JPS60759B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPS60759B2
JPS60759B2 JP9160477A JP9160477A JPS60759B2 JP S60759 B2 JPS60759 B2 JP S60759B2 JP 9160477 A JP9160477 A JP 9160477A JP 9160477 A JP9160477 A JP 9160477A JP S60759 B2 JPS60759 B2 JP S60759B2
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capacitor
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capacitors
charging
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憲 石川
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばレーザ装置の光励起源として好適な放
電灯点灯装置に関する。
固体レーザを励起して発せられたレーザ光を被加工物に
照射して加工を行うレーザ装置がある。
例えば溶接装置にあっては、溶接物の材質・形状に応じ
た最適条件にレーザ光のパルス幅や強度、及び繰り返し
周期を調整している。この種の装置では、一般にレーザ
活性物質を放電灯(フラッシュランプ)の閃光発光によ
って励起するものが多く、上記閃光発光を制御すること
によってレーザ出力を制御するようにしている。第1図
はこのような放電灯点灯装置の一例を示す概略構成図で
ある。第1図において1は直流電源で、この電源1の出
力はィンダクタンス2を介し点弧開成されるSCR3,
4を介して充放電コンデンサ5,6にそれぞれ共振充電
される。
上記充放電コンデンサ5,6はダイオード7を介して一
方向に接続され、これらのコンデンサ5,6の充電電荷
は波形整形コイルを介して放電灯8に供給される。また
8aは上記放電灯8のトリガー電極で、この電極8aに
印加されるトリガー信号によって放電灯8が閃光放電す
る。この閃光放電はしーザロッド9に与えられ、レーザ
を励起している。このように構成された装置によればS
CR3,4を点弧してコンデンサ5,6の充電を行った
のちに放電灯8をトリガーすることによってパルス幅の
長い閃光発光、つまりレーザ光を得ることができる。
しかしながら、上記の如くパルス幅の長い閃光発光を得
る為には、コンデンサ5,6を容量を大きくしなければ
ならず、また高速充放電を繰り返えす為には、高速充放
電にも耐える油コ:/デンサのように損失の小さなコン
デンサであり、容積のわ切こは大形でまた大重量のもの
が必要とした。更にはィンダクタンス2の形状も大形化
する欠点があった。この為、従来装置では、充放電速度
を犠牲にして、コンデンサ5,6の4・形、ひいては装
置の小形化を図かるために小形で大容量の得られる電解
コンデンサを利用して小形化を図かつている。また、複
数個設けられた充放電コンデンサを交互に用いるように
した装置も考えられたが、上記複数個の充放電コンデン
サの特性のばらつきによって閃光発光強度がその都度変
化する等の問題があり、実用に適さなかった。ところが
近時「加工能率の向上、省力化等から、高速度でパルス
幅の長いレーザ光が、特に要求されるようになってきた
。しかしながら、上述した如く、種々の問題が多く、上
記要求を満たす装置は大掛りで「複雑・大形化した。ま
た装置の価格も非常に高くなり、広く利用することがで
きなかった。本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的とするところは、簡単な回路構成で
、充放電コンデンサの小形化をはかり、その上高速度繰
り返しが可能で、しかもパルス幅の長い閃光発光を得て
、例えばレーザ装置の励起源として効果的に供すること
のできる放電灯点灯装置を提供することにある。以下、
図面を参照して本発明装置の一実施例を説明する。
第2図は同実施例の概略構成図である。
図中11は整流素子等で構成される直流電源である。こ
の直流電源11には平滑用コンデンサ12が接続され、
電源出力の変動分を平滑化している。この電源出力は、
ィンダクタンス13を介して出力され、このィンダクタ
ンス出力は、SCR14を介して第1の充放電コンデン
サ15を共振充電している。また前記ィンダクタンス出
力はSCR16a,16bを介して第2のコンデンサ群
としての充放電コンデンサ17a,17bをそれぞれ共
振充電している。なお、上記各SCR14,16a,1
6bはサィリスタ点弧制御回路18によって、それぞれ
点弧制御されるものである。なおサィljスタ点弧制御
回路18及びSCR14,16a,16bの開成タイミ
ングについては後述する。そして前記充放電コンデンサ
17a,17b、はダイオード19a,19bを介して
前記第1の充放電コンデンサ15に電気的に一方向に接
続されている。なお図中20は前記充放電コンデンサ1
5の共振充電用の補助インダクタンスである。そして、
前記第1の充放電コンデンサ15には波形整形コイル2
1を介して放電灯(フラッシュランプ)22が接続され
ている。しかしてこの放電灯22のトリガー電極22a
にトリガー信号を印加することによって放電灯22は前
記充放電コンデンサ15の放電電流によって閃光発光す
る。前記放電灯22はしーザ装置のレーザロッド23に
近接して対向設置されており、従って上託しーザロッド
23は前記閃光発光によって励起され、レーザ光を発す
る。なお図中24a,24bはしーザロッド23の前後
に配置された共振器ミラーで、25は上記しーザ光の集
光レンズである。ところで、前記サィリスタ点弧制御回
路18は、例えば第3図に示すように構成されている。
即ち、図中31に示すスタートパルス発生回路は、放電
灯22の閃光発光の繰り返し速度を定める所定周期のパ
ルス信号を出力している。このスタートパルス信号はゲ
ートパルス発生回路32に入力されて前記SCR14を
点弧させると共に次の各部に入力されている。即ち、遅
延回路33を介して遅延制御されたのち、ゲート回路3
4,35に入力されている。これらのゲート回路34,
35は前記SCR16a,16bをそれぞれ点弧するゲ
ートパルス発生回路36,37に夫々前記スタートパル
ス信号を入力するものである。また前記ゲート回路34
,35はフリップフロップ38によって択一的に交互に
開成ごれるものである。このフリップフoップ38は前
記スタットパルス信号によって交互に反転するもので、
従って、スタットパルス信号が入力する都度、前記のよ
うにゲート回路34,35を交互に開成する。更にまた
、前記スタートパルス信号は遅延回路39を介して遅延
制御されたのち、トリガー信号発生回路401こ入力さ
れている。このトリガー信号発生回路14川ま前記放電
灯22をトリガーして、閃光放電を開始させるものであ
る。しかして、SCR14は閃光放電の都度、点弧され
、充放電コンデンサー5は充放電を繰り返す。またSC
R16a,16bは2回の閃光放電に対して交互に1回
づつ点弧され、従って充放電コンデンサ17a,17b
は閃光放電の周期より長い周期を以つて充放電を繰り返
す。このように構成された装置は次のように作用する。
この作用を第4図を参照して説明する。第4図aは、サ
ィリスタ点孤制御回路18から発せられるゲートパルス
信号及びトリガー信号を時系列に示したもので「 aは
SCR14のゲートパルス信号、bはSCR16aのゲ
ートパルス信号、cはSCR16bのゲートパルス信号
及び、dは放電灯22のトリガー信号である。今、時刻
T,にゲートパルス信号aが出力され、SCR14が点
弧開成されることによってコンデンサ15には同図b‘
こ示すように電荷が充電「される。しかるのち、時刻L
にゲートパルス信号bが出力され、SCR16aが点弧
されてコンデンサ17aには同図cに示すように電荷が
充電される。そして放電灯22にトリガー信号dが印加
されると、上記コンデンサ15の電荷が急激に放電され
、続いてコンデンサー7aの電荷が放電される。この放
電電流ILは第4図eに示す如くなり、従ってパルス幅
の長い閃光放電を得ることができる。次に時刻T4にお
いて再度ゲートパルス信号aが印加されることによって
、コンデンサ15は高速度に充電される。
しかるのち、今度はゲートパルス信号cによってSCR
I&が点弧開成され、コンデンサー7bが充電される。
このコンデンサ17bの電圧波形を第4図dに示してい
る。そして、これらのコンデンサー5,17bの充電電
荷はトリガー信号dによって時刻Lに放電され、従って
先に説明した時刻T3と同様な閃光発光を得ることがで
きる。かくして、放電灯22はコンデンサ15の放電及
び、コンデンサー7a,17bの交互に繰り返えされる
放電とによって閃光発光する。
また前記コンヂンサ15は比較的小容量でよく、従って
ペーパー油コンデンサなどでも大形にならずに済み、こ
れを使えば高速充放電に十分に耐え得る。また、コンデ
ンサ17a,17bは交互に使用される為に、閃光発光
の繰り返し周期に比して十分長い周期で充放電を繰り返
えせばよく、従って充電時間並びに放電時間の長くかか
る大容量のコンデンサを用いることができる。従って各
コンデンサの繰り返えしが遅くても閃光放電の繰り返し
周期を高速度にできると共に、1パルス幅を前記大容量
のコンデンサ17a,17bによって十分長くすること
ができる。即ち、コンデンサ15の放電電流によって放
電灯22を高速度に繰り返して閃光放電させ、またその
閃光放電をコンデンサ17a,17bの選択的な放電に
よって長い時間持続させることが可能となる。故にパル
ス幅が長く、且つ繰り返しの遠い閃光放電を得て、例え
ばレーザ加工装置に効果的に供することができる。しか
も、従来装置のように高速度繰り返しに耐えて大容量な
油コンデンサを利用した場合のように、重量が重く、し
かも容量のわりに大型なコンデンサを一切必要としない
で電解コンデンサなどの小形で大容量のコンデンサを利
用できる。従って装置の簡略化をはかることができ、小
形で軽量な装置を容易に実現し得る。また上記したよう
に本装置の制御は非常に簡単なものであり、設計が容易
で安価に製作することができる。ところで、第4図fに
放電電流波形の拡大図を示すが、このパルスの後段部、
つまり図中斜線で示す領域はコンデンサー7a,17b
の放電電流によるものである。
この為、上記領域の波形はコンデンサ17a,17bの
特性のばらつきによって多少変化する。しかしながら、
一般にレーザ溶接に用いる場合には、被溶接物の溶融は
しーザ出力の立上りによって殆んど定められてしまう。
そして、前記後段部のレーザ出力は上記溶融を維持する
にとどまり、加工条件に丸まど影響しない。従ってレー
ザ出力の後段部のばらつきによって加工状態が左右され
ることがなく、加工能率の良い、良好な加工を行うこと
ができる。つまり、上記ばらつきを殆んど無視すること
ができる。またコンデンサ15の充電電圧を他のコンデ
ンサー7a,17bの充電電圧より高く設定することに
よって、閃光発光の初期出力レベルを高めることができ
る。これは、レーザ加工において極めて好適なもので、
精度の高い加工を行うことが可能となる。なお本発明は
上記実施例に限定されるものではない。
上記実施例では、第2のコンデンサとして2つのコンデ
ンサを用い、交互に充放電を繰り返すようにしたが、複
数個であればよい。この場合、閃光発光の周期に比して
、その個数の分だけ順次充放電を繰り返えすようにする
ことができ、より大容量なコンデンサを用いることがで
きる。また放電灯22を予め予備放電させて用いるよう
な装置にも適用できることは勿論である。要するに本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施する
ことができる。以上詳述したように本発明によれば、充
放電コンデンサの小形化をはかると共に装置の簡略化を
はかり、その上、パルス幅が長く、高速度の繰り返し閃
光発光ができ、例えばレーザ装置の励起源として極めて
効果的に供することができる等の種々格別の利点を有す
る放電灯点灯装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の一例を示す概略構成図、第2図は本
発明装置の一実施例を示す概略構成図、第3図はサィリ
スタ点弧制御回路の一例を示す構成図、第4図は同実施
例の作用を示す信号波形図である。 11・・・・・・直流電源、13・・・・・・ィンダク
タンス、14,16a,16b・・・・・・SCR、1
5・・・・・・充放篭コンデンサ(主コンデンサ)、1
7a,17b・…・・充放電コンデンサ(副コンデンサ
)、21……波形整形コイル、22・・・…放電灯。 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直流電源と、この直流電源に接続されて充電される
    主コンデンサと、前記直流電源にスイツチング素子を介
    して選択的に接続されて充電される複数の副コンデンサ
    と、この副コンデンサの充電電荷及び前記主コンデンサ
    の充電電荷を同時放電させて放電灯を放電点灯させる手
    段と、前記複数の副コンデンサの選択的な充放電を前記
    放電灯の放電点灯に同期して順次切り換える手段とを具
    備したことを特徴とする放電灯点灯装置。 2 主コンデンサは、高速充放電可能な小容量のコンデ
    ンサであって、複数の副コンデンサは、それぞれ大容量
    なものであり、前記主コンデンサの充放電回数に対して
    、数分の1回の割で充放電を繰り返えすものである特許
    請求の範囲第1項記載の放電灯点灯装置。
JP9160477A 1977-07-30 1977-07-30 放電灯点灯装置 Expired JPS60759B2 (ja)

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JP9160477A JPS60759B2 (ja) 1977-07-30 1977-07-30 放電灯点灯装置

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JPS5427278A JPS5427278A (en) 1979-03-01
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JPS58195137A (ja) * 1982-05-08 1983-11-14 Kubota Ltd 汚泥濃度測定方法
JPH0781516B2 (ja) * 1988-12-28 1995-08-30 財団法人大阪土質試験所 気泡混入ずりの脱気処理方法

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