JPS608149Y2 - 圧力調節装置 - Google Patents

圧力調節装置

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Publication number
JPS608149Y2
JPS608149Y2 JP5238779U JP5238779U JPS608149Y2 JP S608149 Y2 JPS608149 Y2 JP S608149Y2 JP 5238779 U JP5238779 U JP 5238779U JP 5238779 U JP5238779 U JP 5238779U JP S608149 Y2 JPS608149 Y2 JP S608149Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
negative pressure
port
obstruction
atmospheric
output port
Prior art date
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Expired
Application number
JP5238779U
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English (en)
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JPS55152365U (ja
Inventor
信行 橋本
貫 田村
Original Assignee
アイシン精機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アイシン精機株式会社 filed Critical アイシン精機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は圧力調節装置、特に負圧の入力の強さを調節して
出力として供給する圧力調節装置に関する。
自動車の進角装置のように、負圧により作動される装置
には、その作動圧である負圧を微妙に調節して適当した
値として供給するを要する。
この調節を目的とする調節装置としては従来、オリフィ
スの開口断面積を変化して入力ポートに向く気流を調節
変更するものが使用されていた。
然しこの可変オリフィス構造は気流中に混する異物がつ
まって調節作動が狂うという欠点がある。
調節作動が狂うと、上記の進角調節も狂ってその目的を
達し得ないことになる。
本案は上記従来の調節装置の欠点から免れ得る調節装置
を提供しようとするものであって、上記従来のもののよ
うな可変オリフィスによる絞り抵抗の変化をもってする
調節を廃し、1対の固定オリフィス間を流れる流体の流
路内に妨害物を介設して流体の速度を変化させその度合
を、調節変更することにより、出力ポートの出力を調節
するように構成したものである。
可変オリフィス構造でないから、上述のような異物によ
る障害から免れ得るのはもちろんのこと、工作精度が従
来はど厳しくなく、また、エアーフィルターの付設その
住設計上も容易である等の利点を有する。
第1図において上方の1は本案調節装置を示しそのハウ
ジングの上方の2はこのハウジングへの入力ポート、3
は出力ポートをそれぞれ示す。
下方の4は大気ポートである。
20と21は固定オリフィスであて、大気ポート4及び
入力ポート2を結ぶ流路上に間隔をおいて配設されてい
る。
5は本案の特徴とするニードルであって両固定オリフィ
ス間に介在し両オリフィス間に発生する気流に対する妨
害の度合を変化し、従って後述するように、出力ポート
3からの出力を強弱変化する。
6及び7は、エアーフィルタである。
ニードル5は根部に調節ねじ8が刻成してあり、これが
ハウジングのねじ孔9に螺合腰ニードルの出入度調節に
供される。
入力ポート2は、本案装置を例えだ自動車エンジンに応
用したとすれば、第1図に示すようにそのエンジンのイ
ンテークマニホルド10のような負圧源に接続される。
また、出力ポート3は図のように温度応動弁11を介し
て同じくエンジンデストリピユータ13の負圧進角調節
装置12に接続されている。
この負圧進角装置12は、別途バイパス14を介してキ
ャブレタ15のアドバンスポート16に直接に連通ずる
なお17はスロットルバルブ、18はベンチュリ一部を
示す。
次に本案調節装置の押動を説明する。
スロットルバルブ17が第1図のように閉鎖していると
きはエンジンが例えば始動直後であってアイドリングの
時である。
従ってアドバンスポート16はその負圧度は著しく微弱
であるのに対し、インテークマニホールドの負圧(絶対
値)が著しく高い。
また温度応動弁11はエンジンの冷間時には開いている
そのため負圧進角調節装置12は温度応動弁11を介し
て伝えられる負圧に応動して進角する。
このようにしてディストリビュータの進角は小進角に保
たれる。
エンジンが低温時で、かつアイドリング時には一定量の
進角を行なうことにより不浄排気を減少させるものであ
る。
エンジン暖機后は、温度応動弁11が閉じるので、圧力
調節装置1には無関係にアドバンスポート16の負圧に
応動して進角制御がなされる。
出力ポート3からの負圧出力は、負圧進角装置12を微
妙に調節するものであるから、適当に調節されて負圧進
角装置12に伝達されるを要する。
ところで、入力ポート2にインテークマニホールド10
からの負圧が作用すると固定オリフィス21の前後に圧
力差が生じ、この圧力差および固定オリフィス20の寸
法に応じた気流が、大気ポート4からの入力ポート2へ
流れる。
この際、ニードル5がない場合、固定オリフィス21に
向う気流は層流状態に近い流れとなっている。
又、出力ポート3から空気流が固定オリフィス21側へ
吸出され、出力ポート3に負圧が発生する。
ニードル5を、第1図に示すように、両固定オリフィス
21.20間の流路に突出させると、固定オリフィス2
0から固定オリフィス21へ向う空気の流れは、層流に
近い状態から乱流状態となり、固定オリフィス21を抜
ける空気量も減少する。
この結果、出力ポート3から吸出される空気量も減少し
、出力ポート3の負圧(絶対値)も小さくなる。
即ち、出力ポート3から固定オリフィス21に向う空気
量の増大が、出力ポート3の負圧力を大とさせる。
以上のようにして、ニードル5を回すことにより、これ
を進退させて出力ポート3からの負圧の強さを調節する
ことができるものである。
従来この種の調節装置は、第2図に示すようにニードル
5′及び可変オリフィス19による調節手段を採用して
いた。
2′は入力ポート、3′は出力ポート、4は大気ポート
である。
可変オリフィス構造であるからニードル5′と可変オリ
フィス19との間の微小な間げきに細かい異物がはさま
ると、オリフィス断面積が変化し、従って出力ポート3
′からの負圧出力が変化する。
その結果、もしこの装置を第1図のように進角装置に応
用したとすれば、その進角調節が狂うことになる。
上記の従来のものに比し、本案の調節装置は両固定オリ
フィス20.21との間を流れる気流の流路中にその流
れを妨げて速度を変化させるような妨害用のニードルを
介設し、かつその突出度を調節自圧としたものであるか
ら上記従来のもののように、異物が可変オリフィスの微
細な間隙につまって変調を招くという欠点を免れ得るも
のである。
以上の説明は自動車エンジンの進角装置の負圧によって
作動する場合を例にとってなされたが、本案の調節装置
は、その他の類似の負圧作動装置に応用して同様な効果
が得られるものである。
なお妨害物たるニードル5は他の形状のものとなし得る
ことは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案調節装置を自動車の負圧進角調節装置に応
用した場合を示す縦断面図、第2図は従来の圧力調節装
置の従断面図である。 1・・・・・・圧力調節装置、2・・・・・・入力ポー
ト、3・・・・・・出力ポート、4・・・・・・大気ポ
ート、5・・・・・・ニードル、8・・・・・・ねじ部
、9・・・・・・ねじ孔、12・・・・・・進角装置、
13・・・・・・デストリピユータ、10・・・・・・
インテークマニホルド、15・・・・・・キャブレタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インテークマニホールドに通ずる入力ポート、圧力応動
    装置に通ずる負圧出力ポート、大気圧に通ずる大気ポー
    ト、前記負圧出力ポートを挾んで対向し一方が入力ポー
    ト側に且つ他方が大気ポート側となる一対の固定オリフ
    ィスを有するハウジングを備え、前記固定オリフィスを
    介して大気ポートから入力ポートへの空気流の流速を変
    化させるがハウジングとの間にオリフィスを形成しない
    妨害物を前記固定オリフィス間に介設腰かつこの妨害物
    が流路内に流路に直角に突出する度合を調節する微調整
    用ねじをこの妨害物に付設し、妨害物の流路内への突出
    形状をニードル状としであることを特徴とする圧力調節
    装置。
JP5238779U 1979-04-18 1979-04-18 圧力調節装置 Expired JPS608149Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5238779U JPS608149Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18 圧力調節装置

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JP5238779U JPS608149Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18 圧力調節装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55152365U JPS55152365U (ja) 1980-11-04
JPS608149Y2 true JPS608149Y2 (ja) 1985-03-20

Family

ID=28943477

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JP5238779U Expired JPS608149Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18 圧力調節装置

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