JPS6078711A - タイヤ加硫機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタイヤ加硫機の改良に関するものである。

従来のタイヤ加硫機を第１図乃至第４図により説明する
と、第１，２図の（１）が止金型、（２）が下金型、（
３）が周方向に複数に分割されたサイド金型、（４）が
上プラテン、（５）が下プラテン、（６）がポルスクー
プレート、（７）がアウターリング、（８）が案内キー
。

（９）がセグメント、（ｌＯ）が流体圧シリンダ（図示
せず）のピストンロット９、（［１１（１３１（１５１
がボルト、側がガイド板で１周方向に複数に分割された
サイド金型（３）が同各サイド金型（３）に対応するセ
グメント（９）に固定されている。またガイド板（１４
１（１４１がボルト（１５）により各セグメント（９）
の中央部に固定され、丁字溝が形成されて、この中にア
ウターリング（力側の案内キー（８）が摺動自在に嵌挿
されている。また上金型（１）がドプラテン（４）にボ
ルトα皺により固定され、また上プラテン（４）が図示
されないビームに取付けられた流体圧シリンダのピスト
ンロッド００に連結すれている。またポルスクープレー
ト（６）が図示されないビームに固定され、アウターリ
ング（力がボルトＱυによりボルスタ−プレート（６）
に固定され、下金型（２）が下プラテン（５）に固定さ
れ、同下プラテン（５）が図示されないベースに固定さ
れており、サイド金型（３）を閉じる場合には、第３図
の状態のときに、図示されないビームにより、ボルスタ
−プレート（６）を下降させる。そうすると、アウター
リング（７）も下降し、セグメント（９）がアウターリ
ング（力の傾斜面により押されて中心方向へ移動して、
サイド金型（３）が閉じる。またサイト°金型（３）を
開く場合には、ボルスタ−プレート（６）を上昇させる
。そうすると、セグメント（９）が案内キー（８）によ
りガイドされて、半径方向外方へ移動する。このとき、
上プラテン（４）は、流体圧シリンダのピストンロッド
（１０１により下方へ押されており、流体圧シリンダの
力が各セグメント（９）を介して下プラテン（５）から
ベース釦伝わり、これにより各セグメント（９）が下プ
ラテン（５）に押し付けられて、水平移動する。なおサ
イド金型（３）が閉じる途中では、セグメント（９）の
半径とアウターリング（７）の半径とが一致しないので
、アウターリング（力がセグメント（９）のＡ部（第４
図参照）を線接触で押している。

前記タイヤ加硫機では、周方向に複数に分割されたセグ
メント（９）の開閉動作のための案内キー（８）を各セ
グメント（９）の傾斜面の中央に設け℃おり、次の欠点
があった。（１）サイド金型（３）を閉じる場合ｆ接触
、摺動するセグメント（９）とアウターリング（７）と
の摺動部がＡ部の２個所になり、しかも同摺動部が池率
半径の小さい上下方向の線接触てなるため、ヤキツキが
生じ易くて、ガイドゝ板圓にヤキツキの生じにくい材料
を使用する必要がある。また同ガイド板αａやそれを取
付けるポル）Ｑω等が必要で、Ｓ品数が多く、加工及び
組立工数も多くて、製作コストな篩める。（１）セグメ
ント（９）の中央に案内キー（８）のガイド荷を設けて
いるので、セグメント（９）の半径方向の総肉厚を強度
上必要以上に大きくする必要があって、加硫可能なタイ
ヤの外径寸法を大きくできないという欠点があった。

本発明は前記の問題点に対処するもので、上下動可能な
上プラテンと、同上プラテンの下面に取り付けられた上
金型と、上記上プラテンの下方に固定された下プラテン
と、同下プラテンの上面に取り付けられた下金型と、周
方向に複数に分割されて上記上金型と上記下金型との外
周部に密着可能なサイド金型と、同各サイト９金型の外
周釦夫々取付けられ、かつ、外面が截頭錐状に形成され
て上記下プラテンの上面を摺動するセグメントと、同セ
グメントの外面の両端部近傍忙高さ方向に設けられた案
内部と、上記上プラテンの上方位置で上下動して同上プ
ラテンを押し下げるボルスタ−プレートと、同ポルスク
ープレートに取り付けられ、かつ、上記セグメントの外
面に係合する斜面の形成されたアクタ−リングと、上記
ボルスタ−プレートの内面に取付けられ、かつ、上記セ
グメントに設けられた案内部に係合して案内キー自身の
上下動に伴い同セグメントを上記下プラテンの上面に摺
動させる案内キーとを具えていることを特徴としたタイ
ヤ加硫機に係り、その目的とする処は、ヤキッキの生じ
にくい材料により作られたガイド板やそれを取付けるボ
ルトが不用で、製作コストを低減できる。また案内部を
セグメントの外面の両端部近傍に高さ方向に設けており
、セグメントの半径方向の肉厚を薄くできて、加硫可能
なタイヤの外径寸法を大きくできる改良されたタイヤ加
硫機を供する点にある。

次に本発明のタイヤ加硫機を第５図乃至第８図に示す一
実施例により説明すると、第５，６図の０１１が上金型
、（２３が下金型、（至）が周方向に複数に分割された
サイド金型、（２滲が上プラテン、　ｃ！５１が下プラ
テン、（２６）がボルスタ−プレート、０ηがアウター
リング、（２）が案内キー、（２９１がセグメント、（
２９α）が同セグメント（２）の外面の両端部近傍に高
さ方向に設けた案内部、（至）が流体圧シリンダ（図示
せず）のピストンロッドで、サイド金型（ハ）が周方向
に複数に分割されており、同じように分割されて各サイ
ド金型（ハ）に対応したセグメント（至）に固建されて
いる。また案内キー（ハ）は、各セグメント（ハ）の間
にアウターリング（５）の内側傾斜面に固定されている
。

また各セグメント（２）の両端には、セグメント（ハ）
の中央部（２９α）の傾斜角度と同じ傾斜角度の案内部
（２９ｂ）を設けている。案内キー（至）も同様にセグ
メント（２）の中央部（２９ｚ）の傾斜角度と同じ傾斜
角度を有し℃いる。各セグメント翰は、両端の案内キー
（ハ）の間に装入されて、アウターリング（５）の内側
傾斜面に沿う摺動が可能になっている。また上金型（２
１）は、上プラテン（２４）にボルト（ト）により固定
され、上プラテン（２４は、図示されないビームに取付
けられた流体圧シリンダのロンド（至）に連結されてい
る。

またポルスタープレート四は、図示されないビームに固
定され、アウターリング（５）は、ボルト（３１）によ
りボルスタ−プレート（ハ）に固定され、下金型（２２
１は、下プラテン（ハ）に固定され、下プラテン０ωは
。

図示されないベー′スに固定されている。

次に前記タイヤ加硫機の作用を説明する。未加硫タイヤ
を加硫するためにサイド金型（ハ）を閉じる場合には、
第７，８図の状態から図示されないビームニよりポルス
タープレート（ハ）を下降させる。

そうすると、アウターリングＱηも下降し、各セグメン
トＱ湧がアウターリング（５）の内側傾斜面により押さ
れて、下プラテン（ハ）上を中心方向へ水平に移動して
、サイド金型Ｑ□□□が閉じる。また加硫タイヤ０′３
を取出すために、サイド金型（ハ）を開く場合には、図
示されないビームにより、ボルスタ−プレート（イ）を
上昇させる。そうすると、アウターリング（２ηも上昇
し、各セグメントｃ！鳩が案内キーｃ！８）によりガイ
ドされて、半径方向外方へ水平移動する。このとき、上
プラテンＱ・０は、流体圧シリンダのピストンロツｒＯ
ｕにより下方へ押されＣおり、流体圧シリンダの力が各
セグメント翰を介して下プラテン（Ｉ！５１からベース
に伝わり、これにより各セグメント（２ｉが下プラテン
ｃ２５）に押し付けられて、水平移動する。

本発明のタイヤ加硫機は前記のように上下動可能な上プ
ラテンと、同上プラテンの下面に取り付けられた上金型
と、上記上プラテンの下方に固定された下プラテンと、
同下プラテンの上面に取り付けられた下金型と１周方向
ｔｔｃｇ数に分割されて上記上金型と上記下金型との外
周部に密着可能なサイド金型と、同各サイド金型の外周
に夫々取付けられ、かつ、外面が截頭錐状に形成されて
上記下プラテンの上面を摺動するセグメントと、同セグ
メントの外面の両端部近傍に高さ方向に設けられた案内
部と、上記上プラテンの上方位置で上下動して同上プラ
テンを押し下げるボルスタ−プレートと、同ボルスタ−
プレートに取り付けられ、かつ、上記セグメントの外面
に係合する斜面の形成されたアウターリングと、上記ボ
ルスタ−プレートの内面に取付けられ、かつ、上記セグ
メントに設けられた案内部に係合して案内キー自身の上
下動に伴い同セグメントを上記下プラテンの上面に摺動
させる案内キーとを具えていて、前記作用を行なうよう
にし℃おり、次の効果を達成できる。

（１）第８図の（２９α）から明らかなようにサイト８
金型（ハ）を閉じる場合に接触、摺動するセグメントＱ
ｌとアウターリング（２７）との牛径差が小さくて、互
いの摺動面が広くなり、同部分にヤキッキの生じにくい
材料で作られたガイド板やそれを取付けるボルトを使用
する必要がなくて、製作コストを低減できる。（Ｕ）案
内部（２９ｂ）を各セダメノ）（２１の外面の両端部近
傍に高さ方向に設けてあり、各セグメン）１２９１の加
工が簡単、容易になると共に各セメメン１四の半径方向
の肉厚を薄くできて、加硫可能なタイヤの外径寸法を大
きくすることができる効果がある。

以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の色度な施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のタイヤ加硫機の一部の閉状態を示す縦断
側面図、第２図はそのときの横断平面図、第６図は開状
態を示す縦断側面図、第４図はそのときの横断平面図、
第５図は本発明に係るタイヤ加硫機の一実施例の一部の
閉状態を示す縦断側面図、第６図は七のときの横断平面
図、第７図は開状態を示す縦断側面図、第８図はそのと
きの横断平面図である。 （２１）・・・上金型　０つ・・・下金型ｔｊ３ｊ−・
・サイド金型　（２（イ）・・・上プラテン０５）・・
・下プラテン　Ｑｅ・・・ボルスタ−プレート（２７１
・・・アウターリング　（２８）・・−案内キーｃ！９
）・・・セグメント　（２９ｈ）・・・案内部復代理人
　弁理士岡本重文 外６名 鬼１図 范３り 竜４図 児５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上下動可能な上プラテンと、同上プラテンの下面に取り
   付けられた上金型と、上記上プラテンの下方に固定され
   た下プラテンと、同下プラテンの上面に取り付けられた
   下金型と、周方向に複数に分割されて上記上金型と上記
   下金型との外周部に密着可能なサイド金型と、同各サイ
   ド金型の外周に夫々取付けられ、かつ、外面が截頭錐状
   に形成されて上記下プラテンの上面を摺動するセグメン
   トと、同セグメントの外面の両端部近傍に高さ方向に設
   けられた案内部と、上記上プラテンの上方位置で上下動
   して同上プラテンを押し下げるボルスタ−プレートと、
   同ボルスタ−プレートに取す付けられ、かつ、上記セグ
   メントの外面に係合する斜面の形成されたアウターリン
   グと、上記ポルスタープレートの内面に取付けられ、が
   っ、上記セグメントに設けられた案内部に係合して案内
   キー自身の上下動に伴い同セグメントを上記下プラテン
   の上面に摺動させる案内キーとを具えていることを特徴
   としたタイヤ加硫機。