JPS606993B2 - 光毒性を有しない天然精油の製造法 - Google Patents

光毒性を有しない天然精油の製造法

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JPS606993B2
JPS606993B2 JP6162882A JP6162882A JPS606993B2 JP S606993 B2 JPS606993 B2 JP S606993B2 JP 6162882 A JP6162882 A JP 6162882A JP 6162882 A JP6162882 A JP 6162882A JP S606993 B2 JPS606993 B2 JP S606993B2
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博 柿島
隆 安部
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【発明の詳細な説明】 本発明は、皮膚に有害な作用(光毒性)を与える原因と
なるベルガプテンを含有する天然香油から、該原因物質
を、天然精油の香気、色調、成分バランス、収量などに
悪影響を与えることなく、工業的有利に品質の優れた光
毒性を有しない天然精油を製造できる製法に関する。
天然精油は香水、オーデコロン、クリーム、化粧水、ロ
ーション、口紅、白粉、ファンデーション、ポマード、
チック、ヘアクリーム、等の香舵品用香料として広く利
用されている。
しかしながら、ベルガモット油、ライム油、レモン油、
オレンジ油、グレープフルーツ油等の天然精油に含有さ
れているベルガプテンは光義性を有することはよく知ら
れている。
従来ベルガプテンのようなクマリン核をもつ化合物を除
去する方法としては、天然精油のベルガモット油を、ベ
ルガモット油の成分を変化せしめない程度の温度で減圧
蒸留して留出精油を得、一方蒸留残総をアルコール性の
アルカリで加水分解し、フロクマリン類をその加水分解
物のアルカリ塩の形に転化させて除去し、残った中性油
を上記留出精油を合することにより、皮膚に刺激を与え
ないベルガモット精油を製造する提案(特公昭35一1
5363号)がなされている。
しかしながら、この方法では、加水分解時のアルカ川こ
よって、ベルガプテン以外の有用な前記の中性油成分が
副反応(酸化、重合、異性化、分解等)を生起しやすく
、また天然香油の香気、色調、成分バランス等の悪化、
着色、香気変調等、多くの技術欠陥があることが指摘さ
れている(特開昭55−34私号公報第2頁左欄)。
また、他の方法として、レモン油を、レモン油の成分を
変化せしめない程度の温度で減圧蒸留して留出精油を得
、一方蒸留残澄を無極性溶媒の存在下に冷却して該残澄
中のプソラレン類を晶出、除去し、残液から無極性溶媒
を除去して得られる精油分を、上記留出精油と合するこ
とを特徴とする、プソラレン類を含有しない天然精油の
製法が提案されている(特開昭55一3434号)。
しかしながら、この方法(蒸留残澄からの抽出)ではベ
ルガプテンを充分に除去することは困難であって、その
事実は改良発明としての前記特開昭56−70096号
が提案されていることからも明らかである。本発明者等
は、ベルガプテンを含有する天然精油から光義性を有し
ない天然精油を製造する方法を開発すべく鋭意研究した
結果、ベルガプテンを含有する天然精油の蒸留残澄を後
述の如く接触還元する場合は、ベルガブテンは光義性を
有しない化合物に転化し、そして接触還元後の生成混合
物から還元触媒とアルコールを除去した成分(後記第3
段階で得られる蒸留残澄)を「後記第1段階で得られる
蟹出精油と合することによって、天然精油の香気、色調
、成分バランス、収量などに悪影響を与えることなく、
品質に優れかつ光毒性を有しない天然精油が得られるこ
とを見出し、本発明を完成した。
従って、本発明の目的は、ベルガプテンを含有する天然
精油から、ベルガプテンを実質的に含有せずかつ光義性
を有しない高品質の天然精油を工業的容易に製造できる
製法を提供するにある。
本発明の他の多くの目的および利点は以下の記載から一
層明らかとなるであろう。本発明は、 (1} ベルガプテンを含有する天然精油を減圧条件下
に蒸留して、ベルガプテンを実質的に含有しない留出精
油を採取する第1段階と、‘2) その蒸留残澄を、飽
和脂肪族低級1価アルコールに溶解して還元触媒の存在
下に接触還元せしめる第2段階と、糊 接触還元後の生
成混合物を炉遇して還元触媒を炉則し、その後炉液を蒸
留して、飽和脂肪族低級1価アルコールを留去した後の
蒸留残澄を第1段階で採取した留出精油と混合せしめる
第3段階と、からなることを特徴とする光義性を有しな
い天然精油の製法である。
以下、本発明の実施の態様を詳説する。
本発明の方法において使用し得るベルガプテンを含有す
る天然精油としては、例えばベルガモット油、レモン油
、オレンジ油、ライム油、グレープフルーツ油、マンダ
リン油、プチクレン油等を例示することができる。
前記第1段階において、ベルガプテンを含有する天然精
油の減圧条件下の蒸留は、天然精油を変質せしめずにベ
ルガプテンを実質的に含有しない天然精油が得られるよ
うに適宜に減圧度および温度を選択して行なうことがで
きる。
一般に該天然精油中に含有される精油成分の香気を損わ
ない程度の条件が採用でき、例えば温度125oo以下
、減圧度約1仇舷Hg以下の程度の条件が採用される。
一般に温度および減圧度とも低い方を選択するのが好ま
しい。また、蒸留による留出量は、該天然精油中のベル
ガプテンの含有量により選択されるが、一般に仕込みの
天然精油に対して約95重量%程度の留出量が採用され
る。
香気が損わない程度でできるだけ蟹出させるのが良い。
上述のように第1段階で減圧蒸留して得られた留出精油
は、前記第3段階で得られる蒸留残澄と合体(混合)さ
れるが、それまで貯蔵される。
第1段階で得られた蒸留残澄は、飽和脂肪族低級1価ア
ルコール(溶媒)に溶解した後、その溶液に還元触媒を
添加し、水素ガスを吹き込みながら還元(接触還元)を
行なう(第2段階)。この還元処理によって、第1段階
の蒸留残澄中に比較的多量(約3〜6重量%)含有して
いるベルガプテンを光義性を有しない化合物に転化する
ことができる。
前記の蒸留磯澄を溶解せしめる飽和脂肪族低級1価アル
コールとしては、例えばメチルアルコール、エチルアル
コール、n−プロピルアルコール、インプロピルアルコ
ール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、
n−アミルアルコール、ィソアミルアルコール等を挙げ
ることができる。
前記低級1価アルコールの使用量は、蒸留残澄の重量に
対して5倍〜1折音重量の範囲が好ましい。前記接触還
元は、蒸留残澄の前記アルコール溶液に還元触媒(好ま
しくはパラジウム、活性ニッケル、パラジウム−炭素)
の少なくとも一つを蒸留残澄の重量に対して0.05倍
〜0.1倍重量添加し、水素ガスを20〜40肌/mi
n導入(吹き込み)しながら、20〜30こ○で4〜6
時間燈梓下に行なうことが望ましい。
接触還元した後の生成混合物には、ベルガプテンは実質
的に存在せず、例えばこれを高速クロマトグラフィー分
析してもベルガプテンのピークは認められない。本発明
はこのように第1段階の蒸留残澄を還元処理してもよい
が、必要に応じ、他の方法(付加工程)として第1段階
の蒸留銭澄を、無極性溶媒に熔解した後、その溶液を冷
却して、析出する固形物を分離除去(炉別)し、その残
液を蒸留して無極性溶媒を留去した後の蒸留残簿を、前
述の如く該低級アルコールに溶解して接触還元してもよ
い。
この付加工程の実施は、工程数を多くする反面、蒸留残
澄中のベルガプテン含有量が少なくなるので、還元処理
の所要時間が短縮される利点がある。尚、この付加工程
で使用し得る非極性溶媒としては、例えば石油ベンゼン
、nーヘキサン、nーベンタン、イソベンタン、n−オ
クタン、シクロヘキサン等が挙げられる。
その使用量は前記工程の蒸留残澄の重量に対して1〜5
倍重量が好ましい。また第1段階の蒸留残澄の無極性溶
媒溶液を冷却する温度は、1000以下、好ましくは0
℃以下である。
また析出した固形物を分離除去した後の残液から無極性
溶媒を留去するための蒸留は、減圧蒸留が好ましい。前
記の接触還元を行なった後の生成混合物は、これを炉過
して還元触媒を炉別し、その後炉液を蒸留して、飽和脂
肪族低級1価アルコールを留去した後、その残液(蒸留
残澄)を第1段階で採取した留出精油に添加し、混合(
合体)して製品とする(第3段階)。
前記接触還元後の生成混合物の炉週は、還元触媒等の固
形物と共存する液状物を分離するために行われ、静直ま
たは吸引炉週でもよくまた遠心脱液でもよい。
該低級1価アルコールを留去するために行なわれる炉液
の蒸留は減圧蒸留が好ましい。このようにして得られた
精製天然精油は、実質的に無色透明で異臭の付着がなく
、当該天然精油の香気をそのま)損うことなく保有し、
いわゆるナチュラリティーに富んだ香りを有している。
しかも皮膚に対する刺激がなくかつ光毒性を全く有して
いない。また光義性を有する成分として知られているベ
ルガプテンのみならず、オキシポイセダニン、前記プソ
ラレン類をも含有していない。例えば高速液体クロマト
グラフィー分析によってもそれらの光毒性成分のピーク
は認められない。本発明の方法によれば、当該天然精油
の香気、色調、成分バランス(有用精油成分)に悪影響
を与えることなく光毒性を有しない、利用価値の高い高
品質の天然精油を再現性よく高収率で得られ、その作用
効果の特異性は著しい。実施例 1 0.33%(重量)の市販のベルガプテンを含有するベ
ルガモット油1.0kgを減圧蒸留し、70qo/2側
Hgまでの蟹出油として無色油状物(留出精油)0.9
6k9を得た。
この無色油状物の高速液体クロマトグラフィー分析の結
果、ベルガプテンのピークは認められなかった。次にこ
の蒸留残総40夕に、メチルアルコール277夕を溶媒
として加えて、溶解后、この溶液(縄梓下)に活性ニッ
ケル3.0夕を加え、2000で水素ガスを30の上/
minの流速で、導入(吹込み)しながら5時間損梓下
に接触還元を行なった。その後、生成混合物を炉過して
活性ニッケルを炉別した。この炉液を減圧蒸留してメチ
ルアルコールを留去し淡黄色油状物の蒸留残総30夕を
得た。次にこの蒸留残澄30夕を、先に得た無色油状物
の留出精油960のこ添加して織梓下に混合し、精製ベ
ルガモット油990夕を得た。
この精製ベルガモツト油の高速液体クロマトグラフィー
分析の結果、ベルガプテンのピークもプソラレン類(プ
ソラレン、4−メチルプソラレン、4・4ージメチルプ
ソラレン、4・5−ジメチルプソラレン、4・8−ジメ
チルプソラレン、4・5・8−トリメチルプソラレン、
8−メトキシプソラレン、5−メトキシプソラレン)の
各ピークも認められなかった。
また、この精製ベルガモット油と使用した前記市販ベル
ガモット油(ベルガプテン含有ベルガモット油)の匂い
について、官能テストを専門検査員10人によって1の
司繰返して行なわれた。
その結果、その10人中9人が両試料は、香気的に差異
が無いことを確認した。また、この精製ベルガモツト油
は「後記の如く光毒性試験を行なった結果「光毒性を有
しないことが確認された。
光義性試験法 体重2.5〜3kgの白色系家兎の背部を剃毛し、2岬
時間後に2×2のに試料のエタノール稀釈溶液5W夕を
2列に塗布する。
1例はアルミホイルで覆い1時間後にUV−A(32仇
m〜40仇の)を1時間照射した。
光源は東芝BLBランプ10灯にガラスフィルターを装
備したものを用いた。この時のエネルギー量は30×1
0?ergs/めであった。判定は照射直後、2岬時間
後、48時間後の紅斑、浮腫について下記の評点に従っ
た。評点 肉眼的に変化なし 0 軽度またはまばらな紅斑 1 中程度の紅斑 2 強度の紅斑と浮腫 3 UV−Aを照射した部位と照射しない部位との反応を比
較し、照射した部位の反応が強い場合を光毒性(十)と
判断した。
平均反応強度は次の様に算出した。各家兎の評点の合計 平均反応強度=実験に使用した家兎の数 試験結果: 表中、UV(一)及びUV(十)の項に記載の( )内
の数字は平均強度を、分母の数字は実験に使用した家兎
の数を、分子の数字は刺激により反応のあった家兎の数
を表わす。
第1表 光 濃度 UV(十) UV(−) 毒 性 〜レガモジト油 50%10〆10(3.0)5〆1
0(0.5)有(市販品)25 10〆10(3.0)
0〆10 有10 10〆10(2.5)0〆10
有5 10〆10(2.0)0〆10 有願
UV(十)UV(−)重美施例1の精製 50 3〆
10(0.3)3の10(0.3)無ベルガモット油2
5 0の10 0〆10 無 10 0〆10 0〆10 無5 0〆
10 0〆10 無以上の結果、市販のベル
ガモット油には著明な光蓑作用を有しているが、本発明
の実施例1による精製ベルガモット油については光義性
は検出されない。
実施例 2 実施例1のベルガモット油を同様に減圧蒸留して、70
qo/2肌Hgまでの蟹出油(無色油状物の蟹出精油)
0.96k9と蒸留残澄40夕を得た、この蒸留残澄4
0のこ、石油エーテル400泌を加えて溶解し、この溶
液を0℃に冷却する。
析出した結晶及び不溶物を炉別し、石油エーテルを減圧
下蟹去する。石油エーテルを蟹去した後の残留物24の
こメチルアルコール2379を溶媒として加え、更に、
塩化パラジウムと水素化ホウ素ナトリウムより製造した
パラジウム2.5夕を加え、3000で水素ガスを30
の【/minの流速で5時間吹込みながら縄投下に接触
還元を行なった。その後、生成混合物を炉過してパラジ
ウムを炉別除去し、次に炉液を減圧蒸留してメチルアル
コールを蟹去し、淡黄色油状物の蒸留残俺20夕を得た
。この淡黄色油状物の蒸留務澄20夕を先に得た留出精
油960夕とよく混合し、精製ベルガモット油980夕
を得た。この精製ベルガモット油の高速液体クロマトグ
ラフィー分析の結果、ベルガプテンのピークも、プソラ
レン類のピークも認められなかった。また光義性も第2
表の如く検出されなかった。更に匂いについての官能テ
ストの結果は、10人中9人が市販のベルガモット油(
無処理、ベルガプテン含有)と比較して香気的に差異が
無いことを確認している。第2表濃度(※)UV(一)
UV(十) 光毒性香気性50 3ーlo(o.3
) 3〆10(0.3) 無 良好25 o〆l
o o〆10 無 〃lo o〆l
o o〆10 無 ′/5 o〆l
o o〆10 無 ′/実施例
3メチルアルコールの代りに下記第3表に示す各アルコ
ールを使用する他は、実施例1と同様に実施して精製ベ
ルガモット油を製造した。
得られた各精製ベルガモット油の収量、収率、光義性、
番気性の結果を第3表に示した。尚、ベルガモット油の
留出精油は夫々(何れも)960夕であった。また香気
性が良好とは、使用した市販ベルガモット油との香気性
比較において差異が認められなかったことを意味する。
第3表 以上の結果、還元処理における蒸留残澄の溶媒としては
、飽和脂肪族低級一価アルコールが好ましいことが確認
された。
実施例 4 ベルガブテンを0.3丸重量%含有するベルガモツト油
800夕を減圧蒸留し、7000/2肋Hgまでの留出
油として蟹出精油(無色油状物)7磯タ得た。
次にこの蒸留残笹32のこ石油ベンジン200机上を加
え、0℃に冷却する。析出した結晶及び不熔物を炉別し
、石油ベンジンを減圧下留去する。石油ベンジンを蟹去
した後の残留物26のこエチルアルコール160夕を溶
媒として加え、更に、活性ニッケル2.0夕を加えて3
000で水素ガスを30の‘/mjnの流速で6時間導
入(吹込み)ながら、縄梓下に接触還元を行なった。接
触還元後、生成混合物を病過して、活性ニッケルを炉別
除去した。次にこの炉液を減圧蒸留してエチルアルコー
ルを蟹去し、淡黄色油状物の蒸留残檀24夕を得た。そ
の後、この淡黄色油状物の蒸留残溶24夕を、先に得た
、蟹出精油7服のこ添加し、よく混合して精製ベルガモ
ツト油を792タ得た。この精製モルガモット油の高速
液体クロマトグラフィー分析の結果、ベルガプテンのピ
ークは認められなかった。
また、この精製したベルガモット油と使用したベルガモ
ット油の匂いについての官能テストの結果、専門検査員
10人中9人が両試料は香気的に差異が無いことを確認
している。
また前述の如く光毒性試験を行なった結果、光義性は検
出されなかつた。実施例 5 実施例1で使用したベルガプテンを含有するベルガモッ
ト油1.0k9を減圧蒸留し、7000/2奴虹gまで
の留出油として無色油状物(留出精油)0.96k9得
た。
次にこの蒸留残鷹40のこ、メチルアルコール277夕
を溶媒として加えて、溶解后、この溶液(蝿枠下)にパ
ラジウム−炭素3.6夕を加え、2000において水素
ガスを30泌/minの流速下で5時間吹込みながら、
接触還元を行なった。接触還元後、生成混合物を炉過し
て、パラジウム−炭素を炉別除去した。次にこの炉液を
減圧蒸留してメチルアルコールを蟹去し、淡黄色油状物
の蒸留残澄31夕を得た。この蒸留残澄31夕を先に得
た無色油状物の蟹出精油960夕に添加してよく混合し
、精製ベルガモツト油991夕を得た。この精製ベルガ
モット油の高速液体ク。
マトグラフィー分析の結果、ベルガプテンのピWクも、
またプソラレン類のピークも認められなかった。また前
記と同様に、精製ベルガモット油と市販のベルガモット
油(前記)の匂いについての官能テストを行なった結果
、専門検査員10人中9人が、香気的に差異が無いこと
を確認した。またこの精製ベルガモット油の光義性試験
を前述の如く行なった結果、光義性は検出されなかった
。実施例 6 実施例1のベルガモツト油(ベルガプテン含有)を同様
に減圧蒸留して、70oo/2側Hgまでの留出油(無
色油状物の留出精油)960夕と蒸留残澄40夕を得た
この蒸留残澄40のこ、メチルアルコールを316夕加
えて溶解し、この溶液(蝿梓下)に、塩化パラジウムと
水素化ホウ素ナトリウムより製造したパラジウム3.0
夕を加え、20COで水素ガスを30の上/minの流
速で導入しながら、5時間接触還元を行なった。接触還
元後、生成混合物を炉過してパラジウムを分離除去した
。この炉液を減圧蒸留してメチルアルコールを蟹去し「
淡黄色油状物の蒸留残港を29タ得た。この蒸留残澄2
9夕を、先に得た無色油状物の留出精油960のこ添加
して渡洋混合し精製ベルガモット油聡9夕を得た。この
精製ベルガモット油の高速液体クロマトグラフィー分析
の結果、ベルガプテンのピークもプソラレン類のピーク
も認められなかった。この精製ベルガモツト油と使用し
た市販のベルガモット油との匂いについて官能テストを
行なった結果、専門検査員10人中9人が、香気的に差
異が無いことを確認した。また、この精製ベルガモット
油の光義性試験を前述の如く行なった結果、光毒性は検
出されなかつた。
実施例 7 0.25重量%のベルガプテンを含有するライム油1.
0k9を減圧蒸留し、7000/2吻凪gまでの留出油
として無色油状物(留出精油)960夕を得た。
この蒸留残澄40夕をエチルアルコール237外こ溶解
した溶液に、塩化パラジウムと水素化ホウ素ナトリウム
から製造したパラジウム2.5夕を加え、30℃で、損
梓下に水素ガスを30私/minの流速で5時間導入し
、接触還元を行なった。その後生成混合物を炉過してパ
ラジウムを炉別、除去した。この炉液を減圧蒸留してエ
チルアルコールを留去し、淡黄色油状物の蒸留残澄30
夕を得た。蒸留残澄30夕を、先に得た無色油状物の留
出精油960夕に添加して、よく混合し、精製ライム油
990夕を得た。この精製ライム油の高速液体クロマト
グラフィー分析の結果、ベルガプテンのピークも、プソ
ラレン類のピークも認められなかった。
この精製ライム油と使用した前記のライム油との匂いに
ついて、官能テストを行なった結果、専門検査員10人
中9人が香気的に差異が無いことを確認した。
この精製ライム油の光義性試験を前述の如く行なった結
果、光毒性は検出されなかった。
実施例 8 実施例7で使用したライム油(ベルガプテン含有量0.
25重量%)1.0k9を減圧蒸留し、70℃/2側H
gまでの蟹出油として無色油状物(留出精油)960夕
を得た。
これの蒸留残澄40のこ石油ベンジン400似を加えて
溶解した後、その溶液を0℃に冷却する。冷却により析
出した結晶及び不溶物を炉則しも次にその炉液を減圧蒸
留して石油ベンジンを留去した。残留した蒸留残澄32
夕をメチルアルコール300の‘に溶解した後、この溶
液に活性ニッケル3.0夕を加え、30つ0において水
素ガスを3物JJminの流速で4時間導入し、濃伴下
に接触還元を行なった。接触還元後、生成混合物を炉過
して活性ニッケルを炉別した。次にこの炉液を減圧蒸留
してメチルアルコールを留去し、淡黄色油状物の蒸留残
溶28夕を得た。
この蒸留残澄28夕を、先に得た無色油状物の留出精油
960のこ添加し、濃浮浪合して精製ライム油9雛夕を
得た。この精製ライム油の高速液体クロマトグラフィー
分析の結果、ベルガプテンのピークもプソラレンのピー
クも認められなかった。
この精製ライム油と使用した前記ライム油との匂いにつ
いて、官能テストを行なった結果、専門検査員10人中
10人が香気的に差異がないことを確認した。また、こ
の精製ライム油の光義性試験を前記の如く行なった結果
、光義性は検出されなかった。実施例 9 0.04重量%のベルガプテンを含有するオレンジ油1
.0k9を減圧蒸留し、70qo/2柳Hgまでの蟹出
油として無色油状物(留出精油)970夕を得た。
次にこの蒸留残澄30夕をメチルアルコール198夕に
溶解し、その溶液を櫨梓下に活性ニッケル2.5夕を添
加した後、30午0において、水素ガスを30M/mi
nの流速で5時間導入して接触還元を行なつた。接触還
元後、生成混合物を炉過して活性ニッケルを炉別した。
次にこの炉液を減圧蒸留してメチルアルコールを留去し
、淡黄色油状物の蒸留残澄20夕を得た。
この蒸留残笹20夕を先に得た無色油状物の蟹出精油9
70のこ添加し、額浮浪合して精製オレンジ油990夕
を得た。この精製オレンジ油の高速液体クロマトグラフ
ィー分析の結果、ベルガプテンのピークも、またプソラ
レン類のピークも認められなかった。
またこの精製オレンジ油の光毒性試験を前記の如く行な
った結果、光毒性は検出されなかった。この精製オレン
ジ油と先に使用したオレンジ油の匂いについて、官能テ
ストを行なった結果、専門検査員10人中10人が香気
的に差異が無いことが確認されている。実施例 10 ベルガプテン含有量0.002重量%のレモン油1.0
k9を減圧蒸留し、70oo/2肋Hgまでの蟹出油と
して無色油状物(蟹出精油)950夕を得た。
次にこの蒸留残澄50夕をメチルアルコール237のこ
溶解し、その溶液に活性ニッケル3.0夕を加え、損梓
下2000において水素ガスを30M′minの流速で
5時間導入して接触還元を行なった。接触還元後、生成
混合物を炉過して、活性ニッケルを炉別した。次に、こ
の炉液を減圧蒸留してメチルアルコールを蟹去し、淡黄
色油状物の蒸留残簿35夕を得た。この蒸留残澄35夕
を先に得た無色油状物の蟹出精油950夕と混合して、
精製レモン油985夕を得た。この精製レモン油の高速
液体クロマトグラフィー分析の結果、ベルガプテンのピ
ークも、オキシポィセダニンや、プソラレン類のピーク
も認められなかった。またこの精製レモン油の光毒性試
験を前記の如く行なった結果、光義性は検出されなかっ
た。この精製レモン油と先に使用したレモン油の匂いに
ついて、官能テストを行なった結果、専門検査員10人
中10人が香気的に差異がないことを確認した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (1) ベルガプテンを含有する天然精油を減圧条
    件下に蒸留して、ベルガプテンを実質的に含有しない留
    出精油を採取する第1段階と、(2) 蒸留残渣を、飽
    和脂肪族低級1価アルコールに溶解して、還元触媒の存
    在下に接触還元せしめる第2段階と、(3) 接触還元
    後の生成混合物を濾過して、還元触媒を濾別し、その後
    濾液を蒸留して、飽和脂肪族低級1価アルコールを留去
    した後の蒸留残渣を、第1段階で採取した留出精油と混
    合せしめる、第3段階と、からなることを特徴とする光
    毒性を有しない天然精油の製法。 2 前記の第1段階と第2段階の間に、第1段階で得ら
    れた蒸留残渣に無極性溶媒を加え冷却して、析出する固
    形物を分離除去し、その後残液を蒸留して無極性溶媒を
    留去し、その蒸留残渣を採取する段階を含む特許請求の
    範囲第1項記載の製法。 3 還元触媒が、パラジウム、活性ニツケル、パラジウ
    ム−炭素あるいはそれらの組合せである、特許請求の範
    囲第1項記載の製法。
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