JPS608486Y2 - 方向可変冷却フアン付配電盤 - Google Patents

方向可変冷却フアン付配電盤

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Publication number
JPS608486Y2
JPS608486Y2 JP7315578U JP7315578U JPS608486Y2 JP S608486 Y2 JPS608486 Y2 JP S608486Y2 JP 7315578 U JP7315578 U JP 7315578U JP 7315578 U JP7315578 U JP 7315578U JP S608486 Y2 JPS608486 Y2 JP S608486Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling fan
distribution box
mounting plate
air
attached
Prior art date
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Expired
Application number
JP7315578U
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English (en)
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JPS54173934U (ja
Inventor
龍一 坂詰
健一 小林
Original Assignee
株式会社明電舎
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社明電舎 filed Critical 株式会社明電舎
Priority to JP7315578U priority Critical patent/JPS608486Y2/ja
Publication of JPS54173934U publication Critical patent/JPS54173934U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS608486Y2 publication Critical patent/JPS608486Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、配電盤、特に、方向可変冷却ファン付配電
盤に関する。
従来、閉鎖形配電盤内の冷却方式としては、第1図に示
すように配電箱1の扉10の下部に設けた空気吸込口1
0aにエア、フィルタ2を取付け、また、配電箱1の天
井板11に設けた空気排出口11aに対向して配電箱1
内に冷却ファン3を取付けると共に上方にカバー板4を
設け、冷却ファン3の回転により配電箱1内に矢印Aで
示す方向に空気の層流を生じさせて配電箱1内に収納さ
れた電気部品5を冷却する方式が取られていた。
また、他の冷却方式としては、第2図に示すように、配
電箱1の背面板12の上下部に設けた空気口12a、1
2bを配電箱1の外側のクーラ6に、それぞれ、連通管
7,8を介して連通させ、クーラ6の作動により配電箱
1内に空気の層流Bを生じさせ、これによって配電箱1
内の電気部品5を冷却する方式が取られていた。
しかしながら、これらの方式では、配電箱1内の電気部
品5を空気の層流AまたはBが接するその一部しか冷却
できなかった。
例えば、第1図に示したものでは、配電箱1の天井板1
1の空気排出口11aのところに設けた冷却ファン3を
回転させると、空気の層流Aは扉10の下部の空気吸込
口leaから天井板11の空気排出口11aまで最短距
離で流れる傾向があるので、層流Aに面した側5aの電
気部品5の比較的上部が冷却されるのみで電気部品5の
残りの部分は冷却されにくい。
また、第2図のものの場合には、配電箱1の背面板12
の上部の空気口12aから下部の空気口12bに空気の
層流Bが流れる時、この層流は電気部品5のクーラ6の
側が冷却されるのみで電気部品5の残りの部分(例えば
扉側5a)は冷却されない。
また、配電箱1内において空気の流れから外れた配電箱
1内の隅C1あるいは第1図で電気部品5の扉側5aの
下部付近あるいは第2図で電気部品5の扉側5aの付近
など直接空気の流れにさらされない空間部に空気のよど
みが生じ、その結果、配電箱1内と外部との間に配電箱
1の内部が高温で外部が低温となる熱的に不連続な状態
が生じる。
この状態で配電箱1内の温度が急に冷却して外部温度に
なると内部の空気に含まれていた水分が配電箱1の隅C
の内面などに凝縮すなわち結露してそこに錆を生じさせ
たり、それにより配電箱1の内部から外部への放熱が悪
くなったりした。
この考案の目的は、以上のような従来技術の問題点を除
去することにある。
この考案は、上記の目的を遠戚させるため、配電箱内に
冷却空気の対流を空気のよどみなく生じさせ、それによ
り配電盤の動作中その配電箱の内外の温度が連続的に変
化するようにして冷却効果の増大と結露を防止させるも
のである。
以下、図面により、この考案の実施例を説明する。
なお、第1図、第2図と同じ符号は同じ機能部材を示す
ものとする。
第3図〜第7図は比較的発熱量が少ない場合のこの考案
による冷却構造をそれぞれ見方を変えて示すもので、配
電箱1は密封式とし、すなわち、第1図の空気吸入口1
0aあるいは空気排出口11aのような開口を設けずに
配電箱1内の各隅に取付角度調節自在な冷却ファン20
をそれぞれ配設し電気部品5を冷却ファン20による空
気の対流で冷却するものである。
この場合、上方配置の冷却ファン20は、第3図、第4
図の取付状態に示されるように、L形の取付板13をボ
ルト14で配電箱1の水平内枠15Aの垂直部分15a
に取付け、一方、冷却ファン20を取付けた支持板16
の一端をほぼ直角に折曲げることにより形威した支持部
16aと、前記取付板13の一端を前記支持部16aに
一致するよう折曲げた取付部13aとを一側部において
ボルト17で両者が相対的に回動し得るようゆるく連結
し、更に支持部16aの他側部に設けた、ボルト17を
中心とする、円弧溝18に取付部13aに固着したボル
ト19をゆるく挿入して冷却ファン20を支持している
なお、第3図に示すように、配電箱1内で下方の冷却フ
ァン20は直接、扉10および背面板12に取付けても
よい。
かくして、配電箱1内の電気部品5を冷却する場合は、
ボルト17を中心にして各冷却ファン20を取付けた支
持板16を円弧溝18の範囲内で回動し、電気部品5に
対して最適な角度に各冷却ファン20を設定する。
なお、第7図で24は電気部品取付板で両端をボルト2
5で垂直内枠15Bに取付けである。
第8図は比較的発熱量が大きい第2図のものに上述の実
施例の場合と同じ仕方で冷却ファンを取付けたものであ
る。
第9図は配電箱1の垂直内枠15Bにアングル形の取付
板13をボルト14で取付け、冷却ファン20を水平方
向に張出して垂直面内で回動できるようにしたものであ
る。
第10図は、配電箱1の第4図に示したような水平内枠
15Aの垂直部分15aにL形の取付枠21の垂直部2
1aをボルト23などで取付け、この水平部21bに直
方体状の取付脚22をその垂直軸心22aのまわりに回
転可能にボルト(図示せず)などで取付け、更に、取付
脚22の一側面22bにおいて、ボルト17で冷却ファ
ン20の支持板16の支持部16aを取付脚22に相互
に回動可能に取付け、取付脚22の側面22bにはボル
ト17を中心にして円弧溝18を形威し、この溝18に
遊嵌するボルト19を冷却ファン20の支持板16の支
持部16aに設けたものである。
この場合は、取付脚22をその垂直軸心22aのまわり
で回動することにより、冷却ファン20は水平面内で回
転して任意の水平方向に向くことができると共に垂直面
内で回動できるので任意の冷却方向を取ることができる
以上説明した本考案によれば、密閉した配電箱内の複数
個所に、取付角度自在な冷却ファンを設けたので、各冷
却ファンの動作により配電箱内によどみのない対流が生
じ易いように取付位置を任意に調節をすることができる
ため、配電箱内に収納された電気部品の周囲温度と配電
箱の外部との間に急激な温度差を生ずることなく、した
がって結露の発生も防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、従来例の相異なる配電盤の略断面図
、第3図は本考案の実施例の配電盤の略断面図、第4図
は配電箱の内枠への冷却ファンの取付図、第5図は第4
図のV方向から見た図、第6図は第4図の冷却ファン取
付構造の斜視図、第7図は第3図の配電箱の内枠への冷
却ファンの取付状態を示す上部斜視図、第8図は第2図
のものへの冷却ファン取付図、第9図は冷却ファンの更
に異なる取付図、第10図は更に別の実施例の斜視図で
ある。 1・・・・・・配電箱、2・・・・・・エア、フィルタ
、3・・・・・・冷却ファン、5・・・・・・電気部品
、6・・・・・・クーラ、7.8・・・・・・連通管、
13・・・・・・取付板、15A・・・・・・水平内枠
、15B・・・・・・垂直内枠、16・・・・・・支持
板、17・・・・・・ボルト、18・・・・・・溝、1
9・・・・・・ボルト、20・・・・・・冷却ファン、 ・・・・・・取付脚。 21・・・・・・取付板、 2

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配電箱の内側で電気部品を挾み相対向する水平内枠又は
    垂直内枠の上部及び下部にそれぞれ取付板を互いに位置
    を異にして取付け、一方、冷却ファンを取付けた支持板
    の一部を折曲げて支持部を形威し、この支持部を前記取
    付板に重ねて両者が相対的に回動できるように一点で連
    結し、この連結点を中心とする円弧溝を前記取付板およ
    び前記支持部の一方に、その他方には前記溝内を移動し
    かつ任意の位置で固定できる締結具を設けることにより
    冷却ファンを方向可変構成してなり、各冷却ファンが配
    電箱内でよどみのない対流を生じさせやすい方向へ任意
    に調節できることを特徴とする方向可変冷却ファン付配
    電盤。
JP7315578U 1978-05-30 1978-05-30 方向可変冷却フアン付配電盤 Expired JPS608486Y2 (ja)

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JP7315578U JPS608486Y2 (ja) 1978-05-30 1978-05-30 方向可変冷却フアン付配電盤

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JP7315578U JPS608486Y2 (ja) 1978-05-30 1978-05-30 方向可変冷却フアン付配電盤

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Publication Number Publication Date
JPS54173934U JPS54173934U (ja) 1979-12-08
JPS608486Y2 true JPS608486Y2 (ja) 1985-03-26

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