JPS6071998A - 沸騰水型原子炉一次系水用濾過装置 - Google Patents
沸騰水型原子炉一次系水用濾過装置Info
- Publication number
- JPS6071998A JPS6071998A JP17917683A JP17917683A JPS6071998A JP S6071998 A JPS6071998 A JP S6071998A JP 17917683 A JP17917683 A JP 17917683A JP 17917683 A JP17917683 A JP 17917683A JP S6071998 A JPS6071998 A JP S6071998A
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- JP
- Japan
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- water
- hollow fiber
- fiber membrane
- boiling
- filtration device
- Prior art date
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- Pending
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野］
本発明は沸騰水型原子炉の一次系水のための濾過装置に
関する。
関する。
［発明の技術的背崇とその問題点］
原子力発電プラントでは、復水系および原子炉給水系の
濾過装置としては、従来濾過助剤を用いた精密濾過装置
が用いられていたが、濾過助剤としてイオン交換樹脂を
使用するため樹脂廃棄物が多量に発生し、放射性廃棄物
を増加させていた。
濾過装置としては、従来濾過助剤を用いた精密濾過装置
が用いられていたが、濾過助剤としてイオン交換樹脂を
使用するため樹脂廃棄物が多量に発生し、放射性廃棄物
を増加させていた。
最近このような二次廃棄物が発生せず、かつより良い処
理水質が得られる方法として限外濾過（以下ＵＦと称す
る）や１μｍ孔径の平膜による濾過方式が採用されてい
る。しかしＵＦは大流量の循環流量が必要なため系統構
成が複雑となり設備費が大きくなるという欠点があり、
またｉＩ１ｍ孔径の平膜濾過装置は孔の目詰りが大きく
、かつ所要スペースが大きくなるという問題がある。
理水質が得られる方法として限外濾過（以下ＵＦと称す
る）や１μｍ孔径の平膜による濾過方式が採用されてい
る。しかしＵＦは大流量の循環流量が必要なため系統構
成が複雑となり設備費が大きくなるという欠点があり、
またｉＩ１ｍ孔径の平膜濾過装置は孔の目詰りが大きく
、かつ所要スペースが大きくなるという問題がある。
すなわち、沸騰水型原子炉−次冷却系の復水中の不溶解
性不純物（クラッド）の粒度分布を調べると、第１図の
ようになる。このグラフから明らかなように、該粒度分
布は１μｍおよび５μｍが中心で０．１μｍは殆んど存
在しない。
性不純物（クラッド）の粒度分布を調べると、第１図の
ようになる。このグラフから明らかなように、該粒度分
布は１μｍおよび５μｍが中心で０．１μｍは殆んど存
在しない。
したがって、孔径が０．１μｍより大幅に小さいＵＦに
おいては、孔内に殆んど固形分が進入せず、捕獲した固
形分は逆洗により除去できるので孔の目詰りは極めて少
ないという利点はあるが、Ｕ「は孔径が小さいため透過
水量が少なく、したがって所要濾過面積が大きくなり、
かつ高流量の循環流量及び高濾過圧力が必要となる。そ
のため装置が複雑となり、設備費・所要スペースが大き
くなる。
おいては、孔内に殆んど固形分が進入せず、捕獲した固
形分は逆洗により除去できるので孔の目詰りは極めて少
ないという利点はあるが、Ｕ「は孔径が小さいため透過
水量が少なく、したがって所要濾過面積が大きくなり、
かつ高流量の循環流量及び高濾過圧力が必要となる。そ
のため装置が複雑となり、設備費・所要スペースが大き
くなる。
−ｈ１１μｍ前後の孔径の平膜の濾過装置においては、
廃液中に１μ以下の固形分が多いため目詰りが多くなり
膜の交換頻度が増大する。
廃液中に１μ以下の固形分が多いため目詰りが多くなり
膜の交換頻度が増大する。
［発明の目的コ
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、イの目的は
、濾過面積が大きくて、しかも所要スペースが少なくて
すむ沸騰水型原子炉−次系水用の濾過装置を提供するこ
とにある。
、濾過面積が大きくて、しかも所要スペースが少なくて
すむ沸騰水型原子炉−次系水用の濾過装置を提供するこ
とにある。
［発明の概要］
本発明は、沸騰水型原子炉の一次系水を処理ザるための
濾過装置に係わるものであり、沸騰水型原子炉−次系水
流入口、油液流出ロ、逆洗水刊出口およびペン１〜管を
設置した容器内に、中空糸フィルタを配設したことを特
徴とするものである。
濾過装置に係わるものであり、沸騰水型原子炉−次系水
流入口、油液流出ロ、逆洗水刊出口およびペン１〜管を
設置した容器内に、中空糸フィルタを配設したことを特
徴とするものである。
［発明の実施例］
本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第２図は本発明の濾過装置の一実施例を示す概略図であ
る。
る。
第２図に示づように容器１には処理すべき一次冷九〇系
の復水を導入する復水流人口３．固液出口５、逆洗水出
口６．ベント管７が設置されており、中空糸膜４のモジ
ュール２が複数個吊り下げられている。
の復水を導入する復水流人口３．固液出口５、逆洗水出
口６．ベント管７が設置されており、中空糸膜４のモジ
ュール２が複数個吊り下げられている。
復水は復水流人口３より流入し、中空糸膜４を介して濾
過され、中空糸膜内を通って濾液出口５より排出される
。濾過処理がある程度進行すると中空糸膜に捕獲した固
形分がたまるので、復水流人口３と濾液出口５との間に
差圧が生ずる。その差圧が一定値に達したら逆洗を行っ
て、洗浄廃液を逆洗水出口６より排出する。胴部に設置
したベント管７は水抜きと空気抜きのためのものである
。
過され、中空糸膜内を通って濾液出口５より排出される
。濾過処理がある程度進行すると中空糸膜に捕獲した固
形分がたまるので、復水流人口３と濾液出口５との間に
差圧が生ずる。その差圧が一定値に達したら逆洗を行っ
て、洗浄廃液を逆洗水出口６より排出する。胴部に設置
したベント管７は水抜きと空気抜きのためのものである
。
中空糸膜はポリエチレン等の多孔質樹脂で形成されてい
る。
る。
本実施例においては、中空糸膜として孔径０．１μｍの
ものと孔径的１μｍのものとを使用し、イれぞれについ
て逆洗回数と差圧変化の関係を調べた。その結果を第３
図および第４図に示す。
ものと孔径的１μｍのものとを使用し、イれぞれについ
て逆洗回数と差圧変化の関係を調べた。その結果を第３
図および第４図に示す。
第３図は孔径的１μ０１の中空糸膜を使用した場合の差
圧変化を示１−グラフであり、第４図は孔径的０．１μ
ｍの中空糸膜を使用した場合のそれである。これらのグ
ラフより、孔径１μｍの場合は逆洗後の差圧の上昇が激
しいが、孔径０．１μｍの場合はそれが少ないことがわ
かる。このことは、孔径１μｍでは目詰りが牛じやすい
が、０．１１１ｍでは目詰りが少なく、０．１μｍの孔
径の中空糸膜を使用した時に、復水濾過処理をより効果
的に行うことができることを示している。
圧変化を示１−グラフであり、第４図は孔径的０．１μ
ｍの中空糸膜を使用した場合のそれである。これらのグ
ラフより、孔径１μｍの場合は逆洗後の差圧の上昇が激
しいが、孔径０．１μｍの場合はそれが少ないことがわ
かる。このことは、孔径１μｍでは目詰りが牛じやすい
が、０．１１１ｍでは目詰りが少なく、０．１μｍの孔
径の中空糸膜を使用した時に、復水濾過処理をより効果
的に行うことができることを示している。
［発明の効果］
以上述べたように、本発明によれば、中空糸膜を使用し
たことにより少ないスペースで濾過面積を大きくするこ
とができ、−次系水の濾過処理を効果的に行うことがで
きる。また中空糸膜として適切な孔径のものを選定すれ
ば目詰りを少なくすることができ、膜交換の必要性も少
なくなるので、＝５一 系統構成も簡ＩＰになる。
たことにより少ないスペースで濾過面積を大きくするこ
とができ、−次系水の濾過処理を効果的に行うことがで
きる。また中空糸膜として適切な孔径のものを選定すれ
ば目詰りを少なくすることができ、膜交換の必要性も少
なくなるので、＝５一 系統構成も簡ＩＰになる。
第１図は一次系水中のクラッド粒子分布を示でグラフ、
第２図は本発明の一実施例を示す復水濾過装置の概略図
、第３図おＪ：び第４図はそれぞれ孔径１μｍおよび０
．１！１ｍの中空糸膜を使用した場合の逆洗回数と濾過
差圧どの関係を示タグラフである。 １・・・容器 ２・・・モジュール ３・・・復水流人［１ ４・・・中空糸膜 ５・・・濾液出口 ６・・・逆洗水出口 ７・・・ベント管代理人弁理士則
近 憲佑（１！か１名）６−
第２図は本発明の一実施例を示す復水濾過装置の概略図
、第３図おＪ：び第４図はそれぞれ孔径１μｍおよび０
．１！１ｍの中空糸膜を使用した場合の逆洗回数と濾過
差圧どの関係を示タグラフである。 １・・・容器 ２・・・モジュール ３・・・復水流人［１ ４・・・中空糸膜 ５・・・濾液出口 ６・・・逆洗水出口 ７・・・ベント管代理人弁理士則
近 憲佑（１！か１名）６−
Claims (3)
- （１）沸騰水型原子炉−次系水流入口、濾液流出ロ、逆
洗水排出口およびベント管を設置した容器内に、中空糸
膜を配設したことを特徴とする沸騰水型原子炉−次系水
用濾過装置。 - （２）容器内に複数の中空糸膜のモジュールを吊り下げ
てなる特許請求の範囲第１項記載の沸騰水型原子炉−次
系水用濾過装置。 - （３）中空糸膜が孔径０．１μｍ前後の多孔質樹脂であ
る特許請求の範囲第１項記載の沸騰水型原子炉−次系水
用濾過装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17917683A JPS6071998A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 沸騰水型原子炉一次系水用濾過装置 |
| US06/893,450 US4756875A (en) | 1983-09-29 | 1986-08-07 | Apparatus for filtering water containing radioactive substances in nuclear power plants |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17917683A JPS6071998A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 沸騰水型原子炉一次系水用濾過装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6071998A true JPS6071998A (ja) | 1985-04-23 |
Family
ID=16061263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17917683A Pending JPS6071998A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 沸騰水型原子炉一次系水用濾過装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6071998A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61293505A (ja) * | 1985-06-24 | 1986-12-24 | Toshiba Corp | 中空糸膜濾過装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6061089A (ja) * | 1983-09-14 | 1985-04-08 | Jgc Corp | 復水の浄化方法 |
-
1983
- 1983-09-29 JP JP17917683A patent/JPS6071998A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6061089A (ja) * | 1983-09-14 | 1985-04-08 | Jgc Corp | 復水の浄化方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61293505A (ja) * | 1985-06-24 | 1986-12-24 | Toshiba Corp | 中空糸膜濾過装置 |
| JPH0554371B2 (ja) * | 1985-06-24 | 1993-08-12 | Tokyo Shibaura Electric Co |
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