JPS607935A - マイクロカプセルの製造方法 - Google Patents
マイクロカプセルの製造方法Info
- Publication number
- JPS607935A JPS607935A JP58118022A JP11802283A JPS607935A JP S607935 A JPS607935 A JP S607935A JP 58118022 A JP58118022 A JP 58118022A JP 11802283 A JP11802283 A JP 11802283A JP S607935 A JPS607935 A JP S607935A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- hydrophobic
- initial condensate
- resin
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J13/00—Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
- B01J13/02—Making microcapsules or microballoons
- B01J13/06—Making microcapsules or microballoons by phase separation
- B01J13/14—Polymerisation; cross-linking
- B01J13/18—In situ polymerisation with all reactants being present in the same phase
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Color Printing (AREA)
- Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は疎水性芯物質を包含するマイクロカプセルの新
規な製造方法に関する。特にカプセル芯物質の保持性に
1憂れたカプセルを、カプセル膜の厚さを自由にコント
ロールしながら、容易にしかも高濃度で製造し得る方法
に関するものである。
規な製造方法に関する。特にカプセル芯物質の保持性に
1憂れたカプセルを、カプセル膜の厚さを自由にコント
ロールしながら、容易にしかも高濃度で製造し得る方法
に関するものである。
近年、マイクロカプセル化技術の進歩は著しくそれらマ
イクロカプセル化物の使用分野も感圧複写紙を始めとし
て極めて広範囲、多方面にわたっている。
イクロカプセル化物の使用分野も感圧複写紙を始めとし
て極めて広範囲、多方面にわたっている。
マイクロカプセルの製造法としては、コアセルベーショ
ン法、界面重合法、in 5itu重合法など各種の方
法が知られているが、中でもアルデヒド重縮合樹脂を壁
膜として有するマイクロカプセルは一般に耐水性、耐溶
剤性等において優れているため、各種のカプセル化法が
提案されており、例えば水或いは親水性媒体中に存在す
るアルデヒド重縮合系19月を疎水性芯物質のまわりに
堆積させる方法に関し米国特許3016308号、特公
昭47〜51714何、特開昭48−57892号、特
開昭51−9079号、特開昭52−66878号、特
開昭53−84881号、特開昭53−84882号、
特開昭53−848’83号、特開昭54−25277
号、特開昭5.149984号、特開昭54−5367
9号、特開昭54−85184号、特開昭54−851
85号、特開昭54−107881号、特開昭55−8
856号、特開昭55−15660号、特開昭55−4
7139号、特開昭55−51431号、特開昭55−
67329号、特開昭55−92135号、特開昭55
−132631号、特開昭55−152546号、特開
昭56−51238号、特開昭56−78626号、特
開昭56−102934号、特開昭56−115634
号、特開昭56−155636号、特開昭57−110
332号、特開昭57−135038号、特開昭57−
147429号、等が挙げられる。
ン法、界面重合法、in 5itu重合法など各種の方
法が知られているが、中でもアルデヒド重縮合樹脂を壁
膜として有するマイクロカプセルは一般に耐水性、耐溶
剤性等において優れているため、各種のカプセル化法が
提案されており、例えば水或いは親水性媒体中に存在す
るアルデヒド重縮合系19月を疎水性芯物質のまわりに
堆積させる方法に関し米国特許3016308号、特公
昭47〜51714何、特開昭48−57892号、特
開昭51−9079号、特開昭52−66878号、特
開昭53−84881号、特開昭53−84882号、
特開昭53−848’83号、特開昭54−25277
号、特開昭5.149984号、特開昭54−5367
9号、特開昭54−85184号、特開昭54−851
85号、特開昭54−107881号、特開昭55−8
856号、特開昭55−15660号、特開昭55−4
7139号、特開昭55−51431号、特開昭55−
67329号、特開昭55−92135号、特開昭55
−132631号、特開昭55−152546号、特開
昭56−51238号、特開昭56−78626号、特
開昭56−102934号、特開昭56−115634
号、特開昭56−155636号、特開昭57−110
332号、特開昭57−135038号、特開昭57−
147429号、等が挙げられる。
一方、アルデヒド重縮合樹脂材料を疎水性芯物質に含有
させ、乳化後、重縮合させてカプセル膜を形成させる方
法も提案されており、これに関する特許として特公昭4
4−27257号、特公昭45−20885号、特公昭
52−18671号等が挙げられる。
させ、乳化後、重縮合させてカプセル膜を形成させる方
法も提案されており、これに関する特許として特公昭4
4−27257号、特公昭45−20885号、特公昭
52−18671号等が挙げられる。
しかし、上記の如く多数開発されたこれらカプセル化法
も次なる欠点を有する。例えば、水或いは親水性媒体中
に存在するアルデヒド系重縮合膜材を疎水性芯物質のま
わりに堆積させる方法の場合、カプセル膜が厚く芯物質
保持性の良好なるカプセルを得るために膜材の配合量を
増やしてカプセル調製を行うと、調製系の増粘傾向が顕
著になり、系の濃度を低くしなければ調製が困難となる
。
も次なる欠点を有する。例えば、水或いは親水性媒体中
に存在するアルデヒド系重縮合膜材を疎水性芯物質のま
わりに堆積させる方法の場合、カプセル膜が厚く芯物質
保持性の良好なるカプセルを得るために膜材の配合量を
増やしてカプセル調製を行うと、調製系の増粘傾向が顕
著になり、系の濃度を低くしなければ調製が困難となる
。
又、これによって得られるカプセル分散液の粘度は濃度
が低い割に高く、これを用いて調製した塗液の塗工適性
は極めて悪い。又、カプセル膜は上記の如く膜材を増や
すことでやや厚くすることができるものの、芯物質表面
への堆積効率が膜材の配合量に比例して除々に低下する
為、あまり厚い膜を有するカプセルが得られない。又、
膜材の配合量が増えると樹脂が芯物質表面へ不均一に堆
積するようになる為、保持性の改良効果は低くなる。
が低い割に高く、これを用いて調製した塗液の塗工適性
は極めて悪い。又、カプセル膜は上記の如く膜材を増や
すことでやや厚くすることができるものの、芯物質表面
への堆積効率が膜材の配合量に比例して除々に低下する
為、あまり厚い膜を有するカプセルが得られない。又、
膜材の配合量が増えると樹脂が芯物質表面へ不均一に堆
積するようになる為、保持性の改良効果は低くなる。
一方、疎水性のアルデヒド重縮合樹脂材料を疎水性芯物
質に含有させ、乳化後重縮合させてカプセル膜を形成さ
せる方法の場合、厚い壁膜を有するカプセルが高濃度、
低粘度で得られるものの、反応速度が遅く架橋が進み難
い為、膜の厚さのわりに内包物保持性が劣るものとなり
がちである。
質に含有させ、乳化後重縮合させてカプセル膜を形成さ
せる方法の場合、厚い壁膜を有するカプセルが高濃度、
低粘度で得られるものの、反応速度が遅く架橋が進み難
い為、膜の厚さのわりに内包物保持性が劣るものとなり
がちである。
又、厚い壁膜を有し、しかも内包物保持性の良好なるカ
プセルを得ようとして、疎水性のアルデヒド重縮合材料
を多量に配合し、厳しい条件下で反応を進めても芯物質
表面に堆積して壁膜を形成する樹脂以外に芯物質中に熔
解した状態で重縮合樹脂オリゴマーが形成され、芯物質
の粘度を上昇せしめる原因となる。これを感圧複写紙用
カプセルとして適用した場合、転移性のはなはだ悪いも
のとなる。
プセルを得ようとして、疎水性のアルデヒド重縮合材料
を多量に配合し、厳しい条件下で反応を進めても芯物質
表面に堆積して壁膜を形成する樹脂以外に芯物質中に熔
解した状態で重縮合樹脂オリゴマーが形成され、芯物質
の粘度を上昇せしめる原因となる。これを感圧複写紙用
カプセルとして適用した場合、転移性のはなはだ悪いも
のとなる。
本発明者らは、かかる現状に鑑み、鋭意研究した結果、
芯物質保持性の優れたカプセルを、カプセル膜の厚さを
自由にコントロールしながら、容易にしかも高濃度で製
造し得る方法を見出すことに成功した。
芯物質保持性の優れたカプセルを、カプセル膜の厚さを
自由にコントロールしながら、容易にしかも高濃度で製
造し得る方法を見出すことに成功した。
本発明は、水或いは親水性媒体中に含有せしめた親水性
のアルデヒド系樹脂形成材料を重縮合せしめて疎水性芯
物質を被覆するマイクロカプセルの製造方法において、
該疎水性芯物質中に疎水性のアルデヒ1ζ系484脂初
期縮合物を含有せしめることを特徴とするマイクロカプ
セルの製造方法である。
のアルデヒド系樹脂形成材料を重縮合せしめて疎水性芯
物質を被覆するマイクロカプセルの製造方法において、
該疎水性芯物質中に疎水性のアルデヒ1ζ系484脂初
期縮合物を含有せしめることを特徴とするマイクロカプ
セルの製造方法である。
本発明において用いられる疎水性のアルデヒド系樹脂初
期縮合物としては、例えば、フェノールホルムアルデヒ
ド樹脂初期縮合物、アミノアルデヒド樹脂初期縮合物等
が挙げられる。フェノールホルムアルデヒド樹脂初期縮
合物としては例えば、フェノール、クレゾール、キシレ
ノール、レゾルシノール、ハイドロキノン、ピロカテコ
ール、ピロカロール等の少な(とも一種のフェノール頬
とホルムアルデヒドが縮合して得られる初期縮合物が挙
げられる。アミノアルデヒド′樹脂初期縮合物としては
、例えば尿素、チオ尿素、アルキル尿素、エチレン尿素
、アセトグアナミン、ヘンゾグアナミン、メラミン、グ
アニジン、ジシアンジアミド、ヒウレノト、シアナミド
等の少なくとも一種のアミン類と例えばホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、パラホルムアルデヒド、ヘキサ
メチレンテトラミン、ゲルタールアルデヒド、グリオキ
ザール、フルフラール等の少なくとも一種のアルデヒド
類を縮合して得られる初期縮合物或いはそのアルキル化
物やその部分アルキル化物さらにはそれらのアニオン、
カチオン又はノニオン変性物等の内、疎水性のものが単
独或いは併用される。エーテル化に用いられるアルキル
基としてはこれに限定されるものではないが、調製の容
易さの点で炭素数1から8の範囲のものが好ましい。又
、アニオン変性剤としては、例えば、スルファミン酸、
スルファニル酸、グリコール酸、グリシン、酸性亜硫酸
塩、スルポン酸フェノール、グリシン等、カチオン変性
剤としてはジエチレントリアミン、トIJコニチレンテ
トラミン、テトラエチレンベンクミン、ジメチルアミノ
エタノール等、ノニオン変性剤としてはエチレングリコ
ール、ジエチレングリコール等が挙げられ、これらは初
期縮合物が疎水性を失わない程度に使用される。本発明
における初期縮合物としてはそれが疎水性であれば上記
の如く各種のものを用いることが出来るが、中でもメラ
ミン−ホルムアルデヒド初期縮合物のアルキル化物、尿
素−メラミン−ボルムアルデヒド初期縮合物のアルキル
化物、尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物のアルキル化
物は緻密な膜が1層られる点で好ましい。
期縮合物としては、例えば、フェノールホルムアルデヒ
ド樹脂初期縮合物、アミノアルデヒド樹脂初期縮合物等
が挙げられる。フェノールホルムアルデヒド樹脂初期縮
合物としては例えば、フェノール、クレゾール、キシレ
ノール、レゾルシノール、ハイドロキノン、ピロカテコ
ール、ピロカロール等の少な(とも一種のフェノール頬
とホルムアルデヒドが縮合して得られる初期縮合物が挙
げられる。アミノアルデヒド′樹脂初期縮合物としては
、例えば尿素、チオ尿素、アルキル尿素、エチレン尿素
、アセトグアナミン、ヘンゾグアナミン、メラミン、グ
アニジン、ジシアンジアミド、ヒウレノト、シアナミド
等の少なくとも一種のアミン類と例えばホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、パラホルムアルデヒド、ヘキサ
メチレンテトラミン、ゲルタールアルデヒド、グリオキ
ザール、フルフラール等の少なくとも一種のアルデヒド
類を縮合して得られる初期縮合物或いはそのアルキル化
物やその部分アルキル化物さらにはそれらのアニオン、
カチオン又はノニオン変性物等の内、疎水性のものが単
独或いは併用される。エーテル化に用いられるアルキル
基としてはこれに限定されるものではないが、調製の容
易さの点で炭素数1から8の範囲のものが好ましい。又
、アニオン変性剤としては、例えば、スルファミン酸、
スルファニル酸、グリコール酸、グリシン、酸性亜硫酸
塩、スルポン酸フェノール、グリシン等、カチオン変性
剤としてはジエチレントリアミン、トIJコニチレンテ
トラミン、テトラエチレンベンクミン、ジメチルアミノ
エタノール等、ノニオン変性剤としてはエチレングリコ
ール、ジエチレングリコール等が挙げられ、これらは初
期縮合物が疎水性を失わない程度に使用される。本発明
における初期縮合物としてはそれが疎水性であれば上記
の如く各種のものを用いることが出来るが、中でもメラ
ミン−ホルムアルデヒド初期縮合物のアルキル化物、尿
素−メラミン−ボルムアルデヒド初期縮合物のアルキル
化物、尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物のアルキル化
物は緻密な膜が1層られる点で好ましい。
又、これらアルデヒド系樹脂初期縮合物を疎水性芯物質
に溶解せしめる場合、用いる初期縮合物の?g I’A
!性が不足する場合や高い粘度を有する場合、さらには
初期縮合物を溶解した疎水性芯物質の粘度が高い場合に
は極性溶剤や低沸点溶剤を併用することが可能であり、
これに用いる低沸点溶剤としては例えばn−ペンタン、
メチレンクロライド、エチレンクロライド、三原化炭素
、アセ1ヘン、酢酸メチル、クロロボルム、メチルアル
コール、テ1−ラヒドロフラン、n−ヘキサン、四塩化
炭素、酢酸エチル、エチルアルコール、n−プロピルア
ルコール、1so−プロピルアルコール、n−ブチルア
ルコール、1so−ブチルアルコール、t−ブチルアル
コール、n−ペンチルアルコール、メチルエチルケトン
、ヘンゼン、トルエン、キシレン、エチルエーテル及び
石油エーテル等が挙げられる。
に溶解せしめる場合、用いる初期縮合物の?g I’A
!性が不足する場合や高い粘度を有する場合、さらには
初期縮合物を溶解した疎水性芯物質の粘度が高い場合に
は極性溶剤や低沸点溶剤を併用することが可能であり、
これに用いる低沸点溶剤としては例えばn−ペンタン、
メチレンクロライド、エチレンクロライド、三原化炭素
、アセ1ヘン、酢酸メチル、クロロボルム、メチルアル
コール、テ1−ラヒドロフラン、n−ヘキサン、四塩化
炭素、酢酸エチル、エチルアルコール、n−プロピルア
ルコール、1so−プロピルアルコール、n−ブチルア
ルコール、1so−ブチルアルコール、t−ブチルアル
コール、n−ペンチルアルコール、メチルエチルケトン
、ヘンゼン、トルエン、キシレン、エチルエーテル及び
石油エーテル等が挙げられる。
極性溶剤としては、ジオキサン、シクロヘキサノン、メ
チルイソブチルケトン、ジメチルボルムアミド等が用い
られる。
チルイソブチルケトン、ジメチルボルムアミド等が用い
られる。
又、本発明においては疎水性の初期縮合物は疎水性芯物
質に溶解して使用されるのが望ましいが、分散状態でも
使用可能である。
質に溶解して使用されるのが望ましいが、分散状態でも
使用可能である。
尚、疎水性のアルデヒド系樹脂初期縮合物の配合量は、
用いる疎水性芯物質及び疎水性のアルデヒド系樹脂初期
縮合物の種類、水或いは親水性媒体中に含有させるアル
デヒド系樹脂形成材料の種類及び配合量、カプセルの粒
径やその使用用途等によって異なり、−概には決められ
ないが、疎水性芯物質100重量部に対してアミン化合
物或いはフェノール化合物換算で0.5重量部以上50
重量部以下が好ましく、特に2重量部以上30重量部以
下がより好ましい。
用いる疎水性芯物質及び疎水性のアルデヒド系樹脂初期
縮合物の種類、水或いは親水性媒体中に含有させるアル
デヒド系樹脂形成材料の種類及び配合量、カプセルの粒
径やその使用用途等によって異なり、−概には決められ
ないが、疎水性芯物質100重量部に対してアミン化合
物或いはフェノール化合物換算で0.5重量部以上50
重量部以下が好ましく、特に2重量部以上30重量部以
下がより好ましい。
尚、用いられる疎水性芯物質が固体である場合には、初
期縮合物或いは初期縮合物を熔解した低沸点溶剤にこの
固体を分散し、それを水或いは親水性媒体中に乳化する
形で用いられる。
期縮合物或いは初期縮合物を熔解した低沸点溶剤にこの
固体を分散し、それを水或いは親水性媒体中に乳化する
形で用いられる。
本発明において用いられる親水性のアルデヒド系樹脂形
成材料としては、例えば、アミン類或いはフェノール類
に属する少なくとも一種とアルデヒド類の少なくとも一
種の組合せが挙げられ、これらを適当に選択し、モノマ
ー或いは初期縮合物のかたしで添加される。
成材料としては、例えば、アミン類或いはフェノール類
に属する少なくとも一種とアルデヒド類の少なくとも一
種の組合せが挙げられ、これらを適当に選択し、モノマ
ー或いは初期縮合物のかたしで添加される。
このアミン類、フェノール類、アルデヒド類としては、
具体的には疎水性のアルデヒド系樹脂初期縮合物の形成
材料として上記した如きものが挙げられ、又、この初期
縮合物としては上記の如きアミン類或いはフェノール類
に属する化合物の少なくとも一種とアルデヒド類の少な
くとも一種の初JIJI tii合物の他、そのメチル
化物等のアルキル化物、部分アルキル化物或いはそれら
のアニオン、カチオン又はノニオン変性物等、親水性の
ものが選択される。面、これらアニオン、カチオン、ノ
ニメンの各変性剤としては疎水性のアルデヒド系樹脂初
期縮合物において記載した如きものを挙げることが出来
る。
具体的には疎水性のアルデヒド系樹脂初期縮合物の形成
材料として上記した如きものが挙げられ、又、この初期
縮合物としては上記の如きアミン類或いはフェノール類
に属する化合物の少なくとも一種とアルデヒド類の少な
くとも一種の初JIJI tii合物の他、そのメチル
化物等のアルキル化物、部分アルキル化物或いはそれら
のアニオン、カチオン又はノニオン変性物等、親水性の
ものが選択される。面、これらアニオン、カチオン、ノ
ニメンの各変性剤としては疎水性のアルデヒド系樹脂初
期縮合物において記載した如きものを挙げることが出来
る。
親水性のアルデヒド系樹脂形成材料とし・ては、上記の
如く各種のものを用いることが出来るが、中でも性能の
優れた尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン−ホルム
アルデヒド樹脂、尿素−メラミン−ホルムアルデヒド樹
脂の素材となる尿素及びホルムアルデヒド、尿素−ホル
ムアルデヒド初期縮合物、メラミンーボルムアルテヒド
初期縮合物、尿素−メラミン−ホルムアルデヒド−初期
縮合物が好ましく、単独或いは混合して使用される。又
、前記ホルムアルデヒド系樹脂初期縮合物を用いる場合
には、この初期縮合物と前記アルデヒド類を併用するこ
とがより良好なる膜が得られる点で好ましい。
如く各種のものを用いることが出来るが、中でも性能の
優れた尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン−ホルム
アルデヒド樹脂、尿素−メラミン−ホルムアルデヒド樹
脂の素材となる尿素及びホルムアルデヒド、尿素−ホル
ムアルデヒド初期縮合物、メラミンーボルムアルテヒド
初期縮合物、尿素−メラミン−ホルムアルデヒド−初期
縮合物が好ましく、単独或いは混合して使用される。又
、前記ホルムアルデヒド系樹脂初期縮合物を用いる場合
には、この初期縮合物と前記アルデヒド類を併用するこ
とがより良好なる膜が得られる点で好ましい。
尚、親水性のアルデヒド系樹脂形成材料の配合量は、用
いる疎水性芯物質の種類、カプセルの使用用途或いは疎
水性のアルデヒド系樹脂初期縮合物の種類及び配合量等
によってかわり、−概に決められるものではないが、疎
水性芯物質100重■部に刻して、アミン化合物或いは
フェノール化合物換Zγで0.5重量部以上40重間部
以下が好ましく、特に2重量部以上20重量部以下が好
ましい。
いる疎水性芯物質の種類、カプセルの使用用途或いは疎
水性のアルデヒド系樹脂初期縮合物の種類及び配合量等
によってかわり、−概に決められるものではないが、疎
水性芯物質100重■部に刻して、アミン化合物或いは
フェノール化合物換Zγで0.5重量部以上40重間部
以下が好ましく、特に2重量部以上20重量部以下が好
ましい。
本発明においては、疎水性のアルデヒド系樹脂初期縮合
物を含有する疎水性芯物質が水或いは親水性媒体中に乳
化出来れば、特に乳化剤を用いる必要はないが、乳化を
容易に行う意味において乳化剤を用いることが好ましく
、その乳化剤としては、アニオン性、ノニオン性、カチ
オン性、両性の高分子や低分子乳化剤を用いることが出
来る。
物を含有する疎水性芯物質が水或いは親水性媒体中に乳
化出来れば、特に乳化剤を用いる必要はないが、乳化を
容易に行う意味において乳化剤を用いることが好ましく
、その乳化剤としては、アニオン性、ノニオン性、カチ
オン性、両性の高分子や低分子乳化剤を用いることが出
来る。
アニオン性高分子としては、天然のものても合成のもの
でも用いることができ、例えば−COO−。
でも用いることができ、例えば−COO−。
−、so′;、 −opo七基等を有するものが挙げら
れ、具体的にはアラヒアガム、カラシーナン、アルキン
酸ソータ、ペクチン酸、I・ラガカントガム、アーモン
ドカム、寒天等の天然高分子、カルホキジメチルセルロ
ース、硫酸化セルロース、硫酸化メチルセルロース、カ
ルホキジメチル澱粉、リン酸化銀シ5)、リグニンスル
ホン酸等の半合成高分子、無水マレイン酸系(加水分解
したものも含む)共重合体、アクリル酸系、メタクリル
酸系或いはクロトン酸系の重合体及び共重合体、ビニル
ヘンゼンスルホン酸系或いは2−アクリルアミド−2−
メチル−プロパンスルボン酸系の重合体及び共重合体、
およびかかる重合体、共重合体の部分アミドまたは部分
エステル化物、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、
スルボン酸変性ポリビニルアルコール、リン酸変性ポリ
ビニルアルコール等の合成高分子等が挙げられる。
れ、具体的にはアラヒアガム、カラシーナン、アルキン
酸ソータ、ペクチン酸、I・ラガカントガム、アーモン
ドカム、寒天等の天然高分子、カルホキジメチルセルロ
ース、硫酸化セルロース、硫酸化メチルセルロース、カ
ルホキジメチル澱粉、リン酸化銀シ5)、リグニンスル
ホン酸等の半合成高分子、無水マレイン酸系(加水分解
したものも含む)共重合体、アクリル酸系、メタクリル
酸系或いはクロトン酸系の重合体及び共重合体、ビニル
ヘンゼンスルホン酸系或いは2−アクリルアミド−2−
メチル−プロパンスルボン酸系の重合体及び共重合体、
およびかかる重合体、共重合体の部分アミドまたは部分
エステル化物、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、
スルボン酸変性ポリビニルアルコール、リン酸変性ポリ
ビニルアルコール等の合成高分子等が挙げられる。
更に具体的には、無水マレイン酸系(加水分解したもの
も含む)共重合体としてはメチルヒニルエーテルー無水
マレイン酸共重合体、エチレン、無水マレイン酸共重合
体、酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、メタクリル
アミIS−無水マレイン酸共重合体、イソブチレン−無
水マレイン酸共重合体などが挙げられる。
も含む)共重合体としてはメチルヒニルエーテルー無水
マレイン酸共重合体、エチレン、無水マレイン酸共重合
体、酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、メタクリル
アミIS−無水マレイン酸共重合体、イソブチレン−無
水マレイン酸共重合体などが挙げられる。
アクリル酸系共重合体、メタクリル酸系共重合体或いは
クロトン酸系共重合体としては、アクリル酸メチル−ア
クリル酸共重合体(以下、″共重合体″は略する)アク
リル酸エチル−アクリル酸、アクリル酸メチル−メタク
リル酸、メタクリル酸メチル−アクリル酸、メタクリル
酸メチル−メタクリル酸、アクリル酸メチル−アクリル
アミド−アクリル酸、アクリロニトリル−アクリル酸、
アクリロニトリル−メタクリル酸、ヒドロキシエチルア
クリレート−アクリル酸、ヒトロキジエチルメタクリレ
ートーメタクリル酸、酢酸ビニル−アクリル酸、酢酸ビ
ニルーメタクリル酸、アクリルアミド−アクリル酸、ア
クリルアミド−メタクリル酸、メタクリルアミド−アク
リル酸、メタクリルアミドルメタクリル酸、酢酸ビニル
−クロトン酸等の共重合体が挙げられる。
クロトン酸系共重合体としては、アクリル酸メチル−ア
クリル酸共重合体(以下、″共重合体″は略する)アク
リル酸エチル−アクリル酸、アクリル酸メチル−メタク
リル酸、メタクリル酸メチル−アクリル酸、メタクリル
酸メチル−メタクリル酸、アクリル酸メチル−アクリル
アミド−アクリル酸、アクリロニトリル−アクリル酸、
アクリロニトリル−メタクリル酸、ヒドロキシエチルア
クリレート−アクリル酸、ヒトロキジエチルメタクリレ
ートーメタクリル酸、酢酸ビニル−アクリル酸、酢酸ビ
ニルーメタクリル酸、アクリルアミド−アクリル酸、ア
クリルアミド−メタクリル酸、メタクリルアミド−アク
リル酸、メタクリルアミドルメタクリル酸、酢酸ビニル
−クロトン酸等の共重合体が挙げられる。
ヒニルベンゼンスルホン酸系、或いば2−アクリルアミ
ド−2−メチル−プロパンスルホン酸系共重合体として
は、アクリル酸メチル−ビニルヘンセンスルポン酸(又
はその塩)共重合体、酢酸ヒニルービニルベンゼンスル
ホン酸共m 合体、アクリルアミド−ビニルヘンセンス
ルホン酸共重合体、アクリロイルモルボリンービニルヘ
ンゼンスルホン酸共重合体、ビニルピロリドン−ビニル
ベンゼンスルホン酸共重合体、ビニルピロリドン−2−
アクリルアミド−2−メチル−プロパンスルホン酸共重
合体等が挙げられる。
ド−2−メチル−プロパンスルホン酸系共重合体として
は、アクリル酸メチル−ビニルヘンセンスルポン酸(又
はその塩)共重合体、酢酸ヒニルービニルベンゼンスル
ホン酸共m 合体、アクリルアミド−ビニルヘンセンス
ルホン酸共重合体、アクリロイルモルボリンービニルヘ
ンゼンスルホン酸共重合体、ビニルピロリドン−ビニル
ベンゼンスルホン酸共重合体、ビニルピロリドン−2−
アクリルアミド−2−メチル−プロパンスルホン酸共重
合体等が挙げられる。
ノニオン性高券子としては、天然のものでも合成のもの
でも用いることができ、例えば、−OH基を有するもの
が挙げられる。
でも用いることができ、例えば、−OH基を有するもの
が挙げられる。
具体的なノニオン性の半合成高分子としては、ヒドロキ
シエチルセルロース、メチルセルロース、プルラン(・
m粉を原料として微生物発酵法によって作られた非結晶
性、易水溶性高分子多糖類)、可溶性デンプン、酸化デ
ンプンなどが挙げられる。
シエチルセルロース、メチルセルロース、プルラン(・
m粉を原料として微生物発酵法によって作られた非結晶
性、易水溶性高分子多糖類)、可溶性デンプン、酸化デ
ンプンなどが挙げられる。
又、合成品としては、ポリビニルアルコールが挙げられ
る。
る。
カチオン性高分子としては例えば、カチオン変性ポリビ
ニルアルコール、又、両性高分子としては、例えば、ゼ
ラチン等が挙げられる。
ニルアルコール、又、両性高分子としては、例えば、ゼ
ラチン等が挙げられる。
低分子乳化剤としては、アニオン性、カチオン性、ノニ
オン性、両性のものを挙りることが出来るが、中でもア
ニオン性のものが好ましく、その中でも、取分総炭素数
1から14の範囲の有機イオウ酸或いは有機リン酸のL
i” 、 Na” 、 K”、 、 Nt14+塩が好
ましく具体的には、ビニルスルホン酸す1〜リウム、ヘ
ンゼンスルボン酸ナトリウム、ペンセンスルフィン酸ナ
トリウム、p−トルエンスルポン酸−3−1リウム、p
−1−ルエンスルフィン酸す1・IJウム、p−ビニル
ヘンゼンスルポン酸ナトlJウム、p−1−アミルベン
ゼンスルボン酸ナトリウム、ナフタレン−α−スルホン
酸ソーダー、ナフタレン−β−スルホン酸ソーダー、2
−メチルナフタレン−6−スルポン酸ナトリウム、2.
6−シメチルナフタレンー8−スルホン酸す1〜リウム
、2゜6−シメチルナフクレンー3−スルボン酸ナトリ
ウム、1−ナフトール−4−スルホン酸すトリウム、ヘ
ンセン−In−ジスルホン酸ナトリウム、ジフェニルリ
ン酸ナトリウム、フェニルホスホン酸ナトリウム、ジ−
n−ブチルリン酸ナトリウム、ジ−ミーアミルリン酸ナ
トリウム等が挙げられる。
オン性、両性のものを挙りることが出来るが、中でもア
ニオン性のものが好ましく、その中でも、取分総炭素数
1から14の範囲の有機イオウ酸或いは有機リン酸のL
i” 、 Na” 、 K”、 、 Nt14+塩が好
ましく具体的には、ビニルスルホン酸す1〜リウム、ヘ
ンゼンスルボン酸ナトリウム、ペンセンスルフィン酸ナ
トリウム、p−トルエンスルポン酸−3−1リウム、p
−1−ルエンスルフィン酸す1・IJウム、p−ビニル
ヘンゼンスルポン酸ナトlJウム、p−1−アミルベン
ゼンスルボン酸ナトリウム、ナフタレン−α−スルホン
酸ソーダー、ナフタレン−β−スルホン酸ソーダー、2
−メチルナフタレン−6−スルポン酸ナトリウム、2.
6−シメチルナフタレンー8−スルホン酸す1〜リウム
、2゜6−シメチルナフクレンー3−スルボン酸ナトリ
ウム、1−ナフトール−4−スルホン酸すトリウム、ヘ
ンセン−In−ジスルホン酸ナトリウム、ジフェニルリ
ン酸ナトリウム、フェニルホスホン酸ナトリウム、ジ−
n−ブチルリン酸ナトリウム、ジ−ミーアミルリン酸ナ
トリウム等が挙げられる。
本発明においては、上記の如き高分子或いは低分子乳化
剤を単独又は併用してもよいが、この中で好ましいのは
高分子乳化剤であり、その中でもアニオン性モノマーユ
ニッ1へからなる重合体或いは共重合体、アニオン性モ
ノマーユニットと疎水性モノマーユニットとの共重合体
、ポリビニルアルコール或いはカチオン変性、アニオン
変性、ノニオン変性のポリビニルアルコールが好マしく
、特に無水マレイン酸系(加水分解したものも含む)共
重合体、アクリル酸系、メタクリルアミドいはクロトン
酸系の重合体及び共重合体が好ましい。
剤を単独又は併用してもよいが、この中で好ましいのは
高分子乳化剤であり、その中でもアニオン性モノマーユ
ニッ1へからなる重合体或いは共重合体、アニオン性モ
ノマーユニットと疎水性モノマーユニットとの共重合体
、ポリビニルアルコール或いはカチオン変性、アニオン
変性、ノニオン変性のポリビニルアルコールが好マしく
、特に無水マレイン酸系(加水分解したものも含む)共
重合体、アクリル酸系、メタクリルアミドいはクロトン
酸系の重合体及び共重合体が好ましい。
尚、上記の如き乳化剤は水或いは親水性媒体中に0.5
%以上含有させるのが好ましく、乳化液調製の容易さ、
及び乳化液の安定化等の点から2%以上含有させるのが
より好ましい。使用量の上限は系の粘度あるいはカプセ
ル調製装置等により決定されるが、一般的には20%以
下にとどめられる。
%以上含有させるのが好ましく、乳化液調製の容易さ、
及び乳化液の安定化等の点から2%以上含有させるのが
より好ましい。使用量の上限は系の粘度あるいはカプセ
ル調製装置等により決定されるが、一般的には20%以
下にとどめられる。
本発明において反応系を酸性に維持するために、例えば
ギ酸、酢酸、クエン酸、シュウ酸、パラトルエンスルフ
ォン酸、塩酸、硫酸などの如きアミノアルデヒド樹脂装
造分野て一般に用いられる所謂酸触媒が用いられる。
ギ酸、酢酸、クエン酸、シュウ酸、パラトルエンスルフ
ォン酸、塩酸、硫酸などの如きアミノアルデヒド樹脂装
造分野て一般に用いられる所謂酸触媒が用いられる。
尚、本発明における反応条件は、形成される膜の種類等
によって変わり、これに限定されるものではないが好ま
しくはP H5,0以下、50℃以上特に好ましくはP
H4,5以下、70°C以上であり、その条件におい
て1時間以上特に3時間以上維持するのが好ましい。
によって変わり、これに限定されるものではないが好ま
しくはP H5,0以下、50℃以上特に好ましくはP
H4,5以下、70°C以上であり、その条件におい
て1時間以上特に3時間以上維持するのが好ましい。
本発明においてマイクロカプセル中に内包される疎水性
芯物質としては、特に限定するものではないが以下の如
き物質が例示される。
芯物質としては、特に限定するものではないが以下の如
き物質が例示される。
魚油、ラード油などの如き動物油井、オリーブ油、落花
生油、亜麻仁油、大豆油、ひまし油などの如キ植物油1
1JI、石油、ケロシン、キシレン、トルエンなどの如
き鉱物油類、アルキル置換ジフェニールアルカン、アル
キル置換ナフタリン、ビフェニールエタン、サリチル酸
メチル、アジピン酸ジエチル、アジピン酸ジ−n−プロ
ピル、アジピン酸シーn−ブチル、フタル酸ジ−メチル
、フタル酸ジエチル、フタル酸ジ−n−プロピル、フタ
ル酸シーn−ブチル、フタル酸ジ−n−オクチルなどの
如き合成油類のように水に不溶性または実質的に水に不
溶性の液体或いは上記合成油に電子供与性発色剤、電子
受容性顕色剤、配位子化合物、有機金属塩等を溶解した
溶液、水に不溶性の金属の酸化物および塩類、セルロー
スあるいはアスベストの如き繊維様物質、水に不溶性の
合成重合体物質、鉱物類、顔料類、ガラス類、香料類、
香味料類、殺菌組成物頬、生理学的組成物類、肥料組成
物類。
生油、亜麻仁油、大豆油、ひまし油などの如キ植物油1
1JI、石油、ケロシン、キシレン、トルエンなどの如
き鉱物油類、アルキル置換ジフェニールアルカン、アル
キル置換ナフタリン、ビフェニールエタン、サリチル酸
メチル、アジピン酸ジエチル、アジピン酸ジ−n−プロ
ピル、アジピン酸シーn−ブチル、フタル酸ジ−メチル
、フタル酸ジエチル、フタル酸ジ−n−プロピル、フタ
ル酸シーn−ブチル、フタル酸ジ−n−オクチルなどの
如き合成油類のように水に不溶性または実質的に水に不
溶性の液体或いは上記合成油に電子供与性発色剤、電子
受容性顕色剤、配位子化合物、有機金属塩等を溶解した
溶液、水に不溶性の金属の酸化物および塩類、セルロー
スあるいはアスベストの如き繊維様物質、水に不溶性の
合成重合体物質、鉱物類、顔料類、ガラス類、香料類、
香味料類、殺菌組成物頬、生理学的組成物類、肥料組成
物類。
以下に本発明の方法をより具体的に説明するために、感
圧複写紙の分野へ応用した場合について実施例を記載す
るが、勿論これらに限定されるものではない。また特に
断らない限り例中の部および%はそれぞれ重量部および
重量%を表わす。
圧複写紙の分野へ応用した場合について実施例を記載す
るが、勿論これらに限定されるものではない。また特に
断らない限り例中の部および%はそれぞれ重量部および
重量%を表わす。
実施例1
没食子酸ラウリル20部をアジピン酸ジエチル50部と
アジピン酸ジ−n−ブチル50部との混合液に加熱溶解
し放冷後、n−ブチル化メチロールメラミン・ホルムア
ルデヒド初期縮合物(商品名フラン2フ1日立化成社製
)をメラミン換算で10部になる様添加して、内相油を
得た。エチレン・無水マレイン酸共重合体(商品名EM
A−3工、モンザント社製)の3.0%水溶液200部
に20%vY性ソーダ水溶液を添加してP Hを5.0
とした液にこの内相油を乳化し、平均粒径5μとした後
この系を55°Cに昇温した。
アジピン酸ジ−n−ブチル50部との混合液に加熱溶解
し放冷後、n−ブチル化メチロールメラミン・ホルムア
ルデヒド初期縮合物(商品名フラン2フ1日立化成社製
)をメラミン換算で10部になる様添加して、内相油を
得た。エチレン・無水マレイン酸共重合体(商品名EM
A−3工、モンザント社製)の3.0%水溶液200部
に20%vY性ソーダ水溶液を添加してP Hを5.0
とした液にこの内相油を乳化し、平均粒径5μとした後
この系を55°Cに昇温した。
別に、37%ホルムアルデヒド水溶液30部にメラミン
10部を加え、60℃で15分間反応させてプレポリマ
ー水溶液を調製した。
10部を加え、60℃で15分間反応させてプレポリマ
ー水溶液を調製した。
このプレポリマー水溶液を前記乳化液中に滴下し、更に
Ht!拌しながら0.5N−塩酸を滴下して■)I+を
4.5とした後、80℃まで加温し、その温度で1時間
保持後、IN−塩酸でP Hを3.5に下げ、史に3時
間保温した後放冷して乳白色のカプセル分11に液を得
た。
Ht!拌しながら0.5N−塩酸を滴下して■)I+を
4.5とした後、80℃まで加温し、その温度で1時間
保持後、IN−塩酸でP Hを3.5に下げ、史に3時
間保温した後放冷して乳白色のカプセル分11に液を得
た。
ついでこの分tick液に小麦デンプン粉末20部、パ
ルプわ)末10部を添加混合し、固型分濃度が25%に
なるよう水を加えてカプセル塗液を得た。
ルプわ)末10部を添加混合し、固型分濃度が25%に
なるよう水を加えてカプセル塗液を得た。
尚、得られたカプセル塗液の粘度はプロ・ツクフィール
ド型粘度計での測定の結果、12C1llS(25℃)
であり、この塗液をエアーナイフコーク−を使用して4
0 g/n(の原紙に固型分が5 g/r+(になるよ
う塗布したが、500m/minのスピードで塗布する
ことが出来た。
ド型粘度計での測定の結果、12C1llS(25℃)
であり、この塗液をエアーナイフコーク−を使用して4
0 g/n(の原紙に固型分が5 g/r+(になるよ
う塗布したが、500m/minのスピードで塗布する
ことが出来た。
単体感圧複写紙の作成
5%の苛性ソーダ水溶液1200部にジフェニルリン酸
エステル188部とter t−ブチル安息香酸134
部を添加して調製した水溶液に、水1000部に塩化第
二鉄135部を溶解した水溶液を攪拌下で添加し、沈澱
物であるジフェニルリン酸エステルとter t−ブチ
ル安息香酸の複合鉄塩を生成させ、濾過・洗浄・風乾し
て淡く着色した微粉末を得た。
エステル188部とter t−ブチル安息香酸134
部を添加して調製した水溶液に、水1000部に塩化第
二鉄135部を溶解した水溶液を攪拌下で添加し、沈澱
物であるジフェニルリン酸エステルとter t−ブチ
ル安息香酸の複合鉄塩を生成させ、濾過・洗浄・風乾し
て淡く着色した微粉末を得た。
次いで、水150部にポリリン酸ソーダ1部、上記複合
鉄塩粉末15部、酸化チタン35部、軽質炭酸カルシウ
ム50部、40%のパラフィンワックスエマルジョン(
商品名士ロヅールAI中京油脂KK製)15部を添加し
、強力に分+13F、した後、この分散液にスチレン−
ブタジェン共重合体ラテックス(50部濃度)を16部
加えて塗液を得た。
鉄塩粉末15部、酸化チタン35部、軽質炭酸カルシウ
ム50部、40%のパラフィンワックスエマルジョン(
商品名士ロヅールAI中京油脂KK製)15部を添加し
、強力に分+13F、した後、この分散液にスチレン−
ブタジェン共重合体ラテックス(50部濃度)を16部
加えて塗液を得た。
次いで、この塗液を上記の配位子化合物含有マイクロカ
プセル塗布紙の塗布面上に固型分で5g/m′になる様
にエアーナイフコーターを使用して塗布し、単体感圧複
写紙を得た。
プセル塗布紙の塗布面上に固型分で5g/m′になる様
にエアーナイフコーターを使用して塗布し、単体感圧複
写紙を得た。
評価
上記の如くして得た単体感圧複写紙にリボン無しタイプ
ライタ−で印字したところ鮮明なる発色像が得られた。
ライタ−で印字したところ鮮明なる発色像が得られた。
又、この複写紙を100℃条件下で3時間処理したが、
塗布面にほとんど汚れを生じなかった。
塗布面にほとんど汚れを生じなかった。
比jULL
没食子酸ラウリル20部をアジピン酸ジエチル50部と
アジピン酸ジ−n−ブチル50部との混合液に加熱熔解
し、内相油を得た。
アジピン酸ジ−n−ブチル50部との混合液に加熱熔解
し、内相油を得た。
EMA−31の3.0%水溶液200部に20%苛性ソ
ーダ水溶液を添加してPHを5.0とした液にこの内相
油を乳化し、平均粒径5μとした後この系を55℃に昇
温した。
ーダ水溶液を添加してPHを5.0とした液にこの内相
油を乳化し、平均粒径5μとした後この系を55℃に昇
温した。
別に、37%ホルムアルデヒド水溶液60部にメラミン
20部を加え、60℃で15分間反応させてプレポリマ
ー水溶液をfil製した。
20部を加え、60℃で15分間反応させてプレポリマ
ー水溶液をfil製した。
このプレポリマー水溶液を前記乳化液中に滴下し、更に
攪拌しながら0.5 N−塩酸を滴下してPllを4.
5とした後、80℃まで加温し、その温度で1時間保持
後、IN−塩酸でP I−1を3.5に下げ、更に3時
間保温した後放1令して乳白色のカプセル分散液を得た
。
攪拌しながら0.5 N−塩酸を滴下してPllを4.
5とした後、80℃まで加温し、その温度で1時間保持
後、IN−塩酸でP I−1を3.5に下げ、更に3時
間保温した後放1令して乳白色のカプセル分散液を得た
。
ついで、この分散液を実施例1と同様にしてカプセル塗
液とし、粘度を測定したが40cps(25℃)であり
、この塗液をエアーナイフコーターを使用して40 g
/r+(の原紙に固型分が5 g/rdになろうよう塗
布したが、350 rn/minのスピードでしか塗布
出来なかった。
液とし、粘度を測定したが40cps(25℃)であり
、この塗液をエアーナイフコーターを使用して40 g
/r+(の原紙に固型分が5 g/rdになろうよう塗
布したが、350 rn/minのスピードでしか塗布
出来なかった。
単体感圧複写紙の作成と評価
上記の配位子化合物含有マイクロカプセル塗布紙の塗布
面上に実施例1と同様にして調製した有機鉄(l[[)
化合物含有塗液を固型分で5g/mになる様にエアーナ
イフコーク−を使用して塗布し、単体感圧複写紙を得た
。
面上に実施例1と同様にして調製した有機鉄(l[[)
化合物含有塗液を固型分で5g/mになる様にエアーナ
イフコーク−を使用して塗布し、単体感圧複写紙を得た
。
」二記の如くして得た単体感圧複写紙にリボン無しタイ
プライタ−で印字したところ鮮明なる発色像が得られた
。又、この複写紙を100℃条件下で3時間処理したが
、実施例1と比べやや劣るもののほとんど汚れを生じな
かった。
プライタ−で印字したところ鮮明なる発色像が得られた
。又、この複写紙を100℃条件下で3時間処理したが
、実施例1と比べやや劣るもののほとんど汚れを生じな
かった。
比較例2
没食子酸ラウリル20部をアジピン酸ジエチル50部と
アジピン酸ジ−n−ブチル50部との混合液に加熱溶解
し、放冷後、メラン27をメラミン換算で20部になる
様添加して、内相油を得た。
アジピン酸ジ−n−ブチル50部との混合液に加熱溶解
し、放冷後、メラン27をメラミン換算で20部になる
様添加して、内相油を得た。
EMA−31の3.0%水溶液200部に20%苛性ソ
ーダ水溶液を添加してP Hを5.0とした液にこの内
相油を乳化し、平均粒径5μとした後この系を55℃に
昇温し、更に攪拌しながら0.5 N −塩酸を滴下し
てP Hを4.5とした後、80℃まで加温し、その温
度で1時間保持後、IN−塩酸でP Hを3.5に下げ
、更に3時間保温した後、放冷して乳白色のカプセル分
散液を得た。
ーダ水溶液を添加してP Hを5.0とした液にこの内
相油を乳化し、平均粒径5μとした後この系を55℃に
昇温し、更に攪拌しながら0.5 N −塩酸を滴下し
てP Hを4.5とした後、80℃まで加温し、その温
度で1時間保持後、IN−塩酸でP Hを3.5に下げ
、更に3時間保温した後、放冷して乳白色のカプセル分
散液を得た。
次いでこの分散液を実施例1と同様にしてカプセル塗液
とし、粘度を測定したが、9cps(25℃)であり、
この塗液をエアーナイフコーターを使用して4Qg/m
の原紙に固型分が5 g/rrrになる様塗布したが、
500m/minのスピードで塗布することが出来た。
とし、粘度を測定したが、9cps(25℃)であり、
この塗液をエアーナイフコーターを使用して4Qg/m
の原紙に固型分が5 g/rrrになる様塗布したが、
500m/minのスピードで塗布することが出来た。
単体感圧複写紙の作成と評価
上記の配位子化合物含有マイクロカプセル塗布紙の塗布
面上に実施例1と同様にして調製した有機鉄(III)
化合物含有塗液を固型分で5 g/n(になる様にエア
ーナイフコーターを使用して塗布し、単体感圧複写紙を
得た。
面上に実施例1と同様にして調製した有機鉄(III)
化合物含有塗液を固型分で5 g/n(になる様にエア
ーナイフコーターを使用して塗布し、単体感圧複写紙を
得た。
上記の如くして得た単体感圧複写紙にリボン無しタイプ
ライタ−で印字したところ、実施例1及び比較例2と比
べやや鮮明さに欠ける発色像が得られた。又、この複写
紙をlOO℃条件下で3時間処理したところ、全面に黒
色の汚れが生じた。
ライタ−で印字したところ、実施例1及び比較例2と比
べやや鮮明さに欠ける発色像が得られた。又、この複写
紙をlOO℃条件下で3時間処理したところ、全面に黒
色の汚れが生じた。
実施例2
加熱装置を備えた攪拌混合容器中にアニオン変性ポリビ
ニルアルコール(商品名ゴーセナールT−350.日本
合成化学KK製)の3%水溶液150部を加えてカプセ
ル製造用水性媒体とした。
ニルアルコール(商品名ゴーセナールT−350.日本
合成化学KK製)の3%水溶液150部を加えてカプセ
ル製造用水性媒体とした。
別にアジピン酸ジ−n−ブチル50部とアジピン酸ジエ
チル50部との混合溶媒に没食子酸ラウリル20部を加
熱熔解し、放冷後メラン27をメラミン換算で10部に
になる様添加して、内相油とした。
チル50部との混合溶媒に没食子酸ラウリル20部を加
熱熔解し、放冷後メラン27をメラミン換算で10部に
になる様添加して、内相油とした。
この内相油を上記水性媒体中に平均粒径が5.0μにな
るように乳化分散した後この系を60°Cに昇温した。
るように乳化分散した後この系を60°Cに昇温した。
別に、37%ホルムアルデヒド水溶液15部にメラミン
5部を加え、60℃で15分間反応させ、その後更にグ
リシン0.5部を加え、1分間反応さ・已゛ζδl!i
t製したプレポリマー水溶液をP II 5.5に調製
したエチレン−無水マレイン酸共重合体(商品名IEM
A−31.モンザン1〜社製)の5%水溶液50部と混
合した。
5部を加え、60℃で15分間反応させ、その後更にグ
リシン0.5部を加え、1分間反応さ・已゛ζδl!i
t製したプレポリマー水溶液をP II 5.5に調製
したエチレン−無水マレイン酸共重合体(商品名IEM
A−31.モンザン1〜社製)の5%水溶液50部と混
合した。
この混合液を攪拌下の前記乳化液中に滴下した後、その
条件下で、3時間反応させ、更に1. ON−塩酸を滴
下して系のPHを4.5に調整し、系を70℃に昇温し
、その条件下で3時間反応させた後、放冷して乳白色の
カプセル分散液を得た。
条件下で、3時間反応させ、更に1. ON−塩酸を滴
下して系のPHを4.5に調整し、系を70℃に昇温し
、その条件下で3時間反応させた後、放冷して乳白色の
カプセル分散液を得た。
次いで、この分散液を実施例1と同様にしてカプセル塗
液とし、粘度を測定したが15cps(25℃)であり
、この塗液をエアーナイフコーク−を使用して40 g
/ %の原紙に固型分が5 g/n(になるよう塗布
したが、480 m / minのスピードで塗布する
ことが出来た。
液とし、粘度を測定したが15cps(25℃)であり
、この塗液をエアーナイフコーク−を使用して40 g
/ %の原紙に固型分が5 g/n(になるよう塗布
したが、480 m / minのスピードで塗布する
ことが出来た。
続いて、この塗布面上に実施例1と同様にして調製した
有機鉄(III)化合物含有塗液を固型分で5g/mに
なる様にエアーナイフコーターを使用して塗布し、単体
感圧複写紙を得た。
有機鉄(III)化合物含有塗液を固型分で5g/mに
なる様にエアーナイフコーターを使用して塗布し、単体
感圧複写紙を得た。
上記の如くして得た単体感圧複写紙にリボン無しタイプ
ライタ−で印字したところ、実施例1と同様鮮明なる発
色像が得られ、又この複写紙を100℃条件下で3時間
処理してもほとんど汚れは生じなかった。
ライタ−で印字したところ、実施例1と同様鮮明なる発
色像が得られ、又この複写紙を100℃条件下で3時間
処理してもほとんど汚れは生じなかった。
実施例3
クリスタルバイオレットラクトン5部をジイソプロピル
ナフタレン100部に加熱溶解し放冷後、n−ブチル化
メチロールメラミン−ボルムアルデヒド初期縮合物(商
品名ニーパン120.三井東圧化学社製)をメラミン換
算で10部になる様添加して、内相油を得た。別に、尿
素10部とレゾルシン1部を溶解した210部の水溶液
と10%エチレン−無水マレイン酸共重合体水溶液10
0部の混合溶液に20%の苛性ソーダ水溶液を添加して
P H3,5とした。次いで、この水溶液に上記内相油
を乳化して平均粒径5μとし、さらに37%ホルムアル
デヒド水溶液25部を加えた後、系の温度を70℃とし
4時間攪拌してカプセル分散液を得た。
ナフタレン100部に加熱溶解し放冷後、n−ブチル化
メチロールメラミン−ボルムアルデヒド初期縮合物(商
品名ニーパン120.三井東圧化学社製)をメラミン換
算で10部になる様添加して、内相油を得た。別に、尿
素10部とレゾルシン1部を溶解した210部の水溶液
と10%エチレン−無水マレイン酸共重合体水溶液10
0部の混合溶液に20%の苛性ソーダ水溶液を添加して
P H3,5とした。次いで、この水溶液に上記内相油
を乳化して平均粒径5μとし、さらに37%ホルムアル
デヒド水溶液25部を加えた後、系の温度を70℃とし
4時間攪拌してカプセル分散液を得た。
次いで、この分散液に小麦デンプン粉末20部、パルプ
粉末10部を添加混合し、固型分濃度が25%になるよ
う水を加えてカプセル塗液を得た。
粉末10部を添加混合し、固型分濃度が25%になるよ
う水を加えてカプセル塗液を得た。
尚、得られたカプセル塗液の粘度ハ、10cps(20
℃)であり、この塗液をエアーナイフコーターを使用し
て40g/rrfの原紙に固型分が5g/Mになるよう
塗布したが、500rn/minのスピードで塗布する
ことが出来た。
℃)であり、この塗液をエアーナイフコーターを使用し
て40g/rrfの原紙に固型分が5g/Mになるよう
塗布したが、500rn/minのスピードで塗布する
ことが出来た。
単体感圧複写紙の作成
水酸化アルミニウム65部、酸化亜鉛20部、3.5−
ジ(α−メチルペンシル)サリチル酸亜鉛とα−メチル
スチレン・スチレン共重合体との混融物(混融比80/
20)15部、ポリビニルアルコール水溶液5部(固型
分)及び水300部をボールミルで24時間粉砕して得
た分散液に、カルボキシ変性スチレン・ブタジェン共重
合体ラテックス20部(固型分)を加えて調製した顕色
剤塗液を上記塗布紙の塗布面上にエアーナイフコーター
で固型分5g/mになるように塗抹して単体感圧複写紙
を作成した。
ジ(α−メチルペンシル)サリチル酸亜鉛とα−メチル
スチレン・スチレン共重合体との混融物(混融比80/
20)15部、ポリビニルアルコール水溶液5部(固型
分)及び水300部をボールミルで24時間粉砕して得
た分散液に、カルボキシ変性スチレン・ブタジェン共重
合体ラテックス20部(固型分)を加えて調製した顕色
剤塗液を上記塗布紙の塗布面上にエアーナイフコーター
で固型分5g/mになるように塗抹して単体感圧複写紙
を作成した。
評価
上記の如くして得た単体感圧複写紙にリボン無しタイプ
ライタ−で印字したところ、鮮明なる発色像がf−1ら
れた。又、この複写紙を100 ’C条件下で3時間処
理したが、塗布面にほとんど汚れを生じなかった。
ライタ−で印字したところ、鮮明なる発色像がf−1ら
れた。又、この複写紙を100 ’C条件下で3時間処
理したが、塗布面にほとんど汚れを生じなかった。
特許出願人 神崎製紙株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11水或いは親水性媒体中に含有せしめた親水性のア
ルデヒド系樹脂形成材料を重縮合せしめて疎水性芯物質
を被覆するマイクロカプセルの製造方法において、該疎
水性芯物質中に疎水性のアルデヒド系樹脂初期縮合物を
含有せしめることを特徴とするマイクロカプセルの製造
方法。 (2)親水性のアルデヒド系樹脂形成材料がアミン類と
アルデヒド類及び/又はアミノアルデヒド樹脂初期縮合
物である請求の範囲第(1)項記載の製造方法。 (3)親水性のアルデヒド系樹脂形成材料か尿素及びボ
ルムアルデヒド或いは尿素−ホルムアルデヒド初期縮合
物、メラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物、尿素〜メ
ラミンーホルムアルテヒド初期縮合物の少なくとも一種
である請求の範囲第(2)項記載の製造方法。 (4)疎水性のアルデヒド系樹脂初期縮合物がアミノア
ルデヒド樹脂初期縮合物のアルキル化物である請求の範
囲第(1)〜(3)項記載の製造方法。 (5)疎水性のアルデヒド系樹脂初期縮合物が尿素−ボ
ルムアルデヒド初期縮合物のアルキル化物、メラミン−
ホルムアルデヒド初期縮合物のアルキル化物、尿素−メ
ラミン−ボルムアルデヒド初期縮合物のアルキル化物で
ある請求の範囲第(4)項記載の製造方法。 (6)水或いは親水性媒体が乳化剤としてアニオン性モ
ノマーユニソ1〜からなる重合体或いは共重合体、アニ
オン性モノマーユニソ1−と疎水性モノマーユニットと
の共重合体、ポリビニルアルコール、変性ポリビニルア
ルコールの少なくとも一種を含有する請求の範囲第(1
)〜(5)項記載の製造方法。 (7)反応条件がP H5,0以下、温度50°C以上
である請求の範囲第(1)〜(6)項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58118022A JPS607935A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | マイクロカプセルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58118022A JPS607935A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | マイクロカプセルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS607935A true JPS607935A (ja) | 1985-01-16 |
JPS6256779B2 JPS6256779B2 (ja) | 1987-11-27 |
Family
ID=14726126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58118022A Granted JPS607935A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | マイクロカプセルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607935A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61118133A (ja) * | 1984-11-13 | 1986-06-05 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | マイクロカプセルの製造方法 |
JPS61174941A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-06 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | マイクロカプセルの製造方法 |
JPS6297638A (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-07 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | マイクロカプセルの製造方法 |
JP2004502519A (ja) * | 2000-06-05 | 2004-01-29 | シンジェンタ リミテッド | 新規マイクロカプセル |
JP2010248475A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-11-04 | Nippon Shokubai Co Ltd | アミノ樹脂架橋粒子およびその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5028484A (ja) * | 1973-07-17 | 1975-03-24 | ||
JPS5218671A (en) * | 1975-08-04 | 1977-02-12 | Seiken Kogyo Kk | Safety device for concentrically contrlling address |
-
1983
- 1983-06-28 JP JP58118022A patent/JPS607935A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5028484A (ja) * | 1973-07-17 | 1975-03-24 | ||
JPS5218671A (en) * | 1975-08-04 | 1977-02-12 | Seiken Kogyo Kk | Safety device for concentrically contrlling address |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61118133A (ja) * | 1984-11-13 | 1986-06-05 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | マイクロカプセルの製造方法 |
JPH0353970B2 (ja) * | 1984-11-13 | 1991-08-16 | ||
JPS61174941A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-06 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | マイクロカプセルの製造方法 |
JPS6297638A (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-07 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | マイクロカプセルの製造方法 |
JPH0527452B2 (ja) * | 1985-10-25 | 1993-04-21 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | |
JP2004502519A (ja) * | 2000-06-05 | 2004-01-29 | シンジェンタ リミテッド | 新規マイクロカプセル |
JP2010248475A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-11-04 | Nippon Shokubai Co Ltd | アミノ樹脂架橋粒子およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6256779B2 (ja) | 1987-11-27 |
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