JPS6079552A - イジエクトロツク機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、テープレコーダのカセットイジェクト機構に
係り、特にトップローディング方式（ポツプ・アップ式
）のＶＴＲ（ビテオテーブレコーダ）のイジェクトロッ
ク機構に関する。

（ロ）従来技術 ｖｇ１図乃至第４図を参照しつつ従来の１−ツズ１」−
ディング方式で且つベータ方式のＶＴＲのイジェクトロ
ック機構を説明する　尚、トップローティング方式とは
、例えは実開昭５６−８６６６１号公報及び実開昭５５
　５２ｊ５５６号公報に示されるような、ＶＴＲ上方に
カセットのボルダ部が飛び出ず形式のものをいう。第１
図はイジエクトロ′ツク機構の概略側面図、第２図はス
ライド部の斜視図、第３図は非ローディング時の一部の
概略平面図、第４図はローディング時の一部の概略平面
図である。第１図乃至第４図に於いて、〈１）はカセッ
ト（図示せず）が挿入され該カセットを保持するホルダ
部、く２）は前記ホルダ部（１〉を回動自在に支持する
支持部、（３）は前記ホルダ部（１）を上方に付勢する
バネ、（４）はＶＴＲのシャーシ、（５）は前記ホルダ
部（１）に設けられた第１の固定部（６ンに係合しで前
記ボルダ部く１）を固定する第２の固定部であり、該固
定部（５）は突部（５ａ）より−ト方に設けられた軸（
図示せず）を中心として回動可能である。（７）は前記
第２の固定部（５〉をＢ′方向に移動させて前記第１の
固定部（６）との係合を解除してホルダ部（１）をイジ
ェクトさせるカセットイジェクト部、（８）はイジェク
トレバーであり、該イジェクトレバー（８）をＡ方向に
押すことにより前記カセットイジェクト部（７）がＢ方
向に移動し前記第２の固定部（５〉に設けられた突部（
５ａ〉を介して該固定ｍ（ｓ　＞をｑ゛方向回動さゼる
。（９）はカセット内の磁気テープ（図示せず）を前記
カセット内より引き出すた゛めのピンチローラ（図丞セ
ず）等が設けられたディスク状のローディング部であり
Ｃ方向に回シすることによって磁気デーゾを！」−ディ
ングしている。（１ｏ）は軸部（１０ｃ　）を中心とし
て前記ローディング部（９）に関連して回動するスライ
ド部、　（１１）は前記スライド部（１０）ｌこ設けら
れ前記カセットイジェクト部（７）の切欠状の第ｉ　ｏ
＞係合部（１２）に係合して前記、磁気テープのローテ
ィング時に前記カセットイジェクト部（７）のＢ方向・
＼の移動を制限するＬ字状の第２の係合部、（１３）は
ｆｆ１ｆ記スライスライドｏ）をＤ方向に付勢するハネ
、（１４）は前記スライド部（１０）の回動範囲を規制
するためにシャーシ（４）に設けられた突部、（１５）
は前記スライド部（１０）の前記バネ（１３〉にょる回
動を制限して該スライド部（１０）を前記ローディング
部（９）に連動して回転させるために前記「１−ディフ
グ部（９）に設けられた突部、（ｔ）は前記第１の係合
部（１２）と第２の係合部（１１）の係合がスムーズに
行なわれるために設けられた隙間である。又、前記固定
部（５）は、バネ（図示せず）によって、反Ｂ′方向に
付勢されており、前記カセットイジェクト部（７）を反
Ｂ方向に付勢する働きもしている。

上記のイジェクトロツタ機構の動作を説明する。まず、
ホルダ部（１）にカセットを挿入した後に、ホルダ部（
１）を下方に押し下げると第１の固定部（６）と第２の
固定部（５）が係合して前記ホルダ部（１）を固定する
。この後、ローティング部（９〉がＣ方向に回動してカ
セットよ杓磁気フープをローディングする。このとき、
該ロープインク部（９）に設けられた突部（１５）も回
転する。このためスライド部（ｌＯ）がバネ（１３）の
力によりＤ方向に回転して、第１の係合部（１２）と第
２の係合部（１１）が係合する。このため、ローディン
グ中にイジェクトレバー（８）を押てもカセットイジコ
、り１・ｌｊｌ！（７）は前記係合によりＢ方向に少し
しが移動せす”前記固定部（５）（６）の係合の解除は
行なわれない。このようにして、磁気テープのローティ
ング時にホルダ部（１）が上方に飛び出るのを防止し、
ている。

尚、ホルダ部のイジェクトは、磁気テープが引き出され
ていない時に、イジェクト【２バー（８）をＡ方向に押
すことによって行なわれる。

トコ口で、ＶＴＲの使用者の中には、カセットイジェク
ト時に、該カセッゝトのイジェクトが一部でも早く行な
われるようにと、磁気ラーゾのアンローディング（磁気
テープをカセット内に収納すること）時からイジェクト
レバー（８）を押し続け、アンローディング完了後、即
座にイジェクトが行なわれるように操作する者もいる。

しかし、前述したように、第１の係合部（１２）と第２
の係合部（１１）には、係合をスムーズに行なうための
隙間（εンが設けられている。このため、前記第１の係
合部（１２）と第２の係合部（１１）の係合は、スライ
ド部（ｌＯ）が隙間（Ｌ）を移動する間だけアンローデ
ィンク完了より早（解除きれる。このように、従来のカ
セットイジェクト機構ではアンローディング中がらイジ
ェクトレバー（８）を押し続けていると、テープが完全
にカセット内に収納されるｌｌ１ｉにカセットイジェク
ト部（７）の制限が解かれホルダ部（１）が」ニー昇す
るため、カセットのカセット蓋（図示ゼリ゛）が閉り、
カセット内に完全に収納されていない磁気テープが前記
カセットとカセット蓋に挾まれたりして、傷一つく虞れ
があった。

（ハ）発明の目的 本発明は、上記の点に鑑み王なされたものであり、磁気
テープをローディングするテープレコーダのイジェクト
１］ツク機構に於いて、アンローディング完了前にボル
ダ部のインエクトがイラなわれるのを防止するイジェク
トロック機構を提供］−るものである。

（ニ）発明の構成 本発明は、第２の係合部に切欠を設置−１係合保持部を
形成して、ローティング時にカセットイジェクト部がＢ
方向に付勢されると前記イ」勢がなくなるまでスライド
部とカセットイジェクト部の保合を保持すると共に、前
記係合保持部による１）１［記スライド部と前記カセッ
トイジェクト部の係合が磁気テープ収納時（アンローテ
ィンク完１時）まで続けられた時に各部に生ずる撓みを
補償する弾性部を備えたことを特徴とするテープレコー
ダのイジェクトロック機構である。

（ホ）実施例 第５図乃至第８図を参照しつ−）本発明の一実施例を説
明する。第５図はイシ、り［ロック機構の概略側面図、
第６図は非ローディ〉グ時の一部の概略平面図、第７図
はローディング時の一部の概略平面図、第８図はカセッ
トイジェクト部をＢ方向に付勢したままアンローティン
グを完了した時の一部の概略平面図である。尚、第１図
乃至第４図と同一部分には同一符号を付して重複説明を
省略する。第５図乃至第８図に於いて、（１６）は第２
の保合部（１１）に設けられた切欠であり係合保持８１
１を形成している。（１７）はイジェクトし・バ一部（
７）の中途にリベット（１８）（１８゛）によって取り
（＝Ｉけられたスプリングブｔ・−ト部であり、前記係
合保持部（１６）によるスライド部（１０）とカ七ント
インユクト部（７〉の係合が磁気テープ収納時まで続け
られた時に各部に生ずる撓みを補償する弾性部を形成し
ている。（１４’）はローディング時にハネ（１３）に
よるスライド部（１０）のＤ方向への回動力によって前
記スプリングプレート（１７）がＤ方向に曲がるのを防
止するために、ンヤーシ（４）に設けられた前記スライ
ド部（１０）の回動範囲を規制する突部である。

上記のイジェクトロック機構の動作を説明４−る。まず
、第７図に示すように、ローディング時には、突起（１
５）がローディング部（９）と共にＣ方向に移動場るた
めスライド部（１０）がハネり１３）によってＤ方向に
回動し−Ｃ第１の係合部（１２）と第２の係合部（１１
）が係合する。この係合によりカセットイジェクト部（
７）のＢ方向への移動が制限きれる。この後、アンロー
ディング完了時まで、カセットイジェクト部（７）がＢ
方向にイツ勢されている場合、前記係合保持部＜１６）
に第１の係合部（１２）がは入り込み前記係合が保持さ
れる。この時、スプリングプレート（１７）は曲がり、
各部の撓みを補償する（第８図参照）。このように、イ
ノエフミルレバー（８）を常時押してカセットイジェク
ト部（７）をＢ方向に付勢しても、アンローディング完
了時にホルダ部（１）がイジェクトされることがない。

尚、上記の場合ホルダ部（１）をイジェクトするには、
一旦、イジェクトレバー（８）の抑圧を解除すればカセ
ットイジェクト部（７）は反Ｂ方向に少許移動しで、前
記第１の係合部（１２）と前記第２の係合部（１１）の
係合が解除されると共に前記スプリングプレート（１７
）の曲がりも直る（第６図参照）。この後、再びイジェ
クトレ／＜−（８）を押圧ずれはボルダ部（１）はイジ
ェクトされる。

第９図乃至第１２図を参照しつつ本発明の他の実施例を
説明する。内箱１図乃至第８図と同一部分には同一符号
を付して重複説明を省略する。第９図乃至第１２図に於
いて、（１０ａ）は第２の係合部（１１）が設けられた
スライドしバ一部であり、該スライドレバ一部（１０ａ
＞はバネ（１９）より成る弾性手段によってスライド部
本体（１０ｂ）に対してＥ一方向に付勢されているため
、常時はスライド部本体（１０ｂ）の側壁（１０ｄ）に
圧着している。

−上記のイジェクトロック機構の動作を説明する。第１
１図に示すように磁気テープのローティング時には突起
（１５）がローディング部（９）と共にＣ方向に移動す
る。このためスライド部（ｌＯ）が前記突起（１５）に
より制限を受けなくなり、ハネ（１３）の弾性力により
Ｄ方向に回動する。そして、第１の係合部（１２）と第
２の係合部（１１）が係合してカセットイジェクト部（
７）のＢ方向への移動を制限する。この後アンローディ
ング完了時までカセットイジェクト部（７）がＢ方向に
付勢されている場合、係合保持部（１６）により、前記
係合が保持されると共に、前記突起（１５）がスライド
部本体（１０ｂ）を反Ｃ方向に回転させるため、前記ハ
ネ（１）の力に逆ってスライドレバ一部（１０ａ）がス
ライド部本体（１０ｂ）に対してＤ方向に回動して撓み
を補償する（第１２図参照）。尚、ホルダ部（１）をイ
ジェクトしたい時は、イジェクトレバー（８）の抑圧を
一旦解除すればカセットイジェクト部（７〉は反Ｂ方向
に移動して第１の保合部（１２）と第２の係合部（１１
〉の係合が解除されると共に、スライドレバ一部（１０
ａ）は前記バネ（１９）の力により元の位置に戻る（第
９図参照）。この後再びイジェクトレバー（８）を押圧
すればホルダ部（１）はイジェクトされる。

尚、本実施例では、カセットイジェクト部（７〉によっ
て第２の固定部（５）か移動してホルダ部（１〉の固定
が解除されたが、第１の固定部（６）お移動可能として
カセットイジェクト部（７）によって第１の固定部（６
）が移動してホルダ部（１）の固定を解除するようにし
てもよい。又、本実施例では第２の係合部（１１）に係
合保持部（１６）を設けｔ：が、第１の係合部（１２〉
をＬ字状として第１の係合部（１２）に係合保持部（１
６）を設けてもよい。

（へ）発明の効果 上記の如く本発明によれば、磁気テープをローディング
するテープレコーダに於いて、アンローディング完了前
にホルダ部がイジェクトしないため磁気テープが傷つく
虞れがなく有用である。

【図面の簡単な説明】

−第１図乃至第４図は従来例に係り、第１図はイソ上り
ドロック機構の概略側面図、第２図は一部品の斜視図、
第３図及び第４図は動作を説明するための一部の概略平
面図である。第５図乃至第８図は本発明の一実施例に係
り第５図はイジェクトロック機構の概略側面図、第６図
、第７図及び第８図は動作を説明するための一部の概略
平面図である。第９図乃至第１２図は本発明の他の実施
例に係り、第９図は一部の概略側面図、第１０図、第１
１図及び第１２図は動作を説明するための概略平面図で
ある。 （１）・・・ホルダ部、（５）・・・第２の固定部、（
６）・・・第１の固定部、 （７）・・・カセットイジェクト部、 （９）・・・ローディング部、（１０）・・・スライド
部、（１１）・・・第２の係合部、（１２）・・・第１
の保合部、（１６）・・・保合保持部、（１７）（１９
）・・・弾性部。　゛第２図 第６図 第８図 第９図 第ＭＯ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）カセットを保持するホルダ部と、前記ホルダ部に
   設（）られた第１の固定部に係合し又前記ホルダ部を所
   定の位置に固定する第２の固定部と、前記第１の同定部
   若しくは前記第２の固定部を１ｉｉｉ記ホルダ部の固定
   を解除する方向に移動させると共に第１の係合部を有す
   るカセットイジェクト部と、所定の位置に配された前記
   カセット内の磁気テープを前記カセットより引き出すロ
   ーディング部と、前記ローディング部に連動するスライ
   ド部と、前記スライド部に設けられ前記カセットイジェ
   クト部の第１の係合部に係合して前記磁気テープのロー
   ディング時に前記カセットイジェクト部の前記ホルダ部
   の解除のための動作を制限する第２の係合部を備えるテ
   ープレコーダのイジェクトロック機構に於いて、前記第
   １の保合部及び若しくは前記第２の係合部に設けられ前
   記ローディング時に前記カセットイジェクト部がｎｔｉ
   記ホルダ部の解除のための動作方向に付勢されている時
   前記付勢がなくなるまで前記第１及び第２の保合部によ
   る前記スライド部と前記カセットイシェク１一部の保合
   を保持する保合保持部と、前記係合保持部による前記ス
   ライド部と前記力セツトイシエクＩ・部の係合が前記磁
   気テープ収納時まで続けられた時に各部に生ずる撓みを
   補償する弾性部を備えたことを特徴とするテープレコー
   ドのイジェクトロック機構。