JPS607101B2 - プレストレストコンクリ−トケ−ブルの定着装置 - Google Patents
プレストレストコンクリ−トケ−ブルの定着装置Info
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- JPS607101B2 JPS607101B2 JP4522779A JP4522779A JPS607101B2 JP S607101 B2 JPS607101 B2 JP S607101B2 JP 4522779 A JP4522779 A JP 4522779A JP 4522779 A JP4522779 A JP 4522779A JP S607101 B2 JPS607101 B2 JP S607101B2
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- cable
- sector
- duct
- block
- support plate
- Prior art date
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04C—STRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
- E04C5/00—Reinforcing elements, e.g. for concrete; Auxiliary elements therefor
- E04C5/08—Members specially adapted to be used in prestressed constructions
- E04C5/12—Anchoring devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は構造物の取換えまたは改造を行なうためにプレ
ストレストコンクリートケーブルを弛緩できる定着装置
に関するものである。
ストレストコンクリートケーブルを弛緩できる定着装置
に関するものである。
プレストレストコンクリート技術では高抵抗の鋼素がコ
ンクリート内に設けられたダクトの中に張設され、両端
で緊張と定着ができるようになっている。
ンクリート内に設けられたダクトの中に張設され、両端
で緊張と定着ができるようになっている。
一般にはこうした作業の後セメントグラゥトの如き硬化
性流動体がケーブルと該ダクトの周壁との間の空隙に注
入される。グラウトが硬化するとケーブルは腐食に対し
て保護されるとともにケーブルが貫通している構造物と
一体となる。しかしながら、緊張定着後、ケーブルの正
確な緊張力を絶えず点検するために、定着装置をジャッ
キを作用させてその支持体から離脱させることができる
ようにケーブルと構造体との上述の如き一体化を避ける
ことが望ましい場合があることがわかった。また安全を
計るために古いケ−ブルの腐食とか部分的破断が発生し
た場合に新しいケーブルと取換えるため、構造物からケ
ーブルを引抜くことができるようにすることが望まる場
合もある。
性流動体がケーブルと該ダクトの周壁との間の空隙に注
入される。グラウトが硬化するとケーブルは腐食に対し
て保護されるとともにケーブルが貫通している構造物と
一体となる。しかしながら、緊張定着後、ケーブルの正
確な緊張力を絶えず点検するために、定着装置をジャッ
キを作用させてその支持体から離脱させることができる
ようにケーブルと構造体との上述の如き一体化を避ける
ことが望ましい場合があることがわかった。また安全を
計るために古いケ−ブルの腐食とか部分的破断が発生し
た場合に新しいケーブルと取換えるため、構造物からケ
ーブルを引抜くことができるようにすることが望まる場
合もある。
同機に何等かの理由で構造物の取りこわしや改造を行な
わなければならない場合はケーブルの弛緩が望ましい。
このようなケーブル〜とくに原子炉を内蔵するプレスト
レストコンクリ−ト製コンテナの建設に使用されるが、
その操業中絶えず安全を保証できることが望まれる。
わなければならない場合はケーブルの弛緩が望ましい。
このようなケーブル〜とくに原子炉を内蔵するプレスト
レストコンクリ−ト製コンテナの建設に使用されるが、
その操業中絶えず安全を保証できることが望まれる。
ケーブルの腐食はダクト内にグリースとかケーブルに付
着しない他の防食物質を注入することで確保できる。
着しない他の防食物質を注入することで確保できる。
原子炉コンテナに使用されている多数のストランドから
なる大型プレストレストケーブルのための周知の定着装
置では容易に緊張と弛緩を同時に行なうことは不可能で
所望の性能を発揮することができない。
なる大型プレストレストケーブルのための周知の定着装
置では容易に緊張と弛緩を同時に行なうことは不可能で
所望の性能を発揮することができない。
従来公知の定着装置として第1図に示すように定着ヘッ
ドiolと称される周囲にねじ山を切った円筒形の鋼製
ブロックIQ2をそなえ、その中にケーブルを構成する
ワイヤストランド103が定着されているものがある。
ドiolと称される周囲にねじ山を切った円筒形の鋼製
ブロックIQ2をそなえ、その中にケーブルを構成する
ワイヤストランド103が定着されているものがある。
そのヘッド‘まダクトDの出口のところでコンクリート
内に設けられた深いソケットの底に位置しており、緊張
ジャッキは普通定着へッド}こねじで固定されるロッド
量Q4をそなえてヘッド‘こ引張力を行使できるように
なっている。ヘッドがコンクリートの穴の外に現われる
と、リング105が同ヘッドの外側ねじ山にねじ止めさ
れて、その径が拡大され「 ダクトの周囲でコンクリ−
トに押当てられた支承板1蟹Q上に支承されるようにな
っている。その定着装置を露出されたケーブルと反対方
向に操作することで容易にケーブルの弛緩が達成できる
が、この装置は以下のような著しい欠点を有している。
ケーブルのストランド‘ま何れも予め正確に同じ長さに
切断しなければならす、この作業は長大ケーブルではコ
ストが高くなる。またストランドをヘッドlこ固定する
には現場でケーブル末端の一方から使用されなければな
らない。
内に設けられた深いソケットの底に位置しており、緊張
ジャッキは普通定着へッド}こねじで固定されるロッド
量Q4をそなえてヘッド‘こ引張力を行使できるように
なっている。ヘッドがコンクリートの穴の外に現われる
と、リング105が同ヘッドの外側ねじ山にねじ止めさ
れて、その径が拡大され「 ダクトの周囲でコンクリ−
トに押当てられた支承板1蟹Q上に支承されるようにな
っている。その定着装置を露出されたケーブルと反対方
向に操作することで容易にケーブルの弛緩が達成できる
が、この装置は以下のような著しい欠点を有している。
ケーブルのストランド‘ま何れも予め正確に同じ長さに
切断しなければならす、この作業は長大ケーブルではコ
ストが高くなる。またストランドをヘッドlこ固定する
には現場でケーブル末端の一方から使用されなければな
らない。
その理由は定着ヘッドをケーブルを包蔵するダクトDを
通して挿入するには余りにも容積が大きいからである。
またさらに定着ヘッドのねじ山のピッチが制限されてお
り、又ケーブルの伸びが計算で予見された伸びと異なる
と緊張が過度になったり不足したりするからである。第
2図に示す他の公知の定着装置ではストランド203が
定着ブロック20亀を貫通し、ストランドの末端が緊張
のため個々にジャッキ204‘と固定されている。
通して挿入するには余りにも容積が大きいからである。
またさらに定着ヘッドのねじ山のピッチが制限されてお
り、又ケーブルの伸びが計算で予見された伸びと異なる
と緊張が過度になったり不足したりするからである。第
2図に示す他の公知の定着装置ではストランド203が
定着ブロック20亀を貫通し、ストランドの末端が緊張
のため個々にジャッキ204‘と固定されている。
このような定着装置はストランドを予め厳密な長さに切
断する必要がないという利点がある。ケーブルは容易に
ダクト内部に挿入でき、末端の定着はその挿入後に行な
われる。さらに「 ストランドを1本づつダクトに挿入
しながらケーブルを構成できるので作業が容易となる。
しかしながら「 この装置はジャッキによる引張りの秤
量とかケーブルの弛緩を行なおうとすると〜定着ブロッ
クからはみ出た各ストランドの末端がジャッキをそこに
再固定できるように切断できなくなることである。これ
らの突出したストランドGま場所塞ぎになるばかりか、
例えばグリースを充填した鉄管で保護しなければならな
い。本発明による装置は以上二種類の公知の定着装置の
欠点を除き、かつそれらの利点を結合させたものである
。本発明は多数のストランドから成るプレストレストコ
ンクリートケーブルの定着装置で、コンクリ−ト構造物
に有用であり「本発明はケ−プルのストランド群の緊張
と定着を行なう閉口部が貫通している円形の定着ブロッ
クを用いる。コンクリート構造体内には緊張の際のケー
ブルの伸びに相当する長さにわたって定着ブロックが移
動するためのダクトがあり「そのダクトは定着ブロック
の直径より大きな直径を有している。またコンクリート
に埋込まれた支承板が定着ブロックと同軸の開□部を持
ち「広がったダクトの開□部を緑取りしておりト同板と
定着ブロックの間に取外す可能な複数の分割されたセク
ターからなる支承装置を介在せしめる。本発明の装置は
支承装置が全体としてクラウン形状をしており、各セク
ターに該定着ブロックが押しつけられ、各セクターは支
承板の内周縁に押当てられる。また各セクターの支承面
の少なくとも一つは定着ブロックと関口部の共通軸に対
して傾斜していることを特徴とする。使用に際してはセ
クターの支承表面の方位に従ってケーブルの緊張は支承
板に対し斜め遠心力による横圧力(圧縮応力、水平力)
として作用するが、支承板はその形状が閉塞円形をして
いるのでその検圧力に抵抗する。同じようにケーブルの
緊張が定着ブロックに対しケーブルの緊張の方向に作用
する応力は一種のアーチ効果またはドーム効果によって
支承板に伝えられる。即ち支承板の内縁によって容易に
支えられる斜放射状応力に変えられる。これによりコン
クリート構造体に伝達される支圧応力は大きく分布され
る。この効果作用を助長するためには定着ブロック自体
がドーム形とし、セクターに対し円錐形支承縁をそなえ
ていることが好ましい。また支承板の方も関口部がセク
ターに対して円錐形で扇状に広がった支承表面をそなえ
ていることが好ましい。しかし通常のドームとは逆にケ
ーブルの方位が何等かの形で空隙に向っており、またセ
クターの重量がケーブルの緊張力に比べて取るに足らな
いのでブロックと逆の支承表面がドームの中央部の方に
収束、より正確にはドーム軸の一点の方に収束するより
は著しく平行していることが好ましい。
断する必要がないという利点がある。ケーブルは容易に
ダクト内部に挿入でき、末端の定着はその挿入後に行な
われる。さらに「 ストランドを1本づつダクトに挿入
しながらケーブルを構成できるので作業が容易となる。
しかしながら「 この装置はジャッキによる引張りの秤
量とかケーブルの弛緩を行なおうとすると〜定着ブロッ
クからはみ出た各ストランドの末端がジャッキをそこに
再固定できるように切断できなくなることである。これ
らの突出したストランドGま場所塞ぎになるばかりか、
例えばグリースを充填した鉄管で保護しなければならな
い。本発明による装置は以上二種類の公知の定着装置の
欠点を除き、かつそれらの利点を結合させたものである
。本発明は多数のストランドから成るプレストレストコ
ンクリートケーブルの定着装置で、コンクリ−ト構造物
に有用であり「本発明はケ−プルのストランド群の緊張
と定着を行なう閉口部が貫通している円形の定着ブロッ
クを用いる。コンクリート構造体内には緊張の際のケー
ブルの伸びに相当する長さにわたって定着ブロックが移
動するためのダクトがあり「そのダクトは定着ブロック
の直径より大きな直径を有している。またコンクリート
に埋込まれた支承板が定着ブロックと同軸の開□部を持
ち「広がったダクトの開□部を緑取りしておりト同板と
定着ブロックの間に取外す可能な複数の分割されたセク
ターからなる支承装置を介在せしめる。本発明の装置は
支承装置が全体としてクラウン形状をしており、各セク
ターに該定着ブロックが押しつけられ、各セクターは支
承板の内周縁に押当てられる。また各セクターの支承面
の少なくとも一つは定着ブロックと関口部の共通軸に対
して傾斜していることを特徴とする。使用に際してはセ
クターの支承表面の方位に従ってケーブルの緊張は支承
板に対し斜め遠心力による横圧力(圧縮応力、水平力)
として作用するが、支承板はその形状が閉塞円形をして
いるのでその検圧力に抵抗する。同じようにケーブルの
緊張が定着ブロックに対しケーブルの緊張の方向に作用
する応力は一種のアーチ効果またはドーム効果によって
支承板に伝えられる。即ち支承板の内縁によって容易に
支えられる斜放射状応力に変えられる。これによりコン
クリート構造体に伝達される支圧応力は大きく分布され
る。この効果作用を助長するためには定着ブロック自体
がドーム形とし、セクターに対し円錐形支承縁をそなえ
ていることが好ましい。また支承板の方も関口部がセク
ターに対して円錐形で扇状に広がった支承表面をそなえ
ていることが好ましい。しかし通常のドームとは逆にケ
ーブルの方位が何等かの形で空隙に向っており、またセ
クターの重量がケーブルの緊張力に比べて取るに足らな
いのでブロックと逆の支承表面がドームの中央部の方に
収束、より正確にはドーム軸の一点の方に収束するより
は著しく平行していることが好ましい。
本発明によればケーブルの個々のストランドが貫通した
定着ブロックが配置され、支承装置の各セクターを介し
て支承板に押しつけられると、ストランドを適当なジャ
ッキで周知の方法で緊張し、同様によく知られた襖を用
いて出口の円錐状広がりをもった貫通孔に定着する。
定着ブロックが配置され、支承装置の各セクターを介し
て支承板に押しつけられると、ストランドを適当なジャ
ッキで周知の方法で緊張し、同様によく知られた襖を用
いて出口の円錐状広がりをもった貫通孔に定着する。
ストランドをその定着装置の外側で切断した後、ケーブ
ルはストランドの引張りの和に等しい全引張りで作用す
る。ケーブルの引張りを秤量するには定着ブロックを支
承装置のセクターから軽く外し、その作業に必要な応力
を測定すれば足りる。
ルはストランドの引張りの和に等しい全引張りで作用す
る。ケーブルの引張りを秤量するには定着ブロックを支
承装置のセクターから軽く外し、その作業に必要な応力
を測定すれば足りる。
従って引張力の秤量が容易である。ケーブルを弛緩する
には同じくセクターを個々に取外しできるように定着ブ
ロックに充分な引張りを加え、しかる後、引張りの作用
を可能ならしめた引張り手段、例えばジャッキを徐々に
弛緩して定着ブロックがダクトの広がった部分の底まで
戻るようにする。
には同じくセクターを個々に取外しできるように定着ブ
ロックに充分な引張りを加え、しかる後、引張りの作用
を可能ならしめた引張り手段、例えばジャッキを徐々に
弛緩して定着ブロックがダクトの広がった部分の底まで
戻るようにする。
このようにしてケーブルは危険なく弛緩することができ
る。定着ブロックを捉えて引張りを加えるには、周知の
定着ヘッドのように、ねじ山を切った都村の軸に沿った
孔を作り、引張りの鞠棒をそこに挿入することもできる
。
る。定着ブロックを捉えて引張りを加えるには、周知の
定着ヘッドのように、ねじ山を切った都村の軸に沿った
孔を作り、引張りの鞠棒をそこに挿入することもできる
。
この方法はストランドの所定の数からなるケーブルにと
っては定着ブロックの直径を増大するという欠点がある
。
っては定着ブロックの直径を増大するという欠点がある
。
より好ましくは定着ブロックが周囲で把持することがで
きるように設計する。
きるように設計する。
そのためにはド−ム型にすることが好ましい。事実把持
ノッチのねじ山は定着ブロックの支承板と反対側に設け
られてもよく、その場合ノッチの装置がブロックの上で
定着ブロックの最大径より大きな径を持たないようにし
てケーブル弛緩の際にノッチ装置が定着ブロックと共に
ダクトの広がった部分に入れるようにする。
ノッチのねじ山は定着ブロックの支承板と反対側に設け
られてもよく、その場合ノッチの装置がブロックの上で
定着ブロックの最大径より大きな径を持たないようにし
てケーブル弛緩の際にノッチ装置が定着ブロックと共に
ダクトの広がった部分に入れるようにする。
以下本発明を第3図及び第4図に示す実施例について説
明する。
明する。
コンクリート構造体1の中にシース2(第4図)を使っ
てプレストレストケーブルのダクトが設けられ、わかり
易いようにケーブルのストランド3だけが示されている
。
てプレストレストケーブルのダクトが設けられ、わかり
易いようにケーブルのストランド3だけが示されている
。
トランペット4と円形環状板5とによってシースはダク
トの広がった部分に接続され、鉄板のシリンダー6によ
り内張りされている。
トの広がった部分に接続され、鉄板のシリンダー6によ
り内張りされている。
拡大部の出口には円形環状支承板7が設けられ同支承板
は扇状に広がった部分7aと円錐形内縁7bを有してい
る。その円錐形内縁の表面には対応する形の表面で6個
のセクター8が押し当てられている。
は扇状に広がった部分7aと円錐形内縁7bを有してい
る。その円錐形内縁の表面には対応する形の表面で6個
のセクター8が押し当てられている。
セクター8は好ましくは開いたL字状の断面を有し、普
通のドーム型の定着ブロック9を円錐形表面9aで支承
している。円錐形内縁7bの表面と定着ブロックの表面
9aは事実上平行していてセクター8の両面は正確にそ
こに当てはまる。更に該表面に対応する母線は互に向い
合っている、即ち互に近接した垂直二等分線と等しいか
、一致している。定着ブロックに初期引張りが加わる際
(セクターを解放し、ケーブルの弛緩ができるように)
ダクトが垂直ならそのダクトの広がった部分の中にセク
ターが落ちないように、セクタ−がフランジ8aをそな
え、それが定着ブロック9の周囲に支えられている。
通のドーム型の定着ブロック9を円錐形表面9aで支承
している。円錐形内縁7bの表面と定着ブロックの表面
9aは事実上平行していてセクター8の両面は正確にそ
こに当てはまる。更に該表面に対応する母線は互に向い
合っている、即ち互に近接した垂直二等分線と等しいか
、一致している。定着ブロックに初期引張りが加わる際
(セクターを解放し、ケーブルの弛緩ができるように)
ダクトが垂直ならそのダクトの広がった部分の中にセク
ターが落ちないように、セクタ−がフランジ8aをそな
え、それが定着ブロック9の周囲に支えられている。
そのためにはダクトの広がった部分の直径より大きな直
径で円形にした強力なスチールワイヤ14を用いてもよ
いし、これはセクターの内面に設けられた溝15を弾性
的に押圧するものである。セクターを取り外す際にワイ
ヤ14を引抜けるようにワイヤの末端翼48と14bが
一つのセクターの間で外に出ている。組立のときワイヤ
】4が外方に向う力を受けて外側に移動することを防ぐ
ため、定着ブロック9のセクターに対する圧力がセクタ
ーの移動を防ぐようになるまで所定位置のセクターの周
りにたがをかけるか、外側バンドー6を設けてもよい。
終りに組立にも分解にも取扱いに便利なようにハンドル
つきねじ切り鞠棒をねじ切り孔13と噛み合わせてもよ
い。組立にはストランド3の各々をブQック9の円筒孔
101こ挿通し、同孔は外側に向って拡がっているコー
ンー蔓を備えている。
径で円形にした強力なスチールワイヤ14を用いてもよ
いし、これはセクターの内面に設けられた溝15を弾性
的に押圧するものである。セクターを取り外す際にワイ
ヤ14を引抜けるようにワイヤの末端翼48と14bが
一つのセクターの間で外に出ている。組立のときワイヤ
】4が外方に向う力を受けて外側に移動することを防ぐ
ため、定着ブロック9のセクターに対する圧力がセクタ
ーの移動を防ぐようになるまで所定位置のセクターの周
りにたがをかけるか、外側バンドー6を設けてもよい。
終りに組立にも分解にも取扱いに便利なようにハンドル
つきねじ切り鞠棒をねじ切り孔13と噛み合わせてもよ
い。組立にはストランド3の各々をブQック9の円筒孔
101こ挿通し、同孔は外側に向って拡がっているコー
ンー蔓を備えている。
このように周知の方法でストランド3のはみ出た部分に
ジャッキが連結され、定着ブロック9が支承板7で支承
される。
ジャッキが連結され、定着ブロック9が支承板7で支承
される。
ジャッキは任意の値にそのストランドを緊張できる。し
かる後、穣亀2が朝顔型拡がりのコーン亀1の中に押し
込まれて第3図の穣12の先に示されるように緊張され
「継いで切断された各々のストランドを不動にする。合
力がダクト軸に沿って方向づけられるストランドの引張
り力は定着ブロック9の支承表面が傾いているため支承
表面に垂直な力Fとして働き〜それがセクターを通して
直俵支承板すの補強された環状部分7aに伝わる。セク
ターの半径方向断面が傾斜しているので定着ブロック9
の最大径はダクトの拡がった部分の最大径より小さい。
かる後、穣亀2が朝顔型拡がりのコーン亀1の中に押し
込まれて第3図の穣12の先に示されるように緊張され
「継いで切断された各々のストランドを不動にする。合
力がダクト軸に沿って方向づけられるストランドの引張
り力は定着ブロック9の支承表面が傾いているため支承
表面に垂直な力Fとして働き〜それがセクターを通して
直俵支承板すの補強された環状部分7aに伝わる。セク
ターの半径方向断面が傾斜しているので定着ブロック9
の最大径はダクトの拡がった部分の最大径より小さい。
なおその定着ブロックがドーム型なのでドームの頂部に
更に小さいし、直径の部分17を設け、口金18を取付
けるための図示のように外側をねじ溝またはノッチをつ
けてもよい。
更に小さいし、直径の部分17を設け、口金18を取付
けるための図示のように外側をねじ溝またはノッチをつ
けてもよい。
17の部分にはダクトの直径よりも小さな直径の筒体の
端部18を取りつけてもよい。
端部18を取りつけてもよい。
この端部はジャッキ(図示されてない)の心棒と一体と
なり、ジャッキのシリンダーはその扇形の脚19により
支承板7に支承される。それらの脚には窓20が設けら
れ、その窓の高さはセクター8の高さに少なくとも等し
い。ケーブルの分解にはジャッキが図示のように鉄線で
示す位置に置かれているのでセクター8のブロック9を
取り外すための牽引は先づケーブルに作用される。
なり、ジャッキのシリンダーはその扇形の脚19により
支承板7に支承される。それらの脚には窓20が設けら
れ、その窓の高さはセクター8の高さに少なくとも等し
い。ケーブルの分解にはジャッキが図示のように鉄線で
示す位置に置かれているのでセクター8のブロック9を
取り外すための牽引は先づケーブルに作用される。
セクターはワイヤ14の弾性力で押し戻され、次いでワ
イヤから離れて保持され、孔13の中で交わるハンドル
で捕捉される。それらのハンドルはまたセクターを窓2
川こ対向させるためセクターを廻すこともできるし、セ
クターを定着ブロックの下側の空間から完全に取り出す
こともできる。ワイヤ14も末端の一方からの牽引によ
り引抜かれる。その後、定着ブロック9が底環状板5に
支承されるまで下がるようジャッキが緩められ、9Aの
位置でストランド3は完全に弛緩される。他の端で切断
されたケーブルは定着ブロック9のように引抜かれて場
合によっては変えられる。
イヤから離れて保持され、孔13の中で交わるハンドル
で捕捉される。それらのハンドルはまたセクターを窓2
川こ対向させるためセクターを廻すこともできるし、セ
クターを定着ブロックの下側の空間から完全に取り出す
こともできる。ワイヤ14も末端の一方からの牽引によ
り引抜かれる。その後、定着ブロック9が底環状板5に
支承されるまで下がるようジャッキが緩められ、9Aの
位置でストランド3は完全に弛緩される。他の端で切断
されたケーブルは定着ブロック9のように引抜かれて場
合によっては変えられる。
新しいケーブルのストランドを貫通させたブロック9は
セクター8の上に再配置されて、それらのストランドを
上述のように再緊張してもよい。フロックの中に設けら
れたボーリング22でダクトをグリースまたは他の非硬
化性で粘性の保護物質で改めて充填することもできる。
本発明は安全が極めて慎重に管理されなければならない
灘大型構造物「とりわけ原子炉の容器に有用である。
セクター8の上に再配置されて、それらのストランドを
上述のように再緊張してもよい。フロックの中に設けら
れたボーリング22でダクトをグリースまたは他の非硬
化性で粘性の保護物質で改めて充填することもできる。
本発明は安全が極めて慎重に管理されなければならない
灘大型構造物「とりわけ原子炉の容器に有用である。
図面の簡単な説験
第!図及び第2図は従来の定着装置を示す。
第3図は本発明による定着装置の断面図、第4図は第亀
図の0−0断面図である。1・…”コンクリート構造体
、2……シース、3……ストランドト4……トランペッ
ト、5……円形環状板、6…・・・シリンダー、7……
円形環状支承板、7a……支承板の扇状部、7b・…・
・円錐形内縁、8・・…・セクター、8a……セクター
フランジ「 9・…−・定着ブロック、9a……定着ブ
ロックの表面ト10……貫通孔、11・・・・・・孔の
コーン、亀2……穣「 13……孔、14……スチール
ワイヤ、14a,14b…・・・ワイヤの末端、15・
・…・セクターの溝、16…・・・外側バンド、F…・
・・7bの支承表面に作用する力、17…・・・ねじ溝
、18…・・・筒体の端部、ig…・・・脚、20……
窓、22・・・・・・定着ブロックの孔。
図の0−0断面図である。1・…”コンクリート構造体
、2……シース、3……ストランドト4……トランペッ
ト、5……円形環状板、6…・・・シリンダー、7……
円形環状支承板、7a……支承板の扇状部、7b・…・
・円錐形内縁、8・・…・セクター、8a……セクター
フランジ「 9・…−・定着ブロック、9a……定着ブ
ロックの表面ト10……貫通孔、11・・・・・・孔の
コーン、亀2……穣「 13……孔、14……スチール
ワイヤ、14a,14b…・・・ワイヤの末端、15・
・…・セクターの溝、16…・・・外側バンド、F…・
・・7bの支承表面に作用する力、17…・・・ねじ溝
、18…・・・筒体の端部、ig…・・・脚、20……
窓、22・・・・・・定着ブロックの孔。
第1図
第2図
第3図
第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 コンクリート構造体内にダクトを形成してマルチ・
ストランド・プレストレストコンクリートケーブルを張
設する定着装置において、ケーブルのストランドを挿通
してその緊張と定着を行う定着ブロツクを上記ダクトの
上方に設け、前記ダクトはケーブルを緊張したときのケ
ーブルの延びに対応する長さを有し、かつ上記定着ブロ
ツクの直径よりも大きな直径とし、同ダクトの開口部を
取り巻いてコンクリート構造体上に円形環状支承板を設
け、上記定着ブロツクの周縁と上記支承板の内縁との間
に取り外し可能な支承装置を介在せしめ、同支承装置は
複数の分割されたセクターで構成し、各セクターの定着
ブロツクの周縁を支承する支承面と環状支承板の内縁で
支承される支承面とを前記定着ブロツク軸に対して同一
方向に傾斜せしめてケーブルの引張りを前記定着ブロツ
クから前記支承板の周縁に斜めり伝えるようにしたこと
を特徴とするプレストレストコンクリートケーブルの定
着装置。 2 セクターが開いたL字状の断面を有し、定着ブロツ
クと支承板の間の空間内に保持されていることを特徴と
する第1項に記載の装置。 3 各セクターはその内面で少なくとも一つの円形環状
バンドで支承されていることを特徴とする第1項〜第2
項のいずれかに記載の装置。 4 各セクターが少なくとも一つのバンドによる円形弾
性力に抗して所定位置に保持されていることを特徴とす
る第3項に記載の装置。 6 各セクターはその把握器を支承するためのねじ切り
孔をそなえていることを特徴とする第1項に記載の装置
。 6 定着ブロツクは通常ドーム型であり、その周辺で支
えられていることを特徴とする第1項に記載の装置。 7 定着ブロツクはそのドーム頂部が小径の円筒部を形
成し、同円筒部に筒体を係合せしめるようにしたことを
特徴とする第6項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR7811149 | 1978-04-14 | ||
FR7811149A FR2422783A1 (fr) | 1978-04-14 | 1978-04-14 | Dispositif d'ancrage permettant de detendre un cable de precontrainte multibrin |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54142819A JPS54142819A (en) | 1979-11-07 |
JPS607101B2 true JPS607101B2 (ja) | 1985-02-22 |
Family
ID=9207179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4522779A Expired JPS607101B2 (ja) | 1978-04-14 | 1979-04-13 | プレストレストコンクリ−トケ−ブルの定着装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607101B2 (ja) |
BE (1) | BE875550A (ja) |
ES (1) | ES479509A1 (ja) |
FR (1) | FR2422783A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114809693B (zh) * | 2022-03-21 | 2023-05-02 | 重庆科技学院 | 一种既有钢筋混凝土柱的高荷载自约束加固装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH301364A (de) * | 1951-02-03 | 1954-09-15 | Beton & Monierbau Ag | Verfahren zum Vorspannen von Stahlbetonbauteilen. |
DE1137195B (de) * | 1952-12-09 | 1962-09-27 | Sager & Woerner | Spanngliedverankerung fuer Betonbauteile |
DE2423741A1 (de) * | 1974-05-16 | 1975-11-20 | Dyckerhoff & Widmann Ag | Verankerungsvorrichtung fuer buendelspannglieder fuer spannbeton |
-
1978
- 1978-04-14 FR FR7811149A patent/FR2422783A1/fr active Granted
-
1979
- 1979-04-10 ES ES479509A patent/ES479509A1/es not_active Expired
- 1979-04-13 JP JP4522779A patent/JPS607101B2/ja not_active Expired
- 1979-04-13 BE BE2/57729A patent/BE875550A/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54142819A (en) | 1979-11-07 |
FR2422783A1 (fr) | 1979-11-09 |
FR2422783B1 (ja) | 1982-12-03 |
ES479509A1 (es) | 1980-01-01 |
BE875550A (fr) | 1979-07-31 |
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