JPS6072937A - アミン系老化防止剤の顆粒状製品の製造法 - Google Patents
アミン系老化防止剤の顆粒状製品の製造法Info
- Publication number
- JPS6072937A JPS6072937A JP18065083A JP18065083A JPS6072937A JP S6072937 A JPS6072937 A JP S6072937A JP 18065083 A JP18065083 A JP 18065083A JP 18065083 A JP18065083 A JP 18065083A JP S6072937 A JPS6072937 A JP S6072937A
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- aqueous solution
- amine
- oxidant
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アミン系老化防止剤の顆粒状製品の製造法に
関し、流動性にすぐれ、かつ、崩壊性の少ないアミン系
老化防止剤の顆粒状製品を効率よく、製造する方法に関
する。
関し、流動性にすぐれ、かつ、崩壊性の少ないアミン系
老化防止剤の顆粒状製品を効率よく、製造する方法に関
する。
ゴム用のアミン系老化防止剤、例えば、4,4゛−ジオ
クチルジフエニルアミンなどの常温で、固体のゴム用ア
ミン系老化防止剤は、粉末品、7レ一ク状品として市販
されているが、これ等は、使用時に粉塵が飛散し、作業
環境を悪化させるという問題がある。又使用時の計量等
においても、その形態が粉末状、フレーク状であるため
、流動性に乏しく、自動計量等の障害となるばかりでな
く、フレーク成品の場合には、輸送、配合等の作業中に
、粉末を生成する等の問題があることは周知である。こ
のため、アミン系老化防止剤の顆粒状製品の製造法につ
いては、特開昭54−62245号公報で、粉末状の有
機ゴム薬品をθ〜30重量%有機溶媒を含む水に、分散
させた後、加熱し、成形化する方法と、特開昭57−1
58245号及び特開昭57−202332号で、溶融
状の有機ゴム薬品を陰イオン界面活性剤又は、両性界面
活性剤を溶解してなる水溶液中に添加する方法等が提案
されている。しかし、これ等の方法においては、本発明
の4,4−ジオクチルジフェニル7ミンを成形する場合
には、良好な顆粒状物が得られず、満足すべき方法では
ない。
クチルジフエニルアミンなどの常温で、固体のゴム用ア
ミン系老化防止剤は、粉末品、7レ一ク状品として市販
されているが、これ等は、使用時に粉塵が飛散し、作業
環境を悪化させるという問題がある。又使用時の計量等
においても、その形態が粉末状、フレーク状であるため
、流動性に乏しく、自動計量等の障害となるばかりでな
く、フレーク成品の場合には、輸送、配合等の作業中に
、粉末を生成する等の問題があることは周知である。こ
のため、アミン系老化防止剤の顆粒状製品の製造法につ
いては、特開昭54−62245号公報で、粉末状の有
機ゴム薬品をθ〜30重量%有機溶媒を含む水に、分散
させた後、加熱し、成形化する方法と、特開昭57−1
58245号及び特開昭57−202332号で、溶融
状の有機ゴム薬品を陰イオン界面活性剤又は、両性界面
活性剤を溶解してなる水溶液中に添加する方法等が提案
されている。しかし、これ等の方法においては、本発明
の4,4−ジオクチルジフェニル7ミンを成形する場合
には、良好な顆粒状物が得られず、満足すべき方法では
ない。
このようなことから、本発明者等は、前記したようなア
ミン系老化防止剤について、流動性にすぐれ、かつ、崩
壊性の少ない、粉塵の生じない顆粒成品を、簡易に好収
率で得る方法に関し、鋭意検討の結果、本発明を完成す
るにいたった。
ミン系老化防止剤について、流動性にすぐれ、かつ、崩
壊性の少ない、粉塵の生じない顆粒成品を、簡易に好収
率で得る方法に関し、鋭意検討の結果、本発明を完成す
るにいたった。
すなわち、本発明は陰イオン系界面活性剤を溶解しでな
る、水溶液中に有機溶媒と粉末状のアミン系老化防止剤
を添加した後、攪拌下に加熱することによって顆粒状に
成形せしめ、次いで冷却することを特徴とするアミン系
老化防止剤の顆粒状製品の製造法である。
る、水溶液中に有機溶媒と粉末状のアミン系老化防止剤
を添加した後、攪拌下に加熱することによって顆粒状に
成形せしめ、次いで冷却することを特徴とするアミン系
老化防止剤の顆粒状製品の製造法である。
本発明に用いられる陰イオン系界面活性剤としては、ア
ルキル硫酸エステル塩、アルキルアリルスルホン酸塩、
アルキルナフタリンスルホン酸塩、アルキロイルメチル
アミノカルボン酸塩、スルホコハク酸エステル塩−ポリ
オキシエチレンアルキル又は、アリキルアリール硫酸塩
等の、各種の型の陰イオン系界面活性剤が例示される。
ルキル硫酸エステル塩、アルキルアリルスルホン酸塩、
アルキルナフタリンスルホン酸塩、アルキロイルメチル
アミノカルボン酸塩、スルホコハク酸エステル塩−ポリ
オキシエチレンアルキル又は、アリキルアリール硫酸塩
等の、各種の型の陰イオン系界面活性剤が例示される。
これ等のうちで、特にフルキル7リルスルホン酸塩が良
好である。陰イオン系界面活性剤の使用量は特に制限は
ないが、水溶中の濃度が0.01〜5重量%の範囲であ
り、好ましくは0.05〜1.0重量%である。
好である。陰イオン系界面活性剤の使用量は特に制限は
ないが、水溶中の濃度が0.01〜5重量%の範囲であ
り、好ましくは0.05〜1.0重量%である。
本発明の有機溶媒は、水と混合しない有機溶媒であれば
、特に制限はなく、+1−ヘキサン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン及び、ハロゲン化炭化水素等が例示される
。これ等の有機溶媒の中でも、テトラクロロエチレンが
良好な効果を発揮する。そして、これ等の有機溶媒の使
用量は、有機溶媒を含む水に対して、0.1〜10重景
%で好ましくは0.5〜3重量%である。
、特に制限はなく、+1−ヘキサン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン及び、ハロゲン化炭化水素等が例示される
。これ等の有機溶媒の中でも、テトラクロロエチレンが
良好な効果を発揮する。そして、これ等の有機溶媒の使
用量は、有機溶媒を含む水に対して、0.1〜10重景
%で好ましくは0.5〜3重量%である。
本発明における有機溶媒及び、界面活性剤が水溶液中に
存在すると、溶融状のアミン系老化防止剤が固化に至る
迄の過程で、顆粒状の分散粒子として、水中によく分散
し、分散粒子相互の付着を防止し、表面のなめらかな顆
粒状となり、壁面や攪拌翼等への粒子の付着も抑制され
る等の優れた効果を生み出すものと見られる。
存在すると、溶融状のアミン系老化防止剤が固化に至る
迄の過程で、顆粒状の分散粒子として、水中によく分散
し、分散粒子相互の付着を防止し、表面のなめらかな顆
粒状となり、壁面や攪拌翼等への粒子の付着も抑制され
る等の優れた効果を生み出すものと見られる。
これにより、得られる顆粒状製品の品質、収量が顕著に
改善される。 本発明のアミン系老化防止剤とは、常温
で粉末の公知のアミン系老化防止剤であり、4.4’−
pオクチル−ジフェニルアミン等のアミン系老化防止剤
が適用できる。 これ等のアミン系老化防止剤と水溶液
との重量比は、生成した顆粒成品のスラリー濃度にして
、5〜50重量%、好ましくは10〜30重量%がよい
。
改善される。 本発明のアミン系老化防止剤とは、常温
で粉末の公知のアミン系老化防止剤であり、4.4’−
pオクチル−ジフェニルアミン等のアミン系老化防止剤
が適用できる。 これ等のアミン系老化防止剤と水溶液
との重量比は、生成した顆粒成品のスラリー濃度にして
、5〜50重量%、好ましくは10〜30重量%がよい
。
水溶液の温度は水の沸点以下であればよく、冷却温度、
攪拌の強さは、目的とする顆粒成品の大きさ等により、
適宜調節することができる。 有機溶媒と粉末状のアミ
ン系老化防止剤の水溶液への添加順序については、特に
制限はなく、何れを先に添加してもよく、又、同時に添
加してもよい。
攪拌の強さは、目的とする顆粒成品の大きさ等により、
適宜調節することができる。 有機溶媒と粉末状のアミ
ン系老化防止剤の水溶液への添加順序については、特に
制限はなく、何れを先に添加してもよく、又、同時に添
加してもよい。
かくして、本発明では、粉末状で得られた、アミン系老
化防止剤を加熱溶融することなく、そのまま有機溶媒及
び、陰イオン系界面活性剤を溶解してなる、水溶液中に
添加し、攪拌下に加熱することによって、顆粒状に成形
せしめ、次−1で、冷却することにより、粉末状のアミ
ン系老化防止剤を水溶液中で、顆粒成品とすることがで
きる。
化防止剤を加熱溶融することなく、そのまま有機溶媒及
び、陰イオン系界面活性剤を溶解してなる、水溶液中に
添加し、攪拌下に加熱することによって、顆粒状に成形
せしめ、次−1で、冷却することにより、粉末状のアミ
ン系老化防止剤を水溶液中で、顆粒成品とすることがで
きる。
この顆粒成品を水溶液から分離乾燥すれば、粒径約0.
5〜2輪論の流動性にすぐれ、かつ、崩壊しにくい顆粒
状製品が、好収率で得られる。
5〜2輪論の流動性にすぐれ、かつ、崩壊しにくい顆粒
状製品が、好収率で得られる。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1。
粉体状、4,4゛−ジオクチルジフェニルアミン150
gをテトラクロロエチレン1.5g及び、陰イオン系界
面活性剤1重量%を溶解してなる水溶液に添加し、攪拌
下に85°C迄、昇温しで顆粒状に成形せしめ、次に冷
却して、濾取、乾燥し、融点100.5°C、乎均粒径
約065I0111の顆粒成品1498を得た。
gをテトラクロロエチレン1.5g及び、陰イオン系界
面活性剤1重量%を溶解してなる水溶液に添加し、攪拌
下に85°C迄、昇温しで顆粒状に成形せしめ、次に冷
却して、濾取、乾燥し、融点100.5°C、乎均粒径
約065I0111の顆粒成品1498を得た。
実施例2。
粉末状4,4゛−ジオクチルジフェニルアミン150g
をトルエン3.08及び、陰イオン系界面活性剤0.5
重量%を、溶解してなる水溶液に添加し、攪拌下80℃
迄昇温して幀粒状に成形せしめ、次に冷却、濾過、乾燥
する二とにより、融点101℃、平均粒径約0.7開の
顆粒成品149gを得た。
をトルエン3.08及び、陰イオン系界面活性剤0.5
重量%を、溶解してなる水溶液に添加し、攪拌下80℃
迄昇温して幀粒状に成形せしめ、次に冷却、濾過、乾燥
する二とにより、融点101℃、平均粒径約0.7開の
顆粒成品149gを得た。
実施例3。
粉末状4,4゛−ジオクチルジフェニルアミン150g
をクロロベンゼン1.5g及び、陰イオン系界面活性剤
0.5重量%を、溶解してなる水85℃迄昇温し、次に
冷却、濾過、乾燥し、融点100.5℃、平均粒径0.
7IlII+1の顆粒成品1498を得た。
をクロロベンゼン1.5g及び、陰イオン系界面活性剤
0.5重量%を、溶解してなる水85℃迄昇温し、次に
冷却、濾過、乾燥し、融点100.5℃、平均粒径0.
7IlII+1の顆粒成品1498を得た。
比較例1゜
粉体状4,4゛−ジオクチルジフェニルアミン150g
をテトラクロロエチレン30gを含む水溶液に添加し、
攪拌下80℃迄昇温しだが、分散不良のため一部塊状と
なり、安定的な粒子径を得ることができず、冷却、濾過
後、粒径0.5〜4111111のバラツキある顆粒品
となった。
をテトラクロロエチレン30gを含む水溶液に添加し、
攪拌下80℃迄昇温しだが、分散不良のため一部塊状と
なり、安定的な粒子径を得ることができず、冷却、濾過
後、粒径0.5〜4111111のバラツキある顆粒品
となった。
比較例2゜
溶融した4、4”−ジオクチルジフェニルアミン150
gを陰イオン系界面活性剤1型景%を溶解してなる40
℃の水溶液中に添加攪拌し、冷却、固化せしめて固化粒
子を、濾過、乾燥した。得られた粒径は、0.5+nm
〜6關のバラツキが認められ、一部微細粒子の発生によ
る濾過性の阻害もあり、又、粒子の硬度を本発明品と比
較すると高すぎて、使用適性硬度のものが得られなかっ
た。
gを陰イオン系界面活性剤1型景%を溶解してなる40
℃の水溶液中に添加攪拌し、冷却、固化せしめて固化粒
子を、濾過、乾燥した。得られた粒径は、0.5+nm
〜6關のバラツキが認められ、一部微細粒子の発生によ
る濾過性の阻害もあり、又、粒子の硬度を本発明品と比
較すると高すぎて、使用適性硬度のものが得られなかっ
た。
手続補正!(方式)
1、事件の表示
昭和58年 特許順第180650号
2、発明の名称
アミン系老化防止剤の顆粒状製品の製造法3、 11i
正をする者 事件との関係 特許出願人 チョダクウ9シク′ 住所 東京都千代田区内神田2−8−4氏名 川口化学
工業株式会社 4、補正命令の日付 昭和59年1月11日5、補正の
対象 明#ll書
正をする者 事件との関係 特許出願人 チョダクウ9シク′ 住所 東京都千代田区内神田2−8−4氏名 川口化学
工業株式会社 4、補正命令の日付 昭和59年1月11日5、補正の
対象 明#ll書
Claims (1)
- 陰イオン系界面活性剤を溶解してなる水溶液中に有機溶
媒と粉末状のアミン系老化防止剤を添加し、攪拌下に加
熱することに上って、顆粒状に成形化せしめ・、次いで
、冷却することを特徴とするアミン系老化防止剤の顆粒
状製品の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18065083A JPS6072937A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | アミン系老化防止剤の顆粒状製品の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18065083A JPS6072937A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | アミン系老化防止剤の顆粒状製品の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6072937A true JPS6072937A (ja) | 1985-04-25 |
JPH0348943B2 JPH0348943B2 (ja) | 1991-07-26 |
Family
ID=16086902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18065083A Granted JPS6072937A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | アミン系老化防止剤の顆粒状製品の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6072937A (ja) |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP18065083A patent/JPS6072937A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0348943B2 (ja) | 1991-07-26 |
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