JPS6080077A - 炉の断熱冷却方法とその断熱部材 - Google Patents

炉の断熱冷却方法とその断熱部材

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JPS6080077A
JPS6080077A JP18981283A JP18981283A JPS6080077A JP S6080077 A JPS6080077 A JP S6080077A JP 18981283 A JP18981283 A JP 18981283A JP 18981283 A JP18981283 A JP 18981283A JP S6080077 A JPS6080077 A JP S6080077A
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furnace
heat insulating
insulating member
heat
honeycomb structure
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JP18981283A
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アーリン・バーナー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は炉の構築が容易であると共に断熱効果が大きく
、かつ通常、炉の表面から放散される熱量を再利用しう
る断熱部材とその断熱冷却方法に関する。
従来、炉の構築は容易ではな゛り1、また、断熱効果も
必ずしも充分ではない。更に通常炉の周囲の温度を低温
に保つうえ極めて不充分である。
例えば、第1図に示すように従来の炉は内側に耐火レン
ガ1を積み重ねて内周面を形成し、更にその外側を断熱
材2で覆い、炉を構築している。このように耐火レンガ
1を個々に積み重ねるため構築作業が極めて煩雑であシ
、製作日数が費る。更に炉外部はしばしばかなシ高温に
なり加熱炉周囲の作業環境が悪化する。
本発明はこのような従来の炉における種々の問題を解消
し、炉の構築が極めて容易であると共にその断熱効果に
も優れ、炉周囲の温度を作業に適する温度まで低下しう
る断熱方法とその断熱部材を提供することを目的とする
本発明は上記目的を達成するため次の構成を有する。即
ち、本発明はハニカム構造の断熱部材を接合して炉の外
周壁を構築し、更に該ハニカム構造の内部空間を連通し
て該外周壁内部に断熱用流路を形成すると共に該流路に
冷却流体を流して該炉の外周を冷却することを特徴とす
る。又、更に該断熱冷却方法に直接用いる断熱部材につ
いて、本発明は、レンガ状、板状又は棒状の外形を有す
る一方、内部には内部隔壁によってハニカム構造が形成
され、更に外表面および内部隔壁が耐熱部材によって形
成されることを特徴とする。
以下に本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第2図ないし第8図(aXb)に本発明の断熱部材を示
す。図示するように断熱部材10は内部隔壁11により
ハニカム構造が形成されたコア部12を有している。こ
こでハニカム構造とは部材内部が隔壁11によって多数
の空間13に区画されている構造を云い、区画される空
間13の形状としては第9図ないし第12図に示すよう
に三角形、四角、形、六角形あるいは波・形状など各種
の形状のものが含まれる。
上記コア部12は該隔壁11によってその内部が強固に
支えられると共に該隔壁11によって一定方向に連通し
た内部空間13が形成されている。該断熱部材10は第
2図に示すように上記コア部12の外表面に表面材14
を設けたものであってもよく、又表面材14を設けず直
接コア部12が外部に表出する形状としてもよい。これ
ら表面材14および内部隔壁11は熱伝導率の低い耐熱
性材料によ)形成される。耐熱性材料としては各種セラ
ミックアスベスト、グラスファイバ、石綿匁どを用いる
ことができる。例えば、シリカ−アルミナ系セラミツタ
シリカ−マグネシア系セラミックなど耐熱性な有し一般
に断熱材として知られているものを適宜用いることがで
きる。次に上記コア部12の内部空間13は第2図に示
すように部材表面に沿って連通しその端面に開口するよ
うに形成してもよく、又、第3図に示すように部材表面
に対向する方向即ち板厚方向に連通ずるように形成して
もよい。更に断熱部材10は第4図および第5図に示す
ように内部空間13が表面に沿って連通するコア部12
aと、内部空間13が表面に対向する方向に形成される
コア部12bとを適宜組合せて形成することができる。
第4図は上記コア部12aをその内部空間13が直交す
るよう同一平面上で並列に接合してなる形状のものを示
し、第5図は上記コア部12mとコア部12bとを互い
に積層してなる形状のものを示す。
一方、上記断熱部材10の外観形状は第2図ないし第4
図に示す板状のものに限らず、第6図に示すように棒状
のもの、および第7図に示すようにレンガ状のものとす
ることができる。
勿論これら棒状ないしレンガ状の外形を有する場合にも
前述した板状のものと同様にコア部12はハニカム構造
を有し、更に内部空間13の方向が異たる2種のコア部
12a 、12bを適宜組合せた形状としてもよい。
次に上記断熱部材を用いた断熱方法の一例を第13図に
示す。
図示するように炉20の外周壁は断熱部材21によって
形成される。該断熱部材21の内部空間は炉壁に沿って
連通ずるよう形成されている。
又、本実施例では該断熱部材21によって形成される炉
壁に更に断熱部材23が積層されている。該断熱部材2
3の内部空間は炉壁に対向する方向に形成されている。
勿論この場合第5図に示す断熱部材を用いれば内部空間
の連通方向の異なるコア部が予め積層されているので組
立が容易になる。
各断熱部材21.23はその裏面にフレーム等を設けて
組立てもよく、マた第14図に示すように断熱部材21
.23の両端に段差を設け、該段差によって相隣接する
断熱部材21 、23を相互に重ね合せ、耐熱性接着剤
等にょシ接合することで外周壁を構築することができる
。この場合、断熱部材21.23はその内部がハニカム
構造であるため耐圧縮力や曲げ強度が極めて大きいにも
かかわらず、非常に軽量であり、このため炉内体の構造
負荷が著しく小さく、従って、レンガ状、棒状ないし板
状の断熱部材を相互に組合せることにより極めて容易に
炉20を構築することができる。
因に上記断熱部材21.23を接合する場合第15図に
示す・ように上記断熱部材21 、23はその端面が内
部隔壁の側端によシ凹凸をなしているためこの凹凸がモ
ルタル28や耐熱性液11filT=よって埋設された
状態となり互いに抱束されるため非常に強固な接合状態
を得ることができる。
更に、断熱部材21.23の外表面が凹凸を有する表面
材によって形成されるものや、あるいは第16図に示す
ようにコア部12が直接表出するもめも、その凹凸に、
より前述と同様に強固寿接合状態を得ることができる。
尚、炉20の内周面には更に必要に応じシャモットレン
ガ等の耐火材29を内張すする。該耐火材29は通常炉
の側面に設ければ足シる。
該耐火材29は断熱部材23の表面を保護する役割を果
す。
更にこれら断熱部材21の内部空間は相隣接する断熱部
材21において相互に連通され、これにより該外周壁の
内部に炉20を囲む断熱用流路24が形成される。該流
路24はハニカム構造の内部空間を利用して形成される
ことから各断熱部材21の内部において複数段に形成す
ることができ、更に炉20を囲むように容易に形成する
ことができる。該断熱用流路24は炉20の外部あるい
は炉外の蓄熱装置に連通ずる1つ又は複数の排気流路2
5に接続される。また該流路24の他端には冷却空気を
流路内部に供給する1つ又は複数の供給口26が設けら
れる。該供給口26から冷却空気を流入することによ)
外周壁からの放熱を防止し炉周囲の温度を作業員の活動
に適する温度まで下げることができる。この場合、上記
供給口26の位置を作業員の作業空間近傍に設けこの部
分を最初に断熱冷却すれば好適な作業環境を得ることが
できる。尚27は燃焼バーナである。
次に上記断熱冷却方法による温度低下の一例を第18図
(a)Φ)に示す。
一例として、炉20の内部が約1000℃の加熱温度下
にあり、上記断熱用流路24が三層に形成され、各流路
24a、24b、24cの板厚方向の幅が3〜5m程度
であり、30℃の冷却空気を各流路24a、24b、2
4cに夫々供給すると、各流路24a、24b、24c
における温度は順に200℃、60℃、40℃と大幅に
低下し、著しい効果を示すと共にこの温度低下に相当す
る熱量が排気流路25から放出される加熱空気によって
回収される。従って必要に応じ加熱された空気を燃焼バ
ーナ27の燃焼空気等に用いることによりその再利用を
図ることができ名。
以上のように本発明においては、0)断熱部材を用レズ
炉を構築するので従来の構築方法に比べて極めて簡便に
構築することができ、また強固な構造を得ることができ
る。←)断熱部材の内部空間を通じて断熱用流路を形成
するので断熱効果が非常に良(119,即ち・、酎たi
流路か゛、断熱部材の内部ハニカム構造によシ多数の並
列した流路に形成されているので冷却空気が部材内部全
体を均一に流れ、炉壁全体を効率よく断熱冷却すること
ができる。(ハ)また排出空気はかなりの熱量を有して
いるので、これを炉外の蓄熱装置に導き又は炉の燃焼用
空気として利用することにより熱エネルギーの再利用を
図ることができる。に)更にこの場合、加熱された空気
は自然に上方へ流れるので、断熱用流路の上方に排気筒
を設ければ自然通風による効果的な断熱システムを達成
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の炉を示す概略図、第2図ないし第8図(
aXb)は本発明に係る断熱部材の部分切欠外観図、第
9図ないし第12図は本発明のハニカム構造の種類を示
す説明図、第13図は本発明の断熱冷却方法の説明図、
第14図は板状の断熱部材の接合例を示す断面説明図、
第15図ないし第17図は断熱部材あるいは断熱部材と
耐火材とに介在されるモルタル等との接合状態を示す説
明図、第18図伝)は本発明の断熱冷却方法による温度
低下の一例を示す説明図、同図(b)はそのグラフであ
る。 図面中、 10は断熱部材、 11は内部隔壁、 12はコア部、 13は内部空間、 14は表面材、 20は加熱炉、 21.22.23は断熱部材、 24は冷却用流路、 25は排気流路 1 26は供給口、 27は燃焼バーナ、 28はモルタル、 29は耐火材である。 特許出願人 アーリン バーナー 代理人 弁理士 光 石 士 部(他1名) 2 第1図 第2因 ■

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) ハニカム構造の断熱部材を用いて炉の外周壁を
    構築し該ハニカム構造の内部空間によシ該外周壁内部に
    断熱用流路を形成すると共に該流路に冷却流体を流して
    該炉の外周を冷却することを特徴とする炉の断熱冷却方
    法。 (2、特許請求の範囲第1項において、上記断熱用流路
    は加熱炉を部分的に又は全体を囲むように形成され、か
    つ必要に応じ加熱された排気を回収して熱源に利用する
    ことを特徴とする炉の断熱冷却方法。 (3)特許請求の範囲第1項又は第2項において冷却が
    スの取入口を作業員の作業空間の近傍に1つ又は複数個
    設は該作業空間付近の部分を最初に冷却することを特徴
    とする炉の断熱冷却方法。 (4)板状、棒状、又はレンガ状の外形を有する一方、
    内部には内部隔壁によってハニカム構造が形成されると
    共に外表面および内部隔壁が耐熱部材によって形成され
    、炉の外周壁に用いられることを特徴とする断熱部材。 (5)特許請求の範囲第4項において、ハニカム構゛造
    の内部空間が炉の壁面に沿って連通していることを特徴
    とする断熱部材。 (6)特許請求の範囲第4項において、ハニカム構造の
    内部空間が炉の壁面に対向する方向に連通していること
    を特徴とする断熱部材。 (7)特許請求の範囲第4項において、ハニカム構造の
    内部空間が炉の壁面に沿って連通ずる部分と、該内部空
    間が炉の壁面に対向する方向に連通ずる部分とが互いに
    積層され又は並列に接合されていることを特徴とする断
    熱部材。 (8)特許請求の範囲第4項、第5項、第6項、又は第
    7項において、接合強度を高めるため部材表面が凹凸状
    をなすことを特徴とする断熱部材。 (9)@許請求の範囲第4項、第5項、第6項、第7項
    又は第8項において、炉の外周壁が部分的に形成される
    よう予め相互に接合されてなることを特徴とする断熱部
    材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6756565B2 (en) 2000-12-28 2004-06-29 Tokyo Electron Limited Thermal insulator having a honeycomb structure and heat recycle system using the thermal insulator
JP2007322085A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Hitachi Appliances Inc 加熱調理器
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