JPS607525Y2 - ストリツプ線路フイルタ - Google Patents
ストリツプ線路フイルタInfo
- Publication number
- JPS607525Y2 JPS607525Y2 JP17819179U JP17819179U JPS607525Y2 JP S607525 Y2 JPS607525 Y2 JP S607525Y2 JP 17819179 U JP17819179 U JP 17819179U JP 17819179 U JP17819179 U JP 17819179U JP S607525 Y2 JPS607525 Y2 JP S607525Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- resonant
- electrodes
- main surface
- resonant electrodes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はストリップ線路フィルタに関し特に、たとえ
ば複数の共振電極が誘電体基板上に配列されているスト
リップ線路フィルタに関する。
ば複数の共振電極が誘電体基板上に配列されているスト
リップ線路フィルタに関する。
ストリップ線路フィルタは周知のように、誘電体基板上
に複数の共振電極を配列的に形成したものである。
に複数の共振電極を配列的に形成したものである。
このようなストリップ線路フィルタをたとえば受信機に
用いる場合、急峻な選択度特性（ｓｈａｐｅ ｆａｃｔ
ｏｒのよい特性）を得る必要がある。
用いる場合、急峻な選択度特性（ｓｈａｐｅ ｆａｃｔ
ｏｒのよい特性）を得る必要がある。
そのために、急峻な選択度特性を有するストリップ線路
フィルタが要求されている。
フィルタが要求されている。
それゆえに、この考案の主たる目的は、急峻な選択度特
性を有するストリップ線路フィルタを提供することであ
る。
性を有するストリップ線路フィルタを提供することであ
る。
この考案を要約すれば、誘電体基板の一方主表面および
一方主表面からさらにその側表面を経て他方主表面にま
で延びて形成される全面電極と、他方主表面に形成され
た複数の共振電極とを有し、各共振電極の一端は前記全
面電極に接続されかつ複数の共振電極のうち初段および
最終段の共振電極に外部引出用電極が接続されたストリ
ップ線路フィルタにおいて、選択度特性の減衰域におい
て減衰極を作るように複数の共振電極のうち異なる共振
電極で結合を形成したものである。
一方主表面からさらにその側表面を経て他方主表面にま
で延びて形成される全面電極と、他方主表面に形成され
た複数の共振電極とを有し、各共振電極の一端は前記全
面電極に接続されかつ複数の共振電極のうち初段および
最終段の共振電極に外部引出用電極が接続されたストリ
ップ線路フィルタにおいて、選択度特性の減衰域におい
て減衰極を作るように複数の共振電極のうち異なる共振
電極で結合を形成したものである。
この考案の上述の目的およびその他の目的と特徴は図面
を参照して行なう以下の詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
を参照して行なう以下の詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
第１図はこの考案の一実施例を示す図解的斜視図である
。
。
図において、ストリップ線路フィルタ１は、誘電体基板
２の一方主表面に形成された全面電極３と、他方主表面
に形成された共振電極４１〜４５とを含む。
２の一方主表面に形成された全面電極３と、他方主表面
に形成された共振電極４１〜４５とを含む。
全面電極３は誘電体基板２の一方主表面からさらにその
側表面を経て他方主表面にまで延びて形成されている。
側表面を経て他方主表面にまで延びて形成されている。
そして、共振電極４１〜４５は、それぞれ、その一端が
この全面電極３に共通接続されている。
この全面電極３に共通接続されている。
すなわち、共振電極４１〜４５は、全面電極３の一端か
ら平行に延びて配列されている。
ら平行に延びて配列されている。
この実施例は、各共振電極４１〜４５が１ハ波長のもの
として構成され、したがってそれぞれの全面電極側端部
は短絡端すなわち電圧定在波が零となっている。
として構成され、したがってそれぞれの全面電極側端部
は短絡端すなわち電圧定在波が零となっている。
したがって、第１図における寸法Ａが１八波長に相当す
るように選ばれている。
るように選ばれている。
なお、全面電極３は、必ずしも他方主表面の一部にまで
延びて形成される必要はなく、一方主表面と側表面にだ
け形成し、共振電極４１〜４５の各端部はその側表面に
延びた全面電極に接続されるようにしてもよい。
延びて形成される必要はなく、一方主表面と側表面にだ
け形成し、共振電極４１〜４５の各端部はその側表面に
延びた全面電極に接続されるようにしてもよい。
しかしながら、実際にはパターンの印刷のずれによって
共振電極４１〜４５の長さＡなどが所定値（設計値）と
異なる場合があるかも知れないので、この第１図に示す
ように全面電極３を他方主表面にまで延びて形成したほ
うが好ましい。
共振電極４１〜４５の長さＡなどが所定値（設計値）と
異なる場合があるかも知れないので、この第１図に示す
ように全面電極３を他方主表面にまで延びて形成したほ
うが好ましい。
これら共振電極４１〜４５の相互間間隔は、このストリ
ップ線路フィルタ１の通過帯域幅を決定する。
ップ線路フィルタ１の通過帯域幅を決定する。
また、配列された共振電極４１〜４５の各配列端部の電
極すなわち４１および４５には、入出力電極として作用
する外部引出電極５１および５２が形成される。
極すなわち４１および４５には、入出力電極として作用
する外部引出電極５１および５２が形成される。
この外部引出電極５１および５２は、共振電極４１およ
び４５の短絡端から所定距離だけ隔てられて、全面電極
端部３１および３２と平行になるように形成されている
。
び４５の短絡端から所定距離だけ隔てられて、全面電極
端部３１および３２と平行になるように形成されている
。
さらに、前記共振電極４１と４５とを磁気的結合（Ｌカ
ップル）させるための結合電極６１が形成される。
ップル）させるための結合電極６１が形成される。
この結合電極６１はこのストリップ線路フィルタ１の選
択度特性における通過帯域幅の減衰域において減衰極（
ポール）を作り急峻な選択度特性を得るものである。
択度特性における通過帯域幅の減衰域において減衰極（
ポール）を作り急峻な選択度特性を得るものである。
この結合電極６１は、その一端６１１が共振電極４１と
所定の間隔を有しかつ平行に延び、その他端６１２が共
振電極４５と所定の間隔を有しかつ平行に延びて形成さ
れる。
所定の間隔を有しかつ平行に延び、その他端６１２が共
振電極４５と所定の間隔を有しかつ平行に延びて形成さ
れる。
この結合電極６１の一端６１１および他端６１２の幅は
各共振電極４１ないし４５の幅のほぼ１／２に選ばれる
。
各共振電極４１ないし４５の幅のほぼ１／２に選ばれる
。
そして、結合電極６１の一端６１１と他端６１２とは、
各共振電極４１〜４５の先端から前記間隔よりも広い間
隔を有しかつ全面電極端部３１および３２と平行に延び
る接続電極６１３によって電気的に接続されている。
各共振電極４１〜４５の先端から前記間隔よりも広い間
隔を有しかつ全面電極端部３１および３２と平行に延び
る接続電極６１３によって電気的に接続されている。
この接続電極６１３の幅は結合電極６１の一端６１１お
よび他端６１２のほぼ１／２の幅に選ばれる。
よび他端６１２のほぼ１／２の幅に選ばれる。
第２図は従来のストップ線路フィルタにおける選択度特
性を示す図であり、第３図はこの考案の一実施例による
選択度特性を示す図であり、第４図はこの考案の一実施
例における結合電極と結合された共振電極との結合係数
と低域側および高域側番減衰極間帯域との関係を示す図
である。
性を示す図であり、第３図はこの考案の一実施例による
選択度特性を示す図であり、第４図はこの考案の一実施
例における結合電極と結合された共振電極との結合係数
と低域側および高域側番減衰極間帯域との関係を示す図
である。
第１図のように結合電極６１を形成したことによって、
第２図に示す選択度特性の減衰極の低域部分Ａおよび高
域部分Ｂに、第３図に示すような減衰極ＣおよびＤを作
ることができる。
第２図に示す選択度特性の減衰極の低域部分Ａおよび高
域部分Ｂに、第３図に示すような減衰極ＣおよびＤを作
ることができる。
そして、減衰極ＣおよびＤの間隔ΔＢｗは結合電極と結
合された共振電極との結合係数Ｋを変えることによって
任意に設定することができる。
合された共振電極との結合係数Ｋを変えることによって
任意に設定することができる。
すなわち、第１図における結合電極６１の一端６１１と
共振電極４１との間隔および他端６１２と共振電極４５
との間隔を狭くすることによって、結合係数Ｋが大きく
なり減衰極Ｃおよび０間の間隔ΔＢｗを広くすることが
できる。
共振電極４１との間隔および他端６１２と共振電極４５
との間隔を狭くすることによって、結合係数Ｋが大きく
なり減衰極Ｃおよび０間の間隔ΔＢｗを広くすることが
できる。
第５図はこの考案の他の実施例を示す平面図である。
この第５図は結合電極６２によって共振電極４１と４２
および４４と４５１間を磁気的に結合させたものである
。
および４４と４５１間を磁気的に結合させたものである
。
すなわち、結合電極６２の一端６２１が共振電極４１と
４２との間に介在し、他端６２２が共振電極４４と４５
との間に介在するように構成したものである。
４２との間に介在し、他端６２２が共振電極４４と４５
との間に介在するように構成したものである。
この第５図においても前述の第１図と同様にして選択度
特性減衰域部分において減衰極を作ることができ、急峻
な選択度特性を得ることができる。
特性減衰域部分において減衰極を作ることができ、急峻
な選択度特性を得ることができる。
第６図はこの考案のその他の実施例を示す平面図である
。
。
この第６図は共振電極４１と４５とを静電結合（Ｃカッ
プル）させたものである。
プル）させたものである。
すなわち、結合電極６３の一端６３１の先端を共振電極
４１と同一の幅となるように形成し、かつ共振電極４１
と所定の間隔を隔てて対向させかっ他端６３２を共振電
極４５の先端と同一の幅となるように形成し、かつ共振
電極４５と所定の間隔を隔てて対向させたものである。
４１と同一の幅となるように形成し、かつ共振電極４１
と所定の間隔を隔てて対向させかっ他端６３２を共振電
極４５の先端と同一の幅となるように形成し、かつ共振
電極４５と所定の間隔を隔てて対向させたものである。
この第６図においても前述の第１図および第５図と同様
の効果を得ることができる。
の効果を得ることができる。
以上のように、この考案によれば、誘電体基板の一方主
表面およびその一方主表面からさらにその側表面を経て
他方主表面にまで延びて全面電極が形成され、他方主表
面に複数の共振電極が形成され、各共振電極の一端が全
面電極に接続されかつ複数の共振電極のうち初段および
最終段の共振電極に外部引出用電極が接続されたストリ
ップ線路フィルタにおいて、選択度特性の減衰域におい
て減衰極を作るように複数の共振電極のうち異なる共振
電極間で結合を形成したので、急峻な選択度特性を得る
ことができる。
表面およびその一方主表面からさらにその側表面を経て
他方主表面にまで延びて全面電極が形成され、他方主表
面に複数の共振電極が形成され、各共振電極の一端が全
面電極に接続されかつ複数の共振電極のうち初段および
最終段の共振電極に外部引出用電極が接続されたストリ
ップ線路フィルタにおいて、選択度特性の減衰域におい
て減衰極を作るように複数の共振電極のうち異なる共振
電極間で結合を形成したので、急峻な選択度特性を得る
ことができる。
第１図はこの考案の一実施例を示す図解的斜視図である
。 第２図は従来のストリップ線路フィルタの選択度特性を
示す図である。 第３図はこの考案の一実施例による選択度特性を示す図
である。 第４図はこの考案の一実施例における結合電極と結合さ
れた共振電極との結合係数と減衰極間との関係を示す図
である。 第５図はこの考案の一実施例の平面図である。 第６図はこの考案の他の実施例を示す平面図である。 図において、２は誘電体基板、３は全面電極、４１〜４
５は共振電極、５１および５２は外部引出電極、６１，
６２．６３は結合電極を示す。
。 第２図は従来のストリップ線路フィルタの選択度特性を
示す図である。 第３図はこの考案の一実施例による選択度特性を示す図
である。 第４図はこの考案の一実施例における結合電極と結合さ
れた共振電極との結合係数と減衰極間との関係を示す図
である。 第５図はこの考案の一実施例の平面図である。 第６図はこの考案の他の実施例を示す平面図である。 図において、２は誘電体基板、３は全面電極、４１〜４
５は共振電極、５１および５２は外部引出電極、６１，
６２．６３は結合電極を示す。
Claims (1)
- 誘導体基板の一方主表面に形成された全面電極と、他方
主表面に形成された複数の共振電極とを有し、前記全面
電極は前記誘電体基板の一方主表面からさらにその側表
面を経て前記他方主表面にまで延びて形成され、各共振
電極の一端が前記全面電極に接続されかつ前記複数の共
振電極のうち初段および最終段の共振電極に外部引出用
電極が接続されたストリップ線路フィルタにおいて、選
択度特性に減衰極を作るように、前記複数の共振電極の
うち異なる共振電極間で結合したことを特徴とする、ス
トリップ線路フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17819179U JPS607525Y2 (ja) | 1979-12-21 | 1979-12-21 | ストリツプ線路フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17819179U JPS607525Y2 (ja) | 1979-12-21 | 1979-12-21 | ストリツプ線路フイルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5695102U JPS5695102U (ja) | 1981-07-28 |
| JPS607525Y2 true JPS607525Y2 (ja) | 1985-03-14 |
Family
ID=29688739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17819179U Expired JPS607525Y2 (ja) | 1979-12-21 | 1979-12-21 | ストリツプ線路フイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607525Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2561775B2 (ja) * | 1991-03-29 | 1996-12-11 | 日本碍子株式会社 | 誘電体フィルター及びその周波数特性の調整方法 |
-
1979
- 1979-12-21 JP JP17819179U patent/JPS607525Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5695102U (ja) | 1981-07-28 |
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