JPS607427Y2 - 集中吐水シヤワ−吐水切換具 - Google Patents

集中吐水シヤワ−吐水切換具

Info

Publication number
JPS607427Y2
JPS607427Y2 JP1977138579U JP13857977U JPS607427Y2 JP S607427 Y2 JPS607427 Y2 JP S607427Y2 JP 1977138579 U JP1977138579 U JP 1977138579U JP 13857977 U JP13857977 U JP 13857977U JP S607427 Y2 JPS607427 Y2 JP S607427Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
shower
outer casing
valve seat
spout
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977138579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5463959U (ja
Inventor
明光 梅本
和仁 酒井
勝彦 白石
Original Assignee
東陶機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP1977138579U priority Critical patent/JPS607427Y2/ja
Publication of JPS5463959U publication Critical patent/JPS5463959U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS607427Y2 publication Critical patent/JPS607427Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水又は湯の吐出状態を集中吐水或いはシャワー
吐水に切換えさせる切換具に関する。
従来、この集中吐水シャワー吐水切換具として第6図の
もの(実公昭50−4307誇公報参照)が知られてい
る。
このものについて説明すると、このものは内拡(本体プ
リ一部50)の外周に設けたOリング51に外筐(撒水
筒52)の内周を接触せしめて嵌挿することにより、外
筐(撒水筒52)を内拡(本体プリ一部50)に対して
上下摺動できるようにすると共にOリング51の摩擦力
によって外筐(撒水筒52)の位置を保持するようにし
たものである。
従って、このような構造のものでは水の勢い又はOリン
グ51の摩耗或いは誤って触れることにより外筐(撒水
筒52)が上の位置から下の位置に動いて吐水状態が変
わる惧れがある。
特に外筐(撒水筒52)が上の位置にある時は水が網5
3を経て集中吐水するので水の抵抗が大きくOリング5
1の摩擦力でもって外筐(撒水筒52)を上の位置に保
持しておくのは困難である。
また、このものは外筐(撒水筒52)と切換弁の弁体(
撒水筒の内壁筒54)が一体となっているため取り外す
事が出来ず、損耗し易い弁体だけを交換することは不可
能である。
この考案はこれらの問題を解決し、水圧を受けても吐水
状態が変化せず、しかも切換弁体の補修、交換が簡単に
できるようにすることを目的とするものである。
本考案は基本的な構成は、外筐を内渡の外周面に螺着し
て回転することにより上下方向に移動させ、切換弁体を
外筐の段部と、拡大開口部に着脱自在に装着される散水
板の上面により挾持させることによって、水圧により外
筐が押し下げられないようにすると共に、切換弁体を簡
単に取外すことができるようにするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図中1は内渡で一方を開口し、他方に軸心に対して直角
な底部を有する有底円筒状に形成され、底部下面にはそ
の周縁部をシャワー吐水用弁座19として適宜幅残して
その内側に沿って適宜通孔3を穿設すると共に中央部に
集中吐水用弁座取付杆2を垂下突設する。
また内渡1は、開口側を上方に向けて起立した状態にお
いて上半部内局面、下半部外周面及び弁座取付杆2に夫
々螺子4.5. 6を形成し、開口部にはボールジヨイ
ント7、外周面には外筐8、弁座取付杆2には集中吐水
用弁座9を夫々螺着して切換具本体Aを構成する。
ボールジヨイント7は一端部に係合球体10を備えると
共にこれを軸方向に貫通する貫通孔11を穿設した管体
であり、その外周面には上記球状部10に近接して鍔部
12が突出形成され、更にこの鍔部12に連続して螺子
部13が形成されており、該螺子部13により内筒1の
開口部に螺着し、保合球体10を袋ナツト14内に挿入
してこれをポリアセタール樹脂等の硬質合成樹脂製のワ
ッシャー15を介して袋ナツト14の爪片16に係止す
ると共にこの袋ナツト14を湯水混合栓の吐水口部17
に螺着せしめ、湯水混合栓の吐水口部17に首振自在と
なす。
尚18は内周面を係合球体10の球面にほぼ沿うように
形成した合皮ゴム製の弾性を有する環状のパツキン18
とワッシャー15とにより係合球体10を回転自在に保
持する。
集中吐水用弁座9は内周に螺子20を有する環状体に形
成され、内渡1の集中吐水用弁座取付杆2に螺着して内
渡1の底部により形成されたシャワー吐水用弁座19と
適宜間隔をおいてこれと平行に相対向するように位置せ
しめる。
外筐8は筒状に形成され、下方の開口側の内径を、上方
の開口側のそれより隔壁23′を介して大径に形成する
と共にこの拡大開口部21′、小径開口部21には螺子
部24.25を夫々形成する。
そしてこの外筐8は小径開口部21の螺子25を内筐1
外周の螺子5に螺合せしめて上下方向に移動し得るよう
に取付け、拡大開口部21′の螺子部24には散水板2
2を螺着する。
散水板22は中央部外面に筒状に突出開口した集中吐水
口26を有すると共にこの集中吐水口26の外方適宜開
隔をおいて、これを囲んでこれと同心円状に開穿した多
数の小孔27′よりなるシャワー吐水口27を有し、外
周面に設けた螺子28により外筐8の拡大開口部21′
の螺子部24に着脱自在に装着されている。
なお集中吐水口26の上方の孔26′の内径は、この部
分の通水面積が上流側の流路の最小通水面積よりも十分
大なる様になっている。
また散水板22はその集中吐水口26とシャワー吐水口
27との間に上方に延びる環状の隔壁23を設けて外筐
8に設けた隔壁23′に対向せしめ、これら隔壁23.
23’の先端部相互間に適当な間隙を有するようになす
更に外筺8の拡大開口部21′にはその隔壁23′の外
側でしかも隔壁23′の先端と同じかやや下方に位置せ
しめて段部29を形成すると共に隔壁23′にはその先
端面を切欠いて段部29より中央側上方にシャワー吐水
通路イを形成すると共に段部29と散水板22上面によ
り切換弁体30を挾持する。
切換弁体30は金属、硬質合成樹脂等よりなる硬質座金
30aを合成樹脂、ゴム等の軟質材料30bで被覆して
環状の平板に形成したもので、その外周縁部を外筐3の
段部29と散水板22上面とに挾持せしめて外筐8に水
平に装着し、内周縁部を内渡1の2つの弁座、即ち集中
吐水用弁座9とシャワー吐水用弁座19との間にこれら
両弁座9,19を平行に位置せしめ、その両弁座9,1
9に対応する部分には軟質材料30bを内周縁に沿って
環状に突出せしめて突条31を形成する。
また切換弁体30は下面を散水板22の隔壁23の先端
に水密状に当接せしめると共に、外周部には上記シャワ
ー吐水口27をシャワー吐水通路イに連絡する通水孔3
2が適宜開穿され、中央部には前記取付杆2どの間に集
中吐水通路口を形成する中央孔32′が開穿されている
而して、切換具本体Aには混合栓の吐水口部17に連続
し、ボールジヨイント7の貫通孔11、内筒1内、内筒
1底部の通孔3、集中吐水通路口、集中吐水用弁座9と
切換弁体30との間を経て集中吐水口26に至る集中吐
水用流路a及び上記内筒底部の通孔3よりシャワー吐水
用弁座19と切換弁体30との間、シャワー吐水通路イ
、弁体30の通水孔32を経てシャワー吐水口27に至
るシャワー吐水用流路すが形成される。
従って集中吐水用通路aは吐水口目端以外は外気との連
通を遮断されることになる。
33は制御部材で上流側の流路の最小通水面積よりも大
きい通水面積をもつ金網または無数の細目孔を開穿した
薄板等よりなり、実施例では網を示し1枚乃至数枚散水
板22に挿入して段部に係止させ、集中吐水口26部に
装着される。
尚、この制御部材33は上記金網または細目孔を開穿し
た薄板等を単独で用いる他、これらに薄肉細幅状の帯板
を波形に屈曲して平面星型或いは菊花型等に形成した整
流板を併用することもあり、この場合は整流板を金網等
の上流側に配置する。
而して、この集中吐水口26部より吐出される流水は集
中吐水口26部に装着した制御部材33により流水方向
を吐水口方向に整えられると共に制御部材33の抵抗に
より吐水口の全面積に拡げられ、制御部材33に対して
流れ方向の流速が各部に大略等しくなる。
更にこの散水板22内の通水面積は上流の流路の最小通
水面積より十分広くなっているため制御部材33通過後
の流速は著しく遅くなっており、あたかも水飴を流した
様な静かな層流状態となって吐出され、流し、洗面器等
へ溜水する。
斯る吐水口本体Aは外筺8を回転操作すると外筐8は内
筒1の上下方向に進退腰それに伴って切換弁体30も内
筒1の上下方向に進退する。
従って、外筐8を回転してこれを下降させれば切換弁体
30も下降し、集中吐水用弁座9に当接して集中吐水用
流路aを閉じ、シャワー吐水用流路すを開く。
また外筐8を逆方向に回転してこれを上昇せしめれば切
換弁体30も上昇し、シャワー吐水用弁座19に当接し
てシャワー吐水用流路すを閉じ、集中吐水用流路aを開
くので吐出水はあたかも水飴を流した様な静かな流れと
なって吐出される。
即ち、集中吐水及びシャワー吐水用弁座9,19と切換
弁体30は整流された集中吐水用流路aと水勢の強いシ
ャワー吐水用流路すとを選択的に切換える切換弁Cを構
成する。
なお、本実施例では集中吐水時には吐水口目端以外は外
気との連通を遮断するようにしたが、空気を混入したい
わゆる泡沫式とすることもできる。
本考案は上記の構成であるから、以下の利点を有する。
■ 外筐を内筒の外周面に螺着して、外筺を回転するこ
とにより外筐か内渡に対して上下方向に移動するので、
単に外筐を内筒に対して上下方向に摺動する構造のよう
に水圧にまり外筐が押し下げられ吐水の状態が変わる等
の支障はなく、使用者は所望の吐水を確実に得ることが
出来ると共に、外筐を回転することにより外筐が緩慢に
上下方向に移動するをもって、切換弁体が急激にシャワ
ー吐水用弁座或いは集中吐水用弁座に当接せず、これら
に無理な力が加わることがなく集中吐水シャワー吐水切
換具に耐久性を持たせる事が出来る。
■ 外筺の段部と、外筐の拡大開口部に着脱自在に嵌着
される散水板の上面により、切換弁体を挾持すると共に
集中吐水用弁座を内筒の取付杆に螺着したので該集中吐
水用弁座を取付杆より取外し散水板を外筐より取外すこ
とにより、切換弁体を外筺から容易に取外すことが出来
るをもって損耗し易い切換弁体の補修、交換が非常に簡
単に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案集中吐水シャワー吐水切換具シャワー吐
水時の状態を示す縦断面図、第2図は集中吐水時の状態
を示す縦断面図、第3図は底面図、第4図は第2図のX
−X線に沿える横断面図、第5図は同Y−Y線に沿える
横断面図、第6図は従来の集中吐水シャワー吐水切換具
の集中吐水時の断面図である。 1・・・・・・内渡、2・・・・・・取付杆、3・・・
・・・通孔、訃・・・・・外筐、9・・・・・・集中吐
水用弁座、19・・・・・ツヤツー吐水用弁座、21′
・・・・・・拡大開口部、22・・・・・・散水板、2
3・・・・・・隔壁、26・・・・・・集中吐水口、2
7・・・・・・シャワー吐水口、27′・・・・・・小
孔、29・・・・・・段部、30・・・・・・切換弁体
、32・・・・・・通水孔、32′・・・・・・中央孔
、イ・・・・・・シャワー吐水通路、口・・・・・・集
中吐水通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方を開口し下方に底部を有する有底筒状に形成しこの
    底部下面にシャワー吐水用弁座と該シャワー吐水用弁座
    の内側に通孔と底部中央部に垂下する取付杆に螺着され
    て上記シャワー吐水用弁座に対し軸方向に間隔をおいて
    対向する集中吐水用弁座とを有する内拡、該内拡の外周
    面に螺着されて回転されることにより上下方向に移動す
    ると共に下面に拡大開口部とこの拡大開口部の内周面中
    途に段部及びこの段部より中央側上方にシャワー吐水通
    路とを設けた筒状の外筐、該外筺の拡大開口部に着脱自
    在に装着されると共に中央部に集中吐水口とその周囲に
    多数の小孔よりなるシャワー吐水口及びこの両畦水口間
    に上方に延びて両畦水口を区画する環状の隔壁とを設け
    た散水板、及び上記外筺の段部と散水板上面により挾持
    されて上記2個の弁座間に位置して外筐と一体的に移動
    して両弁座に接離すると共に外周部に上記シャワー吐水
    口を上記シャワー吐水通路に連絡する通水孔と中央部に
    上記取付杆との間に集中吐水通路を形成する中央孔とを
    設けた切換弁体よりなる集中吐水シャワー吐水切換具。
JP1977138579U 1977-10-14 1977-10-14 集中吐水シヤワ−吐水切換具 Expired JPS607427Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977138579U JPS607427Y2 (ja) 1977-10-14 1977-10-14 集中吐水シヤワ−吐水切換具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977138579U JPS607427Y2 (ja) 1977-10-14 1977-10-14 集中吐水シヤワ−吐水切換具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5463959U JPS5463959U (ja) 1979-05-07
JPS607427Y2 true JPS607427Y2 (ja) 1985-03-12

Family

ID=29111888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977138579U Expired JPS607427Y2 (ja) 1977-10-14 1977-10-14 集中吐水シヤワ−吐水切換具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS607427Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835949U (ja) * 1981-08-31 1983-03-09 東陶機器株式会社 ハンドスプレ−

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5043072U (ja) * 1973-08-22 1975-05-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5043072U (ja) * 1973-08-22 1975-05-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5463959U (ja) 1979-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4573639A (en) Shower head
US6641057B2 (en) Shower head assembly
US5979800A (en) Sprinkler nozzle
US7252248B2 (en) Kitchen aerator having a flow compensator
JP3576131B2 (ja) ビデ
US2688515A (en) Self-cleaning shower head
EP3277433A1 (en) Atomiser nozzle
US1931761A (en) Sprinkler nozzle
US3964686A (en) Showerhead with secondary liquid dispenser
US3826429A (en) Adjustable shower head
JPS607427Y2 (ja) 集中吐水シヤワ−吐水切換具
JP4358948B2 (ja) 散水器
JP4046984B2 (ja) サーモ型湯水混合水栓
JP4030828B2 (ja) シャワヘッド
CA1111087A (en) Low volume flow shower head
US5072757A (en) Faucet having angularly rotatable spout
JP4260943B2 (ja) 止水機能付き吐水ヘッド
KR20210046417A (ko) 직수 및 분수 전환형 샤워 헤드
JPH0116525Y2 (ja)
JPH051319Y2 (ja)
JP2545536Y2 (ja) 吐水口
JPH059659U (ja) シヤワーヘツド
JP3014749U (ja) 蛇口取付け用シャワー器具
JPH0621569Y2 (ja) 散水ノズル
JPH0640977B2 (ja) 散水用ノズル