JPS608392Y2 - 電磁誘導加熱調理器用直火焼アダプタ− - Google Patents

電磁誘導加熱調理器用直火焼アダプタ−

Info

Publication number
JPS608392Y2
JPS608392Y2 JP1978011844U JP1184478U JPS608392Y2 JP S608392 Y2 JPS608392 Y2 JP S608392Y2 JP 1978011844 U JP1978011844 U JP 1978011844U JP 1184478 U JP1184478 U JP 1184478U JP S608392 Y2 JPS608392 Y2 JP S608392Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pot
electromagnetic induction
heating plate
adapter
direct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978011844U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54117385U (ja
Inventor
公 増田
Original Assignee
ソニー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
Priority to JP1978011844U priority Critical patent/JPS608392Y2/ja
Publication of JPS54117385U publication Critical patent/JPS54117385U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS608392Y2 publication Critical patent/JPS608392Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁誘導加熱調理器用の直火焼アダプターに関
する。
電磁誘導加熱調理器は非磁性高抵抗材料より戊る鍋載置
板の下側に高周波誘導加熱コイルが配され、このコイル
に通電することにより生じる磁力線により鍋載置板上に
載せられた磁性体製の鍋に渦電流を発生させて鍋自体を
発熱させ、鍋内に収容された被調理物を加熱調理する様
に構成され、更に使用上の安全性を計るために各種の保
護装置例えば鍋が空焚の状態及び鉄板き等において鍋等
の温度が250℃〜400℃以上に上昇したとき、自動
的にコイルの通電が遮断される様にした鍋過熱防止装置
、鍋載置板上にスプーン、ナイフ、フォーク等の小物が
載置された場合、鍋等の底面積が所定以下の場合等は出
力が出ない様にする小物発熱防止装置、鍋等が正位置に
載置されない場合、非磁性鍋を使用した場合出力が出な
い様にする使用鍋検知装置等が備えられており、所定の
大きさの磁性体製の鍋等を使用しての煮沸、また鉄板を
使用しての鉄板焼き等の調理が行える安全性に富んだ調
理器であるが白魚類等の調理の不可欠の要素である直火
焼きが行えない不都合がある。
即ち鉄板の温度はその厚さによって異なるが300°C
〜400°Cに上昇すると上述の如く鍋過熱防止装置が
作動し、それ以上には加熱されず、そのため鉄板上で肉
、魚類等を焼いても肉汁、油等が溜り直火焼状態にはな
らず、また磁性体金属製の調理用の焼網を鉄板に代えて
使用することも考えられるが焼網の銅条は細く、その条
間の間隔は広いため上述の小物発熱防止装置、使用鍋検
知装置等が作動して焼網は加熱され難く、魚焼き等は殆
んど不可能であり、従ってこの電磁誘導加熱調理器にお
いては肉、魚類の直火焼きが行えず調理上の制約がある
そこで本考案はこの種の電磁誘導加熱調理器において直
火焼状態の調理が行える直火焼アダプターを提案するも
のである。
即ち本考案は電磁誘導加熱調理器により加熱可能な大き
さの磁性体板に所定間隔で多数の透孔を形成して戊る加
熱板の上面側に、調理用焼き網を近接して配し、加熱板
を電磁誘導加熱調理器の載置板上に接近して載置する様
にしたものである。
以下本考案の一実施例を図面について説明するに、先ず
電磁誘導加熱調理器(以下調理器と云う)について説明
する。
1は調理器の全体を示し、2は匣体、3は匣体2の上縁
部に嵌着せる鍋載置板で陶磁器、結晶化ガラスの如き非
磁性高抵抗材料より成り、裏面には鍋載置部3aの中央
に位置して鍋過熱防止装置(図示せず)を作動させる温
度検知器4が固着され、この温度検知器4に接続される
リード線パターン5が被着されている。
6は中芯部6aを形成するように巻回されて成る高周波
誘導加熱コイルで匣体2に備えられた支持台7により支
持されて鍋載置部3aの下側に配されている。
支持台7は、下面に突設された脚杆8が匣体2の底面に
突設されたボス9の軸孔9aにスプリング10を介して
挿入されて支持されており、この支持台7の上面に高周
波誘導加熱コイル6がスペーサ11により押えられ支持
され、支持台7のスプリング10による上方への偏倚に
より常時スペーサ11の厚さの間隔を置いて鍋載置部3
と対向される。
12は高周波誘導加熱コイル6の内孔に対応して配され
た使用鍋検知装置としてのマグネットスイッチでマイク
ロスイッチ13とマグネット作動体14とより戒り、作
動体14はマグネット15が嵌合された椀状のマグネッ
トケース16の下面にマイクロスイッチ13の操作用軸
杆17が突設されて構成され、マグネット15はマグネ
ットケース16にその上縁より温度検知器4の厚みより
低い位置に嵌合され、マグネットケース16の上縁内面
にはマグネット15を押える爪片16aを隔設すると共
に鍋載置板2の裏面に被着されたリード線パターン5に
対応して切欠け18が形成され、下面には軸杆17と平
行に回転防止用突子19が突設されている。
この様に構成されるマグネット作動体14は匣体2内の
シャーシ2aに固定された支持台20に取付けられた支
持枠21に昇降自在に嵌挿される。
即ち、マグネットケース16を支持枠21の上半受部2
1aに、また軸杆17を下半筒部21bに夫々摺動自在
に嵌挿すると共に回転防止用突子19を上半受部21a
の底面の通孔21cに挿通し、また下半筒部21bの先
端部の外周にはスプリング22が巻回嵌挿されてその自
由端がマグネットケース16の下面に押圧当接されてい
る。
この支持枠21の下側にマイクロスイッチ13が配設さ
れその操作突子13aが下半筒部21bの下端口と対向
し、常時マグネット作動体14の軸杆17により押圧さ
れている。
また匣体2の前面には右側から電源スイット23、出力
調整嫡子24、保温温度調整嫡子25及び高温切換スイ
ッチ26が配設されている。
以上のように構成される調理器1の鍋載置部3の載置部
3aに磁性鍋を載せるとマグネットスイッチ12の作動
体14は磁性鍋に対するマグネット15の吸引力及びス
プリング22の偏倚力により上昇され、軸杆17による
マイクロスイッチ13の操作突子13aの押圧が解除さ
れる。
そのためマイクロスイッチ13の接点が閉じられて高周
波誘導加熱コイル6に通電され、このコイル6の通電に
より生じる磁力線により磁性鍋は渦電流を発生して発熱
する。
この磁性鍋の発熱により鍋内の被調理物の加熱煮沸が行
われ、ころ調理後磁性鍋を鍋載置部3より下すことマグ
ネット作動体14のマグネット15は吸着力が作用しな
くなり、そのためマグネット作動体14は自重によりス
プリング22の偏倚力に抗して下降され軸杆17がマイ
クロスイッチ13の操作突子13aを押圧してその接点
を開き高周波誘導加熱コイル6への通電は停止される。
次に以上の様に構成される電磁誘導加熱調理器1におい
て使用する本考案による直火焼アダプターについて説明
する。
図において31は直火焼アダプターを示し、加熱板32
と調理用焼き網33と両者を収容する受は皿36とから
構成されるものである。
加熱板32は、調理器1において加熱可能な大きさの磁
性体板に所定間隔で多数の透孔34を全面にわたって穿
設され、周縁には脚片35が突設されて戊り、この脚片
35は加熱板32が調理器1の鍋載置部3上に載置され
た際、その板面から所定の間隔で接近した位置で誘導加
熱コイル6からの磁力線が最も強く作用し得る部分に位
置する高さに形成されている。
この加熱板32の上面に近接して調理用焼き網33を重
ね合せ、受は皿36に収容して直火焼アダプター31が
構成される。
受は皿36は耐熱性の非金属例えばガラスセラミックに
より形成される。
以上の様に構成される直火焼アダプター31を調理器1
の鍋載置部3の鍋載置部3a上に載せると、マグネット
スイッチ12の作動体14はマグネット15が加熱板3
2に対して吸引されて上昇し、マイクロスイッチ13の
接点が閉じられて高周波誘導加熱コイル6に通電される
このコイル6の通電により生じるが、この加熱板32に
は多数の透孔34が穿設されているので等価的に電気抵
抗が増大し、熱容量が減少して普通の鉄板焼用の鉄板よ
り高い温度で発熱され、透孔34の太きさ及びその間隔
を選ぶことにより加熱板32は赤熱状態になる。
この加熱板32の高温発熱により焼き網33上の被調理
物は直火焼状に焦げ目が付いた焼き調理される。
この際の加熱板32の熱は加熱板32が鍋載置部3から
所定間隔で離隔されているので鍋載置部3の下面の温度
検知器4においては検出されず、そのため鍋過熱防止装
置は作動されず誘導加熱コイル6の通電は持続されて加
熱板32の発熱は続行される。
なお実例では加熱板32として鉄板に直径2rIrI!
Lの透孔を377+771間隔で穿設したものを使用し
て魚を焼いたところ直火焼調理として十分供し得ること
が確認できた。
また汁、油が出る被調理物においては受は皿36がある
ので加熱板32に滴り落ちる汁、油はその透孔34から
受は皿36に流下し加熱板32上に溜ることなく調理上
不快になったり被調理物の風味を損うことがない。
さらに、受は皿36は耐熱性の非金属で構成しているの
で加熱板の熱を遮断するため鍋過熱防止装置が作動され
るのを一層妨げる効果が生じ、加熱板32を一層赤熱状
態とすることができる。
なお、加熱板32としては上述の如く多数の透孔34を
穿設して成る所謂パンチングメタルの他エキスパンティ
ングメタル等も使用し得る。
以上の様に本考案の直火焼アダプターによれば電磁誘導
加熱調理器において下可能とされていた直火焼状の調理
が加えてこの調理器を他のガスコンロ等の加熱器と同様
に使用でき、安全性、清潔さ等の長所に加え調理上の制
約もなく利用範囲を著しく拡張する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一例の直火焼アダプターを用いた
電磁誘導加熱調理器の斜視図、第2図は第1図における
要部の拡大断面図である。 図中1は電磁誘導加熱調理器、3は鍋載置部、6は高周
波誘導加熱コイル、31は直火焼アダプター、32は加
熱板、33は焼き網、34は透孔、35は脚片、36は
受は皿である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の透孔を設けた磁性体板で形成された加熱板と、該
    加熱板の上面側に近接配置された焼き網と、上記加熱板
    及び焼き網の両者を収容する非金属且つ耐熱性の受は皿
    とにより構成された電磁誘導加熱調理器用直火焚アダプ
    ター。
JP1978011844U 1978-02-02 1978-02-02 電磁誘導加熱調理器用直火焼アダプタ− Expired JPS608392Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978011844U JPS608392Y2 (ja) 1978-02-02 1978-02-02 電磁誘導加熱調理器用直火焼アダプタ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978011844U JPS608392Y2 (ja) 1978-02-02 1978-02-02 電磁誘導加熱調理器用直火焼アダプタ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54117385U JPS54117385U (ja) 1979-08-17
JPS608392Y2 true JPS608392Y2 (ja) 1985-03-25

Family

ID=28827016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978011844U Expired JPS608392Y2 (ja) 1978-02-02 1978-02-02 電磁誘導加熱調理器用直火焼アダプタ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS608392Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4943587U (ja) * 1972-07-24 1974-04-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54117385U (ja) 1979-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6262399B1 (en) Grill
US5380986A (en) Multi-purpose electric fast cooking apparatus
KR101334076B1 (ko) 유도가열 방식의 구이판 및 이를 포함하는 조리장치
CN203195483U (zh) 电磁煎烤装置
AU2007206736A1 (en) Cooking apparatus
JPS608392Y2 (ja) 電磁誘導加熱調理器用直火焼アダプタ−
WO2006052366A2 (en) Combined griddle, wok and grill cookware
US5579680A (en) Smokeless grill for indoor use
CN107920686A (zh) 与烹饪炉箅直接接触的烹饪器具
US3777653A (en) Cooking accessory
US20190306930A1 (en) Induction heating and cooking
JP3499483B2 (ja) 加熱調理器
JP2004008441A (ja) 電磁調理器用焼物器
KR20140131757A (ko) 조리용기 가열부가 별도로 구성된 전기그릴
CN218864234U (zh) 一种烹饪器具
JPS5839124Y2 (ja) 加熱調理器
CN210408160U (zh) 一种无烟烧烤炉
KR102377957B1 (ko) 구이용 석쇠
US20240085027A1 (en) Heating apparatus
CN211459871U (zh) 一种煎烤设备
CN211066243U (zh) 一种改良的煎烤机
JPH049755Y2 (ja)
JP2621312B2 (ja) 調理器
JP5884212B2 (ja) Ihクッキングヒータ用の上火ヒータユニット
JPH0589954A (ja) 電磁誘導加熱調理器