JPS6082231A - 複数のラムを有するパンチプレス機におけるパンチヘツドの切換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は複数のパンチトラックを有し、そのためのパ
ンチヘッドとして複数本のラムを有するパンチプレス機
におけるパンチヘッドの切換装置に薗し、切換操作が迅
速から確実に行え、しかも当該切換装置がコンパクトで
あって、クランクシャフト、ピットマン等が内装された
当該パンチプレスの駆動部内に容易に組み込める、新規
なパンチヘッドの切換装置を提供することを目的とする
。

以下、図面に基づいて、この発明を、タレット上に２ト
ラツクのパンチング列を有するタレットパンチプレス機
において実施した例を説明する。

第１図において、（１）はその上部を図示しないクラン
クシャツＩ・に連結したピットマン、（２）は上部タレ
ット（３）に支持せしめた２トラツクつまり２列のパン
チ（４）に対応する２本のラムであり、上記ピットマン
（１）の上下動を該２本のラム（２）のいずれかへと選
択的に伝達するこの発明に係る切換装置（５）が、上記
ピットマン（１）とラム（２）間に次のように設けられ
ている。

すなわち、該切換装置（５）は、ピットマン（１）の下
端に水平軸（６）により揺動自在に連結された有底円筒
状のピストン部材（力と、該ピストン部材（力をその内
部に保持せしめる円筒状の中間連結部材（８）と、該中
間連結部材（８）の回転駆動装置（９）とからなり、上
記中間連結部材（８）は上記のように、内部にピストン
部材（力を収容保持するため口部にリング（１１）を固
定しであると共に、保持したピストン部材（７）の上下
動に伴う上下動をガイドせしめるために、フレーム（■
２）に固定した円筒ガイド（１３）内に鉛直方向に沿っ
て上下動自在かつ回転自在に支持せしめである。なお、
上記ピストン部材（７）は上記リング（１１）によって
中間連結部材（８）からの抜は止めをなされているが、
中間連結部材（８）は該ピストン部材（力まイっりで自
由に回転しうる。

そして、該中間連結部材（８）の」二部外周にはスプラ
イン状の歯（１４）が形成してあり、後述の回転駆動装
置（９）の歯車（工５）が、該スプライン歯（１４）に
噛合って１８０度ずつ間欠回転駆動されるようになって
いるが、該中間連結部材（８）の下面には、上記間欠回
転に伴って前記２本のラム（２）に選択１’ｌ’Ｊに係
合する次のような溝（１６）が形成しである。

すなオつち、前記２本のラム（２）の頭部（２ａ）はそ
の首部が第２図に示したように前後に大きく切欠かれた
側面視が丁字形状をなしているが、中間連結部材（８）
下面には、第３図に示したように上記頭部（２ａ）が嵌
まり込んでその内部を自由に移動できる断面Ｔ字状の円
周溝（１６）が形成しであると共に、該円周溝（１６）
の−カ所には、上記頭部（２ａ）が抜は出し自在であっ
てかつ上下方向に移動自在な円筒形凹所（１６ａ）を形
成しである。

次に、」−泥中間連結部材（８）の回転駆動装＠（９）
について説明すると、該回転駆動装置（９）はフレーム
（１２）上に支持したロータリーアクチェータ（１７）
により回転される回転軸（１８）に歯車（１９）を１代
着固定し、該歯車（１９）にさらに中間歯車（１５）を
ＩＩｆＩ合せしめたものであり、上記ロータリーアクチ
ェータ（１７）が所定角度ずつ間欠的に回転すると中間
連結部材（８）が前述のように１８０度ずつ間欠的に回
転し、上記円筒形凹所（１６ａ）位置が前後のラム（２
）間で任意に切換えられるようになっている。

次に、第４図において、上記前後のうＡ　（２１）いず
れが動作中であるか、つまり前後し）ずれのパンチヘッ
ドが稼動中であるかを検出するための検知装（δ（２１
）を説明しておくと、上記ラム（２）の側面には、ばね
（２２）付方されて常時該側面に圧接するようになされ
た該ラム（２）の落下防止用キー（２３）が設けである
が、該キー（２３）の後部に突部（２３ａ）を形成する
と共に、該突部（２３−ａ　）の背後には近接センサー
（２４）を取付けて、この近接センサー（２４）のＯＮ
信号が発せられている側が稼動中のパンチヘッドである
としてパンチヘッドの稼動側を検知するようになってい
るのである。

上記実施例のタレントパンチプレス機は以上のようにな
っているので、前記回転駆動装置（９）のロータリーア
クチェータ（１７）を駆動して中間連結部材（８）を１
８０度ずつ回転せしめれば、前記円筒形凹所（１６ａ）
位置が前後に切換えられ、つまり、？ｉ’Ｋｘ６）を介
して該中間連結部材（８）に支持されているラム（２）
と溝（１６）に係合してないラム（２）とが前後で切換
えられ、前者の中間連結部材（８）に支持されたラム（
２）は、前記ピットマン（１）が上下動すると、ピスト
ン部側（力および中間連結部１泪８）と共に上下動され
、下端の係合部（２ｂ）でもって係合されている当該列
（第１図にあっては前列）のパンチ（４）が打たれ、後
者の溝（１６）に係合していないラム（２）は中間連結
部材（８）が下降動してもその頭部（２ａ）が相対的に
円筒形凹所（１６ａ）内へと進入するだけなので当該列
（第１図にあっては後列辺パンチ（４）は打たれない。

なお、上記中間連結部材（８）の上下動の際、歯車（１
５）は相対的にスプライン歯（１４）に沿っテ移動する
。

また、上記例はタレット上でのパンチ列が２列のもの、
つまり２トランクのものであったが、３トラック以上の
複数列のパンチを有するｌ＜ンチブレス懺であって、ラ
ム本数が３本以上のものであっても、上記中間連結部材
（８）を大径になすと共に、下面に形成する円周溝（１
６）上の円筒形凹所（１６ａ）部分を２力所以上に増や
し、該中間連結部Ｉｒ；Ａ’（８）でもって常時１本の
ラム（２）が支持され、他のラムは凹所（１６ａ）内に
位置されてＬ）るフリー状態になるようになしく　１５
！Ｉえば第５図）前記回転駆動装置Ａｔ　（９）による
中間連結部例（８）の回転角度を適宜変更設定すれば、
３本以上のラムを有するパンチプレス（農においても実
施できる。

以上のように、この発明のパンチヘラＦの切連結部材を
連結し、該中間連結部材の下面に、複数本のラムに選択
的に係合する円周方向の係合溝を形成しであるので、中
間連結部材を回転駆動装置でもって所定角度回転するだ
けで、所望のラムにのみ」二下駆動カを選択的に伝達す
ることができ、つまりパンチヘッドを切換えることがで
き、中間連結部材の１！ｉ１転のみの動作で上記切換操
作が実行されるので操作が迅速に行え、係合溝の移動に
よってラムの選択が行われるので係脱動作゛が確実であ
る。

また、ピットマンとラムとの間に選択的な係合溝を有し
た中間連結部材を介装するだけなので該切換装置をコン
パクトにでき、クランクシャフト等の駆動系が入りくん
だ当該パンチプレス機内にも容易に組込める利点もある
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のパンチヘッドの切換装置を備えた２
トラックタレットパンチプレス磯の要部のｔ’！；ｌ　
Ｉ’：ｕｉ側面図、第２図はラムの頭部のｔｍ　ｌｌｉ
平面図、第３図は中間連結部材の底面図、第４図はパン
チヘッドの稼動側を検知する検知装置を示した縦断側面
図、第５図は他の例における中間連結部材の底面図であ
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ピットマンの下端に、鉛直方向に沿って上下動自在かつ
   鉛直軸まわりで回転自在な中間連結部材を連結し、該中
   間連結部材の下面に、複数本のラムに選択的に係合する
   円周方向の係合溝を形成し、上記中間連結部材の回転駆
   動装置を設けたことを特徴とする複数のラムを有するパ
   ンチプレス機におけるパンチヘッドの切換装置。