JPS6076427A - 飲酒運転防止装置 - Google Patents

飲酒運転防止装置

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JPS6076427A
JPS6076427A JP58183307A JP18330783A JPS6076427A JP S6076427 A JPS6076427 A JP S6076427A JP 58183307 A JP58183307 A JP 58183307A JP 18330783 A JP18330783 A JP 18330783A JP S6076427 A JPS6076427 A JP S6076427A
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JP
Japan
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alcohol
heartbeat
driver
driving
prevention device
Prior art date
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Pending
Application number
JP58183307A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ikeyama
健 池山
Yoshihiro Naruse
成瀬 好廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinsangyo Kaihatsu KK
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Shinsangyo Kaihatsu KK
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Shinsangyo Kaihatsu KK filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Publication of JPS6076427A publication Critical patent/JPS6076427A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K28/00Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions
    • B60K28/02Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the driver
    • B60K28/06Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the driver responsive to incapacity of driver
    • B60K28/063Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the driver responsive to incapacity of driver preventing starting of vehicles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、酒を飲んで自動車等を運転するのを禁止して
事故の発生を予防する飲酒運転防止装置に関する。
[従来技術] 自動車事故の大半がスピードの出しすぎ、飲酒状態での
運転によって占められているように、飲酒状態での運転
は非常側;危険である。
そこで例えば、ドライバが飲酒状態かどうかを検出して
、飲酒状態では自動車を運転できないようにエンジンの
作動を禁止すれば、このような飲酒運転を予防でき、交
通事故を少なくできる。
ところで、飲酒状態かどうかを検出するアルコールセン
サは従来より存在する。しかしながら。
この種のセンサを単純に自動車の運転席に取付けて、そ
の検出結果に応じてエンジンの作動許可/禁止を制御す
るわけにはいかない。つまり、自動車にはドライバの他
に同乗者が存在する場合があるので、同乗者が飲酒状態
でドライバが飲酒状態でなければ、飲酒状態でないと判
定しなければならないが、助手席等で発散されたアルコ
ール成分が運転席にも達してそれがセンサに感知され、
飲酒状態と判定される可能性がある。
このような不都合を避けるには、筒のようなものでアル
コールセンサの指向性を所定領域に限定すればよい。し
かし、このようにすると、筒の中にドライバの息を吹き
込まなければセンサが作動しないから、ドライバの意志
で、たとえ飲酒状態であっても自動車を運転することが
できる。
[目的] 本発明は、ドライバが特別な動作をしなくとも飲酒の有
無を確実に検出して飲酒状態であれば運転ができないよ
うにするとともに、ドライバと同乗者とを識別して誤検
出を防止することを目的とする。
[構成] 本発明者等の実験によれば、人の心拍周期のばらつきす
なわち分散は、通常は比較的大きな変化を示すが、酒に
酔うと非常に小さくなることが判明した。したがって、
心拍周期の分散を検出すれば、飲酒状態かどうかを判別
するための1つの要素が得られる。そこで、本発明にお
いては、アルコールセンサの検出結果と心拍の分散の検
出結果とでドライバの飲酒の有無を判別する。これにょ
3− れば、アルコールが検出されてしかもドライバの心拍が
飲酒状態を示す場合にのみ運転を禁止するので、アルコ
ールセンサに特別な指向性を持たせなくとも誤検出はな
く、ドライバに特別な動作を要求することなく、飲酒状
態がどうかを判定できる。
飲酒状態が検出されて警告灯が点灯したりブザーが鳴動
しても、ドライバがそれを無視すれば飲酒運転をするこ
とはできる。そこで、本発明の1つの好ましい態様にお
いては、まず運転ができないようにエンジン始動を禁止
し、酒を飲んでいるかどうかをチェックして正常ならエ
ンジン始動禁止を解除し、飲酒状態ならそのままエンジ
ン始動禁止を継続する。エンジンの始動を禁止するには
、例えばイグニツシJンコイルの通電を禁止すればよい
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図に、飲酒運転防止装置を備えた自動車の4− 運転席近傍を示す。第1図を参照して説明する。
ステアリングホイール4の中央部には、心拍、アルコー
ル測定結果等の表示を指示する表示スイッチSW1およ
びSW2.心拍に応じた表示を行なう発光ダイオードL
ED、アルコールセンサASE等が備わっている。ステ
アリングホイール4の左方に2つのブラウン管表示装置
1cRT1およびCRT2が備わっている。ドライバ1
が指に装着しているのが心拍検出器2であり、これと心
拍計本体とを接続するコード3は、長さに少し余裕を持
たせて、ドライバ1の腕に沿わせるように配置しである
。このコード3は、ドライバ1の服にクリップ5で固定
しである。
第2a図、第2b図および第2c図に、心拍検出器2の
構成を示す。この心拍検出器2は、プラスチック製の基
板2a、ゴム2b、保持用綿テープ2c、発光ダイオー
ドLD、フォトトランジスタFTおよびコード2dでな
っている。綿テープ2cの一端が基板2aに固着されて
おり、第2b図に示すように指の爪la側に基板2aを
乗せ、綿テープ2cを指に巻いてその他端を一端と係合
して固定するようになっている。ゴム2bは、センサが
外からの光を透過しないように、また爪からの不要な散
乱光の影響を受けないように、黒色のものを使用してい
る。
基板2aおよびゴム2bは爪1aの形状に合わせた曲面
に形成しである。爪1aと、ゴム2b、発光ダイオード
LDおよびフォトトランジスタPTとが密着するように
、発光ダイオードLDおよびフォトトランジスタPTは
、ゴム2bに埋め込んで、ゴム2bの表面と発光ダイオ
ードLDおよびフォトトランジスタPTの先端とが一致
するようにしである。またLDおよびPTの光軸が、爪
1aと垂直になるようにLDおよびPTを配置しである
人の指は比較的柔かいので、指で物(たとえばステアリ
ングホイール)を握る場合には握る部分の形状が変化す
る。したがって、血液による光の反射を検知する心拍検
出では指に力が加わったりすると、血管とセンサとの位
置がずれて検出出力に誤りを生ずる。しかしながら第2
c図に示すように、爪側にセンサ部分を付加する場合、
一般に人の指の爪側には大きな力は加わらないし、しか
も爪は比較的硬いので、ゴム2bと爪1aとが密着して
いれば、よほどのことがない限り検出の誤りは生じない
第3図に、第1図に示す自動車に搭載した飲酒運転防止
装置の構成を示す。第3図を参照して説明する。この実
施例では制御装置としてマイクロコンピュータCPUを
用いている。表示スイッチSWlおよびSW2は、イン
バータ等を介してCPUの入力ボートに接続しである。
ADCは、4つの入力チャンネルを有するアナログ/デ
ジタル変換器であり、各々の入力チャンネル1,2.3
および4には、それぞれ可変抵抗器VRI、VR2、心
拍検出回路、およびアルコール検出回路が接続されてい
る。VRIは、後述する心拍周期の変動量(分散)の基
準値を設定するものであり、VR2は、アルコール濃度
の基準値を設定するものである。
7− 警報出力用のブザーBZおよび音声合成装置VGUは、
CPUの出力ポートに接続しである。SPはスピーカで
ある。ブラウン管表示装置CRTIおよびCRT2の表
示制御を行なうビデオメモリ、VRAMIおよびVRA
M2が、それぞれマイクロコンピュータCPUと接続さ
れている。
前記心拍検出器2の発光ダイオードLDには、1.5K
)lzの信号を出力する発振回路osciが接続されて
いる。フォトトランジスタPTの出力は、増幅回路AM
PI、フィルタFLIおよび検波器DTIを介して、ア
ナログ/デジタル変換器ADCの入力チャンネル3に接
続されている。フィルタFLIは1.5KHz以上の信
号成分を除去するローパスフィルタである。表示用の発
光ダイオードLEDは、増幅器AMP2を介して検波器
DTIの出力端に接続されている。増幅器AMP2の出
力端は、心拍周期を検出するためにマイクロコンピュー
タCPUの割り込み入力端INTに接続しである。アル
コールセンサASEは、この例ではヒータHTとそれに
近接配置された半導体抵抗素8− 子SCでなっており、アルコール濃度に応じて半導体抵
抗素子SCの抵抗値が変化する。SCとそれに直列に接
続した抵抗器Rとが電源ラインとアースラインに接続さ
れており、SCとRとの接続点がA/D変換器ADCの
チャンネル4に接続されている。
イグニッションキースイッチIGSとイグニッションコ
イルとの間には、エンジン始動を禁止するためのメイン
リレーRLを介挿しである。リレーRLがオフの間は、
イグニッションキースイッチをオンにしても、イグニッ
ションコイルに通電されないので、エンジンは始動しな
い。リレーRLは、インバータINI、IN2等を介し
てマイクロコンピュータCPUの出力ポートに接続され
たトランジスタQAによって制御される。BTが自動車
のバッテリーである。
第4a図、第4b図および第4c図に、心拍数および心
拍の分散値の各種状態における代表例を示す。第4a図
は通常活動時の状態、第4b図は飲酒をして酔いがまわ
った時の状態、そして第4C図は安静時の状態をそれぞ
れ示している。なお。
各グラフの横軸は心拍を表わす。これらのグラフを参照
すると、各状態に応じて分散に大きな変化がみられるこ
とが分かる。つまり、通常活動時。
安静時共に分散は比較的大きいが、酔いのまわった状態
のみ分散が非常に小さくなっている。したがって、分散
が小さいかどうかを飲酒しているかどうかを判断するた
めの1つの要素としうるのは明らかである。
第5図に、アルコールセンサASEの検出特性を示す。
グラフの横軸はアルコール濃度(PPM) 、縦軸は半
導体抵抗素子SCの抵抗値である。第5図を参照すると
、アルコール濃度が高くなる程、半導体抵抗素子SCの
抵抗値が小さくなるのがわかる。したがって、第3図に
おいて、A/D変換器ADCのチャンネル4に印加され
る電圧は、通常は高く、アルコールを検出するとその検
出濃度に応じた低い値になる。
第6a図、第6b図および第6C図に、第3図に示すマ
イクロコンピュータCPUの概略動作を示す。第6a図
に示すのがメインルーチンのフローチャート、第6b図
に示すのが分散計算・判別サブルーチンのフローチャー
ト、そして第6c図に示すのが運転中サブルーチンのフ
ローチャートである。
まず第6a図を参照して説明する。電源がオンするとイ
グニッションキースイッチIGSがオンするのを待つ。
これがオンするとアルコールセンサASEを検出可能状
態として、その出力電圧をA/D変換器ADCで読み取
る。なお、図面には表われていないが、第3図に示すア
ルコールセンサASEはヒータがかなりの電力を消費す
るので、ASEに接続された電源ラインの電圧出力を遮
断するためのリレーが備わっている。アルコールを検出
するときのみ、とのリレーをオンにする。ステップS3
でアルコールが検出されなければ、ステップS]2に進
んでリレーRLをオンし、イグニッションコイルの通電
を許可する。
ステップS3で所定以上の濃度のアルコールが検出され
ると、リレーRLはオフのままで、イブニラ11− シ目ンコイルの付勢は禁止される。またこの場合、所定
の表示データをビデオRAMに転送して、アルコールが
検出されたことをブラウン管表示装置CRT2に表示す
る。なお、アルコール検出の判別レベルは、この例では
可変抵抗器VR2によって予め設定された固定値になっ
ている。
次いで、A/D変換器ADCの入力チャンネル3をチェ
ックして心拍信号が到来しているか、すなわち心拍検出
器2がドライバに装着されたかどうかを判別する。心拍
検出器2が装着されたら、分散計算・判別サブルーチン
に進んで分散値判別処理を行ない、その結果が正常であ
ればビデオRAMに所定の表示データを転送して分散正
常の表示を行ない、アルコールを検出しなかった場合と
同様に、ステップ312 K進む。分散判別処理の結果
が異常、すなわち分散が所定値以下であるとビデオRA
Mに所定の表示データを転送して分散異常を表示すると
ともに、音声合成装置VGUを付勢して、′飲酒運転は
やめなさい″と音声で警告を発する。
12− エンジン始動前のチェックでアルコール判定と心拍分散
の判定結果の少なくとも一方が正常であると判別される
と、運転中サブルーチン513(第6C図)に進む。
第6C図を参照して説明する。まずイグニッションキー
スイッチIGSをチェックしてこれがオフでなければア
ルコール検出処理に進む。ここでアルコールが検出され
るまで待つ。アルコールが検出されると、アルコールが
検出されたことをブラウン管表示装置CRT2に表示す
る。次いで、心拍分散計算・判別サブルーチンを実行す
る。分散が正常であれば、それをCRT2に表示してス
テップ851に戻り、処理を繰り返す。ステップS55
の判別結果が分散異常であると、CRT2に分散異常を
表示し、音声合成装置VGUを付勢して、′″飲酒運転
はやめなさい″と音声で警告する。この警告動作は、イ
グニッションキースイッチIGSがオフになるまで、す
なわち自動車のエンジンを停止させるまで継続して行な
われる。
したがって、エンジンを始動させる前に酔いがまわった
状態の場合はもちろん、自動車を運転しはじめた後で酔
いがまわった場合にも、運転をやめるように警告される
第6b図を参照して、分散計算・判別サブルーチンを説
明する。概略でいうと、この処理では32拍の心拍周期
を測定してその分散値Mをめ、その値が参照値MLと等
しいか又はそれよりも大きければ正常とみなし、20拍
連続して分散値Mが参照値MLよりも小さいと分散異常
と見なす。
なお参照値MLは、可変抵抗器VRIによって予め設定
される値である。
具体的に説明すると、ますカウンタNをクリアして32
拍分の心拍周期を測定する。心拍周期の測定は、次のよ
うにして行なう。心拍信号をA/D変換器ADCで2m
5ec毎にサンプリングし、まずR波が到来したかどう
かをチェックし、R波であれば次に信号のピークかどう
かをチェックする。
R波というのは、心拍信号の大きな山の部分であり、こ
の例では、微分値すなわち各サンプリング毎のデータの
変化が所定値よりも大きいかどうかをチェックし、大き
い状態が所定回数連続する場合をR波であると判別して
いる。またこの例では、サンプリング値の変化がO又は
それ以下である状態が2回連続すると心拍波形のピーク
であると判別している。心拍波形のピークを検出したら
、インターバルタイマをセットして、ピーク検出から次
のピーク検出時までの時間を測定する。この時間が、い
わゆるR−R間隔(心拍の1周期)である。
このようにして測定した周期データを32個のメモリに
格納し、このメモリに格納されたデータを使用して、計
算により、心拍周期の分散値をめる。分散値は、各周期
データをSとすると、次式によってめることができる。
分散値= 82の平均値−(Sの平均値)2各ステツプ
S34およびS35を実行することにより、メモリに格
納した32拍の心拍周期データから分散値をめる。計算
して得られた分散値Mが参照値MLよりも小さくなけれ
ば分散正常とみなしてメインルーチンに戻るが、M<M
Lである15− と、カウンタNを+1してステップ833に戻り、分散
値チェックを再実行する。
再実行の場合には、ステップ833で1拍分の心拍周期
データを入力し、メモリに格納された最も古いデータを
新しいデータに更新する。すなわち、メモリの番号をm
とすると、第1回目の再実行(第2回目の分散チェック
)ではメモリR(m )の第1番目のものR(1)のデ
ータを新しく測定した周期データに更新する。M<ML
の状態が続くと、同様にしてその度にmの異なるメモリ
に順次データを格納し1分散チェックを再実行する。つ
まり、常に最新の32拍の心拍周期データを用いて分散
値を計算する。20拍分連続してM<MLであると、カ
ウンタNの内容が20に達し、ステップ838からステ
ップ839に進んで心拍分散異常と判定する。
なお、上記実施例ではアルコール検出の判定濃度と心拍
分散値の正常/異常判定値を共に固定値としたが、例え
ばアルコールセンサの出力レベルに応じて、その検出濃
度が高い場合には分散基準16− 値を大きく設定し検出濃度が低い場合には分散基準値を
低く設定するようにしてもよい。その場合、第1図のよ
うにステアリングホイール上等にアルコールセンサを設
けることにより、これをドライバに近づけて他の同乗者
から離せば、アルコールセンサの検出感度はドライバに
対して高く他の同乗者に対して低くなるので、更にドラ
イバと他の同乗者とを識別し易くなり飲酒検出の信頼性
が向上する。また、それと同様にM<MLとなる回数の
基準値(第6b図のN)を変更するようにしてもよい。
なお、上記実施例においては心拍検出器として。
指に装着するタイプの反射型光学検出器を用いたが、同
様の検出器を例えば耳に装着しても心拍を検出できるし
、光学式に限らず例えば複数の電極をステアリングホイ
ールに配置して、ドライバの両手の間の電位差を検出す
るようにしても検出できる。また、アルコールセンサに
ついても同様に様々な他方式のセンサを使用できる。
更に、実施例では運転を開始してから飲酒状態を判別し
た場合には、警告を与えるだけとしであるが、例えば図
示しない車速制御装置に指令を与えて、所定以上の車速
にならないように速度を規制してもよい。
[効果] 以上説明したとおり、本発明によればドライバが特別な
動作をしなくともアルコールを検出できるので飲酒の有
無を確実に検出でき、しかも同乗者がある場合にもドラ
イバのみの飲酒の有無を判定できる。運転開始前に飲酒
状態を検出したらエンジンの作動を禁止することにより
、飲酒運転を確実に防止しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は飲酒運転防止装置を備える自動車の運転席近傍
を示す正面図である。 第2a図、第2b図および第2c図は、それぞれ心拍検
出器2の平面図、平面図および断面図である。 第3図は、第1図の自動車に搭載した飲酒運転防止装置
のブロック図である。 第4a図は通常活動時の心拍数および心拍周期の分散の
変化を示すグラフ、第4b図は飲酒・状態の心拍数およ
び心拍周期の分散の変化を示すグラフ、第4c図は安静
時の心拍数および心拍周期の分散の変化を示すグラフで
ある。 第5図は、アルコールセンサASEの特性を示すグラフ
である。 第6a図、第6b図および第6c図は、第3図のマイク
ロコンピュータCPUの概略動作を示すフローチャート
である。 1:ドライバ 2:心拍検出器(心拍検出手段) 4ニステアリングホイール ASE :アルコールセンサ(アルコール検出手段)C
RTI、CRT2 ニブラウン管表示装置ADC:A/
D変換器 CPU:マイクロコンピュータ(電子制御手段)RL:
リレー(運転禁止手段) 特許出願人 アイシン精機株式会社 他1名□ 特開昭GO−76427(9)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)運転席の近傍に配置され、少なくとも運転者の心
    拍を検出する心拍検出手段; 運転席の近傍に配置されたアルコール検出手段; 少なくとも1つの運転禁止手段;および前記心拍検出手
    段が出力する心拍周期のばらつきと前記アルコール検出
    手段の出力信号が所定の状態になると、運転禁止手段を
    付勢する電子制御手段; を備える飲酒運転防止装置。
  2. (2)電子制御手段は、心拍周期のばらつきが所定値以
    下でしかもアルコール検出手段が所定量以上のアルコー
    ルを検出すると運転禁止手段を付勢する、前記特許請求
    の範囲第(1)項記載の飲酒運転防止装置。
  3. (3)運転禁止手段は、エンジン始動禁止手段を備える
    、前記特許請求の範囲第(1)項記載の飲酒運転防止装
    置。
  4. (4)エンジン始動禁止手段は5付勢時にイグニッショ
    ンコイルの通電を遮断する通電禁止手段である、前記特
    許請求の範囲第(3)項記載の飲酒運転防止装置。
  5. (5)電子制御手段は、電源オン時に運転禁止手段を付
    勢し、アルコール検出量が所定以下となるかもしくは心
    拍周期のばらつきが所定以上になると運転禁止手段を消
    勢する、前記特許請求の範囲第(1)項記載の飲酒運転
    防止装置。
  6. (6)心拍検出手段は、発光素子と受光素子を備える反
    射型光学検出器である、前記特許請求の範囲第(1)項
    、第(2)項、第(3)項、第(4)項又は第(5)項
    記載の飲酒運転防止装置。
JP58183307A 1983-09-30 1983-09-30 飲酒運転防止装置 Pending JPS6076427A (ja)

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