JPS6083073A - 像担持ベルトの結合機構 - Google Patents

像担持ベルトの結合機構

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JPS6083073A
JPS6083073A JP19133583A JP19133583A JPS6083073A JP S6083073 A JPS6083073 A JP S6083073A JP 19133583 A JP19133583 A JP 19133583A JP 19133583 A JP19133583 A JP 19133583A JP S6083073 A JPS6083073 A JP S6083073A
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JP
Japan
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image
belt
image carrying
carrying belt
extension
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Application number
JP19133583A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Chiku
知久 一佳
Haruo Kadoi
角井 治夫
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/75Details relating to xerographic drum, band or plate, e.g. replacing, testing
    • G03G15/754Details relating to xerographic drum, band or plate, e.g. replacing, testing relating to band, e.g. tensioning

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の属する分野 本発明は例えば電子計’11.(aからの演算出力や画
像読み取り装置等からの読み取り出力に基く画像情報、
あるいは、電子写真法を用いて得られる画像情報をトナ
ー画像とl−て表面に相持するためのベルト状像担持体
に係り、さらに詳述すれば、長尺帯状のシート状1’l
r a特休の長手方向の両端部を接合することにより無
端ベルト状に構成され複数本の平行ローラに渡って張架
された無端ベルト状像担持体の接合手段の改良に関する
(2)従来の技術 一般に、上記の如きベルト状像担持体(以下、像担持ベ
ルトとも言う)はその全周長が比較的長いため、シーム
レスベルト形状に作成するのは困離で、高価なものとな
る。このため従来より、帯状の像担持ベルトの長手方向
両端部を接合して、無端ベルト状に構成する方法が広(
用いられている。また、一般に像担持ベルトは使用寿命
があるため、像担持ベルトを有する装置においては像担
持ベルトを装置本体に対しそ着脱自在に装着して、容易
に交換し得るようにするのが好適である。そこで、像担
持ベルトの接合部を装置本体への装着手段として用いる
方法が従来より広く用いられている。
ところが、この方法を用いると、像担持ベルトの接合部
分は装着手段を有するために像担持面より突出し、この
部分に余分なトナー付着が発生し易くてトナー飛散の大
きな原因となっていた。そこで先に本出願人は、有端状
の像担持ベルトの端部な結合手段により結合して無端状
の像担持ベルトとし、この結合手段のトナー供給側を可
撓性シート部材により覆うことを特徴とする像担持ベル
トを考案した。
この像担持ベルトを用いることにより、装着手段にはト
ナーが付着し難くなり、トナー飛散が大幅に減少した。
また、装着手段が像担持ベルトにより被覆されるために
、例えば像担持ベルト上のトナー像を装置外部より直接
、目視できるように表示する画像表示装置等においては
、像担持ベルトの装着手段が使用者から見えないように
覆われ、見苦しさが無くなるという効果もある。このよ
うに上記の提案は極めて有益なものであるが、この提案
の像担持ベルトを用いることによって新たな問題が発生
した。。
以下に図面に基いて上記問題点を従来例として説明する
第1図は従来例の像担持ベルトを装着した像担持ベルト
懸回支持装置の斜視図であり、第2図および第3図は従
来例の欠点を説明するための像担持ベルト接合部近傍の
側視断面図である。
まず、第1図において、5.6.7.8.は、互に並行
に軸支された4本の像担持ベルト懸回支持ローラであり
、9はその4本のローラに懸回支持された像担持ベルト
である。上記4本のローラ5゜6、7.8.の長手方向
両側夫々には、各々の回転軸15、10.16.17と
同軸上にスプロケットホイール18、13.19.20
が固設されており、このスプロケットホイール18.1
3.19.20を渡ってチェーン21゜21′が像担持
ベルト90両側に懸回されている。
このチェーン21.21′の連鎖をなす1つのリンクプ
レート同志を対向位置で連結するステー23がチェーン
21.21′に固定されており、像担持ベルト9はこの
ステー23と着脱自在に装着されている。上口化4本の
ローラ5.6.7.8.のうち1本(たとえば5)の回
転軸15は装置本体(図では省略)に固定されたモータ
Mに接続されており、該モータMが回転すると、像担持
ベルト9はチェイン21.21’から伝達される駆動力
をステー23を介して受けるため、矢示A方向に回転駆
動される。
以上の構成を有する像担持ベルト懸回支持装置において
用いた像担持ベルト9の接合部100を第2図および第
3図を用いて説明する。
像担持ベルト9の長手方向一端91にはゴム101が固
着されており、さらにゴム101の先端には装着金具1
03が固着されている。また、像担持ベルト9の他端近
傍92のローラ5と当接する面にゴム102が固着され
、該ゴム102の先端には上記ゴム101と同様に装着
金具103か固着されている。ステー23には2つの九
棒部231 、232が設けられており、像担持ベルト
9は2つの装着金具103の曲げ部を上記九棒部231
゜232に引掛げることに夷り無端状に前記像担持ベル
ト懸回支持装置に張架される、ゴム102の外側には像
和拠ベルト9の延長部9Eが延出してステー23近傍を
検相し、端部93が像担持ベルト9上に固着されている
。図において、Tは両面粘着テープであり、像担持ベル
ト9、ゴノ、101 、102、装着金具103の固着
はすべてこの両面粘着テープTで行なわれている。
尚、第2図は、像担持ベルト9の接合部100がローラ
5に当接している時の側視断面図を示し、ローラ5が矢
示B方向に回転することにより、像担持ベルト9は矢示
C方向に進行する。
そして第2図において、接合部100はロー25により
円弧状に屈曲されており、像担持ベルト9の延長部9E
はステー23近傍の装着部を覆っているため、図中の端
部92から端部93に至る延長部9Eの長さは端部92
から端部93に至るゴム101,102、装着金具10
3、ステー23を含む被覆された部分の長さよりも長く
なっている。
一方、第3図は、第2図に示した接合部100がロー2
5の周囲を通過した後の状態を示す側視断面図であり、
上記した如く、像担持ベルト9の延長部9Eの長さが被
りされる部分の長さより長いため、2本のローラ間に渡
って1象担持ベルト9が平面状に保たれようとしている
。その結果、延長部9Eが図に示す如く突出した状態に
なってしまう。この延長部9Eの突出は、像担持ベルト
9の回動に対し、以下に示す如き悪影響を及ぼす。
すなわち、まず第1に、延長部9Eが突起していること
により、像担持ベルト9の移動路に近接した装置内部の
部品に、上記延長部9Eが接触し易く、この接触により
、延長部9Eが損傷を受け易い。このような損傷により
延長部9Eが破れると、ステー23近傍の装着部のすき
まからトナーが像担持ベルト9の内面にまで飛散すると
いう重大な欠点が生じる。
第2に延長部9Eは、突起しているため、に、それ自体
で余分なトナー付着を招き易く、トナー飛散の大きな原
因となる。
第3に、ステー23近傍の装着部と延長部9Eの間にす
き間が生じるため、このすき閣内にトナーが入り込み易
くなり、装着部を延長部9Eで被覆している効果が薄れ
る。
第4に、上記第1の欠点を防止するために、像担持ベル
ト9の移動路近傍に部品が来ないように装置を構成しな
ければならず、装置の大型化を招き好ましくない。
第5に、突起部が表示部を通過する時、目ざわりである
このように、延長部9Eの突出は望ましくない影響を及
ぼす。逆に、この延長部9Eの突出を無くすために、第
3図の状態において、延長部9Eをステー23近傍に近
接するようにして端部93を固着した場合、接合部10
0がローラ5、6.7.8.の周囲を回動しようとする
時に、現出するステー23近傍の装着部と延長部9Eの
長さの差を吸収しきれないので、接合部100はローラ
5.6.7.8の周囲を回動することができなくなる。
このため第2図および第3図に示す如き従来例の構成で
は、延長部9Eの突起が生じることを防ぎ得なかった。
(3)発明の目的 本発明は上記従来例の欠点に鑑み、像担持ベルト9の装
着部を被覆したベルトの延長部9Eがローラの周囲を回
動する時には被覆されたステー23近傍の装着部との間
に生じる長さの差を吸収し得るとともに、像担持ベルト
9の接合部100が2本のローラ間にあって平面状態の
時には像担持ベルト9の延長部9Eが突出しないように
することによって、上記従来例で示した如き欠点を除去
し得る像担持ベルトの接合装置を提供することを目的と
している。本発明の像担持ベルトの接合装置は、無端ベ
ルト状像担持体を用いる装置(被写機等の画像形成装置
、画像表示装置等)において適用可能であり、良好な効
果を期待し得るものである。
(4)発明の要旨 本発明の要旨は、形成した潜像をトナーにより現像する
像担持ベルトの結合機構において、有端状の像担持ベル
トの端部な結合手段により結合して無端状の像担持ベル
トどし、この結谷手段のトナー供給側を像担持ベルトの
移動方向に対して相対的に変位可能な可撓性シート部劇
により覆うことを特徴とするものであり、接合部がロー
ラ周囲を通過する時に生じる被覆部の長さの差を上記相
対変位により吸収するものである。
(5)発明の構成及び作用 以下、本発明を図面に示す一実施例に基づいて説明する
第4図および第5図は本発明を適用する画像表示装置を
示すものであり、第4図は一部断面斜視図、M5図は縦
断面図である。
図において1は縦型の装置外装筒、2は外装部の正面板
面に大きく開口形成した表示画像覗き窓孔、3は正面板
の下部を前方へ突出させてその上面に配設した操作盤、
4は窓孔2に張った表示窓ガラスである。そして装置外
装筒1の内部には前記従来例中の第1図で示した如き像
担持ベルト懸回支持装置が配置されている。すなわち、
ロー、ジ5.6.7.8、像担持ベルト9、スズロケッ
トホイール18.13.19.20等はすべて第1図に
示したものと同様の構成である。
また、上記像担持ベルト9は例えばポリエステルシート
等の透明シートで、その外側面に金属を非常に薄く蒸着
して透明性を実質的に保持させたまま導電性を与え、そ
の金属蒸着面側にCdSなどの感光物質層(光導電性層
)を形成してなる全体に可撓性のものであり、感光物質
層側を外側にして前記4本のローラ5.6.7.8に懸
回支持されている。
27は上記懸回された像担持ベルト9の軌道内空に定置
されたレーザビーム走査方式画像露光装置であり、半導
体レーザ発振器28、ポリゴンミラースキャナ29、f
−θレンズ30、反射鏡31 、装置外装筒1内下部の
2本のロー27.8間の張設ベルト部分内面側に置かれ
たガラス等の透明板32とから構成されている。この画
像露光装置27は、電子割算機、画像読取り装置等から
出力される時系列電気画素信号に対応したレーザ断続ビ
ームLを半導体レーザ発振器28からポリゴンミラース
キャナ29に向けて発振させ、スキャナに入射したレー
ザビームLは像担持ベルト90幅方向に振られ、f−θ
レンズ30→反射鏡31→透明板32の経路でロー27
,8間の像担持ベルト9の内側面に入射し、そのベルト
部分内面が幅方向にレーザビーム走査される。而してこ
のレーザビーム走査ヲ主走査とし、像担持ベルト9の回
動移動を副走査として像担持ベルト9の内側面からレー
ザビームによる画像露光がなされる。 。
33はローラ7.8間の像担持ベルト9の外側面におい
て透明板32と対向する位置に置かれたトナー現像器で
あ−リ、露光と同時にトナーが像担持ベルト9の外面に
作用することによって像担持ベルト9の外面にトナー画
像が順次に形成される。このトナー画像は像担持ベルト
9の回動に伴なって外装部1の前面板に設けられた表示
画像覗き窓孔2部へ下から上へ回動移動し、窓孔範囲位
置に移動すると一月像担持ベルト9の回動が停止される
。これにより、画像表示がなされた表示窓ガラス4を通
してその画像が視認される。次いで像担持ベルト9を再
回動させると、次の表示画像が窓孔範囲位置へ移動して
次画面の表示がなされる。表示後の像担持ベルト9外面
のトナー画像は、ベルトの回動に伴なングを受けて除去
され、このクリーニングを受けた直後に新ためて露光同
時現像を受けることにより新たなトナー画像が形成され
る。
続いて、以上の構成をなす画像表示装置において用いた
像担持ベルト9の接合部150の構成について以下に詳
述する。
第6図は本発明の実施例である像担持ベルト9の接合部
150近傍の側視断面図で、第7図は本発明の実施例の
像担持ベルト9の接合部150における延長部9Eの端
部93近傍の側視断面図である。尚、前述の第2図およ
び第3図と同じ番号の部位は、同様な材質、機能を有す
るものであり、再度の説明は省略する。
図中、104はマグネットで、像担持ベルト9の延長部
9 Eの先端93の近傍内面に磁気シールド板105を
介して両面粘着テープTで固着されている。
106は磁性板で、マグネット104と対向する像担持
ベルト9の一端91近傍に両面粘着テープTで固着され
ている。この図の状態においてマグネット104と磁性
板106は吸着状態にある。
尚、像和持ベルト9の導電層(金属蒸着層)はゴム10
1を介して装着金具103と電気的に導通され、アース
されている。更に、第8図(マグネッl−104および
磁気シールド板1050部分斜視図を示す。)に基づい
てマグネット104を詳述する。本実施例ではマグネ、
 )−104とし?11.’ν。
さが薄く、軽いという理由からゴムマグネットヲ用いた
。ゴムマグネ=y ) 104は、図に示す如く、府磁
方向が長手方向を向いており、片面側(図では下OIl
])にのみ破線で、)Jeす磁力線107により磁力が
生じるものである。この9重のマグネット104として
、例えばニチレイマグネット株式会社製のピノンマグネ
ット(問品名)等がある。
上記マグネット104において磁力線107が出ていな
い而(第8図では上側)に磁気シールド板105をテー
プTにより接着しているが、この磁気シールド板105
は磁性体の薄板であり、第8図において上側に磁力が漏
れるのをより完全に防ぐためた用いたものである。この
磁気シールド板105により、像担持ベルト9の延長部
9Eの画像担持面側(第6図における上側)にはゴムマ
グネット104の磁力が及ばないため、トナーとして磁
性トナーを用いても延長部9Eへのトナーの付着を防ぎ
得る。
次に、以上の構成による像担持ベルト接合部1500作
用について説明する。
像担持ベルト接合部150かローラ部を通過し始めると
延長部9F:が矢示F方向に引張られるため、ゴムマグ
ネット104が磁性&106に対して相対的に矢示F方
向にずれ、延長@lj 9 Eに被覆された部分の長さ
より、延長’g4iS9 Eの長さが長くなる。従って
上H己の長さの差を生じさせることができるので、接合
部150は、ローラ部周囲を滑らかに通過できる。そし
てこの接合部150がローラ部を通過した後は、延長部
9Lが上記長さの差を有するために前述第3図の如く突
出しようとするが、延長部9E自身の曲り剛性によって
ゴムマグネット104に矢示G方向の反発力が働くため
、ゴムマグネット104は磁性板106に対して相対的
に矢示G方向にずれ、接合部150は再び第6図に示す
状態に復帰する。
このため、前記従来例で述べた如き延長部9Eの突出は
発生しない。
ここで、上記の如き作用を得るためには、像担持ベルト
9および磁性板106の磁気特性や表面性にもよるが、
ゴムマグネット104の磁力の強さは数十〜数百ガウス
程度のものを用いれば良いことが実験により明らかであ
る。
なお、第6図および第7図において、延長部9Eの端部
93か、内側に少し曲けられているか、このように延長
部9F:の端部93を曲げておくことによって、トナー
がゴノ、マグネット1.04近傍に入り込むことを防ぐ
ととイ)にこの接続部の見ばえを良くしている。
また、−1−記実施例では、ゴノ、マクネッl−104
と磁性板106を互いにその表面で直接接触させている
が、この部分は、ローラ5.6.7.8の外周を接合部
150か通過する度に摺動するので、ゴムマグネット1
04および磁性板106の摺動面の一方あるいは両方に
極く薄いテフロンテープ等の摩擦係数の低い部材を張り
付けることにより摺動性を良くし、耐久性を増すことが
できる。
さらに、磁性板106は1象担持ベルト9上に1白接張
り付けられているため、ローラ径の小さい場合等におい
てはローラの曲率に甘わぜ−C曲がらず、ローラ部を滑
らかに辿iφできない場合がある。そこで、このような
場合には磁性板106の代りに、さらに幅の狭い磁性部
材を鳩世持ベルトの幅方向に複数本並べて張り付けるこ
とにより、ローラ径が小さい場合も什性部拐部分はロー
ラの曲率に合わせて屈曲してローラ部を滑らかに通過す
ることかできるようになる。
第9図(a) (b) (c)は本発明の変形例を示す
ローラ近傍の側視断面図であり、この変形レリによれば
、接続部150かローラ近傍を通ノ1η1するときの接
続部における上記効果を更に高υノることができる。
本変形例は、前記実施例で示し7た1″J:相持ベルト
9の接合部150の構成のうち、行に、ゴムマグネット
104の磁力が比較的弱い場合あるいは像担持ベルト9
の曲げ剛性が比較的強い場合等に有効なものである。
つまり、上記の如きゴムマグネット104の磁力不足あ
るいは像担持ベルト9の曲げ剛性過大の場合、前記実施
例の構成で像担持ベルト9を回動させると、接合部15
0がローラ周囲を回動する時にゴムマグネット104と
磁性板106間に働く磁力よりも、像担持ベルト9の延
長部9Eがローラによる屈曲状態から復元しようとする
力の方が大きくなるため、ゴムマグネット104が磁性
板106から離れてしまう現象が発生する場合がある。
そこで本変形例では、ローラ5の外周と略同心円状の曲
面を有するガイド200をローラ5近傍に設けて、ゴム
マグネット104と磁性板106を正規の吸着状態に保
持しようとするものである。尚、ガイド200は像担持
ベルト9の幅方向両側近傍にのみ当接する位置に配設さ
れている。
第9図(a)は、磁性板106とゴムマグネッ) 10
4の離隔状態に入った瞬間の状態を示すものであり、延
長部9Eは上記ガイド200により磁性板106にゴム
マグネット104の磁力が及ぶ範囲内に両者の距離を保
つ。このことば像担持ベルト9が移動して第9図(b)
に示す位置に接合部150が来ても同様であり、磁性板
106とゴムマグネット104め間の距離は、磁力の及
ぶ範囲内に保たれている。さらに像担持ベルト9が移動
し、第9図(e)に示すように接合部150がローラ5
から離れると、像担持ベルト9はローラ5による屈曲状
態から解放されるために、ゴムマグネット104を磁性
板106から引き離そうとする力が働かなくなり、ゴム
マグネット104と磁性板106は磁力により再び吸着
して以前の状態に復帰する。
上記ガイド200をすべてのロー25.6.7.8の周
囲に設けることにより、接合部150はローラ部を通過
した後も正規の状態を保つことができる。
なお、上記実施例においては、ベルトの延長部9Eにマ
グネット104を固設し、対向する像担持ベルト側に磁
性板106を固設したものについて説明したが、ベルト
の延長部9Eに磁性体を固設し、対向する像担持ベルト
面にマグネットを固設するもの、あるいは両者共、マグ
ネットの場合でも、更に又、延長部9Eに代えて独立の
カバー300(第10図)で接合部150をおおうよう
にした場合でも本発明の目的を達成することができる。
(6)他の実施例 上記実施例においては、延長部9Eとその対向する像担
持面とが像担持ベルト9の移動方向に対して互いに相対
変位が可能な接続手段として、磁石と磁性板を用いた接
続方式について説明したが、上記の如き相対変位が可能
な接続手段としては、磁石と磁性体による接続以外にも
、以下に示す接続方法がある。
先ず、延長部9K(あるいはカバー300)の端部近傍
内面とその対向する像担持ベルトの像担持面とを硬化後
にも伸縮性を有する接着剤で接着し、この接着剤の伸縮
性によって延長部(あるいはカバー)とその対向する像
担持面との間の相対変位を可能ならしめる接続方法。
次に、一般にマジックテープあるいはペルクロ(Vel
cro :商品名)等と呼ばれ、目のあらい輪奈(わな
)が設けられていて簡単に密着し合うナイロン等で作ら
れたテープ状接続手段を延長部9E(あるいはカバー3
00 )の端部近傍内面と対向する像担持面との両者に
固着する接続方法。つまり、マジックテープの輪奈の根
元をゴム等の伸縮性部材で作成し、この伸縮性部材の伸
縮により延長部9E(あるいはカバー300 )と対向
する像担持面との間の相対変位を可能ならしめるもので
ある。
このような接続方法によっても上記実施例と同様な効果
が得られる。
さらに本発明においては、上記の方法以外の接続手段を
用いても良く、要するに、像担持ベルトの延長部とその
対向する隊担持面とをベルト進行方向に対して相対変位
用能にする接合方式はすべて適用が可能である。
なお、上記実施例においては、レーザ走査光学系を露光
手段として用いた画像表示装置に本発明を適用したが、
露光手段は何ら限定されるものではなく、発光ダイオー
ドアレイ、液晶シャッタアレイ、等の露光手段あるいは
、原稿から反射した光を露光する複写機等で用いられる
露光手段を用いても良い。
さらに、本発明は、上記実施例で示した画像表示′装置
の他に、被写#笠の画像形成装置にも適用可能であるこ
とは言うまでも無い。
(7)効 果 以上述べた如く、本発明を用いることにより、前記従来
例で示した欠点をすべて除去することが可能となる。つ
まり、トナーを飛散させることなく、安定してローラ部
を通過し得る像担持ベルトの接合装置を得ることができ
る。
また、本発明を実施例に示した如き画像表示装置に用い
た場合には、表示部を接合部が移動する際に、接合部が
突出していないため、外観上極めて良好である。
更にまた、本発明は上記の如く、多様な装置に適用が可
能であり、本発明を適用するにあたってのコストアップ
は極めて少ないことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例および本発明を適用する実施例の像担持
ベルト懸回支持装置の斜視図、第2図は従来例の像担持
ベルト接合部近傍の側視断面図、 第3図は同じく側視断面図、 第4図は本発明を適用する画像表示装置の一部断面斜視
図、 第5図は同じく縦断面図、 第6図は本発明の実施例の像担持ベルト接合部近傍の側
視断面図、 第7図は同じく拡大側視断面図、 第8図は実施例に用いたマグネットの斜視図、第9図(
a)は実施例の変形例を示すローラ近傍の側視断面図、 第9図<b)、第9昭1(c)は第9図(a)の動作後
の状態を示す側視断面図、 第10図は他の実施例を示した側視断面図である。 5、6.7,8.・・・・・・ローラ 9 ・・・・・・鍬担持ベルト 9E ・・・・・・1衣和持ベルトのSすξ長部23 
・・川・ステー 103 ・・・・・・極右金具 104・・・・・・マグネ、1・ 105 ・・・・・・磁気シールド板 106・・・・・・磁性板 107 ・・・内磁力線 15() ・・・・・・像担持ベルトの接合部200・
・・・・・ガイド 出願人 キャノン株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)形成した潜像をトナーにより現像する像担持ベル
    トの結合機構において、有端状の像担持ベルトの端部を
    結合手段により結合して無端状の像担持ベルトとし、こ
    の結合手段のトナー供給側を像担持ベルトの移動方向に
    対して相対的に変位可能な可撓性シート部材により覆う
    ことを特徴とする像担持ベルトの結合機構。
  2. (2)上記可撓性シート部材は像担長ベルトの一部を延
    長して用いることを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項に記載の像J11持ベルトの結合機構。
  3. (3)上記可撓性シート部材は像担持ベルトから独立し
    たカバ一部材であることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項に記載の像担持ベルトの結合機構。
  4. (4)上記可撓性シート部材とその対向する像担持ベル
    トの像担持面との間隔を一定節囲内に規制するためのガ
    イド部材を像担持ベルト支持四−ラ外周面近傍に設けた
    ことを特徴とする特許の 請求遍囲第(1)項〜第(3)項のいずれかに記載の像
    担持ベルトの結合機構。
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