JPS607034Y2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPS607034Y2
JPS607034Y2 JP9036778U JP9036778U JPS607034Y2 JP S607034 Y2 JPS607034 Y2 JP S607034Y2 JP 9036778 U JP9036778 U JP 9036778U JP 9036778 U JP9036778 U JP 9036778U JP S607034 Y2 JPS607034 Y2 JP S607034Y2
Authority
JP
Japan
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heater
heating chamber
heating
frequency
high frequency
Prior art date
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Expired
Application number
JP9036778U
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English (en)
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JPS5511022U (ja
Inventor
康司 岩淵
正 船水
清宏 大島
哲男 窪田
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立ホームテック filed Critical 株式会社日立ホームテック
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高周波発振器とヒータとを加熱源とする高周波
加熱装置の改良に関するものである。
ヒータを加熱室内部に設けると、ヒータの端末部は加熱
室周壁を貫通することになる。
その貫通部から外部へ漏洩する高周波エネルギーを極め
て小さい量に押える必要がある。
一本のヒータにつき端末部は2箇所あるが、従来はそれ
ぞれの端末部の加熱室貫通部に金属面で囲まれた空胴か
ら成る高周波漏洩防止具を設けていた。
すなわち、一本のヒータに独立した2個の高周波漏洩防
止具を設けていた。
個々の高周波漏洩防止具は、加熱室にスポット溶接ある
いはネジ止めするためのつばが付いており、しかも製作
性の点から互いにある程度離して加熱室周壁に取付ける
必要がある。
そのため、ヒータ端末部間の間隔を大きくせざるを得な
い。
例えば従来におけるヒータ13を含む加熱室4の水平断
面略図を示す第1図のように、ヒータ13の端末部13
a、13bを加熱室4の後面に取付けたとする。
この場合、空胴27または28から戒る高周波漏洩防止
具25の上記のような構造上の制約のため、端末部13
aと13bとの間の間隔×が大きいので、ヒータ加熱時
には、この端末部のある加熱室4後力の加熱が加熱室4
の前面に設けた扉24側のようにヒータ13が連続して
いる部分に比べて遅れるというような焼けむらを生じる
そこで、本考案は上記のようなヒータ端末部に設けた高
周波漏洩防止具の構造上の制約からくるヒータ加熱時の
焼けむらが生じない高周波加熱装置を提供することを目
的とする。
すなわち、本考案を第1図の例に対応させて概要を説明
すると、第2図のように金属箱29内を金属仕切板26
により2個の空胴27,28に分割して、各空胴27,
28間の距離を縮めることにより、端末部13aと13
bとの間隔×を最小限にして、端末部13a、13bの
ある加熱室後方の加熱が扉24側のようにヒータ13が
連続している部分に比べて遅れないようにするものであ
る。
以下実施例につき添付図面と)もに詳細に説明する。
第3図において、1は高周波エネルギーを発生する高周
波発振器で、2はこの高周波発振器1を駆動する駆動回
路の構成部品の一つである高圧トランスである。
3は高周波エネルギーを加熱室4内に供給する導波管で
、加熱室4に設けた高周波供給口4aと高周波発振器1
とを連結している。
5は高周波エネルギーを透過するシリコン積層板等から
成り、高周波供給口4aをふさぐ封目板である。
6は被加熱物7を載置して回動させるための回転受皿で
あり、回転受皿6は回転台8で支承されて加熱室4に着
脱自在に設けられている。
回転台8は軸受9で重量が支えられ、駆動モータ10に
よって回動させられる構成となっている。
この駆動モータ10の下部に本体11の下面11aに取
付けたモータカバー12により覆われている。
このモータカバー12には、加熱室4の上部に設けた上
ヒータ13や下部に設けた下ヒータ14によって焦げ色
を付けるオーブン料理等を行うときの駆動モータ10の
温度上昇による破損を防止するため、外気を取り入れる
多数の小穴があけられている。
1laaは高周波発振器1や高圧トランス2などの電気
部品を冷却するために外気を取り入れる通風口で、高圧
トランス2に対向して本体下面11aにあけた小穴群か
ら戊る。
15は上ヒータ13、下ヒータ14により加熱室4を高
温にして調理するときに、高周波発振器1やヒータ13
.14などを制御する種々の電気部品を収納する電気部
品収納室16内に加熱室4から放出する熱が流れ込むの
を阻止する遮熱板である。
17はスチーム放射口である。
18はスチーム加熱時に本体11の外部へ漏れ落ちる水
滴を受ける水受皿である。
水受皿18は本体下面11aに取付けられたU字状断面
の足19a、19bの側面に突出した支持片20a、2
0bでもって着脱自在に装着されており、適宜に取り出
して放水できるようになっている。
足19a、19bはそれぞれ水受皿18の右側面、左側
面に沿って長く延びでいる。
足19aが通風口1laaの下を塞ぐ場合には通風口1
1aaに外気が流れ込み易いように、足19aに適当な
大きさの貫通穴19aaを設ける必要がある。
第4図において、21はスチームヒータ21aを内蔵す
るスチーム発生器で、中華万頭やプリンなどのスチーム
加熱を行うとき、加熱室4内にスチーム放射口17を介
してスチームを放射する。
22はスチーム加熱時の加熱室4の内面に結露した水滴
を水受皿18の水滴取込口18aに導く排水管である。
23は水受皿に溜った水(湯)から再発蒸したスチーム
や、排水管22を通って加熱室4内から漏れ出たスチー
ムが、本体下面11aに沿って拡散しても、水滴取込口
18aの後方へ流れ込まないようにするスチーム阻止板
で、左右方向に延びて右端は足19a1左端は19bに
突き当たっており、上面は本体下面11aに突き当たっ
ている。
24は加熱室4の前面に開閉自在に設けた扉である。
第5図は第4図の円内に示したヒータ13の加熱室貫通
部から漏洩する高周波エネルギーを押えるため、加熱室
4の外面に固着した高周波漏洩防止具25の断面拡大図
で、第6図は第5図のAB矢印方向から見た断面図であ
る。
高周波漏洩防止具25は金属仕切板26で内部を2個の
空胴27.28に分割された金属箱29から戊る。
それぞれの空胴27,28にヒータ13の両端の端末部
13a、13bを1本ずつ貫通させている。
第5図により空胴27と端末部13aの関係を説明する
30aは空胴27の周壁に固着した金属管でヒータ13
の端末部13aと同軸状になっている。
金属管30aの空胴27内への挿入深さDは、高周波発
振器1の発振周波数に対応する波長の約4分のlである
金属管30aの外面と空胴27の内面とで囲まれた部分
は、近似的に短絡された4分の1波長同軸線路とみなせ
るので、金属管30aの先端Pから短絡面Qを見たイン
ピーダンスは無限大となる。
したがって端末部13aに沿って加熱室4の外部へ漏洩
する高周波エネルギーを、金属管30aの先端Pで反射
して加熱室4内へ戻すことになる。
第6図における端末部13bにおいても、金属管30b
の外面と空胴28の内面とで4分の1波長同軸線路を形
成し、加熱室4の外部へ漏洩する高周波エネルギーを極
めて小さい量に押えるようになっている。
31は商用電源周波数の電圧を印加する入力端子である
32はシリコーンゴムから成るバッキングで、ヒータ1
3と加熱室4のヒータ挿入穴4bとの間の電気絶縁を保
ち、かつスチーム加熱時に加熱室4内から入力端子31
に向かってスチームや水滴が漏れ出るのを防ぐものであ
る。
33はテフロンチューブで、端末部13bと金属管30
aとの間の電気絶縁を保ち、かつ、端末部13aを金属
管30aに挿入するとき、スチームに入るように摩擦を
少なくするものである。
34は陶磁器から戊る絶縁板で、ヒータ13を加熱室4
内から取り出せないように圧入する止め金具35と金属
箱29との間に電気絶縁を行うものである。
36はヒータ13の端末部13aと13bを一定の間隔
に保ち、かつヒータ13の加熱室4内への挿入長を一定
に保つ金属製の位置決め板で、ヒータ13に固着されて
いる。
ヒータ14についても上記と同じ高周波漏洩防止具25
が設けられている。
また、上記の例では金属箱29が金属仕切板26により
2個の空胴に分割されていたが、加熱室4の上方などに
複数本のヒータを配設するときは、それらのヒータの端
末部の数に応じた空胴に分割できるように、金属箱29
の外形寸法と金属仕切板26の数を変えて各空胴を第5
図のように構成すればよい。
以上のように、本考案によると、金属箱内をヒータの端
末部が1本ずつ貫通する複数個の空胴に分割する金属仕
切板を有する高周波漏洩防止具を備えることにより、ヒ
ータの端末部相互間の間隔を最小限にできるので、ヒー
タ加熱時に端末部間の加熱が他の部分に比べて遅れると
いう不都合が生じない高周波加熱装置を堤供する。
また、ヒータの本数が増えても高周波漏洩防止具の数は
少なくて済むので、高周波漏洩防止具の位置決め作業や
取付作業にかかる時間や手間が少なく、製作性のよい高
周波加熱装置を堤供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高周波加熱装置におけるヒータ13を含
む加熱室4の水平断面略図で、第2図は第1図に対応す
る本考案の説明図である。 第3図、第4図はそれぞれ本考案の高周波加熱装置の一
実施例を示す正面、側面の要部断面略図である。 第5図は第4図の円で示したヒータ13の加熱室貫通部
に設けた高周波漏洩防止具25の断面拡大図である。 第6図は第5図の超矢印方向から見た断面図である。 1・・・・・・高周波発振器、13,14・・・・・・
ヒータ、13 a、 13 b=上ヒータ3の端末部
、27゜28・・・・・・空胴、25・・・・・・高周
波漏洩防止具、26・・・・・・金属仕切板、29・・
・・・・金属箱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱室内に高周波エネルギーを照射する高周波発振器と
    被加熱物に焦げ色を付けるため加熱室内に設けたヒータ
    とを加熱源とするものにおいて、金属箱内を上記ヒータ
    端末部が1本ずつ貫通する適数個の空胴に分割する金属
    仕切板を有して、ヒータ端末部間の間隔を最小限に保持
    するように構成した高周波漏洩防止具を備えたことを特
    徴とする高周波加熱装置。
JP9036778U 1978-06-30 1978-06-30 高周波加熱装置 Expired JPS607034Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9036778U JPS607034Y2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30 高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9036778U JPS607034Y2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30 高周波加熱装置

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Publication Number Publication Date
JPS5511022U JPS5511022U (ja) 1980-01-24
JPS607034Y2 true JPS607034Y2 (ja) 1985-03-07

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ID=29018637

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9036778U Expired JPS607034Y2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30 高周波加熱装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59130751U (ja) * 1983-02-21 1984-09-01 株式会社東海理化電機製作所 シ−トベルト装置用スリツプジヨイント
JP5340827B2 (ja) * 2009-06-29 2013-11-13 高砂工業株式会社 マイクロ波漏洩抑制部材およびハイブリッド式加熱炉

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5511022U (ja) 1980-01-24

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