JPS6069044A - ポリクロルメタン類の製造方法 - Google Patents

ポリクロルメタン類の製造方法

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JPS6069044A JP59116811A JP11681184A JPS6069044A JP S6069044 A JPS6069044 A JP S6069044A JP 59116811 A JP59116811 A JP 59116811A JP 11681184 A JP11681184 A JP 11681184A JP S6069044 A JPS6069044 A JP S6069044A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、選定された量の3種のポリクロルメ 。
タン類CH,CI、、CHCl3及びCCl4の同時製
造を可能ならしめる、塩化メチルの地累化によるポリク
ロルメタン類の製造方法に関する。
CM3C,l f)tM’A化によってポリクロルメタ
ン類を製造する慣用の方法は、実質上はCH2C1t及
びCHCl3の製造法にすぎない。CCl4共生成物は
全生産量の15係未満であり、反応の副生物とみなされ
る。
CCl4の製造は、一般に、塩素化残渣及び(又は)2
〜3個の炭素原子を有する飽和若しくはオレフィン系炭
化水素から出発するいわゆるTetra−per (四
塩化炭素−ベルクロルエチレン)法によって行われる。
しかしながらこのような技術は、無視できないほどの量
で重質(高沸点)の副生物を発生させるものである。さ
らに、これらの方法はエネルギーを多量に消費するもの
である。
慣用の方法におけるこれらの欠点のために、CHsCl
の塩素化により生ずるクロルメタン類から出発するCC
I、の製造が有利となろう。なぜ々らば、この方法が最
近完成したことにより化学的又は光化学的開始剤を用い
て低温で液相でのラジカル型塩素化が可能となったから
である。このような方法は、高い収率が得られること、
分離が簡単であること、厄介な副生物がほとんど製造さ
れないことから経済的な方法である。
しかしながら、実際の技術状態では、決められた量又は
実質的にこれに近い量の3種のポリクロルメタン類の同
時製造は、CH3Clの塩素化反応器とその下流にある
各種の生成物の1製及び分離カラムとから構成された慣
用なユニットにおいては問題を生じることなしには行わ
れない。このような装置系は1五通性を欠いている。事
実、この独のユニットにおいて拘束となる王な点は、C
)12C1,及びc)]q−i3のそれぞれの生成の訓
j兼であると思われる。同時に生成するCCI、の量は
、有効に得られたCH,CI、−CHCl、の割合及び
操作条件に左右される。このCCI、の生成は、他の2
秒のクロルメタン類の生成と比較して少ないだけである
単独の塩素化反応器を備えたム゛1.用のユニットで決
められた量又は実質的にこれに近い罰の3種のポリクロ
ルメタン類を製造しようとすると、これは用いるべき投
資総額に強くはね返る。41実、この棹のユニットでは
融通性のW、′!l整は、CJI、CIの転化率を制限
することにより、そして場合によってはCHe Cl 
tを適宜再循環させることによって得られる。これは、
関保する装置−一式の巨大化として既に現われ、運転コ
ストの増大を伴なう。さらに、一定の反応器の生産率は
、他のこととを一定として、ポリクロルメタン類の生成
の組成に対して敏感である。また、クロルメタンの塩素
化速度は分子中に含まれる塩素原子数が増加するにつれ
て著しく低下することが知られている。即ち、はぼ45
 / 45 / 10重郊チのCI、C1,、CHCl
j及びCCl4のそれぞれの組成に対して100の生産
率を有する反応器では、他のことを同じとして、s 7
. s / 47.5 / 1 sの配分に対してほぼ
65の生産率しか、また2 0/45/35の配分に対
してほぼ30の生産率しか得られないのである。ここで
、生産率とは、反応器の単位容私当りの反応した塩素の
量として定義され、これは反番器の出口ての一定の未反
応地素率に対して規定される。
本発明の方法は、二つの反応器A及びBを並列で機能さ
せ、その際反応器Aは塩化メチルの塩素化を慣用の態様
で行うようにさせ、そして反応器Bは、これに塩素と反
応器Aで製造されたCH,CI、及び(又は) C)I
c1.が供給され、ポリクロルメタン類CHCl、及び
CCl4を同時に或いはCCI、を単独で生成させるよ
うに且つ製造ユニットの組合せに大きな敵うm性を保障
するように作動させることがらカる。
本法によれは、CH2C12、CIC12及びCC14
の生成の調整は、一方で反応器Aで形成される生成物の
配分と量を適合させ、他方で反応器BのCH2Cl、及
びCI(C13の生成とそれらの転化量の比を適合させ
ることによって行われる。
本法の原理を示す第1図を参照すれば本法の機能が容易
に理解されよう。まず、導管1及び2によって反応器A
にそれぞれC12及びCH,CIが供給される。反応生
成物、即ぢHCl −C)i、 CI −ポリクロルメ
タン類は専管5により分離装置りに送られ、HCIはS
管4により排気され、そしてCH,CI及びポリクロル
メタン類は導管5により分離装置Eに送られる。未反応
のCH,CIは専管8により排出されるか又はさらに導
管6により反応器Aに再循環される。製置りのタンクの
底部の温度を制御するためには、専管7によって多少の
CH3Clを再循環することも可能である。ポリクロル
メタン類は導管9によりCHlCl、を他のポリクロル
メタン類から分離するだめの装置Fに送られ、CH,C
I、の全部又は一部が導管12で回収され、或いはその
全部又は一部が導管13により反応器Bに循環される。
最後に残ったポリクロルメタン類は導管11によってC
HCl、を粗製CCl、から分離するだめの装置Gに送
られ、CHC1gの全部又は一部は導管16で回収され
或いはその全部又は一部は導管17により反応器Bに循
環され、そして粗製のCCI、は導管15で回収される
。また、ポリクロルメタン類の導管10及び14により
反応器Bに循環させることも行うことができる。この場
合には、反応生成物に影響しない何らかの量のCCl4
が循環されるものと思われる。このCCl4は反応体の
希釈剤の役目を果し、それにより反応は遅く外る可能性
があり、したがってこの再循環は好ましくは規制しなけ
ればならない。
ポリクロルメタン類を反応器Bに導入する前に、反応器
Bから出る気相を洗浄せしめるガス洗浄装置Cにポリク
ロルメタン類を予め循環させることが有益であろう。
これらのポリクロルメタン類は、反応t= Bにおい−
ch管18により導入されるC1.と反応する。
この反応生成物は、専龜19により分離装gr、 Dに
おいて最も簡単な方法で反応器Aの反応生成物と一緒に
される。
必須ではないが、反応器Bに供給されるクロルメタン類
は、この反応器BがCHz C1を及び(又は)CHC
I3の一定の転化率に対して満足できる選択率及び生産
率を同時に保持するためにはできるだけ少ないCHlC
lを含有することが好ましい。
CH,CI、の転化量とCHC1,の転化又は生成量の
調整は、反応器のCH,C1,及びCl−1cI、の組
成並びにその供!8景を適合させることによって行われ
る。反応器のそれぞれの反応パラメータ、そしてもちろ
ん反応器自体は、反応が液オ+1で行われるように適合
される。各反応器における圧力は一般に近似しており、
HCl−フロルメタン翰の分離が容易になるように選択
されるべきである。
良好な結果は、10〜50バール、好ましくは15〜2
5バールの圧力でもって50〜120℃、好ましくは6
0〜90℃の反応温度について得られる。反応器Aにお
けるCI、のモル数とcnsciのモル数との比は、通
常0.3〜15、好ましくは0.5〜10間である。反
応器BKi人されるcl。
の量は、ポリクロルメタン類のそれぞれの導入量及び(
又は)最終的に得だいと望むポリクロルメタン類の量に
応じて決められる。反応器A及びBにおける塩素化反応
はそれ自体知ら、れており、通常は、化学的又は光化学
的開始剤による開始を伴なうラジカル型の反応である。
反応生成物は反応器A及びBを液状又は気体状で出る。
しかして、必須ではないが、気相に含まれ且つ未転化塩
素の大部分を占める微量の塩素を回収するためにポリク
ロルメタン類により気相を洗浄することができる。この
洗浄は、反応器Bの生成物に対して特に有益である。こ
のような洗浄は、過剰の塩素の回収を可能とし、これに
より反応器の生産率を大いに増大させる。
反応器A及びBの各種の反応生成物については、前記の
一組の分離装置においてこれらの生成物のそれぞれに適
した供用の蒸留灸件下であるものが他のものから分離さ
れる。
本発明の方法は、生μ=率を制約するという問題点を補
助的な単独の反応器Bに集約させ、これによってこの反
応器Bの反応物りがC11tC1z及び(又は)CHC
I、から力るという事実から上記の問題点が非常に著し
く軽減されるというオリ点を与える。他の利点は、従来
法の経済的利点の全てをさらに持っている反応装置の特
に太さなf:1b 非性から生じる。事実、全生産量の
50襲までになり得る一定のcci、生産量に対して、
生産1tの残りのうちのCHt Ch −CHCIgの
配分は広い側合で、そして特に経済的な観点では75/
25〜25/757j7fil[%の間で連続的に変え
ることができる。
下記の実施倒れ本発り1を例示するものであって、これ
を何ら制約しない。
例1 反応器Aに0.15キロモル/hrの液状塩素と018
5キロモル/hrの液状CHsC1を連続的に供給する
。こつ反応器は、十分に攪拌され、15パール(絶対)
及び60℃で作動され、そして水の循環により冷却され
た光化学的反応器である。反応生成物は、ハホ次の組成
を有した(液状混合物+蒸気)。
MCI =27.2重量% CH3Cl = 22.7 CI、:他の化合物の混合物のうちの0.5チ未満 CH,CI、 = 22.1 CHCI、= 22 CCI4 = 6 反応器BK[LD21キロモル/hrの液状塩素と0.
043キc+モy/hrの液状CHCl3を連続的に供
給する。この反応器は反応器Aと同等のものであり、同
じ操作パラメータで作動する。反応生成物はtlは次の
組成を有した(液状混合物+蒸気)。
HCI =118重討チ C12: HCl+cHc Is +CC14混+物の
うちの1%未満 CHCl、= 38.5 CCI4 = 49.7 二つの反応混合物を12バール(絶対)で作動する蒸留
塔に供給し、そこでH,CIを他の反応生成物から分離
する。はぼ次の組成を有する流出物が得られた。
CH,Cl = 22.23(ij% CH2C12=217 CHCI3 = 34.1 CCI4 = 22 このようにして得られた混合物を次いでクロルメタン類
のそれぞれを得るように次に続く蒸留により分離する。
これにより次に相当するものを得た。
CH,CI = 0.089 キo −t=ニル h 
rCH,CI、 = 0.051 CHCI、= 0.058 CCI、 = α029 反応器Bに再循環された0、 043キロモル/ hr
のCHC1,の再循環を考慮すれば、ポリクロルメタン
類の生産率は#1は次の通りである。
CHt CIt = 0.051 キロモル/ h r
CHCI、= 0.015 CCI、 = 0.029 このことから重量割合でCH,CI、及び(JIC1B
をそれぞれ7[L3チ及び297%で含むCH,CI。
とCHC1,の混合物が得られたことになる。
例2 反応器Bに供給するクローロホルムにその約20重量%
に相当する量のcci、を補足添加することを除いて、
例1の条件で試験を行う。例1で得は、反応器Bにおけ
る未転化塩素の増加であった。
例3 反応器Aは、例1に記載のものと同じ条件で操作させる
反応器Bには今度は0.029キロモル/hrの液状c
n、ci、及び005キロモル/ h r の油状塩素
を供給する。これは前記と同じ操作パラメータで作動さ
せる。反応生成物は、はぼ次の組成を有した(液状混合
物+蒸気)。
MCI =30重お膚 C14:全混合物のうちの95チ未満 CI(、CI、= 2 CHCI、= 14 CCI、 = 54 生成物を分離した後、次に相当するものが回収された。
CH,CI、 = 0.053 キロモル/ b rC
HCI、= 0.043 CCI、 = 0.029 反応器BK対して再循環された0029キロモル/hr
のCH,CI、の再循環を考族すれは、ポリクロルメタ
ン類の生産量はほぼ次の通りであった。
CHt C1t = 0.024 キロモル/ h r
CHCI3 = 0.043 CCl4 = 0.029 このことから、11割合でCM、C12及びCHCls
がそれぞtL27.8 %及ヒフ 2.2sテあるC 
B! C1tとCHC1,の混合物が得られたことにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の笑施に用いられる好ましい装置の構
成図である。 A及びBは反応器、Cは洗浄装置、D、E、F及びGは
分離装置である。 手続補正書c方式) 昭和59年10月150 特許庁長官 志 賀 学 殿 事件の表示 昭和59年特 願第116811 号発明
の名称 ポリクロルメタン類の製造方法補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 アトケム 代理人 〒103 住 所 東京都中央区日本橋3丁目13番11号油脂二
1業会を電話273−6436番 氏 名 (6781) 弁理士 倉 内 基 仏間 補正の対象 願書の出願人の徊 妾任状及びその訳文 各1通 明細書 補正の内容 別紙の通り 明細書の浄書(内容に変更なし)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)並列反応器AにおいてCHICIを塩素イヒして
    製造されたCHtClを及び(又は)CHCIgを反応
    器Bにおいて塩素化することを特徴とする、cnscl
    の液相塩素化により選定された蛍のCH2C1z、CH
    Cln及びCCl4を同時に製造せしめる製造方法。
  2. (2)二つの反応器における温度が、10〜50ノ(−
    ルの圧力でもって50〜120℃であることを特徴とす
    る特許−WM釆の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)反応器AにおいてC1!のモル数対CH3Clの
    モル数の比が13〜t5であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1又は2項記載の方法。
  4. (4) CHt CIt及び(又は)CHCIsがCC
    l4で希釈されることを特徴とする特許請求の範囲第1
    〜3項のいずれかに記載の方法。
  5. (5)反応器Bから出る気相が反応器Aから出るポリク
    ロルメタン類で洗浄されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1〜4項のいう゛れかに記載の方法。
  6. (6)反応器A及びBで形成された生成物を一緒にして
    からクロルメタン類が分離され、反応器Bに供給するた
    めに再mfJ5されることを4¥徴とする’l−’1許
    詩求の範囲筒1〜5項のいずれかに記載の方法。
JP59116811A 1983-06-10 1984-06-08 ポリクロルメタン類の製造方法 Granted JPS6069044A (ja)

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FR838309667A FR2547297B1 (fr) 1983-06-10 1983-06-10 Procede de fabrication de chloromethanes superieurs
FR8309667 1983-06-10

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JPS6069044A true JPS6069044A (ja) 1985-04-19
JPH0149333B2 JPH0149333B2 (ja) 1989-10-24

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ES (1) ES8505911A1 (ja)
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EP0128818A1 (fr) 1984-12-19
US4765876A (en) 1988-08-23
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