JPS6071193A - 湾曲運動装置 - Google Patents

湾曲運動装置

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JPS6071193A
JPS6071193A JP17714883A JP17714883A JPS6071193A JP S6071193 A JPS6071193 A JP S6071193A JP 17714883 A JP17714883 A JP 17714883A JP 17714883 A JP17714883 A JP 17714883A JP S6071193 A JPS6071193 A JP S6071193A
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JP
Japan
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shape memory
optical fiber
alloy
fiber bundle
memory alloys
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JP17714883A
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三輪 敬之
大 本間
岸野 昌樹
中野 栄一
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WASEDA DAIGAKU
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WASEDA DAIGAKU
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、先端部を、所定の範囲において三次元空間の
任意の位置に移動させるように湾曲することかできる湾
曲運動装置に関する。
〔従来技術〕
従来のマニプレータにおいては、一般に、回転運動、旋
回運動、および伸縮運動を組合せて、その腕部の先端部
を三次元空間の任意位置に移動させる構成となっていた
。したがって、腕の先端部を狭所に挿入するような目的
には使用できないという欠点があっ1c。
〔発明の目的〕
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、
湾曲運動により、先端部を三次元空間の任意位置に移動
させることができる湾曲運動装置を提供することを目的
とする。
〔発明の構成〕
本発明による湾曲運動装置は、長い可撓性の芯体と、一
端側を前記芯体の一端側に、他端側を前記芯体の他端側
にそれぞれ固定された3本以上の線状の形状記憶合金と
、これらの形状記憶合金をそれぞれ独立に加熱する手段
とを有してなり、前記各形状記憶合金は、装置の初期状
態においては、記憶している形状(以下、記憶形状と言
う〉に比し伸び変形を受けているものであり、前記各形
状記憶合金がそれぞれ一定温度以上に加熱されると、該
合金が記憶形状に復帰しようとして収縮することにより
、前記芯体がそれに対応する方向および大きさに湾曲タ
ーるものである。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図から第4図までは、本発明の一実施例を示す。こ
れらの図において、1は光ファイバーの束(以下、光フ
アイバー束という〉であり、本実施例においては、この
光フアイバー束1が芯体となっている。そして、前記光
フアイバー束1には、円板2,3.4が適当な間隔で固
定されている(なお、2は最先端側の円板、4は最後端
側の円板、3はその中間に配置された円板を示す)。ま
た、前記光フアイバー束1は、各円板2,3.4の中心
部を貫通している。
前記最先端側の円板2には、3本の線状の、Ti−Ni
合金等の形状記憶合金5a、5b、、5cの一端部が、
光フアイバー束1を中心として120度間隔でそれぞれ
固定されている。そして、前記形状記憶合金5a、5b
、5cの他端部は、最後端側の円板4に、やはり光フア
イバー束1を中また、前記中間の各日板3には、円板2
.4に対する形状記憶合金5a、5b、5cの固定位置
に相当する位置に、ふっ素樹脂からなるバイブロが取り
付けられており、これらのバイブロには、第3図によく
示されるように形状記憶合金5a、5b、5cが、それ
ぞれ軸線方向に自由に動ける状態で挿通されている。
ここで、前記形状記憶合金5a、5b、5cは、所定の
形状記憶処理を施されることにより、真直ぐな形状を記
憶しているが、装置の初期状態(光フアイバー束1が真
直ぐにされており、かつ形状記憶合金5.a、’5b、
5cが加熱されていない状態)においては、該合金5a
、5b、5cは、前記記憶形状に比し伸び変形を受けた
状態で円板2゜4間に張り渡された状態となっている。
前記各形状記憶合金5a、5b、5cの先端部は、第2
図に示されるように、それぞれ導線7a。
7b、7cを介して通電装置8の出力に接続されている
。また、前記形状記憶合金5a、5b、5Cの後端部は
、それぞれ導線9a、9b、9cを介して通電装置8の
出力に接続されている(なお、第4図においては、導1
fA7a〜7Cおよび9a〜9Cは省略されている)。
ここで、前記通電装置8は、信号eを入ツノとしており
、導線7a〜7Cおよび9a〜9Cを通じて形状記憶合
金5a、5b、5cに、前記入力信号eに応じた電力が
得られることとなる電流をそれぞれ独立に流ずようにな
っている。また、前記SwA7a〜7Cおよび9a〜9
cは、中間(7)円板3に、それぞれ軸線方向に自由に
動ける状態で挿通されている。
次に、本実施例の作動を説明する。
通電装置8から形状記憶合金5Gのみに、ある大きさの
電流が流されると、該合金50はジュール熱に一:り加
熱され、一定温i以上となり、相変態を開始し、形状記
憶効果により記憶形状に戻ろうとする。このため、伸縮
方向に関してみると、形状記憶合金50は収縮しようと
する。そして、他の形状記憶合金5a、5bは、最初の
伸び変形を与えられたままであるので、光フアイバー束
1は、第4図のj二′うに形状記憶合金5C側に湾曲づ
る。
同様にして、通電装置8から形状記憶合金5aまたは5
bにのみ電流が流された場合には、光フアイバー束1は
それぞれ形状記憶合金5aまたは5b側に湾曲する。ま
た、形状記憶合金58と5b、5bと5c、ま1=は5
Cと5aに同時に電流が流されれば、光フアイバー束1
は形状記憶合金58と5bとの中間方向、5bと5Cと
の中間方向、または5Cと58との中間方向に湾曲づる
ここで、形状記憶合金5a、5b、5cにそれぞれ通電
がなされたときの各合金5a、5b、5Cの収縮量(す
なわち、各合金5a、5b、5Cが記憶形状に近づく程
麿)は、各合金5a、5b。
5Gの相変態の進行状態、ひいては各合金5a。
5b、5cに入力される熱エネルギーの大きさに対応す
る。しl〔がって、通電装置8から各合金5a、5b、
5cに加える電力の大きさを制御することにより、光フ
アイバー束1の湾曲方向および湾曲の大きさを制mする
ことができ、ひいては光フアイバー束1の先端部を、一
定範囲内において三次元空間の任意の位置に移動させる
ことができる。
したがって、本実施例では、上述のようにして光フアイ
バー束1を所望の方向に湾曲し、光フアイバー束1の先
端部を所望の位置に位置させ1c状態で、該光フアイバ
ー束1の先端部から後端部へ光を伝達させることができ
る(例えば、パイプ等の狭い通路内に光フアイバー束1
を挿入して、該通路内部を観察J゛るような場合であっ
て、しかも該通路に分岐部があるような場合、前記のよ
うに各形状記憶合金5a、5b、5cに通電を行って光
フアイバー束1を所望の分岐方向に湾曲することにより
、光フアイバー束1を所望の分岐方向に侵入させた状態
で、該光フアイバー束1の先端部から後端部へ光を伝達
させるというようなことが可能となる)。
また、一般に、形状記憶合金に曲げ変形やねじり変形を
与えた場合より、伸び変形を与えた場合の方が、形状記
憶合金が変形状態から記憶形状に回復する過程において
発生ずる回復ツノが著しく大きくなるとともに、形状記
憶合金が変形状態から記憶形状に回復づる速度も速くな
ることはよく知られている。
ここにおいで、この湾曲運動装置は、形状記憶合金5a
、5b、5cの伸び変形からの形状回復を利用するもの
であるので、光フアイバー束1を大ぎな力で、かつ高速
に湾曲させることができる。
また、本実施例では、中間の円板3と形状記憶合金5a
、5b、5cとの間に、ふっ素樹脂からなるバイブロが
介在されているため、前記のように光フアイバー束1が
湾曲される際、形状記憶合金5a、5b、5cと円板3
との間に大きな摩擦力が生じて、湾曲動作に支障を生じ
るような虞がない。
また、前記実施例では、形状記憶合金を3本用いている
が、形状記憶合金を4本以上用い、それらを独立に加熱
できるようにしてもよいことは言うまでもない。
また、前記実施例では、形状記憶合金5a、5b、5c
を、該合金に直接通電することにより加熱しているが、
本発明においては、その他の方法によって形状記憶合金
を加熱してもよいことは言うまでもない。
さらに、前記実施例では、芯体として、光ファイバーを
用いているが、用途によっては、芯体として、ピアノ線
その他の光フアイバー以外の材料を用いることができる
ことは言うまでもなく、湾曲動作を行うということのみ
に関して言えば、芯体は、形状記憶合金に伸び変形を与
える反作用として生じる圧縮ツノに耐えられるものであ
ればよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明による湾曲運動装置は、(イ)湾曲
運動により先端部を、一定範囲において三次元空間の任
意位置に移動させることができる。
(ロ)形状記憶合金の伸び変形からの形状回復力を利用
するので、芯体を、大きな力で、かつ高速に湾曲させる
ことができる。
等の優れIC効果を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による湾曲運動装置の一実施例を示す平
面図、第2図は前記実施例を示す側面図、第3図は前記
実施例における中間の円板に対する形状記憶合金の貫通
状態を示す拡大断面図、第4図は前記実施例が湾曲して
いる状態を示づ一斜視図である。 1・・・光ファイバー、5a、5b、5c・・・形状記
憶合金、8・・・通電装置。 特V[出願人 学校法人 早稲田大学 代理人 弁理士 大蒜 泉 第1図 第2図 glh 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 長い可撓性の芯体と、一端側を前記芯体の一端側に、他
    端側を前記芯体の他端側にそれぞれ固定された3本以上
    の線状の形状記憶合金と、これらの形状記憶合金をそれ
    ぞれ独立に加熱する手段とを有してなり、前記各形状記
    憶合金は、装置の初期状態においては、記憶している形
    状に比し伸び変形を受けて−いることを特徴とする湾曲
    運動装置。
JP58177148A 1983-09-27 1983-09-27 湾曲運動装置 Expired - Lifetime JPH0611475B2 (ja)

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JP58177148A JPH0611475B2 (ja) 1983-09-27 1983-09-27 湾曲運動装置

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JP58177148A JPH0611475B2 (ja) 1983-09-27 1983-09-27 湾曲運動装置

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JPS6071193A true JPS6071193A (ja) 1985-04-23
JPH0611475B2 JPH0611475B2 (ja) 1994-02-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS592344U (ja) * 1982-06-29 1984-01-09 日本ゼオン株式会社 医療用チユ−ブ先端操作装置

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