JPS608276B2 - 熱間圧延用水性潤滑剤とこれを使用する熱間圧延方法 - Google Patents

熱間圧延用水性潤滑剤とこれを使用する熱間圧延方法

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JPS608276B2
JPS608276B2 JP11135181A JP11135181A JPS608276B2 JP S608276 B2 JPS608276 B2 JP S608276B2 JP 11135181 A JP11135181 A JP 11135181A JP 11135181 A JP11135181 A JP 11135181A JP S608276 B2 JPS608276 B2 JP S608276B2
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幸治郎 石川
頼光 渡辺
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【発明の詳細な説明】 本発明は、熱間圧延水性潤滑剤とこれを使用する熱間圧
延方法に関するものであるさらに本発明は、特に800
0〜1300℃の高温素材表面への附着性、耐酸化消耗
性に優れ、分散安定性にも富み、さらにこれを用いた特
にH型鋼、シートパイル等の鋼材の熱間圧延における圧
延ロール及びシームレス鋼管の熱間圧延におけるプラグ
ミルの潤滑方法におけて、ロール表面及びプラグ表面の
焼け付き、ヒートクラック、摩耗を防止し圧延ロール及
びプラグの耐用を大きく向上させ、しかも製品表面及び
鋼管内面にキズの発生しないH型鋼、シートパイル等の
鋼材及びシームレス鋼管の熱間圧延における圧延ロール
およびプラグミルの潤滑方法に関するものである。
従来、一般にこの種の水性黒鉛潤滑剤に使用されている
接着剤は合成樹脂等の有機バインダーであり、その特性
から熱間圧延に際し、高温素材への附着性はなく、さら
に有機バインダーが燃える為に悪臭を発生する。
又現在市販されている高温附着水性潤滑剤にしても素材
温度がせいぜい200〜30000が実際であり、80
0〜1300q0の高温素材への附着率にいたつては0
%に等しい。又一般に金属材料の圧延ロールの運転時に
は、ロールの潤滑と冷却とを目的として動物系、植物系
、鉱物系及び合成系の油脂あるいはこれらの水性化物か
ら選ばれるグリース状または液状潤滑剤を水と一緒に圧
延ロールの圧延面にかけるというフラッドルプリケーシ
ョン法が探られている。
しかし、周知の如くH型鋼、シートパイル等の鋼材の熱
間圧延にあたっては、フラツドルブリケーション法を採
用してもその効果は乏しく、熱間圧延ロールの焼け付き
、ヒートクラック、摩耗及び製品表面のキズを防止する
ことは困難であった。又、これらの問題点を解決する方
法として圧延油を直接ロールにスプレーする方法、油と
水の混合液をスプレーする方法、またはフェルトを用い
て塗油する方法等が採用されている。この場合には熱間
圧延ロールの焼け付き、ヒートクラック、摩耗及び製品
表面のキズを若干防止することが可能ではあるが、高温
下における油の発煙、悪臭等による作業環境の悪化とい
う問題を避けることが出来ない。さらに、ュニバ−サル
水平ロール側面等垂直面への潤滑にみられるように、多
量のロール冷却水による水膜のため独の付着力は弱めら
れ、冷却水によって流れやすくなり、均一な塗油が困難
になるなどの欠点がある。又、シームレス鋼管の圧延に
おいては、プラグの潤滑を目的として「額粒黒鉛十塩」
「おがくず十塩一等が用いられている。
しかし、これらの潤滑剤は固型物として鋼管先端に供給
されるため銅管内面低部に集りやすく、さらに鋼管全体
にいきわたりにくく、プラグの摩耗、焼け付き、ヒート
クラック、及び鋼管内面のキズを完全に防止するにいた
つていない。一方、これらの問題点を解決する方法とし
て、H型鋼、シートパイル等の鋼材の熱間圧延において
は、これまでの圧延ロールの圧延面に潤滑剤を塗布する
のではなく、高温である圧延素材に水性黒鉛潤滑剤を塗
布すること、又シームレス鋼管においては水性黒鉛潤滑
剤を鋼管内面全体に塗布することが考えられるが、市販
の水性黒鉛潤滑剤を用いても、素材が高温(400oC
以上)のために、スプレー等にて塗布しても、濡れ性及
び高温における附着性あるいは被着性が悪く〔あわゆる
「はじかれ」(一部の現場の俗称)現象が起こる〕、成
分黒鉛粒子等が均一に附着せず、使いものにならないの
が現状である。
本発明は以上の欠点を除去するためになされたもので、
800〜1300つ○の高温素材表面への附着性、耐酸
化消耗性に優れ、分散安定性にも富み、さらにロール表
面及びプラグ表面の焼け付き、ヒートクラック、摩耗及
び製品表面(鋼管内面)のキズを防止するH型鋼、シー
トパイル等の鋼材及びシームレス鋼管の熱間圧延用水性
潤滑並びにこれを使用する熱間圧延方法を提供しようと
するものである。
本発明の熱間圧延用水性潤滑剤は、(a)粒度0.1〜
300仏の黒鉛粉末5〜3の重量%、(b)メチルセル
ロース、力ルボキシメチルセルロース(CMC)等の水
溶性繊維素誘導体分散剤0.1〜2.0重量%、(c)
ポリエチレンオキサイド、ポリビニルアルコール、繊維
素グリコール酸ナトリウム等の増粘剤0.1〜2.の重
量%、及び(e)水55〜92重量%を含み、全組成を
10の重量%にしようとする熱間圧延用水性潤滑剤にお
いて、(d,)酢酸及び(平)蟻酸のうちの1種又は2
種から成る(d)接着剤3〜15重量%をさらに添加し
て、均一に混合分散せしめ全組成(a+b+c+d+e
)を100重量%にした見掛比重1.1〜1.4粘度0
.3〜20ポィズの8000 〜1300℃の高温にお
ける附着性、耐酸化消耗性を有し分散安定性にも富み、
さらにロール表面、プラグ表面の焼け付き、ヒートクラ
ックを防止しかつ製品表面、鋼管内面にキズ発生が見ら
れないことを特徴とする。
又「本発明の熱間圧延用水性潤滑剤を使用する熱間圧延
方法は、(a)粒度0.1〜300〃の黒鉛粉末5〜3
の重量%、(b)メチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース(CMC)等の水溶性繊維素議導体分散剤0
.1〜2.の重量%、(c)ポリエチレンオキサィド、
ポリビニルアルコール、繊維素グリコール酸ナトリウム
等の増粘剤0.1〜2.0重量%、及び(e)水55〜
92重量%を含み、全組成を10の重量%にしようとす
る熱間圧延用水性潤滑剤において、(d,)酢酸及び(
も)蟻酸のうちの1種又は2種から成る(d)接着剤3
〜15重量%をさらに添加して均一に混合分散せしめ全
組成(a十b+c十d+e)を100重量%にした見掛
比重1.1〜1.4粘度0.3〜20ポィズの分散懸濁
液を熱間圧延する被圧延鋼材の表面にスプレーにて塗布
しつつ圧延することを特徴とする。
しかして、前記分散懸濁液における組成の(a)黒鉛粉
末の数量限定、すなわち5〜3の重量%の下限を越える
場合には潤滑効果が不十分となり焼き付け、さす等の防
止が十分でなく、また上限を3の重量%としたのは潤滑
効果からみてそれ以上は不必要なためである。
また、前記黒鉛粉末の粒度に対しては300仏を越える
と分散懸濁液の安定性が悪く、またスプレーのつまる原
因となるからである。また下限を0.1仏にしたのは通
常工業的に入手可能であり、分散懸濁液の安定性から堪
案して好適なためである。次に(b)分散剤としての水
溶性繊維素誘導体の数量限定、すなわち、0.1〜2.
0重量%において、下限未満になると分散性が不充分と
なり不可であり、上限を2.の重量%としたのは分散効
果からみてそれ以上は不必要なためである。
又繊維素誘導体としては、この他に水溶性の繊維素ェス
テル、又はエーテル等を用いることがきる。次に(c)
増粘剤としてのポリエチレンオキサィド、ポリビニルア
ルコール、繊維素グリコール酸ナトリウム等の合成湖料
は極めて重量であり、その数量限定すなわち0.1〜2
.の重量%の下限未満では、分散懸濁液を粘性が不十分
であり、被圧延鋼材の表面に塗布した場合表面に均一で
十分な潤滑被膜が得られず不可である。
又、上限を越える場合、粘度が非常に高くなり、スプレ
ー塗布が困難であり、潤滑効果が充分に得られず不可で
ある。なお、合成糊料のポリエチレンオキサィドとして
は分子量60000〜90000のものが好適であり例
えば製鉄化学工業株式会社商品名べオ、ボリビニルアル
コールとしては分子量50000〜100000のもの
が好適であり、例えば日本合成化学株式会社製商品名ゴ
ゼノール、繊維素グリコール酸ナトリウムとしては、分
子量42500〜83500のものが好適であり、例え
ば第一工業製薬株式会社商品名ビスコンNB、セロゲン
粕等が好適に使用することができる。又、これらの増粘
剤は分散剤としての役目もかねそなえている。次に、(
q)酢酸及び(d2)蟻酸のうちの1種又は2種から成
る(d)接着剤は極めて重要であるが、その詳細な作用
効果の機構については不詳である。
ただ、平板状の黒鉛ピ粒子等に対する吸着性、液の表面
張力及び粘度等に大きな影響を与え、結果的に附着性の
増大をもたらすものと推考される。しかして、その数量
限定、すなわち3〜15重量%において、下限未満にな
るとスプレーで被圧鋼材の表面に塗布した場合、塗布面
が高温のためいわゆる「はじかれJ現象が起こり、表面
に均一で十分な潤滑被膜が得られず不可である。又、上
限を越える場合接着剤の量が多くなりすぎ、潤滑効果が
かえって充分に得られず不可である。・次に(e)水の
数量限定、すなわち55〜92重量%の下限を越える場
合は濃度が高くなりすぎて粘度が高くなり、スプレー塗
布出来にくくなり不可である。
又、上限を越える場合は、黒鉛粉末、分散剤、増粘剤、
及び接着剤が不足し「潤滑性、分散性、粘性、附着性が
充分でなく不可である。以上各所定成分原料(a),(
b),(c),(d),(e)を所定量づつ混合分散せ
しめて得られる前記分散懸濁液〔(a)+(b)十(c
)+(d)+(e)〕の見掛比重は1.1〜1.4、粘
度0.3〜20ポィズである。この場合、見掛比重が1
.1未満では黒鉛粉末、分散剤、増粘剤及び薮着剤が不
足で、潤滑性、安定性、附着性が悪くなる傾向を示し、
1.4を越えると液の調度が上昇し不可である。粘度も
前記下限未満では附着性が悪く、上限を越えるとスプレ
ー塗布が困難となり不可である。本発明に係る前記の分
散懸濁液(a+b+c+d+e)を熱間圧延用にスプレ
ーする場合、H型鋼、シートパイル等の鋼材の熱間圧延
にあたっては、圧延ロールの直前にて鋼材の表面に塗布
するのが好適である。
シームレス鋼管の圧延においては、プラグの先端からス
プレーして管内面に塗布するのが好適である。勿論、頃
霧状態はより微微細である方がよい。本発明による熱間
圧延を行なった場合、8000〜1300午0の高温に
おいても、ロール表面およびプラグ表面の焼け付き、ヒ
ートクラックを起こすことなく、熱間圧延を遂行するこ
とができ、又、油の煙、悪臭等の発生による作業環境が
悪化することもない。
又、ロール及びプラグ摩耗も減少し、寿命も長くなり経
済的である。しかも、従来は、圧延ロールの焼け付き発
生によって圧延製品肌が粗大となり、品位が低下するた
め、圧延ロールが摩耗していなくてもロールを交換する
ことを余儀なくされていたが、かかるロスもなくすこと
が世釆る。さらに、製品表面のキズを防止することが出
釆るものである。なお、前記分散懸濁液自体も分散安定
性に富む。以下本発明をさらに実施例について説明する
実施例 1(a)粒度0.1〜300一の黒鉛粉末15
重量%、(b)分散剤としてメチルセルロース、実際に
は京都合成化学株式会社製商品名ファインガムHEIO
.5重量%、(c)増粘剤として繊維素グリコール酸ナ
トリウム、実際には、第一工業製薬株式会社製商品名ビ
スコンNB2.0重量%、(d)増粘剤としての(d,
)酢酸(IN溶液)5.の重量%、さらに、(e)水7
7.5重量%を均一に混合分散して見掛比重1.2、粘
度8ポイズの分散懸濁液(a+b+c十d,十e)を調
製した。
次にこの分散懸濁液(a+b十c+d,十e)を、80
00○〜1300qCにわたる高温において圧延ロール
に掛る直前のH型鋼材のロール接触面にスプレーにて塗
布し、100本熱間圧延を行なった。操業後のロール及
び製品の表面を観察した結果、ロール表面の焼き付き、
ヒートクラック及び製品表面のスリップキズは全く認め
られなかった。又、ロールの摩耗も少なかった。前記分
散懸濁液は勿論安定であり、使用に際しては、濡れ性及
び高温における附着性あるいは被着性が良好であり、黒
鉛微粒子等がよく分散して均一に附着し、はじかれて飛
び散り脱落するような現象がみられなかった。本発明の
顕著な効果が認められた。
実施例 2 前記実施例1における(a),(b),(c)のほかに
、(d)接着剤としての前記の(d,)酢酸に代えて、
(ら)蟻酸(IN溶液)5.の重量%を用いた分散懸濁
液(a十b十c+も十e)を調製した。
これを実施例1と同様に用いた結果は、実施例1と略々
同様な高温熱間圧延用に耐える良好な結果が得られた。
なお、使用に際しては、濡れ性及び高温における附着性
あるいは被着性が良好であり、黒鉛微粒子等がよく分散
して均一に附着し、はじかれて飛び散り脱落するような
現象がみられなかつた。本発明の顕著な効果が認められ
た。
実施例 3 前記実施例1における(a).(b).(c)のほかに
、(d)接着剤としての前記の(d,)酢酸のみのもの
に代えて、(d,)酢酸(IN溶液)2.5重量%及び
(ら)蟻酸(IN溶液)2.5重量%を用いた分散懸濁
液(a+b+c十d,十d2十e)を調製しした。
これを実施例1と同様に用いた結果は、実施例1と略々
同様な高温熱間圧延用に耐える良好な結果が得られた。
なお使用に際しては、濡れ性及び高温における附着性あ
るいは被着性が良好であり、黒鉛微粒子等がよく分散て
均一に附着し、はじかれ飛び散り脱落するような現象が
みられなかつた。本発明の顕著な効果が認められた。
実施例 4 (a)粒度0.1〜300仏の黒鉛粉末15重量%、(
b)分散剤として、メチルセルロース、実際には京都合
成化学株式会社製商品名ファインガムHE−10.5重
量%、(c)増粘剤として繊維素グリコール酸ナトリウ
ム、実際には、第一工業製薬株式会社製商品名ピスコン
NB2.の重量%、(d)薮タ着剤としての(q)酢酸
(IN溶液)5.凪重量%、さらに、(e)水77.5
重量%を均一に混合分散して見頚比重1.2、粘度8ポ
ィズの分散懸濁液(a+b+c+d,十e)を調製した
次にこの分散懸濁液(a+b+c+d,十e)を、プラ
グミルの先端0からシームレス鋼管の内面にスプレーに
て塗布し100本、800二○〜1300qoにわたる
高温において熱間圧延を行なった。操業後のプラグの表
面及び製品の表面を観察した結果、プラグ表面の焼け付
き、ヒートクラック及び管内面のキズは全く認められな
かった。又、プラグの摩耗も少なかった。前記分散懸濁
液は勿論安定であり、使用に際しては、漏れ性及び高温
における附着性あるいは被着性が良好であり、黒鉛微粒
子等がよく分散して均一に附着し、はじかれ飛び散り脱
落するような現象がみられなかった。本発明の顕著な効
果が認められた。
実施例 5 前記実施例4における(a).(b).(c)のほかに
、(d)接着剤としての前記の(d,)酢酸に代えて、
(ら)蟻酸(IN溶液)5重量%を用いた分散懸濁液(
a+b+c+も十e)を調製した。
これを用いた結果は、略々前記実施例4に近い良好な結
果が得られた。本発明の顕著な効果が認められた。
実施例 6 前記実施例4における(a).(b).(c)のほかに
、(d)接着剤として(d,)酢酸(IN溶液)2.5
重量%及び(d2)蟻酸(IN溶液)2.5重量%を用
いた分散液(a+b十c+d,十d2十e)を調製した
これを用いた結果は、略々前記実施例4に近い良好な結
果が得られた。本発明の顕著な効果が認められた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)粒度0.1〜300μの黒鉛粉末5〜30重
    量%、(b)メチルセルロース、カルボキシメチルセル
    ロース(CMC)等の水溶性繊維素誘導体分散剤0.1
    〜2.0重量%、(c)ポリエチレンオキサイド、ポリ
    ビニルアルコール、繊維素グリコール酸ナトリウム等の
    増粘剤0.1〜2.0重量%、及び(e)水55〜92
    重量%を含み、全組成を100重量%にしようとする熱
    間圧延用水性潤滑剤において、(d_1)酢酸及び(d
    _2)蟻酸のうちの1種又は2種から成る(d)接着剤
    3〜15重量%をさらに添加して均一に混合分散せしめ
    全組成(a+b+c+d+e)を100重量%にした見
    掛比重1.1〜1.4、粘度0.3〜20ポイズの80
    0°〜1300℃の高温における附着性、耐酸化消耗性
    を有し、分散安定性に富み、さらにロール表面、プラグ
    表面の焼け付き、ヒートクラツクを防止しかつ製品表面
    、鋼管内面にキズ発生が見られないことを特徴とする熱
    間圧延用水性潤滑剤。 2 (a)粒度0.1〜300μの黒鉛粉末5〜30重
    量%、(b)メチルセルロース、カルボキシメチルセル
    ロース(CMC)等の水溶性繊維素誘導体分散剤0.1
    〜2.0重量%、(c)ポリエチレンオキサイド、ポリ
    ビニルアルコール、繊維素グリコール酸ナトリウム等の
    増粘剤0.1〜2.0重量%、及び(e)水55〜92
    重量%を含み、全組成を100重量%にしようとする熱
    間圧延用水性潤滑剤において、(d_1)酢酸及び(d
    _2)蟻酸のうちの1種又は2種から成る(d)接着剤
    3〜15重量%をさらに添加して均一に混合分散せしめ
    全組成(a+b+c+d+e)を100重量%にした見
    掛比重1.1〜1.4、粘度0.3〜20ポイズの分散
    懸濁液を熱間圧延する被圧延鋼材の表面スプレーにて塗
    布しつつ圧延することを特徴とする熱間圧延用水性潤滑
    剤を使用する熱間圧延方法。
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