JPS6081994A - Palアイデント信号発生回路 - Google Patents

Palアイデント信号発生回路

Info

Publication number
JPS6081994A
JPS6081994A JP18931383A JP18931383A JPS6081994A JP S6081994 A JPS6081994 A JP S6081994A JP 18931383 A JP18931383 A JP 18931383A JP 18931383 A JP18931383 A JP 18931383A JP S6081994 A JPS6081994 A JP S6081994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
burst
pal
phase
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18931383A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Suzuki
進 鈴木
Yukinori Kudo
工藤 幸則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP18931383A priority Critical patent/JPS6081994A/ja
Publication of JPS6081994A publication Critical patent/JPS6081994A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/44Colour synchronisation
    • H04N9/465Synchronisation of the PAL-switch

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はベースバンドのビデオ信号処理をデジタル的に
行うデジタルテレビジョン受像機に適用されるPALア
イデント信号発生回路に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、テレビジ目ン受像機の信号処理は、全てアナログ
的に行われていたが%最近のデジタルIC技術の発達に
より、ベースバンドのビデオ信号処理をデジタル的に行
うことが可能となってきた。
ビデオ信号をデジタル化することの主な利点は次のよう
なものである。
まず、デジタル信号は歪みがなく安定なうえ。
時間軸上の操作が容易ガため、画面上における画素の相
関処理が簡単に性能よく行われる。すなわち、現行のテ
レビジョン受像機で行われている画像処理1例えばYC
C分離1郭郭補正については、性能が向上し、さらに相
関範囲を拡げること罠より画像の特殊効果釣力処理、走
査交換等も可能となる。
また、デジタル信号である所の文字多重放送。
CAPTAINシステム、パーソナルコンピュータ等の
所謂ニューメディア信号との接続が容易となる他。
デジタル同期再生方式により、同期性能の向上が期待で
きる。さらにこれら性能および機能面の他、製造面にお
いてもICの外付は部品の削減や受像機の各種調整のコ
ンピュータを用いた自動化により、工程の大幅な改善が
期待できる。以上の様々な利点が注目され、テレビジョ
ン受像機のデジタル化の検討は盛んに行われている。
第1図は上記デジタルテレビジョンの概略構成図である
。図において処理されるビデオ信号101はPAL方式
のビデオ信号を想定している。
アナログPAL信号101は’/Dコンバータ102ニ
おいてサンプルパルス104のタイミングでコード化さ
れ、デジタルFAI、信号103として出力される。
サンプルパルス104の周波数fsは4fsc (fs
cはカラーサブキャリア周波数)で1位相は±U、±V
!l1IIに同期するようPLL回路100で制御され
る。サンプルパルス104は動作基準パルスとして各回
路へ供給される。
デジタルPAL信号103は、IHM延回路105へ入
力され、その出力はさらにIH遅延回路106へ入力さ
れ、これらにより、OH遅延信号(以下、OHD信号)
103.IH遅延信号(以下、IHD信号)107.2
H遅延信号(以下、2HD信号)108が得られる。
なお、IH遅延回路105 、106は、サンプル周期
Ts(= 4f、()の1135倍の遅延時間を与える
ものである。OHD信号103. IHD信号107.
2HD信号108はYC分離回路109に入力される。
ことでは%まずOHD信号103. IHD信号107
. 2HD信号108にそ牡それ一シ2,1.−贋を乗
じた後、これらを加え合わせ′、コムC信号110を得
ている。コムC信号110の周波数特性は f=nfH
でゲイy□、f=(n±”)fHfゲイゲイ1 、 f
=(n+−!−)fHでゲイン22 となるくし型構造である。これはf−fscでゲイン1
となる帯域通過型フィルター11を通り、C信号112
となる。一方、Y@号113はIHD信号107からC
信号112を減算することにより得られる。とうして分
離されたY信号113とC信号112は、ともに画面の
水平・垂直両方向の相関を用いて分離されているため、
帯域及びクロストークの性能は、通常のC信号だけにコ
ム特性を持たせる方式に比べ改善されている。C信号1
12は、 ACC(AutomaticColor C
ontrol )回路114 Kオイ−Cダインmta
lt’c色信号116としてIH遅延回路115に入力
される。
1H遅延回路115は、サンプル周期(TS=可)の1
134倍の遅延を行うもので、これは正確には1水平周
期(1135・TS)に比べTSだけ少い遅延量である
一般に行われているPAL入力信号相補正は、このIH
遅延回路115の入力信号である色信号116と出力信
号117の和及び差を演算することにより行われる。つ
まりこれらの信号116.117の時間差113ATS
は、283.5Tsc (Tscはカラーサブキャリア
周期)に等しく、両者の間では、U信号は逆相に、■信
号は同相になる。従って信号116と信号117の和を
演算することにより変調■信号118が、差を演算する
ことによ秒、変調U信号119が得られる。この操作は
、コムフィルタによりUとVの分離を行い色相補正をす
るものである。なお、IH遅延回路115の遅延時間を
1136Ts (”= 284Tsc )とした場合は
、入出力信号の和により変調U信号が、差により変調V
信号が得られることは明らかである。
変調U信号119と変調V信号118は、それぞれU復
調ラッチ120.V復調ラッチ121に入力される。U
復調ラッチ120では入力される変調U信号119の中
から+U位相のデータだけを選択的にラッチしU信号1
22を復調している。なお、ラッチのタイミング、つま
り0位相データのタイミングを与えるUパルス123(
φU)は、U、Vパルス発生回路124で作られる。■
信号125の復調の方法も全く同様である。
U、Vパルス発生回路124は、PLL回路100から
供給される色復調パルス126(φC)を基にUパルス
123(φV)、■パルス127(φV)を作っている
。以上の如くして得られたY信号113、U信号122
、■信号125はマトリックス回路128によりRGB
信号129に変換され出力される。
さてアナログPAL信号101をデジタル化する際には
、サンプル周波数fsを4 fscとし、サンプル位相
θSを所定位相θo1すなわち、送信側での色の変調軸
である±U軸、±V軸に選んだサンプルパルス104が
用いられている。このようにサンプルパルス104を選
ぶことにより、色復調はサンプル列の中から所定位相θ
0のものを抽出するだけで行うことができる。ここでサ
ンプル位相θSを所定位相θ。
に固定するためにPLL回路100が用いられている。
第2図は、PLL回路100の概略構成を示す図である
入力されたアナ四グPAL信号101はA/Dコンバー
タ102においてサンプリング及びコーディングが行わ
れデジタルビデオ信号103として出力される。この際
のサンプリングのタイミングはvcx。
201が供給するサンプル周波数fsのサンプルパルス
104で与えられる。
前記デジタルビデオ信号103はPLL回路100内の
バースト抜取回路202に導びかれる。バースト抜取回
路202は入力されたデジタルビデオ信号103から同
期信号を分離し、この同期信号のタイミングを基にパー
ストゲートパルス209を生成し。
さらにこのゲートパルス209により前記デジタルビデ
オ信号103からカラーバースト信号203を取り出す
。ここでパーストゲートパルス2090幅ハに、TSc
に設定されているだめ、カラーパース) 203は、第
3図(1))に示すようにカラーバーストに周期分のデ
ータP1〜p4kを含んでいる。このデータ列θS+π
、θ、十丁πの位相でサンプルした値である。
上記のデータP、 、 P4には誤差演算回路204に
入力される。誤差演算回路204では、今実際にサンプ
ルされた位相θSと所定位相θ0との差に対応した位相
誤差信号205をめ出力する。なお、所定位相θ。は色
の変調軸に設定するのが普通であり、PALではθo−
45°、 NTSCではθo=33°とさレテいル。
位相誤差信号205はPLLの引き込み時定数を与える
ループフィルタ206に入力され、高域成分を減衰させ
られた後、 D/Aコンバータ207によりアナログ信
号に変換される。これは発振制御信号208とl、テV
CXO201K供給され、 VCXO201(7)発振
周波数を誤差信号205がOに近づく方向に制御する。
これKより、サンプル位相θ8は所望の所定位相θ。に
収束する。以上よりサンプル位相が00で入力カラーバ
ーストに同期したサンプルパルス104を得ることがで
きる。
さて、一旦PLLがかかり、アナログPAL信号101
のサンプル位相θ3が00,0g + 21θ。+π、
θ。+(πで与えられた後は、YC分離されたC信号を
復調するには、前記データ列P、〜P+にの中から変調
軸に対応するデータ列を選択抽出するだけで行われる、
ここで例えばNTSCの場合、θ。=33°とすれば、
サンプル位相θ5は33°、123°、213°、30
3°で与えられ、これからI信号を復調するためには1
軸位相、すなわちサンプル位相θs””123°のデー
夕だけを取り出し、まだQ信号を復調するためにはQ軸
位相、すなわちサンプル位相=33°のデータだけを取
り出せばよい。したがって、NTSCであれば色復調時
にはI軸位相(123°)とQ軸位相(33°)のタイ
ミングを示すパルス信号が必要とされる。ただし実際に
は4つのサンプル位相のうち、所定のひとつのタイミン
グが与えられれば、他の3つはこれを位相シフトするこ
とにより得られる。この基準となるパルス信号を色復調
パルス126と呼ぶ。
第2図(c)は上記の色復調パルス126の例を示して
おり、NTSCであればθ。=33°のQ軸位相のデー
タのタイミングを与える信号となっている。この色復調
パルス126は第2図に示した誤差演算回路204にお
いて発生されるものであり、基本的には第3図(、−=
)に示したサンプルパルス104を4分周して得ること
ができる。サンプルパルス104をどの時点から4分周
するかのタイミングは第3図(d)に示すタイミングパ
ルス301により決定される。
このタイミングパルス301は所定の色の変調軸に同期
したパルス信号であり、カラーバースト信号203を基
に同じく誤差演算回路204内において1水平走査期間
(1ライン)にひとつの割で生成される。
以上の如く、NTSCの場合は色復調パルス126を所
定位相シフトすることによりI軸およびQ軸位相パルス
を作り、これによりC信号をラッチしてIおよびC信号
を復調することができるが、PALの場合は■信号の変
調軸が1ライン毎に士丁と変化し、これに応じてバース
ト位相も±7πと変化す場合は、バースト位相が+Jπ
か一一πかを検出し。
4 この検出結果(PALアイデント信号)に基づいて色復
調パルス126の位相制御を行わねばならない。
上記の位相制御が施された色復調パルス126を発生す
る誤差演算回路204の構成例を第4図に示す。?A差
演算回路204はカラーバースト信号203を入力し、
誤差信号205と位相制御された色復調まず誤差信号2
05をめる手順を説明する。入力されたバースト203
は、3段シフトレジスタ401により、πhずつ位相の
異なるパース)402゜403、404.203として
検出され、減算器405 、406により、位相がπだ
け離れたデータの差が演算される。ここで、差信号40
7.408の符合と、バースト402の位相は次の関係
がある。
表 1 とれより、例えばθ。位相のタイミングを得るためには
、差信号符合409,410が共に正の所を検出すれば
よい。誤差信号205は式(+1で与えられるが。
Σ((”4j−s −P43−+) (P4J−t−P
4ρIanθ0)1′+1 kb =−ain(θ−00) ・・・・・(1)(2)θ0 b=バースト振幅 がある。これらは、バースト4020位相がθ。となっ
た時の差信号407.408に相当する。従ってこのタ
イミングを与えるθ。パルス411を発生させ、これに
よりラッチ412 、413で差信号407.408を
ラッチすれば、その出力としてP(θ。)−P(θ。+
π)及びP(θo4)p(θ+ 3.K )が得られる
。なおθ。パルス411はデコーダ414で作られるが
、これは上述したように入力された差信号符合409.
410が共に十の時のタイミングを検出して発生させて
いる。
第5図Φ) sl (C)にバースト4020位相とθ
。パルス411の関係を示す。ラッチ412.413の
出力は以下式(1)に従って、累算器415.416で
累算され、その後演算結果Σ(p(θ。+%)−P(θ
、+W))に相当する信号417にはtanθ0が乗ぜ
られ、最後にΣ(p(θo) −”(θ。+π)次に、
PALアイデント信号の検出を含め1色復調パルス12
6(φC)を発生する手順を述べる。以下の説明では、
φCの位相はπ(−U軸)を与えるものとし、またPA
L信号に対しては一般的にそうであるように00=π/
4とし、θ。十丁π=−7=−θ?と表記し。
記述を簡単化する。まず第6図により、φ。とバースト
402.さらにθ0パルス411、−θ0パルス419
の位相関係を述べる。周知のとおりPAL信号のバース
トは■信号の変調軸に応じて1ライン毎に+135゜(
Bl) (第6図(a))と−135°(B2) (第
6図(b))、!=に変化する。従って、到来するバー
スト402に対してθ0.−00の位相差をもつθ0パ
ルス411.−θ0パルス419もまた1ライン毎にπ
h変化する。従ってバースト位相がB1の時には一θ0
パルス419がφCとな1 リ%B2の時にはθ0パル
ス411がφCとなる。このため、常にπ位相を与える
φGを得るためには、何らかの方法でパース) 402
がB1かB2かを検出しくPAL) アイデント信号)
、これに応じてθ0パルス411、または−θリパルス
419をφCとして出力すればよい。
実際には、これと同期したTSC周期の連続パルスをφ
Cとして用いる。
PALアイデント信号(Pea)は次の手順で検出され
る。壕ずPidは嚇に1ライン毎に極性が変化するだけ
のパルスとし、Pid=1の時はφGとして十00パル
ス411を出力し、Pid=Oの時はφGとして一00
パルス419を出力するものとする。このとき、あるラ
ド インのパース八により作られたφGで次のラインのバー
ストを検波した時の値の正負を検波符合と呼ぶこの例で
は、バースト位相がB1のときrid = O、B2の
ときPed= 1が正しい動作となる。表2−1.2−
2にバースト位相、Pi6.φC9検波符合の関係を正
しい動作、誤った動作について表わす。
表2−1 (正しいPidのとき) バースト位相 BI B2 BI B2PId1 0 
] 0 φC−θOOo −Oo θ0 検波符合 −(1) +(0) −(1) +(0)表
2−2 (誤ったPidのとき) バースト位相 BI B2 BI B2Pid O10
1 φ。 θ。 −0゜ θ。 −θ。
検波符合 −(1) +(0) −(1) +(θ)な
お、検波符号の正負については%第7図に示すようにパ
ース)Bl、B2に対して検波をπ、η。
3%で行った場合、B1については−、+、−1B2に
ついては+、十、−の検波符合がそれぞれ得られること
による。
表2−1.2−2から、・Pldと検波符合が同符合で
あれば正しいP%dが得られていることが分や、異符合
でちれば、Pldを反転して正しい極性に修正すること
が可能となる。以上がpta検出のアルゴリズムである
次に第4図において、上述の動作を行うハードウェアを
説明する。バースト402と404の差信号符合410
と、バースト403と203の差信号符合409は、デ
コーダ414に入力され、表1の関係を用いてθ0パル
ス411と一00パルス419を出力する。
第5図(c)、(d)に、これらの関係を示す。θ0.
−θ。
パルス411.419はマルチプレクサ420に入力さ
れ、ptd信号421の内容により、いずれかが復調パ
ルス422として出力される。とれは遅延回路423に
より4 k’l’5(遅延された後、サンプルパルス1
04ヲ4分周する分に1器425のリセット信号424
とされる。この結果1分局器423においてφGの位相
は復調パルス422(即ち、リセット信号424)の位
相に引込まれる。□ 一方、分周器425がリセットされる前、つまり色復調
パルス422が遅延されている間、前ラインのバースト
402に基づいて作られたφGにより、現ラインのバー
スト402が検波回路426において検波され、検波符
合427が出力される。検波符合427とPid421
は判定回路428に入力され、前述した方法によりPe
d421の極性の正誤が判定される。
ここで誤りと判定された時には、水平周期パルス429
(φH)で動作するフリップフロップ(FF) 430
の出力、つまり1Ftd421の極性を反転し、正しい
と判定された時には今までどうりの動作を続けさせる。
以上の動作により正しいPid421さらにはφGが得
られるものである。
以上、従来性われているptd検出と、色復調パルス発
生の方法を述べたが、上述したようにこの方法性アルゴ
リズムが複雑かうえ、閉ループの制御を行っているため
、タイミング信号として多くのものを必要とし、さらに
tノイズの多い信号に対する動作も不安定となる。具体
的には%PLLの誤差演算と色復調パルス及びPIdの
発生、さらに水平周期パルスが相互に関連しているため
、どれか一つが誤動作しても正しいPid信号は得られ
なくなる。
これは、あるラインすべてに渡り全く異る色相が出てし
まうという重大な問題を引き起こす。
このように、デジタルテレビジョンにおけるPidの検
出、さらには色復調については、安定に動作し、しかも
簡単な回路で実現されるシステムが望まれていた。
〔発明の目的〕
本発明は上述した点に注目してkされたもので、その目
的はデジタルテレビジロンにおけるPid信号の検出及
び色復調パルスの制御を、何ら閉ループ制御を用いるこ
となく、簡単なアルゴリズムで、しかも付加回路をt′
!!とんと要しない回路で実現する方法を提供すること
にある。
〔発明の概要〕
本発明は、 PAL信号のカラーバーストが1水平6\ 期間(以下、IH)離れ・九所で同相す逆相かを検出し
、これをPALアイデント信号とすることを骨子として
いる。
PAL信号のカラーサブキャリア周波数rscと、水平
周波数fHとの関係は25Hzのオフセット周波数を無
視すればfSC= (284−174) fHで与えら
れる。
一方、カラーバーストの位相はサブキャリア位相(Q) に対してIH毎に±45°で変化している。第85はP
AL信号におけるサブキャリア(図中SC)と、これに
対して45°遅れているカラーバースト(図中Bl)と
45°進んでいるカラーバースト(図中B2)との、ラ
イン間の位相関係を示しだ図である。第<b) 8叫(示したように、現ラインと前ラインとでカラーバ
ーストが同相であれば現ラインのカラーバースト位相は
B2(−135°)、逆相であればBl (+135°
)であるため、これをもとにPALアイデント信号を検
出することができる。
一旦PALアイデント信号が検出されると、PLL回路
から出力されるパルスでカラーバーストに対して一定の
位相関係にあるもの、つまりカラーバーストに追随して
IH毎に位相が90’変化するパルスでも、常に一定位
相を与えるパルスへ変換することが可能となり、これを
色復調に用いることができる。例えば、第8図に示すよ
うに、カラーバーストに対して135°遅れた位相のパ
ルスφ−1M=は、カラーバースト位相がBl(+13
5°)の時はU軸のタイミングを与え、B2(−135
°)の時はv軸のタイミングを与えるため、このままで
は色復調に用いることはできない。しかし、FAI、ア
イデント信号によりラインのバースト位相がB2と判定
された時は。
φ−28,を270°(3Ts)遅らせて出力すること
により、常にU軸のタイミングを与えるパルスに変換で
きる。従って色信号をこのパルスのタイミングで抽出す
ればU信号が復調される。
このように1本発明は従来の如< PLL回路にPAL
アイデント信号の発生機能を持たせることをせず、これ
とは別に簡単な方法でPALアイデント信号を検出し、
色復調パルスを作るものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、簡単な回路とアルゴリズムによるPA
Lアイデント信号検出回路が実現される。
つまり本発明では従来のように、 PLLの誤差演算。
色復調パルスの発生、 PALアイデント信号の発生が
相互に関連し動作することがないため、安定にPALア
イデント信号を作ることができる。
さらに性能的には1本発明においては誤ったPALアイ
デント信号が発生するのは、1ライン離れた所のバース
トの正相、逆相が判定できない#1どPLLがはずれる
か、s/Nが悪いかの時だけで。
他の回路の誤差作に対しては安定である。これは前述し
た従来例に比べ回−路動作の複雑さ、安定性が大幅に改
善された結果である。さらにPLL回路自体は本発明に
よl) PAL受信時のg別な動作は不要となるため、
θ0を変更するだけでNTSCと全く構成は同様になり
、これをIC化した時の汎用性も大きく拡がる。
〔発明の実施例〕
本発明のPALアイデント信号発生回路の一実施例を第
9図に示す。前述の如く、本発明においてはPALアイ
デント信号はPAL信号のカラーバーストがIH離れた
所で同相が逆相かを判断することにより発生される。
まず、Pid発生回路900には、カラーバースト情報
を含む信号901とこれをIH遅延(1135Ts )
 した信号902ならびにパーストゲート信号209お
よびサンプルパルス104が入力される。信号901と
−902とは減算器903に導びがれ両者の差が演算さ
れる。こうして得られる差信号904けパーストゲート
パルス209と共にANDゲー) 905に供給される
。ゲートパルス209はバースト期間中は「1」それ以
外ではrOJであるため、ゲー) 905からは、差信
号904中のバースト期間中のみのバースト信号906
が出力される。第8図から分るようK、遅延信号902
のバースト位相がBl (+135°)であれば、これ
は信号901のバーストと打ち消し合うため、バースト
信号906としての出力は現れない。一方、遅延信号9
02のバースト位相がB2 (−135°)であれば、
バースト信号906としては、信号901と遅延信号9
02のバーストが強め合い、振幅が2倍となりたバース
トが現われる。このようなバースト信号906は、これ
を構成する符号ビット(1ピツト)907と数値ビット
908とに分けられ双方共にEx −ORゲート909
に供給される。ここで排他的論理和をとることにより、
バースト信号906は絶対値に変換される。EX−OR
ゲート909の絶対値出力910はカウンタ913と共
に積分器911を構成する加算器912に供給される。
この加算器912のキャリー入力端子には前記符号ビッ
ト907が入力され、バースト信号906の絶対値変換
の際のLSB分の誤差補正が行われる。加泗器912の
出力する絶対値信号旧4はカウンタ913に導びかれる
。このカウンタ913のクロック端子にはサンプルパル
ス104が、またクリア端子にはパンストゲートパルス
209が供給されており、カウンタ913の出力は加算
器912に帰還されている。よって、カウンタ913は
絶対値信号914のバースト期間中の積分値915を出
力することになる。積分値915の積分終了時の値は、
クロック端子にパーストゲートパルス209が導びかれ
ているランチ916により保持される。
ラッチ916の出力であるバースト振幅917け、ラッ
チ916と同様にゲートパルス209で動作するラッチ
918に入力される。したがって、このラッチ918の
出力としては、バースト振幅917のIH前のバースト
振幅919が得られることになる。バースト振幅917
.919は比較器920に導びかれ、その比較結果がP
id921として出力される。
第】0図(a)〜(y)に遅延信号902のバースト位
相。
パーストゲートパルス209.バース) (i号906
 。
絶対値出力910.積分値的5.バースト振幅917お
よびPld 921の関係チャートを示す。図において
、Pid921はバースト位相がBl (+ 135°
)、 B2(−135°)のときに応じて、[j、 r
OJの値をとっていることがわかる。
さて、上述してきたPid発生回路900が組み込まれ
たテレビジ日ン受像機の構成を第11図に示す。
図にシける色復調パルス1260は、第1図ならびに第
4図において示した色復調パルス126とは異なり1位
相制御はされておらず、単に第4図中のθ。
パルス411により分周期425をリセットするととに
より得られる。したがって%PLL回路1000は、従
来のPLL回路100に比べ大幅に回路規模が縮小され
る。すなわち、 PJ、L回路1000を構成する誤差
演算回路においては、第4図に示した誤差演算回路20
4と比べ、マルチプレクサ420.遅延回路423、検
波回路4261判定回路428.フリップフロップ43
0が不要となるのである。
Pid発生回路900が動作するにおいては、カラーバ
ースト情報を含む信号901とこれをIHカ延(113
5’l’S)した信号902とが必要とされる。これら
信号901゜902は第11図に示す如く、それぞれデ
ジタルビデオ信号103 、 IHD信号107として
用意することができる。あるいはまた破線で示す如く、
信号901としてはACC制御された色信号116を用
い、信号902としてはIH遅延回路115により遅延
された色信号117をさらにITS遅延回路11を付加
することによりITs遅延させ、結局色信号116をI
H(1135TS)遅延させた色信号12を用いること
もできる。このようにして信号901.902を得%P
id発生回路900に供給すれば、前述したようにPi
d発生回路900はPid921を出力する。
PIa 921は色復調パルス1260と共にU、Vパ
ルス発生回路124に供給される。U、Vパルス発生回
路124はPtd921の値により、色復調パルス12
60(φC)の位相を変換し、φ。、φ7を出力する。
本実施例では、色復調パルス1260の位相は、カラー
バーストに対し45°進んだものを用いている(θo=
45°)。
したがって、U、Vパルス発生回路124はPid92
1の値に従い、表3の如くφCの位相を変換し、九、φ
7を作ることにより;バースト位相がBl (Pid=
 1 )のときは−U軸、B2(Pta=0)のときは
−■軸をそれぞれU復調ラッチ120.V復刊ラッチ1
21において選択的にラッチすることができる。
上述のラッチの様子を明らかとするため第12図にφ6
を位相変換し得られるφU、φVとカラーバースト旧、
B2の関係を示す。表3中(a)〜(C)は第12図(
a)〜(C)に対応している。
(以下余白) 表 3 〔本発明の他の実施例〕 さて、本発明忙係るPid発生回路900は、第9図に
示した如く、減算器903.積分回路911を含むバー
スト振幅検出回路922.ラッチ918.比較器504
の4つのブロックから成り%Pld発生回路900の大
部分のハードウェアはバースト振幅検出回路922が占
めている。しかるに、第1図に示したACC回路114
の動作を考えると、これは色信号116のバースト振幅
を検出し、この振幅が基準のレベルに収束するよう入力
されるC信号112のゲインを制御するものである。し
たがってpid発生回路9000大部分を占めるバース
ト振幅検出回路922はACC回路114中のバースト
振幅検出回路と共用することが考えられる。
M13図はバースト振幅検出回路922をP1d発生回
路900とACC回路114とで共用した場合の実施例
でちる。諸13図においてACC回路114に供給され
たC信号112は1乗算器131に導びかれ、ACC信
号132と乗じられることにより振幅制御され、色信号
116として出力される。この色信号116はバースト
情報を含む信号901としてPid発生回路9000減
算器903に導びかれると共にIH遅延回路115゜T
s遅延回路11を順次経ることにより、tH遅延(:u
35!I’s)信号12となる。IH遅延佃信号2は信
号901をIH遅延した信号902として前記減算器9
03に供給される。
信号901 、、902が供給された以後のPed92
1を出力するまでのPld発生回路900の動作は第9
図において説明したものと全く同じである。
一方、ACC回路114の動作に目を向けると、減算器
903において色信号131(901)とこれより1水
平周期(IH)遅れた色信号12(902)との間でと
られた差信号904がバースト振幅検出回路922に導
びかれる。このバースト振幅検出回路922では先に説
明したように差信号904のバースト振幅917が検出
される。バースト振幅917は減算器133に導びかれ
基準レベル134との差をとるととにより誤差信号13
5が得られる。誤差信号135はローパスフィルタから
なるループフィルタ136に供給される。ループフィル
タ136はACC時定数を決めるものでその出力信号は
前記ACC信号132として乗算器131に導びかれ、
前述のようにC信号112と乗ぜられる。このように本
実施例ではACC回路】14は、乗算器131.減算器
9o3.バースト振幅検出回路922.減算器1331
 ループフィルタ136 カラなるループにより構成さ
れており、C信号112はそのバースト振幅が基準レベ
ル134に対応した所定値に収束するようゲイン制御が
行われる。
以上述べたように本実施例ではpta発生回路900は
、そのハードウェアの大部分を占めるバースト振幅検出
回路922がACC回路114と共用されるため、ri
d発生回路900だけのために必要とされる付加回路は
減算器903.ラッチ、918.比較器920だけで済
み、これらは僅が100〜200ゲート程度で実現され
る。
さらに、ノイズが極端に少ない状況下において本発明を
実施する際には、ラッチ918.比較器咽も不要となり
、バースト振幅検出回路922の出力するバースト振幅
917の適当な上位ピットをそのままPld 921と
することができる。これは、ノイズが極端に少ない場合
には、遅延信号902のカラーバースト位相がB1かB
2がの違いに応じて、減算器903の出力である差信号
904の値に顕著な差が生じるととによる。
以上、詳細に説明したように、本発明によれば。
非常に簡単な回路構成によりPIdlr:得るととがで
き。
動作の安定性、コスト両面で従来の方法に比べ大幅な改
善が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はデジタルテレビジョン受像機oa略s成図、第
2図はPLL回路の概略構成図、第3図はカラーバース
ト信号と色復調パルスとの関係を示す信号波形図、第4
図はPLL回路中の誤差演算回路の構成図、第5図はカ
ラーバーストの位相とθ。 パルスの関係を示す信号波形図、第6図カラーバースト
、θoパルス、−〇〇ハルスの位相関係を示すべクトル
図、第7図1M8図はカラーバーストの信形図、第11
図は本発明のPAI、アイデント信号発生回路が組み込
まれたデジタルテレビジョン受像機の概略構成図、第1
2図はカラーバーストのラッチ状態を示す信号波形図、
第13図は本発明の他の実施例に係るPALアイデント
信号発生回路の構成図である。 101・・・アナログPAL信号、103・・・デジタ
ルビデオ信月、114・・・ACC回路。 900・・・FAT、アイデント信号発生回路、901
・・・カラーバースト情報を含む信号、902・・・遅
延信号、 903・・・減算器、918・・・ラッチ、
 920・・・比較器、921・・・PALアイデント
信号。 922・・・バースト振幅検出器。 代理人 弁理士 則近憲佑 (ほか1名)第1図 Hv じ 第 2 図 第 3 図 (a (b (C〕 (d)’ 3o1−−一←−一一− 第5図 (d) 419 第771 第8図 ■ @U信号 口■信号 第9図 L−一−−−−−−−−−−−−−−−−−」第10図 (’J) −−ゴー・−1≧□ 第11図 Hけ U 第120I

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) PALカラーテレビジョン信号をデジタル化し
    た後信号処理を行うデジタルテレビジョン受像機に適用
    されるPALアイデント信号発生回路において、カラー
    バースト情報を含むデジタルPAL信号とこのデジタル
    PAL信号を1水平期間遅延して得られる遅延信号とを
    入力とし、各々のカラーバーストの位相が同相か逆相か
    を判定し、この判定結果をカラーバーストの位相が+1
    35°か一135°かを示すPALアイデント信号とし
    て出力することを特徴とするPALアイデント信号発生
    回路。 f21 PALアイデント信号発生回路は、デジタルP
    AL信号と遅延信号とを入力とし両者の差を演算する減
    算器と、この減算器の出力する差信号のバースト振幅を
    検出するバースト振幅検出器と、このバースト振幅検出
    器の出力するバースト振幅値を1水平期間保持するラッ
    チと、前記バースト振幅値と前記ラッチの出力する1水
    平期間前のバースト振幅値との大小を比較し、比較結果
    を「ob、 rlJの2値信号であるPALアイデント
    信号として出力する比較器とから成ることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のPALアイデント侶号発生
    回路。 (3)バースト振幅検出回路は、デジタルテレビジョン
    受像機中のACC回路の一部を成すバースト振幅検出回
    路と共用したことを特徴とする特許請求の範囲第2項記
    載のPALアイデン1号検比検出回
JP18931383A 1983-10-12 1983-10-12 Palアイデント信号発生回路 Pending JPS6081994A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18931383A JPS6081994A (ja) 1983-10-12 1983-10-12 Palアイデント信号発生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18931383A JPS6081994A (ja) 1983-10-12 1983-10-12 Palアイデント信号発生回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6081994A true JPS6081994A (ja) 1985-05-10

Family

ID=16239258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18931383A Pending JPS6081994A (ja) 1983-10-12 1983-10-12 Palアイデント信号発生回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6081994A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06105321A (ja) * 1992-09-21 1994-04-15 Victor Co Of Japan Ltd バースト位相検出回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06105321A (ja) * 1992-09-21 1994-04-15 Victor Co Of Japan Ltd バースト位相検出回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2517212B2 (ja) ビデオ信号処理システム
FI98677C (fi) Laite monikuvanäyttöön liittyvien ajoitusvirheiden korjaamiseksi
JPS62140587A (ja) 映像信号再生装置
US6380980B1 (en) Method and apparatus for recovering video color subcarrier signal
KR910002610B1 (ko) 디지탈 텔레비젼 신호 처리 시스템
JPH01252091A (ja) ビデオテープレコーダのデジタル回路
US4609938A (en) Digital TV receiver with digital video processing circuit
US7538823B1 (en) Luminance/chrominance video data separation circuits and methods and video systems utilizing the same
JPS6081994A (ja) Palアイデント信号発生回路
US4710802A (en) Television receiver including a circuit arrangement for demodulating an NTSC-coded color signal
KR100320881B1 (ko) 크로미넌스신호처리장치및그방법
MXPA02003708A (es) Digitalizacion de senal digital y analoga de television y dispositivo de procesamiento.
EP0735779B1 (en) Color signal demodulator suitable for PAL and SECAM TV receiver
JP3026695B2 (ja) クロックパルス発生装置
JP4656915B2 (ja) カラー信号復調装置
JPS60198985A (ja) Pal信号処理回路
JP3426090B2 (ja) 画像情報処理装置
EP0464329B1 (en) Color signal demodulating circuit
JP4509407B2 (ja) Sch検出装置
KR0145048B1 (ko) 동기신호 에러검출 및 컬러 저역 주파수 위상 보정방법 및 회로
Rumreich Pix-in-pix IC with digital decoding/encoding using only one clock
JPH0496595A (ja) 映像信号処理回路
JPH0575236B2 (ja)
JPS6086990A (ja) 色復調パルス発生回路
JPH09233498A (ja) 信号処理装置