JPS607A - 油浸絶縁ケ−ブル - Google Patents
油浸絶縁ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS607A JPS607A JP10729383A JP10729383A JPS607A JP S607 A JPS607 A JP S607A JP 10729383 A JP10729383 A JP 10729383A JP 10729383 A JP10729383 A JP 10729383A JP S607 A JPS607 A JP S607A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- film
- paper
- insulating cable
- density
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は油浸絶縁ケーブルに関する。
従来、二軸延伸ポリプロピレンフィルムの両面に紙を積
層せしめたもの、無延伸ポリプロピレンフィルムの両面
に紙を積層せしめたものは公知である。しかしながら、
それらを用いた油浸絶縁ケーブルは、絶縁油による膨潤
が大きいため、絶縁層のまきしまりが生じやすいという
欠点があった。
層せしめたもの、無延伸ポリプロピレンフィルムの両面
に紙を積層せしめたものは公知である。しかしながら、
それらを用いた油浸絶縁ケーブルは、絶縁油による膨潤
が大きいため、絶縁層のまきしまりが生じやすいという
欠点があった。
これらの欠点を除くために鋭意研究を行った結果密度0
.905〜0.9151i’/口3、複屈折0..02
0〜0.035の範囲にあるポリプロピレンフィルムの
片面又は両面に電気絶縁紙を積層せしめたテープを用い
ることにより、すぐれた油浸絶縁ケーブルを産み出すこ
とに成功した。ここで用いるPPフィルムの密度は0.
905〜0.91517cm3、好ましくは0.907
〜0.912 ? /Cm3の範囲にあることが必要で
ある。
.905〜0.9151i’/口3、複屈折0..02
0〜0.035の範囲にあるポリプロピレンフィルムの
片面又は両面に電気絶縁紙を積層せしめたテープを用い
ることにより、すぐれた油浸絶縁ケーブルを産み出すこ
とに成功した。ここで用いるPPフィルムの密度は0.
905〜0.91517cm3、好ましくは0.907
〜0.912 ? /Cm3の範囲にあることが必要で
ある。
密度がこの範囲より低いと、油による膨潤が大きくなっ
てしまうし、交遊に、この範囲より高いとフィルムが脆
くなって、機械強度が低下する。又このPPフィルムの
複屈折は、0.020〜0.035、好ましくは0.0
25〜0.032の範囲にあることが必要である。複屈
折がこの範囲より小さいと油による膨潤が大きくなって
しまうし、逆にこの範囲より大きいとフィルムが割れ易
くなる。
てしまうし、交遊に、この範囲より高いとフィルムが脆
くなって、機械強度が低下する。又このPPフィルムの
複屈折は、0.020〜0.035、好ましくは0.0
25〜0.032の範囲にあることが必要である。複屈
折がこの範囲より小さいと油による膨潤が大きくなって
しまうし、逆にこの範囲より大きいとフィルムが割れ易
くなる。
このPPフィルムと積層せしめる電気絶縁紙はセルロー
スを主成分とする天然紙又は合成紙である。特に好まし
い紙は密度が0.6〜0.9、気密度が3000ガ一レ
秒以上のものである。又PPフィルムと紙との積層方法
として特に好ましいのは、熱硬化性接着剤による積層で
ある。
スを主成分とする天然紙又は合成紙である。特に好まし
い紙は密度が0.6〜0.9、気密度が3000ガ一レ
秒以上のものである。又PPフィルムと紙との積層方法
として特に好ましいのは、熱硬化性接着剤による積層で
ある。
実施例
以下実施例につき説明する。まず常法により、未延伸p
pフィルムを作る。この未延伸フィルムを1組の圧延ロ
ールの間に挿入し圧延する。圧延の倍率は7〜10倍程
度が好ましい。又圧延時の圧力は100〜1000 k
y/cm が好ましい。このようにして作った90μの
フィルムと電気絶縁紙(密度0.77 )をサンドイン
チ状に積層せしめた。又比較のために、常法で押出した
90μ の押出(未延伸)フィルムと同じ絶縁紙を積層
せしめた積層紙を作った。
pフィルムを作る。この未延伸フィルムを1組の圧延ロ
ールの間に挿入し圧延する。圧延の倍率は7〜10倍程
度が好ましい。又圧延時の圧力は100〜1000 k
y/cm が好ましい。このようにして作った90μの
フィルムと電気絶縁紙(密度0.77 )をサンドイン
チ状に積層せしめた。又比較のために、常法で押出した
90μ の押出(未延伸)フィルムと同じ絶縁紙を積層
せしめた積層紙を作った。
2つの積層紙を22酎巾のテープ状に切ったのち150
mm”の銅より線に1/3 ラップで10枚まきつけた
。この上に0.2關厚の銅テープ(巾2.2献)を1/
3 ラップで3枚まきつけた。
mm”の銅より線に1/3 ラップで10枚まきつけた
。この上に0.2關厚の銅テープ(巾2.2献)を1/
3 ラップで3枚まきつけた。
こうして出来上ったケーブル(2,5m) ヲ100℃
のアルキルベンゼン(粘度10センチスト−lス30°
C) に48 hr浸漬した。
のアルキルベンゼン(粘度10センチスト−lス30°
C) に48 hr浸漬した。
浸漬した後、半径50cm の円柱にまきつけまけ試験
を16回行った。
を16回行った。
まげ試験の後、交流破壊試験を行った。結果は表−1に
示す通りである。
示す通りである。
上表に示すように、比較品に比べ、本発明品の交流破壊
値は大きい。このようにして発明を完成させた。
値は大きい。このようにして発明を完成させた。
に′J
手続補正書
昭和58年10月72目
1、事件の表示
昭和58年特許願 第 107293 号2、発明の名
称 油侵絶縁ケーブル 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪市東区北浜5丁目15番地 名称(213)住友電気工業株式会社 社長 用上哲部 4、代理人 住所 大阪市此花区島屋1丁目1番3号住友電気工業株
式会社内 6、補正の対象 明細書 7、補正の内容 タイプ印書により鮮明に記載した明細書を別紙の如く提
出します。
称 油侵絶縁ケーブル 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪市東区北浜5丁目15番地 名称(213)住友電気工業株式会社 社長 用上哲部 4、代理人 住所 大阪市此花区島屋1丁目1番3号住友電気工業株
式会社内 6、補正の対象 明細書 7、補正の内容 タイプ印書により鮮明に記載した明細書を別紙の如く提
出します。
Claims (1)
- 密度0.905〜0.915 f 7cm3、複屈折0
.020〜0.35 の範囲にあるポリプロピレンフィ
ルムの片面又は両面に電気絶縁紙を積層せしめてなるテ
ープを用いた油浸絶縁ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10729383A JPS607A (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | 油浸絶縁ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10729383A JPS607A (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | 油浸絶縁ケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS607A true JPS607A (ja) | 1985-01-05 |
JPH0418645B2 JPH0418645B2 (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=14455426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10729383A Granted JPS607A (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | 油浸絶縁ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105203856A (zh) * | 2015-09-28 | 2015-12-30 | 国网重庆市电力公司电力科学研究院 | 一种油纸绝缘系统电场强度计算方法和装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6555157B2 (ja) | 2016-03-08 | 2019-08-07 | 株式会社リコー | 情報処理システム、ジョブ処理方法、データ蓄積装置および情報機器 |
-
1983
- 1983-06-14 JP JP10729383A patent/JPS607A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105203856A (zh) * | 2015-09-28 | 2015-12-30 | 国网重庆市电力公司电力科学研究院 | 一种油纸绝缘系统电场强度计算方法和装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0418645B2 (ja) | 1992-03-27 |
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