JPS607001Y2 - 自動車用ランプのソケツト溶接用タ−ミナル - Google Patents
自動車用ランプのソケツト溶接用タ−ミナルInfo
- Publication number
- JPS607001Y2 JPS607001Y2 JP1976011432U JP1143276U JPS607001Y2 JP S607001 Y2 JPS607001 Y2 JP S607001Y2 JP 1976011432 U JP1976011432 U JP 1976011432U JP 1143276 U JP1143276 U JP 1143276U JP S607001 Y2 JPS607001 Y2 JP S607001Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- welded
- welding
- tensile strength
- small protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車用信号灯のランプソケットをアース側
の電線に接続するためのアースターミナルに関する。
の電線に接続するためのアースターミナルに関する。
公知のこの種のアースターミナルは、第１図に示すよう
に、電線を把持する電線接続部１と、ソケットに溶接固
定される平板状の溶接部２とから構成されており、その
溶接部２を第４図に示すようにソケット１３にスポット
溶接して使用するものである。
に、電線を把持する電線接続部１と、ソケットに溶接固
定される平板状の溶接部２とから構成されており、その
溶接部２を第４図に示すようにソケット１３にスポット
溶接して使用するものである。
ところで、自動車の信号灯においては、激しい振動に耐
える高度の信頼性と剥離強度とが要求されるため、ナゲ
ツト径（ターミナルを強制的に剥離したときの溶接跡の
大きさ）と溶接条件とのきびしい管理が必要であるが、
そのきびしい管理にも拘らず、溶接後の剥離強度の測定
結果にはかなり大きなバラツキがあり、安定した性能の
溶接強度を得ることが困難であった。
える高度の信頼性と剥離強度とが要求されるため、ナゲ
ツト径（ターミナルを強制的に剥離したときの溶接跡の
大きさ）と溶接条件とのきびしい管理が必要であるが、
そのきびしい管理にも拘らず、溶接後の剥離強度の測定
結果にはかなり大きなバラツキがあり、安定した性能の
溶接強度を得ることが困難であった。
本考案の目的は、前記の如き従来技術の問題点に鑑み、
安定した溶接強度をもつ自動車用ランプのソケット溶接
用ターミナルを提供せんとするものである。
安定した溶接強度をもつ自動車用ランプのソケット溶接
用ターミナルを提供せんとするものである。
第２図は本考案の第１の実施例を示している。
このターミナルは、第１図に示した公知のものと同様に
、電線を把持する電線接続部１１と、ソケット１３に接
続固定される平板状の溶接部１２とを備えている。
、電線を把持する電線接続部１１と、ソケット１３に接
続固定される平板状の溶接部１２とを備えている。
溶接部１２はぼ中央部には、ソケット１３の方向に膨出
する円形の小突起１４が形成されている。
する円形の小突起１４が形成されている。
この小突起１４の直径および高さ寸法は、ソケット１３
に対し小突起１４を圧加して溶接したとき、その小突起
１４の直径範囲が膨出方向と逆方向に変形されて所望と
するナゲツト径となるように設定する。
に対し小突起１４を圧加して溶接したとき、その小突起
１４の直径範囲が膨出方向と逆方向に変形されて所望と
するナゲツト径となるように設定する。
小突起１４の形状は、第３図に示すように楕円形であっ
てもよい。
てもよい。
このように構成した結果、このターミナルの小突起１４
をソケット１３の外周に当接した状態でターミナルをソ
ケットに対し加圧通電すると、小突起１４がその膨出方
向と逆方向に変形されてソケット１３の外周が曲面であ
るにも拘らず、小突起１４であった部分がソケット１３
の外周面によくなじみ、バラツキの少ない安定した溶接
強度でソケット１３に溶接することができる。
をソケット１３の外周に当接した状態でターミナルをソ
ケットに対し加圧通電すると、小突起１４がその膨出方
向と逆方向に変形されてソケット１３の外周が曲面であ
るにも拘らず、小突起１４であった部分がソケット１３
の外周面によくなじみ、バラツキの少ない安定した溶接
強度でソケット１３に溶接することができる。
すなわち、本考案においては、平板状の溶接部に予め小
突起を形成しであるため、溶接に際し小突起１４が膨出
方向と逆方向に変形され、しかもその小突起が円形乃至
楕円形であるため、変形された小突起とソケットの外周
曲面とがよくなじみ、その変形された小突起全面がソケ
ットの外周面に溶接され、溶接面積が一定で安定した溶
接強度を得ることができる。
突起を形成しであるため、溶接に際し小突起１４が膨出
方向と逆方向に変形され、しかもその小突起が円形乃至
楕円形であるため、変形された小突起とソケットの外周
曲面とがよくなじみ、その変形された小突起全面がソケ
ットの外周面に溶接され、溶接面積が一定で安定した溶
接強度を得ることができる。
次に、具体的な数値をあげて本考案のいくつかの実施例
を示す。
を示す。
〈実施例 １〉
小突起の形状を直径２．２ｍｍ、高さ０．６ｍｍの丸形
とし、３５に９の加圧下で２１０Ｖの電圧によって溶接
し、引張強度を測定したところ、７回のテストの結果、
次のような結果が得られた。
とし、３５に９の加圧下で２１０Ｖの電圧によって溶接
し、引張強度を測定したところ、７回のテストの結果、
次のような結果が得られた。
最大引張強度 ２７．８ｋｇ最小
引張強度 ２０．５ｋａ平均引張
強度 ２３．６５に９また、同じ形
状の小突起を有するターミナルを、４０に９の加圧下で
２３０Ｖの電圧によって溶接し、引張強度を７個のサン
プルについて測定したところ、次のような結果が得られ
た。
引張強度 ２０．５ｋａ平均引張
強度 ２３．６５に９また、同じ形
状の小突起を有するターミナルを、４０に９の加圧下で
２３０Ｖの電圧によって溶接し、引張強度を７個のサン
プルについて測定したところ、次のような結果が得られ
た。
最大引張強度 ３１．６ｋｐ最小
引張強度 ２２．２ｋｇ平均引張
強度 ２７．０５ｋｇ〈実施例 ２
〉 小突起の形状を長径２．５７７ＥＩ７１、短径１．５ｒ
ｒＩ！ｒＬ、高さ０．６閣の楕円形とし、３５に９の加
圧下で２２０Ｖの電圧によって溶接腰引張強度を９個の
サンプルについて測定したところ、次のような結果が得
られた。
引張強度 ２２．２ｋｇ平均引張
強度 ２７．０５ｋｇ〈実施例 ２
〉 小突起の形状を長径２．５７７ＥＩ７１、短径１．５ｒ
ｒＩ！ｒＬ、高さ０．６閣の楕円形とし、３５に９の加
圧下で２２０Ｖの電圧によって溶接腰引張強度を９個の
サンプルについて測定したところ、次のような結果が得
られた。
最大引張強度 ３７．Ｏｋ。
最小引張強度 １８．６に９平均
引張強度 ２８．８９に９また、同
じ形状の小突起を有するターミナルを、４０ｋｇの加圧
下で２４０Ｖの電圧によって溶接し、９個のサンプルに
ついて引張強度を測定したところ、次のような結果が得
られた。
引張強度 ２８．８９に９また、同
じ形状の小突起を有するターミナルを、４０ｋｇの加圧
下で２４０Ｖの電圧によって溶接し、９個のサンプルに
ついて引張強度を測定したところ、次のような結果が得
られた。
最大引張強度 ３５．６ｋｇ最小
引張強度 １９．７に９平均引張
強度 ２９．０５ｋｇこのように、
本考案にしたがうターミナルは、溶接部に円形乃至楕円
形の小突起を設けた結果、バラツキの少ない良好な溶接
強度をもつ接続を遠戚することができ、自動車用ランプ
のアースターミナルのように振動の大きいものに適用し
て誠に有益である。
引張強度 １９．７に９平均引張
強度 ２９．０５ｋｇこのように、
本考案にしたがうターミナルは、溶接部に円形乃至楕円
形の小突起を設けた結果、バラツキの少ない良好な溶接
強度をもつ接続を遠戚することができ、自動車用ランプ
のアースターミナルのように振動の大きいものに適用し
て誠に有益である。
第１図は、従来のターミナルを示し、同図ａは平面図、
同図すは側面図、同図Ｃは同図すのＡ−Ａ線断面図、同
図ｄは同図すのＢ−Ｂ線断面図である。 第２図は本考案の一実施例を示し、同図ａは平面図、同
図すは側面図、同図Ｃは同図すのＡ−Ａ線断面図、同図
ｄは同図すのＢ−Ｂ線断面図、同図ｅは同図すのＣ−Ｃ
線にそう拡大断面図である。 第３図は本考案の一実施例を示し、同図ａは平面図、同
図すは側面図、同図Ｃは同図すのＡ−Ａ線にそう拡大断
面図である。 第４図は溶接状態の説明図である。 １１・・・・・・電線接続部、１２・・・・・・溶接部
、１３・・・・・・ソケット、１４・・・・・・小突起
。
同図すは側面図、同図Ｃは同図すのＡ−Ａ線断面図、同
図ｄは同図すのＢ−Ｂ線断面図である。 第２図は本考案の一実施例を示し、同図ａは平面図、同
図すは側面図、同図Ｃは同図すのＡ−Ａ線断面図、同図
ｄは同図すのＢ−Ｂ線断面図、同図ｅは同図すのＣ−Ｃ
線にそう拡大断面図である。 第３図は本考案の一実施例を示し、同図ａは平面図、同
図すは側面図、同図Ｃは同図すのＡ−Ａ線にそう拡大断
面図である。 第４図は溶接状態の説明図である。 １１・・・・・・電線接続部、１２・・・・・・溶接部
、１３・・・・・・ソケット、１４・・・・・・小突起
。
Claims (1)
- 電線を把持する電線接続部と、ソケットに溶接固定され
る平板状の溶接部とよりなり、前記平板状の溶接部に、
円形乃至楕円形の小突起を膨出形威し、該小突起がその
膨出方向と逆方向に変形されてソケットの外周面になし
んが状態で溶接されるように構成したことを特徴とする
自動車用ランプのソケット溶接用ターミナル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976011432U JPS607001Y2 (ja) | 1976-02-05 | 1976-02-05 | 自動車用ランプのソケツト溶接用タ−ミナル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976011432U JPS607001Y2 (ja) | 1976-02-05 | 1976-02-05 | 自動車用ランプのソケツト溶接用タ−ミナル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52103787U JPS52103787U (ja) | 1977-08-06 |
| JPS607001Y2 true JPS607001Y2 (ja) | 1985-03-07 |
Family
ID=28471805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976011432U Expired JPS607001Y2 (ja) | 1976-02-05 | 1976-02-05 | 自動車用ランプのソケツト溶接用タ−ミナル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607001Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-02-05 JP JP1976011432U patent/JPS607001Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52103787U (ja) | 1977-08-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH01501049A (ja) | 溶接 | |
| JPS607001Y2 (ja) | 自動車用ランプのソケツト溶接用タ−ミナル | |
| US5593308A (en) | Connecting assembly for ignition plug in gasoline engine and method for producing same | |
| JPS635177Y2 (ja) | ||
| JPS62157060U (ja) | ||
| JPS5919586Y2 (ja) | スポツト溶接用電極 | |
| JPS6213330Y2 (ja) | ||
| JPH01311569A (ja) | スパイラル形非水電解液電池 | |
| JPS6011631Y2 (ja) | コンデンサの端子構造 | |
| JPS6247064U (ja) | ||
| CN2302867Y (zh) | 电焊钳 | |
| JPH0118542B2 (ja) | ||
| JPS61176053A (ja) | 密閉型電池 | |
| JPS5984771U (ja) | コ−ルドウエルドタイプフラツトパツケ−ジの端子構造 | |
| JPH0171868U (ja) | ||
| JPS62103156U (ja) | ||
| JPH0436101Y2 (ja) | ||
| SU1504037A1 (ru) | Способ контактной рельефной сварки | |
| JPS5935318B2 (ja) | 抵抗溶接方法 | |
| JPH03131051U (ja) | ||
| JPS63106041U (ja) | ||
| JPH0418963U (ja) | ||
| JPS61135472U (ja) | ||
| JPS63135766U (ja) | ||
| JPS58174867U (ja) | 筒形アルカリ電池 |