JPS6080751A - 有機高分子式湿度センサの動作回路 - Google Patents

有機高分子式湿度センサの動作回路

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JPS6080751A JP18918783A JP18918783A JPS6080751A JP S6080751 A JPS6080751 A JP S6080751A JP 18918783 A JP18918783 A JP 18918783A JP 18918783 A JP18918783 A JP 18918783A JP S6080751 A JPS6080751 A JP S6080751A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、雰囲気の湿度制御に必要な湿度センサの動作
回路に係り、特に有機高分子材料を感湿膜として用いた
湿度センサに好適な動作回路に関する。
〔発明の背景〕
空気調和技術の一環として湿度調節が重要な要素として
考えられるようになるにつれ、湿度センサの適用範囲は
広まるばかりとなり、湿度センサの性能改善に多大の努
力が払われるようになってきた。
そして、このような観点から近年注目を集めている湿度
センサの一つに、有機高分子材料を感湿膜とした湿度セ
ンサがある。
このような有機高分子式湿度センサの一例を第1図及び
第2図に示す。
これらの図において、第1図は平面図で、第2図はその
A−A’線による断面図であり、11は基板、12.1
3は電極、14は感湿膜、15 、16は端子である。
なお、1は湿度センサ全体を表わす。
基板11は例えば酸化アルミニウムなどのnIrit体
で角形に作られ、その一方の面に金の薄膜などで形成さ
れた幅の狭い複数の細条からなる一対の電極12+ 1
3が、それぞれ相互に所定の間隙を隔てた鉄台状態で配
設されている。そして、これらの電極12.13の間の
基板11の表面には、周囲の湿度に応じて導電率や誘電
率が変化する有機高分子材の層が塗布などKよって設け
られ、こレカ感湿膜14を形成している。
この感湿膜14に使用される有機高分子相としては、ス
ルホン化したIリスチレンや、カチオニツクモノマ(例
えばメタクリル・オキシ・トリメチル・アンモニウム・
クロライド)トビニルモノマ(例えばメチル・メタクリ
レート)の共重合体などが用いられる。なお、この湿度
センサlの大きさの−filを示すと、基板11は厚さ
が1+mの板材で、15m角であり、電極12.13の
厚さは10μm程度、電極間の間隙は0.2 ms程度
、感湿膜14の厚さは10μm程度である。
この湿度センサlの特性の一例を示すと第3図のように
なり、図においてAは湿度忙対する端子15.16間の
電気抵抗特性乞、そしてBは同じく静電容量特性をそれ
ぞれ示したものであり、この特性図から明らかなように
、この湿度センサでは、その電気抵抗と静電容量とは相
対湿り[に対してほぼ指数関数的な変化を示し、湿度の
検出を行なうことができる。なお、この第3図は、第1
図及び第2図で示した湿度センサの等何回路が電気抵抗
と静電容量の並列回路であるとみなし、lKH20周波
数のもとで測定した結果の一例である。
さて、このような湿度センサを用いて湿度を検出するた
めには、上記のようにその電気抵抗や静電容量を測定し
、その測定値によって湿度を検出しなければならないか
ら、当然、そのための動作回路が必要である。
そして、このような場合罠従来から用いられている11
作回路としては、例えば時間昭55−40935のよう
に湿度センサに所定の電圧ケ印加し、これにより湿度セ
ンサに流れる電流を直接測定して湿度をめたり、或いは
湿度センサを抵抗分圧器の一つの抵抗素子として用い、
抵抗分圧器の出力電圧を測定して湿度をめるようにした
方式のものが主に使用されていた。
しかして、このような従来から用いられている動作回路
により上記のような有機高分子式湿度センサを使用する
と、比較的短時間でその電極に劣化を生じ、湿度検出特
性の経時変化が著しくなってしまうという欠点があった
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除き、有機
高分子式湿度センサに適用して湿度検出装置を構成した
場合にも、湿度センサの電極劣化の虞れがなく、充分に
安定な検出特性を保って使用が可能になる有機高分子式
湿度センサの動作回路を提供するにある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するため、本発明は、湿度検出動作中、
湿度センサの端子間に印加される電圧を常に所定値以下
に保つようにし、この電圧が電極のイオン化電圧以上に
ならないようにした点を特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明による有機高分子式湿匿センサの動作回路
について、図示の実施例な用いて説明する。
第4図は本発明の一実施例で、1は有機高分子式湿度セ
ンサ、2は交流電圧源、3は検出回路、4は結合用コン
デンサ、5は出力端子である。
有機高分子式湿度センサlは第1図及び第2図で説明し
たような、感湿膜として有機高分子材料を用いたもので
、第3図で示すような特性を有する湿度センサである。
°交流電圧源2は演算増幅器21とコンデンサ22゜そ
れに抵抗23〜25からなる矩形波発振器と、演算増幅
器28からなるバッファ増幅器を含み、コンデンサ4を
介して有機高分子式湿度センサ1(以下、単にセンサと
称す)に父流電圧を供給″4−る働きをする。ここで、
演算増幅器(以下、第4アンプという)21は無安定バ
イブレータを構成し、コンデンサ22の容置値と抵抗2
3の抵抗値の積で定まるCR時定数に応じた周波数で発
振し、このときの出力矩形波信号の振幅は直流電源電圧
vee s Vllで決められる。従って、安定化電源
などによって安定化した血流電圧V@c* VgEをオ
ペアンプ21に供給してやれば、その出力から一定振幅
の矩形波が得られる。そこで、このオペアンプ21の出
力Voを抵抗26.27で所定値Vに分圧し、100%
の負帰還を施こしたオペアンプ28で取出すことにより
所定の一定出力の交流電圧源として動作することになる
。検出回路3はコンデンサ32とダイオード33〜35
を有するオペアンプ31を含み、交流電圧源2からコン
デンサ4を介してセンサlに流れ込んだ交流電流を整流
し、さらにダイオード33の電圧−電流の非直線性によ
り対数変換を行ない、第3図に示すようなセンサ1の指
数関数特性を@線特性に直して検出出力を出力端子5に
取り出す働きをする。
コンデンサ4は交流電圧源2の出力に含まれる直流分を
しゃ断し、それがセンサlに加えられないようにし、こ
れによりセンサ1の劣化を防止する働きをする。なお、
このとき、このコンデンサ4のインピーダンスはセンサ
lのインピーダンスに比して充分に小さな値になるよう
にし、事実上無視し得るようにしておかなければならな
い。
次に、この実施例の動作について説明する。
オペアンプ31の増幅度は通常極めて高いから、その−
人力の電位はほとんど0箪圧に保たれておす、カつコン
デンサ4のインピーダンスはセンサ1のインピーダンス
に比してほとんど無視できる程小さいから、センサlに
は交流電圧源2の交流出力電圧Vがそのまま印加され、
この結果、オペアンプ31にはセンサlのインピーダン
スと交流電圧Vによって定まる電流が流れ込み、それの
対数変換した直流電圧が出力端子5に現われている。
従って、周囲の湿度に応じてセンサ1のインピーダンス
が第3図のように変化すると、それに応じてオペアンプ
31の一人力に流れ込む電流も変化し、出力端子5には
湿度に応じて変化する偵、−R電圧が得られ、しかも、
このとき、オペアンプ31で対数変換が行なわれるため
、出力端子5に現われる直流電圧は湿度の変化にほぼ比
例した値になり、湿度の変化をそれに比例して変化する
直流電圧として検出することができる。
一方、このとき、センサlの端子15.16間に印加さ
れる交流電圧は、オペアンプ21に供給されている血流
電圧V@c + Vljzと抵抗26 、27の分圧比
でその最大値が決められている。
そこで、この交流電圧Vを所定値に定めることにより、
この実施例ではセン“すlの電極に劣化を生じるのが完
全に防止でき、センサ特性の経時変化をなくすことがで
きる。なお、この詳しい説明は後述する。
次に、與5図は本発明の他の一実施例で、第4図の実施
例と異なる点は、交流電圧源2の中身がオペアンプ21
かうなる矩形波発振器だけとなり、これに応じてセンサ
1に印加すべき交流電圧■を囲定値にするための電圧分
圧器が抵抗6と7によって構成され、さらに、検出回路
3の中身が、オペアンプ31と抵抗3.7 、38から
なる電圧比較器となり、これに応じて整流用のダイオー
ド35と平滑用のコンテ°ンザ32がオペアンプ310
入力側に接続されている点であり、その他は第4図の場
合と同じである。
この第5図の実施例では、交流電圧源2の出力が矩形波
発振器を4U4成するオペアンプ21の出力電圧voと
なっており、これがコンデンサ4を介してセンサ1の一
方の端子15にそのまま印加されるようになっている。
一方、センサlの他方の端子16は抵抗7で接地され、
さらにこれらの端子1.5.16の間には抵抗6が接続
されている。
従って、コンデンサ4のインピーダンスを無祝し、さら
にセンサ10)静電容箱ン無オ兄すると、センサ1に印
加される交流電圧■は次式のようになる。
ここで、Rx・・・・・・センサlの抵抗値Rp・・・
・・・抵抗6の抵抗値 R8・・・・・・抵抗7の抵抗値 この結果、抵抗70両端に現われる交流電圧vxはセン
サ1の抵抗値によって変化する。
そこで、この第5図の実施例では、抵抗7の交流電圧■
8をダイオード33で整流し、コyデンザ32で平滑し
て交流電圧V工に比例した直流電圧Exを得、これをオ
ペアンプ31の十人力に供給する。
一方、このオペアンプ31は抵抗37.38で直流電源
veeから分圧して得た電圧Esがその一人力に与えら
れており、電圧E、を基準電圧とする電圧比較器として
動作するようになっている。
従って、この第5図の実施例では、周囲の湿度が上昇す
るにつれて電圧Exが上昇し、それが基準電圧Esより
大きくなると出力端子5がハイ、レベルになり、電圧E
Xが基準電圧Esより小さいときは出力端子5がローレ
ベルを保つように動作し、周囲の湿度変化を成る設定湿
度に対する上下関係によって2つのレベルの信号の切換
わりとし℃検出することができる。
そして、この実施例においても、上記の(1)式で与え
られるセンサlに対する印加電圧v7、センサ1の抵抗
値RXが最大値を示したときでも所定値に保つように設
定することにより、センサlの特性に対する経時変化を
なくすことができ、信頼性の高いセンサを得ることがで
きる。
ここで、本発明によりセンサの電極のイオン化が防止さ
れ、その特性の経時変化をなくすことができる理由につ
いて説明する。
第3図に戻り、図の破線A’、B’で示す特性は、第1
図及び第2図で説明したセンサ1に、周波数50Hつ、
尖頭値が2■の交流電圧を約500時間通電したときに
、それぞれ実線で示した特性A。
Bから変化した状態を表わしたものである。なお、感湿
[14の材質は前述のメタクリル・オキシ・トリメチル
・アンモニウム・クロライドとメチル・メタクリレート
の共重合体であり、その共重合体の含有する対イオンは
塩素である。
この場合、初期の特性からの変化量は相対湿度(RH)
換算で約3チであり、実用上かなり問題になる。
また、この場合、特性が変化しただけではなくて電極(
このときは金電極)の端部に変色が現われていた。
このことから次のことが判る。即ち、センサに印加され
ている交流の半サイクル期間に金電極がイオン化し、そ
れが塩素化合物になり、そのため塩素イオンが働きにく
くなってしまう次の(2)式に示すような反応が、交流
を通電した場合にも発生してしまうのである。
Au+4C4=AuCt< +3t・・・・・・・・・
・・曲・・・曲・・(2)つまり、センサの特性に隨時
変化を生じるのは、交mtTjL圧を印加して使用して
も、電極のイオン化が発生し、これにより感湿膜中の可
動イオンがだんだんに拘束されてしまうためであり、特
性変化を生じないようにするためには、電極のイオン化
を防止してやれはよいことになる。
ところで、このイオン化は、印加交流電圧の周波数を高
くし、半サイクル通電期間が短かくなるようにしてやれ
は少くすることができるが、本質的な解決にはtxらf
rい〜 そこで、上記したセンサに印加する交流電圧の電圧値を
0.5V”づつ変化させ、それぞれについて特性の経時
変化を調べてみると第6図のような結果が得られた。こ
の第6図から明らかなとおり、特性に変化を生じるのは
印加電圧の尖頭値が1.OVを超えたときだけであり、
これ以下の電圧では特性変化を全く生じないことが判る
一方、このような1.Ov近傍でしきい値を有するもの
として、電極反応の標準電極電位があり、これは電極材
質とイオン種によって決まることが知られている。その
−例を示すと A u 十I−エAul−+。 ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・0.53VAu+4 B
 r=Au B r 4 +3 e ・・−−−・0−
87 vAu+4C1,=AllC24+3e ・・・
・・・・・・・・−1,00VAu=Au3++3e 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・1.50 Vとなっている。
そこで、これに対応して、対イオンがそれぞれ弗素、塩
素、臭素、沃素、それに水酸基である共重合体を作成し
、これらを感湿膜としたセンサに短時間直流電圧を印加
したときの金電極のイオン化を、その変色の発生によっ
て調べ、その結果の一例を第7図に示す。この第7図に
おいて、○印は金電極の端部に変化を生じなかった場合
を示しX印は変色が発生した場合を示す。
この第7図の結果と上記した標準電極電位とを比較して
みると、塩素イオン共存化での変色が0.9Vで発生す
る場合を除き、これらは良い一致を示しており、第7図
の結果が理論的にも正しいことが判る。
そこで、この第7図の結果から理解されることは、水酸
基の場合を除き、残りの4種類のハロダン元素の中では
イオン化傾向の大きい元素、即ち弗素、塩素、臭素、沃
素の順にしきい値電圧が高くなっており、弗素の場合が
一番金電極の端部での変色を生じ難くなっていることが
判るほか、いずれの場合でもしきし値電圧が存在し、こ
の電圧以下で使用すれはセンサに特性変化を生じさせな
いようにすることができることが判る。なお、水酸基を
対イオンとした場合には1.2■までイオン化が発生し
ないから、この水酸基を対イオンとする共重合体を用い
たセンサでは、かなり印加電圧を高くしても特性変化を
生じることがなく、安定な動作が得られることも判る。
ところで、既に説明したとおり、第4図及び第5図の実
施例によれば、センサ1に印加される交流電圧Vが常に
所定値に制限されている。
従って、この電圧Vをセンサ1の感湿膜14に含まれて
いる対イオンの種類と、電極12.13の材質に応じて
、それらのイオン化電圧以下の所定値となるようにして
やれに、センサlの特性に経時変化を発生させる虞れが
なくなり、常に安定確実に湿度検出動作を行なわせるこ
とができる。
なお、以上の実施例ではいずれも、交流電圧源2として
短形波発振器を使用しているが、これはそれぞれ一実施
例であり、他のどのような交流電圧源を用いても、それ
が安定化された所定の交流出力を与え得るものである限
り本発明の実施例ということができるのはいうまでもな
い。
また、セ:/すlとしても、第1図及び第2図に示した
例に限られることなく、有機高分子材料を感湿膜として
用いたものならとのような湿度センナでもよく、例えは
電極12.13として金の代りに酸化ルテニウム、硼化
ジルコニア、炭化シリコン、窒化硼素などの導電性の化
合物を用いたものによって本発明を実施してもよいこと
はいうまでもない。なお、電極12.13として銀を用
いたセンサも知られているが、銀電極の場合の反応式は
次の<3) 、 (4)式となる。
A g=A g−’+e ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・(3)AgCt =kgC1+e ・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(4)そして、これらのしきいfM電圧は金の場
合に比していずれも低く、例えば(3)式では約O,S
V、(4)式では約0.2vとなってお1ノ、従って、
銀を電極とした場合のメリットはあまりない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれは、有機高分子材料
を感湿膜とした湿度センサ乞用いても、その検出ら性に
劣化を生じる虞れを7よくすことができるから、従来技
術の欠点乞除き、有機関分子式湿度センサの得長を充分
に活かし、長期間にわたって安定に、かつ正確に検出動
作を行なうことができる湿度検出装置を得ることができ
る。
また、本発明によれは、有機胃分子式湿度センサに印加
する交流−1圧の周波数を低くしても、センサの劣化を
充分に防止できる〃・ら、開用交流周波Vでそのままセ
ンサを動作させることができ、ローコストで湿度検出装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は有様高分子式湿度センサの一例を示す平面図、
第2図は第1図のA−A’線によるtl/+面図第3図
は有機高分子式湿度センサの特性の一例を示す特性図、
第4図は本発明による有機高分子式湿度センサの動作回
路の一実施例を示す回糺図、第5図は同じく他の一実施
例を示す回縮図、第6図は動作説明用の特性図、第7図
はイオン化発生の説明図である。 l・・・有機高分子式センサ、2・・・交流電圧源、3
第1 図 相対湿度C%ン $4 図 1115図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 有機高分子材料からなる感湿膜を一対の電極間に
    備え、これら一対の電極間のインピーダンス変化により
    周囲の湿度を検出するよ5にした湿度センサにおいて、
    検出動作中、上記電極間に現われる電圧を所定値以下の
    交流に制限する手段を設け、上記所定値を上記一対の電
    極のイオン化電圧圧設定したことを特徴とする有機高分
    子式湿度センサの動作回路。 28 特許請求の範囲第1項において、上記手段を交流
    定電圧源で構成したことを特徴とする有機高分子式湿度
    センサの動作回路。 3、特許請求の範囲第1項において、上記手段を交流定
    電圧源と抵抗分圧回路で構成したことを特徴とする有機
    高分子式湿度センサの動作回路。
JP58189187A 1983-10-12 1983-10-12 有機高分子式湿度センサの動作回路 Expired - Lifetime JPH0687048B2 (ja)

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