JPS607790Y2 - ポンプ循環系スラリ−貯槽 - Google Patents

ポンプ循環系スラリ−貯槽

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JPS607790Y2
JPS607790Y2 JP12280380U JP12280380U JPS607790Y2 JP S607790 Y2 JPS607790 Y2 JP S607790Y2 JP 12280380 U JP12280380 U JP 12280380U JP 12280380 U JP12280380 U JP 12280380U JP S607790 Y2 JPS607790 Y2 JP S607790Y2
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JP
Japan
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storage tank
supply
slurry storage
pipe
slurry
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Expired
Application number
JP12280380U
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English (en)
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JPS5747225U (ja
Inventor
和浩 森
利夫 桑原
Original Assignee
月島機械株式会社
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Publication date
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  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はCOM (コム)の如きスラリーを均質な状態
において保持し、燃焼装置への供給を可能とするスラリ
ー貯槽に関するものである。
かつては石炭が主エネルギー源として使用されていたが
、塊状固体である石炭の輸送、貯蔵、取扱い等に多くの
人手と費用を要し、一方石油の探査技術が向上し、石油
の供給が増大するに従って石炭にかわり石油が主エネル
ギー源として使用されてきた。
しかし、その後経済上その他種々の事情によって産油国
による石油の供給が従前のように豊富なものではなくな
り、石油の埋蔵量等をも考慮して石油に比較して資源量
がはるかに豊富な石炭の再利用が図られつつある。
しかし、前記の如く塊状固体である石炭の輸送、貯蔵等
に不便なことから石炭のガス化・液化の研究開発が進め
られているがその実用化は今後用数年の歳月を要するも
のである。
そこで近年、 (1)資源の有効利用を図り、 (2)輸送船からの海底パイプラインによる移送を可能
として、従来必要であった褐炭岸壁、防波堤の設置を不
要なものとし、 (3) 石炭燃料を使用するプラントの立地点の条件
として必要であった港湾の条件を外し、立地点の選択が
できるとともに立地点の拡大を計ることができ、 (4)従来燃料用として使用されていた瀝青炭の他、自
然発火の危険性から長期輸送が困難であった炭化度の低
い褐炭の使用を可能とする、等々の利点から、COM研
究開発が取り上げられている。
COMと称される石炭・油混合燃料(Coal −01
1−Mlxture)は、粉粒状にした石炭を重油に混
合し、液体として取扱いができるようにした燃料のこと
であり、上記利点の細塊状固体である石炭の輸送と取扱
い上の不便をなくし、石炭を燃焼することにより省石油
に役立たせようとするものである。
COMとしては、74μ(200メツシユ)程度に微粉
砕した微粉石炭を重量比で約50%の重油と混合した微
粉COM、或は粒径6m/m程度の石炭粒を石炭混合比
を微粉COMの50%より多くした粗粒COM等がある
が、いずれも固体と液体との懸濁混合液であるため静置
状態においては固体と液体とが分離し、重量物の沈降現
象を生じる。
従って、このままではCOMを有効な燃料として使用す
ることは困難なため、粉粒状石炭と重油とを常に均一な
状態に保ち、有効燃料として供給可能とするスラリー貯
槽が提供されている。
尚、本考案はCOMのような液に限らず鉄鉱石、非鉄金
属を含有するスラリーの貯槽に使用してもよいこともち
ろんである。
第1図によってスラリー貯槽の一例を示せば、屋根を有
する円筒形、平底スラリー貯槽本体A内にレーキBを水
平方向に回転可能とした構成を要旨とし、レーキBはレ
ーキケージaル−キアームB2、レーキブレードB3に
より形成され、レーキB自体は貯槽本体A内に立設固定
した図示するセンターポールCによって回転可能に支持
するか或は図示しない適宜桁枠を利用して貯槽本体A内
に吊持すればよく、レーキBは駆動装装置B4によって
回転される。
尚、図中りは循環ポンプ、Eは循環系路、Fは誘導パイ
プ、Gは供給系路、Hは循環抜出口、■は供給口である
スラリー貯槽は上記構成であって、初期において懸濁混
合液は貯槽本体Aの下部に形成された図示しない流入口
から槽本体A内に送り込まれ一定量、少くとも液面が誘
導パイプFに達した以後は図示しない屋根流入口から誘
導パイプFを利用して混合液が送り込まれる。
レーキBは常時或は定期的に回転して固体と液体との混
合液を混練するとともに貯槽本体A底部に堆積する濃厚
スラリーをレーキブレードaにより貯槽本体Aの下端外
周方向にかき寄せ、濃厚スラリーを定期的に或は常時循
環ポンプDにより屋根A□上に揚送して誘導パイプFか
ら液面へ静かに落下させ混合液層が均質な状態を保持す
るようにしである。
レーキブレードB3は濃厚スラリーを本体Aの下端外周
方向にかき寄せるために回転進行方向に対し外向きに傾
斜した状態でレーキアーム鳥に設置されている。
均質な混合液を燃料として使用する場合には供給口Iか
ら供給系路Gを通して燃焼装置へと移送される。
上記のようなスラリー貯槽において、貯槽本体Aの懸濁
混合液(スラリー)の供給口■は貯槽本体Aの周方向数
箇所に設けられ、それぞれの供給口Iから各供給系路G
を通して燃焼装置へと移送されるが、各供給口Iは本体
A周方向においてほぼ同一高さに設置されているため特
定層のみの液が供給され、供給液内容に偏差を生ずるこ
とがある。
本考案は貯槽本体Aの教範所に設けられた供給口■にお
いて各供給口■の一供給系路中に上下数面の供給口■を
形成し、−供給系路中における教範の供給口■を切換操
作可能とすることにより貯槽本体A内の粒度分布の最適
な液層の供給を可能としたスラリー貯槽を提供すること
を目的とする。
以下図面に従って本考案の一実施例を詳述する第2図、
第3図において1は第1図と同様の貯槽本体、2.3.
4は供給パイプであって、各パイプ2,3.4の先端
はバルブ5を介して一供給系路中に形成した各供給口6
に連結し、基本パイプ2は移送ポンプ7に直結するとと
もにパイプ3は基本パイプ2の分岐点において連通可能
に連結し、また他のパイプ4はパイプ3に分岐して連通
可能に連結するかあるいはパイプ3と同様直接基本パイ
プ2に分岐連結してもよい。
−供給系路中における各供給口6は上下適当な間隙をお
いて直列に配設してもよく、図示のように上下左右無差
別に配置してもよい。
また供給口6は必要に応じ、さらには貯槽本体Aの大き
さにより設置数が決定される。
上記のような複数個の供給口6を有する一供給系路を貯
槽本体1の周方向数箇所へ設置し、−供給系路中におけ
る供給口6はバルブ操作により切換可能としておく。
本考案は上記構成であり、−供給系路中において供給ポ
ンプ7に直結する基本パイプ2に分岐パイプを介して各
供給口6を連結し、バルブ5操作により各供給口6の切
換え、選択可能としたことにより、貯槽本体A中の任意
液層濃度のスラリー供給移送を可能にし特に高品質のス
ラリーを燃料として供給することが可能となる。
また、スラリー沈降が多くなった場合には上部液層のス
ラリーを取り出し、循環系路によって液層が上下均等な
ものとなった場合には通常運転(基本パイプ)から供給
する等循環ポンプの間歇運転に対応できるものである。
各供給口6、基本パイプ2、分岐パイプ31等にはクリ
ーニング用としてスチーム吹込口を直結すれば各パイプ
内の清掃をなすことができ供給移送を円滑なものとする
【図面の簡単な説明】
第1図はスラリー液槽全体の概略図、第2図は供給系路
の正面図、第3図は同一部破断面図である。 1は貯槽本体、2. 3. 4はパイプ、5はバルブ、
6は供給口である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スラリー貯槽本体内において水平方向に回転可能なレー
    キにより懸濁混合液(スラリー)を均質に混練するスラ
    リー貯槽において、供給ポンプに直結する基本パイプに
    分岐パイプを連通可能に連結し、各パイプを貯槽本体に
    多数形成した各供給口6にそれぞれ連結し、各供給口の
    切換操作を可能として成ることを特徴とするポンプ循環
    系スラリー貯槽。
JP12280380U 1980-08-29 1980-08-29 ポンプ循環系スラリ−貯槽 Expired JPS607790Y2 (ja)

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JP12280380U JPS607790Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29 ポンプ循環系スラリ−貯槽

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JPS5747225U JPS5747225U (ja) 1982-03-16
JPS607790Y2 true JPS607790Y2 (ja) 1985-03-16

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6230940U (ja) * 1985-08-09 1987-02-24
JPH0537858Y2 (ja) * 1986-07-25 1993-09-24
JPH063702Y2 (ja) * 1986-08-29 1994-02-02 池田物産株式会社 車両用シート

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JPS5747225U (ja) 1982-03-16

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