま
た吊金と主体相互の接続を解く場合も固定具をはずし、
取付部を収容孔よりはずせば簡単に吊金と主体が分離で
き、従来の電線引留具に比べて、主体と吊金との相互の
取付け、取外しを極めて簡単に行なうことができ、また
主体と吊金とを分離可能としたからいずれか一方が破損
した場合には破損側の交換が簡単にでき、更にまた吊金
の上下線間に橋架せしめる固定具を設けて、吊金の拡開
を防止するようにしたから、使用時、相当な引張力が作
用した場合であっても主体と吊金は給体にはずれること
がなくなるとともに、引張り荷重や気候の変化による寒
冷の影響を受けても、引留具本体がH型中心細を主体と
しており、かつて引留具本体の上面と裏面にそれぞれ両
側面板を橋絡した複数の補強板を有するために側面板の
反りと歪みを防止することができるとともに両側面板の
外側面にそれぞれ電線係合部を設けかつ電線係合部に切
込み溝を設けて電線を引出しバインドレスを完成するこ
とができて耐久性大で架線容易な電線引留具を提供する
ことができる等の効果がある。
を主体の結合部の収容孔に挿入し固定具を吊金の上下線
間に橋架する簡単な構造で主体と吊金とを接続でき、ま
た吊金と主体相互の接続を解く場合も固定具をはずし、
取付部を収容孔よりはずせば簡単に吊金と主体が分離で
き、従来の電線引留具に比べて、主体と吊金との相互の
取付け、取外しを極めて簡単に行なうことができ、また
主体と吊金とを分離可能としたからいずれか一方が破損
した場合には破損側の交換が簡単にでき、更にまた吊金
の上下線間に橋架せしめる固定具を設けて、吊金の拡開
を防止するようにしたから、使用時、相当な引張力が作
用した場合であっても主体と吊金は給体にはずれること
がなくなるとともに、引張り荷重や気候の変化による寒
冷の影響を受けても、引留具本体がH型中心細を主体と
しており、かつて引留具本体の上面と裏面にそれぞれ両
側面板を橋絡した複数の補強板を有するために側面板の
反りと歪みを防止することができるとともに両側面板の
外側面にそれぞれ電線係合部を設けかつ電線係合部に切
込み溝を設けて電線を引出しバインドレスを完成するこ
とができて耐久性大で架線容易な電線引留具を提供する
ことができる等の効果がある。
第1図は本考案の斜視図、第2図は一部を切欠した側面
図、第3図は一部を切欠した他例の側面図である。 1:主体、1b:孔、2:吊金、2a、2a:U字状の
取付部、2d:係合部、3:固定具。
図、第3図は一部を切欠した他例の側面図である。 1:主体、1b:孔、2:吊金、2a、2a:U字状の
取付部、2d:係合部、3:固定具。
Claims (1)
- 適宜太さの金属線を折曲して、被取付面に係合するため
の保合部2bを設けた吊金2の両端にU字状の取付部2
a*2aを互いに反対側に屈曲してそれぞれ設け、この
取付部2a、2aを電線巻付主体1の結合部6に収容孔
1′に上下方向よりそれぞれ挿脱自在に係入せしめ、且
つ吊金2の上下線間にC形固定具3を着脱自在に橋架せ
しめ、吊金2との結合部6に直結する中心基板8および
4並びに4′の両側面板を以てH型断面を構成して上下
、左右よりの気象に依る高、低温に対して、反り並びに
歪みを防止したH型中心軸を主体とし、両側面板4並び
に4′の外側にそれぞれ電線係合突出部IA、IB、I
C,IDを互いに間隔を存して具へ、電線 、 a/が
保合する反対側の背面には上下面に5A、5B、5Cの
補強板がそれぞれ両側面板4,4′間に架し、側面板の
反り歪みを防止する構造を有し、電線装着に際しては電
線係合部IDのアームの切込み溝7より引出しバインド
レスを完成するようにしたことを特徴とする電線引留具
の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975049234U JPS608502Y2 (ja) | 1975-04-14 | 1975-04-14 | 電線引留具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975049234U JPS608502Y2 (ja) | 1975-04-14 | 1975-04-14 | 電線引留具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51128292U JPS51128292U (ja) | 1976-10-16 |
JPS608502Y2 true JPS608502Y2 (ja) | 1985-03-26 |
Family
ID=28190644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975049234U Expired JPS608502Y2 (ja) | 1975-04-14 | 1975-04-14 | 電線引留具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608502Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5840723Y2 (ja) * | 1977-10-17 | 1983-09-13 | 株式会社白山製作所 | 電線支持具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5214957Y2 (ja) * | 1971-03-23 | 1977-04-04 |
-
1975
- 1975-04-14 JP JP1975049234U patent/JPS608502Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51128292U (ja) | 1976-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS608502Y2 (ja) | 電線引留具 | |
KR100503115B1 (ko) | 경량철골 천정판 설치용 구조 | |
JPH0210746Y2 (ja) | ||
JPH0240369Y2 (ja) | ||
JPH0225032Y2 (ja) | ||
CN213304939U (zh) | 一种新型电力线整线器 | |
KR900010058Y1 (ko) | 옷걸이용 고리를 체결하는 합성수지재 리벳트(Rivet) | |
US3888452A (en) | Hanger assembly for attaching a form to a structural beam | |
JPS5814310Y2 (ja) | 器具取付部材用台座金具 | |
JPH0413482Y2 (ja) | ||
JPH0414581Y2 (ja) | ||
JPS6025454Y2 (ja) | ジヨイナ−フツク | |
JPH0752460Y2 (ja) | 配管支持金具 | |
JP2542143Y2 (ja) | 被表面処理材料の端部保持装置 | |
JPS6350642Y2 (ja) | ||
JPH0214248Y2 (ja) | ||
JPH0613317Y2 (ja) | 型枠固定具 | |
RU2231189C1 (ru) | Устройство промежуточного крепления воздушной линии электропередачи напряжения до 1 кв с самонесущим изолированным проводом | |
JPS6348100Y2 (ja) | ||
KR200176379Y1 (ko) | 전주용 완금 고정구 | |
JPH049007B2 (ja) | ||
JPH034695Y2 (ja) | ||
JPH0341501Y2 (ja) | ||
JPS6342584Y2 (ja) | ||
JPS63156520U (ja) |