JPS6071800A - 金属材料包装用紙 - Google Patents
金属材料包装用紙Info
- Publication number
- JPS6071800A JPS6071800A JP17763883A JP17763883A JPS6071800A JP S6071800 A JPS6071800 A JP S6071800A JP 17763883 A JP17763883 A JP 17763883A JP 17763883 A JP17763883 A JP 17763883A JP S6071800 A JPS6071800 A JP S6071800A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- nitrite
- metal material
- molybdate
- pulp
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- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属材料の包装用紙、すなわち防錆紙に関する
ものである。
ものである。
従来、紙及び板紙は包装用材料として、種々の用途に用
いられている。なかでも特に多量に使用されているクラ
フト包装用紙や、段ポール用ライナーは、主にクラフト
パルプ又はクラフトパルプを含む古紙から!ll造され
ている。
いられている。なかでも特に多量に使用されているクラ
フト包装用紙や、段ポール用ライナーは、主にクラフト
パルプ又はクラフトパルプを含む古紙から!ll造され
ている。
ところで、前記クラフトパルプは、木材を硫化ソーダ含
有クラフト蒸解薬品で蒸解して得られるもので、そのた
めパルプ中に硫化物やチオリグニンなどの硫黄化合物を
僅かに含んでいる。また前記段ボール中芯も、従来段ボ
ール古紙を再生するか、または木材を亜硫酸ソーダのよ
うな亜硫酸塩で蒸解して得られるパルプを原料としてい
るが、そのため、紙中に亜硫酸塩及びリグニンスルホン
酸塩などを多量に含んでいる。
有クラフト蒸解薬品で蒸解して得られるもので、そのた
めパルプ中に硫化物やチオリグニンなどの硫黄化合物を
僅かに含んでいる。また前記段ボール中芯も、従来段ボ
ール古紙を再生するか、または木材を亜硫酸ソーダのよ
うな亜硫酸塩で蒸解して得られるパルプを原料としてい
るが、そのため、紙中に亜硫酸塩及びリグニンスルホン
酸塩などを多量に含んでいる。
しかして、これらの紙中の硫黄化合物は、金属り・Yに
鉄の、腐蝕あるいは発錆を促進するということが知られ
ている。
鉄の、腐蝕あるいは発錆を促進するということが知られ
ている。
更に、こうしてつくられたパルプを用いて机を抄く際、
紙の強度を向上したり紙の加工性を調節するため、色々
の紙力増強剤や、サイズ剤を内添するが、通電これらの
薬品のパルプへの定着は、硫酸アルミニウムを用いて行
っている。
紙の強度を向上したり紙の加工性を調節するため、色々
の紙力増強剤や、サイズ剤を内添するが、通電これらの
薬品のパルプへの定着は、硫酸アルミニウムを用いて行
っている。
すなわち、硫酸アルミニウムをパルプスラリーに加え、
P114−5.5の酸性領域で抄紙する。(それ故、こ
のような方法は、酸性抄紙法とも呼ばれている。)しか
して勿論のことであるが、このようにして得られる紙の
pHは酸性である。
P114−5.5の酸性領域で抄紙する。(それ故、こ
のような方法は、酸性抄紙法とも呼ばれている。)しか
して勿論のことであるが、このようにして得られる紙の
pHは酸性である。
従って、前述のように硫黄化合物を含む蒸解液で蒸解し
、かつそのパルプを用いて酸性抄紙して得られたクラフ
ト包装用紙や段ボールでもって、金属材料を包装すると
、当該紙と金属材料との接触により、当該金属材料に錆
の発生することや、腐蝕の進行することが避けられず、
それ故その包装内容物である金属材料の外観や機能を著
しくそこない、商品価値を大中に低下させる傾向があっ
た。
、かつそのパルプを用いて酸性抄紙して得られたクラフ
ト包装用紙や段ボールでもって、金属材料を包装すると
、当該紙と金属材料との接触により、当該金属材料に錆
の発生することや、腐蝕の進行することが避けられず、
それ故その包装内容物である金属材料の外観や機能を著
しくそこない、商品価値を大中に低下させる傾向があっ
た。
そこで、このようなことを防止するため、従りk例えば
、紙に気化性防錆剤の塗布を行なうなどの方法がとられ
ていたが、そのような方法では、長期間il′II盾下
におかれた場合、実質的に錆の発生を防止することが出
来なかった。
、紙に気化性防錆剤の塗布を行なうなどの方法がとられ
ていたが、そのような方法では、長期間il′II盾下
におかれた場合、実質的に錆の発生を防止することが出
来なかった。
それ故、長期間高湿下に放置しても内容物に・錆を生じ
ない、包装用紙の開発が望まれていたのである。
ない、包装用紙の開発が望まれていたのである。
本発明者らは、この様な現状にかんがみ、防錆効果のす
ぐれた包装用紙の製造方法について鋭意研究を行なった
結果、本発明をなすに至った。
ぐれた包装用紙の製造方法について鋭意研究を行なった
結果、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は
(イ)亜t+酸塩、(0)グリセロール・ポレイト又は
モリブデン酸塩を、含有する組成物を、紙の表面に添加
してなる金属材料包装用紙に関する。
モリブデン酸塩を、含有する組成物を、紙の表面に添加
してなる金属材料包装用紙に関する。
本発明の方法に用いる前記亜硝酸塩((至)成分)とし
ては、亜硝酸ナトリウム、亜f1mカルシウム、亜硝酸
ナリウムの様な無機亜硝酸塩の他に、有機アミン亜硝酸
塩、例えばジシクロヘキシルアンモニウムナイトライト
、ジイソプロピルアンモニウムナイトライトがあげられ
る。
ては、亜硝酸ナトリウム、亜f1mカルシウム、亜硝酸
ナリウムの様な無機亜硝酸塩の他に、有機アミン亜硝酸
塩、例えばジシクロヘキシルアンモニウムナイトライト
、ジイソプロピルアンモニウムナイトライトがあげられ
る。
本発明に於て、これに添加するグリセロールホレイト(
@成分)は、次の一般式で示される水溶性の硼素化合物
で、ポリオキシエチレングリセロールボレイトラウレー
ト、ポリオキシエチレングリセロールポレイトバルミテ
−1・、ポリオキシエチレングリセロールポレイトステ
アレート、ポリオキシエチレングリセロールポレイトス
テアレート、ポリオキシエチレングリセロールオレート
、ホリオキシエチレンボレイトイソステアレート、ビス
グリセロールボレイトなどである。
@成分)は、次の一般式で示される水溶性の硼素化合物
で、ポリオキシエチレングリセロールボレイトラウレー
ト、ポリオキシエチレングリセロールポレイトバルミテ
−1・、ポリオキシエチレングリセロールポレイトステ
アレート、ポリオキシエチレングリセロールポレイトス
テアレート、ポリオキシエチレングリセロールオレート
、ホリオキシエチレンボレイトイソステアレート、ビス
グリセロールボレイトなどである。
(但し、前記0)、(1)の一般式に於て、Rは炭素数
7〜21個のアルキル基、1.mは夫々1〜20の整数
、かつ通常1+m=24である。)本発明に於ては、(
0)成分として、前記グリセロールボレイトの代りにモ
リブデン酸塩を使用してもよい。
7〜21個のアルキル基、1.mは夫々1〜20の整数
、かつ通常1+m=24である。)本発明に於ては、(
0)成分として、前記グリセロールボレイトの代りにモ
リブデン酸塩を使用してもよい。
該モリブデン酸塩としては、モリブデン酸ナトリウム、
モリブデン酸アンモニウム、モリブデン酸カリウムなど
が使用できる。
モリブデン酸アンモニウム、モリブデン酸カリウムなど
が使用できる。
本発明は、前記の如く(イ)と(0)の混合物からなる
組成物を、紙の表面に適用してなるものである。
組成物を、紙の表面に適用してなるものである。
従来、亜硝酸塩((1′)成分)は、Qχ独でも紙に通
用すると、防錆効果のあることが知られている。
用すると、防錆効果のあることが知られている。
しかして、本発明者等は実にこの(イ)成分につき鋭意
研究を進めたところ、これに(ロ)成分すなわち、グリ
セロール・ボレイト又はモリブデン酸塩を混合すると、
意外にも約2倍以上という顕著な防錆効果の発現するこ
とを見出し、本発明に到達したのである。
研究を進めたところ、これに(ロ)成分すなわち、グリ
セロール・ボレイト又はモリブデン酸塩を混合すると、
意外にも約2倍以上という顕著な防錆効果の発現するこ
とを見出し、本発明に到達したのである。
尚、本発明に於ては、(り成分に対しく0)成5(は約
0.5〜40重量%の範囲で使用する。前記範囲に於て
、0.5重量%以下の場合には、防錆効果は余りない。
0.5〜40重量%の範囲で使用する。前記範囲に於て
、0.5重量%以下の場合には、防錆効果は余りない。
又、逆に40重量%以上の場合にも防錆効果は余り認め
られない。
られない。
本発明に於て、(イ)成分と(ロ)成分の混合組成物は
、溶剤好ましくは水に溶かして使用する。その溶液濃度
は、1%〜50%(重量)の範囲にする。
、溶剤好ましくは水に溶かして使用する。その溶液濃度
は、1%〜50%(重量)の範囲にする。
そしてこられの組成物が紙に対し0.3g/−〜20g
/nfになる様紙に適用する。
/nfになる様紙に適用する。
該組成物溶液は、さらに必要により、でん粉や、ポリビ
ニルアルコールを含んでいてもよい。
ニルアルコールを含んでいてもよい。
本発明の前記rl用」とは、通常の塗布はもちろん、散
布、含浸等を含む。また適用される場所は、特に制限さ
れない。例えば、製紙工程の最終工程に近い所で適用す
ればよい。
布、含浸等を含む。また適用される場所は、特に制限さ
れない。例えば、製紙工程の最終工程に近い所で適用す
ればよい。
なお、本発明に於て前記の如くにしてつくられた金属材
料包装用紙には、段ボール用ライナー、中芯、あるいは
一般の包装用紙のみならず、従来金属材料の包装用に使
用されていた紙および板紙のすべてを包含する。
料包装用紙には、段ボール用ライナー、中芯、あるいは
一般の包装用紙のみならず、従来金属材料の包装用に使
用されていた紙および板紙のすべてを包含する。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例1
針葉樹チップの600g (絶乾相当量、以下同じ)を
41オートクレーブに詰め、ソーダ法で蒸解した。即ち
、苛性ソーダを18%(対絶乾チップ重量、以下同じ)
加え、170℃で2時間蒸解し、カッパー価51のパル
プを得た。
41オートクレーブに詰め、ソーダ法で蒸解した。即ち
、苛性ソーダを18%(対絶乾チップ重量、以下同じ)
加え、170℃で2時間蒸解し、カッパー価51のパル
プを得た。
このパルプをフリーネス500m1に叩解し、アルキル
ケテンダイマー0.3%、カチオンでん粉0.6%(何
れも対パルプ重量、以下同じ)添加したf&80g/r
rrの手すきシートをくつった。
ケテンダイマー0.3%、カチオンでん粉0.6%(何
れも対パルプ重量、以下同じ)添加したf&80g/r
rrの手すきシートをくつった。
pHは6.8であった。
こうして出来た紙の表面にマイヤーバーで次の組成の混
合液を25g/n?になるよう塗布した; でん粉2%、亜硝酸ソーダ1.2%、ポリオキシエチレ
ングリセロールボレイトラウリレート(東邦化学製エマ
ルボンT20)0.12%。
合液を25g/n?になるよう塗布した; でん粉2%、亜硝酸ソーダ1.2%、ポリオキシエチレ
ングリセロールボレイトラウリレート(東邦化学製エマ
ルボンT20)0.12%。
この紙について以下の方法による発錆試験を行なった。
(以後の実施例、比較例も同様の発錆試験を行なった。
);
5pcc鉄板を5cI11×5CI11に切り取って鉄
片サンプルとし、この両面を試験紙にはさんで35℃、
90%RHで48時間放置。
片サンプルとし、この両面を試験紙にはさんで35℃、
90%RHで48時間放置。
さらに発生した錆の合計面積の全体に対する割合をめ、
それを%で表示した。(表、参照)実施例2 実施例1の方法で得たパルプをフリーネス450m1に
叩解し、ロジンサイズ0.2%、ポリアクリルアミド0
.3%、硫酸アルミニウム3.5%を添加し、PI+4
.5で150 g/nrの手すきシートをつくった。こ
の紙の表面にマイヤーバーで次の組成の水溶液を20
g/n′rになるよう適用した; でん粉2.5%、亜硝酸ソーダ1.5%、ポリオキシエ
チレングリコールグリセロールポレイトステアレ−1・
(東邦化学製エマルボンT60)0.5%、 実施例3〜4 実施例3として針葉樹チップに活性アルカリ18%、硫
化度25%のグラ7l4解液を加え、170℃で2時間
蒸解し、カンバー価50のパルプを得た。このパルプを
PFIミルでフリーネス500111に叩解し、石油樹
脂系カチオンサイズ0.2%、ポリアミドポリアミンカ
チオンポリマー0.3%を添加し、pH7,4で80g
/+yrの手すきシートを作成した。このシートの表面
にマイヤーバーで次の組成の水溶液を20g/rdにな
るよう適用した; でん粉2.5%、亜硝酸カルシウム10%、ビスグリセ
ロールボレイト(東邦化学製エマルボンGB90)0.
25%。
それを%で表示した。(表、参照)実施例2 実施例1の方法で得たパルプをフリーネス450m1に
叩解し、ロジンサイズ0.2%、ポリアクリルアミド0
.3%、硫酸アルミニウム3.5%を添加し、PI+4
.5で150 g/nrの手すきシートをつくった。こ
の紙の表面にマイヤーバーで次の組成の水溶液を20
g/n′rになるよう適用した; でん粉2.5%、亜硝酸ソーダ1.5%、ポリオキシエ
チレングリコールグリセロールポレイトステアレ−1・
(東邦化学製エマルボンT60)0.5%、 実施例3〜4 実施例3として針葉樹チップに活性アルカリ18%、硫
化度25%のグラ7l4解液を加え、170℃で2時間
蒸解し、カンバー価50のパルプを得た。このパルプを
PFIミルでフリーネス500111に叩解し、石油樹
脂系カチオンサイズ0.2%、ポリアミドポリアミンカ
チオンポリマー0.3%を添加し、pH7,4で80g
/+yrの手すきシートを作成した。このシートの表面
にマイヤーバーで次の組成の水溶液を20g/rdにな
るよう適用した; でん粉2.5%、亜硝酸カルシウム10%、ビスグリセ
ロールボレイト(東邦化学製エマルボンGB90)0.
25%。
実施例4として実施例3で得たパルプをフリーネス50
0m1に叩解し、ロジンサイズ0.3%、ポリアクリル
アミド0.5%、硫酸アルミニウム3%を添加し、pH
4,6で80g/+dの手すきシートを作成した。この
シートの表面に実施例3と同様の薬品を塗布し、発錆試
験を行なった。
0m1に叩解し、ロジンサイズ0.3%、ポリアクリル
アミド0.5%、硫酸アルミニウム3%を添加し、pH
4,6で80g/+dの手すきシートを作成した。この
シートの表面に実施例3と同様の薬品を塗布し、発錆試
験を行なった。
結果を表に示す。
実施例5〜6
実施例5として広葉樹チップに亜硫酸ソーダ13%、炭
酸ソーダ3%を添加し、180℃で40分間蒸解し、歩
留り75%のパルプを得た。
酸ソーダ3%を添加し、180℃で40分間蒸解し、歩
留り75%のパルプを得た。
これをフリーネス450m1に叩解し、アルキルケテン
ダイマー0.1%カチオンでん粉0.5%を添加し、P
H7,0テ1508/n?(7)手抄キシートを作成し
た。このシートの表面にマイヤーバーで次の組成の水溶
液を30 g / +rrになるよう適用した; ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライト10%、モ
リブデン酸ナトリウム1%。
ダイマー0.1%カチオンでん粉0.5%を添加し、P
H7,0テ1508/n?(7)手抄キシートを作成し
た。このシートの表面にマイヤーバーで次の組成の水溶
液を30 g / +rrになるよう適用した; ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライト10%、モ
リブデン酸ナトリウム1%。
実施例6として実施例5で得たパルプをフリーネス45
01に叩解し、ロジンサイズ0.3%、ポリアクリルア
ミド0.5%、硫酸アルミニウム3.5%を添加し、P
114.5で150g/n?の手抄きシートを作成した
。このシートの表面に実施例5と同様の薬品を塗布し、
発錆試験を行なった。結果を表に示す。
01に叩解し、ロジンサイズ0.3%、ポリアクリルア
ミド0.5%、硫酸アルミニウム3.5%を添加し、P
114.5で150g/n?の手抄きシートを作成した
。このシートの表面に実施例5と同様の薬品を塗布し、
発錆試験を行なった。結果を表に示す。
実施例7〜8
実施例7として段ボール古紙をタソピー離解機で離解し
た後12カツトのフラントスクリーンで除塵を行ない、
フリーネス430m1のパルプを得た。このパルプにア
ルキルケテンダイマー0.2%、カチオンでん粉0.5
%を添加した後目口、7に調整し、米坪150g/−〇
手抄きシーI・を作成した。この表面にマイヤーバーで
次の組成の水溶液を30 g/cdになるよう適用した
; 亜硝酸ソーダ15%、モリブデン酸アンモニウム1%か
ら成る液。
た後12カツトのフラントスクリーンで除塵を行ない、
フリーネス430m1のパルプを得た。このパルプにア
ルキルケテンダイマー0.2%、カチオンでん粉0.5
%を添加した後目口、7に調整し、米坪150g/−〇
手抄きシーI・を作成した。この表面にマイヤーバーで
次の組成の水溶液を30 g/cdになるよう適用した
; 亜硝酸ソーダ15%、モリブデン酸アンモニウム1%か
ら成る液。
実施例8として実施例7で得たパルプにロジンサイズ0
.3%、ポリアクリルアミド0.5%、硫酸アルミニウ
ム3%を添加し、pH4,9で150g/ITrの手抄
きシートを作成した。このシートの表面に実施例7と同
様の薬品を塗布し、発錆試験を行なった。結果を表に示
す。
.3%、ポリアクリルアミド0.5%、硫酸アルミニウ
ム3%を添加し、pH4,9で150g/ITrの手抄
きシートを作成した。このシートの表面に実施例7と同
様の薬品を塗布し、発錆試験を行なった。結果を表に示
す。
比較例1〜4
比較例1として、実施例1で得たパルプをフリーネス5
00+alに叩解しアルキルケテンダイマー0.3%、
カチオンでん粉0.6%添加した後80g/+vfの手
すきシートをつくった。この紙の表面にマイヤーバーで
、でん粉2%、亜硝酸ソーダ1.2%から成る水溶液を
25 g / n?になるよう塗布した。
00+alに叩解しアルキルケテンダイマー0.3%、
カチオンでん粉0.6%添加した後80g/+vfの手
すきシートをつくった。この紙の表面にマイヤーバーで
、でん粉2%、亜硝酸ソーダ1.2%から成る水溶液を
25 g / n?になるよう塗布した。
比較例2として、実施例3で得たパルプをフリーネス5
0(1+1に叩解し、ロジンサイズ0.3%ポリアクリ
ルアミド0.5%、硫酸アルミニウム2.5%を添加し
、PII5.2で80g/rrrの手すきシー1へをつ
くり、その表面に、でん粉2.5%、亜硝酸カルシウム
10%からなる水溶液を、20g/+rrになるよう塗
布した。
0(1+1に叩解し、ロジンサイズ0.3%ポリアクリ
ルアミド0.5%、硫酸アルミニウム2.5%を添加し
、PII5.2で80g/rrrの手すきシー1へをつ
くり、その表面に、でん粉2.5%、亜硝酸カルシウム
10%からなる水溶液を、20g/+rrになるよう塗
布した。
比較例3として、実施例5で得たパルプをフリーネス4
50m1に叩解し、ロジンサイズ0.3%、ポリアクリ
ルアミド0.5%、硫酸アルミニウム3.5%を添加し
、PH4,5で150 g/rdの手すきシートをつく
り、表面に ジシクロヘキシルアンモニウムナイI・ライトlO%液
を30g/rdになるよう塗布した。
50m1に叩解し、ロジンサイズ0.3%、ポリアクリ
ルアミド0.5%、硫酸アルミニウム3.5%を添加し
、PH4,5で150 g/rdの手すきシートをつく
り、表面に ジシクロヘキシルアンモニウムナイI・ライトlO%液
を30g/rdになるよう塗布した。
比較例4として実施例7で得たパルプにロジンサイズ0
.2%、アニオン系ポリアクリルアミド0.3%、硫酸
アルミニウム3%を添加し、PH4,7で170g/司
の手すきシートをつくり、表面に亜硝酸ソーダ15%溶
液を20g/イになるよう塗布した。
.2%、アニオン系ポリアクリルアミド0.3%、硫酸
アルミニウム3%を添加し、PH4,7で170g/司
の手すきシートをつくり、表面に亜硝酸ソーダ15%溶
液を20g/イになるよう塗布した。
以上の通り、本発明の金属材料包装用紙の防錆効果が従
来法のものに比べ顕著であることは明らかである。
来法のものに比べ顕著であることは明らかである。
Claims (4)
- (1) (イ)亜硝酸塩、(ロ)グリセロール・ボレイ
ト又はモリブデン酸塩を含有してなる組成物を、紙の表
面に有する、金属材料包装用紙。 - (2)亜硝酸塩が、亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウム
、亜rII′1酸カルシウム、ジシクロヘキシルアンモ
ニウムナイトライト、ジイソプロピルアンモニウムナイ
トライトの群から選ばれた何れか一つの化合物である、
特許請求の範囲(1)記載の金属材料包装用紙。 - (3) グリセロールボレイトがポリオキシエチレング
リセロールボレイト・ラウレート、ポリオキシエチレン
グリセロールボレイトバルミテート、ポリオキシエチレ
ングリセロールボレイトステアレート、ポリオキシエチ
レングリセロールボレイトオレート、ポリオキシエチレ
ングリセロールボレイトイソステアレート、ビスグリセ
ロールボレイトの中から選ばれた何れか一つの化合物で
ある特許請求の範囲(11に記載の金属材1’1包装用
紙。 - (4) モリブデン酸塩がモリブデン酸ナトリウム、モ
リブデン酸アンモニウム、モリブデン酸カリウムの群か
らえらばれた何れか一つの塩である特許請求の範囲(]
)に記載の金属材料包装用紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17763883A JPS6071800A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 金属材料包装用紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17763883A JPS6071800A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 金属材料包装用紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6071800A true JPS6071800A (ja) | 1985-04-23 |
JPS6227200B2 JPS6227200B2 (ja) | 1987-06-12 |
Family
ID=16034488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17763883A Granted JPS6071800A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 金属材料包装用紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6071800A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4966280A (en) * | 1988-05-04 | 1990-10-30 | Bradford Company | Multiple-ply anti-static paperboard |
US5205406A (en) * | 1988-05-04 | 1993-04-27 | Bradford Company | Anti-static coated paperboard or similar rigid material |
US5613610A (en) * | 1988-05-04 | 1997-03-25 | Bradford Company | Naturally degradable and recyclable static-dissipative packaging material |
-
1983
- 1983-09-26 JP JP17763883A patent/JPS6071800A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4966280A (en) * | 1988-05-04 | 1990-10-30 | Bradford Company | Multiple-ply anti-static paperboard |
US5205406A (en) * | 1988-05-04 | 1993-04-27 | Bradford Company | Anti-static coated paperboard or similar rigid material |
US5613610A (en) * | 1988-05-04 | 1997-03-25 | Bradford Company | Naturally degradable and recyclable static-dissipative packaging material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6227200B2 (ja) | 1987-06-12 |
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