JPS608496Y2 - 活線作業用の碍子カバ−ホツク止具 - Google Patents
活線作業用の碍子カバ−ホツク止具Info
- Publication number
- JPS608496Y2 JPS608496Y2 JP6829480U JP6829480U JPS608496Y2 JP S608496 Y2 JPS608496 Y2 JP S608496Y2 JP 6829480 U JP6829480 U JP 6829480U JP 6829480 U JP6829480 U JP 6829480U JP S608496 Y2 JPS608496 Y2 JP S608496Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- cover
- hook
- cover hook
- scissor piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は活線を碍子に取付ける部分で絶縁被覆を剥ぎ取
って裸線とし、この裸線部分によって異状高電圧が襲来
した時に放電せしめて線路保持を行うものにおいて、上
記裸線部分に帽冠するゴム製の碍子カバーの取付を簡単
容易にすることを目的としたものである。
って裸線とし、この裸線部分によって異状高電圧が襲来
した時に放電せしめて線路保持を行うものにおいて、上
記裸線部分に帽冠するゴム製の碍子カバーの取付を簡単
容易にすることを目的としたものである。
従来から活線は柱上の碍子に絶縁被覆の状態で取付けら
れるのが普通であるが、近年に至り活線を碍子取付部に
おいて絶縁被覆を剥ぎ取って裸線とし、この裸線部を碍
子に取付けて襲来する異状高電圧を放電せしめ(放電を
誘導する電線は図示を省略する)、本線保護を図ること
が次第に行われる様になった。
れるのが普通であるが、近年に至り活線を碍子取付部に
おいて絶縁被覆を剥ぎ取って裸線とし、この裸線部を碍
子に取付けて襲来する異状高電圧を放電せしめ(放電を
誘導する電線は図示を省略する)、本線保護を図ること
が次第に行われる様になった。
かかる場合には裸線取付部が露出して活線作業用い種々
の危険や事故を起こす虞れがあるので、この裸線にゴム
製の碍子カバーを被せ取付けるが、高所の活線に対して
取付けるものであるため、作業が容易でなく長時間を要
する欠陥がある。
の危険や事故を起こす虞れがあるので、この裸線にゴム
製の碍子カバーを被せ取付けるが、高所の活線に対して
取付けるものであるため、作業が容易でなく長時間を要
する欠陥がある。
本考案はこの欠陥を除去した簡易かつ確実なカバーホッ
ク止具を提供するものである。
ク止具を提供するものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案を実施しようとする柱上碍子取付の本線
を示すもので、1は碍子、2は絶縁被覆を剥ぎ取った裸
線部3を有する活線なる本線で、該裸線部3は取付金具
4で碍子1上に取付けられたものであり、第2図は上記
の碍子部分に帽冠するゴム製碍子カバーを示し、カバ一
本体5の上部の左右に下面の切割溝7を有するゴム管臂
6を岐出して、このゴム管臂6,6を第1図本線の裸部
3に上方から被せ包むようにしてカバ一本体5を碍子1
に帽冠し、又カバ一本体の左右に上記ゴム管臂6,6の
着根から下方にかけて切割溝8を切り込んで、本体下部
を左右2分して碍子1への帽冠と容易とし、その2分し
た本体下部5′。
を示すもので、1は碍子、2は絶縁被覆を剥ぎ取った裸
線部3を有する活線なる本線で、該裸線部3は取付金具
4で碍子1上に取付けられたものであり、第2図は上記
の碍子部分に帽冠するゴム製碍子カバーを示し、カバ一
本体5の上部の左右に下面の切割溝7を有するゴム管臂
6を岐出して、このゴム管臂6,6を第1図本線の裸部
3に上方から被せ包むようにしてカバ一本体5を碍子1
に帽冠し、又カバ一本体の左右に上記ゴム管臂6,6の
着根から下方にかけて切割溝8を切り込んで、本体下部
を左右2分して碍子1への帽冠と容易とし、その2分し
た本体下部5′。
5′に夫々ホック孔9を有するホック10,10′を差
出させ、本体5の上面に設けた差込孔11に長手のフッ
ク棒先端のフックを差し込んで、柱上の碍子1上からカ
バ一本体5を帽冠して第3図々示の状態とし、以下従来
は適宜手法によってホック10.10’を結合して来た
ものである。
出させ、本体5の上面に設けた差込孔11に長手のフッ
ク棒先端のフックを差し込んで、柱上の碍子1上からカ
バ一本体5を帽冠して第3図々示の状態とし、以下従来
は適宜手法によってホック10.10’を結合して来た
ものである。
しかしこの従来の取付方法には既述した様な欠陥を有す
る。
る。
第4図及至第7図は本考案実施の説明図である。
本考案は第4図に例示する様に、ハサミ片Aとハサミ片
Bとを略中間位置でビス12で回転可能にビス式めして
両片A、Bで左右に開閉自由なハサミ体を作り、そして
ハサミ片Aの先端部とハサミ片Bの先端部とに相対向し
て型板13と型板14とをハサミ体を縮合した時に両型
板13,14が適当な間隔を置いて互いに略平行に対向
できるように固着し、更にハサミ片Aの型板13内面に
長寸のピン棒15を直角状に固着岐出し、これに対しハ
サミ片Bの型板14の先端部にし形の凹溝16を凹設し
て、ハサミ体を縮合する時にピン棒15が凹孔16内に
嵌入するようにする。
Bとを略中間位置でビス12で回転可能にビス式めして
両片A、Bで左右に開閉自由なハサミ体を作り、そして
ハサミ片Aの先端部とハサミ片Bの先端部とに相対向し
て型板13と型板14とをハサミ体を縮合した時に両型
板13,14が適当な間隔を置いて互いに略平行に対向
できるように固着し、更にハサミ片Aの型板13内面に
長寸のピン棒15を直角状に固着岐出し、これに対しハ
サミ片Bの型板14の先端部にし形の凹溝16を凹設し
て、ハサミ体を縮合する時にピン棒15が凹孔16内に
嵌入するようにする。
上記のハサミ体とは別個に中空のカバーホックCを作る
。
。
該カバーホックCはゴム製で絶縁体とし、前記したカバ
一本体のホック孔9に挿通し得る太さと長さとを有する
掛棒17を主体として、その先端に傘状の挿込部18を
設は後端に円形の止鍔19を設け、かつ止鍔、掛棒、挿
込部を総連してピン棒15を道通する中心孔20を貫孔
したもので、該カバーホックCを第4図々示の如くピン
棒15に挿入してピン棒根部で型板13に当接せしめ、
第5図、第6図に示す如くして碍子カバーのホック孔9
内に圧入し、第7図に示す如く掛棒17をホック孔9に
通し両端の傘状挿込部1Bと止鍔19とでホック10.
10’を重合状に接着し、以ってカバ一本体5を碍子1
に確実堅固に帽着する様に構成してものである。
一本体のホック孔9に挿通し得る太さと長さとを有する
掛棒17を主体として、その先端に傘状の挿込部18を
設は後端に円形の止鍔19を設け、かつ止鍔、掛棒、挿
込部を総連してピン棒15を道通する中心孔20を貫孔
したもので、該カバーホックCを第4図々示の如くピン
棒15に挿入してピン棒根部で型板13に当接せしめ、
第5図、第6図に示す如くして碍子カバーのホック孔9
内に圧入し、第7図に示す如く掛棒17をホック孔9に
通し両端の傘状挿込部1Bと止鍔19とでホック10.
10’を重合状に接着し、以ってカバ一本体5を碍子1
に確実堅固に帽着する様に構成してものである。
その第5図、第6図によるカバー装着作業の為に、本考
案ホック止具の支持杆21を地上操作に適する長いホッ
トステック22の上端部にネジ23を以って結合し、又
ハサミ片Aの後端部24に操作ヒモ25で結び着けてこ
れを例えばハサミ片Bの根部に設けた支持杆26の孔を
通して垂下して垂下端にリング27を取付け、先ずピン
棒15でホックの孔9を探して第5図々示の如くこれに
ピン棒15を挿入し、ホック孔9,9の位置を正しく揃
え、然る後に強くリング27を引き下げることによりハ
サミ片を縮合して第6図々示の如くカバーホックCをホ
ック孔9内に挿入し、カバーホックの先端の傘状挿込部
18を一方のホック外に頭出させ、後端の止鍔19を他
方のホック外に密着させ、以って記述した様に碍子カバ
ー5を碍子1に確実に装着して裸線部分を安全に被覆す
る様にしたものである。
案ホック止具の支持杆21を地上操作に適する長いホッ
トステック22の上端部にネジ23を以って結合し、又
ハサミ片Aの後端部24に操作ヒモ25で結び着けてこ
れを例えばハサミ片Bの根部に設けた支持杆26の孔を
通して垂下して垂下端にリング27を取付け、先ずピン
棒15でホックの孔9を探して第5図々示の如くこれに
ピン棒15を挿入し、ホック孔9,9の位置を正しく揃
え、然る後に強くリング27を引き下げることによりハ
サミ片を縮合して第6図々示の如くカバーホックCをホ
ック孔9内に挿入し、カバーホックの先端の傘状挿込部
18を一方のホック外に頭出させ、後端の止鍔19を他
方のホック外に密着させ、以って記述した様に碍子カバ
ー5を碍子1に確実に装着して裸線部分を安全に被覆す
る様にしたものである。
前述の如く異状高電圧放電の為に活線の碍子止め部分に
おいて剥がれた裸線部分は色々の危険、事故の原因とな
るので、この裸線部分を碍子と共に被覆することは甚だ
重要なことである。
おいて剥がれた裸線部分は色々の危険、事故の原因とな
るので、この裸線部分を碍子と共に被覆することは甚だ
重要なことである。
然るに従来では碍子カバーのホック孔の位置が不揃いで
孔位置の合せが容易でなく作業が困難で作業員の疲労が
多く作業時間も長くかかったものである。
孔位置の合せが容易でなく作業が困難で作業員の疲労が
多く作業時間も長くかかったものである。
然るに本考案による時は長寸のピン棒15で不揃いのホ
ック孔の孔位置合せが極めて簡単容易に出来、かつ碍子
カバーのホック止めが極めて確実容易に行うことが出来
る。
ック孔の孔位置合せが極めて簡単容易に出来、かつ碍子
カバーのホック止めが極めて確実容易に行うことが出来
る。
しかも本考案は構造簡単安価であるので活線作業上に大
きな実用的効果を奏する。
きな実用的効果を奏する。
第1図は近年行われる碍子取付部分において活線の絶縁
被覆を剥ぎ取ってものを示す斜視図、第2図は上記被覆
剥ぎ取り部と碍子とに帽冠する碍子カバーの斜視図、第
3図は碍子カバーを碍子に帽冠したものの斜視図、第4
図イは本考案活線作業用の碍子カバーホック止具の斜視
図、同図口はこれに使用するゴム製カバーホックの斜視
図、第5図は本考案によりカバーホックを碍子カバーの
ホック孔に挿入しようとする初期状態を示す斜視図、第
6図は該カバーホックを碍子カバーホックに挿着した場
合を示す斜視図、第7図イは碍子及び本線にカバーを帽
着した場合の斜視図、同図口はイの左側面図である。 3・・・・・・活線から絶縁被覆を剥ぎ取った裸線部、
5・・・・・・碍子カバ一本体、6・・・・・・カバ一
本体の両側に岐出した下面切割溝7を有するゴム管臂、
8・・・・・・カバ一本体に設けた切割溝、10,10
’・・・・・・ホック孔9を有すホック、A、B・・・
・・・ハサミ片、13・・・・・・ハサミ片Aに設けた
型板、14・・・・・・ハサミ片Bに設かた型板、15
・・・・・ゼン棒、16・・・・・・型板14の凹孔、
C・・・・・・カバーホック、17・・曲カバーホック
の掛棒、18・・・・・・カバーホック先端の傘状挿込
部、19・・・・・・カバーホック後端の止鍔、20・
・・・・・カバーホックに貫通した6孔、25・・・・
・・操作ヒモ。
被覆を剥ぎ取ってものを示す斜視図、第2図は上記被覆
剥ぎ取り部と碍子とに帽冠する碍子カバーの斜視図、第
3図は碍子カバーを碍子に帽冠したものの斜視図、第4
図イは本考案活線作業用の碍子カバーホック止具の斜視
図、同図口はこれに使用するゴム製カバーホックの斜視
図、第5図は本考案によりカバーホックを碍子カバーの
ホック孔に挿入しようとする初期状態を示す斜視図、第
6図は該カバーホックを碍子カバーホックに挿着した場
合を示す斜視図、第7図イは碍子及び本線にカバーを帽
着した場合の斜視図、同図口はイの左側面図である。 3・・・・・・活線から絶縁被覆を剥ぎ取った裸線部、
5・・・・・・碍子カバ一本体、6・・・・・・カバ一
本体の両側に岐出した下面切割溝7を有するゴム管臂、
8・・・・・・カバ一本体に設けた切割溝、10,10
’・・・・・・ホック孔9を有すホック、A、B・・・
・・・ハサミ片、13・・・・・・ハサミ片Aに設けた
型板、14・・・・・・ハサミ片Bに設かた型板、15
・・・・・ゼン棒、16・・・・・・型板14の凹孔、
C・・・・・・カバーホック、17・・曲カバーホック
の掛棒、18・・・・・・カバーホック先端の傘状挿込
部、19・・・・・・カバーホック後端の止鍔、20・
・・・・・カバーホックに貫通した6孔、25・・・・
・・操作ヒモ。
Claims (1)
- ハサミ片Aとハサミ片Bとをビス12で回動可能に連結
し、ハサミ片Aの先端部に型板13を、ハサミ片Bの先
端部に型板14を、ハサミ体縮合時に両型板13,14
が略平行になるように対設し、型板13の内面にはカバ
ーホックCの中心孔20に挿通するピン棒15を突設し
、型板14の先端部にはハサミ体縮合時にピン棒15が
嵌入する凹孔16を形威し、ハサミ片Bの後端部に支持
杆21を取付け、ハサミ片Aの後端部に操作ヒモ25を
連結したことを特徴とする活線作業用の碍子カバーホッ
ク止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6829480U JPS608496Y2 (ja) | 1980-05-20 | 1980-05-20 | 活線作業用の碍子カバ−ホツク止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6829480U JPS608496Y2 (ja) | 1980-05-20 | 1980-05-20 | 活線作業用の碍子カバ−ホツク止具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56169715U JPS56169715U (ja) | 1981-12-15 |
JPS608496Y2 true JPS608496Y2 (ja) | 1985-03-26 |
Family
ID=29662246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6829480U Expired JPS608496Y2 (ja) | 1980-05-20 | 1980-05-20 | 活線作業用の碍子カバ−ホツク止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608496Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-20 JP JP6829480U patent/JPS608496Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56169715U (ja) | 1981-12-15 |
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