JPS60754B2 - 内燃機関用点火プラグ - Google Patents
内燃機関用点火プラグInfo
- Publication number
- JPS60754B2 JPS60754B2 JP53058104A JP5810478A JPS60754B2 JP S60754 B2 JPS60754 B2 JP S60754B2 JP 53058104 A JP53058104 A JP 53058104A JP 5810478 A JP5810478 A JP 5810478A JP S60754 B2 JPS60754 B2 JP S60754B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- air
- spark plug
- combustion engine
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T13/00—Sparking plugs
- H01T13/46—Sparking plugs having two or more spark gaps
- H01T13/462—Sparking plugs having two or more spark gaps in series connection
Landscapes
- Spark Plugs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えば自動車用内燃機関等の内燃機関に用いる
点火プラグに関するものである。
点火プラグに関するものである。
従来公知のこの種の点火プラグとしては特開昭50−1
32332号公報に記載されたものがある。
32332号公報に記載されたものがある。
この点火プラグの構造は第1図および第2図に示すごと
く、中心電極5の側壁に一方の薮地電極6の先端面を対
向させてエアーギャップ8,9を形成するとともに、中
心電極5の先端面に他方の接地電極6の先端側部を対向
させてエアーギャップ10を形成した構造である。しか
しながら、上記点火プラグにおいては例えば矢印a方向
の混合気流れがある時、エアーギャップ10で火花放電
が行なわれればa方向の混合気に対して良好な着火性が
得られるが、エアーギャップ859,10のうちどのエ
アーギャップで火花放電が行なわれるかは確率によって
支配されており、エアーギャップ8あるいはエアーギャ
ップ9で火花放電が行なわれる可能性もあり、従ってこ
の点火プラグによればあらゆる方向から流れる浪合気に
対して満足な着火性が得られず、実用的でないという欠
点を有している。
く、中心電極5の側壁に一方の薮地電極6の先端面を対
向させてエアーギャップ8,9を形成するとともに、中
心電極5の先端面に他方の接地電極6の先端側部を対向
させてエアーギャップ10を形成した構造である。しか
しながら、上記点火プラグにおいては例えば矢印a方向
の混合気流れがある時、エアーギャップ10で火花放電
が行なわれればa方向の混合気に対して良好な着火性が
得られるが、エアーギャップ859,10のうちどのエ
アーギャップで火花放電が行なわれるかは確率によって
支配されており、エアーギャップ8あるいはエアーギャ
ップ9で火花放電が行なわれる可能性もあり、従ってこ
の点火プラグによればあらゆる方向から流れる浪合気に
対して満足な着火性が得られず、実用的でないという欠
点を有している。
そこで、本発明は上記の欠点を解消するため、中心電極
と接地電極との間に中間電極を配置し「この中間電極と
中心電極との間、ならびに中間電極と接地電極との間に
それぞれ異なる方向に向くェァギャップを形成し、中心
電極と接地電極との間に高電圧を印加せしめて中間電極
の働きで両エアーギャップに同時に火花放電を行なわし
めることにより、両エアーギャップが互いに異なる方向
に向いているため、あらゆる方向から流れる混合気に対
しても良好な着火性を得ることができる内燃機関用点火
プラグを提供することを目的とするものである。
と接地電極との間に中間電極を配置し「この中間電極と
中心電極との間、ならびに中間電極と接地電極との間に
それぞれ異なる方向に向くェァギャップを形成し、中心
電極と接地電極との間に高電圧を印加せしめて中間電極
の働きで両エアーギャップに同時に火花放電を行なわし
めることにより、両エアーギャップが互いに異なる方向
に向いているため、あらゆる方向から流れる混合気に対
しても良好な着火性を得ることができる内燃機関用点火
プラグを提供することを目的とするものである。
以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第3図乃至第5図に示す第1実施例において、1は円筒
の金属製ハウジングで、内燃機関のシリンダヘッド(図
示しない)にねじ固定するためのねじ部laを有してい
る。2は絶縁体で、内燃機関の燃焼室内(図示しない)
に裸出する2つの脚部3a,3bのうち一方の脚部3a
に中心電極5を保持している。
の金属製ハウジングで、内燃機関のシリンダヘッド(図
示しない)にねじ固定するためのねじ部laを有してい
る。2は絶縁体で、内燃機関の燃焼室内(図示しない)
に裸出する2つの脚部3a,3bのうち一方の脚部3a
に中心電極5を保持している。
この絶縁体2はリング状の金属パッキン4を介してハウ
ジング1内に気密的に固定してある。6はJ字形状に屈
曲された接地電極であり、ハウジングーの下端面に溶接
固定してある。
ジング1内に気密的に固定してある。6はJ字形状に屈
曲された接地電極であり、ハウジングーの下端面に溶接
固定してある。
7は絶縁体3の他方の脚部3bに接着剤により固定した
中間電極で、J字形状に屈曲されている。
中間電極で、J字形状に屈曲されている。
この中間電極7の先端側部は中心電極5の先端面に対向
していて両者間にエアーギャップ8を形成してある。ま
た、中間電極7の先端側部は接地電極6の先端側部にも
対向していて両者間にエアーギャップ9を形成してある
。これら、両エアーギャップ8,9は中間電極7により
直列に接続されており、しかも互いに異なる方向(非同
一直線上)に向いている。なお、中心電極5は高電圧端
子(図示しない)に電気的に接続してある。両エアーギ
ャップ8,9は、それぞれ0.5乃至1.5側の寸法範
囲内に設定してある。上記構成において、次に作用を説
明する。
していて両者間にエアーギャップ8を形成してある。ま
た、中間電極7の先端側部は接地電極6の先端側部にも
対向していて両者間にエアーギャップ9を形成してある
。これら、両エアーギャップ8,9は中間電極7により
直列に接続されており、しかも互いに異なる方向(非同
一直線上)に向いている。なお、中心電極5は高電圧端
子(図示しない)に電気的に接続してある。両エアーギ
ャップ8,9は、それぞれ0.5乃至1.5側の寸法範
囲内に設定してある。上記構成において、次に作用を説
明する。
中心電極5と接地電極6との間に高電圧を印加すると、
静電誘導により2つのェア−ギャップ8,9にそれぞれ
電界が生じて絶縁破壊が起きる。このため「両エアーギ
ャップ8,9で同時に火花放電が行なわれる。そして、
第3図のa,b,c方向の混合気の流れに対してはエア
ーギャップ9での火花放電による火花が触れ、またd,
e方向からの混合気の流れに対してはエアーギャップ8
での火花放電による火花が触れる。従って、あらゆる方
向からの混合気の流れに対してエアーギャップ8,9の
いずれかが位置しているため、混合気に対する着火性は
極めて良好である。第6図乃至第8図は中心電極5と接
地電極6との先端面をそれぞれ中間電極7の側壁に対向
させてエアーギャップ8,9を形成した本発明の第2実
施例を示すものである。
静電誘導により2つのェア−ギャップ8,9にそれぞれ
電界が生じて絶縁破壊が起きる。このため「両エアーギ
ャップ8,9で同時に火花放電が行なわれる。そして、
第3図のa,b,c方向の混合気の流れに対してはエア
ーギャップ9での火花放電による火花が触れ、またd,
e方向からの混合気の流れに対してはエアーギャップ8
での火花放電による火花が触れる。従って、あらゆる方
向からの混合気の流れに対してエアーギャップ8,9の
いずれかが位置しているため、混合気に対する着火性は
極めて良好である。第6図乃至第8図は中心電極5と接
地電極6との先端面をそれぞれ中間電極7の側壁に対向
させてエアーギャップ8,9を形成した本発明の第2実
施例を示すものである。
第9図乃至第11図は中心電極5の先端面を中間電極7
の側壁に対向させ、かつ接地電極6の先端側部を中間電
極7の先端面に対向させてエアーギャップ8,9を形成
した本発明の第3実施例を示すものである。
の側壁に対向させ、かつ接地電極6の先端側部を中間電
極7の先端面に対向させてエアーギャップ8,9を形成
した本発明の第3実施例を示すものである。
第12図乃至第14図は中心電極5を保持した絶縁体2
の脚部3にリング状の溝10を設け「 この溝101こ
クランク形状に屈曲された中間電極7を溶接固定した金
属リング11を鼓着し、かつ上記脚部3の端面にリング
状の溝12を形成して中心電極5から脚部3の端面を走
って金属リング11に火花放電しないように構成し、か
つ中心電極5と中間電極7との間、中間電極7とハウジ
ングーの下端面との間にエアーギャップ8,9を形成し
た本発明の第4実施例を示すものである。
の脚部3にリング状の溝10を設け「 この溝101こ
クランク形状に屈曲された中間電極7を溶接固定した金
属リング11を鼓着し、かつ上記脚部3の端面にリング
状の溝12を形成して中心電極5から脚部3の端面を走
って金属リング11に火花放電しないように構成し、か
つ中心電極5と中間電極7との間、中間電極7とハウジ
ングーの下端面との間にエアーギャップ8,9を形成し
た本発明の第4実施例を示すものである。
なお、この第4実施例ではハウジング1が接地電極を兼
ねている。以上詳述したごどく本発明においてはへ 中
心電極と、接地電極と、この両者間に配置した中間電極
とを有し、この中間電極と中心電極との間「および中間
電極と接地電極との間にそれぞれ異なる方向に向くエア
ーギャップを形成し「中心電極と接地電極との間に高電
圧を印加せしめることにより両エアーギャップで同時に
火花放電を行なわせるようにしたから、2つのエアーギ
ャップで同時に火花放電が行なわれ、しかも2つのエア
ーギャップの互いは異なる方向に向いているため「あら
ゆる混合気の流れに対していずれかのエアーギャップが
位置することになるので、あらゆる方向から流れる混合
気に対して良好な着火性を得ることができるという優れ
た効果を奏する。
ねている。以上詳述したごどく本発明においてはへ 中
心電極と、接地電極と、この両者間に配置した中間電極
とを有し、この中間電極と中心電極との間「および中間
電極と接地電極との間にそれぞれ異なる方向に向くエア
ーギャップを形成し「中心電極と接地電極との間に高電
圧を印加せしめることにより両エアーギャップで同時に
火花放電を行なわせるようにしたから、2つのエアーギ
ャップで同時に火花放電が行なわれ、しかも2つのエア
ーギャップの互いは異なる方向に向いているため「あら
ゆる混合気の流れに対していずれかのエアーギャップが
位置することになるので、あらゆる方向から流れる混合
気に対して良好な着火性を得ることができるという優れ
た効果を奏する。
第1図は従来の点火プラグを示す断面図「第2図は第1
図の底面図、第3図は本発明の第1実施例を示す斜視図
、第4図は第3図の断面図、第5図は第4図の底面図、
第6図は本発明の第2実施例を示す断面図、第7図は第
6図の右側面図、第8図は第6図の底面図、第9図は本
発明の第3実施例を示す断面図、第10図は第9図の右
側面図、第11図は第9図の底面図、第12図は本発明
の第4実施例を示す断面図、第13図は第12図の右断
面側面図、第14図は第12図の底面図である。 1・・・・・・接地電極をなすハウジング、5…・・・
中′D電極、6・・・・・・接地電極、7・・・・・・
中間電極「 8,9”””エアーキ}ヤツフ0。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第lo図 第11図 第12図 第13図 第14図
図の底面図、第3図は本発明の第1実施例を示す斜視図
、第4図は第3図の断面図、第5図は第4図の底面図、
第6図は本発明の第2実施例を示す断面図、第7図は第
6図の右側面図、第8図は第6図の底面図、第9図は本
発明の第3実施例を示す断面図、第10図は第9図の右
側面図、第11図は第9図の底面図、第12図は本発明
の第4実施例を示す断面図、第13図は第12図の右断
面側面図、第14図は第12図の底面図である。 1・・・・・・接地電極をなすハウジング、5…・・・
中′D電極、6・・・・・・接地電極、7・・・・・・
中間電極「 8,9”””エアーキ}ヤツフ0。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第lo図 第11図 第12図 第13図 第14図
Claims (1)
- 1 中心電極と、接地電極と、この両者間に配置した中
間電極とを有し、この中間電極と前記中心電極との間、
および前記中間電極と前記接地電極との間にそれぞれ異
なる方向に向くエアーギヤツプを形成し、前記中心電極
と前記接地電極との間に高電圧を印加せしめることによ
り前記両エアーギヤツプで同時に火花放電を行なうよう
にしたことを特徴とする内燃機関用点火プラグ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53058104A JPS60754B2 (ja) | 1978-05-16 | 1978-05-16 | 内燃機関用点火プラグ |
US06/015,437 US4275328A (en) | 1978-05-16 | 1979-02-26 | Spark plug having intermediate electrode and non-parallel series gaps |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53058104A JPS60754B2 (ja) | 1978-05-16 | 1978-05-16 | 内燃機関用点火プラグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54148941A JPS54148941A (en) | 1979-11-21 |
JPS60754B2 true JPS60754B2 (ja) | 1985-01-10 |
Family
ID=13074643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53058104A Expired JPS60754B2 (ja) | 1978-05-16 | 1978-05-16 | 内燃機関用点火プラグ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4275328A (ja) |
JP (1) | JPS60754B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0120905B1 (en) * | 1982-10-11 | 1987-09-16 | National Research Development Corporation | Spark plug |
JPH08222352A (ja) * | 1995-02-09 | 1996-08-30 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 内燃機関用多極スパークプラグ |
US6495948B1 (en) | 1998-03-02 | 2002-12-17 | Pyrotek Enterprises, Inc. | Spark plug |
WO2006127982A2 (en) * | 2005-05-26 | 2006-11-30 | Southwest Research Institute | Dual-spark pre-chambered spark igniter |
WO2011135903A1 (ja) * | 2010-04-26 | 2011-11-03 | 日本碍子株式会社 | 内燃機関の点火装置及び当該点火装置の電極構造 |
DE102015110601B3 (de) * | 2015-07-01 | 2017-01-05 | Federal-Mogul Ignition Gmbh | Zündkerze |
US11545816B2 (en) | 2020-11-04 | 2023-01-03 | Federal-Mogul Ignition Gmbh | Spark plug with multiple spark gaps |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2136206A (en) * | 1937-05-13 | 1938-11-08 | Dukelow Thomas | Spark plug |
US2226711A (en) * | 1940-01-02 | 1940-12-31 | Dukelow Thomas | Spark plug |
US2852713A (en) * | 1957-01-10 | 1958-09-16 | Gendron Louis Philippe | Spark plugs |
US3577170A (en) * | 1969-01-15 | 1971-05-04 | Gustav P Nylen | Double-gap spark plug |
-
1978
- 1978-05-16 JP JP53058104A patent/JPS60754B2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-02-26 US US06/015,437 patent/US4275328A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54148941A (en) | 1979-11-21 |
US4275328A (en) | 1981-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4535735A (en) | Multi-gap spark ignition system | |
US4219001A (en) | Method and apparatus for accumulating fuel particles in a portion of a combustion chamber | |
US5180983A (en) | Ignition plug for an internal combustion engine provided with an ionization current detector electrode | |
US4476412A (en) | Spark plug | |
US3538372A (en) | Wide gap discharge spark plug | |
CA2291351A1 (en) | Spark plug for internal combustion engine having better self-cleaning function | |
JPS60754B2 (ja) | 内燃機関用点火プラグ | |
US4470392A (en) | Multi-gap spark ignition device for engine | |
GB1378455A (en) | Internal combustion engine spark plugs | |
US4658774A (en) | Ignition apparatus for internal combustion engines | |
US4439708A (en) | Spark plug having dual gaps | |
JP3081974B2 (ja) | スパークプラグ | |
JP2953227B2 (ja) | 内燃機関用スパークプラグ | |
JPS6132979A (ja) | 小型点火プラグ | |
US1205422A (en) | Spark-plug. | |
JPH05315049A (ja) | 内燃機関用点火栓の陽極の先端の改善とそれに伴う陰極の改善 | |
DK0478411T3 (da) | Forbedret tændrør til forbrændingsmotor | |
JPS6143093Y2 (ja) | ||
SE8304163D0 (sv) | Ionizating self-excitating commutator of the highvoltage impulse energy for carburator motor ignition system | |
JPH031911Y2 (ja) | ||
JPH0612678B2 (ja) | 内燃機関用点火プラグ | |
US3691418A (en) | High voltage sparkplug | |
JPS593506Y2 (ja) | 内燃機関の点火プラグ | |
JPS5937684A (ja) | 内燃機関用点火栓 | |
JPH0322034B2 (ja) |