JPS6080549A - 光ファイバ−研磨装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は元ファイバー用コネクタを構成するプラグに保
持させた光ファイバーの研磨方法に関する。

光フアイバー相互の接続は通常光ファイバ一端末にプラ
グを取付けてプラグ軸心に設けたフェルールと呼ばれる
部分に光ファイバーのコアを挿通保持させ、斯くして一
方の光ファイバー端末に設゛けたプラグと他方の光ファ
イバー端末に設けたプラグとを結合してフェルール端面
を互いに突合せ状態（従ってフェルール端面に露呈され
たコア相互を突合せ状態）にし上記接続を図るようにし
ている。

この接続に際してはフェルール及ヒ元ファイバーのコア
とが同一軸心となることが要求されることは勿論、コア
端面の平面度及び同角度（軸心に対する）が精度高く出
されていることが肝要である。

このため、通常光ファイバ一端末にプラグを取付けるに
際し、光ファイバーのコア端部をフェルール端面より露
出状態にし、該コア端面をフェルール端面と一致するよ
う研磨することによって前記平面度及び水平度を得るよ
うにしている。従って光ファイバーのプラグ取付けに際
しては取イ」け後の上記研磨処理が不可欠となるもので
あって、この良否が光ファイバーの伝送効率等の得失を
左右する大きな要因となっている。

不発明は上記研磨処理目的に適合する光フアイバー研磨
方法を提供するものであり、従来の研磨方法が研磨面側
を摺動させており、且つその大部分が単なる直線往復動
に依存していた研磨作業を、以下に説明する如くフラッ
トな研磨面側を静止状態に保ち、該静止状態にある研磨
面へ光フアイバ一端面を加圧接触下で摺動させる研磨面
静止方式を採りつつ、上記光ファイバーを」二記静止研
磨面と平行なるＸ軸方向への往復運動とＹ軸方向への往
復運動の合成運動にて研磨面の広域へ摺動させるＸＹ合
成摺動方式を適用し、両方式の後金にて光ファイバー端
面研磨を適切に遂行せんとするものである。

以下、不発明を図示の実施例に基づいて詳述する。

図において、ｌは研磨シートを示す。２は該研磨シート
を支持する架台であり、架台２にガラスあるいはプラス
チック製の水平テーブル３を具備させ、該テーブル３の
上面に上記？＋７１磨ソートｌを水等を接着媒体として
剥離可に密着し、よって架台２上にフラットで且つ静止
状態の研磨面１ａを形成する。

他方、上記研磨面１ａ上において光ファイバーを該研磨
面１ａへ加圧接触させる元ファイバーホルタ゛−機構と
、該ホルターー機構を上記光フ了イノ（一端面の加圧接
触下においてＸ軸方向とＹ軸方向に同時に移動させ光フ
ァイバーをその合成運動軌跡で摺動させる元フフイバー
摺動機構とを具備させる。

上記元ファイバーホルダー機構は複数のプラグホルター
−５を具有する光フアイバー装着盤４と該光フアイバー
装着盤４を着脱可に搭載する移動台６とから成る。元フ
ァイバー装着盤４は第１図及び第２図に示すように移動
台６の上面に重ねその左右側面を抱持する如く載装され
る搭載盤部４’ａを具備すると共に、該搭載盤部４ａの
左右へ張出されたプラグ支持座盤部４ｂを具備し、前記
プラグホルター−５を該プラグ支持床盤部４ｂ上に夫々
配置する。

ブラダ小ルダー５は光フアイバープラグＰを研磨面１ａ
に対し直立状態に保持し且つプラグ軸心に保持された元
ファイバーＦの端面（コア端面）金上記研磨面１ａに加
圧接触する手段である。

第１図、第２図、第９図は該プラグホルタ−−５の実施
例を示している。図示のようにプラグ街え口５ｂを有す
るプラグ保持具５ａを床盤部４ｂ上に立設した軸５Ｃに
水平回動と上下動可に取付けると共に、軸５Ｃに巻装し
たコイルスプリング等のバネ材５ｄにて核プラグ保持具
５ａを弾持し、これに常時下方力を付与する。

同実施例は上記プラグ街え具を板材で加工し、該板材の
一端に凹欠部を設けてこれを上記プラグ街え口５ｂとす
ると共に、上記軸５Ｃを心として上下可能な筒５ｅを設
け、核部５ｅの底面を上記プラグ保持具５ａの板面に定
着させ、軸５Ｃに巻いたコイルスゲリンダの一端が軸頭
に当たり、他端が筒内底面に当接する如く弾持させるこ
とにより、平面で且つより広域の筒底面にてプラグ保持
具５ａを安定且つ均一に弾持する構成とした。

元ファイバープラグＰはその側面に形成された回し工具
用切欠Ｐ１が上記街え口５ｂ内に係入され、上記バネ材
５ｄによる下方力にて切欠Ｐ１の段部を押圧することに
より、プラグ全体を直立状態にして下方へ押圧し、プラ
グ先端部を街え口５ｂ直下の原盤４ｂ部に穿けた同心二
段穴の大径穴４Ｃに差し入れつつ、その端面（カップリ
ング端面）を穴底面に支承させると共に、プラグ軸心の
フェルール先端を小径穴４ｄから床盤４ｂ下へ突ＩＬさ
せ。

その先端面、即ちファイバーＦの先端面（コア端面）を
研磨面１ａへ圧接する構成とした。

更に床盤部４ｂのプラグ保持具５ａの回動軌跡内にビン
５ｆｉ立設し、上記プラグ保持具５ａをバネ材５ｄの弾
力に抗して引き上げ、更に床盤外へ回動させることによ
ってこれを上記ビン５ｆの上に載せて保持具５ａを高位
に支持した状態（第２図に示す紙面左下のプラグ保持具
５ａの状態）を形成し、同状態でプラグＰを衝え口５ｂ
内へ着脱可とし、同保持具５ａを原位置（床盤上）へ回
動させた所定位置でピノ５ｆを同保持具５　ａ　Ｋ　貫
設した孔５ｇへ貫通させて同ビン５ｆ７．保持具５ａの
位置決に兼用すると共に、ビン５ｆの支承を解いて光フ
ァイバーに対するバネ材５ｄの下方抑圧台６に着脱可に
固装する手段を具有する。前記の如く光フアイバー装着
盤４の搭載盤部４ａは移動台６を抱持する如く載装され
、移動台６に立設した位置決ビン６ｅを搭載盤部４ａに
穿けた位置決孔４ｅに挿通し位置決を図ると共に、移動
台６上には各コーナ部付近に位置して軸６ａを立て、前
記プラグホルター−５の下方力付与機構と同様、該軸６
ａにコイルスゲリンダから成るバネ材６ｄを巻装し、該
バネ材の上端を軸頭に、下端を該軸を心にして上下可能
なバネ座たる筒６ｂの内底面に当接させ、その弾発力に
て核部６ｂに下方力を与える構成とし、該軸６ａ及び筒
６ｂを上記搭載板部４ａの取付孔４ｆへ貫装させ、他方
搭載盤部４ａの上面に重ねて一対のキーグレート４ｇｅ
スライド可に設け、該キーグレート４ｇの上記軸６ａと
対応する端部に軸係入用切欠孔４ｈを形成し、該キーグ
レート４ｇの前進にてその係入用切欠孔４ｈ内に上記軸
６ａを係入することによシ、該係入用切欠孔４ｈの周縁
部に上記筒６ｂを介してバネ材６ｄの弾発力を作用させ
、該弾発力にて搭載盤部４ａに下方押圧力を与え、該下
方抑圧力にて搭載盤部４ａを移動台６Ｊ：面へ押し付け
これを筒６ｂとの間に浮動不可に挟持する構成とする。

上記キーブレー）４ｇを軸６ａへ前進させたり、後退さ
せて口、７り又はロック解除を得るためにキーグレート
４ｇと一体に一対の摘持部材４１を立設し、該摘持部材
４１の操作によるキープレート４ｇの適正なる進退を得
るため、キープｖ−Ｍｇの両縁部に上記進退を案内する
ガイド４Ｊを設け、更にキープレート４ｇの前進位置（
口、り位置）を確保するため、キープレート４ｇの端縁
の中央部に切欠孔４ｋを設けると共に、搭載盤上に位置
決ビン４１を立て、キープレート前進に伴い両者４に、
４１の保合を得る構成とした。

上記の如シー動台６へのプラグ装着盤４の組付け、若し
くは取外しができるようになされる。プラグ装着盤４の
着脱は研／ｉ’／−ト１の交換、又はプラグホルターー
機構部の設計、組立上、若しくは補修士等の要精力）ら
分割機構が採られ、実施に応じ両者４．６は一体構成と
する場合もある。

次に移動台６及び該移動台６ｆｆｉＸ軸、Ｙ軸方向に移
動させ、その合成運動を得る光フアイバー摺動機構につ
いて説明する。

図示のように、移動台６にＸ軸方向への移動を案内する
ステー７を頁挿し、該ステー７の両端を架台２の左右側
位に設けた一対の左右軸受部材８に固装すると共に、該
各軸受部材８と一体の左右スライドプロ、り９の各々に
上記ステー７と直交する方向に延びるＹ軸移動を案内す
る左右ステーｌＯを貫挿し、核ステー１０を案内として
前記移動台６を含めた光フアイバーホルダー機構部及び
そのＸ軸案内ステー７を共にＹ軸方向へ移動可とする。

斯くして形成された左右スライドブロック９を架台２の
下位に横設した連杆１１にて互いに連結し、該連杆ＩＩ
にてＸ軸方向のスライド溝Ｉ２を形成し、該スライド溝
１２内に架台２下方に設置の回転盤１３に立てた偏心ピ
／１４を滑合させ、該回転盤１３をモータＭにて一方向
に回転させることにより、偏心ビン１４の偏心量に応じ
たストロークでスライドプロ５．り９及び該プロ、り９
と一体の軸受部材８に装架された移動台６及び光ファイ
バー装着盤４をＹ軸案内ステーＩＯに沿いＹ軸方向へ往
復移動させる構成とする。

更に上記条件下で移動台６及び元ファイバー装着盤４か
ら成る元ファイバーホルダー機構部のＹ軸方向への同時
移動を得るため、上記移動台６にスクリューシャフト１
５を貫挿螺合させ、該スクリューシャフト１５の両端を
上記軸受部材８に回転可に支持させ、該シャフト１５の
正転妊より移動台６をＸ軸方向へ往動させ、同逆転によ
りＸ軸方向へ復動させて往復移動を得る構成とし、該Ｘ
軸方向への往復移動、即ち該往復移動を得るためのスク
リューシャフト１５の正逆転を一定のｌ’１ｌｌ（移動
台６がＹ軸方向の移動にて研磨面１ａの一端又は他端に
到達した時）で切換えるだめのキャークラッチ機構を具
備させる。

即ち、上記スクリューンヤフ）１５の一端ニ−対のワン
ウェーギヤー１６．１７を設け、一方のワンウェーギヤ
ー１６は正方向に回転する時のみスクリューシャフト１
５と結合してこれを正方向に回転させ、又他方のワンウ
ェーギヤー１７は逆方向に回転する時のみスクリューン
ヤフ）１５と結合してこれを逆方向に回転させる機構と
なっており（このワンウェーギヤーの原理機構は公知）
、よってスクリューシャフト１５の正逆回転、即ち移動
台６及びその光フアイバー装着盤４のＸ軸方向への往復
移動を可とし、該往動と復＠全切換えるため、即ちワン
ウェーギヤー１’６　、１７の回転全切換えスクリュー
／セフ）１５の回転を切換えるため、前記Ｙ軸案内ステ
ー１０と平行にラック１８を設け、該ラック１８にワン
ウェーギヤー１６，１７を一定の周期で交互に咬合させ
て前記切換えを得６に前記スクリューシャフト１５及び
Ｘ軸案内ステー７と平行に軸１９ｉ貫挿してその両端を
軸受部材８に緩挿し、該軸１９の一端にワンウェーギヤ
一台２０を案内ステー７の一端に移動可に貫挿し、該可
動台２０を上記軸１９の軸心方向（Ｘ軸方向）への移動
により一体に同方向へ移動可となし、該移動にてワンウ
ェーギヤー１６又は１７を共に同方向に移動させラック
１３との咬合位置に持ち来たす構成とし、該軸１９のＸ
軸方向への進退移動を得るため、軸１９の一端と他端（
軸受部材８と移動台６との間）に軸１９と一体の左スト
ッパー２１と右ストッパー２２を設け、各スト。

バー２１．２２と移動台６との間に軸１９に巻装せるコ
イルスプリング２３．２４′ｆ：夫々介装し、移動台６
がＸ軸上（スクリューシャフト１５上）ヲ一方向に移動
した時に、上記一方のスプリング２３を圧縮し、一定の
圧縮限界金超えた時、該スプリング２３の蓄勢弾発力で
ストッパー２１を押圧し、該抑圧にて軸Ｉ９及びワンウ
ェーギヤー１６．１７を共にＸ軸上を一方向へ移動させ
て一方のワンウェーギヤー１７とう、７り１８との咬合
を解いて他方のギヤ＝１６とラック１８との咬合音符、
文通に移動台６がＸ軸上を他方向に移動した時に、他方
のスプリング２４を圧縮し、一定の圧縮限界を超えた時
、該スプリング２４の蓄勢弾発力でストッパー２２を押
圧し、該押圧にて軸１９及びワンウェーギヤー１６．１
７を共にＸ軸上を他方向へ移動させて他方のギヤー１６
とう、り１８との咬合を解いて一方のワンウェーギヤー
Ｉ７とラック１８との再咬合を得る構成とする。

上記軸１９の左方又は右方への切換動、即ちギヤー１６
．１７の切換動を的確に行わせるため、例えば前記スト
ッパー２２に軸Ｉ９と平行なビン２５を固設し、該ビン
２５を一方の軸受部材８に緩挿し、第７図に示すように
該ビン２５の円面に二条の周溝２６ａ’、２６ｂを切り
、該周溝２６ａ、２６ｂにバネ２７で弾持されたボール
２８全圧嵌させ、一方のスプリング２３の弾発力が作用
する時はボール２８をバネ２７に抗して溝２６ａがら溝
２６ｂに転入し、逆に他方のスプリング２４の弾発力が
作用する時はボール２８を溝２６ｂから溝２６ａに転入
し、各転入位置でギヤー１６．１７の切換位置を確保す
既述のように、ワンウェーギヤー１６．１７は一方向の
回転時にのみスクリューシャフトＬ５とキー結合されて
これを正又は逆方向の一方向に回転させる機能を有する
もので、前記モータＭの作動による偏心ビア１４とガイ
ド溝１２との滑合全弁して移動台６を含めた元ファイバ
ーホルダー機構がＹ軸方向へ往復移動している時、今仮
にワンウェーギヤー１６とう１．り１８が咬合している
とすると、同ギヤー１６は移動台６のＹ軸方向への往復
動に伴ってラック１８上を同Ｙ軸方向へ正逆転動し、そ
の一方向転＠（例えば正回転）時にのみスクリーーンヤ
フ）１５を同正方向に回転させ、従って移動台６をＸ軸
方向の一方向に次第に移動させ、以て前記一方のスプリ
ング２４の圧縮を得て前記ギヤー切換え（第５図の如く
ワンウェーギ　″キー１６から１７へ切換え）を得、該
切換えにて今度は移動台６のＹ軸方向への往復移動に伴
いワンウェーギヤー１７がラック１８上を同Ｙ軸方向へ
正逆転動し、前記ギヤー１６とけ逆にその逆方向回転時
にのみスクリューシャフト１５全同逆方向に回転させ、
従って移動台６を前記の場合とは逆にＸ軸上を他方向に
次第に移動させ、以て前記他方のスプリング２３の圧縮
を得て再び前記ギヤーの切換え（第６図の如くワンウェ
ーギヤー１７から１６へ切換え）を得る構成となってお
り、これを繰シ返すことによってＸ軸方向の往復動とＹ
軸方向の往復動の合成運動が連続して得られ、前述の通
り、フラントな静止研磨面ｌａ上へ光フアイバ一端面が
圧接状態となって、上記移動台６と一体動するホルダー
５にプラグＰが保持されており、上記した移動台６のＸ
軸方向への往復運動とＹ軸方向への往復運動との合成運
動により、研磨面１ａの左端から右端及び同上媒から下
端に亘る全域へ密度の高いジグザグ動にて四元ファイバ
ーを斑なく、均一に摺動研磨させることが可能であり、
研磨面の有効利用が可能であると共に、極部摩滅を防止
し、従って研磨仕上り（平面度、面角度）の精度出しに
大きく寄与する。

又前記研磨動作により限られた研磨面の面積内で最大限
に摺動距離をかせぐことができ、殊に多数の元ファイバ
ーブラダを実装して一時に研磨を行う場合の研磨法とし
て有利である。

更に上記ＸＹ合成運動による研１轄動作を採用しつつ、
研磨面の静止方式を採ることによって、研磨機の外形を
略研暦面の面積と同等の大きさに限定することができて
、研磨面を動かす場合に比べ大巾な小形化が可能となる
等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す研Ｍ機の全体構造を示す
斜視図、第２図は光フアイバー装着盤の斜視図、第３図
は光フアイバー装着盤を取り除いた研磨機斜視図、第４
図は同底面図、第５図、第６図は同研磨機動作状態を説
明する概略構造を以て示す平面図、第７図はワンウェー
ギヤーの切換節度機構部を摘示する平面図、第８図はプ
ラダホルダー一部を摘示せる斜視図、第９図は同プラグ
ホルダー取付部の拡大断面図、第１０図は光フアイバー
装着盤の固定機構部を拡大視する断面図である。 ｌ　・研磨シート、ｌａ　研磨面、２　架台、４　光フ
アイバー装着盤、５　プラダホルダー、６・・移動台、
７　Ｘ軸方向案内ステー、１０−　Ｙ軸方向案内ステー
、１５　・Ｘ軸方向駆動用スクリューシャフト、１６．
１７　ワンウェーギヤー、１８　ラ、り。 第６図 第７図 第８図 第１頁の続き ０発　明　者　井野口　芳宏　東京都大田区千鳥２丁目
８番１６号　山−電機工業株式会社手続補正書 幅 昭和５８年１［，０月２６０ ） 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 １１バ件の表示 特願昭５８−第１８６２３６号 ２　発明の名称 光フアイバー研磨方法 ３　補正をする者 事件との関係　特許出願人 名称　山−電機工業株式会社 ４代理人〒１４４ 図面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フラットな研磨面を静止状態に保ち、該静止状態にある
   研磨面へ光フアイバ一端面を加圧接触させ、該光ファイ
   バーを上記静止研磨面と平行なるＸ軸方向への往復運動
   とＹ軸方向への往復運動の合成運動にて摺動させ、元フ
   ァイバーの端面研磨を行うことを％徴とする元ファイバ
   ー研磨方法。