JPS607289Y2 - 食品容器 - Google Patents
食品容器Info
- Publication number
- JPS607289Y2 JPS607289Y2 JP1977121472U JP12147277U JPS607289Y2 JP S607289 Y2 JPS607289 Y2 JP S607289Y2 JP 1977121472 U JP1977121472 U JP 1977121472U JP 12147277 U JP12147277 U JP 12147277U JP S607289 Y2 JPS607289 Y2 JP S607289Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- food container
- synthetic resin
- resin film
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は堅牢であり、しかも断熱性の優れた食品容器を
提供しようとするものである。
提供しようとするものである。
従来、合成樹脂、ポリスチレン発泡体を用いた食品容器
は軽量で断熱性に優れているので広く利用せられている
。
は軽量で断熱性に優れているので広く利用せられている
。
しかしポリスチレン発泡体は強度、特に曲げ強度が弱い
欠点があり、深底の食品容器とした場合、これを強く把
持すると破損するおそれがあった。
欠点があり、深底の食品容器とした場合、これを強く把
持すると破損するおそれがあった。
本考案は、これらの欠点を改善し軽量であって断熱性が
優れ、しかも堅牢で美麗な食品容器を提供するものであ
って、（イ）ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエス
テル樹脂またはナイロンのフィルムからなる透明な合成
樹脂フィルム、（ロ）アルミニウム蒸ｉ層、（ハ）ハイ
インパクトポリスチレンフィルム接着層およびに）ポリ
スチレン発泡シートをその順に有する積層シートを透明
な合成樹脂フィルム層が内側となるよう押圧または真空
成形して得られる食品容器を要旨とするものである。
優れ、しかも堅牢で美麗な食品容器を提供するものであ
って、（イ）ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエス
テル樹脂またはナイロンのフィルムからなる透明な合成
樹脂フィルム、（ロ）アルミニウム蒸ｉ層、（ハ）ハイ
インパクトポリスチレンフィルム接着層およびに）ポリ
スチレン発泡シートをその順に有する積層シートを透明
な合成樹脂フィルム層が内側となるよう押圧または真空
成形して得られる食品容器を要旨とするものである。
本考案に使用される積層シートにおけるアルミニウム蒸
着層はハイインパクトポリスチレンフィルムに真空中で
アルミニウムの溶融ルツボに入れた高純度のアルミニウ
ムを加熱蒸発せしめ、アルミニウムの粒子をハイインパ
クトポリスチレンフィルムの表面に凝結せしめることに
よって形成せられ、その厚みは１００〜１００ＯＯＡ、
好ましくは２００〜５００Ａであり、極めて薄い層で充
分である。
着層はハイインパクトポリスチレンフィルムに真空中で
アルミニウムの溶融ルツボに入れた高純度のアルミニウ
ムを加熱蒸発せしめ、アルミニウムの粒子をハイインパ
クトポリスチレンフィルムの表面に凝結せしめることに
よって形成せられ、その厚みは１００〜１００ＯＯＡ、
好ましくは２００〜５００Ａであり、極めて薄い層で充
分である。
本考案において使用される積層シートの透明な合成樹脂
フィルムは、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン系樹脂フィルム、フタール酸とエチレングリコ
ールとの縮重合体の如きポリエステル樹脂フィルム、ナ
イロン等のフィルムが用いられる。
フィルムは、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン系樹脂フィルム、フタール酸とエチレングリコ
ールとの縮重合体の如きポリエステル樹脂フィルム、ナ
イロン等のフィルムが用いられる。
つぎに、図面によって本考案を説明すれば、第１図は本
考案の食品容器に使用される積層シートの断面図であり
、積層シート１は合成樹脂フィルム２、アルミニウム蒸
着層３、ハイインパクトポリスチレン層４およびポリス
チレン発泡シート５から構威せられ、アルミニウム蒸着
層３はハイインパクトポリスチレン層４に蒸着しており
、合戊樹脂フィルム２とアルミニウム蒸着層３、および
ハイインパクトスチレン層４とポリスチレン発泡シート
５とはそれぞれ加熱融着によって強固に融着せられてい
る。
考案の食品容器に使用される積層シートの断面図であり
、積層シート１は合成樹脂フィルム２、アルミニウム蒸
着層３、ハイインパクトポリスチレン層４およびポリス
チレン発泡シート５から構威せられ、アルミニウム蒸着
層３はハイインパクトポリスチレン層４に蒸着しており
、合戊樹脂フィルム２とアルミニウム蒸着層３、および
ハイインパクトスチレン層４とポリスチレン発泡シート
５とはそれぞれ加熱融着によって強固に融着せられてい
る。
第２図は食品容器として椀状の食器６の例を示すもので
あり、前記積層シート１の合成樹脂フィルム２の側を食
器の内側に、即ちポリスチレン発泡シート５を外側にし
て押圧成形または真空成形によって成形し、上口縁部７
を積層シート１から切断分離して得たものであり、８は
糸底である。
あり、前記積層シート１の合成樹脂フィルム２の側を食
器の内側に、即ちポリスチレン発泡シート５を外側にし
て押圧成形または真空成形によって成形し、上口縁部７
を積層シート１から切断分離して得たものであり、８は
糸底である。
本考案の食品容器は、上記の通りポリスチレン発泡シー
ト５が外側に形成されているので断熱性が良好であり、
ハイインパクトポリスチレン層が介在しているので容器
が強靭で、強度がよく、特に上口縁部７を強く把持して
も破損のおそれがない。
ト５が外側に形成されているので断熱性が良好であり、
ハイインパクトポリスチレン層が介在しているので容器
が強靭で、強度がよく、特に上口縁部７を強く把持して
も破損のおそれがない。
また硬度がよく変形することがない。容器の内面は透明
な合成樹脂フィルム層２によって被覆せられているので
、アルミニウム蒸着層３の金属光沢が直視でき、容器が
美麗である。
な合成樹脂フィルム層２によって被覆せられているので
、アルミニウム蒸着層３の金属光沢が直視でき、容器が
美麗である。
アルミニウム蒸着層３は合成樹脂フィルム層２が融着さ
れているのでアルミニウムまたはその酸化物等が収納し
た食品に直接接触することがないから極めて衛生的であ
る。
れているのでアルミニウムまたはその酸化物等が収納し
た食品に直接接触することがないから極めて衛生的であ
る。
本考案の食品容器に使用される積層シート１は各層がよ
く融着されていて、第２図に示す如き櫛型の容器、或い
はコツプ状の容器としても各層が分離したり亀裂を生じ
ることなく、深底の容器とすることが可能である。
く融着されていて、第２図に示す如き櫛型の容器、或い
はコツプ状の容器としても各層が分離したり亀裂を生じ
ることなく、深底の容器とすることが可能である。
本考案の食品容器は、上記の通り金属光沢を有して美麗
であり、軽量で、断熱性即ち保温性がよく、堅牢である
ので、即席食品容器、弁当容器、その他各種の食品類を
収容する容器として好適である。
であり、軽量で、断熱性即ち保温性がよく、堅牢である
ので、即席食品容器、弁当容器、その他各種の食品類を
収容する容器として好適である。
第１図は本考案の食品容器に使用される積層シートの断
面図、第２図は本考案の食品容器の縦断面図である。 図面中の主な符号は次の通りである。 １・・・・・・積層シート、２・・・・・・合成樹脂フ
ィルム、３・・・・・・アルミニウム蒸着層、４・・・
・・・ハイインパクトポリスチレン層、５・・・・・・
ポリスチレン発泡シート、６・・・・・・食器、７・・
・・・・上口縁部。
面図、第２図は本考案の食品容器の縦断面図である。 図面中の主な符号は次の通りである。 １・・・・・・積層シート、２・・・・・・合成樹脂フ
ィルム、３・・・・・・アルミニウム蒸着層、４・・・
・・・ハイインパクトポリスチレン層、５・・・・・・
ポリスチレン発泡シート、６・・・・・・食器、７・・
・・・・上口縁部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ （イ）ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステ
ル樹脂またはナイロンのフィルムからなる透明な合成樹
脂フィルム、（ロ）アルミニウム蒸着層、（ハ）ハイイ
ンパクトポリスチレンフィルム接着層およびに）ポリス
チレン発泡シートをその順に有する積層シートを透明な
合成樹脂フィルム層が内側となるよう押圧または真空成
形して得られる食品容器。 ２ 食品容器が丼、椀、皿、またはコツプ状容器である
実用新案登録請求の範囲第１項記載の食品容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977121472U JPS607289Y2 (ja) | 1977-09-08 | 1977-09-08 | 食品容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977121472U JPS607289Y2 (ja) | 1977-09-08 | 1977-09-08 | 食品容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5449344U JPS5449344U (ja) | 1979-04-05 |
| JPS607289Y2 true JPS607289Y2 (ja) | 1985-03-11 |
Family
ID=29078642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977121472U Expired JPS607289Y2 (ja) | 1977-09-08 | 1977-09-08 | 食品容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607289Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59164728U (ja) * | 1983-04-18 | 1984-11-05 | 株式会社 ミツウマ | 内装用断熱シート |
| JPS59176520U (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-26 | 株式会社ミツウマ | 内装用断熱シート |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5744464B2 (ja) * | 1972-04-12 | 1982-09-21 | ||
| JPS598228B2 (ja) * | 1975-02-04 | 1984-02-23 | 吉崎 鴻造 | 食品包装用袋 |
-
1977
- 1977-09-08 JP JP1977121472U patent/JPS607289Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5449344U (ja) | 1979-04-05 |
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