JPS6070684A - 低損失型ギャップスイッチ - Google Patents
低損失型ギャップスイッチInfo
- Publication number
- JPS6070684A JPS6070684A JP17898383A JP17898383A JPS6070684A JP S6070684 A JPS6070684 A JP S6070684A JP 17898383 A JP17898383 A JP 17898383A JP 17898383 A JP17898383 A JP 17898383A JP S6070684 A JPS6070684 A JP S6070684A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gap switch
- arc
- switch
- permanent magnet
- low loss
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、アーク損失を減少させた低損失型ギャップ
スイッチに関するものである。
スイッチに関するものである。
ピンチ型核融合装置やレーザ装置用電源等のパルス大電
流発生装置は、電源部の低インピーダンス化と始動バラ
ツキの低減化を図る必要がある。
流発生装置は、電源部の低インピーダンス化と始動バラ
ツキの低減化を図る必要がある。
このため、一般には、低損失型キャパシタバンクを低イ
ンピーダンスのギャップスイッチによって始動させてい
る。
ンピーダンスのギャップスイッチによって始動させてい
る。
従来用いられているギャップスイッチは、通電電流の増
大に伴いアークによる電極面上の損傷がはげしくなり、
偏摩耗を生じてスイッチ寿命が短くなる欠点があった。
大に伴いアークによる電極面上の損傷がはげしくなり、
偏摩耗を生じてスイッチ寿命が短くなる欠点があった。
この偏摩耗を防ぐため、アーク回転式ギャップスイッチ
が試みられた。
が試みられた。
これを第１図に示す。
第１図（ａ）、（ｂ）は従来の回転式ギャップスイッチ
の側断面図、Ａ−Ａ線による平面断面図である。これら
の図において、１．２は主電極、３．４はリング状の永
久磁石、５はスイッチ始動用のトリガ電極、６は前記永
久磁石３，４が作る磁力線、７は絶縁ギャップ室、８は
エネルギー蓄積用のキャパシタバンク、９は負荷装置、
１０はアーク電流である。ギャップスイッチは、トリガ
電極５に高電圧パルスを印加し、両生電極１．２間の絶
縁を破壊して、アークを形成することによるようにして
いる。しかしながら、第１図の構成のものでもアーク降
下電圧は小さくならず、従って、損失そのものが減るわ
けではない。
の側断面図、Ａ−Ａ線による平面断面図である。これら
の図において、１．２は主電極、３．４はリング状の永
久磁石、５はスイッチ始動用のトリガ電極、６は前記永
久磁石３，４が作る磁力線、７は絶縁ギャップ室、８は
エネルギー蓄積用のキャパシタバンク、９は負荷装置、
１０はアーク電流である。ギャップスイッチは、トリガ
電極５に高電圧パルスを印加し、両生電極１．２間の絶
縁を破壊して、アークを形成することによるようにして
いる。しかしながら、第１図の構成のものでもアーク降
下電圧は小さくならず、従って、損失そのものが減るわ
けではない。
また、放電周期が短くてアーク電流１０の電極上の移動
距離が少ない場合には、その効果が薄い欠点があった。
距離が少ない場合には、その効果が薄い欠点があった。
この発明は、上記の欠点を解消するためになされたもの
である。以下、この発明について説明する。
である。以下、この発明について説明する。
第２図（ａ）、（ｂ）は、この発明の一実施例を示す側
断面図、Ｂ−Ｂ線による平面断面図である。これらの図
において、１１．１２は主電極。
断面図、Ｂ−Ｂ線による平面断面図である。これらの図
において、１１．１２は主電極。
１３．１４は永久磁石、１５はトリガ電極、１６絶縁ギ
ヤツプ室、２ｏはエネルギー蓄積用の軒ヤ、。
ヤツプ室、２ｏはエネルギー蓄積用の軒ヤ、。
パシタバンク、２１は負荷装置である。
対向する主電極１１．１２に永久磁石１３．ｊ：１４□
；１１を組み込むとともに、主電極１１内の永久磁石１
３のＳ極と主電極１２内の永久磁石１４のＮ極を対向さ
せて配設し、両主電ａｌｉ１１．１２間のアイッチの始
動によって生じるアーク電流は、川の構成要素である電
子１７およびイオン１８が−゛１１プｊ、１２．フ１線
に巻きつき、らせん運動を行いながら混１＝む一□ため
、主電極１１．１２間の空間からの散逸が少ない。また
、磁力線１６は電流の増加に伴うアーク路の自己収縮（
ピンチ）を防ぐ働きも持っている。従って、アーク降下
電圧とアーク損失が低く抑えられ、アークスポットによ
る主電極１１゜１２表面の局部溶融を防止できる。これ
は、通電容量の増大とともにスイッチ寿命の延長にも寄
与している。
；１１を組み込むとともに、主電極１１内の永久磁石１
３のＳ極と主電極１２内の永久磁石１４のＮ極を対向さ
せて配設し、両主電ａｌｉ１１．１２間のアイッチの始
動によって生じるアーク電流は、川の構成要素である電
子１７およびイオン１８が−゛１１プｊ、１２．フ１線
に巻きつき、らせん運動を行いながら混１＝む一□ため
、主電極１１．１２間の空間からの散逸が少ない。また
、磁力線１６は電流の増加に伴うアーク路の自己収縮（
ピンチ）を防ぐ働きも持っている。従って、アーク降下
電圧とアーク損失が低く抑えられ、アークスポットによ
る主電極１１゜１２表面の局部溶融を防止できる。これ
は、通電容量の増大とともにスイッチ寿命の延長にも寄
与している。
磁力線１６の発生には永久磁石１３．１４を用いている
ので、磁界生成のための別電源を用意する必要もなく、
自己電流を用いた磁界生成の構造とする必要もないので
、単純な構造にすることができる。また、永久磁石１３
．１４は一般スピーカ用などの標準品が使用できるので
、経済的でもある。さらに、常に一定の磁力線１６が発
生しているため、スイッチの始動時から、電流値の大小
にかかわらず、また、放電周期の長短を問わず、上に述
べる性能を発揮しうる。この永久磁石１３．１４は、通
電々流によって生じる磁力線１６と鎖交しないように作
られるので減磁されることがなく半永久的に性能を発揮
することができる。
ので、磁界生成のための別電源を用意する必要もなく、
自己電流を用いた磁界生成の構造とする必要もないので
、単純な構造にすることができる。また、永久磁石１３
．１４は一般スピーカ用などの標準品が使用できるので
、経済的でもある。さらに、常に一定の磁力線１６が発
生しているため、スイッチの始動時から、電流値の大小
にかかわらず、また、放電周期の長短を問わず、上に述
べる性能を発揮しうる。この永久磁石１３．１４は、通
電々流によって生じる磁力線１６と鎖交しないように作
られるので減磁されることがなく半永久的に性能を発揮
することができる。
この発明のスイッチを用いて電源装置を構成した場合、
アーク降下電圧（すなわち損失）が小さいので、エネル
ギー使用効率が良くなり経済性に優れる。気中ギャップ
スイッチにｌ０ＫＡの電流を流した場合のアーク降下電
圧を測定したところ、永久磁石１３．１４がない場合は
４２Ｖであったが、残留磁束密度４０００ガウスの永久
磁石１３．１４を組み込むと３７Ｖに減少した。また、
スイッチ始動用トリガ火花の散逸が少ないので始動ミス
も減り、装置の安定性が向上する。始動ミスの割合は、
永久磁石１３．１４を組み込むことによって約２分の１
に鍼った。
アーク降下電圧（すなわち損失）が小さいので、エネル
ギー使用効率が良くなり経済性に優れる。気中ギャップ
スイッチにｌ０ＫＡの電流を流した場合のアーク降下電
圧を測定したところ、永久磁石１３．１４がない場合は
４２Ｖであったが、残留磁束密度４０００ガウスの永久
磁石１３．１４を組み込むと３７Ｖに減少した。また、
スイッチ始動用トリガ火花の散逸が少ないので始動ミス
も減り、装置の安定性が向上する。始動ミスの割合は、
永久磁石１３．１４を組み込むことによって約２分の１
に鍼った。
以上詳細に説明したように、この発明は、一方の主電極
内の永久磁石の磁極と他方の主電極内の永久磁石の磁極
とを対向させ、かつ、互いに異極として配設したので、
アーク部分のエネルギー損失、電極の摩耗が少なく、通
電容量が増大し、寿命が延長された。また、構造が非常
に簡単であるため、低インピーダンス化・小型化が容易
であり、その効果は半永久的である。このため、この発
明のスイッチを用いた電源装置では、小型大容量化が図
れるとともに、安定性がよく、低損失で経済的なものが
できる利点がある。
内の永久磁石の磁極と他方の主電極内の永久磁石の磁極
とを対向させ、かつ、互いに異極として配設したので、
アーク部分のエネルギー損失、電極の摩耗が少なく、通
電容量が増大し、寿命が延長された。また、構造が非常
に簡単であるため、低インピーダンス化・小型化が容易
であり、その効果は半永久的である。このため、この発
明のスイッチを用いた電源装置では、小型大容量化が図
れるとともに、安定性がよく、低損失で経済的なものが
できる利点がある。
゛第１図（ａ）、（ｂ）は従来のアーク回転式ギャップ
スイッチの側断面図、Ａ−Ａ線による平面断面図、第２
図（ａ）、（ｂ）はこの発明の一実施例を示す側断面図
、Ｂ−Ｂ線による平面図である。 第２図中、１１．１２は主電極、１３．１４は永１名、
磁石、１５はトリガ電極、１６は前記永久ｒ＠宕、７１
３．１４が作る磁力線、１７．１８はそれ罰へ）１アー
ク中の電子とイオン、１９は絶縁ギャッ）プ：室、２０
はキャパシタパンク、２１は負荷装路で第１図 第２図
スイッチの側断面図、Ａ−Ａ線による平面断面図、第２
図（ａ）、（ｂ）はこの発明の一実施例を示す側断面図
、Ｂ−Ｂ線による平面図である。 第２図中、１１．１２は主電極、１３．１４は永１名、
磁石、１５はトリガ電極、１６は前記永久ｒ＠宕、７１
３．１４が作る磁力線、１７．１８はそれ罰へ）１アー
ク中の電子とイオン、１９は絶縁ギャッ）プ：室、２０
はキャパシタパンク、２１は負荷装路で第１図 第２図
Claims (1)
- 対向して設けた主電極内に永久磁石を組み込んだギャッ
プスイッチにおいて、前記一方の主電極内の永久磁石と
前記他方の主電極内の永久磁石とを対向させ、かつ、対
向する磁極を互いに異極として配設したことを特徴とす
る低損失型ギャップスイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17898383A JPS6070684A (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 低損失型ギャップスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17898383A JPS6070684A (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 低損失型ギャップスイッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6070684A true JPS6070684A (ja) | 1985-04-22 |
| JPH0373115B2 JPH0373115B2 (ja) | 1991-11-20 |
Family
ID=16058060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17898383A Granted JPS6070684A (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 低損失型ギャップスイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6070684A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4986876A (ja) * | 1972-12-27 | 1974-08-20 | ||
| JPS5382735U (ja) * | 1976-12-13 | 1978-07-08 |
-
1983
- 1983-09-27 JP JP17898383A patent/JPS6070684A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4986876A (ja) * | 1972-12-27 | 1974-08-20 | ||
| JPS5382735U (ja) * | 1976-12-13 | 1978-07-08 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0373115B2 (ja) | 1991-11-20 |
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