JPH0649261U - 居眠り運転防止機能を備えたハンドル - Google Patents

居眠り運転防止機能を備えたハンドル

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JPH0649261U
JPH0649261U JP9124792U JP9124792U JPH0649261U JP H0649261 U JPH0649261 U JP H0649261U JP 9124792 U JP9124792 U JP 9124792U JP 9124792 U JP9124792 U JP 9124792U JP H0649261 U JPH0649261 U JP H0649261U
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JP
Japan
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pulse
detection sensor
data
data storage
steering wheel
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Pending
Application number
JP9124792U
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English (en)
Inventor
るみ 高柳
龍二 望月
三夫 長沢
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Topy Industries Ltd
Original Assignee
Topy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ハンドルに取り付けた脈拍検出センサにより、
脳や手足の運動機能の低下による脈拍数変化を検知し、
運転中における居眠りの危険状態に陥る前に警報を発し
て予測される危険を回避するする。 【構成】ステアリングホイールの適当箇所に取り付けら
れた脈拍検出センサと、あらかじめ測定した標準脈拍デ
ータを記憶するデータ記憶部と、前記脈拍検出センサに
より検出された脈拍を演算し、データ記憶部の記憶デー
タと比較する比較演算部と、比較演算部の比較データを
もとに異常の有無を判定し、異常がある場合に警告信号
を発する信号発生部とからなる。 これによりとくに運
転中における危険状態に陥る前に予告的に警報を発する
ことができ、従来のようにすでに運転者が危険状態に陥
いっており、脳や手足の運動機能が著しく低下した時点
で警報を発する場合に比べ安全性が著しく向上向上す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等の車両や船舶、あるいは航空機における操蛇ハンドルの改 良に関し、居眠り運転防止をはかることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】
従来知られていた居眠り防止対策としては、運転中断続的に警報音を発したり 、あるいは眼鏡のフレーム部分に目の粘膜を断続的に刺激する手段を取り付けた ものがある。 また別の手段としては居眠りをした場合に瞼が閉じる現象を利用 し、レンズ部分の適当な箇所に受・発光部よりなる反射センサを備えた眼鏡をか けて眼球と瞼との反射光の差異を検出して居眠り状態を感知して警報を発するよ うにしたものも考えられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来方法のうち、運転中断続的に警報音を発したり、 あるいは眼鏡のフレーム部分に目の粘膜を断続的に刺激する手段を取り付けたも のにあっては、正常時にはきわめて煩わしいばかりでなく、運転者に常時緊張を 与えることになり、反対に運転をしない通常時の注意力散漫にする等あまり好ま しくはない。
【0004】 またレンズ部分の適当な箇所に受・発光部よりなる反射センサを備えた眼鏡を かけるようにしたものにあっても、眼鏡の常用者ではない者にとっては煩わしく 、また視野が狭まる等使用には違和感があるばかりでなく、警報を発するのはす でに運転者が危険状態に陥いっており、脳や手足の運動機能が著しく低下した時 点であるところから、その直後における危険状態を避けることはできない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案にあっては、運転中に脳や手足の運動機能が低下し、居眠り状態 が近づくと脈拍数が低下する現象を利用し、上記した従来技術における種々の課 題を解決し、とくに運転中における危険状態に陥る前に予告的に警報を発するこ とができるようにしたものである。
【0006】 すなわち具体的にはステアリングホイールの適当箇所に取り付けられた脈拍検 出センサと、あらかじめ測定した標準脈拍データを記憶するデータ記憶部と、前 記脈拍検出センサにより検出された脈拍を演算し、データ記憶部の記憶データと 比較する比較演算部と、比較演算部の比較データをもとに異常の有無を判定し、 異常が有る場合に警告信号を発する信号発生部とからなる居眠り運転防止機能を 備えたハンドルに関する。
【0007】
【作用】
運転中は常時ハンドルのステアリングホイールに手をかけており、ステアリン グホイールに取り付けられたセンサが常時運転者の脈拍を検出し、これを比較演 算部に送ってデータ記憶部の記録と対比し、ほとんど差がない場合には判定部に おいて警報の判定をすることがないが、一定の許容値を下回った場合には判定部 において警報発生の判定をなし、直ちに信号発生部に信号を送って音声や発光、 あるいは電気的刺激による警報を発する。
【0008】
【実施例】
以下において本考案の具体的な内容を図1および図2の実施例をもとに説明す ると、1はハンドルのステアリングホイール、2はステアリングホイール1の適 当箇所に取り付けられた脈拍検出センサを示す。 脈拍検出センサ2はたとえば 一般の血圧計や脈拍測定機能付きの時計等に組み込まれているような公知のもの でよく、これをステアリングホイール1のもっとも常時握りやすい箇所に、単数 または一定の間隔を置いて複数個埋設、あるいは張り付けなどの取り付け手段に より取り付けられる。
【0009】 なお図1の実施例においてはハンドル1の比較的広い範囲にわたり複数個の脈 拍検出センサ2を配し、これを柔軟性のある薄いカバーにより被覆してステアリ ングホイール1における脈拍検出センサ2として表示したエリアのどの部分を握 っても脈拍検出ができるように構成した。
【0010】 データ記憶部4には、運転者の平常時における単位時間当たりの脈拍数値が予 め記憶させており、また比較演算部3においては、ステアリングホイール1に取 り付けられた脈拍検出センサ2により検出した現在の単位時間当たりの脈拍数と 、データ記憶部4の記録とを対比するようになっている。
【0011】 またこの場合データ記憶部4に予め記憶されたデータと、脈拍検出センサ2に より検出されたデータとの間に、平常時において変化が予測される範囲の一定の 範囲の許容値を設定し、これをあらかじめ判定部5に組み込んでおき、脈拍検出 センサ2により検出した現在の単位時間当たりの脈拍数と、データ記憶部4の記 録との間の両者間に生じた脈拍数の差が許容値内のものであれば正常として何ら 反応を示さないようになっているとともに、許容値を下回る場合には異常判定に より信号発生部6に向けた信号を発生する。
【0012】 信号発生部6は、ブザーや合成音声などの聴覚的警報手段、あるいは赤色LE Dの点滅その他の視覚的警報手段、または低電流による人体刺激等の電気的警報 手段のうちの1または2手段が採用される。 なお比較演算部3、データ記憶部 4、判定部5、信号発生部6の取り付け箇所については、必ずしもステアリング ホイール1およびその付近である必要はなく、すこし離れたところでもよい。
【0013】 上記した構成において、運転中は常時ハンドルのステアリングホイール1に運 転者の手がかけられており、ステアリングホイール1に取り付けられた脈拍検出 センサ2が常時運転者の脈拍を検出し、これを比較演算部3に送ってデータ記憶 部4の記録と対比し、ほとんど差がない場合には判定部5において警報の判定を することがないが、一定の許容値を下回った場合には判定部5において警報発生 の判定をなし、直ちに信号発生部6に信号を送って音声や発光、あるいは電気的 刺激による警報を発する。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上記した通り、ステアリングホイールの適当箇所に取り付けられた脈 拍検出センサと、あらかじめ測定した標準脈拍データを記憶するデータ記憶部と 、前記脈拍検出センサにより検出された脈拍を演算し、データ記憶部の記憶デー タと比較する比較演算部と、比較演算部の比較データをもとに異常の有無を判定 し、異常が有る場合に警告信号を発する信号発生部とからなる居眠り運転防止機 能を備えたものであるために、とくに運転中における危険状態に陥る前に予告的 に警報を発することができ、従来のようにすでに運転者が危険状態に陥いってお り、脳や手足の運動機能が著しく低下した時点で警報を発する場合に比べ安全性 が格段に向上する。
【0015】 また運転中断続的に警報音を発し、あるいは眼鏡のフレーム部分に目の粘膜を 断続的に刺激する手段を取り付けたりする従来のものに比べ、煩わしさがないば かりでなく、運転者に対して常時緊張を与えて運転をしない通常時の注意力を散 漫にするといった不具合が全くない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるステアリングホイール
の平面図。
【図2】本考案の一実施例である、脈拍検出による警報
メカニズムをあらわしたブロック図。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 2 脈拍検出センサ 3 比較演算部 4 データ記憶部 5 判定部 6 信号発生部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングホイールの適当箇所に取り付
    けられた脈拍検出センサと、あらかじめ測定した標準脈
    拍データを記憶するデータ記憶部と、前記脈拍検出セン
    サにより検出された脈拍を演算し、データ記憶部の記憶
    データと比較する比較演算部と、比較演算部の比較デー
    タをもとに異常の有無を判定し、異常が有る場合に警告
    信号を発する信号発生部とからなる居眠り運転防止機能
    を備えたハンドル。
JP9124792U 1992-12-15 1992-12-15 居眠り運転防止機能を備えたハンドル Pending JPH0649261U (ja)

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JPH0649261U true JPH0649261U (ja) 1994-07-05

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007204005A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Toyota Motor Corp 操舵装置
JP2010537888A (ja) * 2007-09-06 2010-12-09 タカタ・ペトリ アーゲー 車両用ステアリングホイールアセンブリ

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JP4670667B2 (ja) * 2006-02-06 2011-04-13 トヨタ自動車株式会社 操舵装置
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