JPS6082699A - めつき液の回収方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景と目的〕 本発明は被めっき部材に連続的にめっきを施す際のめつ
き液の回収力ａモに関する。特に本発明は、例えば金属
線等の被めっき部材に銀めっき等の金１ｒＪ、Ｊ、めっ
きを行う場合に、めっき槽から連続的に出てくる金１１
・１、・１線等に（”Ｊ’　２ｉ″１してはこばれてく
るめっき液を回収する方法に関する。

従来、金属線等に銀めっき等の電気めっきを行った後に
めっき槽から引き出される金属線には余剰のめつき液が
付着しているが、この液切りは従来第１図に例示するよ
うな方法で行われている。

すなわち、第１図は従来法の概略を示す説明図であって
、めつき榴１から連続的に出てくるめっきの施され且つ
余剰のめつき液が付着している金属線２をいわゆるエア
ーワイ・ξ−３を通して走行させ、該エアーワイ・ξ−
にオイルフリーのコンプレッサー４から空気を供給し、
金属線２に空気を吹付けることによって余剰なめつき液
を飛散（５）させて液ＵＪりを行なっている。しかしな
がら、例えば銀めっきの湯呑のように、めっき液がンア
ン化合物の如き有害物質を含む場合には、この方法によ
ると飛散するめつき液が環境汚染をおこしたり、人体に
悪影響を力える危険性があシ、このためにエアーワイ・
８−１の周辺にめっき液が飛散するのを防止するために
、大型の飛散防止装置を必要とし、経６１的にも場所的
にもかなりの負４１」となっている。

本発明の目的は、前記した如き従来技術の欠点を解消し
、有害なめつき液を飛散させることなく、金属線等の被
めっき部材に連続的にめっきを施す方法を提供すること
にある。

本発明の他の目的は、走行する被めっき部材に電気めっ
き等のめっきを施す場合にめっき槽から出てくる被めっ
き熱料に付着してはこばれてくる余剰のめつき液を回収
する方法を提供することにある。

〔発明の概、要〕

上記の目的は本発明の方法によって達成される。

すなわち、本発明は、金属線等の被めっき部材をめっき
槽を通して連続的に走行させ、該熱料に電気めっき等の
めっきを施す際に、めっき槽から出てくる上記部材を吸
引域に導き、該部材に付着してはこばれてくるめつき液
を吸引除去することを特徴とするめつき液の回収方法で
ある。

本発明で用いられる被めっき部材としては、例えば銅、
鉄等の金属線、金ｊだ１条等があり、めっき液としては
銅めっき、クロムめっき、亜鉛めっき、貴金属めっき等
の電気めっきに用いられるめっき液があるが、ノアン化
ナトリウムやシアン化カリウム等の有害化合物を含むめ
っき液、特に銀や金等の貴金ｊ萬のめつきに用いられる
めっき液を用いる場合に本発明は特に有利である。

ざらにまた、本発明は電気めっきのみに限られず、いわ
ゆる無電解めつき捷たは化学めっきと称されるめっきに
も適用することができる。

吸引域は吸引ボンゾ捷たは真空ポンプに連結された吸引
ワイ・ｑ−の如き吸引部拐によって形成され、被めっき
部材の形状、大きさに応じ、その全周に近接して設けら
れていることが好捷しい。吸引部材とポンプの間には、
吸引されためっき液がポンプ内に入らないようにｊぬ当
なトラソゾ機構が設けられ、銀めっき等の高価なめっき
液の場合には、回収しためつき液を再使用に供すること
もできる。

〔実施例〕

す、下、第２図を参照しつつ本発明の詳細な説明する。

第２図は本発明の一態様を示す概略説明図であって、例
えば、シアン化銀、シアン化カリウム、炭酸カリウム、
及びシアン化銅を含む水溶液からなる銀めっき液を収容
しているめつき槽１１に例えば銅ま／ζは銅合金からな
る金属線１２を連続的に供給して電気めっきによって金
属線１２に銀めっきを施こす。めつき槽１１から出てく
る銀めっきされ月つ余剰のめつき液が付着した金属線１
２を次いで吸引ワイパ１３に導くように走行させる。

吸引ワイ・ξ１３は真空ポンプ回収タンク１４、中和タ
ンク１５、及び空タンク１７を介して真空ポンプ１８に
連結されており、吸引ワイノξ１３内部を感圧状態にし
て金属線１２の表面に付着しているめっき液を吸引除去
して回収タンク１４に送る。

吸引しためつき液の大部分は回収タンク１４に貯り、め
つき槽１１にもどして再使用に供する。なお、貴金属以
外のめつき液で、特に再使用の必要の無い場合には、回
収タンク１４の液を適宜安全処理を行った後に排棄して
もよい。金属線から吸引された液は一部ミスト化してい
るのでミストをさらに中和タンク１５に導き、中和液１
６で中和して排棄する。なお、空タンク１７け真空ポン
プ１８の保護のために設けられている。

以上、銅または銅合金の線材に銀の市１気めっきを行う
場合について本発明の実施例について説明したが、本発
明はこの場合のみに限定されず、銀量外の種々の金属め
っきを行う場合にも適用することができる。まだ、破め
つき熱料としても線材のみならず、条、帯、等ｆ中々の
形状の部材を用いることかできる。

〔発明の効果〕

従来、シアン化物等の有害物質を含むめっき液を用いて
めっきを行う場合、液切りの液の飛散がめつき作業者に
害を与える可能性を有していたが、本発明によりこのよ
うな問題は全く無くなり、寸だ液の飛散を防ぐだめの大
型な設備も不要となった。さらに、特に銀や金等の高価
なめつき液を用いる場合には、これを有効に回収するこ
とができコスト面でも非常に有利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のめっき液除去方法の概要を示す説明図、
第２図は本発明の一例の概要を示す説明１メ１である。 １．１１・・めつ＠槽、２．１２・・金属線、３・・エ
アーワイパー、４・−オイルコンプレッサー、１：３・
−・吸引ワイＡ−１１４・回収タンク、］５中和タンク
、１７・空タンク、１８・・真空７１？ンゾ。 見　１　口 第　２　図 ３

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　被めっき部材をめっき槽を通して連続的に走行
   させ、該部材にめっきを施す際に、めっき槽から出てく
   る上記部材を吸引域に導き、該部材に付着してはこばれ
   てくるめつき液を吸引除去することを特徴とするへ′）
   つき液の回収方法。
2. （２）被めっき部材が金属線であり、めっきが電゛気め
   っきである特許請求の範囲第（１）項に記載のめつき液
   の回収方法。