JPS6068021A - 浄水場における濾過池洗浄方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、浄水場の濾過池洗浄方式において、濾過池洗
浄装置の表洗水を濾過前の濁水と濾過後の清水を使用で
きるよう制御することにより、清水の低減を計る濾過池
洗浄方式に関する。

〔発明の背景〕

従来の濾過池洗浄方式は、河川等より取水した原水が沈
砂池、沈殿池を経て沖過池にて沢過され浄水池にて薬品
が注入される。この浄水池の清水ヲチ過池洗浄のために
使用しているため次のような欠点がある。

濾過池洗浄に使用される水は、浄水場の処理能力の３０
チが使用されるといわれ・処理した清水ｆ、濾過池洗浄
のために多量に使用されるのは不経済である。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、濾過池洗浄工程の表洗に使用される水
ｋＷ過前の濁水と涙過後の清水により、洗浄できる切換
装置及び切換回路を設置することにより、洗浄に使用す
る清水の低減を計る濾過池洗浄方式を提供することにあ
る。

〔発明の概要〕

本発明は・濾過池洗浄方式の表洗方式において・清水に
よる洗浄と濁水による洗浄が可能とするため・清水を給
水する清水洗浄高架タンク及び清水表洗弁と、濁水を給
水する濁水洗浄高架タンク及び濁水表洗弁を設置し、初
期表洗を濁水、後期表洗を清水で洗浄するよう制御する
ことにより、濾過池の洗浄水として使用される清水の低
減を計るようにしたことにある。

〔発明の実施例〕

以下に本発明の実施例を第１図及び第２図によって説明
する。第１図において、１は沈砂池、２は沈殿池、３は
濾過池、４は浄水池、５は配水、６は排水池、７は濁水
洗浄高架タンク・８は清水洗浄高架タンク・９は濾過池
流入弁、１０は浄水弁・１１は捨水弁、１２は排水弁、
１３は逆洗ポンプ、１４は逆洗弁、１５は清水表洗ポン
プ、１６は清水表洗弁、１７は濁水表洗ポンプ、１８は
濁水表洗弁・１９は濾過池Ｆ抗計、２０は洗浄開始回路
、２１は洗浄工程回路、２２は表洗弁切換回路である。

第２図は・洗浄開始回路２０．洗浄工程回路２１及び表
洗弁切換回路２２の詳細を示したものである。

かかる構成において、濾過時は、沈殿池２よシ濾過池流
入弁９を経て濾過池３に流入し、濾過され浄水弁１０を
経て浄水池４へ流入する。

一方、漣過池炉尻計１９によって炉尻を検出しその信号
を洗浄開始回路２ｏへ入力する。洗浄開始回路２０は、
炉尻が洗浄開始の水位に到達している場合と、予め設定
された濾過時間到達のＯＲ条件にて・洗浄開始するに必
要な洗浄条件を確認し、洗浄条件満足であれば、洗浄工
程回路２１に入力する。洗浄工程回路２１は、濾過池流
入弁９゜浄水弁１０に閉信号を・排水弁１２に開信号を
発し、それぞれ濾過池流入弁全開、浄水弁全閉、排水弁
全開と成ると共に表洗開始信号を表洗弁切換回路２２へ
入力する。表洗弁切換回路２２は、濁水表洗弁１８に開
信号を発し、濁水表洗弁を全開とし、初期表洗を実行さ
せ、一定時間後濁水表洗弁１８に閉信号を発し、濁水表
洗弁を全閉とすると共に清水表洗弁１６に開信号を発し
、清水表洗弁を全開とし、後期表洗を実行させる。又、
逆洗開始信号を洗浄工程回路２１に発する。洗浄工程回
路２１は、逆洗弁１４に開信号を発し、逆洗弁を全開と
し、逆洗を実行させる。

濾過池３に堆積した濁質物質の洗浄に必要な予め決めら
れた設定時間後、それぞれ洗浄工程回路２１及び表洗弁
切換回路２２より、逆洗弁１４及び清水表洗弁１Ｇに閉
信号を発し・それぞれ全閉とし、そのＡＮＤ争件により
、排水弁１２を全閉とし、洗浄工程を完了する。

従来の表洗方式は１表洗に使用する水は全て浄水池の清
水を使用し、その水量は、浄水場の処理能力の３０係を
使用するといわれ不経済である。

本方式によれば、濾過池洗浄に使用される水量の大半を
占める表洗水を、濾過前濁水ＰＰＭ＜濾過池内濁水ＰＰ
Ｍである濾過池内濁水を利用して。

初期表洗を行い・ある程度濁質物質を浮上させ。

その後浄水池の清水にて後期表洗及び逆洗を行うことに
より、濾過池洗浄に使用する浄水池の清水の低減を計る
ことができる。

〔発明の効果〕

本発明の濾過池洗浄方式によれば、初期表洗を濾過池前
の濁水を利用するよう制御する事により、洗浄水として
使用される浄水池の清水の低減が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
洗浄開始回路、洗浄工程回路及び表洗切換回路の詳細な
ブロック図である。 １・・・沈砂池・２・・・沈殿池、３・・・濾過池２４
・・・浄水池、５・・・配水、６・・・排泥池、７・・
・濁水洗浄高架タンク、８・・・清水洗浄高架タンク、
９・・・濾過池流入弁、１０・・・浄水弁・１１・・・
捨水弁、１２・・・排水弁、１３・・・逆洗ポンプ、１
４・・・逆洗弁・１５・・・清水表洗ポンプ、１６・・
・清水表洗弁、１７・・・濁水表洗ボンプ、１８・・・
濁水表洗弁、１９・・・濾過池沖抗計。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、沈殿池より流出する濁水を濾過するための濾過池と
   、濾過池を洗浄するための表洗弁、逆洗弁、排水弁、捨
   水弁類と、濾過池へ濁水を流入させるための濾過池流入
   弁と・濾過池にて濾過した清水を流出させるための浄水
   弁と、濾過池の涙抗を計測するための濾過池流入弁と、
   洗浄条件にて洗浄開始信号を発する洗浄開始回路と、あ
   る固定にて決められた前記表洗弁、逆洗弁、排水弁、捨
   水弁、ｐ過性流入弁、浄水弁類を動作させるための洗浄
   工程回路から成る濾過洗浄装置において、浄水池より給
   水した清水を貯わえる清水洗浄高架タンクと、沈殿池よ
   り給水した濁水を貯える濁水洗浄高架タンクを設置し、
   前記表洗弁の代用として、前記清水洗浄高架タンクに清
   水で表洗するための清水表洗弁と、前記濁水洗浄高架タ
   ンクに濁水で表洗するための濁水表洗弁を取付け、前記
   洗浄工程回路に前記清水表洗弁と前記濁水表洗弁の切換
   回路を設けることを特徴とする浄水場における濾過池洗
   浄方式。