JPS6069085A - デイフイシジンおよび誘導体抗菌物質 - Google Patents

デイフイシジンおよび誘導体抗菌物質

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JPS6069085A
JPS6069085A JP59120045A JP12004584A JPS6069085A JP S6069085 A JPS6069085 A JP S6069085A JP 59120045 A JP59120045 A JP 59120045A JP 12004584 A JP12004584 A JP 12004584A JP S6069085 A JPS6069085 A JP S6069085A
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difficidin
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リチヤード エル.モナハン
サグラリオ モチヤレス デル ヴアル
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オツトー デー.ヘンセンス
ジエームス イー.フロア
シエリル デリソ
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    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
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    • C07F9/65525Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having oxygen atoms, with or without sulfur, selenium, or tellurium atoms, as the only ring hetero atoms the oxygen atom being part of a seven-(or more) membered ring
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ここで一般に1デイフイシジン“(diff
icidin ) と呼ばれる新規抗菌化合物およびそ
の誘導化合物、および該化合物を製造、単離および精製
する工程に関するものである。ここで用いられているよ
うに、新造名称である1デイフイシジン1は、下記構造
式1の化合物を示す(式中、R1は水素であり、lζ8
及びRbは下記に列挙した意味を有し、各種のその塩を
与える)。それに対応して、1ゝオキシデイフイシジン
lの名称は、ここで用いられるように R1が水酸基で
RaおよびR,が指示された意味を有する下記構造式I
の化合物を意味する。この新規抗菌性化合物は、メリー
ランド州、ロックビルにある米国標準菌株保存施設(A
merican Type Cu1fureColle
ction ) に寄託され各々ATCC39374お
よび39320と指定されたバチリス・ズブチリス(B
acillus 5ubtilis )MB3575お
よびMB4488の微生物培養により得られる。
本発明の新規抗菌性化合物ディフィシジンおよび誘導体
化合物は好気性および嫌気性微生物に対して抗菌活性を
有する。これらは、グラム陽性およびグラム陰性細菌感
染の治療に、非経口的に用いることができる。
プロチシン(proticin ) は、燐を含む強度
に不飽和な無定形化合物で、広い抗菌スペクトルを有し
、特にグラム陰性感染菌に有効と記載されている既知の
抗菌性化合物である。
この物質は、バチルス・リケンホルミス(Bacill
us licheniformis ) の形として同
定された菌株の発酵によシ生産されたと言われる。その
製造、特性、および抗菌活性についてのより詳細な記載
は、以下の参考文献中に見出し得る=(1)プレフエ 
ピー(prave、 P、 )ほかアンチビオチツクス
誌(J、 Antibiotics)25 (1) :
第1−3頁、1972年;(2)フエルテシー エル(
Vertesy、 L ) 、アンチビオチツクス誌(
J、Antibiot ) 25 (1) :第4−1
0頁、1972年;(3)ニスマン ジー(Ne s 
jman n 。
G、)ほか、ナラ−ルビラセンシャット(Naturw
issenscbaften) 59 (2) :第8
1−82頁、1972年:(4)ドイツ特許公開公報第
2、035.812号フエルテシー エル(Verte
sy 、 L)ほか1バチリス リへニホルミスからの
プロチシンの製造“’ (Proticinfrom 
r3acillus licheniformis)“
ファルプベルケ ヘキスト社、1970年7月18日;
および(5ン英国特許第1.350.271号、バチル
ス リへニホルミスの醗酵によるプロチランの製造(P
roticin Produced by Bacil
luslicheniformis fermenta
tion)ファルプベルケ ヘキスト社(Farbwe
rke Hoechst A、 G、 )。
1974年4月18日(ケミカルアフ゛ストラクト81
 : 48531 y、p 30 b、1974年参照
)。
1、かじながら、特異抗生物質化合物プロチシンについ
て繰返し参照しても、上述の参考文献では単一化合物を
特徴づけることは出来ず、またそこに示されているスペ
クトル・データは数種の可能な化合物に矛盾しないもの
である。−に述のフエルテシーの文献(2)は、二重結
合のただ一つにのみ一つのメチル基が存在することを記
載しているのに対し、本発明の化合物は、そのようなメ
チル基を2個有しているので、本発明のR1が水酸基で
ちる新規抗菌性化合物(オキシディフィシジン)は上記
文献中に記載されたいわゆるプロチジンとは、化学的に
異なるものである。他方 R1が水素である本発明での
新規抗菌性化合物(ディフィシジン)は、それが異なる
力子量を有していることから、文献中の化合物とは容易
に区別される。
ディフィシジンは化学的には、構造式Iに図示されるよ
うに、不斉中心をC4、C5、C15、およびC21に
有する22員大環状ポリエンラクトン燐酸エステルであ
る。
見れば判るように、構造式l中には2つの主要化合物が
ある。一つの化合物は、■L′が水素のものであって、
既に指摘したように、以後は”ディフィシジン“と記す
。もう一方の化合物はR1が水酸基のものであって、以
後は1オキシデイフイシシンと記す。
本発明に従って、以下の構造式を有する新規抗菌性化合
物ディフィシジンおよびその誘導体が与えられる: 1 式中、RaおよびR6は、水素;アルカリ金属およびア
ルカリ土類金属陽イオン;アンモニウム;および置換ア
ンモニウムからなる群よシ・独立的に選択された置換基
であり R1は水素捷たは水酸基である。
アンモニウム陽イオンは、既知の方式によって、好まし
くは、例えば低級アルキル基によりi4換され得る。
ディフィシジンが製造され、さらにモノお6びジ−カリ
ウム塩の平衡を変える燐酸カリウム塩として用いられる
。この塩の形は、製造が容易であること、および低1〕
II下で存在する酸型(It、−R,=H)が恐らく不
安定なことから採用されたものである。
ディフィシジンおよびその誘導体は、メリーランド州、
ロックビルの米国標準菌株保存施設(American
 Type Cu1fure Co11ection)
に寄託されたバチルス・ズブチリス(Bacillus
subtilis) M B 3575およびMB44
88の微生物培養により製造することができる。
これらはそこから各々受託番号ATCC39374およ
び39320で無制限に入手し得る。
該バチルスあるいはその変種および変異株は、微生物培
養ら一般的に用いられる栄養培地あるいは朱子−溶液を
用いた寒天スラント試験管またはエルレンマイヤー・フ
ラスコあるいはファーメンタ−中の深部培養条件下にお
いて、よく知られた微生物手法に従って培養することが
できる。
本発明においては、ティフィシジンおよびその誘導体は
、微生物、例えばバチルス・ズブチリス(Bacill
us 5ubtilis) ATCC39320を好気
条件下、約28℃の温度で培養中に生産される。栄養培
地の組成は、広範囲に変化させることができる。必須の
同化可能な栄養成分は、炭素源、窒素源、燐、硫黄、マ
グネシウム、カルシウム、および塩素を含む無機物源で
ある。培養は中性pH条件好ましくは、約6.0から7
,0の条件が最も生産的である。
典型的な炭素源には、グルコース、デキストリン、澱粉
、グリセロールなどを含む。典型的な窒素源は植物粉(
大豆、綿実、トウモロコシなど)肉粉または動物性ペプ
トン、醸造可溶物(diatillers 5olub
les ) 、カザミノ酸、酵母細胞、種々の加水分解
物(カゼイン、酵母、大豆、など)、酵母核酸、および
アミノ酸を含む。
ナトリウム、カリウム、アンモニウム、マグネシウム、
およびカルシウムの塩酸、硝酸、硫酸、炭酸、および燐
酸塩の如き無機塩類は必須無機元素の供給源を提供する
。栄養培地は鉄、tllt、マンガン、亜鉛、及びコバ
ルトのような、VIQ々の微邦元素をも含む。
培養中に過剰な発泡が生じたときは、発酵の前または途
中で、発酵培地中に、植物油、ラード油、およびポリプ
ロピレングリコールのような消泡剤を添加することがで
きる。ディフィシジンの最大収量は、約20ないし12
0時間以内に到達され、培養に依存している。発酵の接
種ダネは、W、濁液、スラント、凍結細胞、または凍結
乾燥物から供給され得る。
上述の通常培養法に加えて、メソド インマイクロバイ
オロジー(Methods inMicrobiolo
gy )第2巻〔アカデミツク出版(Academic
press )ロンドン−ニューヨーク〕、1970年
、第259−328頁に記載されているような連続法を
用いることもできる。そのような糸では、菌を長期間自
然変異あるいは他の崩壊が顕著になることなく定當状態
を保つことができる。
ディフィシジンおよびその誘導体の生産のために、本発
明がバチルス・ズブチリス(Bacillus 5ub
tilis ) ATCC39374%るいは3932
0を使用することのみに限定されるのではないことが理
解されるべきである。
菌がデ・fフィシジンおよびその誘導体を生産している
限りは、該微生物から生じた自然または人工の変異株ま
たはバチルス・ズブチリス(Bacillus 5ub
tiiis ATCC393°74 まだは29320
の他の変種の使用を包含することが特に望捷れ、また意
図されている。バチルス・ズブチリス(Bacillu
s 5ubtjlis )変異株の人工的な生産は、X
−線または紫外線(UV)照射の如き通常の操作、また
は、ナイトロジエン・マスタード、ニトロングアニジン
、樟脳などのような化学変異剤の利用、または組換えD
NA工学手法などにより達成することができる。
バチルス・ズブチリス(Bac目1us 5ubtil
is)ATCC39320の形態学的および生理学的性
質は以下のようである: 形態ニゲラム陽性、空胞のない栄養桿菌で末端は円形;
平均の大きさ0.9 X 2.3〜2.6μ;単細胞本
。桿菌は運動性あり。
好気条件下で胞子形成。胞子は0.5×1.0μ(平均
の大きさ)、卵形ないし円筒形、多く中央部に形成、胞
子のう は膨まず。
集落の外観二 平たん、円状で外縁は不規則、表面は 滑らかでない。集落がなくなるに従っ て外縁は不透明になる。肉汁表面で光 沢なく、シわのある全面薄膜形成、ト リブチカーゼ大豆寒天上で色素生産な し。28℃、37℃で生育、60’Cで生育せず。
陽性反応二 カタラーゼ、フオゲスープロスカウエ ル(Voges−Proskauer ) 、ゼラチン
、硝酸塩還元。クエン酸の利用、グルコ ース、アラビノース、マンニトール、 キシロース、ソルビトール、およびス クロースからの酸生成、澱粉加水分解。
陰性反応: ウレアーゼ、インドール、プロピオン 酸の利用。アルギニン・ジヒドロラー ゼ、ラムノースおよびメリビオースか らの酸生成、嫌気性寒天中(穿刺また は嫌気ジャー中での平板培養)で非生 育、嫌気条件下肉汁または硝酸肉汁中 で非生育。
ベルゲイ(Bergey ) のマニュアル・オブデイ
ターミナテイプ バクテリオロジー(Manual o
f Deferminative Bacteriol
ogy入第8版、[つ・fリアムス・アンド・ウィルキ
ンス(Williams & Wilkins ) ]
 、1974年、およびゴルデン・アール・イー(Go
rdon。
λF、、)、ハイネム・ダブリュー・シー(Hayne
s、 W、 C,)およびパンク・シー・エイチ(Pa
ng、 C,I(、) (197碑) 、ザ・ギナス・
バチルス(The Genus Bacillus )
 、アグリカルチャーモノグラフ(Agricultu
re Monograph ) A427、ニー・ニス
、デパートメント・オブ・アグリカルチャー(U、 &
 Department o、rAgricultur
e ) 、[ワシントン・ディー・シー (Washi
ngton 、 D、 C,) 〕 中の培養記載との
比較の結果は、MB4488/ATCC34320が既
知種バチルス・ズブチリス(Bacillus 5ub
tilis )の株であることを示す。
ATCC39374の形態学的および生理学的性質は、
以下に述べる微生物の集落の外観に関する点を除くと上
に示したATCC39320のものと同じである: 集落の外観:24時間で盛シ上った円形、ムコイド。集
落が古くなるに従って外縁が乾燥不透明および不規則に
なる。中央ムコイド領域は乾燥し続け、不透明化および
しわがよる。
肉71表面上で光沢なく、シわのある全面薄膜形成。ト
リブチカーゼ太豆寒天上で色素生成なし。28℃、37
℃で生育、60℃で非生育。
ディフィシジンおよびその誘導体の生産A、抗菌性化合
物ディフィシジンおよびその誘導体、捷たけそれらの塩
の一つの、しかしその中ではオキシディフィシジンが大
きな割合で生産されるような、製造方法は、ディフィシ
ジンおよびその誘導体を形成し、バチルス・ズブチリス
(Bacillus 5ubtilis ) A TC
C39320株に属する微生物を炭素源、窒素源、栄養
塩、および微量元素を含む栄養水溶液により、20°乃
至40℃の範囲の温度で24乃至120時間、栄養溶液
が可成りの量のディフィシジンおよびその誘導体を含む
ようになるまで培養すること、その後、培8液からディ
フィシジンおよびその誘導体を分離し、必要なら薬学的
に許容される塩基を用いて塩に変換することを含む。
培養中に、栄養培地のpH値は、中性からやや酸性に変
る;一般に緩衝液の添加は不要であるが、予防策として
用いることも出来る。
望ましい収量が2〜4日後に得られるので、培養をこの
期間後に適当に停止する;その時栄養溶液は多量のオキ
シディフィシジンを含んでいる。ATCC39320培
養はディフィシジンに比してよシ多くのオキシディフィ
シジンを生産するが、全体の力価は以下に述べるATC
C39374培養よシ低いことが認められた。
13 、抗菌性化合物デ・「フィシジンおよびその誘導
体、まだはそれらの薬学的に許容される塩基との塩の一
つ、しかしその中ではディフィシジンがよシ大きな割合
で生産されるもう一つの、そしてよシ好ましい製造方法
は、ディフィシジンおよびその誘導体を形成し、バチル
ス ズブチリス(Bacillus 5ubtilis
 )ATCC39374株に属する微生物を、炭素源、
窒素源、栄養塩および特にコバルトを含有する微量元素
を含む栄養水溶液により、栄養溶液が可成−シの量のデ
ィフィシジンおよびその誘導体を含むまで20°乃至4
0℃の範囲で24乃至12冑時間培養し、その後培養液
からディフィシジンおよびその誘導体を分離し必要なら
薬学上許容される塩基との塩に変換することを含む。
既に指摘したように、バチルス・ズブチリス(11ac
N1us 5ubtilis ) ATCC39374
株を用いる方法が同様に好ましい。何故なら、オキシデ
ィフィシジンより大きな割合のディフィシジンを生成し
、上記“A#に述べた方法で用いたバチルス・ズブチリ
ス(Bacillussut)tilis ) ATC
o 39320微生物より高力価を生成することが認め
られたからである。
コバルトの添加、例えば0.19 / −1%は該微生
物によるディフィシジンの優先的な生産を起こさせ、生
産されるオキシディジジン量に対し重量比で3二1の大
きさにまでなることが認められた。種々の水溶性のコバ
ルト塩を用いることができる。例えば、好んで用いられ
るのは塩化コバルト6水和物である。
同様に、コバルト存在下で燐酸塩を例えば100 pp
m添加すると、オキシディフィシジンの生産に比し、バ
チルス・ズブチリス(1’3acillus 5ubt
ilis )培養によるディフィシジンの優先的な生産
が起こることが認められた。他方、オキシディフィシジ
ンの優先的な生産はマンガン、例えば塩化マンガン4水
和物を例ムば0.025 f / L添加することによ
り行なわれる。しかし、これらの知見は予備的な性格の
ものであり、望まれるかも知れない、ディフィシジンか
まだはオキシディフィシジンの生産に影響を及ばず目的
で培地に有利な操作を加える可能性があることを示すも
のとしてのみ含まれているものである。
ディフィシジンおよびその誘導体の分離ディフィシジン
およびその誘導体を分離するために菌の培養液を先ず遠
心分離により清澄にする。しかし、ディフィシジンおよ
びその誘導体の可成りの部分は、細胞部分に残留するこ
とになる。この粗製品をXAD−2およびII P −
20樹脂のような有機系ポリマー樹脂およびリクロプレ
プ(LiChroprep ) RP−18樹脂および
フォトマン(Whatman )のODS樹脂(共にC
l8H37残基が化学的に結合した外層をもった珪酸で
ある)のような珪酸系ポリマー樹脂のような適当な吸着
剤を用いぞクロマトグラフィーにより精製する。ディフ
ィシジンおよびその誘導体は、吸着剤から適当な極性溶
媒またはその混合物により溶出され、次いで、ディフィ
シジンおよびその誘導体の水性抽出が行なわれる。ディ
フィシジンおよびオキシディフィシジンは次に高速液1
本クロマトグラフィー(HP L C)により相互に、
そして、構造的な関連化合物から分離される。
ディフィシジンおよびその誘導体の有効抗菌量は、哺乳
動物で5 my / Kqから201ny/Krの程度
と考えられる。ディフィシジンおよびその誘導体は、グ
ラム陰性およびグラム陽性感染症の治療に有効であシ、
静脈内、筋肉内、または皮下に単独あるいは製剤担体と
の組み合せで投与し得る。最終的な投与経路および量は
臨床医によシ決定され、患者の独自の条件に基くべきで
ある。
ディフィシジンおよびその誘導体と、適当な製剤担体と
の組み合わせは、薬剤士の領域でよく知られている方法
によりなされる。例えば、皮下(S、C,)投与の目的
では、ディフィシジンおよびその誘導体の溶液は一般に
例えば無菌水溶液またはアルコール溶液を用いる。この
溶液は、必要なら適当に緩衝化されるべきであり、稀釈
液は先ず、食塩まだはグルコースで等張にしておくこと
ができる。
これらの水溶液およびアルコール溶液は静脈内(i、v
、)注射としても適当である。
以Tの例は、バチルス・スブチリス (Bacillus 5ubLilis ) ATCC
39320およびATCC39374からのディフィシ
ジンおよびオキシディフィシジンの製造および単離を説
明するものである。
実施例1 1、11 A I+工程 ATCC39320(MB 4488 ) 培養、凍結
乾燥管は培養の脱脂乳懸濁液0.15 mlを含む1、
0 meアンプル中に凍結乾燥した状態で保持されてい
る。
2、曝B II工程 容器:フラスコ当り50 trIe培地を含む邪魔板3
個つき25〇−容エルレンマイ ヤーフラスコ、 培地: 正量/14・る11 デキストロース 11/を 可溶性澱粉 10f/を 牛肉エキス 31/l アルダミン(Ardami ne ) I’11 5 
f / INZ−アミンE型 59/1 Mg5047H200,05f/1 1.34M燐酸緩衝液 0.02%体積/体積CaC0
3(pHを7.0−7.2に調整後) 0.05%燐酸
緩衝液 J(I(2P04 91 f / L Na211PO495tl L 接種材料: 凍結乾燥管(Lyo tube ) 1本の内容物を各
1B“フラスコ中へ インキュベーション: 220 RP Mで回転する約5an(2’)回転盤か
らなる回転振盪機上で28 ℃24時間 無菌性: 平板塗抹およびグラム染色 3、@ c 17エ程 容器: 500 ml培地を含む邪魔板3個っき2リツ
トル容エルレンマイヤーフラ スコ、 培JIJl二tゝB”工程と同じ 接1重月 tl : 11 B“工程からの101d インキュベーションニ 11 B”工程と同じ 無菌性: ゝゝB“工程表同じ 4、XIE“工程 ■’ 750リツトル容ステンレス スチール ファー
メンタ− 培地: デキストリン 40 ?/l ツルラック(Solulac) 7 t/Lアルダミン
(Ardamine) YEP 5グ/を塩化コバルト
 50 mg/ 、l− ポリグリ:1−JL、2000 1m1lt前−殺菌 
pH7,3 8m:rzxc 20分 接、l1Ti材Fl : ″C1工程1リットル 21ユ2しヨ辷ヨ亀血血山: 501 ’Jットル温度
=28℃ 通気二約141リットル/分(50F M )(30時
間)次に約170リツトル /分(6CFM) 攪PI! : 130 RP M (12時間)次に1
ORPM 旦 :約0.91Kf/cnV(13P S I )消
泡剤: ポリグリコール2000 循環時間: 92時間 無菌性: 顕微鏡検定および28℃および37 ℃で平板塗抹 生理: 0 6.5 4. 55 380 9 6.0 5 40 200 21 − 14 80 210 33 6.4 − 105 220 45 6.4 − 70 250 10.857 ’6
.3 − 15 180 7.969 6.4 − 1
0210 − 81 6.0 4 25250 7.493 6.0 
2 65 275 6.6実施例2 実施例1で記載された発酵ノ\ツチカラノ約420リッ
トルの全培養液(pH5,9)は、92時間目に収穫し
た。培養液をシャープレス遠心機を用いて清澄化した。
4161ノツトルの清澄培養液を500 meの4N塩
酸によりpH5,Oに合せ、次いで、4リットル/分で
38リツトルのロームアンドハース社のアンバーライト
XAD−2樹脂に吸着させた。樹脂を4リットル/分で
120リツトルの冷たい蒸留脱イオン水により洗浄した
。抗菌複合体は、160リツトルの酢酸エチル4リット
ル/分により樹脂から溶出した。溶出液の下部水層は除
去廃棄した。溶出液を無水硫酸ナトリウム上で30分間
攪拌し、乾燥した。乾燥剤を′J−1過により除去し、
ηゴ液を真空下で265リツトルに濃縮した。濃縮液に
1リツトルの水を加え、緩やかに攪拌しつつ130me
の2.5N水酸化ナトリウムにより下部水層の1)11
を8.5に調整した。混合物を2分間激しく攪拌した。
層を分離させた。下部水性抽出液を別容器に移し、上部
有機層を各回500rnlの水と抽出の間pHを8.5
にするのに十分な2.5N水酸化ナトリウムにより2回
抽出した。
3つの水性抽出液を併せ、pi+ 6.9に調整した。
抽出′e、f)4は2.4リツトルであった。2.1リ
ツトルの抽出後酢酸エチル溶液は、941の総置体を含
んでいた。
ディフィシジンおよびオキシディフィシジンは、水性抽
出物中、および水抽出後酢酸エチル区分の両方に種々の
量で存在した。下記B工程は、水抽出後酢酸エチルから
のディフィシジンおよびオキシディフィシジンの、単離
を述べる。下記C工程は水性抽出液からのディフィシジ
ンの単離を述べる。D工程は別の単離法および対応する
分析評価を述べる。
B、ディフィシジンおよびオキシディフィシジンの単離 上記へ工程からの2.1リツトル水抽出後酢酸工チル分
画の0.4 me試料を油状残渣まで蒸発させ、0.7
mlの7=3メタノール−0,01M燐酸カリウムI)
117.0中に取った。その溶液0、4 mlを同一溶
媒中、28℃でデュポン・ゾルパックス(Dupont
 Zorbax ) ODSカラム〔内径4.6mm(
ID) X 25a++)、10ミクロン、上でクロマ
トグラフにかけた。流速は1 me /分で、カラム溶
出液は、10mm光路長のフローセル(flow ce
ll )およびハネウェル・エレクトリック(Hone
ywell Electronik ) の195記録
機を備えたラボラトリ−・データー・コントロール・ス
ペクトラ・モニター(Lab6ratory Data
 Control SpectraMoniLor )
 I紫外線検出機を用いて275 nmでモニターした
。溶出液を0.5 rn1分画で集め、ビブリオ パー
コラスト(Vjbrio percolaus)MB 
1272に対する寒天平板拡散法で検定した。
表Vは生物検定の結果を要約したものである。
表Vのデータは、水抽出後酢酸エチル中に2つの異なっ
た抗菌物質の存在を示す。11および12分画の活性は
抗菌性オキシディフィシジンによるものである。61−
65分画の活性は抗菌性ディフィシジンによるものであ
る。
表 1 カラム分画の試験管内ビブリオパーコランス(Vjbr
io percolans ) 生物検定の結果1−1
0 0 11 23 ピーク1336秒 オキシディフィシジ1
2 19 61 12 62 12 63 12 ピーク2 1844秒 ディフィシジン成
分64 12 65 12 6G−1200 * 寒天平板拡散、約9.5 mm (3/ 8′)平
板上に4oμを上記A工程からの併合水性混合抽出液2
4リツトル(総置体66y)は溶は込んでいる酢酸エチ
ルの大部分を除くために2.1リツトルに濃縮した。濃
縮物は0.22 Lの021M燐酸カリウムpl+ 7
.0で稀釈し、507ne /分で1リツトルのミツビ
シ・ダイアイオン( Mitsubishi Diaion ) HP −2
0樹脂上に吸着させた。樹脂を3リツトルの蒸留水、3
リン ットルの1:1メタノール−o、xM燐酸カリウ
ApH7,013リットJ1.、(D65 : 35)
’97−ルー燐酸緩衝液、および3リツトルの9=1メ
タノール−蒸留水で連続的に洗浄した。
抗菌性複合体は50m1/分で、3.9リツトルのメタ
ノールで溶出し、1.45リツトルの先駆分画と2.4
5リツトルの濃厚分画として集めた。先駆部分にはオキ
シディフィシジンが豊富であり、一方濃厚分画にはディ
フィシジンが豊富であった。濃厚区分(総置体0.55
7)は50 meまで濃縮し、116 meの0.1M
燐酸カリウムpl+ 7.0で稀釈した。溶液は、イー
・メルク・リクロプレップ(E、 McrckLiCb
roprep ) RP −18,25−40ミクロン
樹脂の74 meOカラムに5i/分でチャージした。
カラムは、メタノール濃度を漸増さぜるメタノール−水
混合物で連ゎ°じ的に展開した(表Vl )。blt 
m lsl: 5 me / 分、分画u 各7.51
11eてあった。
表 11 リクロプレップ(LiChroprep ) RP −
18上でのinディフィシジン成分のクロマトグラフィ
ー 1−27 CI メタノール−水 7.5ゴ/分画28
760 55:45メタノール−水 7.5 rnl!
7分画61−95 60:40メタノール−水 7.5
 me /分画96−130 65:35メタノール−
水 7.5ne1分画131−190 70:30メタ
ノール−水 7.5ゴ/分画分画の高速液体クロマトグ
ラフィー(HPLC)分析および生物検定に基き、抗菌
物舛が分画109−121に溶出し、この分画は表Iの
ピーク2(ディフィシジン成分)と同じ高速液体クロマ
トグラフィー保持時間を示L fc。分画109−12
1を粗ディフィシジン成分濃厚区分として併合17た一 濃厚区分を8.2 meに−61て濃!i4 L/ 、
0.9 meのIMクエン酸ナトリウムI)115.4
 :はよびG、 1 meのメタノールで稲沢し/こ。
この溶液を4二〇メタノール−0,1Mクエン酸ナトリ
ウムpH5,5中イー・メルク・リクロプレツプ(E。
Mercy< LiChroprep ) RP −1
8樹脂25−40ミクロンの17mf!のカラム上に2
ゴ/分で吸着させた。カラムを同一流速で30 meの
4二6メタノールークエン酸緩衝液で洗浄した。カラム
を次に75:25メタノール−クエン酸(分画1−35
)および8:2メタノール−クエン酸(分画36−70
)で展開した。全分画は2neであった。薄層クロマト
グラフィー(TLC)および紫外線(UV)分析に基き
、分画42−65を併せ、6rnlKa縮した。得られ
た白色懸濁液を、5dの0.1M燐酸カリウムpH7,
2および不溶物質が再溶解するのに充分な量のメタノー
ル(7ml )で稀釈した。その溶液を以下の方式で脱
塩した。
この溶液を3ニアメタノール−0,1M燐酸カリウムp
H7,O中の8dのりクロプレツブ(LiChropr
ep ) RP −18樹脂上に吸着させた。この樹脂
を24 meの3ニアメタノール燐酸緩衝液および24
〃I“の3ニアメタノール−蒸留水で連続的に洗浄した
。ディフィシジン成分は30mgの9:1メタノール−
蒸留水で溶出した。溶出液は81:19メタノール−0
,1Mクエン酸ナトリウムpu 5.5中室温下デユポ
ン・ゾルパックス(Dupont Zorbax )O
DSカラム〔内径4.6 am (ID) X 25a
n ]を用いた高速液体クロマトグラフィーにより分析
した。流速は2m/分であった。溶出液の275 nm
 における紫外線吸収の約94%はディフィシジン成分
(保持時間379秒)に帰因するものであった。保持時
間418秒の不純物は、275nm吸収の残りの6%に
対応した。その不純物はりクロプレツブRP−18樹脂
上で注意深くクロマトグラフィーを行なうことにより除
去した。次に上記30meの溶出液を濃縮してメタノー
ルを除きIMクエン酸ナトリウムI)II 5.4およ
びメタノールで8−1最終溶液組成4:6メタノールー
〇、1Mクエン酸ナトリウムにした。この溶液を17m
のりクロプレツブRP18樹脂に仕込んだ。カラムを7
5:25メタノール−〇、IMクエン酸ナトリウムI’
115.5 (分画1−31、各2 me ) 、およ
び8:2メタノール−クエン酸(分画32−72、各2
〃I)で、277分で連続的に溶出した。高速液内クロ
マトグラフィー分析に基き、分画41−54を濃厚区分
1として併合した。濃厚区分のpHを。
種水酸化ナトリウムで1.5単位増大させた。
外れの区分55−72は併せて溶媒組成4:6メタノー
ル−0,1Mクエン酸にまで濃縮し上述のように17m
gのりクロプレツブRP−18クロマトグラフにかけた
。適当な分画を濃厚区分2として併合した。溶液のpH
を1.5単位増大させた。濃厚区分lおよび2をθ1せ
濃縮してメタノールを除き、0.1M燐酸カリウムでI
)118.0に調整した。得られた10FnI!の不透
明溶液に、試料を透明にするのに充分な量のメタノール
(7,5m )を加えた。この溶液を8 mlのりクロ
プレツブRP−18樹脂に吸着さぜることにより脱塩し
た。樹脂を50mgの3:7メ5’ / −ル0. I
 M燐酸カ!J ’7 ム1u117.0および30 
meの3ニアメタノール−蒸留水で連続的に洗浄した。
次に、樹脂を30 ryeの9:lメタノール−水で溶
出した。溶出液は、約21ηの実質上純粋なディフィシ
ジンを含んでいた。
上述A部の水抽出後酢酸エチル溶液2.1リットル中の
1.7リツトルを40℃で油状にまで濃縮し、9:1メ
タノール−勢で915 tneに稀釈した。不溶物を遠
心分離により取シ除いた。澄明な遠心分離液を、9:1
メタノール−水で充填したDEAE・セファデックス八
−25(アセテート・サイクル)600ゴのカラムに2
0mg1分で吸着させた。この樹脂を4リツトルの9二
1メタノール−水で洗浄した。粗ディフィシジン成分を
樹脂から9=1メタノール−水中3%塩化アンモニウム
で溶出し、その間一連の100 m1分画を集めた。
450 rneの濃厚区分、分画7−10は高速液体ク
ロマトグラフィー検定によりディフィシジンl G 0
7+17を含んでいた。濃厚区分を916 tneの水
で稀釈し、180+ngのダイアイオン(Diaion
 ) II P −20樹脂に18 me 7分で吸着
させることにまり脱塩した。樹脂を600 meの水、
600 meの0.1M燐酸カリウムl)II 7.5
および再度600 meの水で連続的に洗浄した。メタ
ノールによる樹脂の溶出で17の総置体を含む208 
ndlの抗生物質濃厚区分を与えた。試料を100nr
eK濃縮し、233m1の0.05 M燐酸カリウムp
117で稀釈し、190 〃tのりクロブレツブRP−
18樹脂、25−40ミクロンのカラム上に仕込んだ。
次いで、1:1メタノール−0,05M燐酸カリウムp
117.10ゴ/分で(分画jl −40)続いて50
%メタノールから90%メタノール緩衝液の直線勾配に
より(分画4l−280)溶出した。全分画は各10m
1であった。高速液1本クロマトグラフィー検定および
ヒフリオパーコランス(Vibrio percola
ns )に対する生体外(in vitro ) 寒天
平板拡散検定に基き分画222−237をまとめた。
154 meの濃厚区分は115 mete)ディフィ
シジンを含んでいた。試料を170 meの0.05M
燐酸カリウム1)II 7で稀釈し、95m(!のフォ
トマン・パーティシル(Whatman Partis
il )M2O10/250DS−3カラム(内径2、
2 on X 25 an )、10ミクロン、上に吸
着させた。カラムを10nt1分で55:35メタノー
ル−0,05M燐酸カリウムpH7(分画1−89)、
70:30メタノール−緩衝液(分画9o−i49)、
および75:25メタノール−緩衝液(分画150−2
30)で連続的に溶出した。全分画は各5mlであった
分画180−220を併合し、34ゴにまで蒸発させた
。得られたミルク状の懸濁液が透明になるのに充分な量
のメタノール(11n1g)を添加した。その溶液を2
me1分で18〃Iのダイアイホン)i P −20樹
脂上に吸着させた。
樹脂を4.0dの3=7メタノールー水で洗浄した。樹
脂をメタノールで溶出し、本質的に純粋なディフィシジ
ン・カリウム塩83■を含む濃厚区分を得た。水からそ
の抗生物質を凍結乾燥することにより、白色無定形固体
を得た。それについて以下に述べる分析結果が得られた
一水、メタノールおよびエタノールのような低級アルコ
ールに可溶 一〇、1重量パーセント水溶液のI)116.9235
 nm 866 263 nm 316 273 nm 415 283 nm 、 328 マススペクトルテータ 品分11+’l能ff41h1−訓により、トリメチル
シリル化の際、試オー1は分子式C3,II、、 06
P :分子量544(ジーTMS9導咋、m/z 68
8.3744 )に対応するジーT M S訪導体(M
 TMSp )としてm / z 688.3741の
位置に分子イオンを示しだ。陰イオンF A B [F
ast Ato、mBombardment高速原子衝
′J賢:l]分析の結果ハソの分子量算定(観察(M 
−H) 、m / z543)を確証しだ。
’IINMRスペクトル スペクトルは第1図のように測定された。
スペクトルは20%CD30D/CD偽 中22℃(約
5 mW / 0.35 me ) 300 MHz 
で記録されており、ケミカルシフトは内部標準テトラメ
チルシランをゼロppmとした相対値ppmで示されて
いる。
”’CNMRケミカルシフト スペクトルは、20%CD−〇D/cD偽中5℃で記録
された。ケミカルシフトは内部標準テトラメチルシラン
(TMS)のダウンフイーノしドにppH+で表示され
ている。lIRM Sデータと一致して、31個の炭素
原子は以下のケミカルシフトで認められだ: l 6.
8.18.7.2060.23.2.24.9.30.
7(2x)。
32.7.35.9.39.0.39.5.41.5.
71.7.74.2.111.7.115.4.120
.7.123.6.124.2.125.0.126.
1.127.0.127.2.129.7.133.2
.133.7.134.6.139.1.141.1.
146.2.172.7 ppm0実施例3 培地の調製 培地Aは以下に挙げた成分を蒸留水中に懸濁することに
よ!ll調製した。50#+7!のこの懸7蜀液を邪魔
板3個つき250rneフラスコおよび500 meを
邪魔板3個つき2000mg容フラスコに分配した。フ
ラスコは綿栓し、121℃1.約1.26Kf/cac
 18 P S I )で30分間オートクレーフし/
ζ0 。
培地Bは以下に挙げた成分を蒸留水中に懸濁することに
より調製した。pHは指示されているように調製し、こ
の培地951ノツトルを14リツトルのニュー・ブラン
スフ゛イック・サイエンティフィック(New Bru
nswickScientific ) のミクロフェ
ルレム(Microferm)ファーメンタ−1MF−
114型にイ士込んだ。
ファーメンタ−を無攪拌、121℃、約1.26KV/
cn! (18P S I )で120分…]オートク
レーブした。オートクレーブ後、培地を機械的に攪拌、
通気し、28℃に冷却した。
培地Cは以下に挙げた成分を蒸留水cl+にp、B濁し
、沸騰するまで加熱し、’18X150+nm試験管に
12m1分配することによシ調製した。
試験管を121℃、約1.26Kg/Cn1(18PS
 I )f2 o分間オートクレーブの後、試験?I゛
を傾斜状に置き、培地がスラントに固化するようにした
ATCC39374培養の凍結乾燥試験管を無菌的に培
地Aの邪魔板3個つき250 me容フラスコに接種し
、220RPM28℃で24時間インキュベートした。
このタネ培養をC培地のスラント12本に接種するのに
用いた。一度接種した後、スラントを96時間28℃で
インキュベートし、冷蔵した。上述のように調製したス
ラントの一部を培地Aの250 meフラスコに接種す
るのに用いた。フラスコは220RPM28℃で24時
間インキュベートした。この第1段階タネフラスコの3
俤を培地Aの2000 rnlフラスコの接種に用い、
これも又220RPJ 28℃で24時間インキュベー
トした。この第2段階タネ・フラスコを直接ファーメン
タ−の接種に、あるいは第3段階のタネの接種に用いる
ことができる。第3段階のタネを用いる際は第2段階の
タネの3%を培地Aのもう−りの2000 meフラス
コへの接種に用いた。第3段階のタネを28℃、220
10〕Mで24時間インキュベーション後、そのフラス
コを用いて・培地B含有ファーメンタ−へ接種した。
ティフィシジンおよびオキシディフィシジンの生産 」二連のように調製し、前述の第2または第3段階のタ
ネ・フラスコを接種した培地Bを含むファーメンタ−を
28℃、300−40ORP M、 0.3 vvm空
気下でインキュベートした。発泡制御の必要があるので
無菌ポリグリコールP−2000を添加した;ファーメ
ンタ−中のポリグリコールp−2000の全量は1係(
v/v)を越えなかった。発酵は88時間で終了した。
ファーメンタ−から引き出した試料をメタノール(全培
養液1部にメタノール2部を加える)で抽出し、産物形
成を高速液体クロマトグラフィーにより検定した。試料
の様相、2つの発酵の平均値を表111に示す。収穫し
たファーメンタ−は、処理する寸で4−10℃に貯蔵し
た。
培地A: ’i/l トリブチカーゼペプトン 25 スクロース 10 太豆粉 lO 可溶性澱粉 10 CaCO5i 。
グルコース 5 牛肉エキス 1 麦芽エキス 1 酵母エキス 1 コーンステイープリカー 0,5 (Corn 5teep Liquor )大豆油 o
、 i 大豆トリブチカーゼ 0.1 1)116.8(そのまま) 培地Bニ アミ− デキストリン 40 ツルラツク(5olulac ) 7 酵母エキス 5 Coα、−6H200,05 ホ+J クリ:] −ルP−20005mg/L培地C
: f/L 寒 天 20 麦芽エキス lO デキストロース 4 酵田エキス 4 I’117.0 表 Ill ディフィシジンおよびオキシディフィシジンの14−リ
ットル発酵の活性の様相 16 ’ 9.2 12.2 2B 25.6 61.1 40 27.2 61.8 53 41.4 116.4 64 46.5 132.7 8B 55.4 149.2 これらの発酵結果は生産されたディフィシジン:オキシ
ディフィシジンの比が約3:1である点で異常と思われ
る。この比が約1:1に観察されるのがより普通である
実施例4 ディフィシジンの単離 上述の実施例3で記載された発酵分からの約11リツト
ルの全培養液(pH6,5)を約88時間口に収穫した
。培養液pHを水酸化ナトリウム水溶液で7.3に調整
した。培養液に4.8リツトル量のイソプロパツールを
添加した。完全に攪拌した後、培養液を遠心分離で清澄
にしだ。14.4リツトルの清澄培養液状オ」を100
+nl/分で1リツトルのドウエクス(Dowex )
 I X 2 ((IJ−)樹脂50−100メツシユ
に吸着させた。樹脂を2リツトルの蒸留水で洗浄し、1
001n1.7分で9=1メタノール−水中、3%塩化
アンモニウムにより溶出した。溶出物を8本の500−
分画に集めた。1.5リツトルの濃厚区分(分画2−4
)を3リツトルの水で稀釈し1.100 m17分で夕
゛イアイオンHP −20樹月旨の1リツトJレカラム
上に吸着させた。樹脂を2リツトルの3=7メタノール
ー水、1.5リツトルの0.1M燐酸カリウムI)11
7および2リツトルの水で連続的に洗浄した。樹脂をメ
タノールで溶出し、2.57の29チ純度のディフィシ
ジンを得た。
溶11旨1kを:30 meに0縮した。籏縮液10 
me(250mgディフィシジン)を0.05 M燐酸
カリウムl)I+ 7.1で15.4 ntに稀釈し、
カール・フィッシャー(Karl Fisher )分
析により分析した試Jii口」」の含水量を50襲にし
た。
15、4 mlの試料をl:1メタノール−0,05M
燐酸カリウムpH7,1中100 rnlのセファデッ
クスL H−20樹脂でクロマトグラフにかけた。流速
は2.5+nl/分であった。ディフィシジンは保持時
間1,75力ラム体積で溶出しプこ。2 Q Omeの
濃厚区分を150 ntの水で稀釈し、8me 7分で
、3ニア)’51)−/L−水で平衡化した8 0 m
l、のダイアイオンHP −20に吸着させた。樹脂を
100 rnlの3ニアメタノール−水で洗浄し、20
0+++gのメタノールで溶出した。溶出液雌厚区分は
80 mlで、2561ngの56チ純度ディフィシジ
ンを含んでいた。溶出液40 nt量を4ゴに濃縮し、
0、03 M燐酸カリウムp117で8.2 meに稀
釈し、65 : 35メタノール−0,03M燐酸カリ
ウム緩衝液で平衡化しておいた9 5 meのフォトマ
ン・パーティシルM20 10/25 0DS−3カラ
ム(10ミクロン)上に仕込んだ。
カラムを75:25メタノール−緩衝液で溶出し、溶出
液を一連の10 me分画に集めた。
分画31から40を併合し、30チ以下のメタノールを
含む溶液にまで濃縮し、2.5m11分で2.5 ml
のダイアイオンHP −20樹脂上に吸着させた。樹脂
を100 mlの3ニアメタノール−水で洗浄した。メ
タノールでの溶出により54■のほとんど純粋なディフ
ィシジンを得た。抗菌物質は分解を最小にするだめに一
80℃でメタノール中に保存した。一部を水から凍結乾
燥し、物理化学的特性測定用の試別とした。’I−IN
MRスペクトルおよびマス・スペクトルはこの産物が上
記の実施例2のD工程で評価した産物と同一であること
を示 し2 プこ 。
実施例5 オキシディフィシジンの製造 オキシディフィシジンの製造に3つの異なる発酵過程を
用いた。
A*に’i’;地の調製 以下に述べる培地Aは、下に挙げた成分を蒸留水に溶j
Q’「シ、滅菌前に濃塩酸または50チ水酸化ナトリウ
ムによりpHを7.0と7.2との間に調整することに
よって調製した。この培地50ゴを邪魔板3個つき25
0rn1.容振盪フラスコに分配し、500m(Iの同
一培地を邪魔板3個つき2000m1容振盪フラスコに
分配した。フラスコを綿栓し、オートクレーブ中で12
1℃で25分間加熱することにより滅菌し、室温にまで
冷却した。
培地A チ デキストロース 0.1 可溶性澱粉 1.0 牛肉エキス 0.3 アルダミン(Ardami ne )pH0,5NZア
ミンE型 0.5 Mg504・71120 0.005 燐酸緩衝液(1)2.0 me CaCO,、(2)0.05係 (1)燐酸緩衝液 チ KH2po、 9.1 NaJIPO49,5 pH−7,70 (2) l)I+を適当なレベルに調整した後添加以下
に述べる培地Bは、ニュー・プランスブイツク・サイエ
ンティフック(New13runswick 5cie
ntjfic ) の栄養滅菌器N5−20型中で、以
下に挙げた成分を蒸留水に)冒濁、滅菌前に濃塩酸また
は50チ水酸化ナトリウムで1u11を7.2および7
.4の間に調整し、121℃、約1.26 h/cal
(1平方インチ当り18ポンド)で20分の加熱で滅菌
することにエリ調製した。14リツトルの電(眞的に組
合せたニューOプランスブイツク・サイエンティフィッ
クのミクロフエルム(Microferm)ファーメン
タ−1MF−114型をジャー中100 meの蒸留水
と共にオートクレーブ内で121℃、約1.26 Kg
 / c++t (−平方インチ当り18ボンド)で9
0分間加熱することにより滅菌した。栄養滅菌器からの
9.5リツトルの冷却培地Bを滅菌ファーメンタ−中に
無菌的に移し温度を約28℃に調整した。
培地B チ デキストリン 4.0 醸造可溶物 0.7 酵母エキス 0.5 CoCt2 ・6H400,005 培養の展開 バチルス ズブチリス(Bacillus 5ubti
lis)ATCC39320の凍結乾燥体を無菌的に開
き、」二連のように250 tneの培地Aを含むフラ
スコへの接種に用いた。フラスコは、220 rpm回
転振盪機上で28℃24時間インキュベートした。タネ
は引続き第1のフラスコから15m/!ずつを培地Aを
含む2000nre振盪フラスコ3本に無菌的に移すこ
とにより増殖させた。その2000 me振盪フラスコ
を220℃四回転振盪機上で28℃24時間インキュベ
ートした。タネ工程における最終p11測定値は、7.
20から8.35の範囲であった。
製造 2000mgフラスコ1本を用いて、前述のように調製
した14リツトル容器の各々へ接種した。接種直後にフ
ァーメンタ−の条件を28℃(27,9乃至28.3℃
)、300rpmおよびKdWが2.35 X 10−
’ gram、 moles02 /me/ h r 
/ a t mに相当する2リットル/分通気に設定し
た。発酵の間に発泡制御のために必要に応じポリグリコ
ールP−2000を添加したが、0.04%を越すこと
はなかった。
接種77時間後に攪拌および通気を、KdWが1.3 
X 10 ”−’ gram、 moles O2/m
e/ hr/at+nに相当する2 00 rpmおよ
び1リットル/分に減じた。ファーメンタ−をインキュ
ベーション89時間後に収穫した。ファーメンタ−j1
過培養液試料について抗菌およびpH分析を行なった。
そのデータを以下に示す=0 6.66 0 17 7.20 26 29 7.22 35 41 7.08 34 53 7.08 35 65 6.65 28 77 6.45 29 89 6.35 29 (1)約12.5 mm (1,/2 ″)からの阻止
領域mm。
50μt/平板 B、 培地調製および培養の展開は上のAに述べたのと
同じである。
生産 2000−フラスコ1本を用いて、前述のように調製し
た14リツトル容器の各々に接種した。接種直後にファ
ーメンタ−の条件を28℃(28,0乃至28.3℃)
、300rpmおよびKdwが2.35 X 10−’
 gram、 moles02 / me / hr 
/ atmに相当する2リットル/分通気に設定した。
発酵中に発泡制御のだめに必要に応じてポリグリコール
P−2000を添加したが、0.04%を越すことはな
かった。ファーメンタ−を接種後41時間に収穫した。
ファーメンタ−濾過培養液試料について抗菌およびpH
分析を実施した。そのデータを以下に示す: Q 6.64 0 17 6.40 0 29 6.38 35 41、 6.45 32 (1)約12.5 mm (1/2つ平板からの阻止領
域■50μt/平板 C0培地調製は上のAに述べたのと同じである。
培養の展開 バチルス・ズフーチリス(Bacillt+s 5ul
jtilis)ATCC39320の凍結乾燥菌体を無
菌的に開き、上述のように、250Ineの培地Aを含
むフラスコへの接種に用いた。フラスコは220 rp
m回転振盪機上で28℃24時間インキュベートした。
タネは引続き第1のフラスコから2 meずつを培地A
を含む振盪フラスコ4本に無菌的に移すことにより増殖
させた。
これら4本のフラスコは220 rpm回転振盪機上で
、28℃24時間インキュベートした。
24時間後、4本のフラスコをまとめて15meずつを
培地Aを含む2000 me振盪フラスコ4本に無菌的
に移した。これら2000 meフラスコを22 Or
pm回転振盪機上で28℃24時間インキュベートした
。タネ工程における最終p11測定値は7.21から8
.35の範囲であった。
生産 2000 ntフラスコ1本を用いて、前述のように調
製した14リットルファーメンタ−容器の各々へ接種し
た。接種直後にファーメンタ−の条件を28℃(27,
5から28.2℃)400 rpmおよびKdwが3.
8 X 10−’ gram。
moles 02/ me、/ hr / atmに相
当する3リットル/分に設定した。発酵中に発泡制御の
ために必要に応じてポリグリコールP −2000を添
加したが、0.23%を越えることはなかった。接種6
5時間後に攪拌を20 Orpmに低下させ、I(dw
を1.75 X l O’ gram。
moles O2/ me / hr / atm V
C減少さぜた。ファーメンタ−を接種89時間後に収穫
した。
4つのハツチを01合し、回分倶給式(baLcl+−
fed )シャープレス遠心°分前機テ30.00 O
rpmて遠心分1ζ1]シた。上7(′7′、企もう2
回遠心分離し、清1f7な」二l(Σをイ!Iだ。ファ
ーメンタ−91過」8養液試別について抗菌およびpH
分析を行なった。
4本の14リツトル・バッチの平均値のデータは以下の
通りであった: 0 6.93 5.8 17 6.57 19.8 29 6.38 27.7 41 6.07 26.7 53 G、11 26.7 65 5.96 27.0 77 (i、50 27.5 89 6.05 26.5 (1)約12.5 am (1/2つ平板からの阻止領
域酬、50μV平板オキシテイフイシジンの111.削
及び精製上記実施例5に記載した、同一条件で生育さぜ
/こ14リツトル発酵4本からの全培jW液をイノ1合
し、ターボシャープレス遠心分離機にかけた。清澄遠心
上澄28.3リツトルを濃塩酸でI)114.8に調整
し、2.1リツトルのローム・アンド・ハース社のアン
バーライトXAD−2樹脂上に吸着させた。次に樹脂を
同じ流速で8リツトルの水により洗浄した。抗生物質活
性分を樹脂から6リツトルの酢酸エチルで溶出し、1つ
の分画に集めた。溶出液は約0.8リツトルの暗色水性
下層を含んでおり、これを取除き廃棄した。酢酸エチル
層を無水硫酸ナトリウムで簡単に乾燥し、次に400m
1まで濃縮した。
粗抗菌成分を、酢酸エチル濃縮物を攪拌しつつ、2.5
N水酸化ナトリウムで水層のpHを8.5に至らせつつ
150 tnl、の水を用いて水へ逆抽出した。yJ<
 !4L抽出物を除去し、水抽出後の耐酸エチルを再び
pH8,5の100m/の水で抽出した。最終の第3回
ロノ1u118.5 (f) 70 meの水での抽出
の後、3つの水性抽出物を併合し、l3118.5に調
整した。最終体積は360 me試別を一80℃で凍結
保存した。
B、はとんど純粋なオキシディフィシジンの単離 上記A工程からの併合水性抽出物を融解し、205 m
eに濃縮し、15ゴのIM燐酸カリウムp117で緩衝
化した。この溶液215 ml量を流速20m11分で
500 ml、のダイアイオンII P −20に吸着
させた。樹脂を1.5リツトルの水、1.5リツトルの
1=1メタノール−0,1M燐酸カリウムpH7および
1.5リツトルの65二35メタノール−0,1M燐酸
カリウムp117で段階的に洗浄した。オキシディフィ
シジンを9:1メタノール−水で樹脂から溶出した。溶
出物を20rne分画で集め、高速液体クロマトグラフ
ィーにより検定した。分分画20から35をイJ(ぜ、
50 meに濃縮(1)シA二。pl+ 7. ’5 
:高速液体クロマトグラフィー検定によりオキシディフ
ィシシン430 mV。
(1)の49 ml量(421rngオキシディフィシ
ジン)を1=4メタノール−水中リクロプレツプ10)
−18樹脂〔イー・メルク(LMerck)25−40
ミクロン) l 70 mlのカラムに仕込んだ。先ず
、カラムを流速約3.5me 7分で250 meの1
:4メタノール−水により溶出した。溶出物は廃棄した
。カラムを次に同じ流速で1=1メタノール−水により
溶出した。一連の20 me分画を集めた。紫外線及び
高速液体クロマトグラフィー検定に基き、分i+jj 
27から38をほとんど純粋なオキシディフィシシンと
して併合した。−80℃における保存中の凍結を防ぐた
めに、その分画に100 mlのメタノールを添加し、
メタノール濃度を65チにした。最終体積360 ml
で378mgのほとんど純粋なオキシディフィシジンを
含む。
試別は一80℃で保存した(1■)。
薄層クロマトグラフィ゛−シスチムニフォトマン(Wh
atman ) KC1gF逆相平板9:1メタノール
−0,1Mクエン酸ナトリウムI)116.0 5〜/ meのオキシディフィシジン水溶液(上記13
工程からの試It (11) ) 100 atに10
 at (7)0.25 MT RI S塩酸緩衝液お
よび5μtの子牛腸粘膜アルカリ性フォスファターゼ(
2000単位/ IIξe1ピー・エル・バイオケミカ
ルス社(P−L BiochemicalsInc、)
)を添加した。28℃で60分間インキュベーションし
た後に大部分のオキシディフィシシン(Rf O,59
) は、燐酸検出用のハーネ(Ha+le’s )試薬
に陰性の新物質(Rf 0.38 ) に変換していた
D、物理化学的および生物学的特性解析のだめのほとん
ど純粋なオキシディフィシジンの単離 上記実施例5に述べたオキシディフィシジン生産生物に
関する発酵研究の結果から良好な抗生物質力価を有する
3つの培養液が得られた。
バッチ 全培養液体積 pH 16,7リツトル 6.3 2 6 リットル 6.2 3 7.3リツトル 6.1 粗オキシデイフイシジンを以下の手法により各々のバッ
チよりそれぞれ単離した。全培養液(6−7リツトル)
を濃塩酸でpt+ 4.8に調整した。後続のXAD−
2吸着段階でカラムをつめる可能性をさけるために培養
液を遠心分離にかけ、細胞体を除くのが有利であること
が認められた。しかし、全培養液から、直接オキシディ
フィシジンをXAD−2樹脂に吸着させることが可能で
あることが示された。培養液(清澄化したものまたは全
部)を70−7分で700−のローム・アンド・ハース
社のAnberlite X A D 2樹脂上に吸着
さぜた。樹脂を2.5リツトルの水で洗浄した。
粗オキシディフィシジンを2.5リツトルの酢酸エチル
で溶出した。酢酸エチル溶出液の下部水層を廃棄しだ;
上層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、約300meV
C濃縮した。酢酸エチル濃縮物はB段階で述べたように
pl+ 8.5で100 me、 50 tneおよび
30 mllの水で連続的に逆抽出した。併合した水性
抽出物をpH6,8に調整し、−80℃で保存した。
バッチ1.2、および3の水14L抽出は、溶は込んで
いる酢酸エチルを除くために各々150−200 me
 K 9縮した後、併合した。
その溶液を10rneのIM燐酸カリウムI)I+ 7
で緩衝化し、流速20d/分でダイアイオンII P 
−20樹脂上に吸着させた。カラムを1.4リツトルの
0.1 M燐酸カリウムpH7,1,4リツトルのl:
1メタノール−0,1M燐酸カリウムpH7で連続的に
洗浄した。次にカラムを20 lne 7分で9:1メ
タノール−水により溶出した。溶IJi物を体積各22
0+n(。
100 me、 200 me、および21011Ie
の5分画(分画1−5)に集めた。高速液体クロマトグ
ラフィー検定およびビブリオ・パーコランス(Vibr
io $ ) に対する寒天平版拡散検定に基き、分画
3および4をオキシディフィシジン区分(III )と
して併せた;高速液体クロマトグラフィー検定によシ約
350クオキシデイフイシジン。
試別(III )を45meVC儂縮し、pl17.0
に調整した。濃縮物を水中のりクロプレツブRP−18
樹脂(イー・メルク、25−40ミクロン) 17 O
Iieカラム上に仕込んだ。カラムを先ず450ゴの水
で洗浄した。カラムをさらに600 meの1:1メタ
ノール−水で次いで1.1リツトルの65:35メタノ
ール−水で溶出した。溶出液を20m74分画で集めた
紫外線及び高速液体クロマトグラフィー検定に基き、分
画28−42を併合した。−80℃保存中の凍結を防ぐ
目的で貯めた分画(」V)に100 ml、のメタノー
ルを添加した。体積380m1.試別を凍結乾燥し、2
38■のほとんど純粋なオキシディフィシジン(V)を
得た。窒素下−80℃で保存した。
E、オキシディフィシジン(試F1.V)の物理化学的
!1′ケ性 紫外線スペクトル(0,1M燐酸カリウム中)235 
nm 750 266 nm(sh) 304 275 nm 376 284 nm(sh) 307 (IV )から(V)への凍結乾燥の間に、オキシディ
フィシジンの10−15%の分解が生じ得る証拠がある
。(V)の凍結乾燥重量と(IV )の紫外線分析に基
いて、Ai”m (275nm ) −438が算定される。
マススペクトルデータ 高分解能質量測定り、電子筒118マス・スペクトル(
E I −MS )は、分子式”l H4103(割算
値4(i2.3134)に対応する+ M−H,、PO4イオンをm / z 462.309
5に与えた。高質量領域の他の有意なイオンはmlz4
44.381、および349に生じた。トリメチルシリ
ル化の際、試別は分子式c、、)H4,o7p (分子
量560)(トリーTMS誘導体の割算値m / z 
776.4089 )に対応するトリーTMS訪導本(
M −7MS3)としてm / z 776.4100
の位置に分子イオンを示したatノーT M S (m
ono−TMS )誘導体としてmlz462.381
および349に相当する適切なEI−MSを確証する他
の有意なイオンおよびその対応する正確な質量値および
分子式は以下のようである: 実測値 計算値 分子式 5式% スペクトルは、CD、OD/CDα、(約1:1)中、
0℃(1211Ni10.35m)で記録された。
ケミカルシフトは、テトラメチルシラン(TMS )内
部標準のダウンフィールドにppmで与えられている。
マス・スペクトル・データと一致して、31個の炭素原
子は以下のケミカルシフトで認められている: 16.3、i 6.7.18.8.24.1.26.1
.31.3(2x)、33.5.362.41.8.4
6.6.72.5.74.5.75.2、l 14.1
.115.4.121.3.12’4.8.125.0
(2X)、125.2.126.6.1273.129
.4.133.9.134.0.137.1.13.9
.o、141.2.144.61.17、.3.5PP
”。
33.5および72.5 ppmのピークは、゛燐酸基
の311) とのカップリングによって二重線として出
現している。
スペクトルは第2図のように測定された。
スペクトルは、J 00 MHz z CD30 D 
/CDα3(約1:1)中θ℃(約41ng10.35
m6)で記録された。ケミカルシフトは内部テトラメチ
ルシランをゼロppmとした相対値ppmで示されてい
る。
薄層クロマトグラフィーデータ ーフォトマンKC,8F逆相平板 9:1メタノール−0,1Mクエン酸ナトリウム、pH
6,ORf = 0.59 −視覚化の方法 1)短紫外線光下の照明 2)燐酸エステルにだいするハーネ(Hane’s)試
薬(モリブデン酸アンモニウム− Hceo* )噴霧 マススペクールの結果は、抗生物質オキシディフィシジ
ンの分子式をC,、11,,07P (分子量560)
と確定した。トリス(トリメチルシリル)−オキシディ
フィシジンの分子イオンからH,PO4・2 TMS 
が容易に消失することは燐原子が、燐酸モノエステルと
して存在することを示唆する。このことは、ハーネ試薬
試験(薄層クロマトグラフィー)陽性および上記C段階
に示したアルカリ性フォスファターゼによりオキシディ
フィシジンが容易に失活することで支持される。NMR
デークは、オキシディフィシジンの構造が燐酸に加えて
以下のものを含むことを示唆する。
−8つのオレフィン結合、その中2つは末端のメチレン −1つのエステル寸たはラクトン機能 −1つの水酸基および −1つの環
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例2において得られたディフィシジンの’
H−NMRスペクトル(20%CD30D/CDCe3
中、22℃、300 MHz)である。 第2図は実施例6において得られたオキシディフィシジ
ンの”II−NMIζスペクトル〔CD30D/CDc
7!3(約1=1)中、0℃、300 MHz )であ
る。 出願人 : メルク エンド カムパニーインコーポレ
ーテッド p続補正書 昭和59年8月13日 4、¥訂庁長官志賀 学殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第120045号 2、発明の名称 ディ、イ、、7および揃鷲11にMWWB2補正をする
者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 (1)明細書第70頁第2行目の r200mC1および210ml1l」をr200m6
.200mff、および210mI!Jと訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 19式 (式中、RaおよびRbが水素;アルカリ金属およびア
    ルカリ土類金属陽イオン:アンモニウム;および置換ア
    ンモニウムからなる群より独立的に選択された置換基で
    あり、まだR1は水素または水酸基である)を有する化
    合物。 2、R’が水素である特許請求の範囲第1項に記載の化
    合物ディフィシジン。 3、It’が水酸基である![8許請求の範囲第1項に
    記載の化合物オキシディフィシジン。 4、水性栄養培地中、制御されたむ気条件下におけるバ
    チルス・ズブチリス(Bacillussubt目is
     ) ATCC39320の培養を包含する特許請求の
    範囲第1項に記載の化合物の製造方法。 5、水性栄養培地中、制御された好気条件下におけるバ
    チリス・ズブチリス(Bacillussubtili
    s ) ATCC39374の培養を包含する特許請求
    の範囲第1項に記載の化合物の製造方法。 6、特許請求の範囲第1項記載の化合物の有効抗菌量と
    、薬学的に許容される担体とを含んでいる細菌増殖PJ
    iLL用の薬学的組成。 7、特許請求の範囲第1項記載の化合物の有効抗菌量を
    静脈内、筋肉内、もしくは皮下に投与することからなる
    哺乳動物における細菌感染症の治療方法9. 8、下記の化学的および物理学的/l、、ll性をイj
    する化合物ディフィシジンニ ー水、メタノールおよびエタノールの如き低級アルコー
    ルに可溶; 一爪量濃度0.1%の水溶液のpH6,9;235 n
    m 866 263 nm 316 273 nm 415 283 nm 328 マススペクトルデータ 高分解能質量測定により、トリメチルシリル化の際、試
    料は、分子式c3. ■14.+ Oa P :分子量
    544(ジーTMS誘導体の言1算値、m/Z688.
    3744)に対応するジーT十 MS誘導体(M −TMS、)として、m / Z 6
    88.3741の位置に分子イオンを示し、陰イオン高
    速原子雨季分析の結果は、その分子量算定(観察(M 
    −H) ’−1m / Z 543 )をf11′証し
    た、’IINMIζスペクトル スペクトルは第1図に示され、スペクトルは20 % 
    CD30D/CDC4,中、22℃(約5m7 / 0
    .35 me ) 300 MIIz で記録されてお
    υ、ケミカルシフトは内部テトラメチルシランをゼロp
    pmとした相対値ppmで示されている、 ”CNMI七ケミカルシフト スペクトルは、20チCD3oD/cDα3 中、5℃
    で記録され、ケミカルシフトは内部テトラメチルシラン
    (’I’MS)標準値のダウンフィールドにppmで表
    示されていてHRMSデータと一致して、31個の炭素
    原子は、以下のケミカルシフトで認められだ:16.8
    .18.7.20.0.23.2.24.9.30.7
    (2X)、32,7.35.9.39.0゜39.5.
    41.5.71.7.74.2.111.7.115.
    4、120.7、 L23.6、124.2.125.
    0、126.1、127.0、127.2.129.7
    、133.2、133.7、134.6.139.1、
    141.1、146.2、172.7PPm。 9、 下記の化学的および物理学的特性を示す化合物オ
    キシディフィシジン: 235nm 750 266nm(sb) 304 275nm 376 284nm(sh) 307 (1■)から(V)への凍結乾燥の間に、オキシディフ
    ィシジンの10−15%の分解が生じていると思われる
    証拠がちシ、凍結乾燥した(V)の重量および(1v)
    のUV分析に基くと、Aice、(275nm) −4
    38が算出される、 イオン衝撃マス・スペクトル(El− MS)は、高分解能質量測定によると、M −H3PO
    4イオンを分子式c3. I(4203(462,31
    34と計算)に対応するm/z462、3095位に示
    し、高質量域における他の有意なイオンは、m/z44
    4.381および349に出現しており、トリメチルシ
    リル化の際は試別は分子式C31144507P (分
    子量5(30) l’リーTMS誘導体での算定値m 
    / z 776.4089 )に対応するトリーTMS
    誘導体(M −TMS3 ) として、m / Z 7
    76.4100位に分子イオンを示し、尼ノーTMS誘
    導体としてm / z 462.381および349に
    相当する適切なEl−MSを確証するA包の有意なイオ
    ンおよびその対応する正確な質量値および分子式は以下
    の通りである: 実測値 割算値 分子式 534.3528 534.:3529 C311L1
    203・TMS+453.2881 453.2825
     Cz5H3303・TMS。 421.2998 421.2927 C25H3:+
    O・’rMs 。 299.06(i9 299.0720 n3po4−
    ’rMsJ−cn3*TMS=S 1c311B 13c NMRケミカルシフト スペクトルは、CD30D/CD偽(1:1)中、0℃
    (12mg/ 0.35 me )で記録され、ケミカ
    ルシフトは、内部テトラメチルシラン(T M S )
     標準のダウンフィールドにppmで与えられていて、
    マス・スペクトル・データと一致して3iaの炭素原子
    は以−トのケミカルシフトで認められている:16.3
    .16.7.18.8.24.1.2 G、1.31.
    3(2x )、33.5.36.2.41.8.46.
    6.72.5.74.5.75.2.114.1.11
    5.4.121.3.124.8.125.0(2x)
    、125.2.126.6.127.3.129.4.
    133.9.134.0.137.1.139.0、1
    41.2、144.6、173.5pp”。 33.5および72.5 ppmのピークは、燐酸基の
    31p とのカップリングによって二重線として出現し
    ている、 ”IINMRスペクトル スペクトルは第2園に示され、スペクトルは、300 
    MHz 、CD30D/CDα3(約1=1)中、0℃
    (約4 ’IQ / 0.351nl )で記録され、
    ケミカルレフトは、内部テトラメチルシランをゼロpp
    lT+とした相対値ppmで示されている。
JP59120045A 1983-06-13 1984-06-13 デイフイシジンおよび誘導体抗菌物質 Granted JPS6069085A (ja)

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US06/503,951 US4545991A (en) 1983-06-13 1983-06-13 Difficidin and derivative antibacterials
US503951 1983-06-13

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