JPS5846486Y2 - 配電線の支持部絶縁カバ− - Google Patents
配電線の支持部絶縁カバ−Info
- Publication number
- JPS5846486Y2 JPS5846486Y2 JP17185477U JP17185477U JPS5846486Y2 JP S5846486 Y2 JPS5846486 Y2 JP S5846486Y2 JP 17185477 U JP17185477 U JP 17185477U JP 17185477 U JP17185477 U JP 17185477U JP S5846486 Y2 JPS5846486 Y2 JP S5846486Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distribution line
- cover
- support
- insulating cover
- insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、配電線の支持部絶縁カバーに関するものであ
る。
る。
一般に配電線の支持部は雪害防止の如き絶縁設計上の問
題から支持部の導体を皮剥によって露出しこの露出導体
を支持金具でクランプしこの支持金具を碍子で支持して
いた。
題から支持部の導体を皮剥によって露出しこの露出導体
を支持金具でクランプしこの支持金具を碍子で支持して
いた。
このため支持部のまわりを絶縁処理しなければならない
。
。
従来この絶縁処理はテープの巻付けによって行われてい
たが、作業性が悪い上に絶縁性上不充分であった。
たが、作業性が悪い上に絶縁性上不充分であった。
本考案の目的は、露出導体の支持部を作業性よく且つ高
い絶縁性をもって絶縁処理することができる配電線の支
持部絶縁カバーを提供することにある。
い絶縁性をもって絶縁処理することができる配電線の支
持部絶縁カバーを提供することにある。
本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明すると、第
１図は本考案の絶縁カバー１０によって絶縁処理された
２ＯＫＶ級高圧配電線の支持部１２を示す。
１図は本考案の絶縁カバー１０によって絶縁処理された
２ＯＫＶ級高圧配電線の支持部１２を示す。
支持部１２は高圧配電線１４の皮剥された露出導体１４
ａを把持する支持金具１６とこの支持金具をセメンテ
ィングで固着して支持した碍子１８とから戊っている。
ａを把持する支持金具１６とこの支持金具をセメンテ
ィングで固着して支持した碍子１８とから戊っている。
絶縁カバー１０は、第２図乃至第４図に詳細に示されて
おり、この絶縁カバーは、第１図及び第２図に示すよう
に、高圧配電線１４がそれぞれ貫通する２つのスリーブ
状腕力バ一部２０．２０と支持部１２の支持金具１６と
碍子１８の上部とを包囲する冠状カバ一部２２とから成
る絶縁性カバ一本体２４を備えている。
おり、この絶縁カバーは、第１図及び第２図に示すよう
に、高圧配電線１４がそれぞれ貫通する２つのスリーブ
状腕力バ一部２０．２０と支持部１２の支持金具１６と
碍子１８の上部とを包囲する冠状カバ一部２２とから成
る絶縁性カバ一本体２４を備えている。
このカバ一本体は後にのべる理由でゴム、架橋ポリエチ
レンの如き可撓性のある絶縁材料から作られるのが好ま
しい。
レンの如き可撓性のある絶縁材料から作られるのが好ま
しい。
図示の実施例では、冠状カバ一部２２はその上端両側扁
平部に活線操作棒を引掛けるためのフック穴２２ ａが
設けである。
平部に活線操作棒を引掛けるためのフック穴２２ ａが
設けである。
本考案の絶縁カバー１０は、更に、特に第１図、第３図
及び第４図に詳細に示すように、冠状カバ一部の内面に
縦方向に延びるリブ状の複数の突出部２６を一体に有し
、これらの突出部２６にはその下端に支持部１２の支持
金具１６と碍子１８の上端との段状接合部に掛止めされ
る鉤状掛止部２６ ａが設けられている。
及び第４図に詳細に示すように、冠状カバ一部の内面に
縦方向に延びるリブ状の複数の突出部２６を一体に有し
、これらの突出部２６にはその下端に支持部１２の支持
金具１６と碍子１８の上端との段状接合部に掛止めされ
る鉤状掛止部２６ ａが設けられている。
尚、この突出部２６もカバ一本体と同質の絶縁物で一体
に成型される。
に成型される。
従って、高圧配電線１４を腕力バー２０．２０に通して
その露出導体１４ａを支持金具１６に把持した後、絶縁
カバー１０を支持部の上方から下向に嵌込むだけで突出
部２６がその可撓性によって幾分拡げられながら嵌合さ
れる掛止部２６ ａが支持部の段状接合部に達すると、
絶縁カバーはぴったりと支持部に固定される。
その露出導体１４ａを支持金具１６に把持した後、絶縁
カバー１０を支持部の上方から下向に嵌込むだけで突出
部２６がその可撓性によって幾分拡げられながら嵌合さ
れる掛止部２６ ａが支持部の段状接合部に達すると、
絶縁カバーはぴったりと支持部に固定される。
このようにして、絶縁カバーは突出部２６によって支持
部に対し機械的に強固に固定され風圧等によって揺れる
ことがない。
部に対し機械的に強固に固定され風圧等によって揺れる
ことがない。
腕力バ一部２０゜２０はテープ又はバインド線の如き適
宜の固定具２８ 、２８で高圧配電線１４に固定するこ
とができる。
宜の固定具２８ 、２８で高圧配電線１４に固定するこ
とができる。
第５図及び第６図は腕力バ一部２０と固定具２８の変形
例を示し、腕力バ一部２０は第５図に示すように下向き
に開口する逆Ｕ字形をなしていて高圧配電線１４を下か
ら挿入することができるようにし、また固定具２８は下
向きに開口するばねクリップの形態を有しその外面両側
には操作棒で把持できるようにした係止用突起２８ ａ
を有する。
例を示し、腕力バ一部２０は第５図に示すように下向き
に開口する逆Ｕ字形をなしていて高圧配電線１４を下か
ら挿入することができるようにし、また固定具２８は下
向きに開口するばねクリップの形態を有しその外面両側
には操作棒で把持できるようにした係止用突起２８ ａ
を有する。
この変形例によると、高圧配電線１４の腕力バ一部への
挿入が容易であり、また固定具２８による腕力バ一部の
高圧配電線への固定が容易である。
挿入が容易であり、また固定具２８による腕力バ一部の
高圧配電線への固定が容易である。
なお、上記実施例においては本考案絶縁カバーを高圧配
電線に使用した場合について説明したが、低圧配電線、
特別高圧配電線等にも使用できることは勿論である。
電線に使用した場合について説明したが、低圧配電線、
特別高圧配電線等にも使用できることは勿論である。
本考案によれば、上記のように、絶縁カバーは配電線に
嵌込式にかぶせるだけで固定できるので作業性がよい上
に支持部の絶縁性は高く、更に絶縁カバーは風圧等によ
って揺れることがなく支持部に強固に固定できる実益が
ある。
嵌込式にかぶせるだけで固定できるので作業性がよい上
に支持部の絶縁性は高く、更に絶縁カバーは風圧等によ
って揺れることがなく支持部に強固に固定できる実益が
ある。
第１図は本考案に係る絶縁カバーを用いた配電線の支持
部の側面図、第２図は本考案の絶縁カバーの側面図、第
３図は絶縁カバーの一半部の水平断面図、第４図は絶縁
カバーの下部の垂直断面図、第５図は腕力バ一部の拡大
横断面図、第６図Ａ、Ｂは固定具の拡大正面図及び側面
図である。 １０・・・・・・絶縁カバー、１２・・・・・・支持部
、１４・・・・・・配電線、１４ａ・・・・・・露出導
体、１６・・・・・・支持金具、１８・・・・・・碍子
、２０・・・・・・腕力バ一部、２２・・・・・・冠状
カバ一部、２４・・・・・・カバ一本体、２６・・・・
・・突出部、２６ ａ・・・・・・鉤状掛止部、２８・
・・・・・固定具、２８ ａ・・・・・・係止用突起。
部の側面図、第２図は本考案の絶縁カバーの側面図、第
３図は絶縁カバーの一半部の水平断面図、第４図は絶縁
カバーの下部の垂直断面図、第５図は腕力バ一部の拡大
横断面図、第６図Ａ、Ｂは固定具の拡大正面図及び側面
図である。 １０・・・・・・絶縁カバー、１２・・・・・・支持部
、１４・・・・・・配電線、１４ａ・・・・・・露出導
体、１６・・・・・・支持金具、１８・・・・・・碍子
、２０・・・・・・腕力バ一部、２２・・・・・・冠状
カバ一部、２４・・・・・・カバ一本体、２６・・・・
・・突出部、２６ ａ・・・・・・鉤状掛止部、２８・
・・・・・固定具、２８ ａ・・・・・・係止用突起。
Claims (3)
- （１）配電線の露出導体を把持する支持金具と前記支持
金具を支持する碍子とから戊る配電線の支持部に被ぶせ
られる絶縁カバーにおいて、前記配電線が貫通する２つ
の腕力バ一部と前記支持金具と碍子の上部とが包囲され
る冠状カバ一部とから戊る絶縁性カバ一本体を具備し、
前記冠状カバ一部はその内面に前記支持金具と碍子の上
端との接合部に掛止めされる鉤状掛止部を有する複数の
絶縁性突出部が設けられている配電線の支持部絶縁カッ
〈− - （２）前記カバ一本体の腕力バ一部と冠状カバ一部とは
下開きであり、且つ前記腕力バ一部は下開きのクリップ
によって前記配電線に締付けられている実用新案登録請
求の範囲第１項に記載の配電線の支持部絶縁カバー。 - （３）前記クリップは断面逆Ｕ字形のクリップ本体とそ
の外面両側の操作棒係止用突起とからなる実用新案登録
請求の範囲第２項に記載の配電線の支持部絶縁カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17185477U JPS5846486Y2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | 配電線の支持部絶縁カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17185477U JPS5846486Y2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | 配電線の支持部絶縁カバ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5497797U JPS5497797U (ja) | 1979-07-10 |
| JPS5846486Y2 true JPS5846486Y2 (ja) | 1983-10-22 |
Family
ID=29176121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17185477U Expired JPS5846486Y2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | 配電線の支持部絶縁カバ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5846486Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100853384B1 (ko) | 2008-05-08 | 2008-08-21 | (유)제이케이엔지니어링 | 라인포스트 애자의 절연캡 |
-
1977
- 1977-12-22 JP JP17185477U patent/JPS5846486Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5497797U (ja) | 1979-07-10 |
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