JPS608401Y2 - 避雷器 - Google Patents
避雷器Info
- Publication number
- JPS608401Y2 JPS608401Y2 JP1980096895U JP9689580U JPS608401Y2 JP S608401 Y2 JPS608401 Y2 JP S608401Y2 JP 1980096895 U JP1980096895 U JP 1980096895U JP 9689580 U JP9689580 U JP 9689580U JP S608401 Y2 JPS608401 Y2 JP S608401Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lightning arrester
- capacitance
- resistor
- voltage
- average value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は避雷器に係り、特に寿命を改善することのできる
避雷器に関する。
避雷器に関する。
避雷器の一例を第１図に示す。
第１図において避雷器１は配管２内に、酸化亜鉛を主成
分とする金属酸化物非直線抵抗体３を複数個直列に積み
重ねて構成された内部要素４を、上・下に配置した導電
材料からなる間隔材５，５′ではさんで収納している。
分とする金属酸化物非直線抵抗体３を複数個直列に積み
重ねて構成された内部要素４を、上・下に配置した導電
材料からなる間隔材５，５′ではさんで収納している。
碍管２の両端には碍管２の上・下関口を閉塞する導電性
材料からなる蓋部材６，６′が取付けられ、気密構造を
形成している。
材料からなる蓋部材６，６′が取付けられ、気密構造を
形成している。
前記間隔材５，５′と蓋部材６，６′とは電気的に接続
されており、避雷器１の上部の蓋部材６は配電線に、下
部の蓋部材６′は大地に接続されている。
されており、避雷器１の上部の蓋部材６は配電線に、下
部の蓋部材６′は大地に接続されている。
このため、配電線に落雷したときに生ずる過電圧は内部
要素４を介して大地に放電される。
要素４を介して大地に放電される。
避雷器１の配電線には常時電圧が印加されているので、
内部要素４を構成する非直線抵抗体３にも、常時電圧が
印加されている。
内部要素４を構成する非直線抵抗体３にも、常時電圧が
印加されている。
従って個々の非直線抵抗体３の電気特性にバラツキがあ
ると、電圧が特定の非直線抵抗体３にかかりすぎること
になり、避雷器の寿命が短かくなる欠点があった。
ると、電圧が特定の非直線抵抗体３にかかりすぎること
になり、避雷器の寿命が短かくなる欠点があった。
これを避けるため個々の非直線抵抗体３の電圧−電流特
性を、低電圧から大電圧に至るまで合致させる必要があ
り、非直線抵抗体３の歩留りも悪く、従って高価になる
欠点があった。
性を、低電圧から大電圧に至るまで合致させる必要があ
り、非直線抵抗体３の歩留りも悪く、従って高価になる
欠点があった。
本案は上記点に鑑みなされたもので、歩留りを改良し、
避雷器の寿命を改善することのできる金属酸化物非直線
抵抗体を使用した避雷器を提供するものである。
避雷器の寿命を改善することのできる金属酸化物非直線
抵抗体を使用した避雷器を提供するものである。
次に本案の一実施例を図面を参照して説明する。
酸化亜鉛を主成分とする金属酸化物非直線抵抗体の等価
回路を第２図に示す。
回路を第２図に示す。
第２図において、Ｃは静電容量を、Ｒは抵抗である。
第２図に示すように、非直線抵抗体の電気特性はＣとＲ
の並列回路で近似することができる。
の並列回路で近似することができる。
一方弁直線抵抗体の電圧−電流特性を第３図に示す。
交流電圧が線Ａのように常時印加されている避雷器にあ
っては、電流の小さい状態では電流は曲線Ｂのように抵
抗Ｒ特性より曲線Ｃのように静電容量Ｃ特性に全インピ
ーダンス（曲線Ｄ）は支配される。
っては、電流の小さい状態では電流は曲線Ｂのように抵
抗Ｒ特性より曲線Ｃのように静電容量Ｃ特性に全インピ
ーダンス（曲線Ｄ）は支配される。
内部要素４を構成するすべての非直線抵抗体３の静電容
量の平均値に対し、個々の非直線抵抗体の静電容量のバ
ラツキを変えたときの個々の非直線抵抗体にかかる電圧
のバラツキを第４図に示す。
量の平均値に対し、個々の非直線抵抗体の静電容量のバ
ラツキを変えたときの個々の非直線抵抗体にかかる電圧
のバラツキを第４図に示す。
第４図において、すべての非直線抵抗体の静電容量の平
均値に対して個々の静電容量のバラツキが±１０％以内
のときは、電圧のバラツキは±１％以内となり、避雷器
に使用して支障のないことが確認できた。
均値に対して個々の静電容量のバラツキが±１０％以内
のときは、電圧のバラツキは±１％以内となり、避雷器
に使用して支障のないことが確認できた。
上記実施例においては、碍管内に内部要素を収納した例
について説明したが、絶縁特性のよいガスを封入した金
属容器内に、内部要素収納した避雷器においても、本考
案の効果を得ることができるのは勿論である。
について説明したが、絶縁特性のよいガスを封入した金
属容器内に、内部要素収納した避雷器においても、本考
案の効果を得ることができるのは勿論である。
以上説明したように本案によれば、内部要素を構成する
金属酸化物非直線抵抗体を、全ての非直線抵抗体の静電
容量の平均値に対し個々の非直線抵抗体の静電容量が前
記平均値±１０％以内に入る抵抗体を用いて内部要素を
構成したので、特定の非直線抵抗体に電圧が印加される
ことがなく従って長寿命の避雷器を提供することが可能
となる
金属酸化物非直線抵抗体を、全ての非直線抵抗体の静電
容量の平均値に対し個々の非直線抵抗体の静電容量が前
記平均値±１０％以内に入る抵抗体を用いて内部要素を
構成したので、特定の非直線抵抗体に電圧が印加される
ことがなく従って長寿命の避雷器を提供することが可能
となる
第１図は避雷器を説明するための概略図、第２図は非直
線抵抗体の等価回路図、第３図及び第４図は本考案の実
施例の電気特性を説明するための曲線図である。 １・・・・・・避雷器、３・・・・・・非直線抵抗体、
４・・・・・・内部要素。
線抵抗体の等価回路図、第３図及び第４図は本考案の実
施例の電気特性を説明するための曲線図である。 １・・・・・・避雷器、３・・・・・・非直線抵抗体、
４・・・・・・内部要素。
Claims (1)
- 酸化亜鉛を主成分とする金属酸化物非直線抵抗体を複数
個直列に接続して構成した内部要素を容器内に収納した
避雷器において、前記内部要素を、この内部要素を構成
するすべての非直線抵抗体の静電容量の平均値に対し、
個々の非直線抵抗体の静電容量が前記平均値の±１０％
以内に選定されたもので構成してなる避雷器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980096895U JPS608401Y2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | 避雷器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980096895U JPS608401Y2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | 避雷器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5722204U JPS5722204U (ja) | 1982-02-04 |
| JPS608401Y2 true JPS608401Y2 (ja) | 1985-03-25 |
Family
ID=29458707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980096895U Expired JPS608401Y2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | 避雷器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608401Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54116655A (en) * | 1978-03-03 | 1979-09-11 | Hitachi Ltd | Lightning arrester |
| JPS608401U (ja) * | 1983-06-28 | 1985-01-21 | 株式会社島津製作所 | ロ−タリ式流体機械 |
-
1980
- 1980-07-11 JP JP1980096895U patent/JPS608401Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54116655A (en) * | 1978-03-03 | 1979-09-11 | Hitachi Ltd | Lightning arrester |
| JPS608401U (ja) * | 1983-06-28 | 1985-01-21 | 株式会社島津製作所 | ロ−タリ式流体機械 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5722204U (ja) | 1982-02-04 |
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