JPS6075453A - 脂肪酸誘導体及びその製法 - Google Patents

脂肪酸誘導体及びその製法

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JPS6075453A
JPS6075453A JP58182000A JP18200083A JPS6075453A JP S6075453 A JPS6075453 A JP S6075453A JP 58182000 A JP58182000 A JP 58182000A JP 18200083 A JP18200083 A JP 18200083A JP S6075453 A JPS6075453 A JP S6075453A
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JP
Japan
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acid
single bond
formula
ester
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JP58182000A
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English (en)
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Shinichi Tsukamoto
塚本 紳一
Yoshinobu Nagano
長野 嘉信
Kimio Katsuta
公雄 勝田
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Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は下記一般式(I)で示される脂肪酸誘導体及び
その塩並びにそれらの製法に関する。
〔式中の記号は下記の意味を有する。
R1; 炭素数が1〜20のアルキル基、又は式R’ 
(−0−22−)−0−23−テ示さレル基X ; カ
ルボアミド基(−CONH−) 、又はオキシイミノ基
(−〇−N=) R2; 炭素数が1〜20のアルキル基Y ;単結合、
又はカルバモイル基(−NI(CO−)=;単結合、又
は二重結合 (H);””が単結合の場合は水素原子が存在し。
=が二重結合の場合は水素原子が存 在しないこと Zl;低級アルキレン基、又は単結合 A1及びA2; 同−又は異って、単結合又は置換基と
して、アシル基、アラルキ ル基、又はエステル残基を有してい てもよいアミノ酸残基 R3; 水素原子、又はエステル残基 R4; 炭素数が1〜15のアルキル基Z2及びZ3;
 同−又は異って、炭素数が1〜15のアルキレン基 mho、又は1〜4の整数。以下同様〕本明細書の一般
式の表示で用℃・られた基の定義において、′低級」な
る語は特にことわらな(・限り、炭素数が1〜5個の直
鎖又は分岐状の炭素鎖を意味する。
上記一般式(I)で示される本発明化合物において、ア
ルキル基は炭素数が1〜20個の範囲内で選択されるが
具体的罠はメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、ブチル基。
イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、インペンチ
ル基。
ヘキシル基、イソヘキシル基、ヘプチル基、イソヘプチ
ル基、オクチル基、インオクチル基。
ノニル基、イソノニル基、デシル基、イソデシル基、ウ
ノデシル基、イソウノデシル基、ドデシル基、イソドデ
シル基、トリデシル基、イソトリデシル基、テトラデシ
ル基、イソテトラデシル基、ペンタデシル基、イソペン
タデシル基。
ヘギサデシル基、イソヘキサデシル基、ヘプタデシル基
、イソヘプタデシル基、オクタデシル基、インオクタデ
シル基、ノナデシル基、イソノナデシル基、エイコシル
基、イソエイコシル基等の直鎖又は分岐状のアルキル基
である。
また、アルキレノ基は炭素数が1〜15個の範囲内で選
択されるが、具体的にはメチレン基。
エチレン基、トリメチレン基、プロピレン基。
テトラメチレン基、エチルエチレン基、べ/タメチレン
基、ヘキザメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチ
レン基、ノナメチレン基、デカメチレン基、ウンデカメ
チレン基、ドデカメチレン基、トリデカメチレン基、テ
トラデカメチレン基、ペンタデカメチレン基等が挙げら
れる。
アミノ酸残基は、天然又は合成のアミノ酸で。
そのアミン窒素(N端)から水素原子を、カルボキシ基
(C端)から水酸基を除去した残基であって、具体的に
はモNH−CH−Z’−Co −1−■ 5 (式中 R5は水素原子、低級アルキル基、ヒドロキシ
低級アルキル基、アミン低級アルキル基、カルボキシ低
級アルキル基、グアニジノ低級アルキル基、低級アルキ
ルチオ低級アルキル基、フェニル低級アルキル基、ヒド
ロキシフェニル低級アルキル基、ヒドロキシフェノキシ
フェニル低級アルキル基、イミダゾリル低級アルキル基
又はチェニル基な 24は単結合又は低級アルキレン基
を意味する。
以下同様) で式示される。
これらのAI 、 A2のアミノ酸残基は、さらに置換
基としてアシル基、アラルキル基、又はエステル残基を
有していてもよく、当該ペプチド化学の分野で汎用され
2本発明化合物の合成過程においてアミン基、カルボキ
シ基、又はフェノール性水酸基の保護基をも兼ね、緩和
な反応条件下に容易に脱離しうる基が選択される。
このようなアシル基の具体例としては、アセチル基、プ
ロピオニル基、ブチリル基、バレリル基+ t−’)キ
シカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、シクロ
ヘキサンカルボニル基等が、アラルキル基としてはベン
ジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基等が、エステル
残基としてはメチル基、エチル基、プロピル基。
ブチル基、t−ブチル基等の低級アルキル基。
アセトキシメチル基、ピバロイルオキシメチル基、ベン
ゾイルオキシメチル基、ベノジ/l/ 力/l/ボニル
オキシメチル基等のアシルオキシ低級アルキル基、フタ
リジル基、5−オキソテトラヒドロフラン−2−イル基
の如き環状化合物残基。
ベンジル基、 置換ベンジル基、ベンズヒドリル基。
トリチル基等のアラルキル基、あるいはフェニル基等に
よって構成されるエステル残基が挙げられる。
R3が示すエステル残基もまた前記エステル残基と同様
である。
これらの具体的な基の種々の組合せによって構成される
本発明化合物には1分子中に不斉炭素原子やオキシムタ
イプの二重結合を有するものも含まれており、このよう
な化合物にあっては各種の光学異性体、立体異性体等が
存在する。
本発明はこれらの全ての異性体をも包含する。
また2本発明化合物り中には塩を形成するものもある。
本発明は上記一般式(1)の化合物の薬理上許容される
非毒性の塩をも包含するものであり、かかる塩としては
す)・リウム、カリウム等のアルカリ金属、カルシウム
、マグネシウム等のアルカリ土類金属、トリメチルアミ
ン。
トリエチルアミン、シクロヘギシルアミン、ジシクロヘ
キシルアミン、ジェタノールアミン。
アルギニン、リジン等の塩基や塩酸、硫酸、臭化水素酸
、リン酸、ギ酸、酢酸、シュウ酸、コイ ハク酸、フマール酸、マレサン酸、メタンスルホン酸、
エタンスルホン酸、ベンゼンスルホノ酸等の酸との塩や
、アンモニウム塩等が挙げられる。
一般式(1)で示される化合物及びその塩は。
その脂肪酸部分にカルボアミド基(−CONH−)。
カルバモイル基(−NHCO−)、オキシイミノ基(−
0−N−)や4式R’(−0−Z2う−0−Z3−で示
すしるアルコキシアルキル基を有する点に構造上の特徴
を有し、従来公知のア/ルペプチド栓症、冠動脈閉塞症
、脳梗塞症、心筋梗塞症。
網膜動静脈閉塞症や癌等のフィブリ/クロ、トの形成に
伴って起る各種の疾病の予防及び治療に有用である。
殊に本発明化合物は従来のアシルペプチド類では認めら
れなし・水溶性の点につし・でも検討されたものであり
1本発明化合物中には水溶性を有するものが含まれてお
り、注射剤等への適用を可能とした点におし・ても特異
的かつ極めて有用である。
本発明化合物の薬理作用シま以下の方法によって確認さ
れたものである。
線溶系亢進作用(クロッ) IJシス法)実験方法 1 ml当り05〜1コ反応量を含むプラスミノゲンリ
ッチフィブリノーゲン(PRF、ミドリ十字(株)製、
静注用フィブリノーゲン)の50〜100 ltlを採
り、被験化合物の10 〜10−4Mの溶液(生理食塩
水又は10%クレモフォー含有生理食塩水)20〜20
0μtと、塩化ナトリウム140 mMを含む20mM
)IJス塩酸緩衝液p H7,4とを加えて全量を85
0μlとし、これに冷却したウロキナーゼ20f)CT
A単位/ml、メロンビン15NIH単位、/ml、及
び塩化ナトリウム140mMを含む20 mMのトリス
塩酸緩衝液の150μlを加えて、充分に混合する。こ
の溶液を370でインキ−ベートすると、スロンビン作
用によるフィブリンの形成に伴って気泡がフィブリン網
に捕獲される。そして、ウロキナーゼ作用でフィブリン
網が溶解されるのに従って、捕獲されて(・た気泡が上
昇する。
一定の距離を上昇して到達するまでの時間を測定し、ウ
ロキナーゼ単独の系をコントロールとしてウロキナーゼ
に対する被験化合物の線溶系亢進作用の比活性をめる。
公知化合物の中で最も優れた線溶系充進活性を有する化
合物の一つである 3−へギサデカノイルオギシオクタ
デカノイルーβ−アラニル−L−フェニルアメ台 を対照とする不発明化合物の薬理効果試験の結果を以下
に示す。
実験結果 一般式(I)で示される化合物やその塩を主成分として
含有する薬剤は当分野において通常用いられている製剤
用担体、賦形剤等を用いて通常使用されている手段を適
用して調製することができる。
投与は錠剤、丸剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、液剤等
による経口投り、あるいは静注、筋注等の注射剤、坐剤
等による非経口膜力のし・ずれの形態であってもよ(・
投与量は症状、膜力対象の年令、性別等を考慮して個々
の場合に応じて適宜決定されるが。
通常、静注の場合成人1日当り10〜5 []Omg 
/ kg好ましくは20〜1.oomg/kg、 また
、経口股布の場合は成人1日当り10〜5oo+)mg
/kg 、好ましくは25〜1.000 mg/kg程
度であり、これを2〜4回に分けて膜力する。
本発明によれば、上記一般式〇)の化合物やその塩は以
下に例示する方法によって製造することができる。
第1製法 (式中 R6はエステル残基を意味する。以下同様) 本発明化合物中R3が水素原子である遊離カルボン酸の
誘導体(Ib)は、対応するエステル誘導体(R3−R
6−エステル残基)からエステル残基を脱離させること
によって製造することができる。
このエステル残基の脱離反応は、用いられる原料化合物
、殊にそのエステル残基の種類に応じて、当該ペプチド
化学の分野で汎用されている方法から適宜選ばれ適用さ
れる。このような反応としては、酸触媒による加水分解
、塩基性条件下如おけるケン化、接触還元や化学的還元
によるエステル残基の脱離反応がある。
例工ばエステル残基がtert−ブチル基やベンズヒド
リル基であるときは、一般式(Ia)で示される原料化
合物をトリフルオロ酢酸、トリフルオロ酢酸−アニソー
ル、臭化水素酸−酢酸、塩酸−ジオキサン等の溶媒に溶
解し。
冷却下乃至室温下に処置する方法を採用するのが簡便で
好適である。
マタ、x、z、チル残基が、メチル基、エチル基等の低
級アルキル基であるときには、原料化する方法が適切で
ある。
さらに、エステル残基が例えばベンジル基。
p−ニトロベンジル基などであるときはパラジウム炭素
などを触媒とする接触還元によって容易にエステル残基
な脱離させることができる。
なお、原料化合物(Ta)のAI 、 A2のアミノ酸
残基カニステル残基で置換されたカルボキシ基を有する
アミノ酸残基であるときは、目的に応じて、それらのエ
ステル残基を同時に、あるいは目的とするエステル残基
のみを選択的に脱離させることができる。
第2製法(アミド化A) (II) (ITI) 又はその反応性誘導体 但し、この反応にお℃・てはA1及びA2が共に単結合
である場合を除く) 一般式(■c)で示される本発明化合物は、一般式(I
I)で示される化合物又はその反応性誘導体と、一般式
(m)で示されるアミノ酸又はペプチド誘導体(但し 
、a、l == A2−単結合を除く)とを反応させる
ことにより製造することができる。
化合物(n)の反応性誘導体としては酸クロリド、酸プ
ロミド等の酸ハロゲニド;酸アジド;N−ヒドロキシベ
ンゾトリアゾールのエステル、N−ヒドロキシスクシン
イミドのエステル、p−ニトロフェニルエステル等の活
性エステル;対称型酸無水物;アルギル炭酸混合酸無水
物、p−)ルエノスルホン酸との混合酸無水物等が挙げ
られる。
このアミド化反応は通常化合物(1■)又はその反応性
誘導体と、化合物(m)とをほぼ等モル、あるいは一方
をやや過剰量とし4反応に不活性な有機溶媒中冷却下、
室温乃 至加温下に行なうのが有利である。溶媒は使用される原
料化合物の種類等を考慮して適宜選択する必要があるが
9通常テトラヒドロフラン、ジオキサン、エーテル、ベ
ンゼン。
トルエン、キシレン、メチレノクロリド、ジクロルエタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素。
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホギシド、酢酸エ
チル、アセトニトリル等が用℃・もれる。
化合物(TI)を遊離のカルボン酸で反応させるときは
、N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド、1.1
−カルボニルイミダゾール等の縮合剤の存在下に実施す
るのが有利である。
反応に際し、トリエチルアミン、ピリジン。
ピコリン、ルチジン、N、N−ジメチルアニリン做 等の三級塩基や炭素カリウム、炭酸す) IJウム、水
酸化ナトリウム等の無機塩基などの存在下に実施するの
が2反応を円滑に進行させる上で有利な場合があり2使
用原料化合物の種類を考慮して採用される。
化合物(II)の反応性誘導体として、活性エステル等
を用(・る場合は、化合物(111)のカルボキシ基は
エステル残基で置換されて℃・なくてもアミド体を得る
ことができ、その意味において化合物(ITI)及び化
合物(■c)のR3が水素原子及びエステル残基の双方
を採りうる。
第3製法(アミド化B) 又はその反応 性誘導体 一般式(Id)のアミド化合物は、一般式(IV)で示
されるアミン誘導体と一般式(V)で示されるカルボン
酸又はその反応性誘導体とを反応させることによって製
造することができる。
反応における溶媒、使用量、温度等の反応条件などにつ
いては第2製法と同様であり。
使用原料等を考慮して適宜選択され、設定される。但し
2本反応においてはAI及びA2は共に単結合でありう
る。
なお2本反応において使用される原料化合物(IV)は
、以下の反応式に示すような方法により製造することが
できる。
(Vl)又はその反応性誘導体 2l− f21 R2−Co−Z’ −CO−A’ −A2−O
R’ (XI)(反応式中 H’lはアミン基の保護基
を H8は水素原子又はアリールメチル基を意味する。
以下同様) すなわち、上記原料化合物(H)は一般式(VI)で示
される化合物又はその反応性誘導体。
あるいは一般式(XI)で示される化合物から誘導する
ことができる。
更に詳しくは AI及びA2が共に単結合でないアミノ
酸又はペプチドの原料化合物(■−a)は、化合物(V
I)又はその反応性誘導体と化合物(■)とをアミド化
し1次いでアミン基の保護基を脱離させることにより製
造される。またI A’及びA2が共に単結合でR3が
R6のエステル残基である化合物(II−b)は化合物
(Vl)又はその反応性誘導体と化合物(咀)又はその
反応性誘導体とを反応させてエステル化し2次℃・でア
ミノ基の保護基を脱離させることにより製造することが
可能である。一方、Yが単結合の化合物(Ilc)は化
合物(XI)のケト酸誘導体と、ヒドロキシアミン類(
■)とを反応せしめ1次いで還元し、所望によりエステ
ル残基を脱離させることによっても製造できる。
ここに2アミン基の保護基としては当該ペプチド化学の
分野において汎用されているもので、緩和な反応条件下
で容易に脱離しうる保護基が有利に用いられ、具体的に
はトリフルオロアセチル基、tert−ブトキシカルボ
ニル基、ベンジルオキシカルボニル基、トIJチル基等
が好適である。
前記(+) (alのアミド化は上記第2製法と同様に
、−!た(1+ (blのエステル化は常法に従って行
なわれる。
アミン基の保護基を脱離させる反応も当該分野で通常用
いられる方法を適用するのが良く、酸で処理するかある
いは還元することにより達成できる。
例えばアミン基の保護基がトリチル基やtert−ブト
キシカルボニル基等であるときはトリフルオロ酢酸、ト
リフルオロ酢酸−アニソール、臭化水素酸−酢酸、塩酸
−ジオキサン等の溶媒に溶解して冷却下乃至室温下に処
置する方法が簡便かつ有利である。また、アミン基の保
護基がベンジルオキシカルボニル基などであるときは、
パラジウム−炭素等を担体とする接触還元によって脱離
させるのが好ましい。
一方、(2)の前段の反応であるオキシイミノ化はケト
基とヒドロキシルアミン類例)のアミン基との縮合反応
で、無溶媒でも進行するが通常はメタノール等の有機溶
媒中で行なわれ、冷却下、室温乃至加温下に実施するの
が好ましい。
このようにして得られたオキシイミノ化合物(■)は2
次いでラネーニッケルやパラジウム−炭素等を担体とす
る接触還元又はリチウムアルミニウムハイドライドや亜
鉛−酢酸などによる還元によって、アミン化合物とされ
遊離のカルボン酸(R3=H)を第3製法の原料とする
ときは1次いで第1M法と同様に処理してエステル残基
を脱離させる。
第4製法(アミド化C) また、一般式(Ie)で示されるアミド誘導体は、対応
する一般式(X[V)で示されるカルボン酸と一般式(
XV)で示されるアミンとを反応させることにより製造
される。
この反応もまた第2製法に準じて実施される。
第5製法 R2−Co−Z’ −COOR’ (XVI) (式中、R6′はR6と同−又は相異なるエステル残基
な意味する。以下同様) 一般式(If)で示される置換オキシイミノアルカン酸
誘導体は、一般式(XVII)で示されるケトカルボン
酸エステル誘導体に一般式(XVIr)で示される置換
ヒドロキシルアミンを作用させた後、酸で処理してエス
テルを脱離させることによって製造され、得られた置換
オキシイミノ脂肪酸誘導体(If)に更に一般式(XV
I)で示されるアミノ酸エステル又はペプチドエステル
(なおA1−A2−単結合である場合を除く。)を作用
させることにより、一般式(Ig)で示される置換オキ
シイミノアルキル−アミノ酸(又はペプチド)エステル
が製造される。
前段第1反応工程の縮合反応は第3製法原料化合物(I
I)の製法で詳述した方法と同様であり、無溶媒でも進
行するが通常メタノール。
エタノール、イングロパノール等のアルコール、ベンゼ
ン、トルエン、キシレノ等の有機溶媒中、冷却下、室温
乃至加温下に行なわれる。 また第2工程のエステルの 脱離反応は第1製法と全く同様であり、原料化合物、殊
にエステル残基の種類に応じて。
適宜反応条件が選択、設定され、実施される。
さらに後段のアミド化反応は、第2製法と全く同様にし
て行なわれ、この反応にお(・ても用(・もれる原料化
合物殊にその反応性誘導体の種類に応じて1反応条件の
選択及び設定がなされる。
なお、この際のR0′が示すエステル残基としては具体
的にはR6と全く同様のエステル残基が挙げられ、前段
反応の化合物(XVI)のエステル残基と、同一のもの
でも、あるいは相異なるものでもよ(・ことを意味する
本発明化合物は上記に掲げる一般的な方法の他2種々の
方法を適用して製造することができる。
たとえば AI及びA2が共に単結合でR3がエステル
残基である化合物、すなわち。
エステル誘導体は一般式 誘導体と、一般式R’−OH又はその反応性誘導体とを
反応させてエステル化することによっても製造できる。
このように種々の方法により製造された本発明化合物は
、遊離のまま、あるいはその塩として単離され、精製さ
れる。単離、精製は、結晶化、蒸留、抽出、各種クロマ
トグラフィー、再結晶等当分野において通常用いられる
方法によって行なわれる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。な
お、参考例や実施例中の生成物の理化学的性状を示す記
号のうちNMRは核磁気共鳴スペクトル、IRは赤外線
吸収スペクトル。
mpは融点を意味する。
実施例 1゜ (但し、β−Ala =β−アラニン残基、 Phe 
−フェニルアラニン残基) イ) BOC−L−AIIP(β−0Bzl)−0H7
;−二n −CH4H2g NH2−−−→ジシクロヘ
キシル力ルポジイミド (但し、BOC= tert−ブトキシカルボニル基。
Asp−アスパラギン酸残基、Bzl−ベンジル基) t−−7’チロキシカルボニル−し−アスパラギン酸 
β−ベンジルエステル10gヲメチレンクロリド50 
mlに溶解し、OCに冷却し、テトラデシルアミン6.
6g、ジシクロへキシルカルボジイミド(DCC) 6
.4gを加え、OCで2時間、室温で2日攪拌した。析
出物を沢去し、P液を食塩水。
冷冷塩酸1食塩水、4%炭酸水素ナトリウム水溶液2食
塩水で洗った後無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減
圧留去して10.22gの白色固体を得た。これを酢酸
エチル130 mlに溶解し。
不溶物をP去し、溶媒を減圧留去して+ 9.66 g
の白色固体として、L−3−t−ブチロキシカルボアミ
ド−3−テトラデシルカルバモイルプロピオン酸ベンジ
ルエステルヲ得り。
物性 IR(KBr) 3310,2910,2830
,1730.1655cm−’NMR(CDCl、 、
δ) 0.90(3H,t、 J=6Hz )、 ]、
、1〜2.0 (33H,m)、 2.88(2H,d
q 、 J =11Hz、 7Hz、 6Hz)、 3
.2(2H,m)。
4.5(IH,m)、 5.14(2H,s)、 5.
64(H(、m)。
6.44(IH,m)、7.36(5H,5)L−3−
t−ブチロキシカルボアミド−3−テトラデシルカルバ
モイルプロピオン酸ベンジルエステル5.2gを酢酸エ
チル50m1.メタノール50mZに溶解し、10%パ
ラジウム−炭素(10% Pd−C)500[11gを
加え常温常圧で水素化した。反応混合物を1過し、溶媒
を減圧留去して、L−3−t−ブチロキシカルボアミド
−3−テトラデシルカルバモイルプロピオン酸を白色固
体として=1.1.5g得た。
物性 NMR(CDCl3.δ) 0.88(3H,t
、J=6Hz )。
1.1〜2.0(33H,m)、 2.96(2H,m
)。
3.24(2H,m)、 4.48(LH,m)。
5.8 (H(、m)、 6.7 (IH,m)L−3
−t−ブチロキシカルボアミド−3−テトラデシルカル
バモイルプロビオ/酸1.59g。
β−アラニル−L−フェニルアラニンベンジルエステル
・トリフルオロ酢酸(TFA)塩165gをメチレノク
ロリド1.On+乙に溶解しOCK冷却しl・リエチル
アミン(TEA ) 521μt、ジシクロへキシルカ
ルボジイミド7721T1gを加えてOr1時間、室温
24時間攪拌した。
析出物をr去し、P液を食塩水、冷希塩酸。
食塩水、4%炭酸水素す) IJウム水水食食塩水順に
洗い無水硫酸マグネシウムで乾燥した後溶媒を留去して
]、、92gの白色固体として、N−(L−3−t−ブ
チロキシカルボアミド−3−テトラデシルカルバモイル
プロビオニル−β−アラニル−L−フェニルアラニンベ
ンジルエステルを得た。
物性 IR(KBr) 3290,29]0,2830
,1730,1680゜1.635 cm−’ NMR(CDCl3.δ)0.86(3H,t、J=6
Hz)。
1.1〜2.0(33H,m)、2.1〜2.2(2H
,m)。
2.6(2H,m)73.0〜3.3(4H,m)、4
..4(IH,m)、4..86(IH,m)、5.2
(2H,s)。
6.76〜7.60(3H,m)、7.24(5H,s
)。
7.36(5H,5) N−(L−3−t−ブチロキシカルボアミド−3−テト
ラデシルカルバモイルプロビオニル)−β−アラニル−
し−フェニルアラニンベンジルエステル1.9gをメチ
レンクロリド20m1.アニソール20 mlに溶解し
、−10Cに冷却し、トリフルオロ酢酸40 mZを滴
下し、OCで2時間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮し
た後残渣にべ33− ンゼンを加えて減圧濃縮することを2回くり返した。こ
の残渣をメチレンクロリド30 mlに溶解し、OCに
冷却し、トリエチルアミン824μtを加え2次に−2
00に冷却し、n−ヘキザデカノイルクロリド714 
Tngのメチレンクロリド10 ml溶液を滴下した。
oCで1時間攪拌した後1反応液を食塩水、希塩酸2食
塩水の順で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を
減圧留去して790 mgの白色固体として、N−(L
−3−テトラデシルカルバモイル−3−ヘキサデカンア
ミトグロピオニル)−β−アラニル−し−フェニルアラ
ニンベンジルエステルヲ得た。
物性 IR(KBr) 3280,2910,2830
,1735.1635cm−’NMR(CDCl3.δ
) 0.88(6H,t、J=6Hz)、1.1〜1.
.8(50H,m)、 2.16〜2.8(6H,m)
3.0〜3.34(6H,m)、 4.8(2H,m)
、 5.2(2H,s)、 7.30(5)T、 s)
、 7.38(5H,s)N−(L−3−テトラデシル
カルバモイル−3−ヘキサデカンアミドプロピオニル)
−β−アラニル−L−フェニルアラニン750 mgを
ジオキサン200mt、メタノール50m1に懸濁し、
 10%パラジウム炭素150 mgを加えて、常温常
圧で水素化した。反応混合物を1過し、FI液を減圧濃
縮し残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル10
0g、クロロホルム−メタノール20:1→5:1)に
より精製し、600mgの白色固体として、N −(L
−3−ヘキサデカンアミド−3−テトラデシルカルバモ
イルプロビオニル)−β−アラニル−L−フェニルアラ
ニ/を得た。
物性 IR(T(T3r) 3275,2910,28
30,17]−5,1635゜1540cm’ mp 190−1.93 C NMR(CDCl3+CD30D、δ) 0.87(6
H,t、 J=6Hz)、 1.1〜1.7(5[]H
,m)、 2.10〜2.65(6H,m)、 3.0
〜3.3(6H,m)。
4.7(2H,m)、 7.26(5H,s)実施例 
2゜ 実施例1.イ)で得た L −3−t−ブチロキシカル
ボアミド−3−テトラデシルカルバモイルプロピオン酸
ベンジルエステル1..5gを用い実施例に)と同様の
方法で1.86gの白色固体とじ一?:、L−3−ヘキ
ザデカンアミド−3−テトラデシルカルバモイルプロピ
オン酸ベンジルエステルを得た。
物性 IR(KBr) 3275,2910,2830
,1730,1635゜1440cm−’ NMR(CDCl3 、δ) 0.86(6H,t、J
=6Hz)、1.1〜1.7(50H,m)、 2.2
(2H,t、 J:=+8Hz)、 2.82(2H,
dq、 J=18Hz。
8Hz、5Hz)、 3.18(2H,q、 J=6H
z)。
4.78(IH,m)、 5.16(2H,s)、 6
.54(11(、m)。
6.78(LH,d、J=9Hz)、7.38(5H,
5)L−3−ヘキサデカンアミド−3−テトラデシルカ
ルバモイルプロピオン酸ベンジルエステル1gを実施例
1.ホ)と同様にして、soo+ngの白色固体として
、L−3−ヘキサデカンアミド−3−テトラデシルカル
バモイルプロピオン酸を得た。
物性 mp、11−3−115 C IR(KBr) 3275,2910,2830.17
20.1620cm−’NMR(CDC13+CD30
D) 0.88(6H,t、J=6Hz)。
1.1〜1.8(50H,m)、 2.22(2H,t
J=9Hz)、 2.72(2H,d、 J=8Hz)
3.05〜3.30(2H,m)、 4.72(LH,
t。
J=8Hz) 37− 実施例 3゜ n−C4Hg℃OCH2CH2+30 CH2CooC
(CH3)3トリエチレングリコールモノブチルエーテ
ル16.48gをジメチルホルムアミド50m1K溶解
し、OCに冷却し、水素化ナトリウム(60%油性)’
3.3gを加えOCで30分間室温で20分間攪拌した
。この反応混合物を、α−ブロモ酢酸t−ブチルエステ
ル15.6gをジメチルホルムアミド50 mlに溶解
し、−10Cに冷却したところに滴下した。−5Cで1
時間、0′cで1時間室温で30分間攪拌した。ジメチ
ルホルムアミドを減圧留去し、残渣に水、酢酸エチルを
加えて分層し、酢酸エチル層を水洗後、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、減圧濃縮して、21gの油を得た。
これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル・−−3
8− 200g、ヘキサノ−酢酸エチル4:1)で精製し。
8.6gの無色の油として、3,6,9.12−テトラ
オキサヘキサデカン酸t−ブチルエステルを得た。
物性 NMR(CDCl1.δ)0.85(3H,t、
 J=6)Tz)、 1.1〜1.7(13H,m)、
 3.43(2H,t、 J=6Hz)、 3.5〜3
.75(1,2H,m)、 3.96(2H,5) o) n−c4H9+ocH2cH2−)3ocH,、
cooc(cH3)3FA n−C4H,40CH2CH2)30CH,、C00H
3,6,9,12−テトラオキサヘキサデカン酸t−ブ
チルエステル8.6 gをOCに冷却し、トリフルオロ
酢酸85 mlを滴下し、室温で1時間攪拌した。反応
混合物を減圧濃縮し残直をカラムクロマトグラフィー(
シリカゲル200 g 、クロロホルム−メタノール2
0 : 1 )により精製し、3゜6.9.12−テト
ラオキサヘキサデカン酸6.4gを無色の油として得た
物性 NMR(CDCl3.δ) 0.8〜1..1(
3H,m)、 1.:2−1.7(4H,m)、 3.
45(2H,t、 J=6Hz)。
3.65(12H,t、 J=3Hz)、 4.13(
2H,5)L−−3−t−ブチロキシカルボアミド−3
−テトラデシルカルバモイルプロピオン酸ベンジルエス
テル3gヲメチレンクロリド20 ml +アニソール
20 mZに溶解し、−200に冷却し、トリフルオロ
酢酸60 mlを滴下し、OCで1時間攪拌した。反応
混合物を減圧濃縮し、残直にベンゼンを加えて減圧濃縮
することを2回くり返し。
さらに高真空ポンプで乾燥した。この残渣をメチレンク
ロリド20 mlに溶解し、5〜10tl?に冷却し3
,6,9.12−テトラオキサヘキサデカン酸1.53
gのメチレンクロリド10 ml溶液を加え。
0Cに冷却しトリエチルアミン0.9 ml 、ジシク
ロへキシルカルボジイミド1.32gを加え01r1時
間、室温3日間攪拌した。析出物をP去し。
涙液を冷却希塩酸1食塩水、4%炭酸水素ナトリウム水
溶液1食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧濃縮して3.6gの油を得た。
これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル150 
g +クロロホルムーメタノール100 : ]→50
:1)により精製し2.17gの無色の油として、L−
3−テトラデシルカルバモイル−3−(3,6゜9.1
2−テトラオキサヘキサデカンアミド)プロピオン酸ベ
ンジルエステルヲ得り。
物性 IR(neat) 3290,2910,284
0.1−730.1655cm−’NMR(CDCl3
.δ) 0.8〜1..0(6H,m)、 1.2−1
.7(28H,m)、 2.84〜2.96(2H,m
)。
3.2(2H,m)、 3.45(2H,t、 J=6
Hz)。
3.6〜3.8(12H,m)、 4.04(2H,a
)。
4.86(IH,m)、 5.16(2H,a)、 6
.58(IH,m)、 7.36(5H,s)、 7.
78(2H。
d、J=9Hz) L−3−テトラデシルカルバモイル−3−(3,6,9
,12−テトラオキサヘキサデカンアミド)プロピオン
酸ベンジルエステル2.1gを用いて実施例1.−口)
と同様にして、無色ろう状固体として1.8gのL−3
−テトラデシルカルバモイル−3−(3,6,9,12
−テトラオキサヘキサデカンアミド)プロピオン酸を得
た。
物性 IR(KBr) 3280.2910.2830
,1725.1650cm−’NMR(CDCI、 、
δ) 0.8〜1..0(6H,m)、 1.16〜1
.70(28H,m)、 2.88(2H,t、 J=
7Hz)。
3.2(2H,m)、 3.49(2H,t、 J=7
Hz)。
3.6〜3.8(12H,m)、 4.06(2H,s
)。
4.82(LH,m)、 6.6〜7.0(2H,m)
、 7.89(IH,d、 J=9Hz) 実施例 4゜ + H−L−P h e −OB z ]ベベンジルニ
ステルル)ルエンスルホノ酸塩881mgを用℃・て実
施例1−ノ・)と同様にして1.4gの粘ちょうな油と
して、N−CL−3−テトラデシルカルバモイル−3−
(3,6,9,12−テトラオキサヘキサデカンアミド
)グロビオニル〕−L−フェニルアラニノ ベンジルエ
ステルを得た。
物性 IR(neat) 3270,2910,284
0,1,725.1635cm’NMR(CDC13,
δ) 0.8〜1.0(6T−T、m)、 1.16〜
1.70(28H,m)、2.72(2H,m)、3.
04〜3.25(4H,m)、 3.45(2H,t、
 J=7Hz)。
3.55〜3.8(12H,m)、4.C)3(2H,
s)。
4.6〜5.0(2H,m)、 5.12(2H,s)
、 6.57(lH,d、 J=9Hz)、 6.86
(1)I、m)、 7.0〜7.46(IOH,m)、
 7.98(H(、d、 J=9Hz)N−(3−テト
ラデシルカルバモイル−3−(3,6,9,12−テト
ラオキサヘキサデカンアミド)プロピオニル]−L−フ
ェニルアラニンベンジルエステル1,4gを用いて実施
例1.−口)と同様にして1gのろう状固体として、N
−(:3−テトラデシルカルバモイル−3−(3,6,
9,12〜テトラオキザヘキザデカンアミド)プロピオ
ニル〕−L−フェニルアラニンを得た。
物性 IR(KBr) 3275..2910,283
0,1720,1630cm””NMR(CDCl、 
、δ) 0.8〜1.0(6H,m)、 1.1〜1.
7(28H,m)、 2.70(2H,t、 J=7H
z)。
3.0〜3.3(4H,m)、 3.46(2H,t、
 J==7Hz)、 3.5〜3.96(]、2H,m
)、 4.02(2H。
s)、 4.70(2H,m)、 6.65(IH,m
)、 7.04(LH,m)、 7.22(5H,s)
、 7.99(LH,d。
J=9Hz) 実施例5゜ N−’ηフ′チロキシカルボニル−し一グルタミン酸 
r−ベンジルエステルLog、 n−ドデシルアミン5
.5gを用いて実施例1、−イ)と同様にして。
L−4,−t−ブチロキシカルボアミド−4−)’デシ
ルカルバモイル酪酸ベンジルエステルを粉末として得た
一Aへ− 物性 IR(KBr) 、3300,2900,283
0,1725,1675。
1645cm’ー’ NMR ( C.DC13,δ) 0.84(3H, 
t, J=6Hz)、 1.1〜1.6(29H,m)
、2.0(2H,m)、2.5(2H.m)、3.23
(2H,q,J=7Hz)。
4、12(IH,m)、 5.15(2H,m)、 5
.27(xH,a, J=91(Z)、 6.2(xH
.、m)。
7、37(5H,m) L−4−t−ブチロキシカルボアミド−4−ドデシルカ
ルバモイル酪酸ベンジルエステル2、4.2g, 3,
6,9.12−テトラオキサヘキサン酸1、27gを用
〜・て、実施例3.−ノ・)と同様にして1、5gの無
色の油として,L−4−ドデシルカルバモイル−4−(
 3,6,9.12−テトラオキサヘキサンアミド)酪
酸ベンジルエステルを得た。
物性 IR(KBr) 3275,2910,2830
,1730,1.650cm−’NMR(CDCl3 
、δ) 0.113−1.0(6H,m)、1.15〜
1.70(24H,m)、2.0〜2.25(2H,m
)。
2.4〜2.6(2H,m)、’3.22(2H,q、
J=7Hz)、 3.46(2H,t、 J=7Hz)
、 3.55〜3.74(12H,m)、402(2H
,s)。
447(IH,m)、5.14(2H,s)、6.34
(IH,m)、7.36(5H,s)、7.47(IH
d、、J=10Hz) L−4−ドデシルカルバモイル−4−(3,6゜9.1
2−テトラオギザへギザンアミド)酪酸ベンジルエステ
ル]、4 gを用し・て、実施例1−口)と同様にして
1.1gの白色粉末として、L−4−ドデノ2しカルバ
モイル−4−(3,6,9,1,2−テトラオキザヘキ
サンアミド)酪酸を得た。
物性 IR(KBr) 3350(ブロード)、292
0,2840゜1720.1650cm−’ NMR(CDCl3.δ)0.8〜1.0(6H,m)
、]、、06〜1.70(24H,m)、 1..92
〜2.12(2H,m)。
2.18〜2.56(2H,m)、 3.22(2H,
q。
J=7Hz)、 3.47(2H,t、 J=7Hz)
3.55〜3.75(12H,m)、 4.03(2H
,s)。
4.64(]、H,m)、 7.03(IH,t、 J
=7Hz)。
7.62(IH,d、 J=10Hz)実施例 6゜ 〔化合物6−(11,1 〔化合物6−+21 ) β−ケトオクタデカン酸t−ブチルエステル10gをメ
タノール300mLK溶解し、0−ベンジルヒドロキシ
ルアミン4.6g、)’Jエチルアミン3.9 mlを
加え1時間還流した後、メタノールを減圧留去し、塩化
メチレン溶液どし、冷希塩酸水で洗い、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、淡黄色の油12.8
gを得た。これをメタノール1.OOm乙に溶解し、ラ
ニーニッケル(日興理化学産業、R−200) 20 
mlを水洗いした後メタノールに懸濁したものを加え、
常温常圧で水素化し2反応混合物を沢過し、P液を水洗
いした後、無水硫酸す) IJウムで乾燥し、減圧濃縮
し、10gの黄色油を得た。これをカラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル150g、クロロホルム−メタノ・
−ル20 : 1 )で精製し、7.4gの無色の油と
して、3−アミノオクタデカン酸t−ブチルエステル〔
化合物6− (113を得た。
これをメチレンクロリド30m1K溶解し、 −10C
に冷却しトリエチルアミン2.87 mlを加え、さら
に−10υでヘキサデカノイルクロリド5.63gのメ
チレンクロリド20 ml溶液を滴下した。室温で1時
間攪拌した後1反応混合物を氷水に注入し分層し、メチ
レンクロリド溶液を食塩水、全希塩酸2食塩水、5%炭
酸水素ナトリウム水溶液。
食塩水で洗い無水硫酸マグネシウムで乾燥した後減圧濃
縮して10.9gの白色固体として、3−ヘキサデカン
アミドオクタデカン酸 t−ブチルエステル〔化合物6
− (2) ]を得た。
物性 [化合物6−(1) ’l] NMR(CDCl
3.δ)0.87((3H,t、 J=6Hz)、 1
.1〜]、、4(28H,m)。
1.46(9H,a)、 2.18(2H,m)、 3
.1(LH,m)〔化合物6.−(2)IIR(KBr
) 3280,2910゜2830.1720.163
5cm−’NMR(CDCl3.δ) 0.86(6H
,t、 J=6Hz)。
1.1〜1..7(63H,m)、 2.15(2H,
t、 J=9Hz)、 2.41(2H,d、 J=6
Hz)、 4.2(LH,m)、 6.05(LH,d
、 J=10Hz)3−ヘキサデカンアミドオクタデカ
ン酸t−ブチルエステル10.9gをメチレノクロリド
10mtK溶解し、−10tZ’に冷却し、トリフルオ
ロ酢酸100m1を滴下し、室温で1時間攪拌した。
反応混合物を減圧濃縮した後、メタノール50(1〜]
より再結晶し+ 9.03gの白色結晶として、3−ヘ
キザデカンアミドオクタデカン酸を得た。
物性 mp、97 98C IR(KBr) 3270,29(30,2830,1
,720,1635゜1550cm”−’ NMR(CDCl3.δ) 0.88(6H,t、 J
=6Hz)、 1.1〜1..7(54H,m)、 2
.18(2H,m)、 2.48(2H,a、 J=6
1(Z)、 42(1H,m)実施例 7゜ 3−ヘキザデカンアミドオクタデカン酸900mg、β
−アラニル−し−フェニルアラニンベンジルエステル・
l−リフルオロ 酢mlA 810 mgをクロロホル
ム30 mlに懸濁し、OCに冷却し。
トリエチルアミン256μt、ジシクロへキシルカルボ
ジイミド379 mgを加え、OCで30分間、室温で
20時間攪拌した。反応混合物にクロロホルム500m
1を加え攪拌した後不溶物を沢去し、クロロホルム溶液
を食塩水、冷希塩酸2食塩水で洗い無水硫酸マグネシウ
ムを乾燥し7た後、溶媒を減圧留去し、1.85gの白
色固体を得た。これをカラムクロマトグラフィー(シリ
カゲル150g 。
クロロホルム−メタノール50 : 1 )により精製
し、1.07gの白色固体として、N−(3−ヘキサデ
カンアミドオクタデカノイル)−β−アラニル−L−フ
ェニルアラニンベンジルエステルを得た。
物性 IR(KBr) 3280,2910,2840
,1735,1640゜1440cm−’ 51− NMR(CD C13、δ) 1..90(6H,t、
 J=6Hz)、 1..1〜]、、8(54H,m)
、 2.08〜2.48(6H,m)。
3.06〜3.14(4H,m)、 4.88(IH,
m)、 5.2(2H,s)、 7.28(5H,s)
、 ’7.38(5H,5)N−(3−ヘキサデカンア
ミドオクタデカノイル)−β−アラニル−L−フェニル
アラニンベンジルエステル1gをメタノール50 ml
、ジオキサ7100m1に懸濁し、10%パラジウム炭
素200mgを加えて。
常温常圧で水素化した。反応混合物を沢過し。
クロロホルム−メタノール(1:])混合溶媒で洗った
。洗液とr液を合して、減圧濃縮して黒ずんだ白色固体
1gを得た。これを、クロ1コホルム50mL メタノ
ール50m1K溶解し、ノく−ライトを用いて濾過し、
P液を減圧濃縮し、減圧乾燥して、820mgの白色固
体として、N−(352− 一ヘキサデカンアミドオクタデカノイル)−β−アラニ
ル−し−フェニルアラニンヲ得り。
物性 mp、169 174c IR(KBr) 3275,2910.2830,17
15.1640cm−’NMR(CDCI3+CD30
D、δ) 0.88(6H,t、 J=6Hz)。
1.1〜1..7(54H、m)、 2.05〜2.4
−1(6H,m)、 3.0−3.3(4H,m)、 
4.0〜4.3(LH,m)、 4.7(IH,m) 
7.25(5H,m)実施例8゜ H−L−Tyr −OC2H5ILHCI3−ヘキザデ
カンアミドオクタデカン酸1g。
L−チロシンエチルエステル塩酸塩467 mgを用(
・て実施例7−イ)と同様にして1.08gの白色固体
として、N−(3−へキサデカノアミドオクタデカノイ
ル)−L−チロシンエチルエステルを得た。
物性 IR(KBr) 3420,3270,2900
,2830,17]5゜1640、1610cm’−’ NMR(CDCI3+CD30D、δ) 0.88(6
H,t、 J二6Hz)、 ]、、1〜1.7(57H
,m)、 2.14(2H,t、 J=8Hz)、 2
.35(2H,d。
J =7Hz)、2.98(2H,m)、4.05(L
H,m)。
4.16(2H,q、 J=8Hz)、 4.68(N
(、t。
J=8Hz)、 6.64(2H,d、 J=10t(
z)。
7.0(2H,dd、 J=10Hz、2Hz)N−(
3−へギサデカンアミドオクタデカノイル)−L−チロ
シン エチルエステル]、04gをエタノール50mt
K加熱溶解し、IN水酸化ナトリウム水溶液33乙l加
え、3時間還流した。
反応混合物を減圧濃縮し水200 ml 、クロロホル
ム600mZを加え、希塩酸を加えて水層を酸性(p■
+4)として攪拌し、析出物を沢取することにより60
0111gの白色固体として、N−(3−ヘキザデカン
アミドオクタデカノイル)−L−チロシンを得た。
物性 mp、141 143tZ’ ” IR(KBr) 3275,2900,2830,
1720.1635cm−’NMR(CDC13+ C
D30D、δ) 0.88(6H,t、 J==6Hz
)。
1.1〜1.7(54H,m)、 2.1.4(2H,
t。
J=8Hz)、 2.35(2H,d、 J=7Hz)
3.03(2H,m)、 4.08(IH,m)、 4
.68(IH,t、 J=7Hz)、 6.75(2I
(、d。
J=10Hz)、 7.05(2H,dd、J=10H
z。
2Hz) 3−オキソオクタデカン酸t−ブチルエステル4.6g
、 0−ペンタデシルヒドロキシルアミン3.3gをメ
タノール150 mlに溶解し、3時間還流した。メタ
ノールを減圧留去し、クロロホルム溶液とし、冷冷塩酸
、水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後減圧濃
縮して741gの無色の油を得た。これをOCに冷却し
、トリフルオロ酢酸80 mlを滴下し、室温で1.5
時間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮し6.6gの白色
固体を得た。これを、カラムクロマトグラフィー(シリ
カケル1.50g、 クロロホルム→クロロホルムーメ
タノール20 : 1 )により精製し4.8 gの(
E)−3−(ペンタデシルオキシイミノ)オクタデカ、
ノ酸(アンチ体)を得た。
物性 mp、65−67 C IR(KBr) 2910,2830.1685cm−
’NMR(CDCl3.δ) 0.87(6H,t、 
J=6Hz)、 1.1〜1.7(52H,m)、 2
.<118(2H,t、 J==9Hz)、 3.28
(2H,s)、 4.06(2H,t。
7Hz ) 57− 実施例 10゜ 3−ペンタデシルオキシイミノオクタデカン@ 1 g
 + L−チロシンエチルエステル・塩酸塩4801r
gをりoロホルム15mZに溶解し、OrI/(冷却し
、トリエチルアミン273μl、ジシクロ−\キシルカ
ルボジイミド402 mgを加え、OCで1時間、室温
で3日間攪拌した。析出物を戸去し。
r液を冷希塩酸1食塩水、4%炭酸水素す) IJウム
溶液2食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧濃縮して1,6gの白色固体を得た。これをメタノ
ール−酢酸エチル(1:1)より再結晶して770 m
gのN−(3−(ペンタデシルオキシイミノ)オクタデ
カノイル〕−L−チロシ/エチルエステルヲ得り。
物性 IR(KBr) 3400,3275,2900
,2830,1720゜1640cm” NMR(CDCl3.δ) 0.84(f’iH,t、
 J=6Hz)、 i、1〜1.7(55H,m)、 
2.3(2H,m)、 3.05(2H,m)、 3.
11(21(、s)、 4.02(2H。
t、 J=7Hz)、 4.17(2H,q 、 J=
81−h、)。
4.82(IH,m)、 5.68(IH,s)、 6
.72(2H,d、 J=1.0Hz)、 6.99(
2H,d。
J=101−1z)、 6.88(11−T、m)N−
(3−(ペンタデシルオキシイミノ)オクタテカノイル
] −L−チロシン・エチルエステル1.1gをメタノ
ール20 mlに溶解し、IN水酸化す) IJウム水
溶液2.2 mlを加え3時間還流し・1シスルム層を
とり、水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減
圧濃縮して残渣0.8gを得た。これをクロロホルム−
、’ l /−ル2[J : 1→2:1)により精製
し、白色ろう状の物質どして4701T1gのN−[3
−(ペンタデシルオキシイミノ)オクタデカノイル〕−
L−チロシン(シン体、アンチ体の混合物)を得た。
物性 IR(KBr) 3290,2910,2830
.]、690.1645cm−’NMR(CDCl3−
1− CD30D、δ) 0.88(6H,t、J=6
Hz)、 1.1〜1.7(52H,m)、 2.26
(2T(、m)、 2.98〜3.12(4H,m)。
4.02(2H,t、 J=7Hz)、 4.7(LH
,t。
J=7Hz)、 6.75(2H,d、 J=10Hz
)。
7.02(2H,dd、 J=1.OHz、3Hz)実
施例 月 3−オキソオクタデカン酸し一ブチルエステル5g、0
−へブチルヒドロキシルアミン1.7gを用いて、実施
例9と同様にして、3−へブチルオキシイミノオクタデ
カン酸(シン体、アンチ体の混合物) 3gを無色の油
として得た。
物性 rRぐnQat) 2910,2830.170
5cm−’NMR(CDCl1.δ) 0.8〜1.0
(6f(、m)、 1.1〜1.7(36H,m)、 
2.28(2H,m)、 3.23(0,5H,s)、
 3.3(1,5H,s)、 4.02(2H,m)3
−へブチルオキシイミノオクタデカン酸3gをジオキサ
720 mlに溶解し、N−ヒドロキロ1− シスクシンイミド0.88gを加え、OcK冷却し、ジ
シクロへギシル力ルポジイミド1.57gを加えOCで
1時間、室温で4時間攪拌した。析出物を1去し、瀝液
を減圧濃縮し、残渣をジメチルホルムアミド50 ml
に溶解し、OCに冷却しL−セリン0.84g、 )リ
エチルアミ71.12 mlの水10n+Z溶液を加え
、室温で21時間1W拌した。
反応混合物を減圧留去し、残渣をクロロホルム50 m
lに溶解し2食塩水、冷希塩酸、良塩水。
で洗い、無水硫酸ナトIJウムで乾燥し溶媒を減圧留去
し、3gの粘ちょう物を得た。これをカラムクロマトグ
ラフィー(シリカゲル200g 、クロロホルム−メタ
ノール20:1)Kより精製し。
N−(3−(ヘプチルオキシイミノ)オクタデカノイル
〕−L−セリン610 mgを白色粉末として得た。
物性 IR(KB、r) 3280,2910,283
0,1735.1640cm−’NMR(CDCl3.
δ) 0.88(6H,t、J=6Hz)、 1.1〜
1.7(36H,m)、 2.40(2H,m)、 3
.24(2H,s)、 4.05(2H,t、 J=7
Hz)。
62− 4.1(2H,rn)、 4.60(1,H,m)、 
7.56(]、I(、m) 特許出願人 山之内製薬株式会社 63− 手続補正帯(自発) 昭和59年7月20日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第182000号 2 発明の名称 脂肪酸誘導体及びその製法3 補正を
する者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区日本橋本町2丁目5番地1名 称
 (667)山之内製薬株式会社代表者 森 岡 茂 
夫 4、代 理 人 住 所 東京都板橋区小豆沢1丁目1番8号山之内製薬
株式会社 特許部内 1− 6、補正の内容 (1)明細書第17頁第4行の「エーテル等」の後に「
の溶媒に溶解して、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等」を加入する。
(2)同第63頁第2行の後に行を改めて次の実施例1
2〜15を加入する。
「実施例 12 DCC,HOBT (イ) (イ) (S)−3−tart−ブトキシカルボニルア
ミノ−3−テトラデシルカルバモイルプロピオン酸ベン
ジルエステル2gをメチレンクロリド1.3 ml K
溶解し、アニソール13m1を加えて水冷下トリフルオ
ロ酢酸40m1を滴下し、水冷下2時間攪拌した。反応
混合物を減圧下濃縮乾固して残留物を得る。
3、6.9− トリオキザヘキサデヵン酸957■、N
−ヒドロキシベンゾトリアゾール540ff1gをメチ
レンクロリド10 mlに溶解し、氷冷下、ジシクロヘ
キ謙ソカルポジイミド803rngを加え30分攪拌し
2次に上記残留物のメチレンクロリドloml溶液と、
トリエチルアミン560μlを加えた後水冷下30分、
室温で24時間攪拌した。
反応混合物をr過し、F液を、0.5N塩酸水、飽和食
塩水、4%炭酸水素ナトリウム水、飽和食塩水で順に洗
った後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後減圧下濃縮し
て油状物を得る。これをカラムクロマトグラフィー(シ
リ9゜g、酢酸エチル−ヘキサン 1 : 2 v/v
 )で精製し、1.06gの無色固体として(S)−3
−テトラデシルカルバモイル−3−(3,6,9−)リ
オキサヘキサデヵン7ミド)プロピオン酸ベンジルエス
テル1を得た。
物性 IR(KBr) 3300. 2920. 28
40. 1,730゜1660C荒−1 NMR(CDCI、 、δ) 0.88(6H+m) 
1.2〜1.7(32H+m)’2.90(2T(+m
)3.21(2)Lm)3.46(2)T+t、J=7
’Hy、)3.6〜3.78(8T(+m)4.04(
2H。
s)4.87(1)T、m)5.16(2H+s)6.
54(IH+m)7.37(51(、s)7.77(I
I(、d、J=1.0Hz)(口111.Og を用い
て実施例1−(ロ)と同様にして、(8)−3−テトラ
デシルカルバモイル−3−(3,6,9−1,リオキザ
ヘキサデカンアミド)プロピオン酸750■を白色固体
として得た。
物性IR(KBr) 3290. 2910. 283
0. 1715゜1.650.1.630儂−1 NMR(CDCl3.δ) 0.88(61T、m) 
1.2〜1.7(321(。
m) 2.76(IT(、dd、J=7Hz 、18T
(7,) 3.03(IT(+dd 、 J=6Hz 
、 18Hz ) 3.24 (2H+m )3.53
 (2H+ t + J−7Hz ) 3.6〜3.8
 (81(+ m )4.06(2H,d、J=3Hz
) 4.82(IT(、m) 6.60(IH+m) 
7.87(IH,d、J=10Hz)実施例 13 (イ)(S) −3−tart−ブトキシカルボニルア
ミノ−3−テトラデシルカルバモイルプロピオン酸1.
73 g 、 L−セリル−し−フェニルアラニンベン
ジルニステルトリフルオロ酢酸塩221gをメチレンク
ルリド20m7に溶解し。
水冷下)・リエチルアミン0.57mZを加え、さらに
シンクロへキシルカルボジイミド845■を加えて、室
温で24時間反応させた。反応混合物にクロロホルムを
加えて。
300mZとし、不溶物をr去後、冷05塩酸水、飽和
食塩水、4%炭酸水素すl−’Jウム水水胞飽和食塩水
順に洗4− った後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧下濃縮して得
られた残留物をカラムクルマドグラフィー(シリカゲル
100g、りppホルム−メタノール 100 : 1
 v/v ) Kより精製し、1.97gの白色固体と
して N−[(S)−3−tert−ブトキシカルボニ
ル7ミノー3−テトラデシルカルバモイルプロビオニル
]−L−o−ベンジル−セリル−し−フェニル7ラニン
ベンジルエステル11.97gを得た。
物性IR(KBr) 32B0. 2910. 284
0. 172011685.1635傭−1 NMR(CDCI、、δ)0.88(3H,t、J=6
Hz)、1.08〜1.70(33H,m)2.50(
IH,dd、J=7Hz、17Hz)2.85(IH,
dd、J=5Hz、17)(z)3.0〜3.3(4H
m) 3.48(IH,dd、J=10Hz、81(z
)3.86(IH,dd 、J=10Hz 、5Hz)
4.3〜4.6(2m(。
rn) 4.45(2’H,++) 4.85(1’H
,m)、5.12(2H。
a)6.0(LH,m)6.56(IH,m)6.76
(IH,m)6.9〜7.44(15H+m) (ロ) 1 980mg、3.6.9−ヘキサデカン酸
293■を用いて実施例12−(イ)と同様にして、9
00111gの白色固体と5− して、N−[(S)−3−テトラデシルカルバモイル−
3−(3,6,9−)リオキザヘキサデカンアミド)プ
ロピオニル]−L−0−ベンジルセリル−L−フェニル
アラニンベンジルエステル2を得た。
物性IR(KBr) 3270. 2920.2840
.17]、5.1635tyn−’NMR(CDCIl
、δ) 0.88(61(、m) 1.16−1.70
(32H。
m) 2.68(2H,m) 3.0〜3.24(4H
,m) 3.26〜3.7(IIH,m) 3.87(
IH,dd、J=4Hz、10Hz)4.03(2H+
s) 4.44(2H,s) 4.48(IH+rr+
)4.68〜4.96(2H,m) 5.15(2H+
s)7.0〜7.4(15H,m) ←→ 2900■を酢酸20mAに溶解し、10%パラ
ジウム−炭素粉末500mgを加え、常温、常圧で水素
化した。反応混合物をr過後、P液を減圧下濃縮乾固し
て560111gの白色固体として。
N−[(S)−3−テトラデシルカルバモイル−3−(
3,6,9−トリオキサヘキサデカン7ミド)ブpピオ
ニル]−L−セリルーL−フェニルアラニンを得た。
物性 mp 140−142℃ IR(KBr) 3275.2910.2840. 1
720. 1635t−m−’NMR(CDCl、 、
δ)0.88(6H,m)1.1〜1.7(32H,m
)2.68(2H,m) 3.t6(4H,m)3.3
7〜3.80(12H,+n)3.96(H(、s)7
.22(5H,s) 実施例 14゜ (イ) N [(S) 3 tert−ブトキシカルボ
ニルアミノ−3−テトラデシルカルバモイルプロピオニ
ル] −r、 −0−ベンジルセリル−L−フェニルア
ラニンベンジルエステル970 呵、3,6,9.12
−テトラオキサヘキザデカン酸304 mgを用いて実
施例12−(イ)と同様にして、N−[(S)−3−テ
トラデシルカルバモイル−3−(3,6,9,12テト
ラオキザヘキサデカンアミド)プpピオニル]−L−0
−ベンンルセリルーし一フェニルアラニンベンジルエス
テル1.08gを無色固体として得た。
物性 IR(KBr ) 3270.3060.291
0.2840.1715゜1635 cm−’ NMR(CDCl3.δ) 0.8〜1.0 (6H、
m )、 1.15〜1.65(28H,m )、 2
.7 (2H,m)、 3.0〜3.2(4H,m )
3.44(2H,t、 J= 7Hz )、 3.4〜
3.7(13H,m)3.88(IH,dd、 J−4
Hz、 1.0’Hz)、 4.03(2H,s)。
4.44(2H,s )、4.5(IH,m)、 4.
72−5.00(2H,m )、 5.12(2H,s
 )、 7.0〜7.6 (15H,m)(ロ) 17
60mgを用いて実施例l3−(ハ)と同様にして。
N−[(S)−3−テトラデシルカルバモイル−3−(
3゜6.9.12−テトラオキサヘキザデヵンアミド)
プロピオニル]−L−セリルーL−フェニルアラニン5
00 mgを無色固体として得た。
物性 IR(KBr) 3270,3060.2910
,2840.1720゜1630鄭−l NMR(CDCl3.δ) 0.8〜1.0(6H,m
)、 1.0−1.7(28H,m)、 2.7(2H
,m)、 3.16(4H,m)。
3.3−3.9(16H,m )、 3.98 (2H
,s )、 4.4−5.0(3H,m)、 7.21
(5H,s )実施例 15 (イ) B OCNI( 【 n CnHtJ’JI(COCHCHICO−β−Al
a−L−Glll (OIIEI )OBz1HOBT
 、 DCC (ロ) n−C6H,、(QC)I、CH,)、OCR,CoN
H区 n−C,T(、、N’HCOCHCH,Co−β−Al
a−L−Glu (OBzl )OBtln−C,H,
a(OCHtCHt )IOcH,C0NHn −C,
4Hto−NHCOCHCH,Co−β−Ala−L−
Glu−OH(但し、Gluはグルタミン酸残基) (イ) N tert−フ)キシカルボニル−L−グル
タミン酸α、γ −ジベンジルエステル163gをメチ
レンクロリド16 mlに溶解し、アニソール1611
16を加え、−30℃に冷却し、トリフルオロ酢酸32
 mlを滴下し、水冷下2時間攪拌した後、減圧上濃縮
乾固し、残留物にエーテル50m1.ヘキサン50m1
を加えて処理した後、デカンデージ、ンによって上澄を
除き、不溶物としてβ−7ラニルーし一グルタミン酸ジ
ベンジルニステルト’Jフルオロ酢酸塩を得る。
このジエステルと、 (S) 3 tert−ブトギシ
力ルポニルアミノー3−テトラデシルカルバモイルプp
ピオン酸1.4gをメチレンクロリド20 mlに溶解
し、水冷下トリエチルアミン458μL、ジシクロへキ
シルカルボジイミド680 mgを加え、室温で3日間
攪拌した。
反応混合物を濾過し、冷0.5N塩酸水、飽和食塩水。
4チ炭酸水素ナトリウム水、飽和食塩水の順に洗い。
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧上濃縮乾固して得た
無色固体をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル10
0g+り+’rpホルムーメタノール100 : 1 
v/v )により精製し、無色固体として、 1.7g
のN [3tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−
テトラデシルカルバモイルプロピオニル]−β−7ラニ
ルーL−グルタミン酸ジベンジルエステルIを得た。
物性 IR(KBr ) 3290.2910.284
0.173σ、1685゜1640 am−’ NMR(CDCI、、δ) 0.88(3H,t、 J
 = 6Hz )。
1.15〜1.60(24H,m )、1.44 (9
H,a )。
2、]O〜2.76(8H,m)、2.85〜3.30
(4H,m)。
3.9(IH,m)、4.39(IH,m)、4.67
(H(、m)。
5.10(2’H,s )、5.16(2H,8)、6
.8Et(IH9m)。
7.31(5H,8)、7.34(5H,s )、7.
74(IH,d。
J=9Hz) (ロ) 11.71g、 3,6.9 )リオキザヘキ
ザデカン酸523111gを用いて実施例12−(イ)
と同様にして、N−[(S)−3−テトラデシルカルバ
モイル−3(31619)リオキサヘキサデカンアミド
)プロピオニル]−β−7ラニルーL−グルタミン酸ジ
ベノンルエステル21.36g を無色固体として得た
物性 IR(KBr ) 3280.3070.291
0.2840.1730゜1635 cm−’ NMR(CDCl、 、δ) 0.88 (6H+ m
 )、 1.05〜1.70(32H+ m )、2.
0〜2.8 (8H+ m )l]、、9〜2.3(4
H,m)、 3.46(2H,t、 J=7Hz)。
3.63(4H,m)、 3.75(4H,a )、 
4.08(2H,s)。
4.5−4.84 (3H,m )、 s、i + (
2H,s )。
5.19(2H,s )、7.02(IH,m)、7.
36(5H,s )。
7.38 (5H,s )、 ′7.75(IH,d、
 J = 10Hz )。
8.90(H(、d、J = 9Hz )(ハ) 21
.3gを用いて、実施例I−(ロ)と同様にして、N 
−[fs) −3−テトラデシルカルバモイル−3−(
3,6,9−トリオキサヘキサデカンアミド)プロピオ
ニル]−β−7ラニルーL−グルタミン酸1.0gを無
色固体として得た。
物性 IR(KBr) 3275,3075,2910
,2840,1730゜1635 cm−’ NMR(CDCl、、δ) 0.88(6H,t、 J
 = 7Hz )。
1.1〜1.7(32H,m)、 1.9〜2.9(8
H,m)。
3.2 (4H+ m )、348 (2)f + t
 + J−7Hz ) 13、5〜3.8 (8H+ 
rn )、4.06 (2H+ s )、4.62(I
H,m)、 4.85(LH,m) J以上 手続補正書(自発) 昭和59年12月17日 1、事件の表示 昭和58年特許願第182000号 2発明の名称 脂肪酸誘導体及びその製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区日本橋本町2丁目5番地1名 称
 (667)山之内製薬株式会社代表者 森 岡 茂 
夫 4、代 理 人 住 所 東京都板橋区小豆沢1丁目1番8号山之内製薬
株式会社 特許部内 6、補正の内容 (1)明細書第12頁下から第3〜1行の1”’1mZ
当り・・・・・・・・・静注用フィブリノーゲン)」と
あるな、「プラスミノーゲンリッチフィブリノーゲン(
PRF、 10〜20mg/ml、ミドリ十字(株)製
の静注用フィブリノーゲンに精製水を加えて調製)」に
訂正する。
(2)同第49頁第3行「ルヒドロキシルアミン4.6
gJとあるを、「ルヒドロキシルアミン塩酸塩4.6g
Jト訂正する。
(3)同頁第11行、「r液を水」とあるを「r液を減
圧下濃縮乾固し、残留物をメチレンクルリド溶液とする
。メチレンクルリド溶液を水」に訂正する。
(4) 同第60頁第2行、「これをクロロホルム−メ
タノール」とあるな[これをカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル30g、クロロホルム−メタノール」に訂
正する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 〔式中の記号は下記の意味を有する。 R1; 炭素数が1〜20のアルキル基、又は式%式% X ; カルボアミド基(−CONH−)、又はオキシ
    イミノ基(−0−N=) R2; 炭素数が1〜20のアルキル基Y ; 単結合
    、又はカルバモイル基(−NHCO−)=;単結合、又
    は二重結合 (H) ; −−−−が単結合の場合は水素原子が存在
    し。 −が二重結合の場合は水素原子が存在 しないこと 1− Zl; 低級アルキレン基、又は単結合A1及びA2;
     同−又は異って、単結合、又は置換基として、アシル
    基、アラルキル 基、又はエステル残基を有していても よいアミノ酸残基 R3; 水素原子、又はエステル残基 R4; 炭素数が1〜15のアルキル基z2及びZ3;
     同−又は異って、炭素数が1〜15のアルキレン基 m;0.又は1〜4の整数。〕 で示される脂肪酸誘導体及びその塩。
  2. (2) 一般式 〔式中の記号は下記の意味を有する。 R1; 炭素数が1〜20のアルギル基、又は式%式% X ; カルボアミド基(−C0NH−)、又はオキシ
    イミノ基(−0−N=) R2; 炭素数が1〜2oのアルギル基Y; 単結合、
    又はカルバモイル基 (−NHCO−) 二; 単結合、又は二重結合 (H);””が単結合の場合は水素原子が存在し、=が
    二重結合の場合は水素原子 が存在しな(・こと zl; 低級アルキレン基、又は単結合A1及びA2;
     同−又は異って、単結合、又は置換基としてアシル基
    、アラルギル 基、又はエステル残基な有していて 15のアルキレン基 m;0.又は1〜4の整数 RO; エステル残基。以下同様〕 で示されるエステル誘導体より、エステル残基を脱離さ
    せることを特徴とする一般式で示される脂肪酸誘導体の
    製法
  3. (3) 一般式 〔式中の記号は以下の意味を有する。 R1; 炭素数が1〜20のアルキル基、又は式R’−
    (o z2 、Ho z3 ”C”示される基X ; 
    カルボアミド基(−C0NH−)又はオキシイミノ基(
    −0−N=) R2; 炭素数が1〜20のアルキル基Y ; 単結合
    、又はカルバモイル基 (−NHCO−) =; 単結合、又は二重結合 (H);””が単結合の場合は水素原子が存在し、=が
    二重結合の場合は水素原子 が存在しないこと 15のアルキレン基 m;Q、又は1〜4の整数。以下同様〕で示されるカル
    ボン酸誘導体又はその反応性誘導体と一般式 %式% 〔式中の記号は下記の意味を有する。 A1及びA2; 同−又は異って、単結合、又は置換基
    としてアシル基、アラルキ ル基、又はエステル残基な有してい てもよいアミノ酸残基 R3; 水素原子又はエステル残基。 但し AlとA2 とは共に単結合である場合を除く。 以下同様〕 で示されるアミノ酸又はペプチド誘導体とを反応させる
    ことを特徴とする一般式 で示される脂肪酸誘導体の製法
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