JPS607792Y2 - マスフロ−コントロ−ラー - Google Patents

マスフロ−コントロ−ラー

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Publication number
JPS607792Y2
JPS607792Y2 JP15837079U JP15837079U JPS607792Y2 JP S607792 Y2 JPS607792 Y2 JP S607792Y2 JP 15837079 U JP15837079 U JP 15837079U JP 15837079 U JP15837079 U JP 15837079U JP S607792 Y2 JPS607792 Y2 JP S607792Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capillary
mass
branch
regulating valve
flow controller
Prior art date
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Expired
Application number
JP15837079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5676033U (ja
Inventor
勝三 鵜飼
英雄 内川
Original Assignee
日電アネルバ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日電アネルバ株式会社 filed Critical 日電アネルバ株式会社
Priority to JP15837079U priority Critical patent/JPS607792Y2/ja
Publication of JPS5676033U publication Critical patent/JPS5676033U/ja
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Publication of JPS607792Y2 publication Critical patent/JPS607792Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Flow Control (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主キャピラリーと分岐キャピラリーとでマ
スの流路が形成されるマスフローコントローラーに関し
、室温近辺に凝結点のあるマス(例えば四塩化炭素CC
14)が、前記キャピラリー内で凝結するのを防ぐこと
を目的とするものである。
近来、半導体集積回路の製造工程におけるシリコン及び
その化合物等のエツチング工程に、スパッタエツチング
、プラズマエツチングあるいはりアクティブイオンエツ
チングなどの、いわゆるドライエツチングが湿式の化学
的エツチングに代えて多用されつつある。
このいわゆるドライエツチングでは減圧されたエツチン
グ室内に対して、例えば、四塩化炭素CCCtl )や
四フッ化炭素(cF’、)等の反応ガス(これらを総称
してマスと言う。
以下同じ。)を所定の流量でエツチング室内へ導入する
必要があり、その目的のためにマスフローコントローラ
ーが用いられる。
このマスフローコントローラーは、マスの供給源と前記
エツチング室とを連結する主キャピラリーに調整弁を介
設すると共に、分岐キャピラリーを並設して、分岐キャ
ピラリーの一側部を加熱しながらこの分岐キャピラリー
内におけるマスの温度勾配を測定し、その値から主キャ
ピラリー内のマスの流量を求めて、前記調整弁の開度を
調節している。
しかしながら、四塩化炭素のように室温近くに凝結温度
があるマスでは、キャピラリー内の移行中に凝結が起り
、キャピラリー内がマスで塞がれるために、キャピラリ
ー内にはマスと共にキャリヤガスを常時供給する必要が
あり、そのため、エツチング室に供給できるマス量が制
限されるという問題点があった。
然るに、この考案は前記キャピラリー、分岐キャピラリ
ー並びに調整弁をマスの供給源側より高い温度条件の区
画に配置したので、マスのキャピラリー内における凝結
を防止すると共にキャリヤガスを不要として、前記問題
点を解決することに成功したのである。
以下この考案の実施例を図面によって説明する。
図において、マスフローコントローラーハ以下の構成か
らなるものである。
すなわち、エツチング室1と、マスの供給源2とが主キ
ャピラリー3で連通し、該主キャピラリー3に調整弁4
が介設され、前記主キャピラリー3の中央部−側には分
岐キャピラリー5が並列に連通してマスの流路が構成さ
れている。
前記分岐キャピラリー5は、主キャピラリー3内を移行
するマスの流量を求めるために並設されたもので、分岐
キャピラリー5の供給源側(上流側)には加熱ヒーター
6が付設され、さらに分岐キャピラリー5の上流側及び
下流側の管路内にそれぞれ温度センサー7.7aが設け
られている。
該温度センサー7.7aによって求められた、分岐キャ
ピラリー5の上流側及び下流側の温度指示値は制御装置
8に導入され、これを温度勾配に変換して主キャピラリ
ー3内の流量を求め、前記制御装置8の指令により調整
弁4の開度調節を行ない、設定流量との差が制御される
ようになっているものである。
図中9は供給源2の弁である。
以上は従来のマスフローコントローラーの構造と共通の
部分であってこの考案ではさらに、前記主キャピラリー
3、分岐キャピラリー5及び調整弁4を供給源2の温度
より高い温度条件の区画10に配置したものである。
この高い温度条件の区画10に配置する手段としては、
例えば、主キャピラリー3、分岐キャピラリー5及び調
整弁4に対してフレキシブルヒーターなどの加熱ヒータ
ー11を巻きつけ、その外側をアルミホイルで覆うこと
により実現される。
上記の実施例によれば、主キャピラリー3、分岐キャピ
ラリー5及び調整弁4内におけるマスの凝結が防止され
るため、供給源2の圧力のみでマスをエツチング室1内
へ移送することができ、従来のようなキャリヤガスを不
要とすることができる。
然して、エツチング室1内に対するマスの供給量もキャ
リヤガスで制御されることなく、所望量に調整すること
ができる。
実験によれば、四塩化炭素(CCf4)をマスとし、供
給源2を40〜50°C1区画10を60〜70℃の温
度範囲に設定することによって主キャピラリー3、分岐
キャピラリー5及び調整弁4内における四塩化炭素の凝
結が防止され、円滑な流量制御ができることが確認され
た。
すなわち、この考案はマスフローコントローラーにおけ
る支キャピラリー3、分岐キャピラリー5及び調整弁4
をマスの供給源2側より高い温度条件としたので、この
考案によればキャリヤガスを必要とすることなくマスの
移送が可能となり、所望量のマスを供給できる効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例のブロック図である。 1・・・・・・エツチング室、2・・・・・・供給源、
3・・・・・・主キャピラリー、4・・・・・・調整弁
、5・・・・・・分岐キャピラリー、6・・・・・・加
熱ヒーター、7,7a・・・・・・温度センサー、訃・
・・・・制御装置、10・・・・・・高い温度条件の区
画、11・・・・・・加熱用ヒーター。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)主キャピラリーに並設された分岐キャピラリー内
    におけるマスの温度勾配より主キャピラリー内のマスの
    流量を測定し、その測定値に応じて前記主キャピラリー
    に設けた調整弁の開度を調節するマスフローコントロー
    ラーにおいて、前記主キャピラリー、分岐キャピラリー
    及び調整弁をマスの供給源側より高い温度条件の区画内
    に配置したことを特徴とするマスフローコントローラー
  2. (2)前記主キャピラリー、分岐キャピラリー及び調整
    弁に加熱用ヒーターを付設した実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のマスフローコントローラー。
JP15837079U 1979-11-15 1979-11-15 マスフロ−コントロ−ラー Expired JPS607792Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15837079U JPS607792Y2 (ja) 1979-11-15 1979-11-15 マスフロ−コントロ−ラー

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JP15837079U JPS607792Y2 (ja) 1979-11-15 1979-11-15 マスフロ−コントロ−ラー

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Publication Number Publication Date
JPS5676033U JPS5676033U (ja) 1981-06-20
JPS607792Y2 true JPS607792Y2 (ja) 1985-03-16

Family

ID=29669618

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JP15837079U Expired JPS607792Y2 (ja) 1979-11-15 1979-11-15 マスフロ−コントロ−ラー

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