JPS6071736A - 敷物用基布の製造法 - Google Patents

敷物用基布の製造法

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JPS6071736A
JPS6071736A JP58181314A JP18131483A JPS6071736A JP S6071736 A JPS6071736 A JP S6071736A JP 58181314 A JP58181314 A JP 58181314A JP 18131483 A JP18131483 A JP 18131483A JP S6071736 A JPS6071736 A JP S6071736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base fabric
insect repellent
warp
yarn
weft
Prior art date
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Pending
Application number
JP58181314A
Other languages
English (en)
Inventor
永野 富代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIYOUFUKU KOGYO KK
Original Assignee
SHIYOUFUKU KOGYO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は敷物用基布の製造法さらに詳しくはカーペット
等の敷物の1次基布や2次基布等として使用され且つそ
の構成組織が縦糸と横糸とによって織成された敷物用基
布の防虫又け/及び抗菌加工方法に関する。
従来、カーペットにおいて防虫加工を施したものとして
は、例えば実開昭57−120885号や実開昭57−
120886号の考案が開示されているが、前者におい
てはカーペットのパイル糸に害虫忌避物質を含有せしめ
たもので、後者はカー・ベットのバッキング材に害虫忌
避物質を混入せしめたものである。
しかるに前者の場合パイル糸に害虫忌避物質全含有せし
めることは、カーペット製造時においては実際上非常に
煩雑で困難となり作業性において重大な問題が生じた。
また、製造後の使用段階においてはパイル糸が直接人体
に接するため、害虫忌避物質が身体に接触することとな
りこれが人の健康を阻害する要因となシ、長期使用にお
いては健康上好ましくない事態が発生した。
また1該カーペツトを水洗いすると容易に該害虫忌避物
質が希釈化したり劣化したりする現象が生じた。
次に後者の場合バッキング材がパイル糸の抜けを防止す
る接着機能を主眼とするため、これに害虫忌避物質を混
入せしめることはバッキング材と全く異質な害虫忌避物
質を混入せしめることとなり、よりてバッキング材の製
造には馴染まなかった。
いずれにしても従来開発された防虫効果を有するカーペ
ットは製造上並びに使用上において重大な難点がある他
、商品的にも新たな問題を生せしめたのである。
本発明は、このような点に着目して製造上並びに使用上
上記のような問題の発生しないカーペット等敷物に使用
される基布に防虫並びに抗菌加工を施すことを課題とす
るもので、その目的とするところは防虫並びに抗菌加工
が極めて簡易で且つ耐久性並びに耐退化性にもすぐれ長
期間防虫並びに抗菌効果を維持できる全く新規で有用な
敷物用基布の製造法を提供するにある。さらに他の目的
上するところは該基布を多用途な商品に展開使用できる
点にある。
本発明は上記のような目的を達成するために、敷物用基
布の構成組織である縦糸又は横糸のうち少なくともいず
れか一方の製造時に、該縦糸又は横糸の原料である合成
樹脂に防虫剤又は/及び抗菌剤を混入せしめ、その後熱
溶融しながら縦糸又は横糸を成形し、次に該縦糸と横糸
を織成しながら敷物用基布を製造することにある。
本発明はこのような製造法たるため、敷物用基布の構成
組織である縦糸又は横糸のうち少なくともいずれか一方
がその製造段階でJg旧である合成樹脂に防虫剤又け/
あるいは抗菌剤が混入されて熱溶融されるため、糸状に
形成された縦糸又は横糸であるヤーンには防虫剤又は/
あるいは抗菌剤が略均−に練り込み混入されてなるので
、その後縦糸と横糸を織成することによシきわめて容易
に敷物用基布を製造でき、しかも該基布には防虫又け/
及び抗菌効果が発生するのである。
以上のように本発明は、敷物用基布の構成組織である縦
糸又は横糸のうち少なくともいずれか一方の製造段階で
、その原料である合rF7.樹脂に防虫剤又は/及び抗
菌剤を混入せしめて基布を製造するため、その製造が合
成樹脂に防虫剤又は/及び抗菌剤を混入するのみでよい
ため、基布への防虫、抗菌加工が非常に簡単で作業性が
格別良好である他、防虫、抗菌のだめの特別な器具全要
しないため、安価に製造できる利点がある。
さらに合成樹脂に防虫剤又は/及び抗菌剤が混入されて
成形された縦糸又は横糸には、これらの防虫剤又は/及
び抗菌剤が熱溶融により溶融しなから略均−な状態で練
り込まれて混入されているため、製造後の基布全体に防
虫、抗菌効果が均一分布されることKなり、且つ長期間
使用しても防虫、抗菌効果が退化することもなく、シか
も練り込みなるため、基布を使用した敷物を水洗いして
も防虫剤や抗菌剤が希釈化したり、劣化したりすること
がない他、化学変化も生じることがないので耐久性にお
いて格別顕著な効果がある。また該シートはカーペット
やシート等として巾広く使用できる利点がある。
このような効果を有する基布全カーペットやシート等の
敷物として使用すると、人体に有害なダニ等の害虫の忌
避効果が発生する他、麹菌やカビ等に対し繁植抑制効果
が生じる等極めて人体に有益な効果を発生ならしめるこ
とに成功したもので、このような敷物用基布の防虫、抗
菌加工用の製造技術は従来全く存在しなかったものであ
る。
以上本発明の実施態様について図面に示した一実施例に
従りて説明する。
まず、材料投入口であるホラ/(−に縦糸A(スリット
ヤーン)の主原料である粒状のポリプロピレンと粒状の
防虫剤及び抗菌剤を混入せしめ、このポリプロピレンと
防虫剤及び抗菌剤との混入材t1を次工程で無溶融しな
がらインフレーション工程でフィルム状に形成し、次に
該フィルム全スリット状のヤーンに形成すべ(切断しな
がら次工程をで送る。
次の工程では横方向からアクリル原料によって形成され
た横糸B(スプリットヤーン)が送られて、該工程で織
成され、第1図のようなスリットヤーンからなる縦糸A
とスプリットヤーン力)らなる横糸Bによって織成され
た敷物用基布Cが製造されるものである。
このように製造された基布Cにおいては)その構成組織
である縦糸AKは、原料であるポリプロピレン中に防虫
剤及び抗菌剤が練り込まれた状態で成形される結果、基
布C全体に均一な状態で防虫及び抗菌効果が発生するこ
ととなる。
このように原料であるポリプロピレンに防虫剤及び抗菌
剤を混入せしめて熱溶融することにより防虫及び抗菌作
用のある縦糸Ai影形成ることが可能となるのである。
尚、上記実施例においては、縦糸A(スリットヤーン)
の原料にのみ防虫剤と抗菌剤を混入せしめて製造するも
のであるが、これとが逆に横糸Bにのみ防虫剤と抗菌剤
を混入してもよ(、さらには防虫及び抗菌効果を増大せ
しめるために前記縦糸Aの他に横糸Bの原料であるアク
リルにも防虫剤及び抗菌剤を混入せしめて成形並びに織
成することにより基布全体の防虫、抗菌効果がさらに効
果的となる。従って、防虫剤及び抗菌剤は縦糸A又は横
糸Bあ−るいは両者の原料に混入してもよいものである
。また、縦糸A51は横糸Bあるいは縦糸Aと横糸Bの
原料に混入する防虫剤及び抗菌剤は、上記実施例のよう
に防虫剤と抗菌剤の両者を混入するかあるいはいずれか
一方でありてもよい他1防虫剤や抗菌剤の種類は従来公
知のものが広い範囲で使用される。
従って、例えば防虫剤としては2−ハイドロキシエチル
オクチルサルファイド、抗菌剤としてはエニル エーテ
ル等が使用されるものである。また防虫剤や抗菌剤に加
えて防臭剤を添加すると、例えばダラム陽性菌やグラム
陰性菌等による不快な臭を除去できる。さらに縦糸A及
び横糸BL:D原料を決して上記実施例に限定されるも
のではなく、合成繊維であればその種類は問わない。よ
って例えば縦糸人としてはポリエチレンであってもよい
。また基布としては不織布であってもよい。
その他、防虫剤や抗菌剤の原料に対する混入量は、用途
に応じて任意に変えることができる。
次に上記のようにヤーンからなる縦糸A及び横糸Bの両
者の原料にあるいは縦糸A又は横糸Bのいずれかの原料
に防虫剤又は/及び抗菌剤を混入して縦糸A及び横糸B
を成形し、これら両者に織成することKより基布Cを製
造するものであるが、このようKして製造された基布C
の使用例について説明する。
まず第8図はカーペラ)8に使用された場合のカーペッ
ト8の要部断面図で、lは第1次基布らに植毛されたパ
イル糸、2は該パイル糸lの抜けを防止するために第1
次基布こと第2次基布6との間に介装前されたパツキン
゛グ材を示す。
該実施例においては、第1次基布らと第2次基布6がと
もに前記実施例で示された製造方法によって防虫及び抗
菌効果を有するものとして製造された基布Cによりて構
成されてなるため、防虫及び抗菌効果は両基布qとqの
2層による相乗効果奮発し、よりて格別効果的となる。
特に第2基布qが直接床面と接触するために防虫及び抗
菌効果が大となる。但し前記第1基布らと第2基布6の
うちいずれか一方のみ防虫、抗菌処理された基布で、他
方が未処理基布であってもよい。
次に第4図は簡易カーペット4に基布Cが使用された場
合の要部断面図で、該カーペット4の場合には1枚の基
布Cにパイル糸lが植毛され且つ該パイル糸!の抜けを
防止するために基布Cの異面にバッキング材2が接着さ
れてなる。
従って、基布Cの使用態様は前記のようなカーペット3
.4の他、シート材等でもってもよく、必ずしもその使
用例は限定されるものではなく、要は敷物の構成組織と
して使用されるものであればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は基布の平面図。 第2図は[)−I)断面図。 第8図及び!4図は基布の使用例を示す要部1rl麦吋
面図。 A・・・縦糸 B・・・横糸 C・・・基布 出 願 人 庄福工業株式会社 代 理 人 弁理士 藤 木 昇 第1図 Δ 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 敷物用基布の構成組織である縦糸又は横糸のうち少な(
    ともいずれか一方の製造時に、該縦糸又は横糸の原料で
    ある合成樹脂に防虫剤又は/及び抗菌剤を混入せしめ、
    その後熱溶融しながら縦糸又は横糸を成形し、次に該縦
    糸と横糸を織成しながら敷物用基布を製造することを特
    徴とする敷物用基布の製造法。
JP58181314A 1983-09-28 1983-09-28 敷物用基布の製造法 Pending JPS6071736A (ja)

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JP58181314A JPS6071736A (ja) 1983-09-28 1983-09-28 敷物用基布の製造法

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